JP2880846B2 - 交流誘導モータの電力節減方法および電力節減装置 - Google Patents

交流誘導モータの電力節減方法および電力節減装置

Info

Publication number
JP2880846B2
JP2880846B2 JP4053913A JP5391392A JP2880846B2 JP 2880846 B2 JP2880846 B2 JP 2880846B2 JP 4053913 A JP4053913 A JP 4053913A JP 5391392 A JP5391392 A JP 5391392A JP 2880846 B2 JP2880846 B2 JP 2880846B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
voltage
load torque
input power
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4053913A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06261594A (ja
Inventor
正弘 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAAKU TETSUKU KK
ZENSHIN DENRYOKU ENJINYARINGU KK
Original Assignee
MAAKU TETSUKU KK
ZENSHIN DENRYOKU ENJINYARINGU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=12955955&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2880846(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by MAAKU TETSUKU KK, ZENSHIN DENRYOKU ENJINYARINGU KK filed Critical MAAKU TETSUKU KK
Priority to JP4053913A priority Critical patent/JP2880846B2/ja
Publication of JPH06261594A publication Critical patent/JPH06261594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2880846B2 publication Critical patent/JP2880846B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は交流誘導電動機(モー
タ)の電力節減方法および電力節減装置に関するもので
あり、負荷変動の大きな誘導モータあるいは長時間軽負
荷あるいは重負荷で運転される誘導モータに用いた場合
に有用な交流誘導モータの電力節減方法および電力節減
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、誘導モータは固定子鉄心と回転
子鉄心の間にエアギャップを有しており、ここから磁束
の漏洩が生じるという本質的な欠陥を有している。この
欠陥は、モータの性能に重要な影響を及ぼすものであ
り、低負荷時あるいは無負荷時においては、効率を著し
く低下させるものである。低負荷時あるいは無負荷時で
あっても100%負荷時の3分の1から5分の1程度の
電力が消費される。このため、従来から、低負荷時ある
いは無負荷時における無駄な電力消費を減少させるため
の回路として、米国特許4,052,648号に開示さ
れる回路が知られている。この回路は、運転中に流れる
電流と電圧の位相差からモータの力率を求め、この力率
が基準値より下回っていた場合には入力電圧を下げてモ
ータの力率の補正を行い、電力消費の節減を図ろうとい
うものである。また、同様の目的を有する誘導モータ用
の節電システムが特願昭63−242612号明細書に
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、モータに加える電力の効率を改善
するための目標(基準値)が、モータ運転中におけるモ
ータへの印加電圧調整とともに求められるものであった
ために、基準値となる設定点の誤差によって、負荷トル
クが急増した時にモータが停止してしまったり、あるい
は、充分な節電効果が得られないという欠点があった。
また、モータを効率良く運転することのできる基準値
(印加電圧)を決定する理想電力節減曲線を用いる電力
節減技術が、特開昭62ー285691号公報に開示さ
れているが、これは理想電力節減曲線を概念的に示すも
のであって、実用性に欠けるものであった。
【0004】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
のであり、モータを最高の効率で運転することのできる
基準値を決定するきわめて実用的な理想電力節減曲線を
導き、消費電力を最大限に節減することができる交流誘
導モータの電力節減方法および電力節減装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の交
流誘導モータの電力節減方法は、上記課題を解決するた
め、交流誘導モータの任意の負荷トルクに対応する入力
電力が最小値となるように、モータの負荷トルクと印加
電圧との関係を導き出すステップと、前記交流誘導モー
タの入力電力を検出し、この検出した入力電力を前記モ
ータの負荷トルクとし、前記モータの負荷トルクと印加
電圧との関係に基づいて、モータに対し最高効率を与え
る電圧値を所望の負荷トルクについて決定するステップ
と、この決定された電圧値に基づいた電圧によりモータ
を駆動するステップとを具備するものである。
【0006】また、請求項2に係る発明は、三相交流誘
導電圧調整器によりモータの印加電圧を増減し、電気動
力計により任意の負荷トルクをモータに与えることによ
り、前記モータの負荷トルクと印加電圧との関係を導き
出すことを特徴とする請求項1記載の交流誘導モータの
電力節減方法である。
【0007】また、請求項3に係る発明の交流誘導モー
タの電力節減装置は、交流誘導モータへの供給電圧を制
御する電圧制御部と、前記交流誘導モータの入力電力を
検出する入力電力検出手段と、モータの任意の負荷トル
クに対応する入力電力が最小値となるように導き出され
たモータの負荷トルクと印加電圧との関係に基づいて、
モータの任意の負荷トルクに対し最高効率を与える電圧
値を与える電圧値を記憶すると共に、前記入力電力検出
手段により検出された入力電力を前記モータの負荷トル
として受けて前記電圧値に基づいた信号を前記電圧制
御部に与えるシーケンサとを具備するものである。
【0008】
【作用】請求項1に係る発明の交流誘導モータの電力節
減方法によれば、交流誘導モータに対する効率を改善す
るために印加電圧を制御する際、交流誘導モータの入力
電力を検出し、この検出した入力電力に基づき、任意の
負荷トルクについてモータに対し最高効率を与える印加
電圧値を決定するきわめて実用的な理想電力節減曲線
を導き、消費電力を最大限に節減することが可能とな
る。
【0009】また、請求項2に係る発明において、モー
タの負荷トルクは電気動力計により任意に設定され、モ
ータの印加電圧が交流誘導電圧調整器により定格電圧値
から低下あるいは増加させられた後、消費電力が最小と
なる印加電圧が固定され読み取られる。負荷トルクが変
化させられ、前記と同様にして得られた各負荷トルクに
おけるデータがグラフにプロットされることにより、き
わめて実用的な理想電力節減曲線を導き出すことが可能
となる。
【0010】また、請求項3に係る発明においては、交
流誘導モータに対する効率を改善するために印加電圧を
制御する際、交流誘導モータの入力電力を検出し、この
検出した入力電力に基づき、任意の負荷トルクについて
モータに対し最高効率を与える印加電圧値を決定する
きわめて実用的な理想電力節減曲線を導き、消費電力を
最大限に節減することが可能な交流誘導モータの電力節
減装置を提供することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の交流誘導モータの電力節減方
法および電力節減装置の実施例を詳細に説明する。図1
はこの発明の電力節減方法の一実施例に用いられる理想
電力節減曲線の求め方の概略を説明するための図であ
る。この図において、1は電力を供給する50Hzある
いは60Hzの3相電源、2は3相誘導電圧調整器(電
圧可変範囲 0〜120%V)、3は被測定用交流誘導
モータ(I.M.)、4はうず流ブレーキ式電気動力計
(D.M.,トルク調整範囲 0〜100%)、5はト
ルク計(T.M.)、6は電圧計、7は電力計である。
【0012】被測定用交流誘導モータ3に加わる負荷ト
ルクは、うず流ブレーキ式電気動力計4により、任意に
設定することができる。したがって、これを用いて、ま
ずモータ3に加わる負荷トルクをゼロに設定する。そし
て、3相誘導電圧調整器2によって、モータ3への印加
電圧Vを定格電圧値から徐々に低下させ、モータ3の消
費電力(入力電力)が最小となった状態で印加電圧Vを
固定する。このときの印加電圧V0、入力電力W0、要求
(基準)負荷トルクT0を読み取る。その後、電気動力
計4により、負荷トルクTをモータ3の定格出力の10
%,20%,・・・100%,125%と変化させた各
ケースにおける印加電圧、入力電力、要求負荷トルクV
10,W10,T10、V20,W20,T20、・・・、V100
100,T100、V125,W125,T125を読み取る。そし
て、読み取ったデータをグラフにプロットすることによ
って、図2に示されるグラフが作図され、V0〜V125
各点を結ぶことによって理想電力節減曲線(電圧表示)
Aが表されることになる。なお、図2において、Bは入
力電力(200V一定)を、Cは入力電力(最高効率ト
レース点)を、Dは要求負荷トルク(電力換算)を示し
ている。
【0013】図2に示されているように、要求負荷トル
ク曲線Dとモータ入力電力(印加電圧可変時)曲線Cと
は、きわめて接近した値を取っている。このように消費
電力が減少したのは、印加電圧を変えるために3相誘導
電圧調整器を用いていることによって、電圧波形が正弦
波となり、高調波成分を含まないからである。これに対
し、インバータ電圧制御あるいはサイリスタ位相制御等
のように電圧波形に高調波成分を含むと、回転子うず電
流損失が発生するため、印加電圧を低下させても大きな
効率向上を期待することはできないのである。
【0014】上述のように、3相誘導電圧調整器2とう
ず流ブレーキ式電気動力計4を組み合わせた装置を用い
ることによって、容易に理想電力節減曲線を求めること
ができた。しかしながら、一般的なモータの特性を求め
る拘束試験データおよび円線図法を用いた方法により、
これを求めることはできない。
【0015】図3は、モータの回転数とトルクの関係を
示すグラフである。この図において、要求負荷トルクが
100 からT35 に変化するのに伴って、印加電圧が変
化するため、曲線上の点はP100 からP35 に変化す
る。これらP点の各々は、各点の電圧における最大トル
ク点(モータ出力トルク)より小さいすべりs1 ,s
2 ,s3 の位置にあり、sは3.5%以下である。した
がって、非常に安定した運転が可能となる。
【0016】図4は交流誘導モータの電力節減装置の一
実施例を示すものであり、また、この図にしたがって、
理想電力節減曲線を使用する本発明の交流誘導モータの
電力節減方法を説明する。この図において、41は電力
を供給する3相の交流電源、42はタップ選択信号S1
〜S7 に基づいて電圧を切り換え、出力する電圧制御
部、43は交流誘導モータ、44は電力トランスデュー
サ、45はアナログ/デジタルトランスデューサ、46
はあらかじめ前記理想電力節減曲線に関するデータがメ
モリされるとともに、このデータに基づいてモータ43
への入力電力を判別し、それに応じたタップ選択信号S
1 〜S7 を電圧制御部42に送出するシーケンサであ
る。
【0017】まず、モータ43の負荷トルクは、電力ト
ランスデューサ44によってリアルタイムにモータ43
への入力電力(kW)として捉えられ、その後、アナロ
グ/デジタルトランスデューサ45を介してシーケンサ
46に入力される。シーケンサ46には、前述の方法に
よって形成された理想電力節減曲線に基づいて、入力電
力値を判別するデータがあらかじめ7帯域読み込まれて
いる。
【0018】この7帯域(モータ入力電力,%)は、図
5に示されているように、0〜W1(#1),W1〜W2
(#2),W2〜W3(#3),W3〜W4(#4),W4
〜W5(#5),W5〜W6(#6),W6〜125(#
7)からなっている。図5は、被電力節減モータの7帯
域と理想電力節減曲線との関係、およびモータへの印加
電圧との関係を示すものである。また、7帯域のそれぞ
れは下記のような関係を有している。
【0019】
【表1】
【0020】図4において、シーケンサ46は、電力ト
ランスデューサ44およびアナログ/デジタルトランス
デューサ45を介してモータの負荷トルクを受けると、
これを、メモリしている理想電力節減曲線に関するデー
タと比較し、前記理想電力節減曲線Aをなぞるように、
この負荷トルクに対応する制御信号S1〜S7を選択し、
電圧制御部42に送出する。この制御信号S1〜S7は、
電圧制御部42を構成する変圧器の中性点側タップを切
り替えて、負荷トルクに対する最適電圧をモータ43に
与えるものである。
【0021】また、モータの負荷トルクが変化すると、
シーケンサ46は、電力トランスデューサ44およびア
ナログ/デジタルトランスデューサ45を介して変化し
た負荷トルクを受け、この負荷トルクに対応する制御信
号S1〜S7を選択し、電圧制御部42に送出する。この
制御信号S1〜S7は、電圧制御部42を構成する変圧器
の中性点側タップを切り替えて、変化した負荷トルクに
最適な電圧をモータ43に与える。モータは、この制御
信号が送出されている間、この信号に対応するタップ電
圧によって駆動される。このため、モータは、負荷トル
クがどのように変化しても、最大限電力を節減できる最
適の電圧で駆動されることになる。
【0022】従来技術においては、低負荷あるいは無負
荷帯域のみにおけるモータの効率を高めようとするもの
であったが、この発明の実施例においては、低負荷ある
いは無負荷帯域だけでなく、重負荷帯域においてもモー
タの印加電圧の効率を高めることができるものである。
すなわち、本発明の場合、負荷トルク62〜76.5の
場合、110%の電圧を、負荷トルク76.5〜125
の場合、120%の電圧をモータに印加することによっ
て、重負荷帯域においてもモータの効率向上を図るもの
である。
【0023】また、モータは、重負荷帯域において必ず
しも定格電圧で最高効率となるとは限らない。図2の理
想電力節減曲線によって証明されているように、重負荷
帯域において最高効率を与える電圧は、110%定格電
圧以上の電圧である。なお、200Vモータは220V
共用であり、JISによる上限が110%であるから、
モータに許容される印加電圧は、220V×110%÷
200V=121% となる。したがって、120%ま
での電圧は許容される。
【0024】なお、上記実施例においては、電圧制御部
に、中性点側タップ付きY結線2巻線3相トランスを使
用したが、これによると電圧変化がステップ状となって
しまう。この代りに、周波数固定型のIGBTを用いた
インバータを使用すれば、効率良く連続的に電圧を変え
ることができる。
【0025】また、上記実施例においては、理想電力節
減曲線に基づいて、シーケンサ46に読み込まれている
入力電力判別用データは7帯域としているが、これに限
定されるものでないことは言うまでもない。たとえば、
帯域の数を多くすれば、任意の負荷トルクについて、よ
り厳密に、最高効率に近い印加電圧をあたえることがで
き、消費電力をより厳しく節減することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、請求項
1に係る発明の交流誘導モータの電力節減方法によれ
ば、交流誘導モータに対する効率を改善するために印加
電圧を制御する際、交流誘導モータの入力電力を検出
し、この検出した入力電力に基づき、任意の負荷トルク
についてモータに対し最高効率を与える印加電圧値を決
定するきわめて実用的な理想電力節減曲線を導き、消
費電力を最大限に節減することが可能となる。また、こ
の発明によれば、低負荷あるいは無負荷帯域だけでな
く、重負荷帯域においても印加電圧の効率を高めること
ができ、より理想的な電力節減が可能となる。さらに、
この発明によれば、交流誘導モータの入力電力を検出
し、この入力電力をモータの負荷トルクとして捉え、モ
ータに対して最高効率を与える印加電圧値を決定するの
で、電源の力率による影響を受けることなく正確に交流
誘導モータの負荷トルクを検知することができ、よって
モータに対し、より正確な最高効率を与える電圧値を交
流誘導モータに印加することができる。
【0027】また、請求項2に係る発明によれば、モー
タの負荷トルクは電気動力計により任意に設定され、モ
ータの印加電圧が交流誘導電圧調整器により定格電圧値
から低下させられることにより、きわめて実用的な理想
電力節減曲線を導き出すことが可能となり、その結果、
消費電力を最大限に節減することが可能な交流誘導モー
タの電力節減方法および電力節減装置を提供することが
できる。
【0028】また、請求項3に係る発明によれば、交流
誘導モータに対する効率を改善するために印加電圧を制
御する際、交流誘導モータの入力電力を検出し、この検
出した入力電力に基づき、任意の負荷トルクについてモ
ータに対し最高効率を与える印加電圧値を決定する
わめて実用的な理想電力節減曲線を導き、消費電力を最
大限に節減することが可能な交流誘導モータの電力節減
装置を提供することができる。また、この発明によれ
ば、入力電力検出手段によって交流誘導モータの入力電
力を検出し、この入力電力をモータの負荷トルクとして
捉え、モータに対して最高効率を与える印加電圧値を決
定するので、電源の力率による影響を受けることなく正
確に交流誘導モータの負荷トルクを検知することがで
き、よってモータに対し、より正確な最高効率を与える
電圧値を交流誘導モータに印加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に用いられる理想電力節減
曲線の求め方の概略を説明するための図である。
【図2】理想電力節減曲線(電圧表示)を示すグラフで
ある。
【図3】モータの回転数とトルクの関係を示すグラフで
ある。
【図4】交流誘導モータの電力節減装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図5】モータの7帯域と理想電力節減曲線との関係、
およびモータへの印加電圧との関係を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 3相の交流電源 2 3相誘導電圧調整器 3 被測定用交流誘導モータ 4 うず流ブレーキ式電気動力計 5 トルク計 6 電圧計 7 電力計 41 3相の交流電源 42 電圧制御部 43 交流誘導モータ 44 電力トランスデューサ 45 アナログ/デジタルトランスデューサ 46 シーケンサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 7/36 - 7/625 H02P 5/28 - 5/405 G01L 3/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流誘導モータの任意の負荷トルクに対
    応する入力電力が最小値となるように、モータの負荷ト
    ルクと印加電圧との関係を導き出すステップと、前記交流誘導モータの入力電力を検出し、この検出した
    入力電力を前記モータの負荷トルクとし、前記モータの
    負荷トルクと印加電圧と の関係に基づいて、モータに対
    し最高効率を与える電圧値を所望の負荷トルクについて
    決定するステップと、 この決定された電圧値に基づいた電圧によりモータを駆
    動するステップとを具備する交流誘導モータの電力節減
    方法。
  2. 【請求項2】 三相交流誘導電圧調整器によりモータの
    印加電圧を増減し、電気動力計により任意の負荷トルク
    をモータに与えることにより、前記モータの負荷トルク
    と印加電圧との関係を導き出すことを特徴とする請求項
    1記載の交流誘導モータの電力節減方法。
  3. 【請求項3】交流誘導モータへの供給電圧を制御する電
    圧制御部と、前記交流誘導モータの入力電力を検出する入力電力検出
    手段と、 モータの任意の負荷トルクに対応する入力電力が最小値
    となるように導き出されたモータの負荷トルクと印加電
    圧との関係に基づいて、モータの任意の負荷トルクに対
    し最高効率を与える電圧値を与える電圧値を記憶すると
    共に、前記入力電力検出手段により検出された入力電力
    を前記モータの負荷トルクとして受けて前記電圧値に基
    づいた信号を前記電圧制御部に与えるシーケンサとを具
    備する交流誘導モータの電力節減装置。
JP4053913A 1992-03-12 1992-03-12 交流誘導モータの電力節減方法および電力節減装置 Expired - Fee Related JP2880846B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4053913A JP2880846B2 (ja) 1992-03-12 1992-03-12 交流誘導モータの電力節減方法および電力節減装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4053913A JP2880846B2 (ja) 1992-03-12 1992-03-12 交流誘導モータの電力節減方法および電力節減装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06261594A JPH06261594A (ja) 1994-09-16
JP2880846B2 true JP2880846B2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=12955955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4053913A Expired - Fee Related JP2880846B2 (ja) 1992-03-12 1992-03-12 交流誘導モータの電力節減方法および電力節減装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2880846B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3452391B2 (ja) * 1994-01-06 2003-09-29 株式会社安川電機 電動機の制御装置およびその制御方法
JP2009033941A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Nippon Steel Corp 誘導電動機制御装置及び誘導電動機制御方法
US8085009B2 (en) 2007-08-13 2011-12-27 The Powerwise Group, Inc. IGBT/FET-based energy savings device for reducing a predetermined amount of voltage using pulse width modulation
US8698447B2 (en) 2007-09-14 2014-04-15 The Powerwise Group, Inc. Energy saving system and method for devices with rotating or reciprocating masses
US8810190B2 (en) * 2007-09-14 2014-08-19 The Powerwise Group, Inc. Motor controller system and method for maximizing energy savings
WO2009035696A1 (en) * 2007-09-14 2009-03-19 The Powerwise Group, Llc A Nevada Limited Liability Company Motor controller system and method for maximizing energy savings
US8698446B2 (en) 2009-09-08 2014-04-15 The Powerwise Group, Inc. Method to save energy for devices with rotating or reciprocating masses
WO2011031603A1 (en) 2009-09-08 2011-03-17 The Powerwise Group, Inc. Energy saving system and method for devices with rotating or reciprocating masses
US8587233B2 (en) 2010-01-25 2013-11-19 Sntech, Inc. Speed-defined torque control
US20110260671A1 (en) * 2010-04-22 2011-10-27 Sntech, Inc. Apparatus for selecting speed of electrically commutated motor for use in hvac system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06261594A (ja) 1994-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Abrahamsen et al. Efficiency-optimized control of medium-size induction motor drives
US4041361A (en) Constant torque induction motor drive system
Rowan et al. A quantitative analysis of induction motor performance improvement by SCR voltage control
US6222335B1 (en) Method of controlling a voltage-fed induction machine
US6208109B1 (en) Synchronous motor driving method, compressor driving method, device for the methods, and brushless DC motor driving device
CA2282802C (en) Apparatus and method to generate braking torque in an ac drive
Collins Torque and slip behavior of single-phase induction motors driven from variable-frequency supplies
CN101154906B (zh) 电动机控制装置
US7215035B2 (en) Method and apparatus for converting wind generated electricity to constant frequency electricity for a utility grid
EP2403132B1 (en) Method and apparatus for controlling motor torque
EP0762596A1 (en) Motor vehicle alternator
JP2880846B2 (ja) 交流誘導モータの電力節減方法および電力節減装置
US7187155B2 (en) Leakage inductance saturation compensation for a slip control technique of a motor drive
JPH05316792A (ja) 誘導電動機制御装置および制御方法
CN110530083B (zh) 一种压缩机电机控制方法、装置及空调器
US6433504B1 (en) Method and apparatus of improving the efficiency of an induction motor
CN108039841A (zh) 双凸极电机驱动系统的提前角度自适应控制方法和系统
GB2323984A (en) Induction motor control method
CN101047358B (zh) 一拖二空调的正弦直流变频控制方法及设备
JPS60187721A (ja) インバ−タ式携帯用発電機
JP2004104977A (ja) 電動機の制御装置
EP1771939A1 (en) Motor controller
JP2003164179A (ja) モータ駆動装置及びモータ駆動方法
JP2001314095A (ja) 電動機駆動装置及びこれを用いた空気調和機
JP3489259B2 (ja) 永久磁石形電動機制御方法及び制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990105

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees