JP2828299B2 - 液圧雌型連結器 - Google Patents

液圧雌型連結器

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    • Y10T137/87973Coupling interlocked with valve, or closure or actuator

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液圧ホースのための連結器に関し、特に作業
車両に取り付けられるか作業車両に牽引される作業機器
を作動させるため複数の液圧ラインを接続する雌型連結
器に関する。
[従来の技術] 液圧雄型連結器又は非液圧式の雄型連結器に対して着
脱できる種々の雌型連結器が使用されている。これらの
雌型連結器は、例えば農産業車両における液圧中継点に
幅広く使用されている。このような連結器に例は、米国
特許第4,303,098号、同4,549,577号及び同第4,582,295
号各明細書に開示されている。これらの米国特許明細書
に開示された技術はいずれも、レバー作動式の雌型連結
器(即ち雄型連結器の着脱を許容するためにはレバーを
動かさなければならないような連結器)を教示したもの
である。
[発明が解決しようとする課題] これら従来の連結器では、その作動に当って、両手を
使用しなければならないという欠点がある。すなわち、
一方の手でレバーを作動させ、他方の手で雌型連結器か
ら雄型連結器を着脱させる必要がある。
典型的には、流体動力産業界においては、例えば米国
特許第4,485,845号明細書に開示されているように、レ
バーで作動するカムを備えない押し引き/着脱式の雌型
連結器を提供することにより、上記に欠点を克服してい
る。しかし、この種の連結器は、レバー離脱機構を簡単
に離脱制御できないという欠点を有する。その理由は、
簡単に離脱させようとすれば、連結器内の液圧流体で雄
型連結器から雄型連結器を単に吹出させる方法しかない
のでその離脱を制御できないからである。
また、上述の米国特許明細書のうちには、2つの隣接
する雌型連結器をレバーにより一方ずつ交互に作動させ
る機構を開示したものもある(例えば、上記米国特許第
4,303,098号明細書)が、複数の連結器を同時に離脱さ
せることができる機構については何等教示していない。
連結器を対で設ける場合がしばしばあるが、これらの連
結器は同時に離脱させなければ有効な効果は得られな
い。
本発明の目的は、レバーで作動するカムを備えた雌型
連結器の望ましい特徴と押し引き/着脱式の雌型連結器
の望ましい特徴とを兼ね備えた雌型連結器を提供するこ
とである。特に連結器はレバーにより押し操作により連
結可能とすべきであり、また、レバーによる引き操作に
より離脱可能とすべきである。更に、連結及び離脱作業
は簡単に行えるようにすべきである。また、複数個の連
結器を同時に離脱可能とすべきである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、受け入れ端部に
複数個の係止ボールを備えた摺動容器を有する雌型連結
器を提供する。雌型連結器の両側の傾斜表面は容器に受
け入れられた雄型連結器のグループに係合するように係
止ボールを動かす。容器は通常位置へバネ偏倚されてい
て、係止ボールを雄型連結器に係合させ、傾斜表面は一
方向に傾斜している。容器が軸方向へ動くと、係止ボー
ルが雄型連結器から離れ、押し引き操作が可能になる。
ピストン作動式のポペットを容器内に設けて、雌型連
結器の端部をシールする。雄型連結器が適所にあるとき
にピストンが作動すると、雄型連結器が開き、雄雌連結
器間の流体接続が可能となる。
レバー作動式のカムを容器の端部に設ける。このカム
は、ピストン室を通気するために抽気弁を開く機能と、
係止ボールが非係合となる位置へ容器を軸方向に動かす
機能との2つの機能を果たす。ピストン室を通気状態に
すれば、容器を簡単に動かせるようになり、係止ボール
の非係合位置へ容器を動かすようなレバーの連続運動に
より、雄型連結器の制御された離脱を行うことができ
る。レバーは複数個の雌型連結器を作動させる複数のカ
ムを活動させて、複数個の雌型連結器を同時に離脱させ
る。
[実施例] 第1図は本発明の2つの雌型連結器12、14を備えた弁
ハウジング10を示す。説明を簡単にするため、雌型連結
器12、14の前側、後側、左側、右側は第1図の上、下、
左、右にそれぞれ対応するものとする。しかし、連結器
は任意の位置に配置できることは言うまでもない。更
に、図の複雑化を避けるため、連結器に関連する大半の
参照番号は連結器の一方にのみ付す。同一の参照番号を
他方の連結器の対応部材に付すことができることは言う
までもない。
各雌型連結器12、14は弁ハウジング10に形成した対応
