JP2835380B2 - 臨時施設の警備システム - Google Patents
臨時施設の警備システムInfo
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- JP2835380B2 JP2835380B2 JP63028870A JP2887088A JP2835380B2 JP 2835380 B2 JP2835380 B2 JP 2835380B2 JP 63028870 A JP63028870 A JP 63028870A JP 2887088 A JP2887088 A JP 2887088A JP 2835380 B2 JP2835380 B2 JP 2835380B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特定の限定された地理的範囲に臨時に設
置された施設に対し、不法な侵害がなされたことを検知
する臨時施設の警備システムに関するものである。
置された施設に対し、不法な侵害がなされたことを検知
する臨時施設の警備システムに関するものである。
従来、例えば屋外展示場において車両等大型商品の展
示などを行う際に、夜間など展示場が閉鎖されて一般見
学者の入場が締め切られると、以降翌日までの間は当該
展示場の周囲などを鎖やロープなどで囲むなどして商品
の保全を図っていた。
示などを行う際に、夜間など展示場が閉鎖されて一般見
学者の入場が締め切られると、以降翌日までの間は当該
展示場の周囲などを鎖やロープなどで囲むなどして商品
の保全を図っていた。
しかしながら、上記したように鎖やロープなどで囲ん
だだけでは、侵入の意図を持った人間であれば容易に侵
入して商品を損傷させることが可能であった。又、管理
者側が商品の展示範囲を巡回して警戒することも行われ
ているが、この場合には人件費がかさむだけでなく、侵
入者にとっては巡回の間隙を縫うことは容易であった。
さらに、赤外線、超音波、マイクロ波などを利用した侵
入者検知センサを固定設置することも考えられるが、警
戒する対象が臨時の施設であるために数日を経ずして撤
去しなければならず、コスト的に見合うものではなかっ
た。
だだけでは、侵入の意図を持った人間であれば容易に侵
入して商品を損傷させることが可能であった。又、管理
者側が商品の展示範囲を巡回して警戒することも行われ
ているが、この場合には人件費がかさむだけでなく、侵
入者にとっては巡回の間隙を縫うことは容易であった。
さらに、赤外線、超音波、マイクロ波などを利用した侵
入者検知センサを固定設置することも考えられるが、警
戒する対象が臨時の施設であるために数日を経ずして撤
去しなければならず、コスト的に見合うものではなかっ
た。
この発明は上記のような課題を解決するために成され
たものであり、屋外で行われる活動に際して必要な臨時
の施設を有効にかつ低コストで警備することができ、し
かも短時間で設置することができる臨時施設の警備シス
テムを得ることを目的とする。
たものであり、屋外で行われる活動に際して必要な臨時
の施設を有効にかつ低コストで警備することができ、し
かも短時間で設置することができる臨時施設の警備シス
テムを得ることを目的とする。
この発明に係る臨時施設の警備システムは、臨時に設
置された施設を警備する臨時施設の警備システムにおい
て、可搬型容器に収納され、異常を検知したときに検知
信号を出力する異常検知手段と、異常検知手段が取り外
されたことを検出したときに不正撤去信号を出力する取
外し検出手段と、可搬型容器に収納され、異常検知手段
からの検知信号または取外し検出手段からの不正撤去信
号を受けたときに異常発生を報知する報知手段と、可搬
型容器に収納され、異常検知手段および取外し検出手段
からの出力を報知手段に伝送する伝送手段を備えたこと
を特徴とする。
置された施設を警備する臨時施設の警備システムにおい
て、可搬型容器に収納され、異常を検知したときに検知
信号を出力する異常検知手段と、異常検知手段が取り外
されたことを検出したときに不正撤去信号を出力する取
外し検出手段と、可搬型容器に収納され、異常検知手段
からの検知信号または取外し検出手段からの不正撤去信
号を受けたときに異常発生を報知する報知手段と、可搬
型容器に収納され、異常検知手段および取外し検出手段
からの出力を報知手段に伝送する伝送手段を備えたこと
を特徴とする。
この発明においては、異常検知手段、取外し検出手段
及び伝送手段を可搬型容器から取出し、報知手段と連結
する。異常検知手段または取外し検出手段が人間の侵入
または異常検知手段の不正撤去等の異常を検知すると、
検知信号が伝送手段を介して報知手段に伝送され、報知
手段は周囲の人間などに異常発生を報知する。
及び伝送手段を可搬型容器から取出し、報知手段と連結
する。異常検知手段または取外し検出手段が人間の侵入
または異常検知手段の不正撤去等の異常を検知すると、
検知信号が伝送手段を介して報知手段に伝送され、報知
手段は周囲の人間などに異常発生を報知する。
以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第
1図(a),(b)ははジュラルミン製のトランク1に
収納された報知手段4を示し、第1図(c),(d)は
ジュラルミン製のトランク2に収納された異常検知セン
サ5を示し、第1図(e),(f)はジュラルミン製の
トランク3に収納された伝送手段、具体的にはケーブル
ドラム6に巻回されたケーブル7を示す。
1図(a),(b)ははジュラルミン製のトランク1に
収納された報知手段4を示し、第1図(c),(d)は
ジュラルミン製のトランク2に収納された異常検知セン
サ5を示し、第1図(e),(f)はジュラルミン製の
トランク3に収納された伝送手段、具体的にはケーブル
ドラム6に巻回されたケーブル7を示す。
第2図はこの実施例による警備システムの設置状態を
示し、異常検知センサ5はトランク2から取出し、取付
部8に取付ける。異常検知手段5はケーブル7を介して
報知手段4に接続される。報知手段4のトランク1は開
かれる。
示し、異常検知センサ5はトランク2から取出し、取付
部8に取付ける。異常検知手段5はケーブル7を介して
報知手段4に接続される。報知手段4のトランク1は開
かれる。
第3図(a),(b)は異常検知センサ5として人体
から発せられる熱を検知して侵入者の存在を検知する赤
外線センサを用いた場合の一例を示し、センサ本体5aは
ステンレス製防滴カバー9に覆われ、防滴カバー9には
吊り金具10が取付けられ、防滴カバー9の背面には取付
け用マグネット11及び取外し警報用マイクロスイッチ12
が取付けられる。又、異常検知センサ5には警報表示灯
13が設けられ、ケーブル7が防水コネクタ14によって接
続される。
から発せられる熱を検知して侵入者の存在を検知する赤
外線センサを用いた場合の一例を示し、センサ本体5aは
ステンレス製防滴カバー9に覆われ、防滴カバー9には
吊り金具10が取付けられ、防滴カバー9の背面には取付
け用マグネット11及び取外し警報用マイクロスイッチ12
が取付けられる。又、異常検知センサ5には警報表示灯
13が設けられ、ケーブル7が防水コネクタ14によって接
続される。
次に、ある敷地の上で1週間程の自動車の新車披露の
展示会が行われる際に、この実施例の警備システムを適
用した場合について述べる。この場合、展示会場に点在
する全ての新車は警備の対象となる。まず、異常検知セ
ンサ5をトランク2から取出し、取付け用マグネット11
を介して取付部8である金属製の車に取付ける。なお、
取付部8が金属でない壁面等の場合には吊り具10を利用
して取付ける。従って、侵入者がこの車両に近ずくと異
常検知センサ5はこれを検知する。又、警報を受信し、
これを報知するために点灯するランプあるいは鳴動する
ブザーを備えた報知手段4を会場の中央に設営された仮
設管理事務所に取付ける。例えば、事務所の机の上に報
知手段4を収納したトランク1を乗せ、蓋を開いた状態
にしておけば、直ちに監視状態に入ることができる。次
に、ケーブル7を巻回したドラム6をトランク3から取
り出し、ケーブル7の一端を報知手段4に接続し、ケー
ブル7の他端を車両に取付けられた異常検知センサ5に
接続する。異常検知センサ5は車両ごとに取付けても良
いし、あるいはある程度車両を一定の場所に集めて集中
的に警戒する方法をとっても良い。
展示会が行われる際に、この実施例の警備システムを適
用した場合について述べる。この場合、展示会場に点在
する全ての新車は警備の対象となる。まず、異常検知セ
ンサ5をトランク2から取出し、取付け用マグネット11
を介して取付部8である金属製の車に取付ける。なお、
取付部8が金属でない壁面等の場合には吊り具10を利用
して取付ける。従って、侵入者がこの車両に近ずくと異
常検知センサ5はこれを検知する。又、警報を受信し、
これを報知するために点灯するランプあるいは鳴動する
ブザーを備えた報知手段4を会場の中央に設営された仮
設管理事務所に取付ける。例えば、事務所の机の上に報
知手段4を収納したトランク1を乗せ、蓋を開いた状態
にしておけば、直ちに監視状態に入ることができる。次
に、ケーブル7を巻回したドラム6をトランク3から取
り出し、ケーブル7の一端を報知手段4に接続し、ケー
ブル7の他端を車両に取付けられた異常検知センサ5に
接続する。異常検知センサ5は車両ごとに取付けても良
いし、あるいはある程度車両を一定の場所に集めて集中
的に警戒する方法をとっても良い。
このように設置された警報システムにおいては、侵入
者があると異常検知センサ5がこれを検知し、検知信号
はケーブル7を介して報知手段4に伝送され、報知手段
4はランプやブザーにより周囲の人にこれを知らせる。
また、万一、異常検知センサ5の存在が侵入者に知られ
て取り去られた場合には、取外し警報用マイクロスイッ
チ12が作動し、不正撤去信号がケーブル7を介して報知
手段に送られ、報知手段により異常検知センサ5が取り
外されたことが報知される。会期が終了した場合には、
報知手段4、異常検知センサ5及びケーブル7をそれぞ
れトランク1〜3に収納すれば、警備体制を解くことが
できる。
者があると異常検知センサ5がこれを検知し、検知信号
はケーブル7を介して報知手段4に伝送され、報知手段
4はランプやブザーにより周囲の人にこれを知らせる。
また、万一、異常検知センサ5の存在が侵入者に知られ
て取り去られた場合には、取外し警報用マイクロスイッ
チ12が作動し、不正撤去信号がケーブル7を介して報知
手段に送られ、報知手段により異常検知センサ5が取り
外されたことが報知される。会期が終了した場合には、
報知手段4、異常検知センサ5及びケーブル7をそれぞ
れトランク1〜3に収納すれば、警備体制を解くことが
できる。
なお、上記実施例では、異常検知センサ5の出力をケ
ーブル7を介して報知手段4に伝送したが、伝送手段と
して携帯用の無線伝送ユニットを使用しても良い。又、
異常検知センサ5の一例として赤外線センサを示した
が、目的の異常事態を検知できかつトランクに収納可能
であれば、どのようなセンサでもよい。
ーブル7を介して報知手段4に伝送したが、伝送手段と
して携帯用の無線伝送ユニットを使用しても良い。又、
異常検知センサ5の一例として赤外線センサを示した
が、目的の異常事態を検知できかつトランクに収納可能
であれば、どのようなセンサでもよい。
以上のようにこの発明によれば、臨時施設の警備にお
いて、異常状態を異常検知手段により検知し、これを伝
送手段を介して報知手段に伝送し、報知手段により異常
状態を報知するようにしており、侵入者等の異常の検知
を有効に行うことができる。
いて、異常状態を異常検知手段により検知し、これを伝
送手段を介して報知手段に伝送し、報知手段により異常
状態を報知するようにしており、侵入者等の異常の検知
を有効に行うことができる。
また、異常検出手段が取り外されたことを取り外し検
出手段により検出し、報知手段により異常検出手段が取
り外されたことを報知するようにしている。したがっ
て、万一、侵入者等により異常検知手段が取り外された
場合であっても、直ちにこれを検出することができ、侵
入者等の異常の検知を確実に行うことができる。
出手段により検出し、報知手段により異常検出手段が取
り外されたことを報知するようにしている。したがっ
て、万一、侵入者等により異常検知手段が取り外された
場合であっても、直ちにこれを検出することができ、侵
入者等の異常の検知を確実に行うことができる。
さらに、上記各手段は個別に可搬型容器に収納される
ので、携帯が容易であり、常設を必要としない臨時施設
では設置及び撤去が簡単でコストも安価となる。
ので、携帯が容易であり、常設を必要としない臨時施設
では設置及び撤去が簡単でコストも安価となる。
第1図(a),(b)はこの発明に係る報知手段の斜視
図及び開蓋状態での斜視図、第1図(c),(d)はこ
の発明に係る異常検知センサの斜視図及び開蓋状態での
斜視図、第1図(e),(f)はこの発明に係る伝送手
段の斜視図及び開蓋状態での斜視図、第2図はこの発明
に係る警備システムの構成図、第3図はこの発明に係る
異常検知センサの正面図及び側面図である。 1〜3……トランク、4……報知手段、5……異常検知
手段、7……ケーブル。
図及び開蓋状態での斜視図、第1図(c),(d)はこ
の発明に係る異常検知センサの斜視図及び開蓋状態での
斜視図、第1図(e),(f)はこの発明に係る伝送手
段の斜視図及び開蓋状態での斜視図、第2図はこの発明
に係る警備システムの構成図、第3図はこの発明に係る
異常検知センサの正面図及び側面図である。 1〜3……トランク、4……報知手段、5……異常検知
手段、7……ケーブル。
Claims (1)
- 【請求項1】臨時に設置された施設を警備する臨時施設
の警備システムにおいて、 可搬型容器に収納され、異常を検知したときに検知信号
を出力する異常検知手段と、 異常検知手段が取り外されたことを検出したときに不正
撤去信号を出力する取外し検出手段と、 可搬型容器に収納され、異常検知手段からの検知信号ま
たは取外し検出手段からの不正撤去信号を受けたときに
異常発生を報知する報知手段と、 可搬型容器に収納され、異常検知手段および取外し検出
手段からの出力を報知手段に伝送する伝送手段 を備えたことを特徴とする臨時施設の警備システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028870A JP2835380B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 臨時施設の警備システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028870A JP2835380B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 臨時施設の警備システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01205400A JPH01205400A (ja) | 1989-08-17 |
JP2835380B2 true JP2835380B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=12260416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63028870A Expired - Fee Related JP2835380B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | 臨時施設の警備システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2835380B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA3089041A1 (en) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | Fidelity Adt (Pty) Limited | Security system with cloud-based controller |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327994U (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-24 |
-
1988
- 1988-02-12 JP JP63028870A patent/JP2835380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01205400A (ja) | 1989-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |