JP2883810B2 - セルフスキャニング式商品販売データ処理装置 - Google Patents

セルフスキャニング式商品販売データ処理装置

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JP2883810B2
JP2883810B2 JP9261994A JP9261994A JP2883810B2 JP 2883810 B2 JP2883810 B2 JP 2883810B2 JP 9261994 A JP9261994 A JP 9261994A JP 9261994 A JP9261994 A JP 9261994A JP 2883810 B2 JP2883810 B2 JP 2883810B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、買物客自身が買上げ商
品をスキャニング登録するセルフスキャニング式商品販
売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセルフスキャニング式商品販売デ
ータ処理装置としては、定置式スキャナを含む操作部
と、搬入コンベア及び計量器を含む搬入・計量部と、搬
出コンベアを含む搬出部とを商品の流れ方向に配列して
設けるとともに、搬入・計量部と搬出部との近傍に電子
式キャッシュレジスタからなる精算部を設けたものが知
られている。(特開昭61−46591号公報等参照) かかる装置では、買物客自身が自己の買上商品を1品ず
つ定置式スキャナの読取り面上を通過させて商品コード
(バーコード)を読取らせた後、搬入・計量部の搬入コ
ンベアに載せる。そうすると、スキャナで読み取られた
商品コードが精算部に送信されるとともに、計量器で計
量された商品の実重量データが精算部に送信される。こ
れにより、精算部では商品コードに対応して予め設定さ
れた商品重量データと実重量データとが比較されて両重
量データの同一性が判定される。そして、両重量データ
が同一性有りと判定されたとき精算部で該当商品の販売
データが登録処理されるとともに、商品が搬入コンベア
及び搬出コンベアを通して搬出部から搬出される。
【0003】こうして、買物客が買上げ商品のスキャニ
ング登録を全て終了すると、精算部では買上げ商品の合
計が出力される。従って、キャッシャは精算部にて精算
業務だけを行えばよい。その後、買物客は搬出部から搬
出された商品を袋詰めすることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、セルフスキ
ャニングシステムの場合、買物客自身が定置式スキャナ
を作動させて買上げ商品をスキャニング登録するので、
スキャナで読取れなかったにも拘らず登録されたと勘違
いしてしまう操作ミスや、故意に登録をごまかすような
不正を防止することが重要課題となる。
【0005】従来は、登録された商品の実重量と設定重
量とを比較することで、上述したような操作ミスや不正
の発生を防止していた。しかしこの場合、商品重量を計
測するための計量器が必要で、設備コストの増大や大型
化が懸念される上、各商品の設定重量情報を予め記憶管
理しなければならず、情報管理が煩雑になるという欠点
があった。
【0006】そこで本発明は、設備コストの低減及び小
型化を図るとともに、煩雑な情報管理も不要にできる簡
易で実用性の高いセルフスキャニング式商品販売データ
処理装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1対応の発明
は、買物客自身が買上げ商品をスキャニング登録するた
めの商品情報読取手段が設けられた操作部と、この操作
部に対して商品移動方向の下流側に設けられ登録済の買
上げ商品を載置する登録済商品載置部と、操作部を挟ん
で客通路の反対側に設置され、商品情報読取手段により
読取られた商品情報を入力して買上げ商品の販売データ
を登録処理する精算部と、商品登録フラグの記憶手段
と、商品情報読取手段で買上げ商品の情報読取りが行わ
れたとき商品登録フラグをセットする商品登録フラグセ
ット手段と、操作部における商品情報読取手段の読取り
位置より下流側近傍に設けられた下流側物体センサと、
この下流側物体センサにより物体の通過が検知されると
商品登録フラグを調べる商品登録フラグ調査手段と、こ
の商品登録フラグ調査手段により商品登録フラグがセッ
トされていることを確認するとリセットする商品登録フ
ラグリセット手段と、商品登録フラグ調査手段により商
品登録フラグがリセットされていることを確認すると未
登録商品の通過を警報する未登録商品通過警報手段とを
備えたセルフスキャニング式商品販売データ処理装置で
ある。
【0008】また、本願請求項2対応の発明は、前記請
求項1対応の発明における下流側物体センサを複数とし
て商品移動方向に沿って配置し、これらの下流側物体セ
ンサのうち商品移動方向に対して最上流側のセンサから
順に下流側に向けて物体の通過が検知されると商品登録
フラグを調べ、セットされていることを確認するとリセ
ットし、リセットされていることを確認すると未登録商
品の通過を警報するようにしたものである。
【0009】さらに、本願請求項3対応の発明は、前記
請求項2対応の発明に、商品情報読取手段により買上げ
商品の情報読取りが行われた回数を計数する登録点数計
数手段と、複数の物体センサにより物体の通過が検知さ
れた回数を計数する通過点数計数手段と、これらの計数
手段の累計値をリアルタイムで表示する点数表示手段と
を設けたものである。
【0010】ここで、点数表示手段は、精算部を操作す
るキャッシャに対する表示器に登録点数累計値と通過点
数累計値とを表示し、客通路側の買物客に対する表示器
に登録点数累計値のみを表示するとよい。
【0011】また、本願請求項5対応の発明は、前記操
作部及び精算部と、操作部に対して商品移動方向の上流
側に設けられ未登録の買上げ商品を載置する未登録商品
載置部と、商品取出しフラグの記憶手段と、商品情報読
取手段で買上げ商品の情報読取りが行われたとき商品取
出しフラグをリセットする商品取出しフラグリセット手
段と、操作部における商品情報読取り手段の読取り位置
よりも上流側に設けられた上流側物体センサと、この上
流側物体センサにより物体の通過が検知されると商品取
出しフラグを調べる商品取出しフラグ調査手段と、この
商品取出しフラグ調査手段により商品取出しフラグがリ
セットされていることを確認するとセットする商品取出
しフラグセット手段と、商品取出しフラグ調査手段によ
り商品取出しフラグがセットされていることを確認する
と前に未登録商品載置部から取出した商品が未登録であ
ることを警報する未登録商品発生警報手段とを備えたセ
ルフスキャニング式商品販売データ処理装置である。
【0012】
【0013】
【作用】本願請求項1対応の発明においては、買物客自
身が操作部の客通路側にて未登録の買上げ商品を1品ず
つ商品情報読取り手段の読取り位置を通過させた後、下
流側の登録済商品載置部に載置する、という作業を繰り
返すことでスキャニング登録する。
【0014】このとき、商品情報読取り手段の読取り位
置を通過させた商品を登録済商品載置部に置くまでの間
に下流側物体センサによって物体(商品若しくは商品を
持つ買物客の手)の通過が検知される。そうすると、商
品登録フラグがセットされている場合には該フラグがリ
セットされ、リセットされている場合には当該商品が未
登録であることを示す警報が発せられる。
【0015】商品登録フラグがセットされるのは商品情
報読取手段で買上げ商品の情報読取りが行われたときで
ある。従って、スキャニング操作したにも関わらず商品
情報が読み取られなかった商品を登録済商品載置部の方
へ移動させたとき警報が発せられる。
【0016】また、本願請求項2対応の発明において
も、顧客自身によるスキャニング登録の操作は前記と同
様である。この発明の場合、商品情報読取手段の読取り
位置より下流側に商品移動方向に沿って設けられた複数
の下流側物体センサのうち、商品移動方向に対して最上
流側のセンサから順に下流側に向けて物体の通過が検知
されたとき、商品登録フラグがチェックされる。従っ
て、スキャニング操作したにも関わらず商品情報が読み
取られなかった商品を登録済商品載置部に移したとき警
報が発せられる。
【0017】なお、本願請求項3対応の発明において
は、商品情報読取手段により買上げ商品の情報読取りが
行われた回数が計数されるとともに、複数の下流側物体
センサにより物体の通過が検知された回数が計数され、
これらの商品登録回数及び物体の通過回数がリアルタイ
ムで表示される。
【0018】また、本願請求項5対応の発明において
も、顧客自身によるスキャニング登録の操作は前記と同
様である。本願請求項5対応の発明の場合、未登録商品
載置部から取出した商品を操作部における商品情報読取
り手段の読取り位置を通過させるまでの間に上流側物体
センサによって物体(商品若しくは商品を持つ買物客の
手)の通過が検知される。
【0019】ここで、本願請求項5対応の発明において
は、商品取出しフラグがリセットされている場合には該
フラグがセットされ、セットされている場合には前に操
作した商品が未登録であることを示す警報が発せられ
る。
【0020】商品取出しフラグがリセットされるのは商
品情報読取手段で買上げ商品の情報読取りが行われたと
きである。従って、その前にスキャニング操作した商品
の情報が読み取られなかったにも関わらず次の商品のス
キャニング操作を行おうとすると警報が発せられる。
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。始めに、商品情報読取り手段の下流側に物体
センサを設けたセルフスキャニング式商品販売データ処
理装置の実施例(以下、第1の実施例と称する)につい
て図1乃至図5を用いて説明する。
【0024】図1はこの第1の実施例の全体構成を示す
平面図であって、2台のチェックアウトカウンタ1a,
1bを並列配設し、その中間に2台の電子式キャッシュ
レジスタ(以下、ECRと略称する)2a,2bからな
る精算部2を配設した、いわゆる2レーン方式のセルフ
スキャニング式商品販売データ処理装置を示している。
【0025】各チェックアウトカウンタ1a,1bは、
それぞれ操作部3を挟んで商品移動方向(図中矢印A方
向)の上流側に未登録の買上げ商品を載置する未登録商
品載置部としての第1カウンタ4を設け、下流側に登録
済の買上げ商品を載置する登録済商品載置部としての第
2カウンタ5を設けたもので、このチェックアウトカウ
ンタ1a,1bの外側に買物客6が移動する客通路(チ
ェックアウトレーン)7a,7bが形成される。
【0026】第1カウンタ4及び第2カウンタ5はいず
れも操作部3より低くなっており、これらのカウンタ
4,5に店備え付けの買い物籠8を載せると、籠8の上
部が操作部3の高さとほぼ一致するようになっている。
また、両カウンタ4,5の内側にはそれぞれ側板4a,
5aがそれぞれ立設されており、籠8が精算部2側に落
ちないように工夫されている。
【0027】前記操作部3には、商品に付されたバーコ
ードを光学的に読取る商品情報読取手段としての定置式
スキャナ9が第1カウンタ4に近い側に埋設されてい
る。また、この定置式スキャナ9の読取り面と同一面上
でかつ当該読取り面より下流側に商品移動方向Aに沿っ
て2つの下流側物体センサ10,11(以下、第1の物
体センサ71及び第2の物体センサ72と称する)が固
定されている。
【0028】これらのセンサ10,11はいずれも光り
反射型のセンサであって、物体がセンサ直上を通過する
とセンサオン信号を発生するものである。因みに、第1
の物体センサ10は定置式スキャナ9の下流側近傍に固
定されており、第2の物体センサ11は第2カウンタ5
側の縁部近傍に固定されている。
【0029】前記精算部2を構成するECR2a,2b
は、それぞれキーボード21、キャッシャ用表示器2
2、客用表示器23、レシート/ジャーナルプリンタ2
4、タッチスキャナ25及びドロワ26を設けて構成さ
れたもので、1人のキャッシャ27が2台を操作する。
【0030】キーボード21は、買物客からの預かり金
額を入力するテンキーや代金支払い方法別に設けられた
登録締めキー等の登録業務用キーを配設したECR専用
キーボードである。
【0031】キャッシャ用表示器22は、図3(a)に
示すように販売商品の品名等を表示する品名表示部31
と、販売商品の値段や1取引の合計金額等を表示するた
めの金額表示部32と、1取引にてスキャニング登録さ
れた商品の点数を表示する登録点数表示部33と、1取
引の間に前記物体センサ10,11により物体の通過が
検知された回数を表示する通過点数表示部34とを備え
たものである。
【0032】一方、客用表示器23は、図3(b)に示
すように品名表示部35,金額表示部36及び登録点数
表示部37を備え、通過点数表示部は除かれている。
【0033】図2はこの第1の実施例における1レーン
分の制御回路構成を示すブロック図である。ECR2a
(2b)は、制御部本体を構成するCPU(中央処理装
置)41、このCPU41が実行するプログラム等の固
定的データが予め格納されたROM(リード・オンリ・
メモリ)42、商品販売データを登録処理するための売
上登録ファイルや各種演算に使用されるワークエリア等
が形成されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)4
3、前記キーボード21を制御するキーボードコントロ
ーラ44、前記タッチスキャナ25を制御するスキャナ
コントローラ45、前記レシート/ジャーナルプリンタ
