JP2869942B2 - 開口部の開閉装置 - Google Patents
開口部の開閉装置Info
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- JP2869942B2 JP2869942B2 JP4025390A JP4025390A JP2869942B2 JP 2869942 B2 JP2869942 B2 JP 2869942B2 JP 4025390 A JP4025390 A JP 4025390A JP 4025390 A JP4025390 A JP 4025390A JP 2869942 B2 JP2869942 B2 JP 2869942B2
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- frame
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はドーム球場の屋根、温室の屋根又は一般建築
物等の屋根等における開口部の開閉装置に関する。
物等の屋根等における開口部の開閉装置に関する。
[従来の技術] 一般にドーム球場、温室又は一般家屋等の建築物は屋
根の開口部を開閉して季節や気象条件の変化に対応して
最も良い条件で開放して採光及び通風を行なっている。
根の開口部を開閉して季節や気象条件の変化に対応して
最も良い条件で開放して採光及び通風を行なっている。
これら従来の開口部の開閉装置は開口部に近接して設
けた枠体に沿って蓋をスライド自在に取り付けたり、又
はリンクを介して蓋を上下方向に移動させることにより
開口部を開閉させている。
けた枠体に沿って蓋をスライド自在に取り付けたり、又
はリンクを介して蓋を上下方向に移動させることにより
開口部を開閉させている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のスライド式の開閉装置は枠
体と蓋との取り合い関係、加工誤差等によりあるいはス
ライドした蓋を収容するスペース上の関係からどうして
も蓋を全開できない場合がある。
体と蓋との取り合い関係、加工誤差等によりあるいはス
ライドした蓋を収容するスペース上の関係からどうして
も蓋を全開できない場合がある。
又、上記リンク式の開閉装置ではリンクと蓋との結合
関係、リンクの長さ等に起因して蓋を全開できない場合
がある。
関係、リンクの長さ等に起因して蓋を全開できない場合
がある。
そこで、本発明の目的は蓋を全開でき、且つ遠隔的に
開閉操作できる建築物等の開口部の開閉装置を提供する
ことである。
開閉操作できる建築物等の開口部の開閉装置を提供する
ことである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明の構成は、建築物
等の開口部に蓋を開閉自在に取り付けている開口部の開
閉装置に於て、建築物等の開口部両側にレールを設け、
前記蓋は分割された支持フレームとスライドフレームと
からなり、支持フレームの基端は建築物等に設けた支点
に回転自在に枢着され、スライドフレームの基端はロー
ラを介して前記レールにスライド自在に支持され、支持
フレームとスライドフレームの先端はリンクを介して折
れ曲がり自在に結合され、リンクには支持フレームに取
り付けられたシリンダが接続され、シリンダの伸長時に
支持フレームとスライドフレームの先端がリンクを介し
て上方に押し上げられ、且つ一方の支持フレームは支点
を中心にして立ち上がり、他方のスライドフレームはレ
ールに沿ってスライドしながら立ち上がることを特徴と
するものである。
等の開口部に蓋を開閉自在に取り付けている開口部の開
閉装置に於て、建築物等の開口部両側にレールを設け、
前記蓋は分割された支持フレームとスライドフレームと
からなり、支持フレームの基端は建築物等に設けた支点
に回転自在に枢着され、スライドフレームの基端はロー
ラを介して前記レールにスライド自在に支持され、支持
フレームとスライドフレームの先端はリンクを介して折
れ曲がり自在に結合され、リンクには支持フレームに取
り付けられたシリンダが接続され、シリンダの伸長時に
支持フレームとスライドフレームの先端がリンクを介し
て上方に押し上げられ、且つ一方の支持フレームは支点
を中心にして立ち上がり、他方のスライドフレームはレ
ールに沿ってスライドしながら立ち上がることを特徴と
するものである。
[作 用] シリンダを伸長するとリンクが押され、支持フレーム
の先端とスライドフレームの先端が上方に押し上げられ
る。シリンダを伸び続けると支持フレームは支点を中心
にして起立し、同じくスライドフレームはレールに沿っ
てスライドしながら起立し、シリンダの最伸長時には開
口部の端部でほぼ垂直に起立するため開口部が全開す
る。シリンダを圧縮すると上記と逆の運動が行なわれ、
開口部が閉じる。
の先端とスライドフレームの先端が上方に押し上げられ
る。シリンダを伸び続けると支持フレームは支点を中心
にして起立し、同じくスライドフレームはレールに沿っ
てスライドしながら起立し、シリンダの最伸長時には開
口部の端部でほぼ垂直に起立するため開口部が全開す
る。シリンダを圧縮すると上記と逆の運動が行なわれ、
開口部が閉じる。
[実施例] 以下本発明の実施の一例を図面にもとづいて説明す
る。
る。
ドーム球場の屋根、温室の屋根あるいは一般家屋等の
建築物の屋根等の躯体1側に開口部2が形成され、この
開口部2が開閉自在な蓋3によって開閉される。
建築物の屋根等の躯体1側に開口部2が形成され、この
開口部2が開閉自在な蓋3によって開閉される。
蓋3は分割された二つの支持フレーム4とスライドフ
レーム5とからなり、支持フレーム4の基端4aは躯体1
に起立するブラケット6に設けた支点7たる軸に回転自
在に枢着され、スライドフレーム5の基端5aにはローラ
8が設けられ、このローラ8を介して開口部2の両側に
設けたレール9にスライド自在に支持されている。
レーム5とからなり、支持フレーム4の基端4aは躯体1
に起立するブラケット6に設けた支点7たる軸に回転自
在に枢着され、スライドフレーム5の基端5aにはローラ
8が設けられ、このローラ8を介して開口部2の両側に
設けたレール9にスライド自在に支持されている。
支持フレーム4の先端4bとスライドフレーム5の先端
5bは蓋3自体が閉じた時水平に対向し、両者はリンク10
を介して折れ曲がり自在に結合されている。
5bは蓋3自体が閉じた時水平に対向し、両者はリンク10
を介して折れ曲がり自在に結合されている。
支持フレーム4のブラケット14にはシリンダ11のチュ
ーブ12が回転自在に枢着され、ピストンロッド13が前記
リンク10に枢着されている。シリンダ11が最圧縮状態で
は第1図のように蓋3が下降して水平となり、開口部2
を閉じる。
ーブ12が回転自在に枢着され、ピストンロッド13が前記
リンク10に枢着されている。シリンダ11が最圧縮状態で
は第1図のように蓋3が下降して水平となり、開口部2
を閉じる。
シリンダ11を伸長すると、リンク10が押され、支持フ
レーム4は支点7を中心に回転しながら徐々に起立し、
他方のスライドフレーム5は先端5bが上方に附勢される
と共にローラ8を介してレール9上をスライドしながら
起立し、シリンダ11の最伸長時には点線で示すようにロ
ーラ8は開口部2の末端まで移動して開口部2を全開
し、この時支持フレーム4とスライドフレーム5は躯体
1上にほぼ垂直に起立する。
レーム4は支点7を中心に回転しながら徐々に起立し、
他方のスライドフレーム5は先端5bが上方に附勢される
と共にローラ8を介してレール9上をスライドしながら
起立し、シリンダ11の最伸長時には点線で示すようにロ
ーラ8は開口部2の末端まで移動して開口部2を全開
し、この時支持フレーム4とスライドフレーム5は躯体
1上にほぼ垂直に起立する。
支持フレーム4の先端側下部にはC型チャンネル15が
横方向に結合され、同じくスライドフレーム5の先端側
下部にもC型チャンネル16が結合されている。
横方向に結合され、同じくスライドフレーム5の先端側
下部にもC型チャンネル16が結合されている。
チャンネル15には二つのブラケット17,17が突設さ
れ、同じくチャンネル16には水平なブラケット19と二つ
の傾斜するブラケット18,20が突設されている。
れ、同じくチャンネル16には水平なブラケット19と二つ
の傾斜するブラケット18,20が突設されている。
リンク10はブラケット17,17間に架設した支持軸21
と、ブラケット17,18、ブラケット17,20間に枢着した支
持軸22,23と、ピストンロッド13とブラケット17,19に回
転軸24,25,26を介して回転自在に枢着された平行な二つ
