JP2869053B2 - フィラメント・ウェッブフォーマーおよびフィラメント不織布の製法 - Google Patents

フィラメント・ウェッブフォーマーおよびフィラメント不織布の製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィラメント・ウェ
ッブフォーマーおよびフィラメント不織布の製法に関す
るもので、とくに、公知の製造工程の簡略化を図るとと
もに多様化した製品の製造に応用することのできるフィ
ラメント・ウェッブフォーマーおよびフィラメント不織
布の製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フィラメントから不織布を製造する公知
の方法は主にスパンボンド法であり、図2「(ファイバ
ープロデューサ(Fiber producer)」1984、2月、
第38〜41頁、「スパンレイド ファブリックス ブ
ロードゥニング ゼア ホリゾンズ イン ヨーロッパ
(Spunlaid Fabrics Broadening their horizons in Eu
rope)」を参照)に示されるように、その製造工程は融
解紡糸装置および気流ウェッブフォーマーを組み合わせ
てフィラメント不織布を製造するもので、直紡法の一種
である。詳しく説明すると、スパンボンド法の製造工程
は以下のステップからなる。まず熱可塑性のプラスチッ
ク原料を供給ホッパー11に入れ、押出機12で融解
し、融解されたプラスチック原料を計量ポンプ13で計
量して打ち出したのち、紡糸プレート14に送り比較的
太い繊維15の状態で押し出し、さらにエアーノズル1
7によって引き延ばし細くしたのち、瞬間冷却風16で
冷却して比較的細い繊維を形成し、同時に吸風装置18
の吸引力によって繊維をウェッブフォーム・コンベアベ
ルト19上に吸着させてウェッブ20を形成し、さらに
凝固部21に通して凝固させ、最後にコイラー22でス
パンボンド不織布を巻き取る。このような製法および製
造装置は、製造工程全体が複雑なため膨大な設備投資が
必要で、しかも気流を利用して繊維を引き延ばすため、
製品が弾性に乏しくなるとともにコストが高くつくとい
う欠点がある。
【0003】他の公知技術として、ステープルから不織
布を製造する梳綿法があり、図3に示されるように、そ
の製造工程は以下のステップからなる。まずステープル
23を開綿機24に通して繊維を拡散させ、次に給綿機
25に通すことにより梳綿機26に定量的に給綿して繊
維をそろえ、今度は畳綿機27に送り必要な厚さに重
ね、さらにマングル28に送り圧搾することにより不織
布を形成する。ここで製造された不織布の構造は比較的
粗でふわふわしたものであるが、強度が小さく、伸度が
大きいため裂けやすいという欠点がある。したがって、
この種の不織布は、通常、補強材を加えるかまたは高強
度繊維(high strength fiber)を使用するなどの方法
によって、繊維の物性をさらに改善する必要がある。
【0004】また、米国特許第4,999,080号明
細書には連続繊維から不織布を製造する装置が示されて
いるが、該装置もまた公知のスパンボンド法の設計を利
用しており、融解紡糸および引き延ばしの製造工程を経
ることにより不織布製品を製造している。
【0005】さらに米国特許第5,225,018号明
細書には、すぐれて均質なスパンボンドを形成する方法
が示されており、該方法は、高速ジェット流によって繊
維束を吹き分ける第1段階と、静電開繊によって繊維が
均等に分けられるようにする第2段階とからなる。該特
許の主たる特徴は静電開繊装置を備えていることである
が、依然として融解紡糸によるスパンボンド製造工程の
範囲を脱するものではない。
【0006】また、米国特許第5,108,276号明
細書にはスパンボンドを製造する装置が示されており、
その特徴は主にノズルの設計にあり、単成分または2成
分繊維の2紡糸束が製造工程に含まれている。該特許の
製造工程は従来のスパンボンド工程に改良を加えたもの
で、依然として融解紡糸によるスパンボンド製造工程の
範囲に属するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は公知技術に関
する前述した欠点に対して改良を加えたもので、融解紡
糸やステープルの開綿といった手法を用いることなく、
フィラメントのスピニング・ケークを利用することによ
って、製造工程の簡略化、コストの削減、製品の多様
化、そして品質の向上をもたらすフィラメント・ウェッ
ブフォーマーおよびフィラメント不織布の製法を提供す
るものである。
【0008】本発明は、送糸ローラ、エアーノズル、コ
ンベアベルトおよび吸風部からなるフィラメント・ウェ
ッブフォーマーを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】本発明は、また、フィラメント不織布の製
法を提供することを目的とするものである。すなわち、
原料であるフィラメントのスピニング・ケークをフィラ
メント・ウェッブフォーマーに通すことによりフィラメ
ント・ウェッブを形成し、形成された該フィラメント・
ウェッブをさらに凝固工程に通すことによりフィラメン
ト不織布を形成する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のフィラメント・
ウェッブフォーマーは、フィラメントのスピニング・ケ
ークを原料とするとともに、該フィラメントのスピニン
グ・ケークの設計に合せたフィラメントウェッブフォー
マーであって、(a)送糸ローラと、(b)エアーノズ
ルと、(c)コンベアベルトと、(d)吸風部とからな
る。
【0011】(a)送糸ローラーは、フィラメントをエ
アーノズルに供給するのに使用される。
【0012】(b)エアーノズルは、該送糸ローラーに
よって供給された原料であるフィラメントを下方に送る
とともに、該フィラメントをコンベアベルト上に吹き付
けるのに使用される。
【0013】(c)コンベアベルトは、エアーノズルに
よってコンベアベルト上に吹き付けられたフィラメント
をウェッブ状に形成するのに使用される。
【0014】(d)吸風部は、該コンベアベルトの下方
に位置し、ウェッブをコンベアベルト上に吸着させるの
に使用される。
【0015】本発明のフィラメント・ウェッブフォーマ
ーにおいては、送糸ローラーは対をなしているのが好ま
しく、エアーノズルは気流を利用してコンベアベルト上
にフィラメントを吹き付けるものであるのが好ましい。
本発明の装置を利用して形成されるウェッブは、さらに
凝固部による凝固工程を経れば不織布を形成することが
できるのが好ましい。ここでのいわゆる凝固部の凝固工
程には特別な制限はなく、たとえばニードル・パンチ法
(needle punching)、ウォーター・ジェット・エンタ
ングリング法(water jet entangling)、熱圧法、熱風
法、超音波法、高周波法、化学接着法などのいずれの方
法も適用することができる。
【0016】また、本発明のフィラメント・ウェッブフ
ォーマーは、フィラメント不織布の製造に使用できるほ
か、該装置をフィラメントのスピニング・ケークととも
にステープル製造工程における畳綿工程と凝固工程との
あいだに配置することによってステープルにより作製し
た不織布を補強することもでき、これは本発明のフィラ
メントウェッブフォーマーの応用範囲を一層広げるもの
である。
【0017】本発明のフィラメント不織布の製法は、原
料であるフィラメントのスピニング・ケークを、該フィ
ラメントのスピニング・ケークの設計に合せたフィラメ
ント・ウェッブフォーマーに通すことによってフィラメ
ント・ウェッブを形成し、形成された該フィラメント・
ウェッブをさらに固着工程(具体的には凝固工程)に通
すことによってフィラメント不織布を形成するものであ
る。
【0018】本発明のフィラメント不織布の製法におい
て使用されるフィラメント・ウェッブフォーマーは、本
発明によるものが用いられる。
【0019】本発明の製法において原料として使用され
るフィラメントは、いずれの種類の人造繊維でもよく、
たとえばポリエステル・フィラメント、ポリアミド・フ
ィラメント、ポリオレフィン・フィラメント、ポリアク
リロニトリル・フィラメント、レーヨン・フィラメン
ト、フェニレンサルファイド・フィラメント、アロマチ
ックポリアミド・フィラメント、ガラス繊維フィラメン
ト、カーボン繊維フィラメント、遠赤外線フィラメン
ト、弾性フィラメント(繊維)、複合フィラメント、伝
導繊維などの中の、任意の1種類または2種以上の混合
繊維のいずれも用いることができる。これらの繊維を含
む前記フィラメントは全延伸糸であるのが好ましい。
【0020】本発明の製法で採用される固着工程(凝固
工程)には特別な制限はなく、公知の凝固方法のいずれ
でもよい。たとえばニードル・パンチ法、ウォーター・
ジェット・エンタングリング法、熱圧法、熱風法、超音
波法、高周波法、化学接着法などの方法のいずれも用い
ることができる。
【0021】本発明の製法は、フィラメント不織布を製
造できるほか、既に形成済みのウェッブまたは不織布を
ウェッブフォーマーの次段階で供給することにより複合
不織布を製造することもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に実施例をあげてさらに詳し
く説明するが、実施例は説明に用いるだけのものであっ
て、決して本発明の範囲を制限するものではない。
【0023】本発明のフィラメント不織布の製法は、図
1に示されるように以下のステップからなる。まず原料
であるフィラメントのスピニング・ケーク9のトウの熱
を下げ、該フィラメントを導糸器10により送糸ローラ
ー1に送入し、ついでエアーノズル2に通してトウを吹
き分け、さらに吸風プレート5上の穴から生じる吸風部
である吸風装置4の吸引力を利用して繊維をウェッブフ
ォーム・コンベアベルト3上に均等に吸着させ敷き詰め
てウェッブ6を形成し、さらにマングル7によってウェ
