JP2872284B2 - 波長選択性光スターカプラ - Google Patents

波長選択性光スターカプラ

Info

Publication number
JP2872284B2
JP2872284B2 JP1200091A JP20009189A JP2872284B2 JP 2872284 B2 JP2872284 B2 JP 2872284B2 JP 1200091 A JP1200091 A JP 1200091A JP 20009189 A JP20009189 A JP 20009189A JP 2872284 B2 JP2872284 B2 JP 2872284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
wavelength
optical
output
optical signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1200091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0363607A (ja
Inventor
宜雄 加島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP1200091A priority Critical patent/JP2872284B2/ja
Publication of JPH0363607A publication Critical patent/JPH0363607A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2872284B2 publication Critical patent/JP2872284B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1対nあるいはn対nの双方向光通信にお
いて、一方の入出力ポートからの入射光を他方の入出力
ポートに分岐あるいは結合させる光スターカプラに関す
る。特に、波長ごとに選択分岐する機能を有する波長選
択性光スターカプラに関する。
〔従来の技術〕
第7図は、従来の光スターカプラの原理構成を示す図
である。
図において、二本の光ファイバ711、712を溶融延伸し
て方向性結合器731を形成し、さらにこれを多段に構成
して方向性結合器732、733を順次形成する。なお、ここ
では1対4の光スターカプラの構成を示す。
第8図は、従来の光スターカプラを用いた1対nの双
方向光通信システムの構成例を示すブロック図である。
図において、一つの局装置80の送受信端と複数nの端
末装置851〜85nの送受信端との間には、光ファイバ91
0〜nと光スターカプラ93により構成される光通信網が
設定され、局装置80からの下り回線は波長λ1、上り回
線は波長λ2の光信号の波長多重により双方向光通信が
行われる。
局装置80は、信号の送受信処理を行う処理回路81、処
理回路81から入力される送信信号情報に応じて強度変調
した波長λ1の光信号を送信する光源82、波長λ2の光信
号を受信して受信信号情報を処理回路81に出力する検波
回路83、波長λ1および波長λ2の各光信号の波長多重分
離を行う波長多重化回路84により構成される。
各端末装置851〜85nは、信号の送受信処理を行う処理
回路861〜n、処理回路861〜nから入力される送信信
号情報に応じて強度変調した波長λ2の光信号を送信す
る光源871〜n、波長λ1の光信号を受信して受信信号
情報を処理回路861〜nに出力する検波回路881〜n
波長λ1および波長λ2の各光信号の波長多重分離を行う
波長多重化回路891〜nにより構成される。
光スターカプラ93は、下り回線に対しては局装置80か
らの波長λ1の光信号を複数nに分岐する機能と、上り
回線に対しては各端末装置851〜85nからの波長λ2の光
信号を一つに結合する機能を有する。
ところで、このような従来の光スターカプラ93を用い
た構成では、下り回線の光信号(波長λ1)は、光スタ
ーカプラ93を介して各端末装置851〜85nのすべてに受信
される。したがって、その識別は各端末装置に割り当て
られた時間軸上の位置、あるいは信号に付加されている
識別符号を検出して行っている。すなわち、各端末装置
に受信される全端末装置宛の信号から、各端末装置がそ
れぞれ自装置宛の信号を抽出する構成であるために、通
信の秘話性を確保することが事実上困難であった。
一方、各端末装置ごとに相異なる波長を割り当て、光
スターカプラに各波長ごとに所定のポートに選択分岐す
る機能を持たせ、秘話性を確保した双方向光通信を実現
する方式が提案されている。
第9図は、秘話性を確保する双方向光通信方式の概要
を説明する図である。
第9図(a)は、1対nの双方向光通信方式の場合で
ある。局装置95は各端末装置961〜nに対応する波長λ
11〜波長λ1nの光信号を下り回線に送出し、光スターカ
プラ97が下り回線の光信号を各波長ごとに対応する端末
装置に分岐送出することにより秘話性を確保している。
また、上り回線に対しては、各端末装置961〜nからの
波長λ2の光信号を一つに結合する構成であるが、光ス
ターカプラ97の方向性により入射側で相互結合を小さく
することができるので、一方の端末装置が他方の端末装
置の送信する光信号を傍受することは困難であり、秘話
性は確保されている。
第9図(b)は、n対nの双方向光通信方式の場合で
ある。対向する端末装置群A、Bの各端末装置9
811〜1n、9821〜2nには、各端末装置ごとに割り当てら
れた波長λ11〜1n、λ21〜2nの光信号のみが受信され
る。また、送信には、相手の端末装置に対応する波長の
光信号が用いられ、双方向光通信が行われている。すな
わち、光スターカプラ99は各群の端末装置に対してスイ
ッチ(交換機)機能を実現している。
第10図は、波長選択性を有する光スターカプラ(97、
99)として利用可能な導波路型マハツェンダ干渉計フィ
ルタの構成を示す図である。
図において、入出力ポート11から入射される波長λ1
〜波長λ8の光信号は、方向性結合器131〜137を介し
て、波長λ1およびλ2の各光信号がそれぞれ入出力ポー
ト151、152から出射される。以下同様にして、方向性結
合器131〜136、138、139を介して、波長λ3およびλ4
各光信号がそれぞれ入出力ポート153、154から出射さ
れ、方向性結合器131〜133、1310〜1312を介して、波長
λ5およびλ6の各光信号がそれぞれ入出力ポート155、1
56から出射され、方向性結合器131〜133、1310、1311
1313を介して、波長λ7およびλ8の各光信号がそれぞれ
入出力ポート157、158から出射される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、波長選択性を有する光スターカプラ97、99
として、第10図に示す導波路型マハツェンダ干渉計フィ
ルタを利用した場合(光スターカプラ99では2組のフィ
ルタを対向させた構成)には、上り回線および下り回線
の波長をまったく同一にするか、あるいはそれらの間で
特定の波長関係を有しない限り、双方向の光信号がこの
フィルタを通過することができない。
すなわち、例えば光スターカプラ97において、入出力
ポート11から入射され、各入出力ポート151〜8から出
射される下り回線の波長λ1〜λ8の光信号の分離にその
波長選択特性を設定した場合に、各端末装置から送出さ
れ、各入出力ポート151〜8から入射される上り回線の
波長λ2のすべての光信号を一つに結合させ、入出力ポ
ート11から出射させるためには、その波長λ2の設定が
容易ではなかった。したがって、各端末装置の光源に大
きな制約をもたらし、経済的なシステム構築が困難にな
っていた。
本発明は、波長選択性を有し、秘話性に優れた双方向
光通信を実現させることができる波長選択性光スターカ
プラを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明方式の原理構成を示すブロック図で
ある。
本発明は、上り回線の特定波長の光信号と、下り回線
の複数の波長の光信号を双方向に伝送する双方向光通信
システムに用いられ、各光信号を1対2に分岐および結
合させる光スターカプラにおいて、2対2の入出力部を
有し、一方の入出力部の一つの入出力部から入射される
複数の波長の光信号を波長に応じて対向する入出力部か
らそれぞれ分岐出射させ、他方の各入出力部からそれぞ
れ入射される特定波長の光信号を対向する入出力部の少
なくともその一方に出射させるマハツェンダ干渉計と、
1対2の入出力部を有し、一つの入出力部から入射され
る複数の波長の光信号を対向する二つの入出力部のいず
れか一方に出射させ、二つの入出力部から入射される特
定波長の光信号を所定の比率で結合して一つの入出力部
から出射させる特定波長結合手段とを備え、マハツェン
ダ干渉計の一方の二つの入出力部と特定波長結合手段の
二つの入出力部とを接続し、特定波長結合手段の一つの
入出力部を複数の波長の光信号の入力ポートおよび特定
波長の光信号の出力ポートとし、マハツェンダ干渉計の
他方の二つの入出力部を複数の波長の光信号の波長対応
の出力ポートおよび特定波長の光信号の各入力ポートと
する構成である。
〔作用〕
マハツェンダ干渉計の下り回線方向における入力段に
接続された特定波長結合手段を介して、複数の波長の光
信号がマハツェンダ干渉計の一方の入出力部のみに入射
され、他方の入出力部から各波長の光信号が選択分岐さ
れて出射される。
一方、上り回線方向においては、マハツェンダ干渉計
の他方の入出力部からそれぞれ入射される特定波長の光
信号は、一方の各入出力部の片方あるいは両方から出射
され、特定波長結合手段に入射される。特定波長結合手
段では、二つの入出力部から入射される特定波長の各光
信号を結合させることにより、一つの入出力部から出射
させることができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
第2図は、本発明波長選択性光スターカプラの一実施
例構成を示す図である。なお、ここでは、1対2の分岐
結合を行う基本単位の構成について示す。
図において、基本単位は、入出力ポート21に接続され
る特定波長結合部30と、入出力ポート23、25に接続され
るマハツェンダ干渉計40とを有し、特定波長結合部30と
マハツェンダ干渉計40とを接続した構成である。
特定波長結合部30は、入出力ポート21に光導波路31を
介して接続される干渉フィルタ33と、干渉フィルタ33と
マハツェンダ干渉計40の入出力部とを接続する2本の光
導波路35、37とにより構成される。
マハツェンダ干渉計40は、特定波長結合部30の光導波
路35、37に接続される方向性結合器41と、光導波路42、
43を介して入出力ポート23、25に接続される方向性結合
器44と、各方向性結合器41、44を接続する2本の光導波
路45、46とにより構成される。なお、マハツェンダ干渉
計40は、各方向性結合器41、44を接続する2本の光導波
路45、46の光路長差を適切に設定することにより所定の
波長選択性が実現される。
このような構成の基本単位はシリコン基板上に一体形
成される。
なお、シリコン基板上に金属蒸着することにより形成
される干渉フィルタ33は、波長λ11およびλ12の光信号
を全反射し、波長λ2の各光信号に対しては50%の透過
特性をもつ構成とする。
ここで、波長λ11(例えば1530nm)およびλ12(例え
ば1531nm)の光信号が入出力ポート21から入射され、波
長λ2(例えば1300nm)の光信号が入出力ポート23、25
からそれぞれ入射されるとする。
入出力ポート21から入射される波長λ11およびλ12
光信号は、干渉フィルタ33で全反射し、光導波路35を介
してマハツェンダ干渉計40に入射される。マハツェンダ
干渉計40では、所定の波長選択性に応じて波長λ11およ
びλ12の光信号を分離し、それぞれ入出力ポート23、25
から出射する。
また、入出力ポート23から入射される波長λ2の光信
号は、マハツェンダ干渉計40を介して光導波路35、37の
両方あるいはその一方に出射される。すなわち、マハツ
ェンダ干渉計40は、波長λ11およびλ12の光信号に対し
てその波長選択特性が設定されているために、波長λ2
に対してはその数値により出射先が異なる。いずれにし
ても、光導波路35、37の両方あるいは一方を通過した光
信号は、干渉フィルタ33で結合されて入出力ポート21か
ら出射される。なお、波長λ2の光信号は、干渉フィル
タ33での結合損がない理想的な場合には、入出力ポート
23の入射光強度の1/2の光強度(3dB)で入出力ポート21
から出射される。
入出力ポート25から入射される波長λ2の光信号につ
いても同様に、入出力ポート21から出射される。
なお、入出力ポート23、25から入射される光信号の波
長は、必ずしも同一の波長λ2である必要はなく、干渉
フィルタ33で50%の透過特性に対応する波長帯域であれ
ば、異なる波長に対しても同一の動作が可能である。
第3図は、本発明波長選択性光スターカプラの他の実
施例構成を示す図である。なお、ここでも同様に、1対
2の分岐結合を行う基本単位の構成について示すが、第
2図に示す実施例に対して特定波長結合部30′の構成が
異なる他は同一である。したがって、同一構成のものは
同一番号により示し、その構成については省略する。
本実施例では、特定波長結合部30′において、干渉フ
ィルタ33の代わりに特定の波長選択特性を有する方向性
結合器39を用いることを特徴としている。
第4図は、方向性結合器39の波長選択特性を示す図で
ある。
図において、横軸は波長を示し、縦軸は透過率を示
す。すなわち、方向性結合器39では、入出力ポート21か
ら光導波路31を介して入射される波長λ11、λ12の光信
号の透過率は、各光導波路35、37に対して「1」および
「0」である。また、各光導波路35、37から入射される
波長λ2の光信号の透過率は、光導波路31に対してそれ
ぞれ「0.5」である。
したがって、方向性結合器39は、干渉フィルタ33と同
様の動作が保証され、特定波長結合部30と同様の特定波
長結合部30′を実現することができる。
ここで、以上説明した波長選択性光スターカプラの基
本単位を用いて、1対4および2対2の波長選択性光ス
ターカプラの構成例を示す。
第5図は、1対4の波長選択性光スターカプラの構成
例を示すブロック図である。なお、ここに示す波長選択
性光スターカプラは、第9図(a)に示す光スターカプ
ラ97として用いることが可能である。
図において、参照番号51、52、53は、1対2の分岐結
合を行う波長選択性光スターカプラの基本単位Uであ
る。
光導波路551を介して基本単位51に入射される波長λ
11、λ12、λ13、λ14の光信号は、波長λ11、λ12の光
信号と波長λ13、λ14の光信号に2分岐され、それぞれ
光導波路552、553に出射される。光導波路552を介して
基本単位52に入射される波長λ11、λ12の光信号は2分
岐され、それぞれ光導波路554、555に出射される。光導
波路553を介して基本単位53に入射される波長λ13、λ
14の光信号は2分岐され、それぞれ光導波路556、557
出射される。
なお、各基本単位51〜53では、それぞれのマハツェン
ダ干渉計を適切に設定することにより波長λ11〜λ14
光信号の分離が可能である。
光導波路554、555を介して基本単位52に入射される波
長λ2の光信号、および光導波路556、557を介して基本
単位53に入射される波長λ2の光信号は、それぞれ結合
されて各光導波路552、553に出射される。各光導波路55
2、553を介して基本単位51に入射される波長λ2の光信
号は、それぞれ結合されて光導波路551に出射される。
このように、基本単位を2段構成にすることにより形
成される1対4の波長選択性光スターカプラを用いて、
波長λ11〜λ14の光信号と波長λ2の光信号の双方向伝
送が実現される。また、一般に1対nの波長選択性光ス
ターカプラについても同様に構成することができる。
第6図は、2対2の波長選択性光スターカプラの構成
例を示すブロック図である。なお、ここに示す波長選択
性光スターカプラは、第9図(b)に示す光スターカプ
ラ99として用いることができる。
図において、参照番号61、62は、1対2の分岐結合を
行う波長選択性光スターカプラの基本単位Uであり、光