する段付きボア即ち孔16、18内に位置している。段付き
ボア16、18はそれぞれのサンプ室20、22で終端してお
り、これらのサンプ室は連結器12、14を使用する液圧装
置のためのサンプ(図示せず)に接続する。各ボア16、
18は弁ハウジング10に形成した対応する供給/帰還通路
24、26に接続している。これらの通路24、26は略示した
制御弁28、30を介して加圧流体源(図示せず)又は液圧
装置の帰還系統へ接続できる。このような制御弁は当業
界で既知であるので、その詳細説明は省略する。
各雌型連結器12、14は対応するボア16、18内に摺動可
能状態で収容された中空で実質上円筒状の容器32を有す
る。端部キャップ34が各容器32の前端を閉止する。端部
キャップ34、好ましくは端部キャップ34及び容器32の上
部は対応するサンプ室20、22内へ延びている。各端部キ
ャップ34は容器32の内部を対応するサンプ室20、22へ流
体接続するための抽気開口36を具備する。抽気開口36に
隣接する各端部キャップ34の内部には弁座38が形成して
あり、ポペット40はこの弁座に着座して抽気開口36を閉
止することができる。各ポペット40は抽気開口36を貫通
する鼻部(ノーズ部)42を有し、この鼻部の目的につい
ては後述する。ポペット40及び鼻部42は実質上上記米国
特許第4,303,098号明細書の第3、4図に示された形状
を呈している。
各容器32の後端には、雄型連結器を収容するための受
け入れボア44が形成してある。雄型連結器46は左側雌型
連結器12の受け入れボア44に収容され、右側雌型連結器
14は雄型連結器を収容していない状態で図示してある。
雌型連結器14を参照すると、容器32は複数個の係止ボー
ル48を具備し、これらのボールは容器32のまわりで円周
方向に離間した複数個の係止ボール収容ボア50内に位置
している。係止ボール48は、係止ボール収容ボア50内で
半径方向に動くことができるが、係止ボール収容ボア50
にリップ部又は幅狭部を設けることにより、既知の方法
で受け入れボア44内へ完全に移動できないようになって
いる。係止ボール48の半径方向外向き運動は各容器32を
円周方向で包囲している制御スリーブ52の内表面により
制限される。各制御スリーブ52の内方面はランド部54を
有し、このランド部は、ランド部54の前後の溝付き部分
56、58の方へ徐々に傾斜している。係止ボール48がラン
ド部54に隣接して位置したとき、係止ボールは半径方向
内方へ押されて受け入れボア44内へ突出し、雌型連結器
12内の雄型連結器46の外表面に設けた適当なグルーブ60
に係合する。係止ボール48がいずれかの溝付き部分56、
58に隣接して位置したときには、係止ボールは半径方向
外向きに移動して受け入れボア44から完全に引っ込む。
後述するが、容器32は、係止ボール48が制御スリーブ
52のランド部54に隣接するように偏倚されている。制御
スリーブ52は、ボア16、18内に形成したグルーブ64内に
位置した係止リング62により、連結器の後方へ移動でき
ないようになっている。制御スリーブ52は、段手きボア
16、18の段部1つに設けた肩部68上に載置されたスペー
サ66に衝合することにより、雌型連結器の前方へ移動で
きないようになっている。スペーサ66の内径は容器32の
外径とほぼ同じとなっていて、容器32のための付加的な
支持を提供する。代わりに、各スペーサ66を対応する環
状制御スリーブ52と一体的に形成してもよい。なおスペ
ーサ66と環状制御スリーブ52とを一体的に形成した場合
には、保持リング74は環状制御スリーブ52に対して直接
的に係合するが、スペーサ66と環状制御スリーブ52とを
別部材にした場合には、保持リング74は環状制御スリー
ブ52に対して間接的に係合することになる。
容器32はバネ70及び第1保持リング72及び第2保持リ
ング74(以下、単に保持リング72,保持リング74と示
す)により図示の位置へ偏倚せしめられている。容器32
は肩部76、78を有し、保持リング72、74がこれらの肩部
にそれぞれ衝合できる。保持リング72は段付きボア16、
18に形成した肩部80上に載置でき、保持リング74はスペ
ーサ66の前端上に載置できる。各バネ70は対応する2つ
の保持リング72、74間で圧縮されている。
このような構成のため、容器32が後方(第1図の下
方)へ動くと、容器32の肩部76と保持リング72との係合
により、保持リング72が後方へ押される。しかし、スペ
ーサ66の前(上)端との係合のため、保持リング74は動
かない。従って、バネ70は圧縮され、外力が解除された
ときには、このバネは容器32を図示の位置へ後方に移動
させる。同様に、容器32が前(上)方へ動くと、容器32
の肩部78との係合のため、保持リング74は前方へ押され
るが、保持リング72は、ハウジング10に形成された肩部