24を制御するプリンタコントローラ46、前記キャッ
シャ用及び客用の各表示器22,23をそれぞれ制御す
る表示器コントローラ47、前記ドロワ26の開閉を制
御するドロワコントローラ48及び入出力インタフェー
ス49等を有しており、これらをバスライン50で相互
に接続している。
【0034】前記入出力インタフェース49には、前記
操作部3の定置式スキャナ9と、前記第1,第2の物体
センサ10,11からの信号S1.S2を入力するセン
サ入力回路51と、警報用のブザー52を鳴動させるブ
ザー駆動回路53とが接続されている。
【0035】前記RAM43には、特に図4に示すよう
に登録中フラグF1及び商品登録フラグF2の各フラグ
メモリ61,62と、登録点数カウンタM及び通過点数
カウンタNのカウンタメモリ63,64とが形成されて
いる。
【0036】登録中フラグF1は一人の買物客が買い上
げる商品の登録が開始されたときセット“1”され、全
商品の登録が終了したときリセット“0”されるもので
ある。商品登録フラグF2は1商品のスキャニング登録
が行われたときセットされ、その商品が第2カウンタ5
に移動されたときリセットされるもので、フラグメモリ
62は商品登録フラグの記憶手段を構成する。
【0037】登録点数カウンタMは1取引にてスキャニ
ング登録された商品の点数を計数するもので、登録点数
計数手段を構成する。通過点数カウンタNは1取引の間
に前記物体センサ10,11により物体の通過が検知さ
れた回数を計数するもので、通過点数計数手段を構成す
る。
【0038】しかして、前記CPU41は、特に図5
(a)及び(b)に示す処理をいずれも実行可能なよう
にプログラム制御されている。
【0039】すなわち、CPU41は、図5(a)に示
すように、ST(ステップ)1として商品登録が行われ
るのを待機している。そして、定置式スキャナ9によっ
て販売商品に付されているバーコードが読み取られ、こ
のバーコードデータを入出力インタフェース49を介し
て入力すると、商品登録有りを判断し、ST2として前
記登録中フラグF1を調べる。ここで、この登録中フラ
グF1が“0”にリセットされている場合には、1顧客
が買上げる商品の最初の登録なので、上記登録中フラグ
F1を“1”にセットするとともに、登録点数カウンタ
M及び通過点数カウンタNを“0”にクリアする。登録
中フラグF1がすでにセットされている場合には、2点
目以降の登録なので、上記処理は行わない。
【0040】次に、CPU41はST3として商品登録
フラグF2を“1”にセットする(商品登録フラグセッ
ト手段)。
【0041】また、通常の商品販売データ登録処理を実
行する。具体的には、定置式スキャナ9にて読み取られ
たバーコードをもとに販売商品の販売データを取得し、
RAM43の売上登録ファイルに登録処理する。また、
販売商品の品名及び金額をキャッシャ用表示器22の表
示部31,32にそれぞれ表示させるとともに、客用表
示器23の表示部35,36にも表示させる。さらに、
販売商品の品名,単価,販売点数,金額等をプリンタ2
4によりレシート用紙及びジャーナル用紙に印字出力す
る。
【0042】次に、CPU41は前記登録点数カウンタ
Mを+1だけカウントアップする。そして、この登録点
数カウンタMのカウント値をキャッシャ用表示器22の
表示部33及び客用表示器23の表示部37に表示させ
るとともに、通過点数カウンタNのカウント値のキャッ
シャ用表示器22における表示部34への表示を維持す
る(点数表示手段)。しかる後、この処理の開始に戻
る。
【0043】またCPU41は、図5(b)に示すよう
に、ST4として第1の物体センサ10によって直上を
通過する物体が検知されるのを待機している。そして、
第1の物体センサ10からセンサオン信号S1が入力さ
れ、物体の通過が検知されると、ST5として第2の物
体センサ11によって直上を通過する物体が検知される
のを待機する。そして、客が商品を持った手を第1のセ
ンサ10の位置から第2の物体センサ11の位置まで移
動させるのに必要十分な時間に相当する時間内に第2の
物体センサ11からセンサオン信号S2が入力され、物
体の通過が検知されると、ST6として前記商品登録フ
ラグF2を調べる(商品登録フラグ調査手段)。
【0044】ここで、同フラグF2がセットされている
場合には、定置式スキャナ9でバーコードが読み取られ
た商品が第1の物体センサ10の上を通過し、さらに第
2の物体センサ11の上を通過した、すなわち商品が下
流側に向けて移動したと認識できるので、ST7として
通過点数カウンタNを+1だけカウントアップする。そ
して、この通過点数カウンタNのカウント値をキャッシ
ャ用表示器22の表示部34に表示させるとともに、登
録点数カウンタMのカウント値のキャッシャ用表示器2
2における表示部33及び客用表示器23における表示
部37への表示を維持する(点数表示手段)。
【0045】その後、前記商品登録フラグF2を“0”
にリセットする(商品登録フラグリセット手段)。しか
る後、この処理の開始に戻る。
【0046】一方、ST6にて商品登録フラグF2が
“0”にリセットされている場合には定置式スキャナ9
でバーコードが読み取られなかった商品が第1の物体セ
ンサ10の上を通過し、さらに第2の物体センサ11の
上を通過したと認識できるので、ST8としてブザーO
N信号を入出力インタフェース49を通じてブザー駆動
回路53に一定時間供給する(未登録商品通過警報手
段)。
【0047】そして、一定時間供給したならば、ブザー
ON信号の供給を停止して、この処理の開始に戻る。
【0048】また、ST5にて所定時間内に第2の物体
センサ11によって物体の通過が検出されなかったとき
には、第1の物体センサ10の上を通過した物体がバー
コード読取り操作を行った商品若しくはそれを持つ手で
はないと認識できるので、この処理の開始に戻る。
【0049】このように構成された第1の実施例のセル
フスキャニングシステムにおいては、客は自身が買上げ
る商品または商品を入れた買い物籠8を第1カウンタ4
上においた後、1品ずつ手に持ちバーコード部分を定置
式スキャナ9の読取り面に向けた状態で、第1カウンタ
4から第2カウンタ5まで移動させる。
【0050】そうすると、その商品のバーコードが定置
式スキャナ9で読み取られ、また第1の物体センサ1
0,第2の物体センサ11の順で物体(商品若しくはそ
れを持った手)の移動が検知されるので、図5(a)及
び(b)に示すプログラム処理により、登録点数カウン
タM及び通過点数カウンタNのカウント値がそれぞれ+
1ずつカウントアップする。また、定置式スキャナ9で
読み取られたバーコードに基づいて当該商品の販売デー
タが登録処理される。
【0051】これに対し、例えばバーコード部分が読取
り面に向けられておらず定置式スキャナ9でバーコード
が読取られないまま第2カウンタ5まで商品を移動させ
た場合には、ブザー52が一定時間鳴動して注意が喚起
される。
【0052】従って、客はバーコードが読み取られなか
った操作ミスに気が付くので、商品登録をやり直すこと
になる。キャッシャ27はブザー音が聞こえたならば客
が商品登録をやり直しするのを確認すればよい。これに
より、客が意図的にバーコードを読取りをごまかし、商
品登録のやり直しをしないような不正は、キャッシャ2
7によって容易に発見でき、防止可能である。
【0053】なお、客が第1カウンタ4上の商品を操作
部3の上を通過させずに第2カウンタ5まで移動させる
不正は可能だが、このような不正は客の動作からキャッ
シャ27の目視によって容易に発見できるので、問題に
はならない。
【0054】このように第1の実施例によれば、定置式
スキャナ9の下流側に2つの物体センサ10,11を商
品移動方向に沿って配設しただけの簡単な構成で、スキ
ャナ9でバーコードが読取られなかったにも拘らず客が
スキャニング登録されたと勘違いしてしまう操作ミス
や、故意に登録をごまかすような不正を防止できる信頼
性の高いセルフスキャニングシステムを実現できる。従
って、従来の重量比較を利用したシステムに比較して計
量器や搬送コンベア等を不要にでき、設備コストの低減
及び設置スペースの省スペース化を図り得る。
【0055】また、重量情報等のように特殊な商品情報
も管理不要なので、情報の管理面で煩わしさを感じるこ
ともない。
【0056】さらに、第1の実施例では先ず第1の物体
センサ10の上を物体が通過し、続いて所定時間内に第
2の物体センサ11の上を物体が通過したときバーコー
ドの読取り有無を判別し、読取り無しの場合にのみブザ
ーによって警報を発するように構成されている。
【0057】従って、第2カウンタ5に商品を移動させ
た手を第1カウンタ4まで戻す際に操作部3の上を商品
移動方向Aとは反対方向に移動させる場合があり、この
場合もバーコードの読取りが行われていない状態で第2
の物体センサ11、第1の物体センサ10の順で物体の
通過が検知されるが、このときにはブザー52は鳴動せ
ず、警報が誤動作することはない。
【0058】また、第1の実施例では1客のセルフスキ
ャニングによる商品の登録点数と、第1,第2の物体セ
ンサ10,11上の物体の通過点数とをそれぞれカウン
タM,Nで計数し、そのカウント値をキヤッシャ用表示
器22にリアルタイムで表示出力している。
【0059】従って、キャッシャは両方のカウント値が
一致している場合には登録が正常に行われていると判断
できる。一方、例えば登録点数が通過点数より大きくな
った場合には、二重登録等の操作ミスがあったと判断で
きる。
【0060】また、客用表示器23には登録点数が表示
されるので、客はその表示点数と実際に第2カウンタ5
へ移動させた商品の数とからセルフ登録の正当性及び登
録漏れの有無等を容易に判断できる。
【0061】なお、前記第1の実施例では定置式スキャ
ナ9の下流側に2つの物体センサ10,11を商品移動
方向に沿って配設したが、3つ以上の物体センサを商品
移動方向に沿って順に配設し、商品移動方向上流側のセ
ンサから順に物体移動が検知された場合に限り定置式ス
キャナ9によるバーコード読取りが行われているか否か
を判断し、行われている場合には通過点数をカウントア
ップし、行われていない場合には警報を発するようにし
ても本発明と同等な効果を奏し得る。
【0062】また、図6に示すように定置式スキャナ9
の下流側近傍だけに物体センサ10を設け、図7に示す
ようにこの物体センサ10が物体通過を検知したとき
(ST1のYES)、定置式スキャナ9によるバーコー
ド読取りが行われているか否かを判断し(ST6)、行
われている場合には通過点数をカウントアップし(ST
7)、行われていない場合には警報を発する(ST8)
ようにしても、第2カウンタ5に商品を移動させた手を
第1カウンタ4まで戻す際に警報の誤動作が発生され易
い懸念はあるものの、簡易型のセルフスキャニングシス
テムとしては十分に実用に供することができる。
【0063】次に、商品情報読取り手段の上流側に物体
センサを設けたセルフスキャニング式商品販売データ処
理装置の実施例(以下、第2の実施例と称する)につい
て図8乃至図12を用いて説明する。なお、前記第1の
実施例と同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省
略する。
【0064】図8はこの第2の実施例の全体構成を示す
平面図であって、第1の実施例と異なる点は、操作部3
における商品情報読取り手段としての定置式スキャナ9
の上流側に、商品移動方向Aに沿って2つの上流側物体
センサ71,72(以下、第3の物体センサ71及び第
4の物体センサ72と称する)が固定され、下流側物体
センサ10,11を省いた点である。
【0065】これらの上流側物体センサ71,72も下
流側物体センサ10,11と同様に光り反射型のセンサ
であって、物体がセンサ直上を通過するとセンサオン信
号を発生するものである。因みに、第3の物体センサ7
1は第1カウンタ4側の縁部近傍に固定され、第4の物
体センサ72は定置式スキャナ9の上流側近傍に固定さ
れている。
【0066】そして、図9に示すように、前記第3の物
体センサ71からの信号S3と第4の物体センサ72か
らの信号S4はセンサ入力回路51に入力される。ま
た、定置式スキャナ9に対してCPU41からイネーブ
ル信号enを供給するようにしており、定置式スキャナ
9はこのイネーブル信号enがオンの状態のときのみバ
ーコードの読取り動作を行う。
【0067】さらに、RAM43には、特に図10に示
すように商品取出しフラグF3のフラグエリア65が形
成されている。この商品取出しフラグF3は商品が第1
カウンタ4から取出されたときセットされ、操作部3の
スキャナ9によりバーコードの読取りが行われたときリ
セットされるフラグであって、フラグメモリ65は商品
取出しフラグの記憶手段を構成する。
【0068】しかして、前記CPU41は、特に図11
及び図12に示す処理をいずれも実行可能なようにプロ
グラム制御されている。
【0069】すなわちCPU41は、図11に示すよう
に、ST11として第3の物体センサ71によって直上
を通過する物体が検知されるのを待機している。そし
て、第3の物体センサ71からセンサオン信号S3が入
力され、物体の通過が検知されると、ST12として第
4の物体センサ72によって直上を通過する物体が検知
されるのを待機する。そして、客が商品を持った手を第
3のセンサ71の位置から第4の物体センサ72の位置
まで移動させるのに必要十分な時間に相当する時間内に
第4の物体センサ72からセンサオン信号S4が入力さ
れ、物体の通過が検知されると、ST13として前記商
品取出しフラグF3を調べる(商品取出しフラグ調査手
段)。
【0070】ここで、同フラグF3が“0”にリセット
されている場合には、前回スキャニング操作された商品
のバーコードが定置式スキャナ9で正しく読み取られて
いるので、ST14として前記商品取出しフラグF3を
“1”にセットする(商品取出しフラグセット手段)。
【0071】次いで、ST15として前記定置式スキャ
ナ9に対するイネーブル信号enをオンし、定置式スキ
ャナ9のバーコード読取り動作を許可したならば、この
処理の開始に戻る。
【0072】一方、ST13にて商品取出しフラグF3
が“1”にセットされている場合には、前回スキャニン
グ操作された商品のバーコードが定置式スキャナ9で正
しく読み取られなかったにも拘らず、次の商品のスキャ
ニング操作を開始したので、ST16としてブザーON
信号を入出力インタフェース49を通じてブザー駆動回
路53に一定時間供給するとともに、キャッシャ用表示
器22及び客用表示器23の例えば名称表示部31,3
5に、前の商品が未登録であり登録のやり直しを促すメ
ッセージを表示する。(未登録商品発生警報手段)。
【0073】その後、ST17としてキーボード21の
クリアキーが操作入力されたならば、ST18としてブ
ザーON信号の供給を停止するとともに、メッセージの
出力を停止する。しかる後、ST19として商品取出し
フラグF3を“0”にリセットしたならば、この処理の
開始に戻る。
【0074】また、ST12にて所定時間内に第4の物
体センサ72によって物体の通過が検出されなかったと
きには、第3の物体センサ71の上を通過した物体がバ
ーコード読取り操作を行うための商品若しくはそれを持
つ手ではないと認識できるので、この処理の開始に戻
る。
【0075】またCPU41は、図12に示すように、
ST20として商品登録が行われるのを待機している。
そして、定置式スキャナ9によって販売商品に付されて
いるバーコードが読み取られ、このバーコードデータを
入出力インタフェース49を介して入力すると、商品登
録有りを判断し、ST21として前記商品取出しフラグ
F3を“0”にリセットする(商品取出しフラグリセッ
ト手段)。
【0076】次いで、前記第1の実施例と同様に通常の
商品販売データ登録処理を実行する。しかる後、ST2
2として前記定置式スキャナ9に対するイネーブル信号
enをオフし、定置式スキャナ9のバーコード読取り動
作を禁止したならば、この処理の開始に戻る。
【0077】このように構成された第2の実施例のセル
フスキャニングシステムにおいても、客は自身が買上げ
る商品または商品を入れた買い物籠8を第1カウンタ4
上においた後、1品ずつ手に持ちバーコード部分を定置
式スキャナ9の読取り面に向けた状態で、第1カウンタ
4から第2カウンタ5まで移動させることにより、スキ
ャニング操作する。なお、最初の商品のスキャニング操
作時には、商品取出しフラグF3をリセットされている
ものとする。
【0078】そうすると、第1カウンタ4から取出され
た最初の商品若しくはその商品を持つ客の手が第3の物
体センサ71及び第2の物体センサ72の順で検出され
るので、図11に示すプログラム処理(ST11,1
2,13,14,15)により、商品取出しフラグF3
がセットされるとともに、イネーブル信号enがオンし
て、定置式スキャナ9によるバーコード読取り動作が可
能となる。
【0079】これにより、当該商品のバーコードが定置
式スキャナ9で読取られ、図12に示すプログラム処理
によりそのバーコードに基づいて当該商品の販売データ
が登録処理される。また、前記商品取出しフラグF3が
リセットされるとともに、イネーブル信号enがオフし
て、定置式スキャナ9によるバーコード読取り動作が禁
止となる。
【0080】次いで、この客が2点目の商品のスキャニ
ング操作を開始すると、1点目の場合と同様にして商品
販売データの登録処理が行われる。
【0081】これに対し、例えば1点目のスキャニング
操作の際に、商品のバーコード部分が定置式スキャナ9
の読取り面に向けられておらずバーコードが読取られな
いまま第2カウンタ5まで商品が移動した場合には、前
記商品取出しフラグF3がセットされたままである。
【0082】この状態で、客が2点目の商品のスキャニ
ング操作を開始すると、図11のプログラム処理(ST
11,12,13,16,17,18,19)によりブ
ザー52が鳴動するとともに、キャッシャ用表示器22
及び客用表示器23の例えば名称表示部31,35に、
前の商品が未登録であり登録のやり直しを促すメッセー
ジが表示されて、2点目以降の商品を登録できなくな
る。
【0083】このような場合には、客とキャッシャの双
方が1点目の商品の登録ミスを確認した上で、キャッシ
ャはキーボード21のクリアキーを操作入力する。そう
すると、前記商品取出しフラグF3がリセットされてス
キャニング操作可能となるので、1点目から商品の登録
をやり直せばよい。
【0084】このように第2の実施例によれば、定置式
スキャナ9の上流側に2つの物体センサ71,72を商
品移動方向に沿って配設しただけの簡単な構成で、スキ
ャナ9でバーコードが読取れなかったにも拘らず客がス
キャニング登録されたと勘違いしてしまい、次の商品の
登録を行おうとする操作ミスや、故意に登録をごまかす
ような不正を防止できる信頼性の高いセルフスキャニン
グシステムを実現できる。従って、前記第1の実施例と
同様な効果を奏し得る。
【0085】また、この第2の実施例では、定置式スキ
ャナ9によってバーコードが読取られた商品販売データ
の登録処理が行われると、イネーブル信号enを一旦オ
フして定置式スキャナ9におけるバーコード読取り動作
を禁止し、その後、次の商品若しくはその商品を持つ手
が第3の物体センサ71及び第4の物体センサ72の順
で検知されると、イネーブル信号enをオンしてバーコ
ード読取り動作を可能にしている。従って、第1カウン
タ4から取り出した商品を第3の物体センサ71及び第
4の物体センサ72の上を通さないで定置式スキャナ9
の読取り面上に移動させても、バーコードは読取られな
い。
【0086】従って、客は買上商品をセルフスキャニン
グ登録のために第1カウンタ4から第2カウンタ5まで
移動させる場合には、常にキャッシャが確認可能なカウ
ンタの上に商品を持った手を出していなければならない
ので、不正がしずらくなる利点もある。
【0087】なお、前記第2の実施例では定置式スキャ
ナ9の上流側に2つの物体センサ71,72を商品移動
方向に沿って配設したが、1つの物体センサを定置式ス
キャナ9の上流側に設けただけであってもよい。
【0088】また、3つ以上の物体センサを商品移動方
向に沿って順に配設し、商品移動方向上流側のセンサか
ら順に物体移動が検知された場合に限り商品取出しフラ
グF3がリセットされているか否かを判断し、セットさ
れている場合には警報を発するようにしても本発明と同
