JP2825120B2 - マルチキャスト伝送のための方法及び通信ネットワーク - Google Patents
マルチキャスト伝送のための方法及び通信ネットワークInfo
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット通信システム
に関するものであり、更に詳しく言えば、そのようなシ
ステムにおける高信頼マルチキャスト・ツリー(reliab
le multicasttree)通信に関するものである。
に関するものであり、更に詳しく言えば、そのようなシ
ステムにおける高信頼マルチキャスト・ツリー(reliab
le multicasttree)通信に関するものである。
【0002】
【従来の技術】データ処理センタ及び他の通信ユーザ相
互間にコミュニケーションを与えるためには、パケット
通信ネットワークが一般的になっている。パケット通信
システムは、伝送リンクと相互接続された複数のパケッ
ト交換ノードより成る。そのような通信システムはディ
ジタル情報を複数のパケットに分割し、そのパケットを
起点ノードから宛先ノードに移動する。パケットは、交
換ノードを制御するに必要なすべての経路指定情報を持
ったヘッダを有する。当初は、パケット・ネットワーク
は、厳密にクラスタ化されたデータ処理サイトをサービ
スするためのローカル・レベルで作成された。しかし、
国内のみならず国際的な範囲の、大きな、広く分布した
データ処理サイトのためのパケット・ネットワークが益
々使用されつつある。
互間にコミュニケーションを与えるためには、パケット
通信ネットワークが一般的になっている。パケット通信
システムは、伝送リンクと相互接続された複数のパケッ
ト交換ノードより成る。そのような通信システムはディ
ジタル情報を複数のパケットに分割し、そのパケットを
起点ノードから宛先ノードに移動する。パケットは、交
換ノードを制御するに必要なすべての経路指定情報を持
ったヘッダを有する。当初は、パケット・ネットワーク
は、厳密にクラスタ化されたデータ処理サイトをサービ
スするためのローカル・レベルで作成された。しかし、
国内のみならず国際的な範囲の、大きな、広く分布した
データ処理サイトのためのパケット・ネットワークが益
々使用されつつある。
【0003】パケット通信システムを介したノードから
ノードへのパケットの経路指定を制御するために、いく
つもの異なる経路指定プロトコルが使用されている。そ
のようなプロトコルは、その経路の次のレッグ(ノード
間の1経路)を決定するためにパケット・ヘッダにおけ
るラベルがテーブルにおけるルックアップ・アドレスと
して使用される、いわゆる「スワップ」プロトコルを含
んでいる。自動ネットワーク経路指定(ANR)は、そ
の経路の連続したレッグを識別するためにリンク・ラベ
ルの連結を使用する。それらリンク・ラベルは、パケッ
トがネットワークを横切る時に一時に1つずつはぎ取ら
れ、経路指定フィールドの先頭に「次に使用されるべき
ラベル」が常に残される。「ツリー・マルチキャスト経
路指定」と呼ばれるもう1つのそのような経路指定プロ
トコルが、本発明の主題である。この経路指定プロトコ
ルでは、ツリーは、循環又はループを持たないネットワ
ーク・ノードの接続セットとして定義される。
ノードへのパケットの経路指定を制御するために、いく
つもの異なる経路指定プロトコルが使用されている。そ
のようなプロトコルは、その経路の次のレッグ(ノード
間の1経路)を決定するためにパケット・ヘッダにおけ
るラベルがテーブルにおけるルックアップ・アドレスと
して使用される、いわゆる「スワップ」プロトコルを含
んでいる。自動ネットワーク経路指定(ANR)は、そ
の経路の連続したレッグを識別するためにリンク・ラベ
ルの連結を使用する。それらリンク・ラベルは、パケッ
トがネットワークを横切る時に一時に1つずつはぎ取ら
れ、経路指定フィールドの先頭に「次に使用されるべき
ラベル」が常に残される。「ツリー・マルチキャスト経
路指定」と呼ばれるもう1つのそのような経路指定プロ
トコルが、本発明の主題である。この経路指定プロトコ
ルでは、ツリーは、循環又はループを持たないネットワ
ーク・ノードの接続セットとして定義される。
【0004】用語「マルチキャスト」は、1つの送信ノ
ードが多数の受信ノードに同じパケットを送信すること
を意味する。そのようなマルチキャスト・ツリーは、パ
ケット・ヘッダの経路指定フィールドにおけるツリー・
アドレスを利用する。同じツリー・アドレスは、マルチ
キャスト・ツリーの一部を形成する各伝送リンクと関連
している。マルチキャスト・パケットがパケット交換ノ
ードに達する時、パケット・ヘッダにおけるツリー・ア
ドレスが、そのノードから発信するすべての伝送リンク
と関連したツリー・アドレスに比較される。一致が生じ
ると、その一致が生じた伝送リンクを介してそのパケッ
トが送られる(そのパケットを受信する伝送リンクを除
く)。注意すべきことは、交換ノードにおいて多数の分
岐を持ったマルチキャスト・ツリーに適応するように、
そのパケットの多数のコピーが各交換ノードにおいて生
成可能である点である。
ードが多数の受信ノードに同じパケットを送信すること
を意味する。そのようなマルチキャスト・ツリーは、パ
ケット・ヘッダの経路指定フィールドにおけるツリー・
アドレスを利用する。同じツリー・アドレスは、マルチ
キャスト・ツリーの一部を形成する各伝送リンクと関連
している。マルチキャスト・パケットがパケット交換ノ
ードに達する時、パケット・ヘッダにおけるツリー・ア
ドレスが、そのノードから発信するすべての伝送リンク
と関連したツリー・アドレスに比較される。一致が生じ
ると、その一致が生じた伝送リンクを介してそのパケッ
トが送られる(そのパケットを受信する伝送リンクを除
く)。注意すべきことは、交換ノードにおいて多数の分
岐を持ったマルチキャスト・ツリーに適応するように、
そのパケットの多数のコピーが各交換ノードにおいて生
成可能である点である。
【0005】マルチキャスト・ツリー経路指定は、マル
チキャスト・ツリー・プロトコルの効率性ゆえに、パケ
ット通信システムによる通信の一般的な方法になってい
る。このようなマルチキャスト・ツリー経路指定が、通
信ネットワークのすべてのノードにパケットを配送する
ために使用可能であること、及びそれらノードを相互に
接続するための最適な経路(スパニング・ツリー)の決
定及び維持を包含することは注目される。このような目
的でマルチキャスト・スパニング・ツリーを作成しそし
て使用することは、従来技術においては一般的であっ
た。しかし、ノードがネットワークに追加され又はネッ
トワークから除去される場合、或いはハードウエアの不
良及び再活動化がスパニング・ツリーの区分(切離し)
又はそのスパニング・ツリーにおけるサイクルの作成を
生じさせる場合、かなりの問題が生じる。しばしば変化
するツリー構造においてマルチキャスト・メッセージを
高い信頼性で配送することが本発明の主題である。
チキャスト・ツリー・プロトコルの効率性ゆえに、パケ
ット通信システムによる通信の一般的な方法になってい
る。このようなマルチキャスト・ツリー経路指定が、通
信ネットワークのすべてのノードにパケットを配送する
ために使用可能であること、及びそれらノードを相互に
接続するための最適な経路(スパニング・ツリー)の決
定及び維持を包含することは注目される。このような目
的でマルチキャスト・スパニング・ツリーを作成しそし
て使用することは、従来技術においては一般的であっ
た。しかし、ノードがネットワークに追加され又はネッ
トワークから除去される場合、或いはハードウエアの不
良及び再活動化がスパニング・ツリーの区分(切離し)
又はそのスパニング・ツリーにおけるサイクルの作成を
生じさせる場合、かなりの問題が生じる。しばしば変化
するツリー構造においてマルチキャスト・メッセージを
高い信頼性で配送することが本発明の主題である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】スパニング・ツリーに
跨ってマルチキャスト・メッセージを高い信頼性で配送
するための従来技術の方法は、そのスパニング・ツリー
における各受信ステーションから肯定応答を受け取るま
で送信ノードがメッセージを記憶しておき、肯定応答し
ない受信ステーションにそのメッセージを再送信するこ
とを必要とした。しかし、ネットワークが静的でなく且
つノードがネットワークに結合したり、或いはネットワ
ークから離れたりするため、送信側は、如何に多くのノ
ードがそのツリーにあるか、或いは送られた各メッセー
ジに対して如何に多くの肯定応答が予期されるかをいつ
も知っているわけではない。更に、ネットワークがノー
ド又はリンクの不良のために区分された場合、そのネッ
トワークにおけるすべてのノードへの情報転送又はその
ネットワークの所与の区分内のすべてのノードへの情報
転送の整合性を保証することは不可能である。これが特
に重要であるのは、ネットワーク・トポロジ情報をネッ
トワークのすべてのノードに経路指定するためにマルチ
キャスト・スパニング・ツリーが使用される時、及びそ
のネットワーク・トポロジの整合した視点がデータ・パ
ケットの正確な経路指定にとって必要である時である。
跨ってマルチキャスト・メッセージを高い信頼性で配送
するための従来技術の方法は、そのスパニング・ツリー
における各受信ステーションから肯定応答を受け取るま
で送信ノードがメッセージを記憶しておき、肯定応答し
ない受信ステーションにそのメッセージを再送信するこ
とを必要とした。しかし、ネットワークが静的でなく且
つノードがネットワークに結合したり、或いはネットワ
ークから離れたりするため、送信側は、如何に多くのノ
ードがそのツリーにあるか、或いは送られた各メッセー
ジに対して如何に多くの肯定応答が予期されるかをいつ
も知っているわけではない。更に、ネットワークがノー
ド又はリンクの不良のために区分された場合、そのネッ
トワークにおけるすべてのノードへの情報転送又はその
ネットワークの所与の区分内のすべてのノードへの情報
転送の整合性を保証することは不可能である。これが特
に重要であるのは、ネットワーク・トポロジ情報をネッ
トワークのすべてのノードに経路指定するためにマルチ
キャスト・スパニング・ツリーが使用される時、及びそ
のネットワーク・トポロジの整合した視点がデータ・パ
ケットの正確な経路指定にとって必要である時である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例によれ
ば、スパニング・ツリーの各ノードにおけるトポロジ情
報は、そのスパニング・ツリーのすべてのノードへの高
信頼伝送を保証するために使用される。この情報は、そ
のスパニング・ツリーにおける各ノードに対する隣接ノ
ードの数、各隣接ノードの識別子、及びそのような各隣
接ノードにメッセージを送信するために必要なパス識別
子を含む。マルチキャスト・メッセージの信頼性の高い
伝送は、そのスパニング・ツリーにおける各リンクに跨
る両方向の肯定応答を利用する。即ち、ソース・ノード
は各隣接ノードに送信し、ソース・ノードを除く他の各
ノードはその送信してきたノードを除くそのスパニング
・ツリー上のすべての隣接ノードにマルチキャスト・メ
ッセージを送り、ソース・ノードを含む各ノードはその
各隣接ノードにそのメッセージの受信の肯定応答を送
る。これらノードの各々は、それが各隣接ノードから肯
定応答を受信するまで、そのメッセージを記憶し続け
る。ノードがその各隣接ノードから肯定応答を受信しな
かった場合、隣接するノード間の、いわゆる、「高信頼
2地点間接続」を使用して、オリジナル送信を肯定応答
しなかった各隣接ノードにメッセージが再送信される。
一旦、そのメッセージに対する肯定応答が直接に隣接し
た各ノードから受信されると、又は高信頼伝送機構を使
用してそのメッセージが再送信される時、その記憶され
たメッセージは廃棄される。
ば、スパニング・ツリーの各ノードにおけるトポロジ情
報は、そのスパニング・ツリーのすべてのノードへの高
信頼伝送を保証するために使用される。この情報は、そ
のスパニング・ツリーにおける各ノードに対する隣接ノ
ードの数、各隣接ノードの識別子、及びそのような各隣
接ノードにメッセージを送信するために必要なパス識別
子を含む。マルチキャスト・メッセージの信頼性の高い
伝送は、そのスパニング・ツリーにおける各リンクに跨
る両方向の肯定応答を利用する。即ち、ソース・ノード
は各隣接ノードに送信し、ソース・ノードを除く他の各
ノードはその送信してきたノードを除くそのスパニング
・ツリー上のすべての隣接ノードにマルチキャスト・メ
ッセージを送り、ソース・ノードを含む各ノードはその
各隣接ノードにそのメッセージの受信の肯定応答を送
る。これらノードの各々は、それが各隣接ノードから肯
定応答を受信するまで、そのメッセージを記憶し続け
る。ノードがその各隣接ノードから肯定応答を受信しな
かった場合、隣接するノード間の、いわゆる、「高信頼
2地点間接続」を使用して、オリジナル送信を肯定応答
しなかった各隣接ノードにメッセージが再送信される。
一旦、そのメッセージに対する肯定応答が直接に隣接し
た各ノードから受信されると、又は高信頼伝送機構を使
用してそのメッセージが再送信される時、その記憶され
たメッセージは廃棄される。
【0008】更に詳しく云えば、各ノードは、メッセー
ジを受信する時、そのトポロジ・データベースにおける
現データを使用して、スパニング・ツリー上のすべての
隣接ノードのリストを生成する。受信されたマルチキャ
スト・メッセージに対する肯定応答は、これら隣接ノー
ドの各々に送信され、すべての隣接ノードからの肯定応
答を待っている間にタイムアウト・タイマがセットされ
る。1つ又は複数の隣接ノードから肯定応答が受信され
ない場合、同報通信メッセージがそれら隣接ノードに再
送信される。それは、1982年3月発行の「IEEE Tra
nsactions on Communications, Vol. COM-30, No.3」の
第480〜486ページにおける「An Improved Select
ive-Repeat ARQ Strategy」という表題でE.J.We
ldon,Jrによって開示されたような高信頼2地点
間伝送機構を使用する。このような機構によって、低い
プロトコル・レベルにおけるメッセージの送信が保証さ
れる。すべての肯定応答が受信された時にタイムアウト
が開始され、そしてそのタイムアウトの終了後、プロセ
スはそのノードで終了する。このタイムアウトは、他の
ノードからの遅延した再送信が廃棄されて新たなマルチ
キャスト・サイクルを開始させないことを確実にするた
めである。
ジを受信する時、そのトポロジ・データベースにおける
現データを使用して、スパニング・ツリー上のすべての
隣接ノードのリストを生成する。受信されたマルチキャ
スト・メッセージに対する肯定応答は、これら隣接ノー
ドの各々に送信され、すべての隣接ノードからの肯定応
答を待っている間にタイムアウト・タイマがセットされ
る。1つ又は複数の隣接ノードから肯定応答が受信され
ない場合、同報通信メッセージがそれら隣接ノードに再
送信される。それは、1982年3月発行の「IEEE Tra
nsactions on Communications, Vol. COM-30, No.3」の
第480〜486ページにおける「An Improved Select
ive-Repeat ARQ Strategy」という表題でE.J.We
ldon,Jrによって開示されたような高信頼2地点
間伝送機構を使用する。このような機構によって、低い
プロトコル・レベルにおけるメッセージの送信が保証さ
れる。すべての肯定応答が受信された時にタイムアウト
が開始され、そしてそのタイムアウトの終了後、プロセ
スはそのノードで終了する。このタイムアウトは、他の
ノードからの遅延した再送信が廃棄されて新たなマルチ
キャスト・サイクルを開始させないことを確実にするた
めである。
【0009】本発明の1つの特徴によれば、ノードが判
読し難い肯定応答を受信した場合、否定応答(NAC
K)メッセージが隣接ノードに送られる。そこで、その
隣接ノードは、ACKタイマのタイムアウトを待つこと
なく、高信頼2地点間伝送機構を使用して直ちにメッセ
ージを再送信する。NACKが喪失された場合、送信ノ
ードはACKタイムアウトまで待つ。この手順は、オリ
ジナル・メッセージがスパニング・ツリーに跨る送信の
どこかで喪失された時、そのスパニング・ツリー上のす
べてのノードへの高信頼送信の速度を増加させる。
読し難い肯定応答を受信した場合、否定応答(NAC
K)メッセージが隣接ノードに送られる。そこで、その
隣接ノードは、ACKタイマのタイムアウトを待つこと
なく、高信頼2地点間伝送機構を使用して直ちにメッセ
ージを再送信する。NACKが喪失された場合、送信ノ
ードはACKタイムアウトまで待つ。この手順は、オリ
ジナル・メッセージがスパニング・ツリーに跨る送信の
どこかで喪失された時、そのスパニング・ツリー上のす
べてのノードへの高信頼送信の速度を増加させる。
【0010】本発明のもう1つの特徴によれば、ノード
が、オリジナル・マルチキャスト・メッセージを受信す
る前に高信頼2地点間マルチキャスト・メッセージを受
