JP2828252B2 - ファイルアクセス制御方式 - Google Patents

ファイルアクセス制御方式

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JP2828252B2
JP2828252B2 JP63313577A JP31357788A JP2828252B2 JP 2828252 B2 JP2828252 B2 JP 2828252B2 JP 63313577 A JP63313577 A JP 63313577A JP 31357788 A JP31357788 A JP 31357788A JP 2828252 B2 JP2828252 B2 JP 2828252B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 多重仮想記憶方式を採用する計算機システムにおい
て,ファイルに対するアクセス性能の向上を図ったファ
イルアクセス制御方式に関し, ファイルのエクステント情報の破壊を防止し,アクセ
ス要求の正当性チェックを高速化することを目的とし, ファイルアクセス環境の設定依頼に対し,そのアクセ
ス要求元がそのファイルに対するアクセス権限を有する
かどうかを検査するアクセス権限管理部と,アクセス要
求元がアクセス権限を有する場合に,ファイルに割り当
てられた領域を示すエクステント情報を,アクセス要求
元が動作するアドレス空間とは別のアドレス空間で管理
し,アクセス要求元へ,そのエクステント情報に対応す
る使用権限IDを発行するエクステント情報管理部とを備
え,ファイルに対するアクセス要求を,上記使用権限ID
の指定により行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は,多重仮想記憶方式を採用する計算機システ
ムにおいて,ファイルに対するアクセス性能の向上を図
ったファイルアクセス制御方式に関する。
磁気ディスク装置等の外部記憶装置に設けられたファ
イルの領域を示すエクステント情報が破壊された場合,
誤ったブロックにアクセスすることにより,そのファイ
ルまたは他のファイルの内容を壊してしまうことがあ
る。従って,エクステント情報の正当性をチェックする
ことが必要となるが,正当性のチェックのし方によって
は,アクセス性能が劣化することになる。そこで,高速
に正当性を保証できる方式が必要とされる。
〔従来の技術〕
第5図は従来方式の例を示す。
第5図において,アクセス要求部11は,ファイル19へ
アクセスするときに,まず,そのファイル名を指定し,
アクセス環境の設定を依頼するためのOPENマクロを発行
する。アクセス権限管理部12は,その依頼に対して,ア
クセス権限チェック用管理簿13を参照することにより,
アクセス権限をチェックし,アクセス権限があれば,エ
クステント情報管理部14に通知する。エクステント情報
管理部14は,ファイル管理簿18等を参照することによ
り,エクステント情報15を作成し,そのエクステント情
報15をアクセス要求部11へ通知する。
次に,アクセス要求部11が,READやWRITE等のアクセス
要求を出すと,エクステント情報管理部14は,エクステ
ント情報15のチェックを行い,エクステント情報15の内
容に従って,ファイル19へのアクセスを実行する。
従来方式によれば,アクセス要求部11とエクステント
情報管理部14とは,同じ仮想記憶空間であるアドレス空
間A0に存在し,エクステント情報15も,アクセス要求部
11と同じアドレス空間A0に展開されるようになってい
た。
従って,アクセス要求部11は,アドレス空間上,エク
ステント情報15にアクセス可能であり,エクステント情
報15の保護は,ハードウェアによる主記憶キーのみで行
っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
主記憶キーによる保護では,主記憶における記憶保護
の単位ごとに設定されるアクセス制御ビットと,PSWに設
定される保護キーとの比較によって,参照/更新の可否
が決定される。
そこで,アクセス要求部11が,特定のキーを使用する
特権プログラムであるような場合,エクステント情報15
の内容を誤って破壊してしまう可能性があり,それを防
ぐためには,ファイル19に対するREADやWRITE等のアク
セス要求があったときに,毎回,アクセス対象エクステ
ントのチェックが必要であった。しかし,エクステント
情報15の正当性について十分なチェックを行うことはで
きず,完全なチェックを行おうとすると,毎回,ファイ
ル管理簿18にアクセスするなどして,ファイル19に対す
るアクセス性能が劣化するという問題があった。
本発明は上記問題点の解決を図り,ファイルのエクス
テント情報の破壊を防止し,アクセス要求の正当性チェ
ックを高速化することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の構成例を示す。
図中,10はCPUおよびメモリ等からなる処理装置,11は
ファイルを参照または更新するシステムプログラムやア
プリケーションプログラム等によるアクセス要求部,12
は要求元のアクセス権限をチェックするアクセス権限管
理部,13はアクセス権限チェック用の情報を記憶するア
クセス権限チェック用管理簿,14はエクステント情報を
管理するエクステント情報管理部,15はファイルに割り
当てられた領域を示すエクステント情報,16はオペレー
ティング・システムの核となるカーネル部,17は使用権
限ID(識別子)であるケーパビリティ(capability)を
チェックするケーパビリティチェック部,18はファイル
の管理情報を記憶するファイル管理簿,19は処理対象と
なるデータを記憶するファイル,A1,A2はそれぞれ個別の
仮想記憶空間であるアドレス空間を表す。
本発明では,アクセス要求部11が動作するアドレス空
間A1と,エクステント情報管理部14が動作するアドレス
空間A2とが,別のアドレス空間となるように構成され,
エクステント情報15は,アドレス空間A2に作成されるよ
うになっている。
アクセス要求部11は,ファイル19にアクセスするにあ
たって,事前に,そのファイル名やアクセス・モードを
指定して,アクセス環境の設定依頼を行う。アクセス権
限管理部12は,アクセス環境の設定依頼に対し,アクセ
ス権限チェック用管理簿13を参照することにより,アク
セス要求部11がファイル19にアクセスする権限があるか
どうかを検査する処理を行う。アクセス権限がなけれ
ば,エラーとし,アクセス権限があれば,エクステント
情報管理部14に通知する。
エクステント情報管理部14は,ファイル名によってフ
ァイル管理簿18を検索し,自分のアドレス空間A2に,ア
クセス環境の一部として,ファイル19に関するエクステ
ント情報15を作成する。そして,そのエクステント情報
15に対応する使用権限IDであるケーパビリティを獲得
し,要求元であるアクセス要求部11に通知する処理を行
う。なお,ケーパビリティは,資源の使用権限に関する
識別番号に相当するものである。カーネル部16によっ
て,各ケーパビリティとその使用権限を有する処理主体
の情報との対応関係が管理されるようになっている。
以後,アクセス要求部11が,ファイル19に対するREAD
またはWRITEなどのアクセス要求を出す場合には,エク
ステント情報管理部14から通知されたケーパビリティを
指定する。そのアクセス要求メッセージに対して,カー
ネル部16におけるケーパビリティチェック部17は,ケー
パビリティ使用の正当性チェックを行い,エクステント
情報管理部14に通知する。エクステント情報管理部14
は,指定されたケーパビリティから,対応するエクステ
ント情報15を参照し,ファイル19へのアクセスを実行す
る。
なお,アクセス要求部11からの処理依頼などは,依頼
先のアドレス空間が異なるので,ケーパビリティを用い
たメッセージ送受信によって行う。
〔作用〕
アクセス要求部11のアクセス要求によって使用するエ
クステント情報15は,使用権限IDであるケーパビリティ
によって決定されるので,アクセス要求部11は,アクセ
ス要求ごとに,エクステント情報15を直接指定する必要
はない。
アクセス要求部11が動作するアドレス空間A1と,エク
ステント情報15が展開されるアドレス空間A2とは別空間
であるため,アクセス要求部11が特定のキーを使用する
特権プログラムであるような場合でも,仮想記憶空間上
でエクステント情報15にアクセスすることはできない。
従って,エクステント情報15が,アクセス要求部11のプ
ログラムのミスなどによって,誤って破壊されることは
ないので,エクステント情報15が正当であるかどうかの
チェックを省くことができるようになる。
〔実施例〕
第2図は第1図に示すアクセス権限チェック用管理簿
の例,第3図は第1図に示すエクステント情報の例,第
4図は本発明の一実施例処理フローを示す。
第1図に示すアクセス権限管理部12が,アクセス環境
の設定依頼に対して,アクセス権限のチェックのために
使用するアクセス権限チェック用管理簿13は,例えば第
2図に示すようになっている。アクセス権限チェック用
管理簿13には,各ファイル名A,B,…に対して,それぞれ
アクセス可能な要求者名,すなわち,ユーザの属性を示
すユーザ・プロフィール情報等が登録されるようになっ
ている。これによって,参照モード,更新モードなどの
アクセス・モードに応じたアクセス権限のチェックを行
うことができる。
第1図に示すエクステント情報15は,例えば第3図に
示すような構成になっている。エクステントは,ファイ
