JP2871598B2 - テープカッター - Google Patents
テープカッターInfo
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- JP2871598B2 JP2871598B2 JP15566396A JP15566396A JP2871598B2 JP 2871598 B2 JP2871598 B2 JP 2871598B2 JP 15566396 A JP15566396 A JP 15566396A JP 15566396 A JP15566396 A JP 15566396A JP 2871598 B2 JP2871598 B2 JP 2871598B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着テープ例えば
セロハンテープ、ビニールテープ、ガムテープ等(以下
単にテープという)を任意の長さに切断するためのテー
プカッターに関するものである。
セロハンテープ、ビニールテープ、ガムテープ等(以下
単にテープという)を任意の長さに切断するためのテー
プカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、テープカッターとしては、図1
2に示すように、卓上静置型カッター台51に、テープ
収容部52を設けると共に、該収容部52から離れた端
部に、ノコ歯状のカッター刃53を上向き状に取付け、
前記収容部52内に水平軸心回りに回転自在なテープ保
持輪54を軸支し、該保持輪54に1巻のテープTを外
嵌保持したものがあり、テープTの先端部分を2本の指
で把持して必要量を引き出した後、カッター刃53にテ
ープTを押し付けて切断するようになっている。このテ
ープカッター50は、一種のテープTしか装着できな
い。
2に示すように、卓上静置型カッター台51に、テープ
収容部52を設けると共に、該収容部52から離れた端
部に、ノコ歯状のカッター刃53を上向き状に取付け、
前記収容部52内に水平軸心回りに回転自在なテープ保
持輪54を軸支し、該保持輪54に1巻のテープTを外
嵌保持したものがあり、テープTの先端部分を2本の指
で把持して必要量を引き出した後、カッター刃53にテ
ープTを押し付けて切断するようになっている。このテ
ープカッター50は、一種のテープTしか装着できな
い。
【0003】従来、二種の粘着テープ、特に両面テープ
とセロハンテープを装着しうるテープカッター55とし
て、図11に示すものが知られている(実開昭55−1
64253号公報参照)。このテープカッター55は、
本体56の中央にテープ支持部57を設け、該支持部5
7の両側に取付心棒58を突設し、該心棒58の両外端
にテープ装着輪59を夫々回転自在に取付け、カッター
部60,61を前記装着輪59に対応して段状に設けた
ものであり、上段カッター部60側のテープ装着輪59
に両面テープT1を外嵌し、下段カッター部61側のテ
ープ装着輪59にセロハンテープT2を外嵌することが
できるようになっている。
とセロハンテープを装着しうるテープカッター55とし
て、図11に示すものが知られている(実開昭55−1
64253号公報参照)。このテープカッター55は、
本体56の中央にテープ支持部57を設け、該支持部5
7の両側に取付心棒58を突設し、該心棒58の両外端
にテープ装着輪59を夫々回転自在に取付け、カッター
部60,61を前記装着輪59に対応して段状に設けた
ものであり、上段カッター部60側のテープ装着輪59
に両面テープT1を外嵌し、下段カッター部61側のテ
ープ装着輪59にセロハンテープT2を外嵌することが
できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に示
す従来技術では、2巻の異種テープT1,T2を装着で
きるが、テープT1,T2の内径が異なる場合、即ち、
テープ装着輪59に外嵌しうる内径のテープ以外のもの
は、使用できないという問題がある。また、テープT
1,T2の先端部分を指で挟んで引き出す際、テープT
1,T2がテープ装着輪59から外れ易い。
す従来技術では、2巻の異種テープT1,T2を装着で
きるが、テープT1,T2の内径が異なる場合、即ち、
テープ装着輪59に外嵌しうる内径のテープ以外のもの
は、使用できないという問題がある。また、テープT
1,T2の先端部分を指で挟んで引き出す際、テープT
