JP2850490B2 - フラットケーブルの接続方法 - Google Patents
フラットケーブルの接続方法Info
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- JP2850490B2 JP2850490B2 JP2147912A JP14791290A JP2850490B2 JP 2850490 B2 JP2850490 B2 JP 2850490B2 JP 2147912 A JP2147912 A JP 2147912A JP 14791290 A JP14791290 A JP 14791290A JP 2850490 B2 JP2850490 B2 JP 2850490B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 フラットケーブルの接続方法、特に高速信号伝送用フ
ラットケーブルにコンタクトを接続させる際の整線方法
に関し、 信号線の配列間に配設された一対の接地線の整線を確
実かつ簡略にすることを目的とし、 可撓性を有する平板状絶縁被覆内に所定ピッチで複数
本の信号線が並設され、該信号線の各並設間には一対の
接地線が信号線並設方向に配設されフラットケーブルの
外部接続に際し、該フラットケーブルの端部近傍にて前
記信号線および接地線の一部を表呈せしめ、 該端部近傍において該信号線の各並設間の該一対の接
地線をその対向方向に押圧する塑性加工により接続せし
め、 該端部近傍において該信号線のそれぞれに信号線コン
タクトを接続させると共に、該塑性加工により接続させ
た一対の接地線を共通の接地線コンタクトに接続させる
ことを特徴とし、 さらに、前記信号線と前記一対の接地線の一方との間
に突入する複数の櫛歯状突起を有する第１の接地線押圧
工具の該突起を前記フラットケーブルの厚さ方向の一方
より挿入し、該信号線と該一対の接地線の他方との間に
突入する複数の櫛歯状突起を有する第２の接地線押圧工
具の該突起を該フラットケーブルの厚さ方向の他方より
挿入し、 該第1,第２の接地線押圧工具の双方を該フラットケー
ブルの幅方向に移動させ前記一対の接地線の塑性加工を
することを特徴とする、 および、前記端部近傍に表呈する前記信号線および前
記一対の接続済み接地線のそれぞれを絶縁材にてなるロ
ケータの溝に挿入し、該溝の外方よりばね性を有する前
記コンタクトを押接せしめることを特徴とし構成する。
ラットケーブルにコンタクトを接続させる際の整線方法
に関し、 信号線の配列間に配設された一対の接地線の整線を確
実かつ簡略にすることを目的とし、 可撓性を有する平板状絶縁被覆内に所定ピッチで複数
本の信号線が並設され、該信号線の各並設間には一対の
接地線が信号線並設方向に配設されフラットケーブルの
外部接続に際し、該フラットケーブルの端部近傍にて前
記信号線および接地線の一部を表呈せしめ、 該端部近傍において該信号線の各並設間の該一対の接
地線をその対向方向に押圧する塑性加工により接続せし
め、 該端部近傍において該信号線のそれぞれに信号線コン
タクトを接続させると共に、該塑性加工により接続させ
た一対の接地線を共通の接地線コンタクトに接続させる
ことを特徴とし、 さらに、前記信号線と前記一対の接地線の一方との間
に突入する複数の櫛歯状突起を有する第１の接地線押圧
工具の該突起を前記フラットケーブルの厚さ方向の一方
より挿入し、該信号線と該一対の接地線の他方との間に
突入する複数の櫛歯状突起を有する第２の接地線押圧工
具の該突起を該フラットケーブルの厚さ方向の他方より
挿入し、 該第1,第２の接地線押圧工具の双方を該フラットケー
ブルの幅方向に移動させ前記一対の接地線の塑性加工を
することを特徴とする、 および、前記端部近傍に表呈する前記信号線および前
記一対の接続済み接地線のそれぞれを絶縁材にてなるロ
ケータの溝に挿入し、該溝の外方よりばね性を有する前
記コンタクトを押接せしめることを特徴とし構成する。
本発明はフラットケーブルの接続方法、特に高速信号
伝送用フラットケーブルの信号線と接地線との表呈部を
整線しコンタクトに接続する方法に関する。
伝送用フラットケーブルの信号線と接地線との表呈部を
整線しコンタクトに接続する方法に関する。
第５図は高速信号伝送用フラットケーブルの説明図、
第６図は従来のフラットケーブル接続方法における整線
方法の説明図である。
第６図は従来のフラットケーブル接続方法における整線
方法の説明図である。
第５図において、フラットケーブル１は横一列に整列
する複数本の信号線２と、各信号線２をフラットケーブ
ル１の幅方向に挟むように配設させた複数本（信号線の
２倍の本数）の接地線３と、所定寸法だけ離れた信号線
２および接地線３を覆う可撓性平板状絶縁被覆４にてな
る。
する複数本の信号線２と、各信号線２をフラットケーブ
ル１の幅方向に挟むように配設させた複数本（信号線の
２倍の本数）の接地線３と、所定寸法だけ離れた信号線
２および接地線３を覆う可撓性平板状絶縁被覆４にてな
る。
各信号線２の間に配設された一対の接地線３を共通の
コンタクトに接続する従来の整線方法は、まず第６図
（イ）に示す如く、フラットケーブル１の端部近傍1aに
おいて各信号線２および接地線３の一部分を表呈せしめ
る。
コンタクトに接続する従来の整線方法は、まず第６図
（イ）に示す如く、フラットケーブル１の端部近傍1aに
おいて各信号線２および接地線３の一部分を表呈せしめ
る。
次いで、第６図（ロ）に示す如く、各信号線２の並設
間に隣接する一対の接地線３の一方（図は右方）を、櫛
歯状突起を有する第１の治具にて押下しフラットケーブ
ル１の厚さ方向に曲げ加工したのち、櫛歯状突起を有す
る一対の第２の治具を使用して第６図（ハ）に示す如
く、信号線並設間に隣接する一対の接地線３の双方が上
下方向に揃うように曲げ加工する。
間に隣接する一対の接地線３の一方（図は右方）を、櫛
歯状突起を有する第１の治具にて押下しフラットケーブ
ル１の厚さ方向に曲げ加工したのち、櫛歯状突起を有す
る一対の第２の治具を使用して第６図（ハ）に示す如
く、信号線並設間に隣接する一対の接地線３の双方が上
下方向に揃うように曲げ加工する。
以上説明したように、隣接する一対の接地線３を共通
のコンタクトに接続するフラットケーブル１の従来の接
続方法は、コンタクトの接続に先立って、フラットケー
ブル１の幅方向に一方の接地線３を押下する第１工程
と、フラットケーブル１の幅方向に一対の接地線３を揃
える第２工程の２工程であった。
のコンタクトに接続するフラットケーブル１の従来の接
続方法は、コンタクトの接続に先立って、フラットケー
ブル１の幅方向に一方の接地線３を押下する第１工程
と、フラットケーブル１の幅方向に一対の接地線３を揃
える第２工程の２工程であった。
そして、例えば信号線２および接地線３の直径が0.16
mm,信号線２のピッチが0.127mm,信号線２の配設間に設
けられた一対の接地線３のピッチが0.37mmであるフラッ
トケーブル１では、信号線２および接地線３の間隔のば
らつき等によって、前記第１工程で接地線３が加工治具
の突起から外れ押下されないことがあった。
mm,信号線２のピッチが0.127mm,信号線２の配設間に設
けられた一対の接地線３のピッチが0.37mmであるフラッ
トケーブル１では、信号線２および接地線３の間隔のば
らつき等によって、前記第１工程で接地線３が加工治具
の突起から外れ押下されないことがあった。
そのため、第１工程で加工されなかった接地線３のあ
ることに気付かず第２工程を行うと、その接地線３は傷
付けられ修正再加工できなくなり、フラットケーブル１
は端部近傍1aにおける信号線２および接地線３の表呈加
工（絶縁被覆の剥離加工）から遣り直さねばならず、フ
ラットケーブル１の長さが短くなるという問題点があっ
た。
ることに気付かず第２工程を行うと、その接地線３は傷
付けられ修正再加工できなくなり、フラットケーブル１
は端部近傍1aにおける信号線２および接地線３の表呈加
工（絶縁被覆の剥離加工）から遣り直さねばならず、フ
ラットケーブル１の長さが短くなるという問題点があっ
た。
前記問題点の解決を目的とする本発明は、その実施例
の基本構成を示す第１図によれば、 可撓性を有する平板状絶縁被覆４内に所定ピッチで複
数本の信号線２が並設され、信号線２の各並設間には一
対の接地線３が信号線並設方向に配設されたフラットケ
ーブル１の外部接続に際し、 フラットケーブル１の端部近傍1aにて信号線２および
接地線３の各一部分を表呈せしめ、 端部近傍1aにおいて該一対の接地線３をその対向方向
に押圧する塑性加工により接続せしめ、 端部近傍1aにおいて信号線２のそれぞれに信号線コン
タクト９を接続させると共に、該塑性加工により接続さ
せた一対の接地線３を共通の接地線コンタクト10に接続
させることを特徴とする。
の基本構成を示す第１図によれば、 可撓性を有する平板状絶縁被覆４内に所定ピッチで複
数本の信号線２が並設され、信号線２の各並設間には一
対の接地線３が信号線並設方向に配設されたフラットケ
ーブル１の外部接続に際し、 フラットケーブル１の端部近傍1aにて信号線２および
接地線３の各一部分を表呈せしめ、 端部近傍1aにおいて該一対の接地線３をその対向方向
に押圧する塑性加工により接続せしめ、 端部近傍1aにおいて信号線２のそれぞれに信号線コン
タクト９を接続させると共に、該塑性加工により接続さ
せた一対の接地線３を共通の接地線コンタクト10に接続
させることを特徴とする。
上記手段によれば、外部接続する接地線の整線加工は
１工程であり、かつ、接続させるべき一対の接地線はそ
の対向方向に押圧する。そのため、整線加工用の押圧治
具から接地線が外れる恐れがなく、該接続が容易かつ確
実に行われるようになり、整線不良がなくすことができ
る。
１工程であり、かつ、接続させるべき一対の接地線はそ
の対向方向に押圧する。そのため、整線加工用の押圧治
具から接地線が外れる恐れがなく、該接続が容易かつ確
実に行われるようになり、整線不良がなくすことができ
る。
以下に、図面を用いて本発明の実施例によるフラット
ケーブルの接続方法を説明する。
ケーブルの接続方法を説明する。
第１図（イ）〜（ハ）は本発明によるフラットケーブ
ル接続方法の基本構成を示す説明図、第２図は第１図
（ロ）に示すＡ−Ａ断面の拡大図、第３図（イ），
（ロ）は本発明に係わる接地線押圧工具の構成例とその
操作説明図、第４図（イ）〜（ニ）は本発明によるフラ
ットケーブルの接続に使用したコネクタの要部の説明図
である。
ル接続方法の基本構成を示す説明図、第２図は第１図
（ロ）に示すＡ−Ａ断面の拡大図、第３図（イ），
（ロ）は本発明に係わる接地線押圧工具の構成例とその
操作説明図、第４図（イ）〜（ニ）は本発明によるフラ
ットケーブルの接続に使用したコネクタの要部の説明図
である。
第１図（イ）において、フラットケーブル１は端部近
傍1aにて各信号線２および接地線３の一部を表呈せしめ
る。端部近傍1aにおける信号線2,接地線３の一部表呈
は、絶縁被覆４に切り込み線を設け、その切り込み線よ
りフラットケーブル１の先端側の絶縁被覆４を、フラッ
トケーブル１より外れない範囲にずらして形成される。
傍1aにて各信号線２および接地線３の一部を表呈せしめ
る。端部近傍1aにおける信号線2,接地線３の一部表呈
は、絶縁被覆４に切り込み線を設け、その切り込み線よ
りフラットケーブル１の先端側の絶縁被覆４を、フラッ
トケーブル１より外れない範囲にずらして形成される。
次いで、各信号線２の間に表呈する一対の接地線３は
第１図（ロ）に示す如く、それぞれの対向方向に押圧す
る塑性加工を施して接続、例えば第２図に示す如く一対
の接地線３を塑性加工によって接合させる。
第１図（ロ）に示す如く、それぞれの対向方向に押圧す
る塑性加工を施して接続、例えば第２図に示す如く一対
の接地線３を塑性加工によって接合させる。
しかるのち、第１図（ハ）に示す如く各信号線２に信
号線コンタクト９を接続すると共に、塑性加工によって
接続された接地線３はその双方に接続する接地線コンタ
クト10を接続させる。
号線コンタクト９を接続すると共に、塑性加工によって
接続された接地線３はその双方に接続する接地線コンタ
クト10を接続させる。
かかるフラットケーブルの接続方法において、一対の
信号線２の中央に接続された一対の接地線３を位置せし
める整線は、信号線２の隣接間に表呈する一対の接地線
３をその配設方向に押圧し塑性変形させるという１工程
で済むことになる。
信号線２の中央に接続された一対の接地線３を位置せし
める整線は、信号線２の隣接間に表呈する一対の接地線
３をその配設方向に押圧し塑性変形させるという１工程
で済むことになる。
第３図（イ）において、第１の接地線押圧工具11は上
方に突出する複数の突起12を具え、第２の接地線押圧工
具13は下方に突出する複数の突起14を具え、突起12は信
号線２とその右側に位置する接地線３との間に突入する
反面、突起14は信号線２とその左側に位置する接地線３
との間に突入する。
方に突出する複数の突起12を具え、第２の接地線押圧工
具13は下方に突出する複数の突起14を具え、突起12は信
号線２とその右側に位置する接地線３との間に突入する
反面、突起14は信号線２とその左側に位置する接地線３
との間に突入する。
そこで、第３図（ロ）に示す如く押圧工具11を所定量
だけ右方向に移動させると共に、押圧工具13を所定量だ
け左方向に移動させると、突起12と14とに押圧された一
対の接地線３が接続されるようになる。
だけ右方向に移動させると共に、押圧工具13を所定量だ
け左方向に移動させると、突起12と14とに押圧された一
対の接地線３が接続されるようになる。
第４図（イ）は絶縁材よりなるロケータ15の正面図、
第４図（ロ）はロケータ15の断面図であり、ロケータ15
には、フラットケーブル１の端部近傍1aに表呈し整線さ
れた信号線２が嵌合する複数のＵ字溝16と、接続された
接地線３が嵌合する複数のＵ字溝17を有する。
第４図（ロ）はロケータ15の断面図であり、ロケータ15
には、フラットケーブル１の端部近傍1aに表呈し整線さ
れた信号線２が嵌合する複数のＵ字溝16と、接続された
接地線３が嵌合する複数のＵ字溝17を有する。
第４図（ハ）はロケータ15のＵ字溝16に嵌合する信号
線２と接続する信号線コンタクト18であり、ばね性を有
する金属にてなり図示しない絶縁体に植設されたコンタ
クト18は、信号線２に接続する一対の弾性片19と、外部
端子に接続する一対の弾性片20を具えてなる。信号線２
とコンタクト18との接続は、弾性片19が有するばね弾性
によって維持される。
線２と接続する信号線コンタクト18であり、ばね性を有
する金属にてなり図示しない絶縁体に植設されたコンタ
クト18は、信号線２に接続する一対の弾性片19と、外部
端子に接続する一対の弾性片20を具えてなる。信号線２
とコンタクト18との接続は、弾性片19が有するばね弾性
によって維持される。
第４図（ニ）はロケータ15のＵ字溝17に嵌合する信号
線コンタクト21であり、ばね性を有する金属にてなりコ
ンタクト18と共に図示しない絶縁体に挿着されたコンタ
クト21は、接続済み接地線３の双方に接続する一方の弾
性片22と、複数のコンタクト21を接続する接地板（図示
せず）に接続する一対の弾性片23を具えてなる。接地線
３とコンタクト21との接続は、弾性片22が有するばね弾
性によって維持される。
線コンタクト21であり、ばね性を有する金属にてなりコ
ンタクト18と共に図示しない絶縁体に挿着されたコンタ
クト21は、接続済み接地線３の双方に接続する一方の弾
性片22と、複数のコンタクト21を接続する接地板（図示
せず）に接続する一対の弾性片23を具えてなる。接地線
３とコンタクト21との接続は、弾性片22が有するばね弾
性によって維持される。
以上説明したように本発明方法によれば、外部接続す
る接地線の整線加工は１工程であり、かつ、接続させる
べき一対の接地線はその対向方向に押圧する。従って、
該整線加工は従来方法より容易かつ確実となり、整線不
良を完全になくし得た効果がある。
る接地線の整線加工は１工程であり、かつ、接続させる
べき一対の接地線はその対向方向に押圧する。従って、
該整線加工は従来方法より容易かつ確実となり、整線不
良を完全になくし得た効果がある。
第１図は本発明によるフラットケーブル接続方法の基本
構成図、 第２図は第１図（ロ）に示すＡ−Ａ断面の拡大図、 第３図は本発明に係わる接地線押圧工具の構成例とその
動作説明図、 第４図は本発明によるフラットケーブル接続用コネクタ
の要部、 第５図は高速信号伝送用フラットケーブルの端面図、 第６図は従来のフラットケーブル接続方法における整線
方法の説明図、 である。 図中において、 １はフラットケーブル、 1aはフラットケーブルの端部近傍、 ２は信号線、３は接地線、４は絶縁被覆、 9,18は信号線コンタクト、 10,21は接地線コンタクト、 11,13は接地線押圧工具、 12,14は接地線押圧突起、 15はロケータ、 16は信号線挿入溝、 17は接地線挿入溝、 を示す。
構成図、 第２図は第１図（ロ）に示すＡ−Ａ断面の拡大図、 第３図は本発明に係わる接地線押圧工具の構成例とその
動作説明図、 第４図は本発明によるフラットケーブル接続用コネクタ
の要部、 第５図は高速信号伝送用フラットケーブルの端面図、 第６図は従来のフラットケーブル接続方法における整線
方法の説明図、 である。 図中において、 １はフラットケーブル、 1aはフラットケーブルの端部近傍、 ２は信号線、３は接地線、４は絶縁被覆、 9,18は信号線コンタクト、 10,21は接地線コンタクト、 11,13は接地線押圧工具、 12,14は接地線押圧突起、 15はロケータ、 16は信号線挿入溝、 17は接地線挿入溝、 を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−166175（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−66874（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−117074（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−66873（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−85781（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−79982（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−77876（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 9/07 H01R 23/66 H01R 4/24
Claims (3)
- 【請求項１】可撓性を有する平板状絶縁被覆（４）内に
所定ピッチで複数本の信号線（２）が並設され、該信号
線（２）の各並設間には一対の接地線（３）が信号線並
設方向に配設されたフラットケーブル（１）の外部接続
に際し、 該フラットケーブル（１）の端部近傍（1a）にて該信号
線（２）および接地線（３）の各一部分を表呈せしめ、 該端部近傍（1a）において該一対の接地線（３）をその
対向方向に押圧する塑性加工により接続せしめ、 該端部近傍（1a）において該信号線（２）のそれぞれに
信号線コンタクト（9,18）を接続させると共に、該塑性
加工により接続させた一対の接地線（３）を共通の接地
線コンタクト（10,21）に接続させることを特徴とする
整線済みフラットケーブルの接続方法。 - 【請求項２】前記信号線（２）と前記一対の接地線
（３）の一方との間に突入する複数の櫛歯状突起（12）
を有する第１の接地線押圧工具（11）の該突起（12）を
前記フラットケーブル（１）の厚さ方向の一方より挿入
し、該信号線（２）と該一対の接地線（３）の他方との
間に突入する複数の櫛歯状突起（14）を有する第２の接
地線押圧工具（13）の該突起（14）を該フラットケーブ
ルの厚さ方向の他方より挿入し、 該第1,第２の接地線押圧工具（11,13）の双方を該フラ
ットケーブル（１）の幅方向に移動させ前記一対の接地
線（３）の塑性加工をすることを特徴とする前記請求項
１記載のフラットケーブルの接続方法。 - 【請求項３】前記端部近傍（1a）に表呈する前記信号線
（２）および前記一対の接続済み接地線（３）のそれぞ
れを絶縁材にてなるロケータ（15）の溝（16,17）に挿
入し、該溝（16,17）の外方よりばね性を有する前記コ
ンタクト（18,21）を押接せしめることを特徴とする前
記請求項１記載のフラットケーブルの接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2147912A JP2850490B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | フラットケーブルの接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2147912A JP2850490B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | フラットケーブルの接続方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0443576A JPH0443576A (ja) | 1992-02-13 |
| JP2850490B2 true JP2850490B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=15440919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2147912A Expired - Fee Related JP2850490B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | フラットケーブルの接続方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2850490B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JP6581408B2 (ja) * | 2015-07-03 | 2019-09-25 | 矢崎総業株式会社 | ジョイント接続構造 |
-
1990
- 1990-06-06 JP JP2147912A patent/JP2850490B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH0443576A (ja) | 1992-02-13 |
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Legal Events
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