のメインリンク27,27とから構成されている。
と、ブラケット17,18、ブラケット17,20間に枢着した支
持軸22,23と、ピストンロッド13とブラケット17,19に回
転軸24,25,26を介して回転自在に枢着された平行な二つ
のメインリンク27,27とから構成されている。
ブラケット17,18,19,20は支持フレーム4とスライド
フレーム5を折れ曲がり自在に連結し、メインリンク27
はシリンダ11の伸縮運動をスライドフレーム5に伝達さ
せるものである。
フレーム5を折れ曲がり自在に連結し、メインリンク27
はシリンダ11の伸縮運動をスライドフレーム5に伝達さ
せるものである。
ピストンロッド13が伸長すると、この運動がメインリ
ンク27とブラケット19を介してスライドフレーム5に伝
達され、この時メインリンク27は回転軸24,25,26を介し
て回転方向に附勢されながら上方に押し上げられる。
ンク27とブラケット19を介してスライドフレーム5に伝
達され、この時メインリンク27は回転軸24,25,26を介し
て回転方向に附勢されながら上方に押し上げられる。
蓋3は支点7で支えられているから、水平方向には移
動できず、この為、水平方向の運動がメインリンク27を
介して縦方向の運動に変換され、スライドフレーム5は
ローラ8とレール9を介して基端5aがスライドしながら
先端5bは上方に徐々に起立し、他方支持フレーム4は支
点7を中心にして回転しながら徐々に起立する。
動できず、この為、水平方向の運動がメインリンク27を
介して縦方向の運動に変換され、スライドフレーム5は
ローラ8とレール9を介して基端5aがスライドしながら
先端5bは上方に徐々に起立し、他方支持フレーム4は支
点7を中心にして回転しながら徐々に起立する。
シリンダ11の最伸長時にはローラ8が開口部2の端部
より後方まで移動し、スライドフレーム5と支持フレー
ム4はリンク10で折れ曲がりながら第1図のようにほぼ
垂直に起立し、これにより開口部2は全開される。
より後方まで移動し、スライドフレーム5と支持フレー
ム4はリンク10で折れ曲がりながら第1図のようにほぼ
垂直に起立し、これにより開口部2は全開される。
全開状態からシリンダ11を圧縮させると前記とは逆方
向にスライドフレーム5と支持フレーム4が移動し、最
圧縮時には蓋3が水平となって開口部2を全閉させる。
向にスライドフレーム5と支持フレーム4が移動し、最
圧縮時には蓋3が水平となって開口部2を全閉させる。
スライドフレーム5と支持フレーム4の基端側下面に
は弾性なパッキン28を設けて全閉時に躯体1との間の隙
間をシールさせている(第6図)。
は弾性なパッキン28を設けて全閉時に躯体1との間の隙
間をシールさせている(第6図)。
更に、スライドフレーム5の先端側下面には横方向に
沿ってパッキン29を設け、支持フレーム4の先端側下面
には遮蔽板30が突設され、全閉時に遮蔽板30がパッキン
29に当接して支持フレーム4とスライドフレーム5間の
隙間をシールさせている(第7図)。
沿ってパッキン29を設け、支持フレーム4の先端側下面
には遮蔽板30が突設され、全閉時に遮蔽板30がパッキン
29に当接して支持フレーム4とスライドフレーム5間の
隙間をシールさせている(第7図)。
[発明の効果] 本発明によれば、次の効果がある。
シリンダの伸長時に支持フレームが支点を介して起立
し、スライドフレームがスライドしながら起立し、且つ
スライドフレームの基端がレールに沿って開口部の端部
まで移動するから、開口部を蓋が全開する。逆にシリン
ダを圧縮すると蓋が水平状態となって開口部を全閉す
る。
し、スライドフレームがスライドしながら起立し、且つ
スライドフレームの基端がレールに沿って開口部の端部
まで移動するから、開口部を蓋が全開する。逆にシリン
ダを圧縮すると蓋が水平状態となって開口部を全閉す
る。
シリンダは遠隔操作で伸縮駆動するから、蓋もシリン
ダの運動に伴なって遠隔的に開閉操作でき、建築物等の
屋根のように地上から高い場所にある開口部でも開閉操
作が容易に行なえる。
ダの運動に伴なって遠隔的に開閉操作でき、建築物等の
屋根のように地上から高い場所にある開口部でも開閉操
作が容易に行なえる。
リンクは分割された支持フレームとスライドフレーム
を連結し、シリンダの動きを支持フレームとスライドフ
レームに伝達し、蓋の開閉を確実に行わすことができ
る。
を連結し、シリンダの動きを支持フレームとスライドフ
レームに伝達し、蓋の開閉を確実に行わすことができ
る。
第1図は開閉装置を設けた蓋の縦断側面図、第2図は蓋
の平面図、第3図はリンクの縦断側面図、第4図はリン
クの平面図、第5図は第2図のB−B線拡大断面図、第
6図は第2図のA−A線拡大断面図である。 [符号の説明] 1……躯体、2……開口部 3……蓋、4……支持フレーム 5……スライドフレーム、7……支点 8……ローラ、9……レール 10……リンク、11……シリンダ 12……チューブ、13……ピストンロッド 17,18,19,20……ブラケット 21,22,23……軸、24,25,26……回転軸 27……メインリンク
の平面図、第3図はリンクの縦断側面図、第4図はリン
クの平面図、第5図は第2図のB−B線拡大断面図、第
6図は第2図のA−A線拡大断面図である。 [符号の説明] 1……躯体、2……開口部 3……蓋、4……支持フレーム 5……スライドフレーム、7……支点 8……ローラ、9……レール 10……リンク、11……シリンダ 12……チューブ、13……ピストンロッド 17,18,19,20……ブラケット 21,22,23……軸、24,25,26……回転軸 27……メインリンク
Claims (1)
- 【請求項1】建築物等の開口部に蓋を開閉自在に取り付
けている開口部の開閉装置に於て、建築物等の開口部両
側にレールを設け、前記蓋は分割された支持フレームと
スライドフレームとからなり、支持フレームの基端は建
築物等に設けた支点に回転自在に枢着され、スライドフ
レームの基端はローラを介して前記レールにスライド自
在に支持され、支持フレームとスライドフレームの先端
はリンクを介して折れ曲がり自在に結合され、リンクに
は支持フレームに取り付けられたシリンダが接続され、
シリンダの伸長時に支持フレームとスライドフレームの
先端がリンクを介して上方に押し上げられ、且つ一方の
支持フレームは支点を中心にして立ち上がり、他方のス
ライドフレームはレールに沿ってスライドしながら立ち
上がることを特徴とする開口部の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4025390A JP2869942B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 開口部の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4025390A JP2869942B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 開口部の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03244744A JPH03244744A (ja) | 1991-10-31 |
JP2869942B2 true JP2869942B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=12575524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4025390A Expired - Fee Related JP2869942B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 開口部の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2869942B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0130587Y1 (ko) * | 1995-11-09 | 1998-12-15 | 김광호 | 세탁기의 뚜껑 |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP4025390A patent/JP2869942B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03244744A (ja) | 1991-10-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |