JP2827437B2 - 湯水混合制御装置 - Google Patents

湯水混合制御装置

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文一 芝
康清 上田
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行夫 長岡
康夫 城戸内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は湯と水の混合比率を調整し最適な混合湯温を
得る湯水混合制御装置に関するものである。
従来の技術 従来この種の湯水混合装置は第3図に示すようなもの
があった。
第3図において、1は湯流路、2は水流路であり、各
流路に関連して自動調圧弁3が設けられている。自動調
圧弁3は、湯流路1の1次圧力PH1を減圧する湯側弁体
4、湯側弁座5と、水流路2の1次圧力PC1を減圧する
水側弁体6、水側弁座7と、湯側弁体4と水側弁体6を
連結する弁軸8と、湯と水の減圧後の1次圧PH1,PC1の
圧力差で動作するピストン9とで構成されており、湯ま
たは水の圧力が急変してもその圧力で自動調圧弁3が移
動し、湯と水の2次圧PH2とPC2とが常に等しく保たれる
ように作用する。湯と水の混合比はモータ11によって付
勢される混合弁12を左右に移動させて可変し、混合温度
を変える。13は湯と水の混合部であり、混合後は流量調
節開閉弁14を介して出湯されるが、その温度は混合湯温
検出手段(例えばサーミスタ)15によって、またその流
量は流量検出手段16によって検知され、設定手段17の値
に一致させるべく制御手段18がモータ11と流量調節開閉
弁14を付勢する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、長期間使用しな
かった場合等において弁体と弁きょう体の摩擦抵抗が大
きくなり動作がスムーズにいかない場合がある。さら
に、弁内の水分中に含まれている物質(カルシウム、塩
素等:以下スケールと呼ぶ)が混合弁12等の表面に析出
し、弁が固着してしまうことがある。本発明はかかる従
来の課題を解消するもので、弁を使用する最初(電源開
閉器を閉にした時)や、出湯停止後一定時間経過した時
には混合弁を駆動して摩擦力を軽減し、さらにスケール
付着を防止し弁の固着を防ぐことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の湯水混合装置は、
湯流路および水流路と、前記湯流路および前記水流路の
流量を調節する混合弁と、前記混合弁を駆動する混合弁
駆動手段と、混合された湯量を調節する流量調節開閉弁
と、電源開閉器とを備え、前記電源開閉器を閉にした
時、あるいは流量調節開閉弁を閉止後一定時間経過した
時の少なくとも一方において前記混合弁を駆動する信号
を出力する制御手段を備えた構成としたものである。
作用 以上の構成により、電源開閉器を閉にした時、あるい
は流量調節開閉を閉止した時には、一定時間混合弁を駆
動する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。な
お、第1図は湯水混合装置の断面図で第4図と同一部品
については同一番号を付している。
19は付勢手段で、自動調圧弁3と付勢手段19で混合弁
20を形成する。21は前記付勢手段19の力と対向して可変
バイアス力を付与する混合弁駆動手段である。混合弁駆
動手段21は、磁性体からなるプランジャ22と、前記プラ
ンジャ22の周りに防水および絶縁されたコイル23を有
し、前記コイル23は制御手段18に接続されている。流量
調節開閉弁14は流量調節開閉弁駆動手段24により駆動さ
れ、流量は流量検出手段16で検出する。流量調節開閉弁
14の閉止は閉止検出手段25により検出する。26は電源開
閉器で湯水混合制御装置全体の電源供給を入り切りす
る。
第2図は制御手段18の例である。27は主制御手段で、
28は第1の駆動量設定手段で、29は第2の駆動量設定手
段で、30はタイマ手段である。
次に本発明の構成の動作を説明する。
制御手段18からコイル23に電流を流すと、磁性体から
なるプランジャ22はフレミングの法則により弁軸8にバ
イアス力を付与する。このバイアス力と付勢手段19の付
勢力がつりあったところで自動調圧弁はバランスする。
したがって、コイル23に流す電流を変化することによ
り自動調圧弁3のバランス点を移動することができる。
例えば、電流の小さい場合は付勢手段19の力の方が強
いため湯側弁体4より水側弁体6の方が大きく開き、出
湯温度が低くなる。電流を大きくすると付勢手段19の力
に対向してプランジャ22を押し出すことにより湯側弁体
4が開きだし結果的に出湯温度が高くなる。
このようにして、制御手段18は混合湯温検出手段15の
信号と設定手段17の信号を入力することにより出湯温度
が設定温度になるようにコイル23に流す電流を調節す
る。
しかし、長期間使用しないと混合弁20にはスケールが
付着して弁が固着してしまうことがある。また弁体の摩
擦抵抗が大きくなり弁の動作が悪くなり特性の劣化を生
じることがある。これらの現象を抑える手段を以下に説
明する。
電源を切って長期間使用しなかった場合、またはこの
装置を取り付けて最初に使用する場合は混合弁20は弁き
ょう体との摩擦が大きくなっている可能性が大きい。し
たがって、電源開閉器を閉にして使用を開始する場合
