JP2865191B2 - ニューマチックケーソン連続排土装置 - Google Patents
ニューマチックケーソン連続排土装置Info
- Publication number
- JP2865191B2 JP2865191B2 JP6174037A JP17403794A JP2865191B2 JP 2865191 B2 JP2865191 B2 JP 2865191B2 JP 6174037 A JP6174037 A JP 6174037A JP 17403794 A JP17403794 A JP 17403794A JP 2865191 B2 JP2865191 B2 JP 2865191B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- disk
- chamber
- pneumatic
- opening
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- Expired - Lifetime
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニューマチックケーソ
ン連続排土装置に関する。
ン連続排土装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ニューマチックケーソン(圧気潜函)工
法において、掘削土砂を圧気室内から大気圧下のスラブ
上に排出する装置の一例を図5について説明する。
法において、掘削土砂を圧気室内から大気圧下のスラブ
上に排出する装置の一例を図5について説明する。
【0003】図5において、圧気室30内で掘削した土
砂を、吊りワイヤ31で吊設されたバケツ32に投入
し、スラブ2にシャフト33を介して設けたマテリアル
ロックすなわち気圧調整室34にバケツ32を引き上
げ、第2開閉扉36及び第1開閉扉35を開閉操作して
バケツ32を通過させ、土砂を大気下のスラブ2の上に
排土していた。
砂を、吊りワイヤ31で吊設されたバケツ32に投入
し、スラブ2にシャフト33を介して設けたマテリアル
ロックすなわち気圧調整室34にバケツ32を引き上
げ、第2開閉扉36及び第1開閉扉35を開閉操作して
バケツ32を通過させ、土砂を大気下のスラブ2の上に
排土していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、バケ
ツ32の容量や引き上げに要する時間により、1本のシ
ャフト33あたりの排土量が制約され、一般に大量かつ
連続的な排土は困難とされていた。
ツ32の容量や引き上げに要する時間により、1本のシ
ャフト33あたりの排土量が制約され、一般に大量かつ
連続的な排土は困難とされていた。
【0005】また、ニューマチックケーソンの沈設に伴
い、シャフト33の追加が必要となり、段取り替えに長
時間を要していた。
い、シャフト33の追加が必要となり、段取り替えに長
時間を要していた。
【0006】本発明は、大量かつ連続的な排土を可能に
すると共に、段取り替え時間を縮小するニューマチック
ケーソン連続排土装置を提供することを目的としてい
る。
すると共に、段取り替え時間を縮小するニューマチック
ケーソン連続排土装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、スラブ
の下方に圧気作業室が画成され、そのスラブの下面に設
けたニューマチックケーソン連続排土装置において、内
部に常圧気密室(12)が画成されている長方体状の本
体(11)を備え、その本体(11)の長手方向一側に
は回転手段で回転する垂直軸(13)に取付けたディス
ク(14)が回転自在に支持されてそのディスク(1
4)の一部が圧気作業室(3)に突出しており、そのデ
ィスク(14)には複数の開口部(15)が形成され、
そしてディスク(14)は気密室(12)の内部におい
て上面及び側面が本体(11)に固設した内部カバー
(16)で気密に覆われており、ディスク(14)が圧
気作業室(3)に突出する部分は下面および側面が本体
(11)に固設された外部カバー(17)で気密に覆わ
れており、その外部カバー(17)の開口部にはホッパ
(17a)が立設され、そのホッパ(17a)には投入
用ベルトコンベア(18)の端部が位置され、気密室
(12)の底部には搬出用ロールコンベア(19)が内
部カバー(16)の開口部に対向して設けられ、その搬
出用ロールコンベア(19)はスラブ(2)に形成され
た透孔(2a)を介してスラブ(2)の上面に延ばされ
ている。
の下方に圧気作業室が画成され、そのスラブの下面に設
けたニューマチックケーソン連続排土装置において、内
部に常圧気密室(12)が画成されている長方体状の本
体(11)を備え、その本体(11)の長手方向一側に
は回転手段で回転する垂直軸(13)に取付けたディス
ク(14)が回転自在に支持されてそのディスク(1
4)の一部が圧気作業室(3)に突出しており、そのデ
ィスク(14)には複数の開口部(15)が形成され、
そしてディスク(14)は気密室(12)の内部におい
て上面及び側面が本体(11)に固設した内部カバー
(16)で気密に覆われており、ディスク(14)が圧
気作業室(3)に突出する部分は下面および側面が本体
(11)に固設された外部カバー(17)で気密に覆わ
れており、その外部カバー(17)の開口部にはホッパ
(17a)が立設され、そのホッパ(17a)には投入
用ベルトコンベア(18)の端部が位置され、気密室
(12)の底部には搬出用ロールコンベア(19)が内
部カバー(16)の開口部に対向して設けられ、その搬
出用ロールコンベア(19)はスラブ(2)に形成され
た透孔(2a)を介してスラブ(2)の上面に延ばされ
ている。
【0008】
【作用】したがって、圧気作業室で掘削した土砂は投入
用ベルトコンベアでホッパに投入すると回転するディス
クの開口部の1つに土砂が投入され、その開口部が回転
して気密室内にはいると、土砂は搬出用ロールコンベア
上に落下して搬出用ロールコンベアによりスラブの上面
に送られて、ケーソンの外部に排出される。
用ベルトコンベアでホッパに投入すると回転するディス
クの開口部の1つに土砂が投入され、その開口部が回転
して気密室内にはいると、土砂は搬出用ロールコンベア
上に落下して搬出用ロールコンベアによりスラブの上面
に送られて、ケーソンの外部に排出される。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0010】図1において、ニューマチックケーソン1
のスラブ2の下方には、圧気作業室3が画成されてい
る。その圧気作業室3の中央には、全体を符号10で示
す連続排土装置がスラブ2の下面に設けられている。な
お、図中の符号19は、後記するロールコンベアで、4
はバックホウ、5はバケット、6はクレーンである。
のスラブ2の下方には、圧気作業室3が画成されてい
る。その圧気作業室3の中央には、全体を符号10で示
す連続排土装置がスラブ2の下面に設けられている。な
お、図中の符号19は、後記するロールコンベアで、4
はバックホウ、5はバケット、6はクレーンである。
【0011】図2ないし図4において、連続排土装置1
0の本体11は、長方体状の箱体に形成され、内部に常
圧気密室12が画成されている。その本体11の長手方
向の一側には、回転体であるディスク14が垂直軸13
により一部が圧気作業室3へ突出するように回転自在に
支持され、図示しない回転手段で回転されるようになっ
ている。
0の本体11は、長方体状の箱体に形成され、内部に常
圧気密室12が画成されている。その本体11の長手方
向の一側には、回転体であるディスク14が垂直軸13
により一部が圧気作業室3へ突出するように回転自在に
支持され、図示しない回転手段で回転されるようになっ
ている。
【0012】このディスク14には、複数(図示の例で
は4個)の円形開口部15a〜15d(以下総称する場
合は符号15を用いる)が形成されている。そして、気
密室12の内部においてディスク14の上面及び側面
は、本体11に固設された内部カバー16で気密に覆わ
れている。また、ディスク14の圧気作業室3に突出す
る部分の下面及び側面は、本体11に固設された外部カ
バー17で気密に覆われ、カバー17の開口部には、ホ
ッパ17aが立設されている。
は4個)の円形開口部15a〜15d(以下総称する場
合は符号15を用いる)が形成されている。そして、気
密室12の内部においてディスク14の上面及び側面
は、本体11に固設された内部カバー16で気密に覆わ
れている。また、ディスク14の圧気作業室3に突出す
る部分の下面及び側面は、本体11に固設された外部カ
バー17で気密に覆われ、カバー17の開口部には、ホ
ッパ17aが立設されている。
【0013】そして、ホッパ17aの付近には、投入手
段であるベルトコンベア18の端部が位置され、気密室
12の底部には、搬出手段であるロールコンベア19が
内部カバー16の開口部に対向して設けられている。そ
のロールコンベア19は、気密室12の長手方向の一側
から上傾され、スラブ2に形成された透孔2aを介して
スラブ2の上面に延ばされている。なお、図中の符号2
0は、ガス圧調整パイプである。このガス圧調整パイプ
20は圧気作業室3と常圧気密室12との圧力差が大き
い場合、土砂の排出に伴う圧気損失が増大し、回転ドラ
ム中の残存圧により開口部15からの土砂の飛散や過剰
吸込み現象が発生する恐れがある。そこで開口部15c
の残存圧気を開口部15dへガス圧調整パイプ20を通
じて戻してやる事により圧損を抑制する効果が期待でき
る。
段であるベルトコンベア18の端部が位置され、気密室
12の底部には、搬出手段であるロールコンベア19が
内部カバー16の開口部に対向して設けられている。そ
のロールコンベア19は、気密室12の長手方向の一側
から上傾され、スラブ2に形成された透孔2aを介して
スラブ2の上面に延ばされている。なお、図中の符号2
0は、ガス圧調整パイプである。このガス圧調整パイプ
20は圧気作業室3と常圧気密室12との圧力差が大き
い場合、土砂の排出に伴う圧気損失が増大し、回転ドラ
ム中の残存圧により開口部15からの土砂の飛散や過剰
吸込み現象が発生する恐れがある。そこで開口部15c
の残存圧気を開口部15dへガス圧調整パイプ20を通
じて戻してやる事により圧損を抑制する効果が期待でき
る。
【0014】次に、作用について説明する。
【0015】圧気作業室3で掘削した土砂は、ベルトコ
ンベア18でホッパ17aに投入する。すると、回転す
るディスク14の開口部15aに土砂Aが投入され、開
口部15aが回転して、気密室12内において図4で開
口部15cで示す位置に移動すると、土砂Aはロールコ
ンベア19上に落下排出される。そして、ロールコンベ
ア19上に排出された土砂は、透孔2aを介してロール
コンベア19によりスラブ2の上面側に搬出される。そ
して、土砂Aは更に、バックホウ4、バケット5及びク
レーン6により、ケーソン1の外部に搬出される。
ンベア18でホッパ17aに投入する。すると、回転す
るディスク14の開口部15aに土砂Aが投入され、開
口部15aが回転して、気密室12内において図4で開
口部15cで示す位置に移動すると、土砂Aはロールコ
ンベア19上に落下排出される。そして、ロールコンベ
ア19上に排出された土砂は、透孔2aを介してロール
コンベア19によりスラブ2の上面側に搬出される。そ
して、土砂Aは更に、バックホウ4、バケット5及びク
レーン6により、ケーソン1の外部に搬出される。
【0016】このように、土砂Aは、圧気作業室3から
圧気下の開口部15に次々に投入され、続いて順次開口
部15から常圧下の気密室12内のロールコンベア19
に連続して排出され、スラブ2の上面に搬出される。
圧気下の開口部15に次々に投入され、続いて順次開口
部15から常圧下の気密室12内のロールコンベア19
に連続して排出され、スラブ2の上面に搬出される。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、大量かつ連続的に、ケーソン下の圧気作業
室の掘削土砂を排土することができる。
ているので、大量かつ連続的に、ケーソン下の圧気作業
室の掘削土砂を排土することができる。
【0018】また、従来のような段取り替え時間をなく
すことができる。
すことができる。
【0019】したがって、施工効率を大幅に向上するこ
とができる。
とができる。
【図1】本発明の一実施例の概略を示すケーソンの垂直
断面図。
断面図。
【図2】図1の要部を示す正面断面図。
【図3】図2の側断面図。
【図4】ディスクの平面図。
【図5】従来装置を示す垂直断面図。
A・・・土砂 1・・・ニューマチックケーソン 2・・・スラブ 2a・・・透孔 3・・・圧気作業室 4・・・バックホウ 5・・・バケット 6・・・クレーン 10・・・連続排土装置 11・・・本体 12・・・常圧気密室 13・・・垂直軸 14・・・ディスク 15・・・開口部 16・・・内部カバー 17・・・外部カバー 17a・・・ホッパ 18・・・ベルトコンベア 19・・・ロールコンベア 30・・・圧気室 31・・・ワイヤ 32・・・バケツ 33・・・シャフト 34・・・気圧調整室 35・・・第1開閉扉 36・・・第2開閉扉
Claims (1)
- 【請求項1】 スラブの下方に圧気作業室が画成され、
そのスラブの下面に設けたニューマチックケーソン連続
排土装置において、内部に常圧気密室(12)が画成さ
れている長方体状の本体(11)を備え、その本体(1
1)の長手方向一側には回転手段で回転する垂直軸(1
3)に取付けたディスク(14)が回転自在に支持され
てそのディスク(14)の一部が圧気作業室(3)に突
出しており、そのディスク(14)には複数の開口部
(15)が形成され、そしてディスク(14)は気密室
(12)の内部において上面及び側面が本体(11)に
固設した内部カバー(16)で気密に覆われており、デ
ィスク(14)が圧気作業室(3)に突出する部分は下
面および側面が本体(11)に固設された外部カバー
(17)で気密に覆われており、その外部カバー(1
7)の開口部にはホッパ(17a)が立設され、そのホ
ッパ(17a)には投入用ベルトコンベア(18)の端
部が位置され、気密室(12)の底部には搬出用ロール
コンベア(19)が内部カバー(16)の開口部に対向
して設けられ、その搬出用ロールコンベア(19)はス
ラブ(2)に形成された透孔(2a)を介してスラブ
(2)の上面に延ばされていることを特徴とするニュー
マチックケーソン連続排土装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6174037A JP2865191B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | ニューマチックケーソン連続排土装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6174037A JP2865191B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | ニューマチックケーソン連続排土装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0841895A JPH0841895A (ja) | 1996-02-13 |
JP2865191B2 true JP2865191B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=15971529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6174037A Expired - Lifetime JP2865191B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | ニューマチックケーソン連続排土装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2865191B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5170032U (ja) * | 1975-10-23 | 1976-06-02 | ||
JPS5424210A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-23 | Kawasaki Steel Co | Heating furnace |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP6174037A patent/JP2865191B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0841895A (ja) | 1996-02-13 |
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