等な効果を奏し得る。また、物体センサを3つ以上にし
た場合には物体(商品若しくはそれを持っている手)の
動きをより把握できる詳細に検知できるので、信頼性を
一層向上できる利点がある。
【0089】なお、未登録商品発生の警報手段はブザー
とメッセージ表示の両方に限定されるものではなく、ブ
ザー音のみ、若しくはメッセージ表示のみであってもよ
い。また、音声合成器を組み込むことによってメッセー
ジを音声出力するようにしてもよい。このことは前記第
1の実施例における未登録商品通過警報手段にも適用で
きる。
【0090】次に、商品情報読取り手段の上流側及び下
流側にそれぞれ物体センサを設けたセルフスキャニング
式商品販売データ処理装置の実施例(以下、第3の実施
例と称する)について図13乃至図16を用いて説明す
る。なお、前記第1及び第2の実施例と同一部分には同
一符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0091】図13はこの第3の実施例の全体構成を示
す平面図であって、第1及び第2の実施例と異なる点
は、操作部3における商品情報読取り手段としての定置
式スキャナ9の下流側に商品移動方向Aに沿って2つの
下流側物体センサ10,11(第1の実施例における第
1の物体センサ10及び第2の物体センサ11)が固定
されるとともに、前記定置式スキャナ9の上流側に商品
移動方向Aに沿って2つの上流側物体センサ71,72
(第2の実施例における第3の物体センサ71及び第4
の物体センサ72)が固定されている点である。
【0092】そして、これらのセンサ10.11.7
1,72からの信号S1,S2,S3,S4は、前記セ
ンサ入力回路51に入力される。
【0093】なお、RAM43には図4に示す登録中フ
ラグF1及び商品登録フラグF2の各フラグメモリ6
1,62と、登録点数カウンタM及び通過点数カウンタ
Nのカウンタメモリ63,64とが形成されており、図
10に示す商品取出しフラグF3のフラグメモリ65は
形成されていない。
【0094】しかして、前記CPU41は、特に図1
4,図15及び図16に示す処理をいずれも実行可能な
ようにプログラム制御されている。
【0095】すなわちCPU41は、図14に示すよう
に、ST31として第3の物体センサ71によって直上
を通過する物体が検知されるのを待機している。そし
て、第3の物体センサ71からセンサオン信号S3が入
力され、物体の通過が検知されると、ST32として第
4の物体センサ72によって直上を通過する物体が検知
されるのを待機する。そして、客が商品を持った手を第
3のセンサ71の位置から第4の物体センサ72の位置
まで移動させるのに必要十分な時間に相当する時間内に
第4の物体センサ72からセンサオン信号S4が入力さ
れ、物体の通過が検知されると、ST33として前記商
品登録フラグF2を調べる(商品登録フラグ調査手
段)。
【0096】ここで、同フラグF2が“0”にリセット
されている場合には、前回スキャニング操作された商品
のバーコードが定置式スキャナ9で正しく読み取られた
後、第2カウンタ5に移されたので、ST34として前
記定置式スキャナ9に対するイネーブル信号enをオン
し、定置式スキャナ9のバーコード読取り動作を許可し
たならば、この処理の開始に戻る。
【0097】一方、ST33にて商品登録フラグF2が
“1”にセットされている場合には、前回スキャニング
操作された商品のバーコードが定置式スキャナ9で正し
く読み取られなかったか、あるいは正しく読取られたが
第2カウンタ5に移されなかったにも拘らず、次の商品
のスキャニング操作を開始したので、ST35としてブ
ザーON信号を入出力インタフェース49を通じてブザ
ー駆動回路53に一定時間供給するとともに、キャッシ
ャ用表示器22及び客用表示器23の例えば名称表示部
31,35に、前の商品が未登録であり登録のやり直し
を促すメッセージを表示する(未登録商品発生警報手
段)。
【0098】その後、ST36としてキーボード21の
クリアキーが操作入力されたならば、ST37としてブ
ザーON信号の供給を停止するとともに、メッセージの
出力を停止する。しかる後、ST38として商品登録フ
ラグF2を“0”にリセットしたならば、この処理の開
始に戻る。
【0099】また、ST32にて所定時間内に第4の物
体センサ72によって物体の通過が検出されなかったと
きには、第3の物体センサ71の上を通過した物体がバ
ーコード読取り操作を行うための商品若しくはそれを持
つ手ではないと認識できるので、この処理の開始に戻
る。
【0100】またCPU41は、図15に示すように、
ST39として商品登録が行われるのを待機している。
そして、定置式スキャナ9によって販売商品に付されて
いるバーコードが読み取られ、このバーコードデータを
入出力インタフェース49を介して入力すると、商品登
録有りを判断し、ST40として前記登録中フラグF1
を調べる。ここで、この登録中フラグF1が“0”にリ
セットされている場合には、1顧客が買上げる商品の最
初の登録なので、上記登録中フラグF1を“1”にセッ
トするとともに、登録点数カウンタM及び通過点数カウ
ンタNを“0”にクリアする。登録中フラグF1がすで
にセットされている場合には、2点目以降の登録なの
で、上記処理は行わない。
【0101】次に、CPU41はST41として商品登
録フラグF2を“1”にセットする(商品登録フラグセ
ット手段)。
【0102】次に、第1及び第2の実施例と同様に通常
の商品販売データ登録処理を実行する。また、前記登録
点数カウンタMを+1だけカウントアップする。そし
て、この登録点数カウンタMのカウント値をキャッシャ
用表示器22の表示部33及び客用表示器23の表示部
37に表示させるとともに、通過点数カウンタNのカウ
ント値のキャッシャ用表示器22における表示部34へ
の表示を維持する。
【0103】しかる後、ST42として前記定置式スキ
ャナ9に対するイネーブル信号enをオフし、定置式ス
キャナ9のバーコード読取り動作を禁止したならば、こ
の処理の開始に戻る。
【0104】さらにCPU41は、図16に示すよう
に、ST43として第1の物体センサ10によって直上
を通過する物体が検知されるのを待機している。そし
て、第1の物体センサ10からセンサオン信号S1が入
力され、物体の通過が検知されると、ST44として第
2の物体センサ11によって直上を通過する物体が検知
されるのを待機する。そして、客が商品を持った手を第
1のセンサ10の位置から第2の物体センサ11の位置
まで移動させるのに必要十分な時間に相当する時間内に
第2の物体センサ11からセンサオン信号S2が入力さ
れ、物体の通過が検知されると、ST45として前記商
品登録フラグF2を調べる。
【0105】ここで、同フラグF2がセットされている
場合には、定置式スキャナ9でバーコードが読み取られ