ルに割り当てられた直接アクセスボリューム上の連続し
た領域であり,アクセス環境として用意されるエクステ
ント情報15は,ファイルを構成するエクステント数と,
各エクステントごとの先頭ブロック番号およびブロック
数の情報などからなる。
本発明によるファイルアクセスに関する処理の流れ
は,例えば第4図に示すようになる。以下,第4図に示
す処理〜に従って説明する。
アクセス要求部11は,アクセス権限管理部12に対
し,ファイル名を指定して,アクセス環境の設定を依頼
する。
アクセス権限管理部12は,アクセス環境の設定依頼
に対し,アクセス要求部11が,そのファイルに対するア
クセス権限を有するかどうかを判断する。アクセス権限
がない場合,アクセス要求部11に対し,エラー通知を行
う。アクセス権限がある場合には,エクステント情報管
理部14に対し,アクセス環境の設定を指示する。
エクステント情報管理部14は,アクセス要求部11と
は別のアドレス空間に,要求されたファイルのエクステ
ント情報を作成する。
次に,作成したエクステント情報に対応するケーパ
ビリティを獲得し,アクセス要求部11に,アクセス環境
の設定依頼に対する応答として,それを通知する。ケー
パビリティは,カーネル部16によって管理され,アクセ
ス要求部11が改ざんできないようになっている識別情報
である。このケーパビリティの管理については,資源の
管理手段やメッセージの送受信制御手段として知られて
いるので,ここでの説明は,この程度にとどめる。
アクセス要求部11が、実際にファイルにアクセスす
る必要がある場合には,エクステント情報管理部14が発
行したケーパビリティを使用する。
カーネル部16は,ケーパビリティのチェックを行
い,正当でなければ,エクステント情報管理部14に通知
することなく,アクセス要求部11にエラーを報告する。
正当であれば,エクステント情報管理部14に通知する。
エクステント情報管理部14におけるファイルアクセ
ス部は,ケーパビリティに対応するエクステント情報を
もとに,アクセスするデータが存在する直接アクセスボ
リューム上のブロックの位置を決定し,ファイルへの入
出力アクセスを実行する。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明によれば,ファイルのア
クセス時に,アクセス対象エクステントが正当かどうか
の判断を省くことができ,ファイルアクセスの性能を向
上させることができるようになる。また,エクステント
情報がアクセス要求元から直接操作することができなく
なるので,ファイルの保護も可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成例, 第2図は第1図に示すアクセス権限チェック用管理簿の
例, 第3図は第1図に示すエクステント情報の例, 第4図は本発明の一実施例処理フロー, 第5図は従来方式の例を示す。 図中,10は処理装置,11はアクセス要求部,12はアクセス
権限管理部,13はアクセス権限チェック用管理簿,14はエ
クステント情報管理部,15はエクステント情報,16はカー
ネル部,17はケーパビリティチェック部,18はファイル管
理簿,19はファイル,A1,A2はアドレス空間を表す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/00 537 A G06F 12/00 501 G06F 12/00 514

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多重仮想記憶方式を採用する計算機システ
    ムにおいて, ファイルアクセス環境の設定依頼に対し,そのアクセス
    要求元がそのファイルに対するアクセス権限を有するか
    どうかを検査するアクセス権限管理部(12)と, アクセス要求元がアクセス権限を有する場合に,ファイ
    ルに割り当てられた領域を示すエクステント情報(15)
    を,アクセス要求元が動作するアドレス空間(A1)とは
    別のアドレス空間(A2)で管理し,アクセス要求元へ,
    そのエクステント情報に対応する使用権限IDを発行する
    エクステント情報管理部(14)とを備え, ファイルに対するアクセス要求を,上記使用権限IDの指
    定により行うようにしたことを特徴とするファイルアク
    セス制御方式。
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CN100347687C (zh) * 2003-03-18 2007-11-07 富士通株式会社 信息访问控制方法、访问控制程序和外部记录介质

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