JP2835321B2 - 光ディスクおよび光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスク装置

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JP2835321B2
JP2835321B2 JP9193834A JP19383497A JP2835321B2 JP 2835321 B2 JP2835321 B2 JP 2835321B2 JP 9193834 A JP9193834 A JP 9193834A JP 19383497 A JP19383497 A JP 19383497A JP 2835321 B2 JP2835321 B2 JP 2835321B2
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寿鴻 菅谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報をピットの形
で高密度に記録した光ディスクおよび該光ディスクと再
生光学系を含む光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像のディジタル信号処理技術
や、MPEG(Moving Picture ExpertsGroup)と呼ば
れる標準化機関などで進められている動画像圧縮技術の
進展により、VTRやレーザディスクに代わって、CD
(コンパクトディスク)と同等のサイズで、映画のよう
な動画像情報を2時間再生可能な光ディスクへの期待が
高まっている。2時間の動画像情報をレーザディスクの
ようにNTSCなどの標準TV方式のアナログビデオ信
号の形で記録する場合に必要な容量は、音声を含めると
80Gバイトにもなるが、例えばMPEG−2と呼ばれ
る標準化方式で規定される動画像圧縮技術を用いれば、
S−VHSのような高画質VTRと同程度の画質であっ
ても、必要な容量は4Gバイト程度で済むからである。
この4Gバイトという容量は、φ300mmの追記型光
ディスクで既に実用化されているが、一般家庭向けとし
て今後の普及を考えると、取扱いの簡単なφ120mm
というCDサイズで同程度の容量を実現することが要求
される。
【0003】現在、音楽用CDあるいはCD−ROMな
どとして普及しているCDフォーマットの容量は、最大
で790Mバイト(線速が1.2m/sの場合)であ
り、この程度の容量ではMPEG−2による圧縮動画像
情報を24分のみしか記憶することができない。このた
め、CDサイズでMPEG−2による圧縮動画像情報を
2時間分記憶しようとすると、CDに比較して記録密度
を5倍にも高めなければならない。ちなみに、現行のC
Dフォーマットでは、基板の厚さが1.2mm、トラッ
クピッチが1.6μmであり、ピットピッチは線速(光
ビームとディスクの相対速度=ディスクの周速)が1.
2m/sのとき1.66μm、ピット長は0.59μ
m、変調方式はEFM(eight to fourteen modulatio
n)である。一方、再生光学系においては再生用半導体
レーザ(LD)の波長は780nm、対物レンズのNA
(開口数)は0.45、ビームスポット径はほぼ1.4
μmである。ビームスポット径の値は、主として隣接ト
ラック間のクロストークの影響を避けるという観点から
選ばれている。
【0004】ところで、光ディスクの記録密度を高める
ためには、ディスクに小さなピットを形成する加工技術
と、再生光学系において光ディスク上のビームスポット
サイズを小さくする技術が必要となる。ピットの加工技
術については、例えば波長が351nmのKrイオンレ
ーザ光(紫外光)を用いた光ディスク原盤記録技術が提
案されており(1993年秋、応用物理学会全国大会、
28−SF−2)、従来のArイオンレーザに比べてよ
り小さなピットの加工が可能となっている。再生光学系
に関しては、再生用レーザビームの短波長化とNAの増
大によりビームスポット径をより小さくすることが可能
である。しかし実際には、従来のCDプレーヤなどの手
法では、赤色LDのような短波長光源を用いたとして
も、波長による容量の増大効果は高々1.5倍程度であ
るため、それだけでは2時間分の圧縮動画像情報を記録
するのに必要とされる5倍もの容量アップは望めない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光ディスク技術では隣接トラック間のクロストークの
問題を避けるために、再生光ビームのビームスポット径
に比較してトラックピッチやピットピッチを大きく設定
していたため、再生用光ビームの短波長化と対物レンズ
のNAの増大のみでは、例えばCDサイズでMPEG2
による圧縮動画像情報を2時間分記憶するのに必要な容
量が得られる程度まで記録密度を上げることはできない
という問題があった。
【0006】そこで、本発明は再生用光ビームのビーム
スポット径に比較してトラックピッチやピットピッチを
小さく設定しても隣接トラック間のクロストークを実用
上問題ない程度まで小さくでき、従来に比較して飛躍的
に高密度・大容量化が可能な光ディスクおよび光ディス
ク装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は情報が複数のピットをそれぞれ有する複数
のピット列として所定のトラックピッチで記録された基
板と、この基板上に形成された反射膜とを有し、対物レ
ンズを介して光ビームが照射されることにより情報の再
生が行われる光ディスクにおいて、光ビームの波長をλ
nm、前記対物レンズの開口数をNAとしたとき、トラ
ックピッチが(0.72〜0.8)×λ/NA/1.1
4μmであり、さらに光ディスクと光ビームとの間のチ
ルトが9.5mrad以下、基板の厚さが0.6mm、
基板の直径が120mmであることを特徴とする。
【0008】また、本発明は情報が複数のピットをそれ
ぞれ有する複数のピット列として所定のトラックピッチ
でそれぞれ記録され、互いに対向して配置された第1お
よび第2の基板と、これら第1および第2の基板の互い
に対向する面上にそれぞれ形成された第1および第2の
反射膜とを有し、対物レンズを介して光ビームが照射さ
れることにより情報の再生が行われる光ディスクにおい
て、光ビームの波長をλnm、対物レンズの開口数をN
Aとしたとき、トラックピッチが(0.72〜0.8)
×λ/NA/1.14μmであり、さらに光ディスクと
光ビームとの間のチルトが9.5mrad以下、基板の
厚さが0.6mm、基板の直径が120mmであること
を特徴とする。
【0009】この光ディスクにおいては、第1および第
2の反射膜上にそれぞれ形成されたた一対の保護膜をさ
らに有していてもよく、また一対の保護膜を互いに接着
するための接着層をさらに有していてもよい。
【0010】本発明に係る光ディスク装置は、情報が複
数のピットをそれぞれ有する複数のピット列として所定
のトラックピッチで記録された基板および該基板上に形
成された反射膜を有する光ディスクと、この光ディスク
に対向して配置された対物レンズと、この対物レンズを
介して光ディスクに光ビームを照射する光ビーム照射手
段と、この手段により光ディスクに照射された光ビーム
の反射光を検出して前記光ディスクに記録されている情
報を再生する再生手段とを具備し、光ビームの波長をλ
nm、対物レンズの開口数をNAとしたとき、トラック
ピッチが(0.72〜0.8)×λ/NA/1.14μ
mであり、さらに前記光ディスクと光ビームとの間のチ
ルトが9.5mrad以下、基板の厚さが0.6mm、
基板の直径が120mmであることを特徴とする。
【0011】ここで再生手段は、より具体的には情報の
再生信号と光ディスク上のトラック方向の少なくとも二
つの領域からの反射光の検出信号の差を表すプッシュプ
ル信号を生成する。この場合、ピットは再生信号および
プッシュプル信号のレベルが共に大きな値を示すように
設定された深さを有することが好ましい。
【0012】また、再生手段は、例えばMPEG2規格
に従って圧縮されて光ディスクに記録された情報をMP
EG2規格に従って伸長して再生する機能を有する。さ
らに、本発明に係る光ディスク装置は、情報が複数のピ
ットをそれぞれ有する複数のピット列として所定のトラ
ックピッチでそれぞれ記録され、対物レンズを介して光
ビームが照射されることにより情報の再生が行われる、
互いに対向して配置された一対の基板と、これら一対の
基板の互いに対向する面上にそれぞれ形成された一対の
反射膜と、これら一対の反射膜上にそれぞれ形成された
一対の保護膜とを有し、光ビームの波長をλnm、対物
レンズの開口数をNAとしたとき、トラックピッチが
(0.72〜0.8)×λ/NA/1.14μmであ
り、さらに光ディスクと光ビームとの間のチルトが9.
5mrad以下、基板の厚さが0.6mm、基板の直径
が120mmであることを特徴とする。
【0013】なお、λ/NA/1.14μmは、λ/N
Aの比をλ=685nm、NA=0.6で規格化するこ
と意味する。つまり、λ=685nm、NA=0.6で
あれば、トラックピッチ、ピットの上部幅および下部幅
は( )内に示した通りの値となるが、λやNAの値が
変われば、それに応じて最適なトラックピッチ、ピット
の上部幅および下部幅も変わることになる。
【0014】従来の光ディスク、例えばCDなどでは、
トラックピッチを再生用光ビームのスポット径より大き
く選んでいた。これに対して、本発明では光ディスクの
より高密度・大容量化のためにトラックピッチを(0.
72〜0.8)×λ/NA/1.14μm、つまり再生
用光ビームのスポット径より小さな値とする。
【0015】そして、この範囲のトラックピッチの下
で、光ディスクと光ビームとの間のチルトを9.5mr
ad以下、基板の厚さを0.6mm、直径を120mm
とすることにより、隣接トラック間のクロストーク量は
再生信号から元の情報を再現するのに必要とされている
クロストーク量(−20dB)以下に抑えられ、かつ再
生信号レベルやトラッキングのためのプッシュプル信号
のレベルも十分に確保される。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、実施の形態を説明する前
に、本発明の基本的な考え方を説明する。光ディスクの
高密度化には、再生用光ビームのビームスポット径を小
さくすることが必要であり、そのためには再生用LDの
短波長化と対物レンズのNAの増大が必須である。既に
波長が685nm、出力が数mW程度の低ノイズタイプ
のLD(セルフパルセーション)が実用化されており、
波長650nmのLDも実用に近いレベルになってきて
いる。
【0017】一方、対物レンズのNAは、レンズの作り
易さと、レンズ・ディスク間のチルト角によって制限を
受ける。レンズ負荷(光ディスクの基板が薄いほど小さ
い)が小さく、かつNAが小さいほど対物レンズは作り
易いが、NAが0.6程度の対物レンズであれば非球面
の単一レンズでも実現できている。しかし、光ディスク
の再生光学系に使用する対物レンズでは、光ディスクの
傾きや対物レンズの光軸の傾きなどにより生じる光ディ
スクと再生用光ビームとの間の傾き(チルト)により、
コマ収差が生じる。
【0018】すなわち、対物レンズのNAを大きくして
再生用光ビームのスポットサイズを小さくしようとする
と、光ディスクと再生用光ビームとのチルトのために対
物レンズの収差が急激に大きくなる。対物レンズの収差
が大きくなれば、当然、隣接トラック間のクロストーク
が増大し、また再生分解能が低下する。このチルトの影
響は、光ディスクの基板が薄いほど小さい。文献:Jpn.
J.Appl.Phsys.Vol.32(1993),pp.5402-5405には、波長6
90nm、NA=0.6で、基板の厚さがCDと同じ
1.2mmのときと、その半分の0.6mmのとき、チ
ルトによって再生用光ビームのビームスポット形状がど
の様に変化するかが示されている。それによれば、基板
厚が1.2mmの場合には5mradのチルトがあると
ビームスポットの中心強度は10%も低下し、またクロ
ストークの原因となるサイドローブの盛り上がりや収差
が生じている。これに対し、基板厚が0.6mmの場合
には10mradまでのチルトに耐えられる。
【0019】図8および図9に、NAをパラメータとし
て、基板厚(t)が1.2mmの場合と0.6mmの場
合についてチルト特性を計算した結果を示す。横軸にチ
ルトの角度、縦軸に再生信号の正規化したピーク強度を
とっている。再生用光ビームの波長(λ)はいずれも6
90nmとした。基板厚0.6mm、NA=0.6の場
合、再生信号のピーク強度が10%低下するのはチルト
が9.5mradの時である。これを基板厚が1.2m
mについてみると、NA=0.49となる。すなわち、
基板厚を従来のCDの1.2mmから0.6mmにする
ことによって、NAを0.49から0.6に高めること
ができ、面記録密度を約1.5倍高めることができる。
すなわち、スポットサイズはλ/NAに比例し、面記録
密度はスポットサイズの1/22 に比例するので、
(0.6/0.49)2 より面記録密度は約1.5倍高
くなる。
【0020】しかし、基板厚を単純に薄くすると、温度
や湿度による基板の反りが顕著となる可能性がある。基
板の反りはチルトの大きな要因となる。この対策として
は、レーザディスクと同様に光ディスクを両面化する、
つまり光ディスクを表裏対称構造とすることが最も効果
的である。その場合、表裏両面に情報を記録することも
可能となる。従来のCDのような単板構造の光ディスク
では、基板作製時のインジェクション条件や、基板の一
方の面にアルミニウムによる反射膜や保護膜が形成され
るため、基板の吸湿が表裏非対称となり、どうしても反
りが生じ易い。光ディスクを両面化すると、このような
吸湿による基板の歪がキャンセルされ、大きなチルトが
生じないようにすることができる。
【0021】以上の検討結果から、波長685nmのL
Dと、0.6mm厚の基板と、NA=0.6の対物レン
ズの組み合わせを用いるものとすれば、波長が780n
mから685nmに短くなったことと、NAが0.45
から0.6と大きくなったこととにより、従来のCDの
設計手法の下でも従来のCDフォーマットに比較して約
2.3倍の記録密度を達成することができる。すなわ
ち、スポットサイズはλ/NAに比例するので、(68
5/0.6)/(780/0.45)より記録密度は約
2.3倍に上がる。しかし、前述したようにCDサイズ
でMPEG2による圧縮動画像情報を2時間分記録する
のに必要な容量が得られるようにするには、記録密度
(容量)を従来のCDフォーマットの約5倍に上げる必
要があり、これでは不十分である。
【0022】本発明は、光ディスクのさらなる高密度・
大容量化を達成するため、上記と同じビームスポットサ
イズの下でピット形状を最適化することにより、低クロ
ストーク特性と、再生信号およびプッシュプル信号など
の信号レベルを十分に確保しつつ、トラックピッチをさ
らに小さくできるようにしたものである。以下、本発明
によるピット形状について詳しく説明する。
【0023】図1は、本発明に係る光ディスクにおける
ピット形状を説明するための図である。同図に示される
ように、ピット10の形状は台形断面のいわゆるサッカ
ースタジアム形で近似している。ピット10の周縁11
は下り勾配の傾斜部となっており、底部12はほぼ平坦
となっている。13はピット10の光ディスク半径方向
(トラック幅方向)の断面、14は光ディスク円周方向
(トラック方向)の断面であり、Wmはピット10の上
部のトラック幅方向の寸法(以下、上部幅という)、W
iはピット10の底部のトラック幅方向の寸法(以下、
底部幅という)、hmはピット10の深さ、Zmはピッ
ト10のトラック方向の長さである。
【0024】図2は、解析に用いた光ディスク装置の再
生光学系のモデルであり、再生用光ビームの入射光分布
20(V1(x,y))、入射光21、入射光21と反射光2
6を分離する偏光ビームスプリッタ(またはハーフミラ
ー)22、開口数NAの対物レンズ23、対物レンズ2
3による光ディスク記録面(ピット面)での集束光(ビ
ームスポット)の分布24(V2(x,y))、複素反射率r
2(x,y)を有する光ディスク25、反射光26、光検出器
上の反射光26の分布27(V3(x,y))を示している。
【0025】図3は、再生信号とプッシュプル信号のレ
ベルを計算するための光ディスク上のピット配列を模式
的に示す図であり、トラックピッチ(トラック幅方向に
おけるピットのピッチ)をPtとし、ピットピッチ(ト
ラック方向におけるピットのピッチ)をPmyとしてい
る。30,31は再生用光ビームのビームスポットであ
り、それぞれピットの中央にあるとき(A)と、ピット
とピットの中間にあるとき(B)を示している。再生信
号の振幅は、S(A)−S(B)で表される。ただし、
S(X)はビームスポットがXの位置にあるときの光検
出器の出力信号を表す。また、32,33はピットがあ
る領域(C)とピットがない領域(D)でのプッシュプ
ル信号(分割光検出器のトラック方向に並んだ少なくと
も二つの検出領域の出力信号の差信号)を表す。これら
のプッシュプル信号は、それぞれ領域C,Dでの平均の
p−p値である。
【0026】図4に、再生用レーザビーム波長685n
m、NA=0.6、Zm=0.5μm、Pmy=1μ
m、Pt=0.72μmとしたときのピットのトラック
幅方向の大きさと、ピットの深さhmをパラメータとし
て、再生信号とプッシュプル信号のレベルを計算した結
果を示す。再生用光ビームのトラック幅方向(X)およ
びトラック方向(Y)におけるビーム充填率A/W
(x),A/W(Y)の値は図中に示す通りである。同
図に示されるように、再生信号およびプッシュプル信号
のレベルは、Wm=0.3、Wi=0.2の場合を除い
てピットの形状に大きくは依存しない。また、再生信号
とプッシュプル信号のレベルを同時に最大の値とするよ
うなピットの深さは存在しないが、プッシュプル信号の
レベル低下をできるだけ小さくしつつ、最大の再生信号
レベルを得ようとすれば、図4からピットの深さはλ/
5前後、すなわちλ/4.5〜λ/6の範囲が適当であ
ることが分かる。
【0027】図5は、再生光学系のMTF(変調伝達関
数)と隣接トラック間のクロストークの評価のために用
いた光ディスク上のピット配列を模式的に示す図であ
る。同図において50,51は再生用光ビームのビーム
スポットであり、それぞれピットの中心(A)と、ピッ
トの中心より距離tdだけ離れた位置(B)を通過した
ときを示している。MTFは、ビームスポットがピット
の中心を通過したときに得られる光検出器の出力信号の
基本周波数成分のパワーで表される。クロストークは、
ビームスポットが位置Bを通過したときに得られる光検
出器の出力信号の基本周波数成分のパワーで表される。
【0028】図6は、トラックピッチPtを0.72μ
m一定とし、ピット形状つまり上部幅Wm,底部幅Wi
を種々変化させた場合のMTFとクロストーク特性の一
例を示す図であり、横軸に空間周波数、縦軸にMTFと
クロストークをそれぞれとっている。再生用光ビームの
トラック幅方向(X)およびトラック方向(Y)におけ
るビーム充填率A/W(x),A/W(Y)、ピットの
深さhmの値は図中に示す通りである。同図に示される
ように、MTFはピット形状によって1〜2dB程度の
差は生じるが、あまり大きな値ではない。これに対し、
クロストークはピット形状によって大きく変化すること
が分かる。
【0029】ここで、光ディスク上に記録される情報の
変調方式として、従来のCDで使用されているEFMよ
り効率の高い4/9変調方式で、しかも(3,17)R
LL(Run-Length Rimited)方式を採用するものとす
る。この方式は原情報4ビットを9ビットに変換し、か
つ0の連続長を0〜17個の範囲に制限する符号化方式
であり、DCCも含めてEFMと比較すると、密度比は
20%向上する。この場合、最短のピット長を0.48
μmとすれば、最長のピット長は2.16μmとなる。
従って、最長ピットを検出したときの低周波成分による
クロストークに注意することが必要となる。図6に示し
たトラックピッチが0.72μmの場合の例では、Wm
=0.5になると低周波でのクロストークが急激に大き
くなる。
【0030】なお、図6に示すクロストーク特性はチル
トがない場合であるが、実際にはチルトを考慮する必要
がある。図7は、チルトを考慮したときのMTFおよび
クロストーク特性である。同図に示されるように、チル
トを考慮するとMTFはほとんど変化しないが、クロス
トークは増大し、一層厳しくなることが分かる。
【0031】光ディスク装置のシステム設計では、光デ
ィスク自体の反りによるチルトとして5mrad、装置
に起因するチルトとして3mradを与えるものとすれ
ば、全体で8mrad程度のチルトを許容できるように
する必要がある。図7のシミュレーションによれば、同
じ空間周波数に対して±10mradのチルトまでクロ
ストークを実用上要求される−20dB以下の値に抑え
ることができる。これから、波長685nm、トラック
ピッチ0.72μmという値は妥当であることが分か
る。
【0032】以上の結果から、トラック幅方向における
ピット形状は、波長685nm(λ=0.685μ
m)、NA=0.6で規格化すると(λ/NA=1.1
4)、概ね上部幅Wmが(0.3〜0.45)×λ/N
A/1.14μm、下部幅Wiが(0.2〜0.25)
×λ/NA/1.14μmの範囲が望ましいことが分か
る。すなわち、トラックピッチPtを(0.72〜0.
8)×λ/NA/1.14μmの範囲に選んで、再生用
光ビームのビームスポット径に比較してトラックピッチ
を小さくした場合、ピットの上部幅Wmと下部幅Wiを
上記の範囲に選ぶことにより、実際の光ディスク装置で
想定される±10mradのチルトまで、クロストーク
を−20dB以下の値に抑えることができ、記録密度の
飛躍的な向上を達成することが可能となる。この結果、
これらのトラックピッチおよびピット形状と、前述した
例えば波長685nmのLDと、0.6mm厚の基板
と、NA=0.6の対物レンズとの組み合わせにより、
CDサイズでMPEG2による圧縮動画像情報を2時間
分記録するという当初の課題を容易に達成することが可
能となる。
【0033】次に、本発明による光ディスクの構造につ
いて説明する。図10(a)(b)は、両面化した光デ
ィスク100の斜視図と断面図であり、エンボスピット
を有するポリカーボネイトやアクリルなどの透光性の樹
脂からなる透明基板101,102の一方の面に、アル
ミニウムなどの反射膜103,104が被着され、これ
らの上に保護膜105,106が形成されている。透明
基板101,102の厚さは、0.6mmである。そし
て、透明基板101,102を保護膜105,106側
を対向させて、熱硬化型の接着剤からなる数10μm厚
の接着層107により貼り合わせている。光ディスク1
00の中央にはクランピングのための穴108が開けら
れており、その周囲にクランピングゾーン109が設け
られている。そして、図示しないLDから出射され再生
光学系を経て入射する再生用光ビーム110は、対物レ
ンズ111を介して光ディスク100に透明基板10
1,102側から入射し、反射膜103,104上に微
小なビームスポットとして集束される。
【0034】図11に、上述した光ディスク100を用
いて圧縮動画像情報の再生を行う光ディスク装置の実施
形態を示す。図11において、光ディスク100は、
0.6mm厚という薄い基板101,102を用いてい
ることから、1.2mm厚の基板を用いるCDに比較し
て表面に付着したゴミや汚れに弱くなるため、カートリ
ッジ200に収容されている。光ディスク100をカー
トリッジ200に収容することにより、CDのようにデ
ィスクの持ち方や、ゴミ、指紋などに気を使わなくて済
むようになるし、ハンドリング、持ち運びの面でも有利
となる。CDのようにディスクが露出している場合は、
傷などの不測の事態も考えてエラー訂正能力を決める必
要があるが、カートリッジ200を用いればそのような
考慮は不要である。従って、録再型の光ディスクで用い
ているようなセクタ単位で、LDCリードソロモンエラ
ー訂正方式を用いることができる。これにより、例えば
2k〜4kバイト単位で光ディスクのフォーマッティン
グを行った場合、CDに比べ10%以上、記録効率をア
ップすることができる。
【0035】光ディスク100に記録する情報の変調方
式として、前述したように4/9変調方式を用い、光デ
ィスク100上のトラックピッチを0.72μm、ピッ
トピッチを0.96μmとすれば、従来のCDフォーマ
ットに比較してピットの密度比で3.84倍、変調方式
で20%、フォーマット効率で10%のアップが期待さ
れるから、トータルで約5.1倍の容量アップが望める
ことになる。前述のように、映画などの動画像情報をS
−VHS並みの高画質で再生する場合、音声も含めて
4.5Mbpsのレートとなるので、2時間の再生に必
要な容量は4Gバイトである。上述した5.1倍の容量
アップにより、この4Gバイトという容量をディスク片
面で実現できることになる。さらに、図10に示したよ
うに光ディスクを両面化すれば、一枚の光ディスクで最
大4時間の記録が可能となる。
【0036】図11に説明を戻すと、光ディスク100
はテーパコーン220にチャッキングされ、スピンドル
モータ201により回転される。スピンドルモータ20
1はスピンドルモータ駆動回路202により駆動され
る。一方、再生光学系は次のように構成される。
【0037】光ディスク100に対向して対物レンズ2
03が配置されており、この対物レンズ203はフォー
カスコイル204により光軸方向に、またトラッキング
コイル205によりトラック幅方向に移動可能となって
いる。LDドライバ206により駆動されるLD(半導
体レーザ)207の発振波長は685nmであり、この
LD207から出射される光ビームはコリメートレンズ
208で平行光束とされた後、偏光ビームスプリッタ2
09に入射する。LD207から出射される光ビームは
一般に楕円のファーフィールドパターンを有しているの
で、円形のパターンが必要な場合はコリメートレンズ2
08の後にビーム整形プリズムを配置すればよい。偏光
ビームスプリッタ209を通過した光ビームは対物レン
ズ203により絞られ、光ディスク100に入射する。
【0038】光ディスク100の反射膜で反射された光
は、対物レンズ203を入射光ビームと逆方向に戻り、
偏光ビームスプリッタ209で反射され、集光レンズ2
10およびシリンドリカルレンズ211などの検出光学
系を経て光検出器212に入射する。光検出器212は
例えば4分割光検出器であり、その4つの検出出力はア
ンプと加減算器を含むアンプアレー213に入力され、
ここでフォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号およ
び再生信号が生成される。なお、トラッキング誤差信号
は、例えばプッシュプル法と呼ばれる手法により、前述
したプッシュプル信号として得られる。フォーカス誤差
信号およびトラッキング誤差信号は、サーボコントロー
ラ214を経由してフォーカスコイル204およびトラ
ッキングコイル205にそれぞれ供給される。これによ
り、対物レンズ203が光軸方向およびトラック幅方向
に移動され、光ディスク100の記録面である反射膜の
表面に対する光ビームのフォーカシングと、目標トラッ
クに対するトラッキングが行われる。
【0039】アンプアレー213からの再生信号は信号
処理回路215に入力され、ここで2値化された後、デ
ータパルスの検出が行われる。検出されたデータパルス
はディスクコントローラ216に入力され、フォーマッ
トの解読、エラー訂正などが行われた後、動画像情報の
ビットストリームとしてMPEG2デコーダ/コントロ
ーラ217に入力される。光ディスク100には、MP
EG2の規格に従って動画像情報を圧縮(符号化)した
データが記録されている。そこで、MPEG2デコーダ
/コントローラ217は入力されたビットストリームを
伸長(復号化)して、元の動画像情報を再生する。再生
された動画像情報はビデオ信号発生回路218に入力さ
れ、ブランキング信号などが付加されて所定のテレビジ
ョンフォーマットのビデオ信号となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光デ
ィスクは、トラックピッチを再生用光ビームのスポット
径より小さな値に設定しつつ、隣接トラックのクロスト
ークを実用上要求されるレベルまで低減できるため、従
来のCDに比較してトラック密度を顕著に高めることが
でき、また再生信号やトラッキングに用いられるプッシ
ュプル信号のレベルも十分に確保することができる。
【0041】この結果、本発明によれば前述した実施形
態に示されるように、例えばCDサイズでも従来のCD
の約5倍の容量を実現することができ、音声も含めて4
Mbpsに圧縮した高画質VTR並みの品質の動画像情
報を2時間分蓄えることも可能となり、その実用的効果
は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光ディスク上のピッ
ト形状を説明するための模式図
【図2】光ディスク装置における再生光学系の概略を示
す模式図
【図3】光ディスクから検出される再生信号およびプッ
シュプル信号レベルを計算するための光ディスク上のピ
ット配列を示す模式図
【図4】ピットのトラック幅方向の大きさとピットの深
さをパラメータとして再生信号とプッシュプル信号のレ
ベルを計算した結果を示す図
【図5】再生光学系のMTFと隣接トラック間のクロス
トークの評価のために用いた光ディスク上のピット配列
を示す模式図
【図6】再生光学系のMTFと隣接トラック間のクロス
トーク特性のピット形状依存性を示す図
【図7】再生光学系のMTFと隣接トラック間のクロス
トーク特性のチルト依存性を示す図
【図8】基板厚1.2mmの光ディスクを用いた場合の
対物レンズのNAによるチルト依存性を示す図
【図9】基板厚0.6mmの光ディスクを用いた場合の
対物レンズのNAによるチルト依存性を示す図
【図10】本発明の一実施形態に係る光ディスクの構造
を示す斜視図および断面図
【図11】本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の
構成を示すブロック図
【符号の説明】
10…ピット 11…ピット周縁 12…ピット底部 Wm…ピット上部幅 Wi…ピット下部幅 Zm…ピット長 hm…ピット深さ 100…光ディスク 101,102…透明基板 103,104…反射膜 105,106…保護膜 107…接着層 110…再生用光ビーム 111…対物レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/24 561 - 565

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が複数のピットをそれぞれ有する複数
    のピット列として所定のトラックピッチで記録された基
    板と、 この基板上に形成された反射膜とを有し、 対物レンズを介して光ビームが照射されることにより情
    報の再生が行われる光ディスクにおいて、 前記光ビームの波長をλnm、前記対物レンズの開口数
    をNAとしたとき、前記トラックピッチが(0.72〜
    0.8)×λ/NA/1.14μmであり、さらに前記
    光ディスクと前記光ビームとの間のチルトが9.5mr
    ad以下、前記基板の厚さが0.6mm、前記基板の直
    径が120mmであることを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】情報が複数のピットをそれぞれ有する複数
    のピット列として所定のトラックピッチでそれぞれ記録
    され、互いに対向して配置された第1および第2の基板
    と、 これら第1および第2の基板の互いに対向する面上にそ
    れぞれ形成された第1および第2の反射膜とを有し、 対物レンズを介して光ビームが照射されることにより情
    報の再生が行われる光ディスクにおいて、 前記光ビームの波長をλnm、前記対物レンズの開口数
    をNAとしたとき、前記トラックピッチが(0.72〜
    0.8)×λ/NA/1.14μmであり、さらに前記
    光ディスクと前記光ビームとの間のチルトが9.5mr
    ad以下、前記基板の厚さが0.6mm、前記基板の直
    径が120mmであることを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の反射膜上にそれぞれ
    形成されたた一対の保護膜をさらに有することを特徴と
    する請求項2に記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】前記一対の保護膜を互いに接着するための
    接着層をさらに有することを特徴とする請求項3に記載
    の光ディスク。
  5. 【請求項5】情報が複数のピットをそれぞれ有する複数
    のピット列として所定のトラックピッチで記録された基
    板および該基板上に形成された反射膜を有する光ディス
    クと、 この光ディスクに対向して配置された対物レンズと、 この対物レンズを介して前記光ディスクに光ビームを照
    射する光ビーム照射手段と、 この手段により前記光ディスクに照射された光ビームの
    反射光を検出して前記光ディスクに記録されている情報
    を再生する再生手段とを具備し、 前記光ビームの波長をλnm、前記対物レンズの開口数
    をNAとしたとき、前記トラックピッチが(0.72〜
    0.8)×λ/NA/1.14μmであり、さらに前記
    光ディスクと前記光ビームとの間のチルトが9.5mr
    ad以下、前記基板の厚さが0.6mm、前記基板の直
    径が120mmであることを特徴とする光ディスク装
    置。
  6. 【請求項6】前記再生手段は、前記情報の再生信号と、
    前記光ディスク上のトラック方向の少なくとも二つの領
    域からの反射光の検出信号の差を表すプッシュプル信号
    を生成し、 前記ピットは、前記再生信号および前記プッシュプル信
    号のレベルが共に大きな値を示すように設定された深さ
    を有することを特徴とする請求項5に記載の光ディスク
    装置。
  7. 【請求項7】前記再生手段は、MPEG2規格に従って
    圧縮されて前記光ディスクに記録された情報をMPEG
    2規格に従って伸長して再生する機能を有することを特
    徴とする請求項6に記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】情報が複数のピットをそれぞれ有する複数
    のピット列として所定のトラックピッチでそれぞれ記録
    され、対物レンズを介して光ビームが照射されることに
    より情報の再生が行われる、互いに対向して配置された
    一対の基板と、 これら一対の基板の互いに対向する面上にそれぞれ形成
    された一対の反射膜と、 これら一対の反射膜上にそれぞれ形成された一対の保護
    膜とを有し、 前記光ビームの波長をλnm、前記対物レンズの開口数
    をNAとしたとき、前記トラックピッチが(0.72〜
    0.8)×λ/NA/1.14μmであり、さらに前記
    光ディスクと前記光ビームとの間のチルトが9.5mr
    ad以下、前記基板の厚さが0.6mm、前記基板の直
    径が120mmであることを特徴とする光ディスク装
    置。
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