JP2841471B2 - ペースメーカパルス解析システム - Google Patents

ペースメーカパルス解析システム

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JP2841471B2
JP2841471B2 JP1123197A JP12319789A JP2841471B2 JP 2841471 B2 JP2841471 B2 JP 2841471B2 JP 1123197 A JP1123197 A JP 1123197A JP 12319789 A JP12319789 A JP 12319789A JP 2841471 B2 JP2841471 B2 JP 2841471B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はペースメーカパルス解析システムに関し、特
に人工ペースメーカ植え込み後の患者の長時間にわたる
心電図とペースメーカパルスとを監視してペースメーカ
が正常に作動しているか否かを診断するペースメーカパ
ルス解析システムに関する。
従来技術 従来、ペースメーカが正常に作動しているか否かを診
断するための方法としては以下のような方法があった。
まず、周知のホルタ心電計を患者(被検者)に携帯さ
せ、長時間のアナログ心電図及びペースメーカパルスの
発生位置を小型テープレコーダによって磁気テープに記
録する。そして、その後磁気テープを再生し、心電図波
形及び心電図と時間軸上で対応したペースメーカパルス
の位置を医師または検査技師が確認するという方法があ
った。
しかし、上述した従来の方法では、再生された長時
間、例えば24時間の心電図波形及びペースメーカパルス
の発生位置を目視により確認する必要があるので、膨大
な労力及び時間がかかるという欠点がある。
発明の目的 本発明は上述した従来の欠点を解決するためになされ
たものであり、その目的は人工ペースメーカの作動状態
を容易にかつ短時間で確認することができるペースメー
カパルス解析システムを提供することである。
発明の構成 本発明によるペースメーカパルス解析システムは、患
者に取付けられた人工ペースメーカからのペースメーカ
パルスに関する心電図情報と予め設定された期待値情報
とを比較する比較手段と、前記心電図情報が前記期待値
情報以外の値であることを前記比較手段の比較結果が示
したとき、その前後の心電図情報を記憶する記憶手段
と、前記心電図情報においてペーシングパルスがないPR
状態及び自己心拍によるP波と心室ペーシングパルスと
が存在するPV状態並びに心房ペーシングパルスと自己心
拍によるQRS群とが存在するAR状態更には心房ペーシン
グパルスと心室ペーシングパルスとが存在するAV状態の
各状態の回数をカウントする計数手段と、このカウント
結果及び前記記憶手段に記憶された心電図情報を表示す
る表示手段とを含むことを特徴とする。
実施例 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。第1
図は本発明によるペースメーカパルス解析システムの一
実施例の構成を示すブロック図である。図中、(a)に
は携帯部1が示されており、心電図アンプ2と、QRS群
検出部3と、ペースメーカパルス検出部4と、A/D変換
部5と、解析部6と、書込み部7と、メモリカード8と
を含んで構成されている。
また、(b)には再生部9が示されており、読出し部
10と、編集部11と、記録部12とを含んで構成されてい
る。
まず、携帯部1について説明する。第1図(a)にお
いて心電図アンプ2により増幅された心電図信号はQRS
群検出部3及びペースメーカパルス検出部4に入力され
る。すると、QRS群発生時刻及びペースメーカパルス発
生時刻が検出され、内部に半導体メモリを有するメモリ
カード8に書込まれる。
また、解析部6では、総心拍数、自己心拍数(ペース
メーカでなく、心筋が自発的に発生させた刺激による心
拍)、心房ペーシング数、心室ペーシング数が夫々カウ
ントされ、各数値がメモリカード8に書込まれる。
さらにまた、解析部6ではQRS群とP波との間隔(RP
間隔及びPR間隔)、P波と心室ペーシングパルスとの間
隔(PV間隔)、QRS群と心房ペーシングパルスとの間隔
(RA間隔及びAR間隔)及び心房ペーシングパルスと心室
ペーシングパルスとの間隔(AV間隔)が夫々計算され、
その結果がメモリカード8に書込まれる。なお、この場
合、各パラメータはA/D変換部5によってディジタルデ
ータ化されて書込まれる。
解析部6では上述した各パラメータの他に異常心拍を
示した場合におけるその前後の波形をディジタルデータ
化してメモリカード8に書込むという制御も行ってい
る。その解析部6における各パラメータの算出手順につ
いて第3図を用いて説明する。
第3図は第1図(a)の解析部6における各パラメー
タの算出手順を示すフローチャートである。図において
はデマンド型、すなわち自己心拍がある場合にはペーシ
ングパルスを送出しない人工ペースメーカからのペーシ
ングパルス及びQRS群さらにはP波の解析を行う場合に
ついて示されている。
心房ペーシングパルス及び心室ペーシングパルスがと
もにない場合、すなわち自己心拍によるQRS群(R波)
及びP波があった場合はPR−stateであるため、PR−sta
teのカウンタが+1される(ステップ31→32→33)。さ
らに、PR間隔が計算される(ステップ34)。
ここで、そのPR間隔が、予め人工ペースメーカに定め
られている設定値以上の値を示した場合は、そのPR−st
ateにおけるPR間隔が異常であるため、PR間隔の異常の
回数を示すPRエラーカウンタが+1される(ステップ35
→36)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5によってディジタルデータに変換された後にメモリカ
ード8に書込まれる(ステップ37)。
一方、PR間隔が設定値より小さい値を示した場合はPR
エラーカウンタはそのままとなる(ステップ35→38)。
次に、RP間隔が計算される(ステップ38)。ここで、
そのRP間隔が設定値以上の値を示した場合はそのPR−st
ateにおけるRP間隔が異常であるため、RP間隔の異常の
回数を示すRPエラーカウンタが+1される(ステップ4
0)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5によってディジタルデータに変換された後にメモリカ
ード8に書込まれる(ステップ41)。
一方、RP間隔が設定値より小さい場合はRPエラーカウ
ンタはそのままとなる(ステップ39→42)。
次に、本PR−stateにはペーシングパルスがないた
め、本PR−stateにおける解析処理は終了となる(ステ
ップ42→46)。
心房ペーシングパルスはないが、心室ペーシングパル
スがある場合すなわち自己心拍によるP波及び人工ペー
スメーカによる心室ペーシングパルス(V波)があった
場合はPV−stateであるため、PV−stateのカウンタが+
1される(ステップ31→32→47)。さらに、PV間隔が計
算される(ステップ48)。
ここで、そのPV間隔が予め人工ペースメーカに定めら
れている設定値以下の値を示した場合はそのPV−state
におけるPV間隔が異常であるため、PV間隔の異常の回数
を示すPVエラーカウンタが+1される(ステップ49→5
0)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5によってディジタルデータに変換された後にメモリカ
ード8に書込まれる(ステップ51)。
一方、PV間隔が設定値より大きい場合はPVエラーカウ
ンタはそのままとなる(ステップ49→38)。
次に、RP間隔が計算される(ステップ38)。ここで、
そのRP間隔が設定値以上の値を示した場合はそのPV−st
ateにおけるRP間隔が異常であるため、RP間隔の異常の
回数を示すRPエラーカウンタが+1される(ステップ4
0)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5よってディジタルデータに変換された後にメモリカー
ド8に書込まれる(ステップ41)。
一方、RP間隔が設定値より小さい場合はRPエラーカウ
ンタはそのままとなる(ステップ39→42)。
次に、本PV−stateにはペーシングパルスがあるた
め、R波の有無を判断する(ステップ42→43)。ペーシ
ングパルスがあるにもかかわらず、R波がない場合はペ
ーシングエラーであるため、ペーシング異常の回数を示
すペーシングエラーカウンタが+1される(ステップ43
→44)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5によってディジタルデータに変換された後にメモリカ
ード8に書込まれ、本PV−stateにおける解析処理は終
了となる(ステップ45→46)。
ペーシングパルスがあり、R波がある場合にはペーシ
ングエラーではなく、人工ペースメーカは正常に動作し
ていると判断できるため、本PV−stateにおける解析処
理は終了となる(ステップ43→46)。
心房ペーシングパルスはあるが、心室ペーシングパル
スがない場合すなわち人工ペースメーカによる心房ペー
シングパルス(A波)及び自己心拍によるQRS群(R
波)があった場合はAR−stateであるため、AR−stateの
カウンタが1+される(ステップ31→52→53)。さら
に、AR間隔が計算される(ステップ54)。
ここで、そのAR間隔が予め人工ペースメーカに定めら
れている設定値以上の値を示した場合はそのAR−state
におけるAR間隔が異常であるため、AR間隔の異常の回数
を示すARエラーカウンタが+1される(ステップ55→5
6)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5よってディジタルデータに変換された後にメモリカー
ド8に書込まれる(ステップ57)。
一方、AR間隔が設定値より小さい場合はARエラーカウ
ンタはそのままとなる(ステップ55→58)。
次に、RA間隔が計算される(ステップ58)。ここで、
そのRA間隔が設定値以下の値を示した場合はそのAR−st
ateにおけるRA間隔が異常であるため、RA間隔の異常の
回数を示すRAエラーカウンタが+1される(ステップ59
→60)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5によってディジタルデータに変換された後にメモリカ
ード8に書込まれる(ステップ61)。
一方、RA間隔が設定値より大きい場合はRAエラーカウ
ンタはそのままとなる(ステップ59→42)。
次に、本AR−stateにはペーシングパルスがあるた
め、R波の有無を判断する(ステップ42→43)。ペーシ
ングパルスがあるにもかかわらず、R波がない場合はペ
