JP2876548B2 - ガス分離器 - Google Patents

ガス分離器

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JP2876548B2
JP2876548B2 JP20702693A JP20702693A JP2876548B2 JP 2876548 B2 JP2876548 B2 JP 2876548B2 JP 20702693 A JP20702693 A JP 20702693A JP 20702693 A JP20702693 A JP 20702693A JP 2876548 B2 JP2876548 B2 JP 2876548B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混合ガスから特定のガ
スを選択して取出す際に、中空糸を用いて行うガス分離
器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスの分離又は除去方法としては、種々
の方式があり、例えば、空気より酸素、窒素等を分離す
る代表例として空気深冷分離法、又は近年小中規模の分
離用として急速に増加しつつあるPSA法に代表される
吸着法等があるが、さらに、最近は、混合ガスから特定
ガスを選択的に透過する各種の高分子膜の性能が向上し
てきたため、これらの高分子膜を使用した膜分離法が盛
んに工業化されている。
【0003】膜分離は、たとえば深冷分離のような相変
化が伴わないため、わずかなエネルギー消費で分離で
き、又、化学反応を用いて分離するものでないため、小
型、軽量化が容易と云うメリットがある。
【0004】この高分子膜を用いて、ガス分離する際に
最も重要なことは、その膜が有する基本的な選択性と透
過性であると共に、その高分子膜の性能を工業的に大規
模に発揮させるためのガス分離器としての構造および構
成等である。
【0005】前述のガス分離膜は通常多孔質膜(厚さ:
30〜700μ)状に形成され、糸状として、すなわち
中空糸として使用されることが多い。
【0006】その中空糸の束を容器胴に収めた熱交換器
型を図8に示す。
【0007】尚、図8のタイプは、”特公平2―172
15:ガス分離膜モジュール”にても開示されており、
種々の構造のものが提案されてきた。
【0008】そこで、従来行なわれてきた図8について
以下に述べると、本例では一例として地下の天然ガスか
らCO2を選択する例で説明する。地下からの天然ガス
は各種ガス等の混合ガスであり、その組成は概略第1表
の通りである。
【0009】
【表1】
【0010】上記の混合ガスは混合ガス入口3より容器
胴1内の混合ガス部14に流入する。
【0011】流入圧力は約101.5kg/cm2 Gで
あり、温度は約72℃である。
【0012】流入した混合ガス”天然ガス”は、中空糸
6”材質の一例としてポリスルフォン製”の膜の孔を主
としてCO2が透過し透過ガス部15では、CO2組成は
83%であった。
【0013】尚、透過ガス部15での圧力は5kg/c
2Gである。又、1本の中空糸6の外径は1.2m
m、厚さは0.3mm、内径は0.6mmである。
【0014】未透過ガスは、未透過ガス出口4より流出
する。容器胴1の内径は350mmであり、長さは35
00mmで、その中に前記の中空糸6が25000本入
っており、その両端部は樹脂板7”材質は硬化エポキシ
樹脂”で結束されている。
【0015】その硬化エポキシ樹脂の性質は概略次の通
りである。
【0016】曲げ強さ 1230kg/cm2 曲げ弾性係数 3×10-6kg/cm2 圧縮強さ 1070kg/cm2 引張強さ 750kg/cm2 伸び(破壊時) 6.7%
【0017】混合ガス部のガスはシール材9でシールさ
れており透過ガス部のガスは蓋板2のシール材10で同
様にシールされ、蓋板2は、本例ではネジ11で容器胴
1に固定されている。
【0018】さらに、両端の樹脂板7の相互の距離を固
定するためにステー12を設けており、中空糸6が弛ん
だり、引張られたりしないようにしている。
【0019】又、図15には、図8の従来方法の別の例
であるが、前記の如く、樹脂板7の変形を極力抑えるべ
くシール材9を2段として、シール材9で囲まれた部分
に圧力P1と圧力P2の半分の圧力をかけると共にシール
材9のダブルでの支持でもって、樹脂板7の変形を防止
し、かつシール性能の確保をはかるテストを試みたもの
である。
【0020】図15のシール方法については、”実開平
02―66761に圧力容器蓋のシール構造”で詳述し
ているが、この方式を適用しても、かなりの改善はみら
れたものの、樹脂自体の弾性が小さく、十分なる性能を
得るまでには至らなかった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成および構造では、図9〜14で示すような大
きな課題があった。
【0022】すなわち、図9は樹脂板7等を容器胴1に
装着した組立時の状態を示しており、樹脂板7は平板
で、中空糸6は、弛んだり、引張られたりすることなく
