JP2859364B2 - 受精卵移植装置 - Google Patents

受精卵移植装置

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洋志 岩田
慶時 伊藤
恒太郎 小山
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旭光学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、牛などのような動物の子宮内に人工受精
卵を移植するために用いられる受精卵移植装置に関す
る。
〔従来の技術〕
近年、牛などの子宮内に人工受精卵を移植する方法が
普及しつつあり、従来一般には、注射針の様なものの先
端に人工受精卵をピストンによって吸引し、その注射針
を牛などの腹の外から穿刺して、針先を子宮に到達させ
ている。
このとき、注射針が子宮に到達したかどうかの確認
は、外陰部から内視鏡を挿入して、視認により行われ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、注射針を腹の外から穿刺して針先を子宮内に
正確に到達させるのは非常に難しくて高度な技術を必要
とし、失敗する場合も少なくない。
また、注射針に一個の受精卵を確実に収容したどうか
は、その度に顕微鏡によって確認しなければならない。
しかし、複数の牛に受精卵を移植する際に、作業者が現
場でこれをくり返して行うことは多大の労力を必要とす
ると同時に、牛舎などでこのような作業を行うことは、
はなはだ不衛生である。
この発明は、そのような従来の欠点を解消し、受精卵
を容易かつ正確に子宮内に移植することができ、しかも
衛生的な受精卵移植装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の受精卵移植装置
は、両端が開口形成された、動物の受精卵を収容するた
めの受精卵収容チューブと、上記受精卵収容チューブを
先端に着脱できるように形成され、先端に連結した上記
受精卵収容チューブを動物の子宮内に挿入するための挿
入管と、上記挿入管の基部側からの操作によって、上記
挿入管の先端に連結された受精卵収容チューブ内の収容
物を外部に押し出す押し出し手段とを設けたことを特徴
とする。
〔作用〕
受精卵収容チューブは挿入管の先端に着脱自在であ
り、受精卵収容チューブの中に予め受精卵を収容して、
それだけを冷凍保存することができる。受精卵を収容し
た状態で冷凍された受精卵収容チューブは、その状態で
各地の牧場などに必要な数だけ配送することができる。
そして、牧場などの現場では、受精卵を解答して受精
卵収容チューブを挿入管に接続し、内視鏡の鉗子チャン
ネルなどを通じて、牛などのが外陰部から子宮内に誘
導、挿入することができる。
先端チューブが正確に子宮内の目的部位に到達したか
どうかは、内視鏡によって視認することができ、そこで
押し出し手段によって先端チューブ内の受精卵を押し出
せば、受精卵が子宮内に移植される。
使用が済んだ先端チューブは、挿入管から取り外して
廃棄し、他の部分はくり返し使用することができる。
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示して
いる。
第1図は受精卵移植装置10の全体的構成を示してお
り、1は、可撓性を有する細長い挿入管であり、例え
ば、細いステンレス鋼線を外径2mm程度に密着巻きした
コイルにより形成されていて、内視鏡の鉗子チャンネル
内に通して、牛などの子宮内に挿入することができる。
2は、両端が開口形成された、動物の受精卵を収容す
るための受精卵収容チューブであり、例えば、外径2m
m、内径1.6mm、長さ10〜15cm程度の、透明な塩化ビニル
チューブなどが用いられる。20は、挿入管1の基端部に
連結された操作部である。
第2図に示されるように、受精卵収容チューブ2内に
は、複数の空気層3で仕切られたグリセリン液層4の中
央の層の中に、牛などの人工受精卵5が1個だけ収容さ
れていて、この状態で冷凍保存される。6は、受精卵収
容チューブ2内に摺動可能に嵌挿されたピストンロッド
であり、グリセリン液層4よりも受精卵収容チューブ2
の基部側寄りの位置に配置されている。
第3図は挿入管1と受精卵収容チューブ2との連結部
を示している。8は継ぎ管であり、その後側は、挿入管
1の先端に銀ロー付などによって固着されている。継ぎ
管8の先側の外周にはねじが螺設されていて、受精卵収
容チューブ2の基部内にねじ込むことによって、挿入管
1と受精卵収容チューブ2とが連結される。逆に、その
ねじ込みを解けば、挿入管1と受精卵収容チューブ2と
が切り離される。
第3図に示される9は、ピストンロッド6を押して、
受精卵収容チューブ2の先端開口から人工受精卵を外部
に押し出すための操作用芯金である。この操作用芯金9
は、捻り線でも単線でもよく、挿入管1内に摺動自在に
全長にわたって挿通されている。
第4図は、挿入管1の基部側に連結された操作部20を
示している。挿入管1の基端部には、連結管21を介して
金属製のガイドパイプ22が一体的に連結されていて、そ
のガイドパイプ22の端部に指かけ23が固着されている。
操作用芯金9は、挿入管1からガイドパイプ22内を通
って外部に引き出されて、操作用芯金9の端部は、金属
製の端部止め金24に固着されている。端部止め金24は環
状の親指かけ25にねじ込まれている。また、操作用芯金
9の露出部分は、金属製の補強パイプ26内に挿通されて
いて、座屈防止がはかられている。
このように構成された操作部20においては、矢印M方
向に親指かけ25を動作させることによって、操作用芯金
9を挿入管1内で進退させることができる。それによっ
て、操作用芯金9の先端が受精卵収容チューブ2内のピ
ストンロッド6を押すと、人工受精卵が収容されている
グリセリン層4aは両端が空気層3によって仕切られてい
るので、人工受精卵が収容されていないグリセリン層4b
と混り合うことなく、確実に全てのグリセリン層4aが受
精卵収容チューブ2の前方へ押し出される。
なお、第4図中のAは操作ストロークであり、ガイド
パイプ22部の有効長さBが操作ストロークAよりも短く
ならないように構成されている。
又、操作ストロークAは、第2図に示されるグリセリ
ン層4の全長Cとほぼ同一になる様に設定されており、
人工受精卵が収容されているグリセリン層4aが確実にチ
ューブ外に押し出され、ピストンロッド6はチューブ内
に残る様に構成されている。
また、補強パイプ26の外面に指標などを形成しておく
と、操作時の実際のストローク量を確認することができ
る。
第5図及び第6図は、挿入管1と受精卵収容チューブ
2との連結部の第2の実施例を示しており、先側に軸方
向にスリット31を穿設した継ぎ管32を挿入管1の先端に
固着したものである。継ぎ管32の先端外周部32aは、受
精卵収容チューブ2の内径より太く形成されている。
したがって、継ぎ管32を受精卵収容チューブ2内に押
し込めば、第6図に示されるようにスリット31が弾性変
形により少し閉じて、継ぎ管32は受精卵収容チューブ2
内に入り、スリット31部分が元の状態に拡がろうとする
ばね力によって、継ぎ管32と受精卵収容チューブ2とが
連結された状態を維持する。そして、受精卵収容チュー
ブ2を、先側へ強く引張れば、第5図に示されるよう
に、受精卵収容チューブ2は継ぎ管32から外れる。
第7図は本発明の第3の実施例を示しており、挿入管
を一本の例えば四フッ化エチレン樹脂のように可撓性の
ある合成樹脂製のチューブ41によって形成し、その基端
に注射器用口金42を接続したものである。43は、チュー
ブ41が注射器用口金42との接続部で折れたりしないよう
に補強するための補強チューブである。チューブ41と受
精卵収容チューブ2との連結部は、前述の第5図及び第
6図の例と同様の構成をとっている。
このように構成された第7図の実施例においては、注
射器用口金42に注射器(図示せず)を接続して、チュー
ブ41内に空気を送り込むことによって、受精卵収容チュ
ーブ2内の人工受精卵を、前方に押し出すことができ
る。なお、この実施例の場合には、受精卵収容チューブ
2内にピストンロッドを配置しない方がよい。
第8図は、本発明の受精卵移植装置10の使用状態を略
示したものであり、受精卵移植装置10は、内視鏡11の鉗
子チャンネル内に挿通されている。また内視鏡11は、牛
などの子宮頚管81内に外口部82から真直に挿通された挿
入補助管12内に挿通されている。このように挿入補助管
12を用いることによって、内視鏡11を、硬い子宮頚管81
の先へ真直に破損することなく挿入することができる。
なお、挿入補助管12の先端部分の太径部12aは、使用
中に挿入補助管12が子宮頚管81から抜け落ちないように
するためのものであり、基部の太径部12bは、使用終了
時に挿入補助管12を引き出す際の把持部となる。また、
2点鎖線で示されるように、基部に大きなフランジ状の
鍔12cを形成すれば、使用時に糞が内視鏡や術者にかか
るのを防ぐことができる。
第8図のように、内視鏡11を経由して、受精卵移植装
置10によって一方の子宮83aに受精卵を移植したら、受
精卵移植装置10を内視鏡11から抜去して(或いは挿入補
助管12から内視鏡11を抜去して)、受精卵収容チューブ
2を新しいものにつけかえて、すぐにもう一方の子宮83
bに受精卵を移植することができる。
〔発明の効果〕
本発明の受精卵移植装置を用いれば、内視鏡の鉗子チ
ャンネルなどに通して、牛などの子宮に人工受精卵を容
易に移植することができる。
しかも、受精卵を収容する受精卵収容チューブだけを
自由に着脱することができるので、その中へ受精卵を入
れる作業を衛生的な場所で行った後冷凍保存し、受精卵
収容チューブを牧場の現場に必要な数だけ供給すること
ができ、非常に衛生的である。
また、受精卵収容チューブだけをつけかえることによ
って、左右の子宮に受精卵を連続的にスムーズに移植す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の全体側面図、 第2図は第1の実施例の先端部分の側面断面図、 第3図は第1の実施例の中間部分の側面断面図、 第4図は第1の実施例の操作部の側面断面図、 第5図及び第6図は第2の実施例の中間部分の側面断面
図、 第7図は第3の実施例の全体側面断面図、 第8図は使用状態を示す略示図である。 1……挿入管、2……受精卵収容チューブ、5……人工
受精卵、6……ピストンロッド、9……操作用芯金、10
……受精卵移植装置、20……操作部、41……チューブ、
42……注射器用口金。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−154017(JP,U) 実公 昭64−4341(JP,Y2) 実公 昭36−31854(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61D 19/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端が開口形成された、動物の受精卵を収
    容するための受精卵収容チューブと、 先端部分にネジ結合又は弾力的圧入結合により上記受精
    卵収容チューブを直列に着脱できるように形成され、先
    端に連結した上記受精卵収容チューブを動物の子宮内に
    挿入するための挿入管と、 上記挿入管の基部側からの操作によって、上記挿入管の
    先端に連結された受精卵収容チューブ内の収容物を外部
    に押し出す押し出し手段と を設けたことを特徴とする受精卵移植装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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