JP2873197B2 - 球技台 - Google Patents

球技台

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、球を交互に打ち
返す球技に使用される球技台に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】向かい合
った少なくとも二人のプレイヤーが、球を交互に打ち返
す球技の代表例としては、卓球を挙げることができる。
しかし、この卓球に使用される卓球台は、その中央部を
横切って立設された仕切り用のネットの高さが一定であ
るとともに、平面形状が矩形であるので、ゲームが単調
になり易い。即ち、上記ネットの高さが何れの位置でも
一定であるので、ピンポン球をネットに直交させて打ち
返そうが、ネットに傾斜させて対角状に打ち返そうが、
その打ち返す玉の高さや速度を、さほど調整する必要が
ないとともに、卓球台の相対向する辺部とネットとの距
離が、幅方向全体にわたって一定であるので、打ち返す
玉の飛距離をさほど調整する必要がなく、ゲームが単調
になり易い。
【0003】また、上記卓球台は、重量が重たく広い設
置スペースを必要とすることから、一般家庭等において
は、手軽に卓球を楽しむことは困難である。そこで、卓
球台を小形にすることも考えられるが、これでは、ゲー
ムの面白さが半減してしまう。
【0004】また、従来の卓球は、打ち返した玉の速度
が速ければ速いほど、有利であることから、比較的素早
い動作を要求される。このため、特に高齢者や身障者が
プレイするには難点があるとともに、車椅子に座った状
態でプレイするには不向きであった。この発明は上記問
題点に鑑みてなされたものであり、卓球等の玉を交互に
打ち返す球技を、より一層面白くすることができるとと
もに、狭いスペースであっても、また、高齢者や身障者
を問わず、球技を楽しむことができる球技台を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の球技台は、相対向する辺部が、中央側が漸
次突出するように円弧状に形成された基板と、この基板
の中央部を横切って立設され、上縁部が円弧からなる仕
切り部材とを備えることを特徴とするものである。
【0006】上記の構成の球技台によれば、プレーヤが
基板を挟んで対向した状態で、ピンポン球やテニスボー
ル等の球を、ラケットを用いるか或いは素手によって、
卓球のように交互に打ち返して楽しむことができる。こ
の際、上記仕切り部材の上縁部が円弧からなるので、当
該仕切り部材の高さが、その中央部と端部とで漸次異な
ることになる。このため、玉を相手側に打ち返す際に、
仕切り部材の中央寄りを通過させるか、外側寄りを通過
させるかによって、打ち返す玉の高さと速度とを変える
必要がある。しかも、基板の相対向する辺部が、中央側
が漸次突出するように円弧状に形成されているので、つ
まり相対向する辺部と仕切り部材との距離が、幅方向に
おいて漸次変化するので、玉を打ち込む位置(着地位
置)に応じて、その飛距離を調整する必要がある。従っ
て、打撃位置や打撃方向に応じて、玉の速度、高さ、飛
距離を調整する必要があり、従来の卓球には見受けられ
ない面白さが生じる。
【0007】上記仕切り部材の上縁部は、中央部から両
端部に向かって漸次高くなっているのが好ましく、この
場合には、打撃位置が基板の相対向する辺部の最も突出
する部分である中央部に近付けば近付くほど、つまり、
仕切り部材から離れれば離れるほど、速度が速く玉筋の
低い玉を相手側に打ち込み易くなるが、プレーヤが基板
の側方に回り込んで仕切り部材の両端部に近付けば近付
くほど、速度が速く玉筋の低い玉を相手側に打ち込み難
くなる。つまり、相手のプレーヤに接近すればするほ
ど、速度が速く玉筋の低い玉を相手側に打ち込み難くな
る。また、仕切り部材の両端部側の高さが漸次高い点、
及び基板のコーナ部が円弧状にて大きく面取りされてい
る点が相乗的に作用して、相手側の上記コーナ部付近に
速い玉を打ち込むのが、一層困難となる。従って、特に
球技台を小形にした場合でも、球技を十分に楽しむこと
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら詳述する図1はこの発明の
球技台の一つの実施の形態を示す斜視図である。この球
技台は、木製の基板1と、この基板1を所定高さに保持
する脚2と、上記基板1の中央部に立設された仕切り部
材3とによって構成されている。
【0009】上記基板1は、図2において斜線で示す矩
形部11の両側に、円弧部12を形成した小判形のもの
であり、上記円弧部12は、矩形部11の幅Wを直径と
する半円形を呈している。即ち、上記球技台は、相対向
する辺部Xが、中央側が漸次突出する円弧状に形成され
ている。また、上記脚2は、基板1に対して一体化され
ている。
【0010】上記基板1の矩形部11の二等分長さL1
及び円弧部12の長さL2は、矩形部11の幅Wに対し
て、例えばL1=0.3W、L2=0.5Wとなるよう
に設定されており(図2参照)、従って、上記基板1の
片面の、中心線Sからの最大長さをL3とすると、L3
=0.8Wとなるように設定されている。また上記基板
1の上面の高さHは、例えば70cm程度に設定されて
いる。
【0011】上記仕切り部材3は、透明なプラスチック
板からなるものであり、その上縁部31は、円弧状に
て、中央部から両端部に向かって漸次高くなっている。
この仕切り部材3の幅W1は、基板1の矩形部11の幅
Wに対して、例えばW1=1.2Wとなるように設定さ
れており(図3参照)、従って、上記仕切り部材3の矩
形部11からのはみ出し幅をW2とすると、W2=0.
1Wとなるように設定されている。また、上記仕切り部
材3の両端部の高さH1は、基板1の矩形部11の幅W
に対して、例えばH1=0.3Wとなるように設定され
ており、この場合において、仕切り部材3の中央部の高
さをH2とすると、例えばH2=0.1Wとなるように
設定されている。
【0012】以上の構成であれば、基板1を挟んで例え
ば二人のプレーヤが対向した状態で、ピンポン球やテニ
スボール等を、ラケット或いは素手によって、卓球のよ
うに交互に打ち返して楽しむことができる。この際、上
記仕切り部材3の上縁部31が、円弧状にて中央部から
両端部に向かって漸次高くなっているので、打ち返した
玉が、仕切り部材3を通過する位置に応じて、玉筋の高
さと球速とを調整する必要がある。これは、仕切り部材
3の中央寄りを通して玉を打ち返す場合には、当該仕切
り部材3の高さが低いので、玉筋が低く速度の速い玉を
相手側に打ち返すことができるが、仕切り部材3の両端
寄りを通して打ち返す場合には、当該仕切り部材3の高
さが高いので、玉筋が低く速度の速い玉を相手側に打ち
返すことが困難であるからである。
【0013】しかも、基板1の相対向する辺部Xが、中
央側が漸次突出するように円弧状に形成されており、当
該辺部Xと仕切り部材3との距離が、基板1の側方に近
付けば近付くほど短くなるので、玉を打ち込む相手側の
位置(着地位置)が、基板1の側方に近付けば近付くほ
ど、玉の飛距離を短くする必要がある。従って、打撃位
置や打撃方向に応じて、玉の速度、高さ、飛距離を調整
する必要があり、卓球等の玉を交互に打ち返す球技を、
より一層面白くすることができる。
【0014】また、上記のように、仕切り部材3の両端
部側の高さが漸次高くなるので、プレーヤが基板1の矩
形部11の側方11aに回り込んで、仕切り部材3の両
端部に近付けば近付くほど、速度が速く玉筋の低い玉を
相手側に打ち込み難くなるとともに、上記仕切り部材3
の両端部側の高さが漸次高い点と、基板1のコーナ部が
円弧状に大きく面取りされている点との相乗効果によっ
て、相手側の上記コーナ部付近に速い玉を打ち込むの
が、一層困難となる。このため、特に球技台を小形にし
た場合でも、球技を十分に楽しむことができる。従っ
て、広いスペースを確保できない家庭等においても、球
技を手軽に楽しむことができる。
【0015】さらに、上記球技台を用いた球技は、球速
だけでなく、玉筋の高さ及び飛距離の調整も、勝敗を左
右するので、比較的ゆっくりしたテンポでも、球技を十
分に楽しむことができる。従って、高齢者や身障者も球
技を十分楽しむことができるとともに、車椅子に座った
状態でプレイすることも可能となる。また、リハビリテ
ーションにも適用することができる。しかも、基板1の
コーナ部が角張っていないので、安全にプレーすること
ができる。なお、上記球技は、片手だけでプレイする場
合のほか、両手を適宜使い分けてプレイする場合もあ
る。
【0016】上記仕切り部材3としては、図4に示すよ
うに、その上縁部31が、円弧状にて中央部から両端部
に向かって漸次低くなるように構成してもよく、この場
合においても、玉を相手側に打ち返す際に、仕切り部材
3の中央寄りを通過させるか、外側寄りを通過させるか
によって、打ち返す玉の高さと速度とを変える必要があ
るので、球技を十分に楽しむことができる。またこの場
合には、玉が仕切り部材3を通過する位置が、当該仕切
り部材3の両端部に近付けば近付くほど、玉筋を低く球
速を速くすることができるので、守備範囲の広いダブル
スでプレイするのに特に好適となる。この仕切り部材3
の幅W3、矩形部11からのはみ出し幅W4、中央部の
高さH3、及び両端部の高さH4については、例えば、
W3=1.2W、W4=0.1W、H3=0.3W、H
4=0.1Wとなるようにそれぞれ設定されている。
【0017】なお、上記基板1の円弧部12は、必ずし
も半円形でなくてもよい。また、基盤1の相対向する辺
部Xの中央部付近に、多少の直線部分があってもよい。
さらに、この発明の球技台は、基板1と脚2とを分離可
能とすること、基板1を中心線Sに沿って二分割するこ
と、こたつやテーブル等に基板1を載置してプレイでき
るように、脚2を省略したり、折り畳み可能にしたりす
ること、仕切り部材3をネットで構成すること等、種々
の設計変更を施すことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明の球技台によれ
ば、仕切り部材の上縁部の高さが、中央部と端部とで漸
次異なることから、相手側に打ち返した玉が、仕切り部
材を通過する位置に応じて、玉筋の高さと球速とを変え
る必要があるとともに、基板の相対向する辺部が、中央
側が漸次突出するように円弧状に形成されているので、
玉を打ち込む位置に応じて、その飛距離を調整する必要
がある。このため、打撃位置や打撃方向に応じて、玉の
速度、高さ、飛距離を調整する必要があり、卓球等の玉
を交互に打ち返す球技を、より一層面白くすることがで
きるとともに、球技台を小形にした場合でも、当該球技
を十分に楽しむことができるので、広いスペースを確保
できない家庭等においても、球技を手軽に楽しむことが
できる。また、勝敗が球速のみに依存しないので、比較
的ゆっくりしたテンポでも、球技を十分に楽しむことが
できる結果、高齢者や身障者にも適するとともに、車椅
子に座った状態でプレイすることも可能となる。
【0019】特に、上記仕切り部材の上縁部が、中央部
から両端部に向かって漸次高くなっている場合には、プ
レーヤが基板の側方に回り込んで、仕切り部材に近付け
ば近付くほど、速度が速く玉筋の低い玉を相手側に打ち
込み難くなるとともに、上記仕切り部材の上縁部の形状
と、基板のコーナ部が円弧状にて大きく面取りされてい
る点とが相乗的に作用して、相手側の上記コーナ部付近
に速い玉を打ち込むのが、一層困難となる。このため、
球技台を小形にした場合でも、球技をより一層楽しむこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の球技台の一つの実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】基板の平面図である。
【図3】仕切り部材の正面図である。
【図4】仕切り部材の他の実施の形態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 3 仕切り部材 31 上縁部 X 対向辺部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する辺部が、中央側が漸次突出する
    ように円弧状に形成された基板と、 この基板の中央部を横切って立設され、上縁部が円弧か
    らなる仕切り部材とを備えることを特徴とする球技台。
  2. 【請求項2】上記仕切り部材の上縁部が、中央部から両
    端部に向かって漸次高くなっている請求項1記載の球技
    台。
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