1,T2がテープ装着輪59から外れ易い。
【0005】本発明は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、径及び/又は幅
の異なる各種テープを確実にかつ安定良く保持して使用
可能なテープカッターを提供するにある。
れたもので、その目的とするところは、径及び/又は幅
の異なる各種テープを確実にかつ安定良く保持して使用
可能なテープカッターを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、台板の中央部にテープ支持材が立設され、台板の
前記テープ支持材の長手方向一端側端部にカッター刃が
上向き状に設けられ、前記テープ支持材の両側に夫々テ
ープ支持体が設けられているテープカッターにおいて、
前記テープ支持体がテープを下側から支持するように前
後に位置してテープ支持材に直交状でかつ互いに平行に
設けられた夫々2個の棒又はローラからなり、前記テー
プ支持材の両側に夫々テープの倒れを防ぐテープ保持体
が、テープ幅に対応して位置調整可能に設けられている
ことを特徴としている(請求項1)。
解決するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、台板の中央部にテープ支持材が立設され、台板の
前記テープ支持材の長手方向一端側端部にカッター刃が
上向き状に設けられ、前記テープ支持材の両側に夫々テ
ープ支持体が設けられているテープカッターにおいて、
前記テープ支持体がテープを下側から支持するように前
後に位置してテープ支持材に直交状でかつ互いに平行に
設けられた夫々2個の棒又はローラからなり、前記テー
プ支持材の両側に夫々テープの倒れを防ぐテープ保持体
が、テープ幅に対応して位置調整可能に設けられている
ことを特徴としている(請求項1)。
【0007】この場合、テープは、夫々テープ支持材に
設けた2個1対のテープ支持体により下側から支持され
るため、その外径の大小に関係なく確実に支持され、テ
ープの先端部分がテープ支持体の下側からカッター刃側
に引き出されることにより、テープ支持体上でスムーズ
に回転し、テープの引き出しを容易にしている。また、
各テープは、テープ保持体によりテープ支持材との間で
安定良く保持され、テープの引き出しによる回転に伴っ
て、外側方に倒れることはない。そして、テープの幅が
大小異なるときは、テープ保持体をテープ支持材に対し
て移動させ、テープ幅に対応して位置調整することがで
きる。
設けた2個1対のテープ支持体により下側から支持され
るため、その外径の大小に関係なく確実に支持され、テ
ープの先端部分がテープ支持体の下側からカッター刃側
に引き出されることにより、テープ支持体上でスムーズ
に回転し、テープの引き出しを容易にしている。また、
各テープは、テープ保持体によりテープ支持材との間で
安定良く保持され、テープの引き出しによる回転に伴っ
て、外側方に倒れることはない。そして、テープの幅が
大小異なるときは、テープ保持体をテープ支持材に対し
て移動させ、テープ幅に対応して位置調整することがで
きる。
【0008】なお、前記テープ支持体を、テープ支持材
に対して回転自在な棒又はローラとすることにより、テ
ープの回転即ち先端部分の引き出しが容易になる。請求
項2記載の発明は、前記テープ支持材が長方板体からな
り、その両側面にテープ位置決め部材が配設されている
ことを特徴としているので、テープ先端部分の引き出し
によるテープの回転がスムーズとなる。
に対して回転自在な棒又はローラとすることにより、テ
ープの回転即ち先端部分の引き出しが容易になる。請求
項2記載の発明は、前記テープ支持材が長方板体からな
り、その両側面にテープ位置決め部材が配設されている
ことを特徴としているので、テープ先端部分の引き出し
によるテープの回転がスムーズとなる。
【0009】請求項3記載の発明は、前記テープ保持体
が台板上に設けられていることを特徴としている。ま
た、請求項4記載の発明は、前記テープ支持材上にホッ
チキスが取付けられていることを特徴としているので、
書類等の綴じ込みが容易に行なえ、事務作業能率が向上
する。
が台板上に設けられていることを特徴としている。ま
た、請求項4記載の発明は、前記テープ支持材上にホッ
チキスが取付けられていることを特徴としているので、
書類等の綴じ込みが容易に行なえ、事務作業能率が向上
する。
【0010】そして、請求項5記載の発明は、前記台板
上には前記カッター刃の反端側端部に位置して筆記具立
てが立設されていることを特徴としているので、筆記具
の保管場所が別途に不要となり、作業能率が向上する。
さらに、請求項6記載の発明は、前記テープ支持材又は
筆記具立てにひも・糸等の切断刃が取付けられているこ
とを特徴としているので、ひもや糸を即座に切断でき、
また保管場所が不要となる。
上には前記カッター刃の反端側端部に位置して筆記具立
てが立設されていることを特徴としているので、筆記具
の保管場所が別途に不要となり、作業能率が向上する。
さらに、請求項6記載の発明は、前記テープ支持材又は
筆記具立てにひも・糸等の切断刃が取付けられているこ
とを特徴としているので、ひもや糸を即座に切断でき、
また保管場所が不要となる。
【0011】また請求項7記載の発明は、前記筆記具立
て又は台板に永久磁石が取付けられていることを特徴と
しているので、クリップ、ピン等を吸着させて保管する
ことができ、作業能率が向上する。
て又は台板に永久磁石が取付けられていることを特徴と
しているので、クリップ、ピン等を吸着させて保管する
ことができ、作業能率が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1〜図11は、本発明に係るテー
プカッター1の第1の実施形態を示している。該テープ
カッター1は、台板2と、台板2の中央部上面に立設さ
れた板状のテープ支持材3と、台板2の長手方向一端側
端部上に取付部材4を介して上向き状に取付けられた左
右段違いのカッター刃5,6と、テープ支持材3の両側
に夫々テープT1,T2を下側から支持するテープ支持
体7,8と、テープ支持材3の両側に夫々テープT1,
T2の倒れを防止するテープ保持体9,10とから主構
成されている。
に基づき説明する。図1〜図11は、本発明に係るテー
プカッター1の第1の実施形態を示している。該テープ
カッター1は、台板2と、台板2の中央部上面に立設さ
れた板状のテープ支持材3と、台板2の長手方向一端側
端部上に取付部材4を介して上向き状に取付けられた左
右段違いのカッター刃5,6と、テープ支持材3の両側
に夫々テープT1,T2を下側から支持するテープ支持
体7,8と、テープ支持材3の両側に夫々テープT1,
T2の倒れを防止するテープ保持体9,10とから主構
成されている。
【0013】前記台板2は、図1、図3に示しているよ
うに平面視長方形を呈しており、下面四隅にゴム又は合
成樹脂製の脚体11が固着され、該台板2の上面には、
左右方向中央部でかつ若干後方寄りに位置して、長方板
状のテープ支持材3が立設され、台板2の前端側端部に
側面視略L形の取付部材4が全幅にわたって固着されて
おり、後端側端部には左右方向中央部に位置して、角筒
状の筆記具立て12が立設されている。
うに平面視長方形を呈しており、下面四隅にゴム又は合
成樹脂製の脚体11が固着され、該台板2の上面には、
左右方向中央部でかつ若干後方寄りに位置して、長方板
状のテープ支持材3が立設され、台板2の前端側端部に
側面視略L形の取付部材4が全幅にわたって固着されて
おり、後端側端部には左右方向中央部に位置して、角筒
状の筆記具立て12が立設されている。
【0014】前記台板2、テープ支持材3、取付部材4
及び筆記具立て12は、夫々個別に成形して固着一体化
するか、又はこれらを一体的に成形することができ、金
属・プラスチック等の材料を使用できる。なお、台板2
とテープ支持材3を一体成形して、取付部材4及び筆記
具立て12は着脱自在に固着することができる。前記テ
ープ支持材3には、図3に示すように、テープ支持体
7,8の取付孔13,13及びテープ保持体9,10の
取付ねじ孔14,14が、前後に間隔をもって左右方向
に貫通状に設けられ、上端面にホッチキス(綴込器)1
5の取付ねじ孔16が設けられており、テープ支持材3
の後端部に位置して、上端面に正面視門型のテープ位置
決め部材17がビス18により着脱可能に取付けられて
いる。
及び筆記具立て12は、夫々個別に成形して固着一体化
するか、又はこれらを一体的に成形することができ、金
属・プラスチック等の材料を使用できる。なお、台板2
とテープ支持材3を一体成形して、取付部材4及び筆記
具立て12は着脱自在に固着することができる。前記テ
ープ支持材3には、図3に示すように、テープ支持体
7,8の取付孔13,13及びテープ保持体9,10の