組立てられている。
【0023】本図では、1本の中空糸6を代表的に図示
しているが、実機では前記の如く25000本がセット
されている。
【0024】次に、混合ガスが流入して操業されている
状態、すなわち、図10に示す如く操業時の荷重と変形
状態を示すと、樹脂板7には、混合ガス部の圧力P
1(本例では101.5kg/cm2G)と透過ガス部の
圧力P2(本例では5kg/cm2G)の差ΔP=P1
2=96.5kg/cm2が図の方向に作用する。
【0025】この差圧によって、樹脂板7は図示のよう
に変形し、すなわち、弾性係数が極めて小さいので大き
く変形する。中空糸7のうち中央部にあるもの程、引張
られると共に、樹脂板部の中空糸は一方は内径が狭まり
他方は広がるため、透過ガスの管路の抵抗が増し、透過
量が減少すると共に、圧力損失が増え、透過ガス部15
の圧力P2が減少する。又、接着面19もはがし易くな
る。
【0026】従って、差圧ΔPがさらに増大し、上記の
変形および影響が大となると共にエネルギー消費が大と
なる。
【0027】次に、図11に示す如く、停止時には、接
触面19は操業と停止を繰返すたびに疲労荷重を受けて
より剥れ易くなっていると共に、中空糸6も弛緩してく
ることを示している。
【0028】中空糸6が弛緩すると、透過性が劣化する
と共に、中空糸内部にコンデンセートが滞溜するケース
が多くなった。
【0029】さらに、図12は組立時透過孔形状を模擬
的に示しているが、この状態では透過孔17は通常の性
能がでる状態であるが、図13に示すように、操業時透
過孔形状は、前述の如く中空糸6が引張りを受けるた
め、図示のような変形をし、その分だけガスの透過性が
劣化することになる。
【0030】一方、上記のように、極めて変形し易い樹
脂に、多数の穴があいた多孔板である樹脂板7の変形を
より少なくしようとすれば、樹脂板7の板厚を図14に
示すように、大きく厚く”図14ではT4”しなくては
ならないが、これを厚くすればする程、中空糸6の有効
長さL4は減少し、極めて不経済となる。
【0031】又、シール材9の当り面の変形によってシ
ール性も劣化した。
【0032】従って、混合ガスがシール材9をショート
パスすることもあいまって、透過ガスの性状が著しく劣
ることになる。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本願発明は、無機多孔質膜中空糸束の両端部を樹
脂材で結束し、該両端部の樹脂材をステーにて連接し、
前記結束及び連接された中空糸束を、混合ガスの入り口
および未透過ガスの出口を有する容器胴の内部に配設
し、前記容器胴の両端部に、透過ガスの出口を有する蓋
板を脱着自在に配設してなるガス分離器において、前記
中空糸束の両端部を結束する樹脂材の形状を、蓋板側の
径が小さいテーパー状に形成し、前記容器胴の両端部に
配設した蓋板を脱着且つ該容器胴の軸方向に移動自在に
するとともに、前記テーパー状の樹脂材の外周面に沿う
ように環状のシール胴管を嵌合せしめ、更に該シール胴
管の端面は、前記蓋板の内面に接するように構成したこ
とを特徴とするガス分離器を特徴とする。
【0034】
【作用】本発明によって、 (1)操業に先だって予め蓋板を移動すると、該蓋板に
連接して配設したテーパー形状のシール胴管が移動し、
樹脂材は、軸芯側が凹部となるように変形する。
【0035】その後、操業を開始すると、操業時の差圧
により、樹脂材には圧力が作用し、凹部は平面となる。
【0036】従って、中空糸束には従来構造での操業時
の圧力により生ずる引張り力は全く作用せず、従って各
々の中空糸での径、孔の変形が生ずることがない。
【0037】又予め移動する蓋板の量により、操業圧力
にみあったシール胴管の変形量を調整可能。
【0038】(2)シール胴管にテーパーをとることに
よって、容器胴1と、樹脂板7および中空糸6等の中心
軸を一致させることが可能となり、前記の作用をより一
層、増大せしめると共に、テーパー面でのシール性の向
上を可能ならしめることができた。
【0039】又、樹脂板等の装入、取りはずしも極めて
容易な構造とすることができた。
【0040】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す。
【0041】混合ガスは混合ガス入口3より容器胴1に
流入し、透過ガス、本例では主としてCO2ガスは中空
糸6の中空糸ガス透過孔17を通って、透過ガス部15
に入る。
【0042】樹脂板7をはめ込む形で、シール胴管8が
装着されており、その外側にテーパーのついた台座13
が配設されている。
【0043】容器胴1の両端にはネジが切られ、蓋板2
とネジで固定されている。
【0044】蓋板2を押し込むことによって、シール胴
管8は軸力を受け、テーパー面を楔状に挿入され、必要
な軸力およびシール力を確保する構成となっている。
【0045】透過ガス部のガスはシール材10でシール
されている。
【0046】次に、本実施例での詳しい操業及び作用を
図2〜7で示す。
【0047】混合ガスである天然ガスは、前記の如く、
101.5kg/cm2 で流入する前に、図2で示す
ように、樹脂板7及び中空糸6等は組立時の状態、すな
わちシール胴管8に、強力な軸力をかけることのない状
態を示しており、平板および、引張または弛緩のない状
態となっている。
【0048】次に図3に示すように、予め計算して軸力
を蓋板2を回転することによってシール胴管8に図の如
く作用せしめると、樹脂板7は図のように変形する。
【0049】同様に中空糸も変形し、弛緩状態となる
が、高分子糸の圧縮なので、糸自体に応力が発生するこ
とはない。
【0050】次に図4に示すように、混合ガスの流入圧
力であるP1=101.5kg/cm2Gと透過ガス部の
圧力P2”本例では、透過性が良好だったためP2=2
1.5kg/cm2G”の差圧△P=101.5−2
1.5=80kg/cm2がかかった状態を示す。
【0051】この状態で、図3の軸力負荷時の変形は、
元に戻り、あたかも組立時の平板の状態となると共に、
中空糸6も何ら変形および応力のかからない状態にする
ことができた。
【0052】従って、図7に示すように、操業時の透過
孔形状も本来の中空糸の孔形状を呈しており、その選択
性および透過性とも極めて良好なものであった。
【0053】その結果、透過ガス部15でのCO2組成
は従来の83%から93%となり、その性能は著しく向
上した。
【0054】図9〜14はシール胴管8を一端に配置し
た例を示すが構成、作用等は図1と同様である。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明のガス分離器は、 (1)中空糸の結束部を構成している樹脂板は、弾性係
数が小さく、かつ多数の孔が明いているため圧力によっ
て大きく変形し易く、かつ中空糸自体に引張又は弛緩が
生じて、本来のガスの選択性および透過性が劣化してい
たが、本発明によってそれらの現象が完全になくなり、
大巾な性能向上をなしえた。
【0056】(2)中空糸によるガス分離器は、上記の
問題もあって大型化が進まなかったきらいがあったが、
本発明によって単一の大型分離器を実現しえた。
【0057】(3)又、シール部のシール性能も完全な
ものとなり性能ともども安全に対しても良好なものとな
った。
【0058】(4)さらに、組立、分解、クリーニング
等にも極めて容易であり、かつ、中空糸を含む分離器の
長寿命化を達成しえた。
【0059】(5)尚、構成および構造も極めてシンプ
ルなため上記性能とも合せて、経済的な分離器を達成し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の発明例の組立時に於る樹脂板及び中空糸
等の挙動を示す説明図。
【図3】図1の発明例の軸力負荷時に於る樹脂板及び中
空糸等の挙動を示す説明図。
【図4】図1の発明例の操業時に於る樹脂板及び中空糸
等の挙動を示す説明図。
【図5】図1の発明例の組立時透過孔形状を示す説明
図。
【図6】図1の発明例の軸力負荷時透過孔形状を示す説
明図。
【図7】図1の発明例の操業時透過孔形状を示す説明
図。
【図8】従来法を示す断面図。
【図9】従来法の組立時の挙動を示す説明図。
【図10】従来法の操業時の挙動を示す説明図。
【図11】従来法の停止時の挙動を示す説明図。
【図12】従来法の組立時透過孔形状を示す説明図。
【図13】従来法の操業時透過孔形状を示す説明図。
【図14】従来法の樹脂板厚増加を示す説明図。
【図15】従来法の別の例を示す断面図。
【符号の説明】
1 容器胴 2 蓋板 3 混合ガス入口 4 未透過ガス出口 5 透過ガス出口 6 中空糸 7 樹脂板 8 シール胴管 9 シール材 10 シール材 11 ネジ 12 ステー 13 台座 14 混合ガス部 15 透過ガス部 17 中空子ガス透過孔 19 接着面 20 導圧口 21 バルブ 22 バルブ 23 圧力計
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 53/22 B01D 63/00 500 B01D 63/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機多孔質膜中空糸束の両端部を樹脂材
    で結束し、該両端部の樹脂材をステーにて連接し、前記
    結束及び連接された中空糸束を、混合ガスの入り口およ
    び未透過ガスの出口を有する容器胴の内部に配設し、前
    記容器胴の両端部に、透過ガスの出口を有する蓋板を脱
    着自在に配設してなるガス分離器において、前記中空糸
    束の両端部を結束する樹脂材の形状を、蓋板側の径が小
    さいテーパー状に形成し、前記容器胴の両端部に配設し
    た蓋板を脱着且つ該容器胴の軸方向に移動自在にすると
    ともに、前記テーパー状の樹脂材の外周面に沿うように
    環状のシール胴管を嵌合せしめ、更に該シール胴管の端
    面は、前記蓋板の内面に接するように構成したことを特
    徴とするガス分離器。
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