導波路630を介して対向配置される。すなわち、光導波
路630では、基本単位62から基本単位61の方向に波長λ
11、λ12の光信号が伝送され、基本単位61から基本単位
62の方向に波長λ21、λ22の光信号が伝送される。
光導波路6311を介して基本単位61に入射される波長λ
21あるいは波長λ22の光信号は、光導波路630を介して
基本単位62に入射される。基本単位62では、入射される
光信号をその波長に応じて光導波路6321あるいは光導波
路6322に出射する。光導波路6312を介して基本単位61に
入射される波長λ21あるいは波長λ22の光信号について
も同様である。
また、光導波路6321を介して基本単位62に入射される
波長λ11あるいは波長λ12の光信号は、光導波路630
介して基本単位61に入射される。基本単位61では、入射
される光信号をその波長に応じて光導波路6311あるいは
光導波路6312に出射する。光導波路6322を介して基本単
位62に入射される波長λ11あるいは波長λ12の光信号に
ついても同様である。
なお、各基本単位61、62では、それぞれのマハツェン
ダ干渉計を適切に設定することにより、波長λ11、λ12
の光信号あるいは波長λ21、λ22の光信号の分離が可能
である。
このように、基本単位を2段対向配置することにより
形成される2対2の波長選択性光スターカプラを用いて
スイッチ機能が実現され、波長λ11、λ12の光信号と波
長λ21、λ22の光信号の双方向伝送が可能になる。ま
た、一般にn対nの波長選択性光スターカプラについて
も、第5図に示した1対4の構成を組み合わせて、同様
に実現することができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明は、双方向の波長多重分離機
能が実現され秘話性が確保されるとともに、上り方向の
光信号の特定波長の設定は、マハツェンダ干渉計の波長
選択特性に影響されず設定範囲の拡大を図ることができ
る。
すなわち、秘話性に優れた双方向光通信システムを経
済的かつ容易に構築可能とする波長選択性光スターカプ
ラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成を示すブロック図。 第2図は本発明の一実施例構成を示す図。 第3図は本発明の他の実施例構成を示す図。 第4図は本発明他の実施例に用いられる方向性結合器の
波長選択特性を示す図。 第5図は1対4の波長選択性光スターカプラの構成例を
示すブロック図。 第6図は2対2の波長選択性光スターカプラの構成例を
示すブロック図。 第7図は従来の光スターカプラの原理構成を示す図。 第8図は従来の光スターカプラを用いた1対nり双方向
光通信システムの構成例を示すブロック図。 第9図は秘話性を確保する双方向光通信方式の概要を説
明する図。 第10図は波長選択性を有する光スターカプラとして利用
可能な導波路型マハツェンダ干渉計フィルタの構成を示
す図。 21、23、25…入出力ポート、30、30′…特定波長結合
部、31、35、37…光導波路、33…干渉フィルタ、39…方
向性結合器、40…マハツェンダ干渉計、41、44…方向性
結合器、42、43、45、46…光導波路、51〜53、61、62…
1対2の分岐結合を行う波長選択性光スターカプラの基
本単位、55、63…光導波路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上り回線の特定波長の光信号と、下り回線
    の複数の波長の光信号を双方向に伝送する双方向光通信
    システムに用いられ、各光信号を1対2に分岐および結
    合させる光スターカプラにおいて、 2対2の入出力部を有し、一方の入出力部の一つの入出
    力部から入射される複数の波長の光信号を波長に応じて
    対向する入出力部からそれぞれ分岐出射させ、他方の各
    入出力部からそれぞれ入射される特定波長の光信号を対
    向する入出力部の少なくともその一方に出射させるマハ
    ツェンダ干渉計と、 1対2の入出力部を有し、一つの入出力部から入射され
    る複数の波長の光信号を対向する二つの入出力部のいず
    れか一方に出射させ、二つの入出力部から入射される特
    定波長の光信号を所定の比率で結合して一つの入出力部
    から出射させる特定波長結合手段と を備え、前記マハツェンダ干渉計の一方の二つの入出力
    部と前記特定波長結合手段の二つの入出力部とを接続
    し、前記特定波長結合手段の一つの入出力部を前記複数
    の波長の光信号の入力ポートおよび前記特定波長の光信
    号の出力ポートとし、前記マハツェンダ干渉計の他方の
    二つの入出力部を前記複数の波長の光信号の波長対応の
    出力ポートおよび前記特定波長の光信号の各入力ポート
    とする構成である ことを特徴とする波長選択性光スターカプラ。
  2. 【請求項2】複数nの波長の光信号を双方向に伝送する
    双方向光通信システムに用いられ、光信号を1対n(n
    は3以上の整数)に分岐および結合させる光スターカプ
    ラにおいて、 請求項1に記載の波長選択性光スターカプラを複数個組
    み合わせて多段構成したことを特徴とする波長選択性光
    スターカプラ。