取付ねじ孔14,14が、前後に間隔をもって左右方向
に貫通状に設けられ、上端面にホッチキス(綴込器)1
5の取付ねじ孔16が設けられており、テープ支持材3
の後端部に位置して、上端面に正面視門型のテープ位置
決め部材17がビス18により着脱可能に取付けられて
いる。
【0015】また、テープ支持体3の後端部一側面に
は、先端部が筆記具立て12に当接するひも・糸等の切
断刃19がビス20により着脱可能に取付けられてい
る。前記取付部材4は、図3に示しているように、上端
が左右段違い状に形成され、中央から左側の上段側4A
の前面に、ノコ歯状のカッター刃5が上向き状に、ビス
21により着脱可能に取付けられ、中央から右側の下段
側4Bの前面に、ノコ歯状のカッター刃6が上向き状
に、ビス22により着脱可能に取付けられている。
は、先端部が筆記具立て12に当接するひも・糸等の切
断刃19がビス20により着脱可能に取付けられてい
る。前記取付部材4は、図3に示しているように、上端
が左右段違い状に形成され、中央から左側の上段側4A
の前面に、ノコ歯状のカッター刃5が上向き状に、ビス
21により着脱可能に取付けられ、中央から右側の下段
側4Bの前面に、ノコ歯状のカッター刃6が上向き状
に、ビス22により着脱可能に取付けられている。
【0016】前記テープ支持体7,8は、前記テープ支
持材3の取付孔13に夫々左右に貫通して水平状にかつ
互いに平行に固着された固定軸23A,23Bと、該固
定軸23A,23Bに回転自在に套嵌せられた円筒体
(ローラ)7A,7B,8A,8Bと、各固定軸23
A,23Bの外端に固着されたリング状のストッパー2
4とからなっている。そして、前記固定軸23A,23
Bにテープ支持材3に接してリング状のテープ位置決め
部材25が夫々外嵌固着されている。
持材3の取付孔13に夫々左右に貫通して水平状にかつ
互いに平行に固着された固定軸23A,23Bと、該固
定軸23A,23Bに回転自在に套嵌せられた円筒体
(ローラ)7A,7B,8A,8Bと、各固定軸23
A,23Bの外端に固着されたリング状のストッパー2
4とからなっている。そして、前記固定軸23A,23
Bにテープ支持材3に接してリング状のテープ位置決め
部材25が夫々外嵌固着されている。
【0017】該テープ位置決め部材25と、門型のテー
プ位置決め部材17の左右方向外端面は、面一で、しか
もテープ支持材3の側面と平行とされており、テープT
1,T2の側面が、ホッチキス15に接触せず、テープ
位置決め部材17,25との接触面積を小さくし、抵抗
を少なくして、テープT1,T2を安定良く支持しその
回転をスムーズに行なってその引き出しを容易にしてあ
る。
プ位置決め部材17の左右方向外端面は、面一で、しか
もテープ支持材3の側面と平行とされており、テープT
1,T2の側面が、ホッチキス15に接触せず、テープ
位置決め部材17,25との接触面積を小さくし、抵抗
を少なくして、テープT1,T2を安定良く支持しその
回転をスムーズに行なってその引き出しを容易にしてあ
る。
【0018】前記テープ保持体9,10は、前記テープ
支持材3に設けた取付ねじ孔14に夫々螺着されたねじ
棒26A,26B,27A,27Bと、該ねじ棒26A
〜27Bの各固定ナット28と、該ねじ棒26A〜27
Bに夫々外嵌された間隔保持用コイルばね29A,29
B,30A,30Bと、長手方向両端に前記ねじ棒26
A〜27Bが貫通される帯板状のテープ保持板9A,1
0Aと、前記ねじ棒26A〜27Bにテープ保持板9
A,10Aの外側に位置して螺合された幅調整用蝶ナッ
ト31A,31B,32A,32Bとから成っている。
支持材3に設けた取付ねじ孔14に夫々螺着されたねじ
棒26A,26B,27A,27Bと、該ねじ棒26A
〜27Bの各固定ナット28と、該ねじ棒26A〜27
Bに夫々外嵌された間隔保持用コイルばね29A,29
B,30A,30Bと、長手方向両端に前記ねじ棒26
A〜27Bが貫通される帯板状のテープ保持板9A,1
0Aと、前記ねじ棒26A〜27Bにテープ保持板9
A,10Aの外側に位置して螺合された幅調整用蝶ナッ
ト31A,31B,32A,32Bとから成っている。
【0019】そして、前記各コイルばね29A〜30B
が、テープ保持板9A,10Aを対向外方に付勢して、
テープT1,T2の幅に対応した間隔を、テープ位置決
め部材17,25とテープ保持板9A,10Aの間に確
保しうるようになっている。したがって、前記蝶ナット
31A〜32Bを回転させることにより、テープ保持板
9A,10Aをテープ保持材3即ちテープ位置決め部材
17,25に対して進退させ、テープT1,T2の幅に
対応した間隔として安定良く支持することができる。
が、テープ保持板9A,10Aを対向外方に付勢して、
テープT1,T2の幅に対応した間隔を、テープ位置決
め部材17,25とテープ保持板9A,10Aの間に確
保しうるようになっている。したがって、前記蝶ナット
31A〜32Bを回転させることにより、テープ保持板
9A,10Aをテープ保持材3即ちテープ位置決め部材
17,25に対して進退させ、テープT1,T2の幅に
対応した間隔として安定良く支持することができる。
【0020】前記筆記具立て12の後面には、四角柱状
の永久磁石33が接着されており、クリップCやピン等
を吸着させて保管できるようになっている。上記第1実
施形態において、テープT1,T2は、図2に2点鎖線
で示しているように、引き出される先端部分の粘着面
が、前側のテープ支持体7,8の円筒体7A,8Aに接
触しないように、即ち各テープT1,T2の外面が前記
円筒体7A,8Aの上方から後側を経てその下側に接す
るようにして、テープT1,T2をカッター刃5,6の
前方に引き出すようになっている。
の永久磁石33が接着されており、クリップCやピン等
を吸着させて保管できるようになっている。上記第1実
施形態において、テープT1,T2は、図2に2点鎖線
で示しているように、引き出される先端部分の粘着面
が、前側のテープ支持体7,8の円筒体7A,8Aに接
触しないように、即ち各テープT1,T2の外面が前記
円筒体7A,8Aの上方から後側を経てその下側に接す
るようにして、テープT1,T2をカッター刃5,6の
前方に引き出すようになっている。
【0021】したがって、各テープT1,T2は、各テ
ープ支持体7,8の円筒体7A〜8Bから浮き上がるこ
となく、スムーズに回転してその引き出しが容易になっ
ている。また、ホッチキス15の書類等の綴じ込み操作
部15Aが、カッター刃5,6のある前側に位置し、か
つ各テープT1,T2よりも前方にあるので、操作も容
易であり、しかも、テープT1,T2の引き出し及び切
断に支障をきたすことはない。
ープ支持体7,8の円筒体7A〜8Bから浮き上がるこ
となく、スムーズに回転してその引き出しが容易になっ
ている。また、ホッチキス15の書類等の綴じ込み操作
部15Aが、カッター刃5,6のある前側に位置し、か
つ各テープT1,T2よりも前方にあるので、操作も容
易であり、しかも、テープT1,T2の引き出し及び切
断に支障をきたすことはない。
【0022】そして、ひもや糸を切る場合は、テープ支
持材3の後端と筆記具立て12の間にある切断刃19
に、ひもや糸を上方からかけて下方に引っ張ることによ
り、簡単に切ることができる。また、筆記具立て12
は、テープ支持材3の後側にあるので、これにボールペ
ンや鉛筆34を立てておいても、テープT1,T2の切
断操作の邪魔にならない。
持材3の後端と筆記具立て12の間にある切断刃19
に、ひもや糸を上方からかけて下方に引っ張ることによ
り、簡単に切ることができる。また、筆記具立て12
は、テープ支持材3の後側にあるので、これにボールペ
ンや鉛筆34を立てておいても、テープT1,T2の切
断操作の邪魔にならない。
【0023】さらに、上記実施形態では、各テープT
1,T2は、その外周面を下側から支持するので、その
大きさ(外径、内径、幅等)に関係なく、安定良く支持
しかつ保持することができる。図4〜図6は、本発明の
第2実施形態の要部を示している。即ち、第1実施形態
と異なるところは、テープ保持体9B,10Bが門型と
され、かつ台板2上に位置調整可能に取付けられている
点である。このテープ保持体9B,10Bは同形状で、
2本の支柱35,35の上端部に保持板36が固着さ
れ、支柱35の下端に取付台座37が固着されており、
該取付台座37には、保持板36と直交方向に延びかつ
端部において開口する長孔状の取付孔38が設けられて
いる。
1,T2は、その外周面を下側から支持するので、その
大きさ(外径、内径、幅等)に関係なく、安定良く支持
しかつ保持することができる。図4〜図6は、本発明の
第2実施形態の要部を示している。即ち、第1実施形態
と異なるところは、テープ保持体9B,10Bが門型と
され、かつ台板2上に位置調整可能に取付けられている
点である。このテープ保持体9B,10Bは同形状で、
2本の支柱35,35の上端部に保持板36が固着さ
れ、支柱35の下端に取付台座37が固着されており、
該取付台座37には、保持板36と直交方向に延びかつ
端部において開口する長孔状の取付孔38が設けられて
いる。
【0024】また、前記台板2上には、取付ボルト孔3
9が前記台座37の取付孔38に対応して設けられてお
り(図3に2点鎖線で示す)、前記テープ保持体9B,
10Bの台座37がボルト40により、着脱自在でかつ
テープ位置決め部材17,25との間隔調整可能に取付
けられている。なお、テープ保持体9B,10B以外の
構成は、第1実施形態と同じであり、第1実施形態と同
等の作用・効果を期待することができる。
9が前記台座37の取付孔38に対応して設けられてお
り(図3に2点鎖線で示す)、前記テープ保持体9B,
10Bの台座37がボルト40により、着脱自在でかつ
テープ位置決め部材17,25との間隔調整可能に取付
けられている。なお、テープ保持体9B,10B以外の
構成は、第1実施形態と同じであり、第1実施形態と同
等の作用・効果を期待することができる。
【0025】したがって、第1実施形態と共通する構成
部分については、図2と同符号を付し、詳細説明を省略
する。図7は、本発明の第3実施形態の要部即ちテープ
保持体9C,10Cを示し、第2実施形態と異なるとこ
ろは、台板2上に立設された支柱41を、夫々テープT
1,T2の上下2カ所に側面から当てて保持するもので
ある。この場合、支柱41の下端には台座42が固着さ
れ、該台座42には長孔状の取付孔43が設けられ、図
4に2点鎖線で示すように、ボルト44により位置調整
及び着脱可能に取付けられている。
部分については、図2と同符号を付し、詳細説明を省略
する。図7は、本発明の第3実施形態の要部即ちテープ
保持体9C,10Cを示し、第2実施形態と異なるとこ
ろは、台板2上に立設された支柱41を、夫々テープT
1,T2の上下2カ所に側面から当てて保持するもので
ある。この場合、支柱41の下端には台座42が固着さ
れ、該台座42には長孔状の取付孔43が設けられ、図
4に2点鎖線で示すように、ボルト44により位置調整
及び着脱可能に取付けられている。
【0026】したがって、第3実施形態においても、第
2実施形態と同等の作用・効果を奏する。図8〜図10
は、本発明の第4実施形態の要部特にテープ保持体9D
を示し、第1実施形態と異なるところは、帯板状のテー
プ保持体9A,10Aに代えて、円板状の保持体9D,
10Dを採用した点であり、第1実施形態と同等の作用
・効果を期待できる。なお、コイルばね29A,29
B,30A,30B及び蝶ナット31A〜32Bによる
テープ保持体9D,10Dの位置固定手段は、図10に
示すように、保持体9D,10Dを夫々2個のナット4
5,46により挟着することに変更できる。
2実施形態と同等の作用・効果を奏する。図8〜図10
は、本発明の第4実施形態の要部特にテープ保持体9D
を示し、第1実施形態と異なるところは、帯板状のテー
プ保持体9A,10Aに代えて、円板状の保持体9D,
10Dを採用した点であり、第1実施形態と同等の作用
・効果を期待できる。なお、コイルばね29A,29
B,30A,30B及び蝶ナット31A〜32Bによる
テープ保持体9D,10Dの位置固定手段は、図10に
示すように、保持体9D,10Dを夫々2個のナット4
5,46により挟着することに変更できる。
【0027】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、テープ支持体7,8は、ローラに代
えて固定式の棒状体とすることができ、その前後方向間
隔は短く又は長くできるほか、カッター刃5,6の高さ
を同一にするなど、適宜設計変更が可能である。
ではなく、例えば、テープ支持体7,8は、ローラに代
えて固定式の棒状体とすることができ、その前後方向間
隔は短く又は長くできるほか、カッター刃5,6の高さ
を同一にするなど、適宜設計変更が可能である。
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明は、台板の中央部
にテープ支持材が立設され、台板の前記テープ支持材の
長手方向一端側端部にカッター刃が上向き状に設けら
れ、前記テープ支持材の両側に夫々テープ支持体が設け
られているテープカッターにおいて、前記テープ支持体
がテープを下側から支持するように前後に位置してテー
プ支持材に直交状でかつ互いに平行に設けられた夫々2
個の棒又はローラからなり、前記テープ支持材の両側に
夫々テープの倒れを防ぐテープ保持体が、テープ幅に対
応して位置調整可能に設けられていることを特徴とする
ものであるから、径及び/又は幅の異なる各種テープを
確実に保持することができ、テープの引き出しをスムー
ズにかつ容易に任意の長さに切断可能である(請求項
1)。
にテープ支持材が立設され、台板の前記テープ支持材の
長手方向一端側端部にカッター刃が上向き状に設けら
れ、前記テープ支持材の両側に夫々テープ支持体が設け
られているテープカッターにおいて、前記テープ支持体
がテープを下側から支持するように前後に位置してテー
プ支持材に直交状でかつ互いに平行に設けられた夫々2
個の棒又はローラからなり、前記テープ支持材の両側に
夫々テープの倒れを防ぐテープ保持体が、テープ幅に対
応して位置調整可能に設けられていることを特徴とする
ものであるから、径及び/又は幅の異なる各種テープを
確実に保持することができ、テープの引き出しをスムー
ズにかつ容易に任意の長さに切断可能である(請求項
1)。
【0029】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記テープ支持材が長方板体からなり、その両側面にテー
プ位置決め部材が配設されていることを特徴とするもの
であるから、テープの回転をよりスムーズにし、テープ
先端部の引き出しが容易になる。そして、本発明では、
テープ保持体を台板上に立設してテープの側面を保持す
ることができる(請求項3)。
記テープ支持材が長方板体からなり、その両側面にテー
プ位置決め部材が配設されていることを特徴とするもの
であるから、テープの回転をよりスムーズにし、テープ
先端部の引き出しが容易になる。そして、本発明では、
テープ保持体を台板上に立設してテープの側面を保持す
ることができる(請求項3)。
【0030】請求項4に記載の発明によれば、前記テー
プ支持材上にホッチキスが取付けられていることを特徴
とするものであるから、書類等の綴じ込みをも行なうこ
とができる。請求項5に記載の発明によれば、前記台板
上には前記カッター刃の反端側端部に位置して筆記具立
てが立設されていることを特徴としているので、筆記具
の保管及び整理ができ、使い勝手が良くなる。
プ支持材上にホッチキスが取付けられていることを特徴
とするものであるから、書類等の綴じ込みをも行なうこ
とができる。請求項5に記載の発明によれば、前記台板
上には前記カッター刃の反端側端部に位置して筆記具立
てが立設されていることを特徴としているので、筆記具
の保管及び整理ができ、使い勝手が良くなる。
【0031】請求項6に記載の発明によれば、前記テー
プ支持材又は筆記具立てにひも・糸等の切断刃が取付け
られていることを特徴としているので、ひも・糸等の切
断も容易にできる。さらに、請求項7に記載の発明によ
れば、前記筆記具立て又は台板に永久磁石が取付けられ
ていることを特徴としているので、クリップやピン等を
吸着させて保管することができ、整理上好都合である。
プ支持材又は筆記具立てにひも・糸等の切断刃が取付け
られていることを特徴としているので、ひも・糸等の切
断も容易にできる。さらに、請求項7に記載の発明によ
れば、前記筆記具立て又は台板に永久磁石が取付けられ
ていることを特徴としているので、クリップやピン等を
吸着させて保管することができ、整理上好都合である。
【図1】本発明の第1実施形態を示す平面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】同実施形態の一部省略斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態の要部を示す側面図であ
る。
る。
【図5】第2実施形態におけるテープ保持体の平面図で
ある。
ある。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】本発明の第3実施形態の要部であるテープ保持
体の正面図である。
体の正面図である。
【図8】本発明の第4実施形態を示す一部省略正面図で
ある。
ある。
【図9】図8の右側面図である。
【図10】同第4実施形態におけるテープ保持板の位置
固定手段の他の例を示す正面図である。