ーシングエラーであるため、ペーシング異常の回数を示
すペーシングエラーカウンタが+1される(ステップ43
→44)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5によってディジタルデータに変換された後にメモリカ
ード8に書込まれ、本AR−stateにおける解析処理は終
了となる(ステップ45→46)。
ペーシングパルスがあり、R波がある場合にはペーシ
ングエラーではなく、人工ペースメーカは正常に動作し
ていると判断できるため、本AR−stateにおける解析処
理は終了となる(ステップ43→46)。
心房ペーシングパルス及び心室ペーシングパルスがあ
る場合すなわち人工ペースメーカによる心房ペーシング
パルス(A波)及び心室ペーシングパルス(V波)があ
った場合はAV−stateであるため、AV−stateのカウンタ
が+1される(ステップ31→52→62)。さらに、AV間隔
が計算される(ステップ63)。
ここで、そのAV間隔が予め人工ペースメーカに定めら
れている設定値以下の値を示した場合はそのAV−state
におけるAV間隔が異常であるため、AV間隔の異常の回数
を示すAVエラーカウンタが+1される(ステップ64→6
5)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5によってディジタルデータに変換された後にメモリカ
ード8に書込まれる(ステップ66)。
一方、AV間隔が設定値より大きい場合はAVエラーカウ
ンタはそのままとなる(ステップ64→58)。
次に、RA間隔が計算される(ステップ58)。ここで、
そのRA間隔が設定値以下の値を示した場合はそのAV−st
ateにおけるRA間隔が異常であるため、RA間隔の異常の
回数を示すRAエラーカウンタが+1される(ステップ59
→60)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5によってディジタルデータに変換された後にメモリカ
ード8に書込まれる(ステップ61)。
一方、RA間隔が設定値より大きい場合はRAエラーカウ
ンタはそのままとなる(ステップ59→42)。
次に、本AV−stateにはペーシングパルスがあるた
め、R波の有無を判断する(ステップ42→43)。ペーシ
ングパルスがあるにもかかわらず、R波がない場合はペ
ーシングエラーであるため、ペーシング異常の回数を示
すペーシングエラーカウンタが+1される(ステップ43
→44)。
それとともに、その前後10秒間の心電図がA/D変換部
5によってディジタルデータに変換された後にメモリカ
ード8に書込まれ、本AV−stateにおける解析処理は終
了となる(ステップ45→46)。
ペーシングパルスがあり、R波がある場合にはペーシ
ングエラーではなく、人工ペースメーカは正常に動作し
ていると判断できるため、本AV−stateにおける解析処
理は終了となる(ステップ43→46)。
以上のようにして計算された各パラメータは上述のよ
うにメモリカード8内に書込まれる。このメモリカード
8内の情報は第1図(b)に示されている再生部9によ
って読出される。この場合、まず最初に読出し部10によ
って読出された後、編集部11によって一覧表に編集され
た後、記録部12によってその表がプリントアウトされる
のである。その一覧表の例について第3図を用いて説明
する。
第3図には編集部9によって編集された後、プリント
アウトされた一覧表のレイアウト例が示されている。図
においては、PR−state、PV−state、AR−state及びAV
−stateの各状態の概略波形図と、それら各状態が測定
結果中に何回存在しているのかを示す表と、異常波形
と、判定結果とが表示されている。
まず、概略波形図について説明する。概略波形図のう
ちPR−stateは上述したようにペーシングパルスがない
状態であり、自己心拍によるP波及びQRS群が存在する
状態である。このPR−stateにおいてはPR間隔及びRP間
隔が算出され、各値に対して先述のように正当性が判断
され、異常を示した場合にはその前後10秒間の心電図が
ディジタルデータ化されてメモリカードに書込まれるの
である。その結果が後述する表中に数値として表示され
る。
同様に、自己心拍によるP波及び心室ペーシングパル
ス(V波)が存在する状態であるPV−state、心房ペー
シングパルス(A波)及び自己心拍によるQRS群が存在
する状態であるAR−state、心房ペーシングパルス及び
心室ペーシングパルスが存在する状態であるAV−state
についても各パラメータが算出される。
つまり、これら4つの状態はどのような波形であるも
のかの確認を容易化するためにプリントアウトされるの
である。
次に、表について説明する。この表には上述した4つ
の状態すなわちRP−state、PV−state、AR−stateおよ
びAV−stateが夫々何回存在したのかを示す数値と、心
室ペーシングパルス及び心房ペーシングパルスの総数
と、各パラメータの異常回数とが表示される。
4つの状態の夫々の回数については先述したPR−stat
eカウンタ、PV−stateカウンタ、ARstateカウンタ及びA
V−stateカウンタから容易に得られる。本例では表に示
されているように夫々521回、375回、481回、2195回と
なり、それらの合計すなわち総心拍数も同時に表示され
る。
また、心室ペーシングパルスすなわちV波については
PV−stateの回数とAV−stateの回数とを加えることでそ
の回数が求められている。同様に、心房ペーシングパル
スすなわちA波についてはAR−stateの回数とAV−state
の回数とを加えることでその回数が求められる。
さらにまた、本例においては患者に取付けられている
人工ペースメーカはVA間隔が100[mSec]、AV間隔が200
[mSec]に予め設定されているため、各パラメータがそ
れらの値から逸脱しているか否かを確認する必要があ
る。これを確認するには先述したPRエラーカウンタ、PV
エラーカウンタ、ARエラーカウンタ、AVエラーカウンタ
における設定値を200[mSec]、RPエラーカウンタ、RA
エラーカウンタにおける設定値を100[mSec]としてお
けば良い。
このようにして、各パラメータのエラーの回数が確認
できる。本例においては各パラメータの値は正常であ
り、回数はすべて0回となっている。
続いて、第2図のフローチャート中のステップ42から
46までによるペーシングエラー検査の結果が表示され
る。すなわち、ペーシングパルスがあったにもかかわら
ず、R波がなかった場合がペーシングエラーであり、そ
の回数が表示されるのである。本例では5回となってい
る。
結局、異常心拍数は合計5回となり、その数値が表中
に表示される。
次に、異常波形について説明する。この波形は上述し
たR波がない状態の波形であり、その前後10秒間の波形
が表示される。つまり、図中の3番目のV波の後にR波
がなかったため、これが異常と判定されてディジタルデ
ータ化されたその前後の波形がメモリカードから読出さ
れてプリントアウトされたものである。
さらに、その判定結果のメッセージが波形の下に表示
される。このメッセージは各異常波形に対応したものを
予めROM等に格納しておき、異常検出時に読出すように
すれば良い。
なお、表中の「ペーシングモード:DDD」はペーシン
グ、センシング等の検査項目によってその種類が決定さ
れるものである。すなわち、第2図中のステップ42から
46の前、またはその代わりにセンシングエラーを判定す
るステップを設ければデマンド型人工ペースメーカにお
けるセンシング不全を確認することも可能となる。つま
り、解析部6における各パラメータ算出用のソフトウェ
アを多種類用意しておけば、必要に応じた検査をするこ
とができるのである。
また、表に示されている各パラメータ以外のデータを
表示しても良い。例えば各パラメータの最大値、最小
値、平均値を解析部6において計算しておき、それらの
値をメモリカード8に書込んでおけば、再生部9内で編
集し、プリントアウトすることができる。
さらにまた、一覧表の他、ヒストグラムとして各パラ
メータを表示すれば、より見易くなり、ペーシング不全
等を一目で確認できるようになる。つまり、これらのレ
ポートにより各パラメータが設定値から逸脱しているか
どうかが一目で確認でき、人工ペースメーカ植え込み後
のペーシング不全、センシング不全の検出が容易に行え
るのである。
さらにまた、本実施例では各パラメータの記憶媒体と
してメモリカードを使用しているため、携帯に都合が良
く、またディジタルデータ化して記憶しているのでその
後の編集、出力も容易なのである。
発明の効果 以上説明したように本発明は、長時間にわたるQRS群
検出位置、ペースメーカパラメータ発生位置及び心電図
波形等の情報から必要なデータのみを携帯部のメモリカ
ードに書込んでおき、その後に再生部によってこれらの
情報を見易く編集出力することにより、人工ペースメー
カの作動状態を容易にかつ短時間で確認できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるペースメーカパルス解析
システムの構成を示すブロック図、第2図は第1図の解
析部の動作手順を示すフローチャート、第3図は第1図
の再生部による編集出力例である。 主要部分の符号の説明 1……携帯部 3……QRS群検出部 4……ペースメーカパルス検出部 5……A/D変換部 6……解析部 8……メモリカード 9……再生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61N 1/37 A61N 1/365

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者に取付けられた人工ペースメーカから
    のペースメーカパルスに関する心電図情報と予め設定さ
    れた期待値情報とを比較する比較手段と、前記心電図情
    報が前記期待値情報以外の値であることを前記比較手段
    の比較結果が示したとき、その前後の心電図情報を記憶
    する記憶手段と、前記心電図情報においてペーシングパ
    ルスがないPR状態及び自己心拍によるP波と心室ペーシ
    ングパルスとが存在するPV状態並びに心房ペーシングパ
    ルスと自己心拍によるQRS群とが存在するAR状態更には
    心房ペーシングパルスと心室ペーシングパルスとが存在
    するAV状態の各状態の回数をカウントする計数手段と、
    このカウント結果及び前記記憶手段に記憶された心電図
    情報を表示する表示手段とを含むことを特徴とするペー
    スメーカパルス解析システム。
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