JP1200091A 1989-07-31 1989-07-31 波長選択性光スターカプラ Expired - Fee Related JP2872284B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1200091A JP2872284B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 波長選択性光スターカプラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1200091A JP2872284B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 波長選択性光スターカプラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0363607A JPH0363607A (ja) 1991-03-19
JP2872284B2 true JP2872284B2 (ja) 1999-03-17

Family

ID=16418705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1200091A Expired - Fee Related JP2872284B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 波長選択性光スターカプラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2872284B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3857906B2 (ja) * 2001-11-09 2006-12-13 古河電気工業株式会社 光波長合分波器
JP2013140275A (ja) 2012-01-05 2013-07-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 光分岐・合成装置
GB2566284A (en) 2017-09-07 2019-03-13 Univ Aston Laser detection system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0363607A (ja) 1991-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5719971A (en) Strain based optical fiber systems
US7433594B2 (en) Node apparatus, optical wavelength division multiplexing network, and system switching method
EP0762689B1 (en) Optical branching apparatus and tranmission line setting method therefor
KR20010101906A (ko) 다중-채널 파 분할 멀티플렉서 시스템
US5317658A (en) Apparatus and method for providing a polarization independent optical switch
US5521734A (en) One-dimensional optical data arrays implemented within optical networks
JPH03219793A (ja) 波長分割光交換機
KR960030588A (ko) 양지향성 광증폭기를 구비한 양지향성 광 원거리 통신 시스템
JPS63502946A (ja) 光通信システム
CN100353695C (zh) 低损耗wdm插入分出节点
EP0189273A2 (en) Fiber optic network with reduced coupling losses
US5179604A (en) Waveguide-type coupler/splitter
JPH01115230A (ja) 光ファイバ通信lan
US6480644B1 (en) Optical switching device
CN107196731A (zh) 一种用于potdr分布式光纤传感的光纤复用系统
JP2872284B2 (ja) 波長選択性光スターカプラ
JP4116244B2 (ja) 波長多重方式のためのトランシーバ
US5422772A (en) Secure fiber optic networks
JP2954238B2 (ja) 双方向光通信方式
JP3308148B2 (ja) 波長多重通信方式用光海底ケーブル分岐装置およびそれを用いた波長多重光海底ケーブルネットワーク
US6539149B1 (en) Waveguide grating router employing transmissive Echelle gratings
JPH11344638A (ja) 光ネットワ―クのためのリング・カプラ
Huiszoon et al. Integrated Mach–Zehnder-Based Spectral Amplitude OCDMA on a Passive Optical Network
JPH11163793A (ja) 光受信器、光スイッチ、及び光信号処理装置
JP2005266478A (ja) 光導波回路デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees