JP2865427B2 - 椎間板切除手術中に除去された核物質の測定 - Google Patents
椎間板切除手術中に除去された核物質の測定Info
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Description
間に椎間板から除去された(髄)核物質の量、および腰
椎外科手術後に形成された孔部の形状を判定する方法お
よび装置に関する。
と称される靭帯をなすリングを有しており、このアニュ
ラスにより隣接する脊椎骨がともに結ばれている。ま
た、このアニュラスは、脊椎骨に付着した互いに交錯す
るコラーゲン線維から構成されており、脊椎骨がいずれ
かの方向に回転する際には、個々の線維の半分が固くな
るために、ねじり運動に対して抵抗が加えられる。さら
に、脊椎骨のセグメント間のねじり運動は、面継手(fa
cet joint)によっても制限を受ける。
を有する)よく滑りかつ粘性を有する緩い組織からなる
髄骨が存在し、曲げが生じる際に、前部から後部、ある
いは側部から側部へと移動する。これにより、脊椎骨の
対向する面が、曲げにより、互いに平行な関係を変更し
た際には、椎間板空間の対向する端部において生じる距
離の変化を埋めるために、核組織が移動する。曲げが生
じる際には、アニュラスは、下方のウェッジ側で膨ら
み、上方のウェッジ側で固く伸張する。
き裂かれて、核の内部組織が永続的に通常のアニュラス
により画定された範囲から外方へ膨張あるいは突出する
際に、椎間板においてヘルニアが形成される。このよう
な場合、核組織(あるいは損傷されていないが、衰弱し
膨張したアニュラス)が、脊椎の管状部から大腿部へ到
達する神経を圧迫するので、これにより大腿部に痛みが
生じる。
退化過程によりアニュラスが慢性的に炎症を起こすこと
が、主な原因となっている。アニュラスの外側を囲む側
枝から分かれる小さな神経は、短い距離(6mmから8mm)
だけ環状線維内へ貫入している。線維層間の結合力の減
退により、アニュラスの線維層間において継続的に異常
な運動が生じると、痛みを感じる小さな神経繊維の端部
が伸張および摩耗される。これにより、患者は小さな運
動に対しても敏感になる。このような場合には、痛みを
感じる部位において、椎間板に対して、何らかの形態の
機械的制約を加える必要がある。最も一般的な場合に
は、骨融合手術を用いて隣接する脊椎骨を固定すること
により、痛みを生ずるような運動を防止する。しかし、
多くの場合においては、幾らかの小さな運動(痛みを生
じるよりも小さな運動)を許容するのが望ましいとされ
ている。この際、幾らかの運動を維持することにより、
近傍のセグメントにおける機械的破断が防止される。し
かし、現状では、このような柔軟性のある融合を形成
し、維持することは、実現性が低いとされている。
大腿部の痛み)に対する主要な治療の1つとして椎間板
切除手術が上げられ、この手術では、核物質の一部ある
いはすべてが除去される。核物質を除去することの主な
目的は、圧迫を弱めること、すなわち、(髄)核により
直接的あるいは間接的に引き起こされた神経に対する圧
迫を軽減することにある。核物質を除去するために使用
される外科手術方法は多数あり、例えば、切開術、(関
節鏡検査的マイクロディスセクトミーのような)マイク
ロディスセクトミー(Microdiscectomy),サーディス
セクトミー(serdiscectomy)、およびオートメイティ
ド・パークタニアス・ランバー・ディスセクトミー(Au
tomated Percutaneous Lumber Discectomy)等が上げら
れる。除去された核の量は椎間板の板内圧力および椎間
板切除手術の全体的成果に直接的に影響を及ぼすので、
椎間板切除手術中において椎間板から除去された核の量
を知ることが求められている。
痛みのような主要な症状を緩和するのには高い成功率を
有しているが、多くの場合、この手術を行うことで、椎
間板が狭くなって椎間板の運動性が高まり、後に再び背
中の痛みを引き起こすことがある。アメリカ合衆国特許
5,047,055号(本特許出願と同じ譲受人により出願さ
れ、参照することで本特許出願に組み込まれる。)に
は、上記のような制限を克服するための人工的な移植椎
間板核に関して開示されている。移植椎間板核は、椎間
板切除手術において形成されたすべての孔部を埋めるた
めに使用されるので、孔部のサイズおよび形状を知るこ
とおよび制御することが重要となる。それゆえ、手術中
における椎間板孔部のサイズおよび形状を判定するため
の方法および装置が必要となる。
−614[1981])”には、椎間板造影像および腰仙放射
線写真を用いて、椎間板切除手術中における“椎間板除
去の割合(パーセンテージ)”を測定するための方法が
開示されている。しかし、この方法では、容積を導く単
純な方法を与えることができないばかりでなく、孔部の
形状を判定することができない。さらに、誤差が比較的
大きいという問題点がある。
の量を推定する他の方法が、本明細書において記載され
ている。特に死んだ椎間板に対してよく使用される1つ
の方法として、除去されたすべての核物質を収集し、重
量計によりこの重さを直接的に測定する方法がある。し
かし、すべての核物質が収集されたかを確認するのは難
しく、また手術中に重量を測定するのは困難である。さ
らに、オートメイティド・パークタニアス・ランバー・
ディスセクトミーあるいはレーザディスセクトミー(La
ser Discectomy)では、核物質は、食塩水と混合される
かあるいは脱水された後に、椎間板から吸収されるの
で、除去された核物質の重量を直接的に得ることはでき
ない。特にオートメイティド・パークタニアス・ランバ
ー・ディスセクトミーで使用される核物質の重量測定に
関する他の方法では、吸引チューブ内にフィルタが設置
されて、洗浄溶液から核物質が分離され、その後核物質
の重量が測定される。しかし、核物質が椎間板から除去
された後では、椎間板は流体を吸収する傾向があるの
で、これにより重量に変化が生じる。したがって、この
方法では、正確な測定を実施することができない。
から核物質が除去された後に形成された孔部(42)の容
積を測定する装置であって、 a)生理的に適合可能な弾性素材から形成され、孔部
(42)を満たすために流体がその内部に流入されると膨
張可能となっている、柔軟性を有し膨張可能な第1の容
器(31)と、 b)前記柔軟性を有し膨張可能な第1の容器(31)に連
通された、液体(L)の供給源(10)とを有して構成さ
れていることを特徴としている。
の容器(31)と、前記目盛りの付された供給源(10)と
の間に、バルブ手段(20)が設けたことを特徴としてい
る。
が、注入器であることを特徴としている。
えるようにするための表示組成物を使用することを特徴
としている。
ーを含んだレノガトリンの30%水溶液であり、前記撮像
装置が、CTスキャナであることを特徴としている。
縦断面図である。
re)の種々の位置を示す断面図である。
する1つの孔部が形成された椎間板を示す上平面図であ
る。
置を示す縦断面図である。
定された図1の装置を示す縦断面図である。
10を有して構成され、この第2の容器は、一方の端部に
開口部12を有し、他方の端部には出口ステム11を有して
いる。さらに、容器10は、放出手段を有して構成されて
おり、この放出手段に圧力が作用すると、液体がこの容
器から流れ出るようになっている。出口ステム11は、容
器のバレルに隣接する末端部11aと、バルブ手段20によ
り末端部から分離された基端部11bとを有して構成され
ている。バルブ手段は、2方弁あるいは3方弁として形
成することが可能である。出口ステム部とバルブ手段と
は、(図示されるように)一体に形成されることもあれ
ば、連結手段を用いて結合される2つ以上の部品から構
成されていることもある。
形態では、バルーン(風船)として与えられている)の
上方の開放部は、伸張されて、外側チューブ34のフラン
ジ部35に掛止されている。そして、内側チューブ33が、
この内側チューブの基端部が外側チューブ34の末端側開
口部を通過するまで、バルーン31の口部内へ挿入され
る。内側チューブ33の外側直径と、外側チューブ34の内
側直径とは、バルーン31の壁部がこれらのチューブ間で
堅固に保持されるように選定されている。フランジ部35
は、外側チューブ34に一体に形成されることもあれば、
外側チューブ34の外壁部に沿って軸方向に移動可能な分
離されたリングとして与えられることもある。
れぞれその端部が連結された連結チューブ13を介して、
内側チューブ33がバルブ手段20に連通されている。
の容積が測定される椎間板が、符号40を付して例示され
ている。この椎間板は、線維からなるアニュラス41と、
掻爬術および下垂体鉗子を用いたマイクロディスセクト
ミー等の通常の外科的方法により核物質が除去された孔
部42とを有して構成されている。さらに、この椎間板
は、外壁部37から孔部42へ延びる縦穴部43を有して構成
されており、この縦穴部を通して核物質が除去される。
手段20と外側チューブ34の基端部との間の容積は、以下
に示すように導かれる。容器10内の液体Lの初期容積
は、容器上に付されたマークaから読み取られる。次
に、バルブ手段20のボア22が、図1Bに示される位置へ回
転され、そして、ステム21を通して真空引きがなされ、
これにより、バルーン31が排気され収縮する。その後、
バルブ手段のボア22が図1Dに示される位置に回転し、ボ
ア22、連結チューブ13、および内側チューブ33を介し
て、液体Lが容器10からバルーン31内へ流れることが可
能となる。そして、外側チューブ34の基端側開口部44に
対してバルーン31の基端部39が同一平面に位置するま
で、外側チューブ34の孔部を充填しながらバルーン31が
膨張する。これにより、容器10内の液体Lの容積の読み
取り値bが得られる。この際、読み取り値aとbとの差
異が、測定装置におけるバルブ手段20と膨張したバルー
ン31の基端部39との間の容積となる。
面部36が椎間板40の外壁部37に係合するまで、外側チュ
ーブ34を椎間板40の縦穴部43内へ挿入する。外側チュー
ブ34の長さは、椎間板から核物質を除去することで形成
された孔部42内へ外側チューブ34が入らないような長さ
として設定されている。液体Lは、膨張したバルーンに
より椎間板の孔部42が充填されるまで、その流入が継続
可能となっている。そして、容器10内の容積値cが読み
取られる。この際、読み取り値bとcとの差異が、椎間
板内の孔部42の容積となる。
て構成される、液体を収容するための堅固な第2の収容
手段と、 b)バレルの末端部に位置し、液体に圧力を作用させて
バレルの基端部から液体を流出させる加圧手段とを有し
て構成されている。
て構成され、この際、 a)第2の収容手段は、(例えば、フィシャーサイエン
ティフィック社のカタログ番号13−678(catalog numbe
r 13−678,Fisher Scientific,Pittsburgh,PA15219)
の)ピペットを有して構成され、加圧手段は、バルブあ
るいは(例えば、前掲書のカタログ番号13−681−15,13
−681−50,13−681−61,および14−070の)ディスペン
サーを有して構成されている。電気的に駆動される13−
681−15のようなディスペンサーが使用される場合に
は、圧力コントローラを使用する必要がある。; あるいは b)第2の収容手段は、縦軸方向に配設された円筒状の
バレルを有して構成され、加圧手段は、バレルの末端側
開口部を通してバレル内へ挿入されたバレル内において
軸方向に往復移動可能であるプランジャ手段を有して構
成されている。(このような組み合わせは、例えば前掲
書のカタログ番号14−823−10の注入器として与えられ
る) 好適な充填手段としては、約5mlから10mlの容量の
(例えば、前掲書のカタログ番号13−587のような)注
入器が用いられる。
あるいは金属のような生物的適合性を有する材料が使用
されている。また、構造材料は、測定用液体に対しても
適合性を有する必要がある。
のシリコンあるいはウレタンゴムのような生理的適合性
を有する任意の弾性材料から形成される。
び(例えば生理的食塩水のような)薬学的に受容される
塩の水溶液が上げられる。
積と同様に、孔部の形状を確認するのが望まれることが
ある。この目的は、本発明の他の実施の形態を用いて容
易に実現され、この実施の形態では、撮像装置において
孔部が見えるようにするために、液体Lに対照組成物が
含まれている。このような表示組成物としては、メチレ
ンブルーと混合されたイオフェンディレート(iophendy
late)、メグルミン・イオサラメート(meglumine ioth
alamate)、ディアトリアゾエート・メグルミン(diatr
iazoate meglumine)、およびレノガトリン(Renogatri
n)(商標)のようなオイルベースおよび水ベースの媒
体が上げられる。特に、水ベースの組成物が好適であ
る。また、撮像装置としては、コンピュータ断層(CT)
スキャナおよび磁気共鳴撮像装置(MRI)が上げられ
る。好適な撮像装置としては、CTスキャナが上げられ、
最も好適な液体としては、メチレンブルーを含むレノガ
トリンの30%水溶液が上げられる。
下に示すように目盛り調節される。
チューブ上に付されたマークが既知の容積Vを示すま
で、符号2が付された収容容器内に挿入される。この
際、容器10内の初期容積aが記録される。次に、バルブ
手段20のボアが図1Bに示される位置にくるように、バル
ブ手段20が回転される。そして、バルブ手段のステム21
を介して、(図示されない)真空源により真空引きがな
され、これにより、バルーン31が排気されるとともに収
縮する。
置にくるようにバルブ手段が回転され、これにより、バ
ルブ手段、連結チューブ13、および内側チューブ33を介
して、液体Lが容器10からバルーン内へ流れ込む。バル
ーンが液体で満たされると、受容容器2のすべての空き
空間を埋めるまで、バルーンが膨張する。そして、容器
10内の容積bが読み取られ、この装置におけるバルブ手
段20から基端部までの容積と受容容器の容積との総和VT
が、以下のように算出される。
ように算出される。
ニュラスの内壁部を越えて延びないように、外側チュー
ブ34の長さが選定されている。したがって、外側チュー
ブの長さの変化によって生じる容積の差異を考慮に入れ
て、装置の容積を再計算する必要がある。装置の新しい
容積VA′は、以下のように導かれる。
チューブの長さの変化を示し、正の値をとることもあれ
ば、負の値をとることもある。
バルブ手段20のステム21を介して、バルーンが排水され
るとともに収縮される。そして、既に述べたように、バ
ルーン31および内側チューブ33に係合した外側チューブ
34が、縦穴部43を通して椎間板40内に挿入される。そし
て、レベルaに達するまで、容器10が液体Lにより満た
され、このレベルに対応する容積が記録されると、バル
ブ手段20が図1Dに示される位置へと回転されて液体がバ
ルーン内へ流れ込み、これによりバルーンが膨張して椎
間板40の孔部42が充填される。この際、容器10内の液体
の容積は、レベルcまで下降し、このレベルに応じた容
積が記録される。したがって、バルブ手段20からの装置
および孔部の容積の総和VT′は、a−cにより与えられ
る。そして、椎間板の孔部の容積は、VT′−VA′で与え
られる。ここで、VA′は上で規定された容積値である。
容量10mlの注入器(Reorder number 9604,Becton−Dick
inson,Rutherford,NJ07070)、双方向止水栓(Catalog
number−G−06464−72,Cole−Palmer,Niles,IL 6071
4)と、ポリプロピレンの延長チューブおよび小さなバ
ルーンとを有して構成されている。双方向止水栓には、
その一方の端部において雌ルアーが設けられ、他方の端
部において雄ルアーが設けられている。止水栓に設けら
れた雌ルアーは、注入器端部の雄ルアーを介して注入器
に連結されている。延長チューブは、約20mmの長さ、約
5mmの内径および約6mmの外径を有し、一方の端部には雌
ルアーが設けられている。次に、バルーンの閉じた端部
が延長チューブのルアーの設けられた側に入るとともに
バルーンの一部がチューブ外に出る状態において、小さ
なバルーンが延長チューブ内に挿入される。その後、バ
ルーンの開放端部が、伸張されるとともに延長チューブ
の外側に掛止される。そして、延長チューブ内部にバル
ーンが配設された状態で、延長チューブが止水栓に対し
て強固に固定されるまで、止水栓端部の雄ルアーが、慎
重に延長チューブ端部の雌ルアー内へ挿入される。そし
て、止水栓が開放位置へと回転され、システム内に真空
を発生させるために、注入器のプランジャがゆっくりと
引かれる。その後、システムが真空状態にある間におい
て、止水栓が閉鎖位置へと回転される。次に、注入器
が、バルーン内部の真空を維持する止水栓から取り外さ
れる。そして、注入器には、空気を入れないようにして
所定量の生理的食塩水が補充され、再び注入器が止水栓
に連結され、これにより装置が使用可能となる。
プラスチックブロック内部に核形状の孔部が形成され
る。孔部の正確な容積は、第1に空のプラスチックブロ
ックの重量を測定し、次に(円柱状の窓部を水で埋める
ことなく)核形状の孔部を水で埋めたブロックの重量を
測定することで算出される。これら2つの重量測定値の
差異は、4.2グラムであった。水の密度は1であるの
で、孔部の容積は、4.2ccとなる。そして、セクション
Aで記載された装置の延長チューブが、円柱状の窓部内
へ挿入され、延長チューブの先端部が窓部の端部に位置
合わせされる。この際、止水栓を開放する前の注入器内
の生理的食塩水の初期容積は、9.2ccであった。止水栓
を開放した後には、生理的食塩水がバルーン内へ放出さ
れ、膨らんだバルーンで孔部の全容積が充填されるま
で、バルーンが膨張する。この状態になると、それ以上
の生理的食塩水をバルーン内へ放出するのがほとんど不
可能になる。そして、再び、注入器内の生理的食塩水の
容積が測定され、その容積は4.8ccであった。容積に関
する最初の読み取り値と最後の読み取り値との差異(4.
4cc)が、放出された容積となる。孔部の容積は4.2ccで
あるので、この装置は、核の孔部の容積を測定する際に
おいて、注入器から放出された液体の容積から減ずる必
要のある約0.2ccの死空間を有している。
板切除手術が行われた。椎間板切除手術中に除去された
核物質は、慎重に収集され、そして重量が測定された。
除去された核物質の重量は2.4グラムであり、核物質の
密度を約1と仮定すると、これは2.4mlの容積に相当す
る。そして、セクションAで記載された装置を用いて、
孔部の容積が測定された。注入器により供給された液体
の容積は、2.5mlであった。セクションBで規定された
ように、このシステムの死空間は0.2mlであるので、孔
部の容積として2.3mlが導かれる。この容積値は、除去
された核物質の重量を測定することで得られた容積値に
おおよそ一致するものである。
積も、上記の方法を用いて測定される。この際、直接的
に測定された容積が、切除された核物質の重量より得ら
れた容積と大きく異なることがないことが判明した。一
般的に、その差異は0.2cc未満である。これは、他の方
法よりも精度の点で優れており、ほとんどの目的に対し
て充分な精度を有することになる。
ではない。本発明の範囲から離れることなく、種々の変
形および修正が可能であることが解されるであろう。
Claims (5)
- 【請求項1】椎間板切除手術中に椎間板(40)から核物
質が除去された後に形成された孔部(42)の容積を測定
する装置であって、 a)生理的に適合可能な弾性素材から形成され、孔部
(42)を満たすために流体がその内部に流入されると膨
張可能となっている、柔軟性を有し膨張可能な第1の容
器(31)と、 b)前記柔軟性を有し膨張可能な第1の容器(31)に連
通された、液体(L)の供給源(10)とを有して構成さ
れていることを特徴とする測定装置。 - 【請求項2】請求項1記載の測定装置において、 前記柔軟性を有し膨張可能な第1の容器(31)と、前記
目盛りの付された供給源(10)との間には、バルブ手段
(20)が設けられていることを特徴とする測定装置。 - 【請求項3】請求項1記載の測定装置において、 液体(L)のための前記供給源が、注入器であることを
特徴とする測定装置。 - 【請求項4】請求項1記載の測定装置において、 撮像装置において孔部の形状が見えるようにするための
表示組成物が使用されることを特徴とする測定装置。 - 【請求項5】請求項4記載の測定装置において、 前記表示組成物が、メチレンブルーを含んだレノガトリ
ンの30%水溶液であり、前記撮像装置が、CTスキャナで
あることを特徴とする測定装置。
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