JP2868098B2 - トリアジン化合物 - Google Patents

トリアジン化合物

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はトリアジン化合物に関する。
更に詳細には、本発明は2,4,6−トリアミノ−1,3,5−
トリアジンの新規誘導体化合物であって、熱可塑性ポリ
マーまたはゴム状弾性を有するポリマー、特にオレフィ
ンポリマーまたはコポリマーにこれらのポリマーが火炎
に暴露されるとき高度の自消性を付与することができる
ものに関する。
特に、本発明の主題は、一般式(I) (式中、tは0または1であり、 tが0に等しいときには: R〜R3の基の少なくとも1個は CnH2nO−R5であり、但し n=2〜8の範囲内の整数、 m=2〜6の範囲内の整数、 R5=H、(C1〜C8)−アルキル、(C2〜C6)−アルケニ
ル、CpH2pO−R6 (但し、pは1〜4の範囲内の整数であり、R6はHまた
は(C1〜C4)−アルキルである)、(C6〜C12)−シク
ロアルキルまたは(C6〜C12)−アルキルシクロアルキ
ルであり、 基 は窒素原子を介してアルキル鎖に結合し且つ好ましくは
O、S、Nから選択される別のヘテロ原子を含むことが
ある複数環式基によって置換され、 または 一般式(I)において、残基 および の少なくとも一方が窒素原子を介してトリアジン環に結
合し且つ、好ましくはO、S、Nから成る群から選択さ
れる別のヘテロ原子を含むことがある複素環式基によっ
て置換され、 他のR〜R3の基は互いに同一であるかまたは異なるもの
であり、それぞれのトリアジン環において異なる意味を
有することができ、前記の意味を有するか、またはH、
(C1〜C18)−アルキル、(C2〜C8)−アルケニル、(C
6〜C16)−シクロアルキルまたは(C6〜C16)−アルキ
ルシクロアルキルであって、ヒドロキシまたは(C1
C4)−ヒドロキシアルキル官能基によって置換されるこ
とがあるものであり、 tが1に等しいときには: R〜R3の基は、互いに同一であるかまたは異なるもので
あり、それぞれのトリアジン環において異なる意味を有
することができ、 H、(C1〜C18)−アルキル、(C2〜C8)−アルケニ
ル、(C6〜C16)−シクロアルキルまたは(C6〜C16)−
アルキルシクロアルキルであって、ヒドロキシまたは
(C1〜C4)−ヒドロキシアルキル官能基によって置換さ
れることがあるもの、 CnH2nO−R5であり、但し n=2〜8の範囲内の整数、 m=2〜6の範囲内の整数、 R5=H、(C1〜C8)−アルキル、(C2〜C6)−アルケニ
ル、CpH2pO−R6 (但し、pは1〜4の範囲内の整数であり、R6はHまた
は(C1〜C4)−アルキルである)、(C6〜C12)−シク
ロアルキルまたは(C6〜C12)−アルキルシクロアルキ
ルであり、 基R7は互いに同一であるかまたは異なるものであり、
H、(C1〜C8)−アルキル、(C2〜C6)−アルケニル、
(C6〜C12)−シクロアルキルまたは(C6〜C12)−アル
キルシクロアルキル、(C1〜C4)−アルキルであるか、
または 残基 は窒素原子を介してアルキル鎖に連結し且つ好ましくは
O、S、Nから成る群から選択される別のヘテロ原子を
含むことがある複数環式基によって置換され、または 一般式(I)において、残基 および の少なくとも一方が窒素原子を介してトリアジン環に結
合し且つ、好ましくはO、S、Nから成る群から選択さ
れる別のヘテロ原子を含むことがある複素環式基によっ
て置換され、 R4は水素または(C1〜C4)−アルキルであり、 指数qは互いに同一であるかまたは異なるものであっ
て、2〜5の範囲内の整数であり、 sは2〜4の範囲内の整数であり、 wは1〜5の範囲内の整数であり、 Zは水素または であり、その意味はそれぞれの繰り返し単位内で変化す
ることができる)を有するトリアジン化合物である。基
R〜R3がそれぞれのトリアジン環中で異なる意味を有す