80との係合のため、動かない。従って、バネ70が圧縮さ
れ、外力が解除されたときには、このバネは容器32を図
示の位置へ戻す。バネ70及び保持リング72、74は通路2
4、26に隣接した位置にある状態で示してあるが、これ
らの部材70、72、74は容器32に沿った任意の位置に配置
することができる。
前述のように、容器32は実質上中空で、その後端は雄
型連結器46を収容するための受け入れボア44を具備す
る。各容器32の残りの部分は4つの主要素子、即ち、ピ
ストン82、ストップ84、逆止め弁ボール86及び主ポペッ
ト88を包囲している。
各ピストン82は端部キャップ34の内表面90とストップ
84の前表面89との間で軸方向に動くことができる。ピス
トンヘッド92の外径は端部キャップ34の側壁の内径と実
質上同じとなっており、ピストンヘッド92は端部キャッ
プの側壁により案内される。更に、ストップ84は環状で
あり、ピストンロッド94の外径はストップ84の内径と実
質上同じとなっていて、ストップ84によりピストンロッ
ド94を案内する。ストップ84の運動は、端部キャップ34
と容器32の内面に形成した肩部98との間でストップ84の
フランジ96を圧縮することにより、阻止される。
主ポペット88はピストンロッド94の下端を包囲する円
筒状の延長部100を有する。ピストンロッド94の後端は
このピストンロッドの前方部分の外径より幾分小さな直
径を有し、主ポペットの円筒状延長部100の外径はスト
ップ84の内径と実質状同じとなっていて、ピストンロッ
ド94及びストップ84が共働して主ポペット88を案内す
る。容器32の内径は狭くなっていて、受け入れボア44の
すぐ前面において主弁ポート102を形成している。主弁
ポート102の区域における容器の表面は主弁座104(以
下、単に弁座104ともいう)を形成するように形造られ
ており、この弁座に主ポペット88が着座して主弁ポート
102を閉止することができる。主ポペット88は圧縮バネ1
06により主弁座104に接するように偏倚されており、こ
の圧縮バネはストップ84の後端と主ポペットの円筒状延
長部100を包囲するワッシャ108との間を延びている。ワ
ッシャ108は主ポペット88を包囲しこのポペット88の肩
部上に載置したガスケット110上に載っている。
主ポペット88は圧縮バネ112、114により弁座104に接
するように偏倚されており、これらの圧縮バネはその大
半が、ピストン82の長さに沿って形成した中央ボア116
内に位置している。特に、バネ112の一端は抽気ポペッ
ト40の基部に当接し、他端は主ポペット88の内側前面に
当接している。
ピストンの中央ボア116はランド部118と2つの溝付き
部分120、122とを有する。ランド部118の内径は逆止め
弁ボール86の外径と実質上同じとなっており、逆止め弁
ボール86がランド部118に隣接して位置したときには、
逆止め弁ボールを通る流体の流れを阻止する。ランド部
118の両側に位置した溝付き部分120、122は逆止め弁ボ
ール86の外径より十分大きな直径を有していて、逆止め
弁ボール86がいずれかの溝付き部分120、122に隣接して
位置したときには、逆止め弁ボール86を通る流体の流れ
を許容する。バネ112、114は通常、逆止め弁ボール86が
ランド部118に係合して中央ボア116を通る流れを阻止す
るような位置へ、逆止め弁ボール86を偏倚している。し
かし、バネ114はバネ112より幾分強くなっていて、溝付
き部分120に隣接する位置へ逆止め弁ボール86を移動さ
せるために逆止め弁ボールの後側に加える必要のある力
よりも、溝付き部分122に隣接する位置へ逆止め弁ボー
ル86を移動させるために一層大きな力を逆止め弁ボール
の前側に加える必要があるようにしている。
複数個のポート124が各容器32のまわりで円周方向に
離間して位置していて、通路24、26と容器32の内部との
間の流体連通を許容する。流れ制限オリフィスとして作
用するのに十分小さな寸法の通路126がピストン82に設
けてあって、ピストン82及び主ポペット88の外部からピ
ストンの中央ボア116の下部への流体の流れを許容す
る。なおポート124と通路126によってピストン流体接続
手段が構成される。主ポペット88の円筒状延長部100の
外径部とストップ84の内径部との間の嵌め合いは、これ
らの間を通って通路126への流体の流れが常に可能とな
るように、十分に緩いものとすべきである。上記構成の
代わりに、または上記構成に加えて、ピストンロッド94
の外径部と主ポペットの円筒状延長部100との間の嵌め
合いも、これらの間を通っての流体の流れを許容するよ
うに、十分に緩くすることができる。ただし、この嵌め
合いは流れ制限オリフィスとして作用させる程度には緊
密なものでなければならない。必要に応じて、種々のシ
ール128、129を設け、後述の流れ以外の、雌型連結器1
2、14の部品間の流体の流れを阻止する。容器32に係合
する主シール129の表面を例えばポリテトラフルオルエ
チレン(テフロン)又はグラファイト充填テフロンの如
き低摩擦材料で形成した場合に連結器の作動が最良にな
ることが判明した。
後述するが、雌型連結器12、14はレバー作動式のカム
により作動できる。カム面はロッド130に担持され、こ
のロッドは、弁ハウジング10内に枢着され、一端に連結
したレバー132により作動せしめられる。第1図に示す
実施例においては、ロッド130は2組のカム134、136を
有し、各組のカムは雌型連結器12、14の対応する1つに
関連して配置されている。第2a図ないし第2c図に明示す
るように、各組のカム134、136は少なくとも2つのカム
面を有する。第1のカム面138は抽気ポペットの鼻部42
に係合し、第2のカム面140は端部キヤップ34の前端142
に係合する。望ましくは、第1図に示すように、各組の
カム134、136は3つのカム面、即ち1つのカム面138及
びその両側の2つのカム面140とを有する。カム面138
は、抽気ポペット40と抽気弁座38との間のシールを破壊
するに必要な力を減少させるために、直線的にではなく
わずかな角度をなして抽気ポペットの鼻部42に係合す
る。
第1図には、本発明の雌型連結器の作動を説明する目
的で、雌型連結器12に連結された雄型連結器46を示す。
雄型連結器46は雌型連結器12に設けた受け入れボア44内
に緊密に嵌合する実質上円筒状のチップ144を有する。
既述のように、雄型連結器のチップ144の外周面には、
雌型連結器12の係止ボール48に係合するグルーブ60を形
成してある。雄型連結器のチップ144の端部に形成した
開口146は逆止め弁ボール148により閉止することができ
る。逆止め弁ボール148はバネ150により開口146を閉じ
る位置へ偏倚せしめられている。雄型連結器46に設けた
ストップ152は開口146から離れる方向への逆止め弁ボー
ル148の運動を制限する。
次に、作動を説明する。
本発明に係る雌型連結器は、雄型連結器を雄型連結器
内へ押し込むことにより又はレバー132を使用すること
により、雄型連結器に連結できる。同様に、雄型連結器
は、雌型連結器から雄型連結器を単に押し出すことによ
り又はレバー132を使用することにより、雌型連結器か
ら離脱させることができる。作動の詳細は次の通りであ
る。
押し込みによる連結: 雄型連結器46を雌型連結器12に押し込み操作により連
結するため、雄型連結器46は雌型連結器12の受け入れボ
ア44内に単に押し込む。少なくともグルーブ60の前面に
ある雄型連結器のチッ144の部分はグルーブ60より大き
な直径を有し、その結果、雄型連結器46を受け入れボア
44内に押し込んだときには、雄型連結器は係止ボール48
を前方へ押圧する。このため、容器32全体が前方へ押圧
される。この前方運動により、抽気ポペットの鼻部42が
カム面138に接触する。前方への引き続きの運動によ
り、カム面138が第2a図に示す位置へ後方へ押圧され
る。この位置において、抽気ポペットの鼻部42上の圧力
が抽気弁座38から離れる方向へ抽気ポペット40を押圧
し、抽気開口36を開き、液圧室93(第1図参照)内に蓄
積された流体をサンプ室20へ排出させる。容器32のこの
前方運動により、係止ボール48が溝付き部分56に隣接す
るように十分に前方に動き、受け入れボア44から離れる
ように半径方向に動き、雄型連結器46を受け入れボア44
へ完全に収容することができる。最後に、この運動によ
り、雌型連結器の種々のバネが圧縮され、雄型連結器46
を離脱したときには、バネは、抽気ポペット44を閉じ係
止ボール48を雄型連結器46の係止グルーブに強固に係合
させた状態で、容器32を第1図の位置へ戻す。
雄型連結器46を受け入れボア44に収容したとき、主ポ
ペット88の鼻部103は雄型連結器の逆止め弁ボール148に
接触する。雌型連結器12は、抽気ポペット40が開くた
め、減圧される。雄型連結器46が加圧状態にある場合
は、雄型連結器の逆止め弁ボール148は開口146に着座し
たままであり、主ポペット88を前方へ押圧する。このた
め、ピストン82が前方へ押圧され、室93の寸法を減少さ
せる。雄型連結器46が加圧状態にない場合は、容器32内
の主ポペット88及び雄型連結器の逆止め弁ボール148の
位置は、雄型連結器のバネ150と雌型連結器12のバネ10
6、112、114との相対強度に依存する。
いずれの場合においても、使用中の雌雄連結器間の十
分な流体の流れを保証するためには、第1図に示すよう
に、主ポペットの鼻部103により、雄型連結器の逆止め
弁ボール148をストップ152に接するように完全に後方へ
押圧するのが望ましい。これを達成するため、雄型連結
器46が係止ボール48により適所に機械的に係止されたと
きには、制御弁28が開き、加圧流体を供給通路24へ供給
する。この流体はポート124及びオリフィス126中を流通
してピストン82の中央ボア116の後方部分117へ流入す
る。中央ボア116の後方部分117に圧力が蓄積されると、
溝付き部分120に隣接するまで逆止め弁ボール86を前方
に押圧する。次いで、流体は室93内へ流入する。室93内
の圧力が増大すると、ピストン82が後方へ押圧され、主
ポペット88を後方へ押圧して雄型連結器の逆止め弁ボー
ル148をストップ152の方へ押圧する。室93内の圧力は、
この圧力が中央ボア116の後方部分117内の圧力に対し
て、バネ112、114の力に相当する値だけ異なるまで上昇
し続け、その結果、逆止め弁ボール86はランド部118に
係合する位置まで戻り、室93への引き続きの流体の流入
を阻止する。このようにして、雌型連結器12の安定した
作動位置(第1図)が得られる。
この位置が得られた後には、制御弁28は、加圧流体を
通路24へ供給するように、または通路24をサンプに接続
するように作動できる。いずれの場合においても、開口
146は、逆止め弁ボール86により室93内に流体が保持さ
れているため、開いたままの状態を維持する。本発明の
雌型連結器はまた、例えば雄型連結器46に接続したシリ
ンダが外力で急激に押された場合に生じるような、雄型
連結器46を通る流れの急激なサージによる雄型連結器46
の瞬間的な閉止を阻止する。このようなサージは典型的
には、極めて短いものであり、このサージによりピスト
ン92が僅かに上方に押されて逆止め弁ボール148を僅か
に閉じるが、室93に蓄積された圧力がピストン92を下方
へ押し戻して雄型連結器46を開いた状態に維持し、サー
ジが消失したときには、雄型連結器は完全に開く。逆止
め弁ボール86を下方へ動かして中央ボア116内の溝付き
部分192に隣接する位置へ至らしめるに十分なほど室93
内に圧力が急激に上昇した場合でさえも、オリフイスの
流れ制限特性のため、流体は中央ボア116から迅速に去
ることができず、従って、雄型連結器46は開いた状態を
維持する。それ故、この流体圧力は、サージが鎮静化し
た後には、室93内で上方へ作用する。
通路126を通っての室93からの流体の流出は望ましく
はないが、室93内の流体が過熱した場合には、このよう
な流出を行うことが望ましい。室93内の流体が十分に熱
膨張したときに、逆止め弁ボール86が溝付き部分122に
隣接する位置へ動いて中央ボア116及び通路126を通る流
体流れを許容し過剰圧力を解放できるように、バネ114
の強さを選定してある。
引っ張りによる離脱: 雄型連結器46を雌型連結器12から単に引き出すことに
より、雄型連結器46を雌型連結器12から離脱させること
ができる。この場合、雄型連結器のチップ144の大径部
分が係止ボール48及び容器32を後方へ動かす。この運動
により、係止ボール48は溝付き部分58に整合し、受け入
れボア44外へ半径方向に移動でき、雄型連結器46を受け
入れボア44から取り出すことが可能となる。バネ150は
雄型連結器の逆止め弁ボール148を押圧して開口146に係
合し、雄型連結器46をシールする。一方、バネ106、11
2、114は主ポペット88を下方へ押圧して座104に係合さ
せ、雌型連結器12を閉じる。
レバーによる連結: ニュートラル位置において、レバー132は第2b図に示
す位置に存在する。この位置においては、カム面140と
端部キャップ34の上端142との間にスペースが存在す
る。また、カム面138と抽気ポペット40の鼻部42との間
にも若干のスペースが存在していて、例えば車両が凹凸
路面を走行中に生じるカム面138の揺れにより、抽気ポ
ペット40が偶発的に開かないようにしている。
レバーによる(雌型連結器と雄型連結器との)連結を
行うためには、レバー132を第2c図に示す位置へ動か
す。この運動により、カム面138がまず抽気ポペット40
の鼻部42に係合し、押し込みによる結合の場合と同じ方
法で、抽気ポペット40及び抽気室93を開く。次いで、カ
ム面140が端部キャップ34の前端142に係合して、端部キ
ャップ34及びこれに取り付けられた容器32を後方へ押し
動かす。この運動により、係止ボール48が溝付き部分58
と整合し、受け入れボア44外へ半径方向に移動できるよ
うになる。次いで、雄型連結器46を受け入れボア44内へ
挿入できる。容器32の運動により、バネ70が圧縮されて
おり、従ってレバー132を解放したときには、容器32は
前方へ押圧される。このため、係止ボール48はランド部
54に整合し、受け入れボア44内へ押し動かされて、雄型
連結器46のグルーブ60に係合する。次いで、押し込みに