ッブを圧搾により凝固させ、そののちコイラー8でウェ
ッブを巻き取りフィラメント不織布を仕上げる。
【0024】本発明の製法の製造工程は、公知のものに
比べ簡略化され、しかも原料を任意に選択して組み合わ
せることができる。したがって生産システム全体が柔軟
性に富むものとなっており、設備投資が少なくてすむ
(スパンボンド法による製造工程のわずか5%)うえ、
生産能力は大小ともに可能でかつ製品の多様化も可能で
あり、本発明の装置および製造工程の産業上の利用価値
を一層高めるものとなっている。
【0025】図1に示された装置を使用し、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)の連続フィラメントのスピ
ニング・ケークを原料とし、トウ規格が300d/64
fの全延伸糸を使用する。一本または複数本のトウを導
糸器、送糸ローラーに通し、さらに5kg/cm2fの
エアープレッシャーを加えることにより、各トウが1列
または複数列のエアーノズルの中で開繊されると同時に
ウェッブフォーム・コンベアベルト上に吹き付けられる
ようにし、さらに500針/cm2のマングリング密度
で圧搾によって凝固することにより不織布である圧搾布
を製造する。
【0026】本発明の方法によって製造された圧搾布と
公知のスパンボンド・マングル法によって製造された圧
搾布の物性を比較した結果は下表に示されるとおりであ
る。表1のうち、PETスパンボンド・マングル法によ
る製品はゲオテクニカル ファブリックス リポート
(GEOTECHNICAL FABRICS REPORT)1993スペシファ
イアズガイド(Specifier′s Guide)のゲオテクスタイ
ル プロデューサ(Geotextile producer)、ホエクス
ト(Hoechst)社が出品した商品(商品名:トレビラ(T
revira)1145)であり、PET梳綿法による製品
は、繊維長51mm、繊維細度3dのPETステープル
を使用し、500針/cm2のマングリング密度で圧搾
することにより製造されたステープル不織布、具体的に
はステープル圧搾布である。
【0027】
【表1】
【0028】表1の物性比較より、本発明の製法により
製造された圧搾布は、スパンボンド・マングル法および
梳綿マングル法によって製造されたものに比べて強度に
すぐれかつ伸度が小さいことがわかる。
【0029】本発明は、前述した実施例に限定されるも
のではなく、スピニング・ケークの原料の種類と規格物
性とを変動させ、合わせてエアーノズルのプレッシャー
とウェッブフォーム・コンベアベルトの速度を調節する
だけで、川下(需要者)の産業の需要に見合う物性(基
本重量、厚さ、引張り強度、引張り伸度、有効開口直径
など)を備えた不織布を製造することができるものであ
る。また、前述したフィラメント・スピニング・ケーク
は各種繊維(ガラス繊維、複合繊維、高強度繊維、カー
ボンファイバー、伝導繊維、遠赤外線繊維など、さらに
具体的には、ポリエステル・フィラメント、ポリアミド
・フィラメント、ポリオレフィン・フィラメント、ポリ
アクリロニトリル・フィラメント、レーヨン・フィラメ
ント、フェニレンサルファイド・フィラメント、アリー
ルポリアミド・フィラメント、ガラス繊維フィラメン
ト、カーボン繊維フィラメント、遠赤外線フィラメン
ト、弾性フィラメント、複合フィラメント、伝導繊維)
が使用でき、しかもニードル・パンチ法、ウォーター・
ジェット・エンタングリング法、熱風法、熱圧法、超音
波法、高周波法、化学接着法などの各種凝固方式を利用
することによって、多様性に富んだ特殊な不織布を直接
製造することができる。
【0030】本発明のフィラメント・ウェーブフォーマ
ーはまた、ステープル製造部(工程)における畳綿部
(工程)と凝固部(工程)とのあいだに配置することに
より、ステープル(具体的にはステープル不織布)を補
強し、フィラメントとステープルの複合不織布を製造す
ることができるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明のフィラメント・ウェッブフォー
マーおよびフィラメント不織布の製法によれば、フィラ
メントのスピニング・ケークを利用して直接不織布を形
成できる、簡単かつ一貫した製造工程が提供される。該
製法はまた、従来のステープル不織布の製造工程におけ
る開綿、梳綿および畳綿などの工程を省略でき、またス
パンボンド法における押出機や紡糸システムを経なくて
もフィラメント不織布を製造することができる、新規な
フィラメント不織布製造法である。そのうえフィラメン
トの原料を変えることによってフィラメント地工織物、
空気ろ過材、人工皮革などの多種にわたる不織布を製造
することができ、産業上相当の利用価値を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィラメント・ウェッブフォーマーの
説明図である。
【図2】従来のフィラメントから不織布を製造するスパ
ンボンド法に使用される公知装置の説明図である。
【図3】従来のステープルから不織布を製造する梳綿法
に使用される装置の説明図であ
【符号の説明】
1 送糸ローラー 2 エアーノズル 3 ウェッブフォーム・コンベアベルト 4 吸風装置 5 吸風プレート 6 ウェッブ 7 マングル(凝固部) 8 フィラメント不織布 9 スピニング・ケーク 10 導糸機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−268753(JP,A) 特開 平8−41768(JP,A) 特開 平6−31062(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D04H 1/00 - 18/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィラメントのスピニング・ケークを原
    料とするとともに、該フィラメントのスピニング・ケー
    クの設計に合せたフィラメントウェッブフォーマーであ
    って、 (a)フィラメントをエアーノズルに供給するのに使用
    される送糸ローラーと、 (b)該送糸ローラーによって供給された原料であるフ
    ィラメントを下方に送るとともに、該フィラメントを吹
    き付けるのに使用されるエアーノズルと、 (c)その上に前記エアーノズルによって前記フィラメ
    ントが吹き付けられ、前記フィラメントをウェッブ状に
    形成するのに使用されるコンベアベルトと、 (d)該コンベアベルトの下方に位置し、前記ウェッブ
    をコンベアベルト上に吸着させるのに使用される吸風部
    とからなるフィラメント・ウェッブフォーマー。
  2. 【請求項2】 前記送糸ローラーが対をなす請求項1記
    載のフィラメント・ウェッブフォーマー。
  3. 【請求項3】 前記エアーノズルが、気流を利用するこ
    とによって前記コンベアベルト上にフィラメントを吹き
    付けるものである請求項1記載のフィラメント・ウェッ
    ブフォーマー。
  4. 【請求項4】 形成される前記ウェッブをさらに凝固し
    て不織布を形成するための凝固部を有する請求項1記載
    のフィラメント・ウェッブフォーマー。
  5. 【請求項5】 前記凝固部における凝固工程が、ニード
    ル・パンチ法、ウォーター・ジェット・エンタングリン
    グ法、熱圧法、熱風法、超音波法、高周波法および化学
    接着法のうちのいずれか1つの方法を利用して行われる
    ものである請求項4記載のフィラメント・ウェッブフォ
    ーマー。
  6. 【請求項6】 フィラメントのスピニング・ケークとと
    もに、ステープル製造部における畳綿部と凝固部とのあ
    いだに配置することによって、ステープル不織布を補強
    できる請求項1記載のフィラメント・ウェッブフォーマ
    ー。
  7. 【請求項7】 原料であるフィラメントをフィラメント
    ・ウェッブフォーマーに通すことによりウェッブを形成
    し、形成された該ウェッブをさらに固着工程に通すこと
    によってフィラメント不織布を形成するフィラメント不
    織布の製法 あって、 前記フィラメント・ウェッブフォーマーが請求項1記載
    のフィラメント・ウェッブフォーマーである フィラメン
    ト不織布の製法。
  8. 【請求項8】 前記フィラメントが人造繊維である請求
    項7記載のフィラメント不織布の製法。
  9. 【請求項9】 前記人造繊維が、以下にあげる群の中か
    ら選択された1種類または2種類以上のフィラメントで
    ある請求項記載のフィラメント不織布の製法:ポリエ
    ステル・フィラメント、ポリアミド・フィラメント、ポ
    リオレフィン・フィラメント、ポリアクリロニトリル・
    フィラメント、レーヨン・フィラメント、フェニレンサ
    ルファイド・フィラメント、アロマチックポリアミド・
    フィラメント、ガラス繊維フィラメント、カーボン繊維
    フィラメント、遠赤外線フィラメント、弾性フィラメン
    ト、複合フィラメント、伝導繊維。
  10. 【請求項10】 前記固着工程が、ニードル・パンチ
    法、ウォーター・ジェット・エンタングリング法、熱圧
    法、熱風法、超音波法、高周波法および化学接着法のう
    ちのいずれか1つの方法を利用して行われるものである
    請求項7記載のフィラメント不織布の製法。
  11. 【請求項11】 既に形成済みのウェッブまたは不織布
    を前記フィラメント・ウェッブフォーマーの次段階で供
    給して複合不織布を製造する請求項7記載のフィラメン
    ト不織布の製法。
  12. 【請求項12】 前記フィラメントが全延伸糸である請
    求項7記載のフィラメント不織布の製法。
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