は、電源開閉器26の閉を主制御手段27が検出し第1の駆
動量設定手段28を介してコイル23に駆動信号を出力す
る。(第3図Aの(a)点)これにより混合弁20は湯流
路1の全閉位置から水流路2の全閉位置まで動作する。
この動作を一定回数繰り返すことにより混合弁20の摩擦
力の低下、およびスケール付着の防止を行なう。
スケールの付着は、湯温によって大きく異なり80℃で
は40℃の数十倍析出する。また流速の遅い方が付着し易
い。このため、出湯中および出湯停止後混合部13の温度
が冷えきるまでの間が混合弁20へのスケール付着が生じ
易いことになる。
出湯中は、主制御手段27が混合湯温を設定温度になる
ようコイル電流を調節し混合弁20を動かしているためス
ケールは付着しにくく、混合弁20は長時間一定位置に留
まっていることは無いため摩擦は大きくならない。
したがって、出湯停止後において高温の混合湯が混合
部に滞留するため最もスケール付着が促進される可能性
がある。さらに、このスケール付着により摩擦力も増大
してくる。
そこで、主制御手段27は閉止検出手段25の信号によっ
て流量調節開閉弁14が閉止し出湯が停止したことを検出
(第3図B出湯停止点)すると、タイマ手段30を始動す
る。タイマ手段30が予め設定しておいた値(時間T(第
3図B)になると混合弁20を動かすため第1の駆動量設
定手段28に信号を出し混合弁20を駆動する。(第3図B
のb点)混合弁20を一定回数駆動すると(第3図Bの
b′点)タイマ手段30は主制御手段28によりリセットさ
れて再び始動する。そして時間Tだけ経過すると再度混
合弁20を一定回数駆動する。(第3図Bのc,c′点、d,
d′点)以下この動作を設定手段17により出湯を要求さ
れるまで繰り返す。したがって、混合弁20は周期Tによ
り定期的に一定回数だけ駆動される。
このように混合弁20が動くことによりスケールは混合
弁20に付着しにくくなる。さらにもしスケールが混合弁
20に付着しても定期的に混合弁20自体が駆動されるた
め、弁が固着する前にスケールを取り除くことができ
る。
定期的に混合弁が動作することにより弁体と弁きょう
体の間の摩擦力も増大しないため次に出湯する時には弁
がなめらかに動作する。このため出湯時の温度変動も小
さくなる。
出湯停止中において周期Tに達していない時点で再出
湯を要求される場合(第3図Cのf点)。流量調節開閉
弁14をすぐに開くと混合弁20の摩擦力が増大していて急
に温度調節ができないことがある。このためf点ではま
だ前回混合弁20を駆動してT時間経過していないが安全
のためもう一度混合弁20をf−f′の間駆動してから流
量調節開閉弁14を開くようにする。
また出湯停止後、混合弁を駆動している際に再出湯を
要求されると出湯温度が設定温度以下となる位置に混合
弁がきたときまで待ってから流量調節開閉弁を開ように
して安全性を高める。
発明の効果 以上のように本発明の湯水混合制御装置は、湯流路お
よび水流路と、前記湯流路および前記水流路の流量を調
節する混合弁と、前記混合弁を駆動する混合弁駆動手段
と、混合された湯量を調節する流量調節開閉弁と、電源
開閉器とを備え、前記電源開閉器を閉にした時、あるい
は流量調節開閉弁を閉止後一定時間経過した時の少なく
とも一方において前記混合弁を駆動する信号を出力する
制御手段とを備えたので以下の効果を有する。
(1) 長時間使用していなかった混合弁を最初に使用
する場合、混合弁をあらかじめ動きやすくして出湯する
ため出湯温度の変動が小さくなる。
(2) 出湯停止後も定期的に混合弁を駆動するためス
ケール付着による混合弁の固着を防止する。
(3) 出湯停止後も定期的に混合弁を駆動するため駆
動弁の摩擦力も増大せず再出湯時の弁動作もなめらかに
なり安定した混合湯温を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の湯水混合制御装置の断面
図、第2図は同装置の制御ブロック図、第3図は同装置
の混合湯温の特性図、第4図は従来の湯水混合制御装置
の断面図である。 1……湯流路、2……水流路、15……混合湯温検出手
段、18……制御手段、20……混合弁、25……閉止検出手
段、26……電源開閉器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長岡 行夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 城戸内 康夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−150581(JP,A) 特開 平2−143033(JP,A) 実開 平2−6872(JP,U) 実開 昭64−57468(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯流路および水流路と、前記湯流路および
    前記水流路の流量を調節する混合弁と、前記混合弁を駆
    動する混合弁駆動手段と、混合された湯量を調節する流
    量調節開閉弁と、電源開閉器とを備え、前記電源開閉器
    を閉にした時、あるいは流量調節開閉弁を閉止後一定時
    間経過した時の少なくとも一方において前記混合弁を駆
    動する信号を出力する制御手段を有する湯水混合制御装
    置。
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