よる連結に関連して述べた方法と実質上同じ方法で制御
弁28を作動させることにより、連結が完了する。
レバーによる離脱: 雄型連結器46を雌型連結器12へ連結する場合の第2c図
の位置へのレバー132の運動は、雌型連結器の制御され
た離脱を提供する。レバー132が第2c図に示す位置へ動
いたとき、抽気ポペット40が開いて抽気室93を通気状態
にする。レバーが動き続けると、容器32が後方へ押し動
かされ、係止ボール48が溝付き部分58と整合して受け入
れボア44から半径方向へ引っ込み可能な状態となる。こ
の時点で、バネ106、112、114、150の合力が雄型連結器
46を受け入れボア44から押し出す。バネ150は逆止め弁
ボール148を動かして雄型連結器46を閉じ、バネ106、11
2、114は主ポペット88を動かして雌型連結器12を閉じ
る。
上述のレバーによる連結及び離脱は単一の雌型連結器
12について説明したが、レバーによる離脱操作により、
すべての連結器を同時に離脱させることができることは
明らかである。更に、レバーによる離脱は、雌型連結器
内の流体の一部が抽気開口36を介してサンプへ排出され
離脱時の流体損失量を減少させるので、引っ張りにより
離脱よるも望ましい。
レバーによる複数の弁の連結も可能であるが、複数の
別個のホースを使用する場合には、レバーを解放するま
ですべてのホースを雌型連結器内に保持させなければな
らないので、幾分面倒である。しかし、ホースが雌型連
結器に対して適正に離間するように複数のホースをブラ
ケットその他の類似構造体で保持した場合には、面倒が
なくなる。この場合、レバーを作動させて、すべてのホ
ースを同時に前方へ動かし、レバーを解放する。
必要なら、種々の抽気ポペットに係合するようにレバ
ーを前方へ動かすことにより、押し込み連結前にすべて
の連結器をブリードするためのレバーを使用することも
できる。雌型連結器をブリードするためにレバーを使用
することにより、押し込み連結に要する力を最小化でき
る。
以上、特定な実施例につき本発明を説明したが、本発
明の要旨を逸脱することなく種々の修正が可能であるこ
とは言うまでもない。例えば、主ポペツト88の延長部10
0はピストン82のピストンロッド94を包囲した状態で示
したが、例えば米国特許第4,549,577号明細書に開示さ
れているように、中央ボア116の内部で延びるように配
置してもよい。同様に、ロッド130は2つの雌型連結器
を作動させるものとして示したが、2つ以上又は以下の
雌型連結器を作動させるように設定してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る2つの雌型連結器(一
方の雌型連結器には雄型連結器を連結した状態で示す)
の断面図、 第2a図ないし第2c図はレバーの位置及び第1図の雌型連
結器の一方のカム面の係合関係を示す拡大断面図であ
る。 符号の説明 10:弁ハウジング、12、14:雌型連結器 16、18:段付きボア 20、22:サンプ室、24、26:通路 32:容器、34:端部キャップ 44:受け入れボア、46:雄型連結器 48:係止ボール、52:制御スリーブ 54:ランド部、70:バネ 72、74:ワッシャ、82:ピストン 92:ピストンヘッド 94:ピストンロッド、88:主ポペット 130:ロッド、132:レバー 138、140:カム面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベニー・ジョー・ヴォーグン アメリカ合衆国アイオワ州50613,シー ダー・フォールズ,クレアー 427 (72)発明者 ダグラス・ウェイン・ノードクィスト アメリカ合衆国アイオワ州50613,シー ダー・フォールズ,チェリーウッド・ド ライブ 4318 (72)発明者 ラリー・マーヴィン・デルフス アメリカ合衆国アイオワ州50613,シー ダー・フォールズ,クラーク・ドライブ 1348 (56)参考文献 米国特許4303098(US,A) 米国特許4373551(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 37/28

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ) 内部の段付きボアと、この段付き
    ボアの一端に設けたサンプ室と、前記段付きボアに接続
    した流体通路とを有するハウジングと、 (ロ) 前記サンプ室に少なくとも隣接したサンプ端部
    と、該サンプ室から離れた受け入れ端部とを有し、前記
    段付きボア内に摺動可能に装着された中空の実質上円筒
    状の容器であって、更に、(1)当該容器の前記受け入
    れ端部に形成され、雄型連結器を収容するための受け入
    れボアであって、該受け入れボアのまわりで離間して位
    置し同容器を貫通して実質上半径方向に延びた、複数個
    の係止ボール収容ボアを有する前記受け入れボアと、
    (2)対応する前記係止ボール収容ボア内にそれぞれ位
    置した複数個の係止ボールと、(3)前記受け入れボア
    に隣接して同容器の内表面に形成された主弁座と、
    (4)同容器の外周面に形成された第1及び第2肩部
    と、を備えた容器と、 (ハ) 前記ハウジングの前記サンプ室内へ延び、前記
    容器の前記サンプ端部を密封閉止する端部キャップと、 (ニ) (1)前記端部キャップ内に摺動可能に収容さ
    れ、該端部キャップ及び前記容器と共働してピストン室
    を画定するピストンヘッドと、(2)前記受け入れボア
    の方へ延びたピストンロッドと、を備え、前記端部キャ
    ップ及び前記容器内に摺動可能な状態で収容されたピス
    トンと、 (ホ) 前記ハウジングに形成された前記流体通路を前
    記ピストン室に流体接続するためのピストン流体接続手
    段と、 (ヘ) 前記ピストンロッドに摺動可能に装着され、前
    記受け入れボアを前記容器の残余部からシールするため
    前記主弁座に対してシール係合できる主ポペットと、 (ト) 前記主ポペットを前記主弁座の方へ偏倚するた
    めのバネ手段と、 (チ) 前記容器の前記ボア端部を包囲し、内表面にラ
    ンド部を具備し、該ランド部の両側に溝を備えた環状制
    御スリーブであって、前記係止ボールが前記ランド部に
    隣接して位置したときには前記受け入れボアの内部の方
    の位置に該係止ボールを強制押圧し、該係止ボールがい
    ずれかの前記溝に隣接して位置したときには前記受け入
    れボアの完全に外側の位置への該係止ボールの移動を許
    容する前記制御スリーブと、 (リ) 前記容器の周囲に設けた第1保持リングと第2
    保持リングであって、前記第1保持リング及び第2保持
    リングの各々は、前記容器の外周面に設けた前記肩部の
    1つに係合でき、かつ前記第1保持リング及び第2保持
    リングは、それぞれ前記段付きボア内に形成された対応
    する肩部と前記制御スリーブに係合でき、前記第1保持
    リングは制御スリーブの方向に動くことができ、前記第
    2保持リングは、前記端部キャップの方向に動くことが
    できる、前記第1及び第2の保持リングと、 (ヌ) 前記容器を包囲し、前記第1保持リング及び第
    2保持リングの間で圧縮された容器用バネであって、前
    記容器が容器の長手軸線の両方向に前記容器用バネの力
    に抗してスライド可能である、前記容器用バネと、 (ル) 前記端部キャップに隣接して前記ハウジングに
    枢着され、該端部キャップに係合する端部キャップ用カ
    ム面を有するカムロッドと、 (ヲ) 前記カムロッドに連結した、該カムロッドを回
    転させるためのレバーと、 を備えた液圧雌型連結器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の液圧雌型連結器におい
    て、前記端部キャップが、この端部キャップの内部を前
    記サンプ室に流体接続するため該端部キャップを貫通し
    た抽気通路を有し、前記液圧雌型連結器が更に、 前記端部キャップの内部に位置し、前記抽気通路をシー
    ルするため該端部キャップに対してシール係合できる抽
    気ポペットであって、前記抽気通路を介して前記端部キ
    ャップの外部へ延びた鼻部を有する前記抽気ポペット
    と、 前記抽気ポペットの前記鼻部と係合するように前記カム
    ロッドに形成された抽気ポペット用カム面であって、前
    記カムロッド又は前記容器の運動時には前記端部キャッ
    プ用カム面が前記端部キャップに係合する前に前記抽気
    ポペット用カム面が前記抽気ポペットの前記鼻部と係合
    するように、前記端部キャップ及び前記抽気ポペット用
    カム面が構成されている、前記抽気ポペット用カム面
    と、 を備えた液圧雌型連結器。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の液圧雌型連結器におい
    て、前記ピストン流体接続手段が、前記ピストンヘッド
    から前記ピストンロッドへ前記ピストンの長さの少なく
    とも一部にわたって延びた中央ボアと、前記ピストンロ
    ッド内に形成されていて、該ピストンロッドの外部を前
    記中央ボアに接続する実質上半径方向の通路とを有す
    る、液圧雌型連結器。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の液圧雌型連結器におい
    て、前記ピストン流体接続手段が更に、前記容器内に形
    成されていて該容器の内部を前記ハウジングに形成した
    前記流体通路に流体接続する少なくとも1つのポートを
    備え、該少なくとも1つのポートが前記受け入れボアと
    は反対側の前記主弁座の側で前記容器の内部に開口して
    いる、液圧雌型連結器。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の液圧雌型連結器におい
    て、前記中央ボアがランド部と、該ランド部の両側に位
    置した2つの溝付き部分とを有し、前記液圧雌型連結器
    が更に、 (イ) 前記中央ボアの前記ランド部の内径と実質上同
    じでしかも該ランド部の両側の前記溝付き部分の溝の内
    径よりも小さな外径を有し、前記ピストンの前記中央ボ
    ア内に位置した逆止め弁ボールと、 (ロ) 前記抽気ポペットと前記逆止め弁ボールとの間
    に位置していて、該抽気ポペットを前記抽気通路の方へ
    偏倚ししかも該逆止め弁ボールを該抽気通路から離れる
    方向へ偏倚する第1逆止め弁ボール用バネと、 (ハ) 前記逆止め弁ボールと前記主ポペットとの間で
    延びていて、該主ポペットを前記主弁座の方へ偏倚しし
    かも該逆止め弁ボールを前記抽気通路の方へ偏倚する第
    2逆止め弁ボール用バネであって、前記第1逆止め弁ボ
    ール用バネよりも大きなバネ定数を有する前記第2逆止
    め弁ボール用バネと、 を備えた液圧雌型連結器。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の液圧雌型連結器におい
    て、前記ピストンロッドに形成した前記半径方向の通路
    が、前記ピストンヘッドとは反対側の前記ランド部の側
    での該通路の部分において前記中央ボアに接続してい
    る、液圧雌型連結器。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の液圧雌型連結器におい
    て、前記ピストンロッドに形成された前記半径方向の通
    路が流れ制限オリフィスとして作用するような寸法を有
    する、液圧雌型連結器。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の液圧雌型連結器におい
    て、更に、前記容器内に位置し、前記端部キャップと該
    容器の内表面に形成された肩部との間にクランプされた
    環状ストップを備え、該環状ストップが前記端部キャッ
    プから離れる方向への前記ピストンの運動を制限するよ
    うに作用する、液圧雌型連結器。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の液圧雌型連結器におい
    て、前記主ポペットが盲ボアを有し、前記ピストンロッ
    ドの少なくとも一部がこの盲ボア内へ延びている、液圧
    雌型連結器。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の液圧雌型連結器におい
    て、前記主ポペットの少なくとも第1部分の外径が前記
    環状ストップの内径と実質上同じであり、該第1部分が
    該環状ストップ内で摺動可能となっている、液圧雌型連
    結器。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の液圧雌型連結器におい
    て、前記主ポペットの第2部分が前記第1部分より大き
    な直径を有し、前記バネ手段が該第2部分と前記環状ス
    トップとの間で圧縮されたバネを有する、液圧雌型連結
    器。
  12. 【請求項12】請求項1に記載の液圧雌型連結器を複数
    個備えた連結器装置において、更に、単一のレバーによ
    り、各液圧雌型連結器を回転可能な状態で前記カムロッ
    ドに接続するための手段を備えた連結器装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の連結器装置において、
    前記カムロッドが前記ハウジングに装着された単一のロ
    ッドを有していて、各液圧雌型連結器のための適当なカ
    ム面を備えており、該単一のロッドが前記ピストンロッ
    ドと一緒に回転するように該ピストンロッドに連結され
    ている、連結器装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の連結器装置において、
    前記複数個の液圧雌型連結器は2個の液圧雌型連結器で
    ある連結器装置。
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