ることができる非対称構造を有する誘導体も、一般式
(I)の化合物に属する。
前記の一般式(I)における基R〜R3の例は、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、
n−ヘキシル、t−ヘキシル、オクチル、t−オクチ
ル、デシル、ドデシル、オクタデシル、エテニル、プロ
ペニル、ブテニル、イソブテニル、ヘキセニル、オクテ
ニル、シクロヘキシル、プロピルシクロヘキシル、ブチ
ルシクロヘキシル、デシルシクロヘキシル、ヒドロキシ
シクロヘキシル、ヒドロキシエチルシクロヘキシル、2
−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒ
ドロキシプロピル、3−ヒロドキシブチル、4−ヒドロ
キシブチル、3−ヒドロキシペンチル、5−ヒドロキシ
ペンチル、6−ヒドロキシヘキシル、3−ヒドロキシ−
2,5−ジメチルヘキシル、7−ヒドロキシヘプチル、7
−ヒドロキシオクチル、2−メトキシエチル、2−メト
キシプロピル、3−メトキシプロピル、4−メトキシブ
チル、6−メトキシヘキシル、7−メトキシヘプチル、
7−メトキシオクチル、2−エトキシエチル、3−エト
キシプロピル、4−エトキシブチル、3−プロポキシプ
ロピル、3−ブトキシプロピル、4−ブトキシブチル、
4−イソブトキシブチル、5−プロポキシペンチル、2
−シクロヘキシルオキシエチル、2−エテニルオキシエ
チル、2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル、3−(N,N
−−ジメチルアミノ)プロピル、4−(N,N−ジメチル
アミノ)ブチル、5−(N,N−ジメチルアミノ)ペンチ
ル、4−(N,N−ジエチルアミノ)ブチル、5−(N,N−
ジエチルアミノ)ペンチル、5−(N,N−ジ−イソプロ
ピルアミノ)ペンチル、3−(N−エチルアミノ)プロ
ピル、4−(N−メチルアミノ)ブチル、4−(N,N−
ジ−プロピルアミノ)ブチル、2−(N,N−ジイソプロ
ピルアミノ)エチル、6−(N−ヘキセニルアミノ)ヘ
キシル、2−(N−エテニルアミノ)エチル、2−(N
−シクロヘキシルアミノ)エチル、2−(N−2−ヒド
ロキシエチルアミノ)エチル、2−(2−ヒドロキシエ
トキシ)エチル、2−(2−メトキシエトキシ)エチル
等である。
残基 および を置換することができる複素環式基の例は、アジリジ
ン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホ
リン、ピペラジン、4−メチルピペラジン、4−エチル
ピペラジン、2−メチルピペラジン、2,5−ジメチルピ
ペラジン、2,3,5,6−テトラメチルピペラジン、2−エ
チルピペラジン、2,5−ジエチルピペラジン等である。
本発明によるトリアジン化合物には、残基 および が、アジリジン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリ
ン、チオモルホリン、ピペラジン、4−メチルピペラジ
ン、4−エチルピペラジンから選択される複素環式基に
よって置換されているものもある。
多価基 の例としては、それぞれの反応したアミノ基から水素原
子を取り去ることによって下記のポリアミン性化合物か
ら誘導されるものがある: ビス(2−アミノエチル)アミン、ビス(3−アミノプ
ロピル)アミン、ビス(4−アミノブチル)アミン、ビ
ス(5−アミノペンチル)アミン、ビス[2−(N−メ
チルアミノ)エチル]アミン、2−N−ブチルビス(2
−アミノエチル)アミン、ビス[3−(N−メチルアミ
ノ)プロピル]−アミン、N−(3−アミノプロピル)
−1,5−ジアミノペンタン、N−(4−アミノブチル)
−1,5−ジアミノペンタン、トリス(2−アミノエチ
ル)アミン、トリス(3−アミノプロピル)アミン、ト
リス(4−アミノブチル)アミン、トリス[2−(N−
エチルアミノ)エチル]アミン、N,N′−ビス(2−ア
ミノエチル)−1,2−ジアミノエタン、N,N′−ビス(3
−アミノプロピル)−1,3−ジアミノプロパン、N,N′−
ビス(2−アミノエチル)−1,3−ジアミノプロパン、
N,N′−ビス(3−アミノプロピル)−1,2−ジアミノエ
タン、N,N′−ビス(3−アミノプロピル)−1,4−ジア
ミノブタン、ビス[2−(2−アミノエチル)アミノエ
チル]アミン、N,N′−ビス[2−(2−アミノエチ
ル)アミノエチル]−1,2−ジアミノエタン、N,N′−ビ
ス[3−(2−アミノエチル)アミノプロピル]−1,2
−ジアミノエタン、N,N,N′,N′−テトラキス(2−ア
ミノエチル)−1,2−ジアミノエタン等。
一般式(I)の範囲内の具体的な化合物は、本開示に
続く実施例に記載される。
一般式(I)の化合物は、0〜10℃の範囲内の温度お
よび5〜7の範囲内のpH値で、酸受容体(例えば、NaO
H、NaHCO3、Na2CO3、トリスエチルアミン等)の存在ま
たは不在下にて(反応に用いられるモル比による)、シ
アヌル酸のハロゲン化物、例えばシアヌル酸クロリド
を、適当な溶媒(例えば、アセトン、水、塩化メチレン
等)中で、一般式(II) (式中、RおよびR1は前記に定義した意味を有する)と
反応させることによって製造することができ、中間体
(III) が得られる。
このような中間体を、反応混合物から分離しまたは分
離せずに、次に10〜50℃の範囲内の温度で操作すること
を除いて前記と同様な条件下にて、一般式(IV) (式中、R2およびR3は前記に定義した意味を有する)と
反応させて、中間体(V) を得る。
中間体(V)を分離してまたは分離せずに、(2+
w)モル以下の多モル数で、次に前段階より高温、例え
ば70〜150℃の範囲内の温度で操作し、したがってこの
ような温度と適合する溶媒(例えば、水、トルエン、キ
シレン、ジメチルホルムアミド等)を用いることを除い
て、最初の2反応段階と同じ条件下にて、一般式(VI) (式中、R4、q、s、tおよびwは請求項1に記載した
のと同じ意味を有する)を有するポリアミン1モルと反
応させて、一般式(I)の化合物を最終生成物として得
る。
等しい残基 および を含む一般式(I)の化合物が所望な場合には、この方
法を前記と同じ条件下にてシアヌル酸クロリドを一般式
(II)のアミン2モルと反応させることによって行い、
一般式(V)の中間体を得る。
別の方法は、シアヌル酸のハロゲン化物、例えば塩化
物の(2+w)以下の多モル数を前記に定義した一般式
(VI)のポリアミン1モルと、前記と同じ条件下にて、
0〜10℃の範囲内の温度で反応させ、一般式(VII) (式中、Z1は水素であるかまたは であり、その意味はそれぞれの繰り返し単位内で変化す
ることができる)を有する中間体を生成することから成
る。
このような中間体を、分離してまたは分離せずに、再
度 (a)一般式(II)のアミンの(2+w)モル以下の多
モル数と40〜80℃の範囲内の温度で反応させて一般式
(VIII) (式中、Z2は水素であるかまたは であり、その意味はそれぞれの繰り返し単位内で変化す
ることができる)の中間体を得て、この中間体を再度分
離しまたは分離せずに一般式(IV)のアミンの(2+
w)以下の多モル数と80〜150℃の範囲内の温度および
前記と同様な条件下にて反応させるか、または (b)一般式(II)のアミンの2(2+w)モル以下の
多モル数と80〜150℃の範囲内の温度および前記と同様
な条件下にて反応さる。
一般式(I)の良好な品質の生成物が通常は白色結晶
性粉末として得られ、これは更に精製を行うことなしに
自消性ポリマー組成物に用いることができる。
下記の実施例は本発明の特徴を例示するためのもので
あり、発明を制限するためのものではない。
実施例1 シアヌル酸クロリド184.5gと塩化メチレン1300cm
3を、撹拌機、温度計、充填漏斗、還流冷却器および冷
却槽を備えた3リットルの容量の反応装置に加える。
反応混合物を外部から冷却しながら、モルホリン87.2
gおよび水酸化ナトリウム40gを水150gに溶解したもの
を、反応混合物のpH値を5〜7範囲内に保ち、温度を0
〜3℃の範囲内にしながら、同時に3時間以内に反応混
合物に加える。
反応マスを0〜3℃の温度に更に3時間保持し、次い
で水性相を分離する。
塩化メチレンを蒸留することにより、m.p.=155〜157
℃および塩素含量29.87%(論理値:31.21%)の白色結
晶粉末の形態で、230g中間体(IX) を得る。
加熱槽を備えたことを除いて前記と同じ付属品を備え
た容量が1リットルの反応装置に、30重量%アンモニア
溶液200g、水200cm3および中間体(IX)141gを加える。
反応混合物を50℃に加熱し、この温度に7時間保持す
る。反応混合物を次に室温まで冷却し、生成物を濾別し
て、水で洗浄する。
ケーキを乾燥することによって、116gの中間体(X) をm.p.=189〜191℃および塩素含量16.28%(論理値:1
6.47%)の白色結晶性粉末の形態で得る。
化合物(IX)および(X)の構造は、赤外分光分析法
によって確かめた。
キシレン400cm3、中間体(X)64.7gおよびジエチレ
ントリアミンを、前記と同じ付属品を備えた1リットル
反応器に加える。
反応混合物を100℃に加熱し、この温度に2時間保持
する。次いで、水酸化ナトリウム12gを加え、反応混合
物を沸点まで加熱する。
反応マスを24時間還流した後、室温まで冷却し、沈澱
した固形生成物を濾別し、多量の水で繰り返し洗浄す
る。
100℃でオーブン乾燥すると、56.7gの生成物 を、p.m.=207〜208℃の結晶性粉末として得る。
実施例2 撹拌機、温度計、滴下漏斗、還流冷却器および加熱槽
を備えた3リットル反応装置にシアヌル酸クロリド184.
5gおよびアセトン800cm3を入れる。
反応混合物を撹拌しながら40℃に加熱して溶液を得た
後、温度を40℃に保持しながら、20重量%アンモニア溶
液284gを1時間30分間以内で加える。
次に、反応混合物を45℃に加熱して、この温度に4時
間保持する。
冷却した後、沈澱した固形物を濾別し、同じフィルタ
ー上でフィルターケーキを水で洗浄する。
100℃でオーブン乾燥後、113gの中間体(XI) を、塩素含量が24.2%(論理値:24.4%)の白色結晶性
の非融解性粉末として得る。
この化合物の構造も、赤外分光分析によって確かめ
た。
前記の反応器と同様の付属装置を備えた1リットル反
応器に、水500cm3、中間体(XI)87.3gおよびトリス
(2−アミノエチル)アミン29.2gを加える。
反応混合物を50℃に加熱し、この温度を1時間保持す
る。
次に、水酸化ナトリウム24.0gを水50cm3に溶解したも
のを3時間を要して加え、反応混合物を同時に沸点まで
加熱する。
反応マスを約10時間還流した後、室温まで冷却し、沈
澱した固形生成物を濾別する。
フィルターケーキを水で洗浄し、乾燥する。
89.4gの生成物 を、m.p.=125〜130℃を有する白色結晶性粉末として得
る。
実施例3 シアヌル酸クロリド184.5gと塩化メチレン1,300cm
3を、実施例1と同様な付属品を備えた容量が3リット
ルの反応装置に加える。
反応混合物を外部から冷却しながら、2−メトキシエ
チルアミン75gと、水酸化ナトリウム40gを水150cm3に溶
解したものを同時に、3時間以内に前記の反応混合物の
pH値を5〜7の範囲内に保ち、温度を0〜3℃の範囲内
に保ちながら、反応混合物に加える。
反応混合物を更に3時間0〜3℃の範囲内の温度に保
持し、次いで水性相を分離する。
有機溶液を水をそれぞれ200cm3で2回処理し、水性相
をそれぞれの処理毎に分離する。
塩化メチレンを留去することにより、217.5gの中間体
(XII) を、m.p.=73〜75℃および塩素含量が31.68%(論理値:
31.84%)の白色結晶性粉末として得る。
容量が1リットルで、撹拌機、温度計、充填用漏斗、
還流冷却器および加熱槽を備えた反応装置に、アセトン
400cm3と中間体(XII)133.8gを加える。
反応混合物を撹拌しながら40℃まで加熱して、溶液を
得た後、反応温度を更に40℃に保ったまま30重量%アン
モニアの水性溶液102gを30分以内に加える。
反応混合物を次に45℃に加熱し、この温度に4時間保
持する。
10℃に冷却した後、沈澱した固形生成物を濾別して、
濾過ケーキを同じフィルター上で冷水で洗浄する。
100℃オーブン乾燥後、114gの中間生成物(XIII) を、m.p.=195〜197℃および塩素含量が17.18%(論理
値:17.44%)の白色結晶性粉末として得る。
中間体(XII)および(XIII)の構造は、赤外分光分
析法によって確認した。
オルト−ジクロロベンゼン500cm3、中間体(XIII)9
1.6gおよびトリス(2−アミノエチル)アミン21.9g
を、前記の反応装置と同様の装備を有する容量が1リッ
トルの反応装置に加える。
反応混合物を100℃に加熱し、その温度に2時間保持
する。次いで、水酸化ナトリウム18gを加え、温度を140
℃まで上昇させる。反応マスを140℃に16時間保持した
後、室温まで冷却し、沈澱した固形生成物を濾別する。
濾過ケーキを多量の水で洗浄する。
濾過ケーキを乾燥したところ、88.2gの生成物 を、m.p.=190〜195℃の白色結晶性粉末として得る。
実施例4 容量が1リットルであり実施例3と同じ反応装置に、
キシレン500cm3、中間体(X)86.2gおよびテトラエチ
レンペンタジアミン15.1gを加える。
反応マスを80℃まで加熱し、この温度に2時間保持す
る。次いで水酸化ナトリウム16gを加え、温度を110℃ま
で上昇させる。
反応マスを110℃で18時間保持した後、室温まで冷却
し、沈澱した固形生成物を濾別し、濾過ケーキを多量の
水で洗浄する。
100℃でケーキをオーブン乾燥した後、82.6gの生成物 を、m.p.=178〜183℃の白色結晶性粉末として得る。
実施例5 シアヌル酸クロリド55.3gとアセトン300cm3を、実施
例1と同じ装備を有する容量が1リットルの反応装置に
加える。
反応混合物を外部から冷却して温度を0〜5℃に保持
しながら、ジエチレントリアミン10.3gをアセトン200cm
3に溶解したものを1時間以内に加える。
反応温度を更に0〜5℃の範囲内に保持しながら、水
酸化ナトリウム12gを水100gに溶解したものを加える。
反応混合物を5℃で更に4時間撹拌した後、冷水200g
を加え、沈澱した固形生成物を濾別し、濾過ケーキを同
じフィルター上で水で洗浄する。
乾燥後、45.6gの中間体(XIV) を、m.p.が300℃を上回り、塩素含量が38.46%(論理
値:38:94%)の結晶性の白色粉末として得た。
今回は加熱槽を備えた同じ容量が1リットルの反応装
置に、キシレン500cm3と中間体(XIV)32.8gを加える。
反応混合物を80℃の温度に加熱した後、モルホリン3
1.3g、次いで水酸化ナトリウム14.4gを水50gに溶解した
ものを4時間以内に加える。
水を共沸蒸留によって除きながら、温度を徐々に溶媒
の沸点に達するまで上昇させる。
反応混合物を還流条件下にて8時間保持し、次いで室
温まで冷却し、濾過する。濾過ケーキを水で十分に洗浄
する。
乾燥後に、43.1gの生成物 を、m.p=277〜280℃の白色結晶性粉末として得る。
実施例6 実施例2と同じ容量が1リットルの反応装置に、水45
0cm3、中間体(XIII)91.6gおよび撹拌しながらジエチ
レントリアミン15.4gを加える。
反応マスを80℃まで加熱し、この温度に3時間保持す
る。
次いで、水酸化ナトリウム18gを水30cm3に溶解したも
のを加え、反応混合物の温度を沸点まで上昇させる。反
応マスを16時間還流した後、約10℃まで冷却し、沈澱し
た固形生成物を濾別し、濾過ケーキを冷水で洗浄する。
100℃でケーキをオーブン乾燥することによって、77.
9gの生成物 を、m.p.=296〜299℃の白色結晶性粉末として得る。
実施例7 前記の実施例6と同様な容量が1リットルの反応装置
に、水400cm3、中間体(X)86.2gおよび撹拌しながら
ジエチレントリアミン20.6gを加える。
反応マスを80℃まで加熱し、この温度に2時間保持し
た後、水酸化ナトリウム18gを水30cm3に溶解したものを
加える。
反応混合物の温度を沸点まで上昇させ、反応マスを14
時間還流する。
次いで、実施例6に記載したのと同様に操作して、8
6.2gの生成物 を、m.p.=198〜201℃の白色結晶性粉末として得た。
実施例8〜16 実施例1〜7に記載したのと同様な条件下で操作する
ことによって、表−1に記載の一般式(I)の化合物が
合成される。但し、一般式(I)において、Zは次式の
トリアジン環を表わす。
実施例17 メルトロフローインデックスが12で、沸騰n−ヘプタ
ン不溶性画分含量が96重量%のアイソタクチックポリプ
ロピレンのフレーク(flake)75.0g、実施例1の生成物
8.0g、アンモニウムポリホスフェート(エクソライト
(Exolit)422、ヘキスト(Hoechst))16.0g、ジラウ
リルチオプロピオネート0.67g、およびペンタンエリス
リトールテトラ[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート]0.33gを互いに混
合し、生成する混合物をムーアプレートプレス(MOORE
platen press)上で成形時間7分間および成形圧約40kg
/cm2で成形することによって製造した。
標本は、厚みが約3mmの小さなスラブとして得られ
る。この標本について、自消性の水準を、スタントン・
レッドクロフト装置中で酸素指数(L.O.I.、ASTM D−28
63/77に準じる)を測定し、また、「垂直燃焼試験」で
あって、UL 94基準(アンダーライターズラボラトリー
ズ(Underwriters Laboratories)、米国)にしたがっ
て3段階の水準94 V−0、94 V−1および94 V−2に材
料を分類することができる試験法を適用することによっ
て測定する。
下記の結果が得られる。
L.O.I=36.4 UL 94:クラスV−0。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジルベルト、ヌチダ イタリー国ミラノ、エス、ジュリアー ノ、ミラネーゼ、ビア、マツィーニ、14 (72)発明者 ロベルト、オリアニ イタリー国ベルガモ、ビア、ディ、カル ピノニ、25 (56)参考文献 特開 昭64−264664(JP,A) 特公 昭49−39270(JP,B1) 米国特許2544071(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 251/70 C09K 21/10 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の一般式(I)を有するトリアジン化
    合物。 (式中、tは0または1であり、 tが0に等しいときには: R〜R3の基の少なくとも1個は CnH2nO−R5であり、但し n=2〜8の範囲内の整数、 m=2〜6の範囲内の整数、 R5=H、(C1〜C8)−アルキル、(C2〜C6)−アルケニ
    ル、CpH2pO−R6 (但し、pは1〜4の範囲内の整数であり、R6はHまた
    は(C1〜C4)−アルキルである)、(C6〜C12)−シク
    ロアルキルまたは(C6〜C12)−アルキルシクロアルキ
    ルであり、 基 は窒素原子を介してアルキル鎖に結合し且つ別のヘテロ
    原子を含むことがある複数環式基によって置換され、ま
    たは 一般式(I)において、残基 および の少なくとも一方が窒素原子を介してトリアジン環に結
    合し且つ別のヘテロ原子を含むことがある複素環式基に
    よって置換され、 他のR〜R3の基は互いに同一であるかまたは異なるもの
    であり、それぞれのトリアジン環において異なる意味を
    有することができ、前記の意味を有するか、またはH、
    (C1〜C18)−アルキル、(C2〜C6)−アルケニル、(C
    6〜C16)−シクロアルキルまたは(C6〜C16)−アルキ
    ルシクロアルキルであって、ヒドロキシまたは(C1
    C4)−ヒドロキシアルキル官能基によって置換されるこ
    とがあるものであり、 tが1に等しいときには: R〜R3の基は、互いに同一であるかまたは異なるもので
    あり、それぞれのトリアジン環において異なる意味を有
    することができ、 H、(C1〜C18)−アルキル、(C2〜C6)−アルケニ
    ル、(C6〜C16)−シクロアルキルまたは(C6〜C16)−
    アルキルシクロアルキルであって、ヒドロキシまたは
    (C1〜C4)−ヒドロキシアルキル官能基によって置換さ
    れることがあるもの、 CnH2nO−R5であり、但し n=2〜8の範囲内の整数、 m=2〜6の範囲内の整数、 R5=H、(C1〜C8)−アルキル、(C2〜C6)−アルケニ
    ル、CpH2pO−R6 (但し、pは1〜4の範囲内の整数であり、R6はHまた
    は(C1〜C4)−アルキルである)、(C6〜C12)−シク
    ロアルキルまたは(C6〜C12)−アルキルシクロアルキ
    ルであり、 基R7は互いに同一であるかまたは異なるものであり、
    H、(C1〜C8)−アルキル、(C2〜C6)−アルケニル、
    (C6〜C12)−シクロアルキルまたは(C6〜C12)−アル
    キルシクロアルキル、(C1〜C4)−アルキルであるか、
    または 残基 は窒素原子を介してアルキル鎖に結合し且つ別のヘテロ
    原子を含むことがある複素環式基によって置換され、ま
    たは 一般式(I)において、残基 および の少なくとも一方が窒素原子を介してトリアジン環に結
    合し且つ別のヘテロ原子を含むことがある複素環式基に
    よって置換され、 R4は水素または(C1〜C4)−アルキルであり、 指数qは互いに同一であるかまたは異なるものであっ
    て、2〜5の範囲内の整数であり、 sは2〜4の範囲内の整数であり、 wは1〜5の範囲内の整数であり、 Zは水素または であり、その意味はそれぞれの繰り返し単位内で変化す
    ることができる)
  2. 【請求項2】一般式(I)における下記の残基 および の一方または両方が、 アジリジン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チ
    オモルホリン、ピペラジン、4−メチルピペラジン、4
    −エチルピペラジン、2−メチルピペラジン、2,5−ジ
    メチルピペラジン、2,3,5,6−テトラメチルピペラジ
    ン、2−エチルピペラジン、および2,5−ジエチルピペ
    ラジンから選択される複素環式基によって置換されてい
    る、請求項1に記載のトリアジン化合物。
  3. 【請求項3】残基 および が、アジリジン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリ
    ン、チオモルホリン、ピペラジン、4−メチルピペラジ
    ン、および4−エチルピペラジンから選択される複素環
    式基によって置換されている、請求項1または2に記載
    のトリアジン化合物。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の一般
    式(I)のトリアジン化合物の製造法であって、一般式
    (VI) (式中、R4、q、s、tおよびwは請求項1に記載した
    のと同じ意味を有する)を有するポリアミン1モルを、
    中間体(V) (基R〜R3は請求項1に記載したのと同じ意味を有す
    る)の(2+w)モル以下と反応させることを特徴とす
    る方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれか1項に記載の一般
    式(I)のトリアジン化合物の製造法であって、一般式
    (VII) (式中、R4、q、s、tおよびwは請求項1に記載した
    のと同じ意味を有し、Z1は水素であるかまたは であり、その意味はそれぞれの繰り返し単位内で変化す
    ることができる)を有する中間体を、 (a)一般式(II) のアミン、次いで一般式(IV) (式中、基R〜R3は請求項1に定義したのと同じ意味を
    有する)のアミンの(2+w)モル以下と、または (b)一般式(II)のアミンの2(2+w)モル以下と
    反応させることを特徴とする方法。
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