JP2839871B2 - 3次元形状入力装置 - Google Patents

3次元形状入力装置

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JP2839871B2
JP2839871B2 JP8153583A JP15358396A JP2839871B2 JP 2839871 B2 JP2839871 B2 JP 2839871B2 JP 8153583 A JP8153583 A JP 8153583A JP 15358396 A JP15358396 A JP 15358396A JP 2839871 B2 JP2839871 B2 JP 2839871B2
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美寸夫 吉田
勉 宮里
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Ei Tei Aaru Tsushin Shisutemu Kenkyusho Kk
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Ei Tei Aaru Tsushin Shisutemu Kenkyusho Kk
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は3次元形状入力装
置に関し、さらに詳しくは、物体の3次元形状を入力す
るための3次元形状入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】3次
元コンピュータグラフィックスシステムにおいては、実
在する物体の3次元形状を入力するために入力インタフ
ェースが用いられる。従来の入力インタフェースで用い
られる手法として次のものがある。
【0003】たとえば、文献「常弘志津雄,『3次元C
Gシステムのインタフェースデバイス』形状入力,PI
XEL,No.84,152〜153頁,1989年」
においては、物体表面上の点の座標値を得るために、3
次元位置センサが装着されたペンで物体表面を指定しな
がら、物体表面上の点の3次元座標値を計測する手法が
開示されている。
【0004】しかしながら、このような手法では視覚と
手の触覚により形状の起伏等の特徴を感知しながら作業
する場合、形状を感知する作業とペンで物体表面を指定
する作業との2つの全く異なる作業を繰返さなければな
らない。そのため、入力作業に長時間を要するという問
題があった。また、視覚を用いるために暗闇のように人
間の目が機能できない環境では入力作業をすることがで
きないという問題もあった。
【0005】また、文献「二梃木睦子他,『CAD用3
次元形状入力装置』,情報処理研報,Vol.93,N
o.43(CG−62),23〜30頁,1993年」
においては、物体にレーザ光を照射してその反射光を2
台のカメラで撮像し、三角測量法により3次元座標値を
計測する手法が開示されている。
【0006】しかしながら、このような手法では計測さ
れる点の間隔および個数が物体の形状によらず一定であ
るため、形状によっては冗長なデータが得られるという
問題があった。
【0007】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、物体の3次元形状を容易かつ効率
的に入力することができる3次元形状入力装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る3次元形
状入力装置は、手袋と、形状検出手段と、位置検出手段
と、複数の接触検出手段と、算出手段とを備える。形状
検出手段は、手袋中の手の形状を検出する。位置検出手
段は、手袋中の手の3次元位置を検出する。複数の接触
検出手段は、手袋の表面上に設けられ、物体との接触を
検出する。算出手段は、複数の接触検出手段のうちいず
れかが物体との接触を検出したとき、その接触検出手段
の3次元位置を形状検出手段によって検出された手の形
状および位置検出手段によって検出された手の3次元位
置に基づいて算出する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同
一または相当部分を示す。
【0010】図1および図2は、この発明の実施の形態
において使用される3次元形状検出装置の構成を示す図
である。図2は、VPLリサーチ社のデータグローブ
(登録商標)が示された上記文献「3次元CGシステム
のインタフェースデバイス」の図5を援用したものであ
る。図1および図2を参照して、この3次元形状検出装
置10は、手袋1と、複数の接触センサ2と、手形状入
力装置3と、3次元位置計測装置4とを備え、計測対象
となる物体の3次元形状を入力するためのものである。
【0011】接触センサ2は、手袋1の掌側の表面上に
装着されている。ここでは各指の関節付近に接触センサ
2が装着されているが、接触センサの装着位置は使用形
態に応じて適宜変更するのがよい。接触センサ2は、3
次元形状検出装置10を装着した計測者が計測対象とな
る物体を触れながら形状を計測するために、手の物体表
面に触れた部分の3次元位置を計測できるようにするた
めのものである。すなわち、3次元形状検出装置10で
は物体表面に触れていると検知された接触センサ2の3
次元位置のみを計測することになる。これにより、物体
表面の位置だけを計測することが可能になる。
【0012】手形状入力装置3は手袋1中の手の形状を
検出するものであって、複数の光ファイバから構成され
ている。2つ折りにされた光ファイバが各指に沿って手
袋1の甲側に装着されている。光ファイバは曲がるとそ
の箇所から光が外に漏れる性質があるので、光ファイバ
を透過する光量が指の曲げ角に応じて変化する。このよ
うな光量の変化に基づいて手の形状が検出される。
【0013】3次元位置計測装置4は手袋1中の手の3
次元位置および姿勢(方向)を検出するためのものであ
って、たとえば直交コイルなどの磁気センサから構成さ
れている。3次元位置計測装置4に磁気センサが用いら
れる場合は、作業空間に磁界が形成される。磁気センサ
が磁界を横切ると直交コイルに電流が流れるため、その
電流に基づき磁気センサの3次元位置および姿勢、ひい
ては手の3次元位置および姿勢が検出される。
【0014】要するに、3次元形状検出装置10は従来
のデータグローブ(登録商標)の掌側に複数の接触セン
サ2を装着したものである。
【0015】図3は、上述した3次元形状検出装置10
を含む、この発明の実施の形態による3次元形状入力装
置の全体構成を示すブロック図である。図3を参照し
て、この3次元形状入力装置は、上述した接触センサ
2、手形状入力装置3および3次元位置計測装置4を備
えるとともに、さらに接触センサ2が物体と接触してい
るか否かを判定する接触判定部5と、物体と接触してい
る接触センサ2の3次元位置を手形状入力装置3によっ
て検出された手の形状および3次元位置計測装置4によ
って検出された手の3次元位置および姿勢に基づいて算
出する3次元位置算出部6と、その算出された接触セン
サ2の3次元位置を記憶するバッファ7と、バッファ7
に格納された3次元位置に基づいて物体の3次元形状を
構築する形状構築部8とを備える。
【0016】次に、上記のように構成された3次元形状
入力装置の動作を説明する。計測者は手袋1を装着し、
形状を入力しようとする物体を手袋1を装着した手で触
れる。複数の接触センサ2のうち物体の表面と接触した
接触センサは接触の度合いを示す数値データS1を出力
する。接触判定部5は数値データS1に基づいて接触セ
ンサが物体と接触しているか否かを判定し、その結果を
示す接触判定結果データS4を出力する。
【0017】一方、手形状入力装置3は手の形状データ
S3を出力する。3次元位置計測装置4は手の3次元位
置および姿勢を計測し、位置データS2を出力する。
【0018】したがって、3次元位置算出部6は接触判
定結果データS4に応答して位置データS2および形状
データS3に基づいて物体と接触している接触センサ2
の3次元位置を算出し、3次元位置データS5を出力す
る。3次元位置データS5は一旦バッファ7に格納され
る。計測者が手袋1を装着した手で物体を繰返し触るこ
とにより、物体表面上の点の座標値が逐次バッファ7に
格納される。
【0019】バッファ7に格納された3次元位置の集合
データS6は形状構築部8に出力され、形状構築部8は
集合データS6に基づいて物体の3次元形状を構築す
る。このように離散的な3次元位置の集合データから3
次元形状を構築する手法は3次元ディジタイザの計測結
果から形状を再構築する目的でさまざまなものが提案さ
れているので、ここではこれら公知の手法を用いればよ
い。
【0020】以上のようにこの発明の実施の形態によれ
ば、データグローブ(登録商標)の掌側に接触センサ2
が装着されているため、このような手袋1を装着した手
で物体を触るだけでその3次元形状を入力することがで
きる。したがって、従来のように一方の手で形状の起伏
等の特徴を感知しながら、もう一方の手に持ったペンで
物体表面を指定するという複雑な作業をする必要はな
く、従来よりも容易かつ効率的に3次元形状を入力する
ことができる。しかも、従来のように視覚により形状の
起伏等の特徴を感知する必要がないため、暗闇のように
人間の目が機能できない環境においても物体の3次元形
状を入力することができる。
【0021】また、上記のような3次元形状検出装置1
0を両手に装着すれば、さらに効率的に物体の3次元形
状を入力することができる。
【0022】上述した実施の形態では光ファイバを手形
状入力装置3として用いているが、手の形状を検出する
装置であればいかなる装置であってもよい。また、上述
した実施の形態では磁気センサを3次元位置計測装置4
として用いているが、手の3次元位置を検出する装置で
あればいかなる装置であってもよい。
【0023】
【発明の効果】この発明に係る3次元形状入力装置によ
れば、複数の接触検出手段が手袋の表面上に設けられ、
いずれかの接触検出手段が物体との接触を検出したとき
その3次元位置が算出されるため、手で物体に触れるだ
けでその3次元形状を入力することができる。そのた
め、入力作業が容易かつ効率的になる。また、手で物体
に触れるだけでよいため、暗闇のように人間の目が機能
できない環境においても物体の3次元形状を入力するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による3次元形状入力装
置おいて使用される3次元形状検出装置の構成を示す図
である。
【図2】図1に示された3次元形状検出装置の構成を図
1と別の角度から示す図である。
【図3】図3は、図1および図2に示された3次元形状
検出装置を含む3次元形状入力装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 手袋 2 接触センサ 3 手形状入力装置 4 3次元位置計測装置 6 3次元位置算出部 10 3次元形状検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の3次元形状を入力するための3次
    元形状入力装置であって、 手袋と、 前記手袋中の手の形状を検出する形状検出手段と、 前記手袋中の手の3次元位置を検出する位置検出手段
    と、 前記手袋の表面上に設けられ前記物体との接触を検出す
    る複数の接触検出手段と、 前記複数の接触検出手段のうちいずれかが前記物体との
    接触を検出したとき、その接触検出手段の3次元位置を
    前記形状検出手段によって検出された手の形状および前
    記位置検出手段によって検出された手の3次元位置に基
    づいて算出する算出手段とを備える、3次元形状入力装
    置。
JP8153583A 1996-06-14 1996-06-14 3次元形状入力装置 Expired - Lifetime JP2839871B2 (ja)

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