た商品が第1の物体センサ10の上を通過し、さらに第
2の物体センサ11の上を通過した、すなわち商品が下
流側に向けて移動したと認識できるので、ST46とし
て通過点数カウンタNを+1だけカウントアップする。
そして、この通過点数カウンタNのカウント値をキャッ
シャ用表示器22の表示部34に表示させるとともに、
登録点数カウンタMのカウント値のキャッシャ用表示器
22における表示部33及び客用表示器23における表
示部37への表示を維持する。
【0106】その後、ST47として前記商品登録フラ
グF2を“0”にリセットする(商品登録フラグリセッ
ト手段)。しかる後、この処理の開始に戻る。
【0107】一方、ST45にて商品登録フラグF2が
“0”にリセットされている場合には定置式スキャナ9
でバーコードが読み取られなかった商品が第1の物体セ
ンサ10の上を通過し、さらに第2の物体センサ11の
上を通過したと認識できるので、ST48としてブザー
ON信号を入出力インタフェース49を通じてブザー駆
動回路53に一定時間供給する。
【0108】そして、一定時間供給したならば、ブザー
ON信号の供給を停止して、この処理の開始に戻る。
【0109】また、ST44にて所定時間内に第2の物
体センサ11によって物体の通過が検出されなかったと
きには、第1の物体センサ10の上を通過した物体がバ
ーコード読取り操作を行った商品若しくはそれを持つ手
ではないと認識できるので、この処理の開始に戻る。
【0110】このように構成された第3の実施例のセル
フスキャニングシステムにおいても、客は自身が買上げ
る商品または商品を入れた買い物籠8を第1カウンタ4
上においた後、1品ずつ手に持ちバーコード部分を定置
式スキャナ9の読取り面に向けた状態で、第1カウンタ
4から第2カウンタ5まで移動させることにより、スキ
ャニング操作する。なお、最初の商品のスキャニング操
作時には、登録中フラグF1,商品登録フラグF2はリ
セットされているものとする。
【0111】そうすると、第1カウンタ4から取出され
た最初の商品若しくはその商品を持つ客の手が第3の物
体センサ71及び第2の物体センサ72の順で検出され
るので、図14に示すプログラム処理(ST31,3
2,33,34)によりイネーブル信号enがオンし
て、定置式スキャナ9によるバーコード読取り動作が可
能となる。
【0112】これにより、当該商品のバーコードが定置
式スキャナ9で読取られ、図15に示すプログラム処理
により、定置式スキャナ9で読取られたバーコードに基
づいて当該商品の販売データが登録処理されるととも
に、前記商品登録フラグF2がセットされる。また、イ
ネーブル信号enがオフして、定置式スキャナ9による
バーコード読取り動作が禁止となる。
【0113】次いで、第1の物体センサ10,第2の物
体センサ11の順で物体(商品若しくはそれを持った
手)の移動が検知されるので、前記商品登録フラグF2
がリセットされる。
【0114】次いで、この客が2点目の商品のスキャニ
ング操作を開始すると、1点目の場合と同様にして商品
販売データの登録処理が行われる。
【0115】これに対し、例えば1点目のスキャニング
操作の際に、商品のバーコード部分が定置式スキャナ9
の読取り面に向けられておらずバーコードが読取られな
いまま第2カウンタ5まで商品を移動させた場合には、
前記商品取出しフラグF3がセットされたままである。
【0116】このとき未登録商品の通過を警告するブザ
ー音が鳴動するが、この警告を無視して客が2点目の商
品のスキャニング操作を開始すると、図14のプログラ
ム処理(ST31,32,33,35,36,37,3
8)によりブザー52が鳴動するとともに、キャッシャ
用表示器22及び客用表示器23の例えば名称表示部3
1,35に、前の商品が未登録であり登録のやり直しを
促すメッセージが表示されて、2点目以降の商品を登録
できなくなる。
【0117】このような場合には、第2の実施例と同様
に客とキャッシャの双方が1点目の商品の登録ミスを確
認した上で、キャッシャはキーボード21のクリアキー
を操作入力する。そうすると、前記商品取出しフラグF
3がリセットされてスキャニング操作可能となるので、
1点目から商品の登録をやり直せばよい。
【0118】このように第3の実施例においても、第1
及び第2の実施例と同様にスキャナ9でバーコードが読
取れなかったにも拘らず客がスキャニング登録されたと
勘違いしてしまい、次の商品の登録を行おうとする操作
ミスや、故意に登録をごまかすような不正を防止できる
信頼性の高いセルフスキャニングシステムを実現でき
る。
【0119】なお、前記第1乃至第3の実施例では、操
作部を挟んで上流側に未登録商品載置部として第1カウ
ンタ4を、下流側に登録済商品載置部として第2カウン
タ5を設けたが、操作部を縦型とし、第1カウンタ4と
第2カウンタ5とが連通したシステムであってもよい。
また、第1カウンタ4の代りに買物用カートを未登録商
品載置部として用いてもよい。同様に第2カウンタ5の
代りに登録済商品載置部として上記買物用カートや自動
袋詰め機等を用いても本発明の効果は奏し得る。
【0120】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、設
備コストの低減及び小型化を図るとともに、煩雑な情報
管理も不要にできる簡易で実用性の高いセルフスキャニ
ング式商品販売データ処理装置を提供できる。
【0121】また、登録点数及び通過点数の各累計値を
それぞれリアルタイムに表示させることで、セルフスキ
ャニングに対する正当性の確認及び誤操作の発見等が容
易に行える利点もある。
【0122】また、操作部における商品情報読取り手段
の下流側に物体センサを設けることによって、商品情報
読取り手段によりバーコードが読取られなかった商品の
登録済商品載置部への移動を速やかに検知して報知でき
る効果を奏する。
【0123】一方、操作部における商品情報読取り手段
の上流側に物体センサを設けることによって、商品情報
読取り手段によりバーコードが読取られなかった商品の
登録済商品載置部への移動を次の商品の情報読取りが行
われる前に検知して報知でき、その次の商品の情報読取
りを禁止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の全体構成を示す平面
図。
【図2】 同実施例の制御回路構成を示すブロック図。
【図3】 同実施例で使用される表示器の構成を示す平
面図。
【図4】 同実施例のRAMに設けられる主要なメモリ
エリアを示す流れ図。
【図5】 同実施例のCPUが実行する主要なプログラ
ム処理を示す流れ図。
【図6】 本発明の第1の実施例における変形例の全体
構成を示す平面図。
【図7】 同変形例のCPUが実行する主要なプログラ
ム処理を示す流れ図。
【図8】 本発明の第2実施例の全体構成を示す平面
図。
【図9】 同実施例の制御回路構成を示すブロック図。
【図10】同実施例のRAMに設けられる主要なメモリ
エリアを示す流れ図。
【図11】同実施例のCPUが実行する主要なプログラ
ム処理を示す流れ図。
【図12】同実施例のCPUが実行する主要なプログラ
ム処理を示す流れ図。
【図13】本発明の第3実施例の全体構成を示す平面
図。
【図14】同実施例のCPUが実行する主要なプログラ
ム処理を示す流れ図。
【図15】同実施例のCPUが実行する主要なプログラ
ム処理を示す流れ図。
【図16】同実施例のCPUが実行する主要なプログラ
ム処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1a,1b…チェックアウトカウンタ 2…精算部 3…操作部 4…第1カウンタ(未登録商品載置部) 5…第2カウンタ(登録済商品載置部) 9…定置式スキャナ(商品情報読取手段) 10,11…第1,第2の物体センサ(下流側物体セン
サ) 22…キャッシャ用表示器 23…顧客用表示器 61…登録中フラグメモリ 62…商品登録フラグメモリ 63…登録点数カウンタメモリ 64…通過点数カウンタメモリ 65…商品取出しフラグメモリ 71,72…第3,第4の物体センサ(上流側物体セン
サ)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 買物客自身が買上げ商品をスキャニング
    登録するための商品情報読取手段が設けられた操作部
    と、この操作部に対して商品移動方向の下流側に設けら
    れ登録済の買上げ商品を載置する登録済商品載置部と、
    前記操作部を挟んで客通路の反対側に設置され、前記商
    品情報読取手段により読取られた商品情報を入力して買
    上げ商品の販売データを登録処理する精算部と、商品登
    録フラグの記憶手段と、前記商品情報読取手段で買上げ
    商品の情報読取りが行われたとき前記商品登録フラグを
    セットする商品登録フラグセット手段と、前記操作部に
    おける前記商品情報読取手段の読取り位置より下流側近
    傍に設けられた下流側物体センサと、この下流側物体セ
    ンサにより物体の通過が検知されると前記商品登録フラ
    グを調べる商品登録フラグ調査手段と、この商品登録フ
    ラグ調査手段により前記商品登録フラグがセットされて
    いることを確認するとリセットする商品登録フラグリセ
    ット手段と、前記商品登録フラグ調査手段により前記商
    品登録フラグがリセットされていることを確認すると未
    登録商品の通過を警報する未登録商品通過警報手段とを
    具備したことを特徴とするセルフスキャニング式商品販
    売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 買物客自身が買上げ商品をスキャニング
    登録するための商品情報読取手段が設けられた操作部
    と、この操作部に対して商品移動方向の下流側に設けら
    れ登録済の買上げ商品を載置する登録済商品載置部と、
    前記操作部を挟んで客通路の反対側に設置され、前記商
    品情報読取手段により読取られた商品情報を入力して買
    上げ商品の販売データを登録処理する精算部と、商品登
    録フラグの記憶手段と、前記商品情報読取手段で買上げ
    商品の情報読取りが行われたとき前記商品登録フラグを
    セットする商品登録フラグセット手段と、前記操作部に
    おける前記商品情報読取手段の読取り位置より下流側に
    前記商品移動方向に沿って設けられた複数の下流側物体
    センサと、これらの下流側物体センサのうち商品移動方
    向に対して最上流側のセンサから順に下流側に向けて物
    体の通過が検知されると前記商品登録フラグを調べる商
    品登録フラグ調査手段と、この商品登録フラグ調査手段
    により前記商品登録フラグがセットされていることを確
    認するとリセットする商品登録フラグリセット手段と、
    前記商品登録フラグ調査手段により前記商品登録フラグ
    がリセットされていることを確認すると未登録商品の通
    過を警報する未登録商品通過警報手段とを具備したこと
    を特徴とするセルフスキャニング式商品販売データ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 商品情報読取手段により買上げ商品の情
    報読取りが行われた回数を計数する登録点数計数手段
    と、複数の下流側物体センサにより物体の通過が検知さ
    れた回数を計数する通過点数計数手段と、これらの計数
    手段の累計値をリアルタイムで表示する点数表示手段と
    を設けたことを特徴とする請求項2記載のセルフスキャ
    ニング式商品販売データ処理装置。
  4. 【請求項4】 点数表示手段は、精算部を操作するキャ
    ッシャに対する表示器に登録点数累計値と通過点数累計
    値とを表示し、客通路側の買物客に対する表示器に登録
    点数累計値を表示することを特徴とする請求項3記載の
    セルフスキャニング式商品販売データ処理装置。
  5. 【請求項5】 買物客自身が買上げ商品をスキャニング
    登録するための商品情報読取手段が設けられた操作部
    と、この操作部に対して商品移動方向の上流側に設けら
    れ未登録の買上げ商品を載置する未登録商品載置部と、
    前記操作部を挟んで客通路の反対側に設置され、前記商
    品情報読取手段により読取られた商品情報を入力して買
    上げ商品の販売データを登録処理する精算部と、商品取
    出しフラグの記憶手段と、前記商品情報読取手段で買上
    げ商品の情報読取りが行われたとき前記商品取出しフラ
    グをリセットする商品取出しフラグリセット手段と、前
    記操作部における商品情報読取り手段の読取り位置より
    も上流側に設けられた上流側物体センサと、この上流側
    物体センサにより物体の通過が検知されると前記商品取
    出しフラグを調べる商品取出しフラグ調査手段と、この
    商品取出しフラグ調査手段により前記商品取出しフラグ
    がリセットされていることを確認するとセットする商品
    取出しフラグセット手段と、前記商品取出しフラグ調査
    手段により前記商品取出しフラグがセットされているこ
    とを確認すると前に未登録商品載置部から取出した商品
    が未登録であることを警報する未登録商品発生警報手段
    とを具備したことを特徴とするセルフスキャニング式商
    品販売データ処理装置。
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