固定手段の他の例を示す正面図である。
【図11】二種装着テープカッターの従来例を示す斜視
図である。
図である。
【図12】一般的なテープカッターを示す斜視図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 テープカッター 2 台板 3 テープ支持材 5 カッター刃 6 カッター刃 7 テープ支持体 7A,7B 筒状体(ローラ) 8 テープ支持体 8A,8B 筒状体(ローラ) 9 テープ保持体 10 テープ保持体 12 筆記具立て 15 ホッチキス 17 テープ位置決め部材 19 切断刃 25 テープ位置決め部材 33 永久磁石 T1,T2 テープ
Claims (7)
- 【請求項1】 台板の中央部にテープ支持材が立設さ
れ、台板の前記テープ支持材の長手方向一端側端部にカ
ッター刃が上向き状に設けられ、前記テープ支持材の両
側に夫々テープ支持体が設けられているテープカッター
において、前記テープ支持体がテープを下側から支持す
るように前後に位置してテープ支持材に直交状でかつ互
いに平行に設けられた夫々2個の棒又はローラからな
り、前記テープ支持材の両側に夫々テープの倒れを防ぐ
テープ保持体が、テープ幅に対応して位置調整可能に設
けられていることを特徴とするテープカッター。 - 【請求項2】 前記テープ支持材が長方板体からなり、
その両側面にテープ位置決め部材が配設されていること
を特徴とする請求項1に記載のテープカッター。 - 【請求項3】 前記テープ保持体が台板上に設けられて
いることを特徴とする請求項1又は2に記載のテープカ
ッター。 - 【請求項4】 前記テープ支持材上にホッチキスが取付
けられていることを特徴とする請求項1,2又は3に記
載のテープカッター。 - 【請求項5】 前記台板上には前記カッター刃の反端側
端部に位置して筆記具立てが立設されていることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載のテープカッタ
ー。 - 【請求項6】 前記テープ支持材又は筆記具立てにひも
・糸等の切断刃が取付けられていることを特徴とする請
求項1〜5のいずれかに記載のテープカッター。 - 【請求項7】 前記筆記具立て又は台板に永久磁石が取
付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
かに記載のテープカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15566396A JP2871598B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | テープカッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15566396A JP2871598B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | テープカッター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH101256A JPH101256A (ja) | 1998-01-06 |
JP2871598B2 true JP2871598B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=15610880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15566396A Expired - Lifetime JP2871598B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | テープカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2871598B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP15566396A patent/JP2871598B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH101256A (ja) | 1998-01-06 |
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