JP2825711B2 - 気液接触装置 - Google Patents
気液接触装置Info
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- JP2825711B2 JP2825711B2 JP22861792A JP22861792A JP2825711B2 JP 2825711 B2 JP2825711 B2 JP 2825711B2 JP 22861792 A JP22861792 A JP 22861792A JP 22861792 A JP22861792 A JP 22861792A JP 2825711 B2 JP2825711 B2 JP 2825711B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- liquid
- contact device
- hollow ring
- liquid contact
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- Expired - Lifetime
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体と液体との反応操
作または気体の液体への吸収操作等を行う気液接触装置
に関する。
作または気体の液体への吸収操作等を行う気液接触装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の気液接触方法は、液体を薄い膜ま
たは細かい液滴として気体中に供給する方法か、或いは
気体の小さい泡を液体中に吹き出す方法に大別される。
この2つの方法の装置は、全く違った装置として利用さ
れている。
たは細かい液滴として気体中に供給する方法か、或いは
気体の小さい泡を液体中に吹き出す方法に大別される。
この2つの方法の装置は、全く違った装置として利用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこれら
の装置においては、気体と液体の接触が効率良く行われ
ているとはいえず、さらなる改良が望まれていた。
の装置においては、気体と液体の接触が効率良く行われ
ているとはいえず、さらなる改良が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この課題
を解決する為に鋭意検討した結果、従来、別々の装置で
行われていた、液体を気体中に供給する方法と、気体を
液体中に供給する方法の2つの方法の働きを、1つの装
置で可能にすることにより本発明を完成した。すなわ
ち、本発明は気体を装置内に導く中空回転軸と、その上
部に液体取入れ口とその下部に気液吹き出し口を有する
中空リング状回転体及び連結管から成る気液接触装置で
ある。
を解決する為に鋭意検討した結果、従来、別々の装置で
行われていた、液体を気体中に供給する方法と、気体を
液体中に供給する方法の2つの方法の働きを、1つの装
置で可能にすることにより本発明を完成した。すなわ
ち、本発明は気体を装置内に導く中空回転軸と、その上
部に液体取入れ口とその下部に気液吹き出し口を有する
中空リング状回転体及び連結管から成る気液接触装置で
ある。
【0005】本発明における気液接触装置は、液体を気
体中に吹き出させる部分と、気体を液体中に吹き出す部
分を同時に備えることにより、気体の接触効率を高めよ
うとするものである。
体中に吹き出させる部分と、気体を液体中に吹き出す部
分を同時に備えることにより、気体の接触効率を高めよ
うとするものである。
【0006】
【実施例】実施例を図面に基づいて説明する。第1図
(図1)は本発明の実施例の概念図である。1は反応槽
である。3の中空リング状回転体は4の連結管により、
気体6と電動機5による回転力を中空回転軸2より供給
される。第2図(図2)は中空回転軸、連結管と中空リ
ング状回転体の組立断面図の例で、第3図は、中空リン
グ状回転体と連結管の平面図の例である。
(図1)は本発明の実施例の概念図である。1は反応槽
である。3の中空リング状回転体は4の連結管により、
気体6と電動機5による回転力を中空回転軸2より供給
される。第2図(図2)は中空回転軸、連結管と中空リ
ング状回転体の組立断面図の例で、第3図は、中空リン
グ状回転体と連結管の平面図の例である。
【0007】液取入れ口は中空リング状回転体の上部に
あって、第4図(図4)で示すように、液を取り入れ易
いように回転の上流方向に向かって、口を大きく開けた
ディフュザー状突起を有している。回転体の回転により
生じた相対的液体の速度エネルギーは、ディフュザー内
で正の静圧に変わり、回転体に開けられた孔より、液体
は中空リング状回転体内部に吹き出すことになる。内部
へ吹き出した液体は、接線下向き方向に液滴あるいは霧
状で気体中を飛び、内壁に衝突して再び液体へ戻る。こ
の液体は今度は回転体の回転による遠心力により、中空
リング状回転体内壁の外側部分に押付けられ、中空リン
グ状回転体の下部にある気液吹き出し口より液体中へ戻
る。気液吹き出し口は第2図(図2)に示すように液体
を遠心力により液中へ戻すため、中空リング状回転体の
真下方向ではなく外側に向いた方向に取り付ける。
あって、第4図(図4)で示すように、液を取り入れ易
いように回転の上流方向に向かって、口を大きく開けた
ディフュザー状突起を有している。回転体の回転により
生じた相対的液体の速度エネルギーは、ディフュザー内
で正の静圧に変わり、回転体に開けられた孔より、液体
は中空リング状回転体内部に吹き出すことになる。内部
へ吹き出した液体は、接線下向き方向に液滴あるいは霧
状で気体中を飛び、内壁に衝突して再び液体へ戻る。こ
の液体は今度は回転体の回転による遠心力により、中空
リング状回転体内壁の外側部分に押付けられ、中空リン
グ状回転体の下部にある気液吹き出し口より液体中へ戻
る。気液吹き出し口は第2図(図2)に示すように液体
を遠心力により液中へ戻すため、中空リング状回転体の
真下方向ではなく外側に向いた方向に取り付ける。
【0008】気液吹き出し口は第5図(図5)に示すよ
うに回転方向の下流側へ末広がりになった突起を有して
いる。中空リング状回転体と液体との相対的速度差によ
り、液取り入れ口とは反対に負の静圧が発生し、気体は
液体中へ吸い出される。液体とともに吸い出される気体
は微細な気泡となり、反応槽液中に放散される。
うに回転方向の下流側へ末広がりになった突起を有して
いる。中空リング状回転体と液体との相対的速度差によ
り、液取り入れ口とは反対に負の静圧が発生し、気体は
液体中へ吸い出される。液体とともに吸い出される気体
は微細な気泡となり、反応槽液中に放散される。
【0009】
【発明の効果】本発明の気液接触装置によれば、液体を
気体中に吹き出して、気液の接触を行うことと、気体を
液体中に吹き出して気液の接触を行う2つの方法を同時
に実行でき、高い気液接触効果を得ることができる。
気体中に吹き出して、気液の接触を行うことと、気体を
液体中に吹き出して気液の接触を行う2つの方法を同時
に実行でき、高い気液接触効果を得ることができる。
図は本発明の実施例を示す。
【図1】第1図は反応槽概念図である。
【図2】第2図は中空回転軸、連結管と中空リング状回
転体の組立断面図である。
転体の組立断面図である。
【図3】第3図は中空リング状回転体の平面図である。
【図4】第4図は液取入れ口の図である。
【図5】第5図は気液吹き出し口の図である。
1 反応槽 2 中空回転軸 3 中空リング状回転体 4 連結管 5 電動機 6 気体
Claims (1)
- 【請求項1】 中空回転軸とその上部に液取入れ口を有
し、その下部に気液吹き出し口を有する中空リング状の
回転体及び連結管から成る気液接触装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22861792A JP2825711B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 気液接触装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22861792A JP2825711B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 気液接触装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671157A JPH0671157A (ja) | 1994-03-15 |
JP2825711B2 true JP2825711B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=16879157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22861792A Expired - Lifetime JP2825711B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 気液接触装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2825711B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113514308B (zh) * | 2021-04-14 | 2024-09-17 | 南京江河华晟医学检验实验室有限公司 | 一种用于梅毒定性实验判读的室内质控物及制备装置 |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP22861792A patent/JP2825711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0671157A (ja) | 1994-03-15 |
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