信した場合、そのノードは、肯定応答が未だに受け取ら
れていないその隣接ノードに、ACKタイムアウトを待
つことなく、メッセージの2地点間コピーを直ちに送信
する。メッセージ喪失にもかかわらず、そのツリー上の
すべてのノードへの高信頼伝送の速度は、それによっ
て、更に高められる。
が、オリジナル・マルチキャスト・メッセージを受信す
る前に高信頼2地点間マルチキャスト・メッセージを受
信した場合、そのノードは、肯定応答が未だに受け取ら
れていないその隣接ノードに、ACKタイムアウトを待
つことなく、メッセージの2地点間コピーを直ちに送信
する。メッセージ喪失にもかかわらず、そのツリー上の
すべてのノードへの高信頼伝送の速度は、それによっ
て、更に高められる。
【0011】
【実施例】図1には、規則的な2次元格子で配列された
複数個の経路指定ノード10乃至18より成るパケット
通信ネットワークの概略的なブロック図が示される。し
かし、ノード10乃至18は任意の接続グラフ配列に配
置可能であり、各ノードは複数個の着信伝送リンク及び
複数個の発信伝送リンクを有する。それら2種類の複数
個のリンクは、通常は等しいものであるけれども、必ず
しも等しくなくてもよい。ノード10乃至18は、記憶
機能、経路指定機能、及びそのノードを動作させるに必
要な制御機能をすべて遂行するホスト・コンピュータと
関連している。ノード10乃至18の各々は、任意の着
信伝送リンクから任意の発信伝送リンクにデータ・パケ
ットを経路指定することができる。図2に示されるよう
に、ノード10乃至18の各々は1つ又は複数個の決定
ポイント21、22、...、23より成る。なお、そ
れら決定ポイントは図3において更に詳細に開示され
る。これらの図については、詳しく後述する。
複数個の経路指定ノード10乃至18より成るパケット
通信ネットワークの概略的なブロック図が示される。し
かし、ノード10乃至18は任意の接続グラフ配列に配
置可能であり、各ノードは複数個の着信伝送リンク及び
複数個の発信伝送リンクを有する。それら2種類の複数
個のリンクは、通常は等しいものであるけれども、必ず
しも等しくなくてもよい。ノード10乃至18は、記憶
機能、経路指定機能、及びそのノードを動作させるに必
要な制御機能をすべて遂行するホスト・コンピュータと
関連している。ノード10乃至18の各々は、任意の着
信伝送リンクから任意の発信伝送リンクにデータ・パケ
ットを経路指定することができる。図2に示されるよう
に、ノード10乃至18の各々は1つ又は複数個の決定
ポイント21、22、...、23より成る。なお、そ
れら決定ポイントは図3において更に詳細に開示され
る。これらの図については、詳しく後述する。
【0012】図1に示されたようなパケット通信ネット
ワークでは、ネットワーク上にパケットを送出する前に
それらパケットに対する経路が計算されるけれども、実
際の伝送リンクは、交換ノードにおいてパケットを受信
するまではそのパケットに占有されない。その経路にお
ける各リンクは、そのパケットの先頭部分を形成する経
路指定ヘッダにおける経路指定情報に応答して送信する
ように利用される。着信データ・パケットのヘッダは、
そのパケットを送るべき適当な送信伝送リンクを決定す
るために調べられる。そのヘッダ情報に応答して、パケ
ットはその1つ又は複数個の適当な送信伝送リンクを介
して実際に送信される。
ワークでは、ネットワーク上にパケットを送出する前に
それらパケットに対する経路が計算されるけれども、実
際の伝送リンクは、交換ノードにおいてパケットを受信
するまではそのパケットに占有されない。その経路にお
ける各リンクは、そのパケットの先頭部分を形成する経
路指定ヘッダにおける経路指定情報に応答して送信する
ように利用される。着信データ・パケットのヘッダは、
そのパケットを送るべき適当な送信伝送リンクを決定す
るために調べられる。そのヘッダ情報に応答して、パケ
ットはその1つ又は複数個の適当な送信伝送リンクを介
して実際に送信される。
【0013】図2には、図1のノード10乃至18のよ
うな代表的な交換ノードが示される。これら交換ノード
の各々は1つ又は複数個のサブノード決定ポイント21
乃至23より成ること、及び各決定ポイントは複数個の
着信伝送パス及び複数個の発信伝送パスを有することに
留意すべきである。図3において更に明瞭に示されるよ
うに、サブノード決定ポイント21乃至23への着信伝
送パスは、そのパケット通信ネットワークにおけるリモ
ート交換ノードから、又は同じ交換ノードにおける決定
ポイントから、又はその交換ノードにおいてそのパケッ
ト・ネットワークをアクセスするユーザ・アプリケーシ
ョンから来るものでよい。2個以上の決定ポイントを利
用可能であることは、追加の決定ポイントをノードに含
むことによってリンクの数が増加可能となるので、各ノ
ードが任意の数の着信及び発信伝送リンクを扱うことを
可能にする。多数の決定ポイントを使用することによっ
て、多数のローカル・ユーザ・アプリケーションが、同
様に、各交換ノードをアクセスすることが可能となる。
うな代表的な交換ノードが示される。これら交換ノード
の各々は1つ又は複数個のサブノード決定ポイント21
乃至23より成ること、及び各決定ポイントは複数個の
着信伝送パス及び複数個の発信伝送パスを有することに
留意すべきである。図3において更に明瞭に示されるよ
うに、サブノード決定ポイント21乃至23への着信伝
送パスは、そのパケット通信ネットワークにおけるリモ
ート交換ノードから、又は同じ交換ノードにおける決定
ポイントから、又はその交換ノードにおいてそのパケッ
ト・ネットワークをアクセスするユーザ・アプリケーシ
ョンから来るものでよい。2個以上の決定ポイントを利
用可能であることは、追加の決定ポイントをノードに含
むことによってリンクの数が増加可能となるので、各ノ
ードが任意の数の着信及び発信伝送リンクを扱うことを
可能にする。多数の決定ポイントを使用することによっ
て、多数のローカル・ユーザ・アプリケーションが、同
様に、各交換ノードをアクセスすることが可能となる。
【0014】一旦スパニング・ツリーが設定されると、
図2の決定ポイントは、図1のホスト・コンピュータH
からの援助なしにマルチキャスト・メッセージを確実に
交換し又は送信する責任を有するということに留意すべ
きである。決定ポイントのこの自律性のために、ホスト
・コンピュータHは、他の下流のホスト・コンピュータ
がマルチキャスト・メッセージを受信すると、そのマル
チキャスト・メッセージを受信しなくともよい。同様
に、ホスト・コンピュータは、他のホスト・コンピュー
タがそのホスト・コンピュータから肯定応答(ACK)
を受信しなければマルチキャスト・メッセージを受信し
たのかどうかが分からない。結局、ホスト・コンピュー
タは、必ずしも、そのスパニング・ツリー上の更に下流
にある他のホスト・コンピュータよりも早くマルチキャ
スト・メッセージを受信するとは限らない。
図2の決定ポイントは、図1のホスト・コンピュータH
からの援助なしにマルチキャスト・メッセージを確実に
交換し又は送信する責任を有するということに留意すべ
きである。決定ポイントのこの自律性のために、ホスト
・コンピュータHは、他の下流のホスト・コンピュータ
がマルチキャスト・メッセージを受信すると、そのマル
チキャスト・メッセージを受信しなくともよい。同様
に、ホスト・コンピュータは、他のホスト・コンピュー
タがそのホスト・コンピュータから肯定応答(ACK)
を受信しなければマルチキャスト・メッセージを受信し
たのかどうかが分からない。結局、ホスト・コンピュー
タは、必ずしも、そのスパニング・ツリー上の更に下流
にある他のホスト・コンピュータよりも早くマルチキャ
スト・メッセージを受信するとは限らない。
【0015】図3には、図2の決定ポイント21−23
のような代表的なサブノード・パケット決定ポイントが
示される。図3の決定ポイントは、パケット交換機構3
3及び複数個のアダプタ30、31、...、32及び
34、35、...、36より成る。交換機構33はア
ダプタ30−32、34−36のうちのどれかを、これ
らアダプタのうちの他のどれかに、選択的に接続するよ
うに動作する。例えば、交換機構33は時分割バスより
成り、ディジタル信号が、相互接続された2つのアダプ
タにより、同じタイム・スロットで、その時分割バス上
に書き込まれ及びそこから読み取られる。アダプタ30
−32及び34−36は2つの種類、即ち、ノード間リ
ンクに接続するための通信アダプタ、及びパケット・ネ
ットワークのユーザに接続するためのユーザ・アプリケ
ーション・アダプタである。そのようなユーザ・アプリ
ケーション・アダプタ及び通信アダプタは、各決定ポイ
ントにおいて、ローカルの要件にのみ依存した任意の比
率で混合可能である。ユーザは、図3のアダプタ30−
32と同様のユーザ・アプリケーション・アダプタによ
り任意のノード又はサブノードにおいてパケット交換シ
ステムに接続される。
のような代表的なサブノード・パケット決定ポイントが
示される。図3の決定ポイントは、パケット交換機構3
3及び複数個のアダプタ30、31、...、32及び
34、35、...、36より成る。交換機構33はア
ダプタ30−32、34−36のうちのどれかを、これ
らアダプタのうちの他のどれかに、選択的に接続するよ
うに動作する。例えば、交換機構33は時分割バスより
成り、ディジタル信号が、相互接続された2つのアダプ
タにより、同じタイム・スロットで、その時分割バス上
に書き込まれ及びそこから読み取られる。アダプタ30
−32及び34−36は2つの種類、即ち、ノード間リ
ンクに接続するための通信アダプタ、及びパケット・ネ
ットワークのユーザに接続するためのユーザ・アプリケ
ーション・アダプタである。そのようなユーザ・アプリ
ケーション・アダプタ及び通信アダプタは、各決定ポイ
ントにおいて、ローカルの要件にのみ依存した任意の比
率で混合可能である。ユーザは、図3のアダプタ30−
32と同様のユーザ・アプリケーション・アダプタによ
り任意のノード又はサブノードにおいてパケット交換シ
ステムに接続される。
【0016】アダプタ30−32、34−36及び交換
機構33は、接続管理機構37(典型的には、ホスト・
コンピュータ(図1における「H」)におけるソフトウ
エア・プログラムであるが、特殊目的の回路によっても
実施可能である)によってすべて制御される。その接続
管理機構37によって与えられる機能は、そのパケット
・ネットワークにおいて利用可能なすべての資源の最新
のレコードを含みそして維持するネットワーク・トポロ
ジ・データベース38によってサポートされる。これら
資源レコードは、起点ユーザ・アプリケーションと宛先
ユーザ・アプリケーションとの間の伝送パスの計算及び
複数のユーザ・アプリケーションを相互接続するための
ツリー・パスの計算において使用される。パケットのマ
ルチキャスト通信はよく知られており、1991年4月
発行の「Proceedings of the IEEE INFOCOM 1991」にお
ける Bubenik 他による「Multipoint Connection Manag
ement in High Speed Networks」という主題の記事、1
990年12月発行の「IBM Research Report」におけ
る Segall 他による「Reliable Multiuser Tree Setup
with Local Identifiers」という主題の記事、及び19
92年6月18日出願の米国特許出願第07/900,
628号(特願平5−122965号)に開示されてい
る。本発明におけるネットワーク・トポロジ・データベ
ース38は、各マルチキャスト・スパニング・ツリー上
にある交換ノードのすべての直接に隣接したノードの識
別子をそのデータとして含んでいる。後述するように、
そのような直接に隣接したノードのリストは、マルチキ
ャスト・メッセージが本発明の高信頼マルチキャスト方
式の一部分として受信される時にいつも形成される。
機構33は、接続管理機構37(典型的には、ホスト・
コンピュータ(図1における「H」)におけるソフトウ
エア・プログラムであるが、特殊目的の回路によっても
実施可能である)によってすべて制御される。その接続
管理機構37によって与えられる機能は、そのパケット
・ネットワークにおいて利用可能なすべての資源の最新
のレコードを含みそして維持するネットワーク・トポロ
ジ・データベース38によってサポートされる。これら
資源レコードは、起点ユーザ・アプリケーションと宛先
ユーザ・アプリケーションとの間の伝送パスの計算及び
複数のユーザ・アプリケーションを相互接続するための
ツリー・パスの計算において使用される。パケットのマ
ルチキャスト通信はよく知られており、1991年4月
発行の「Proceedings of the IEEE INFOCOM 1991」にお
ける Bubenik 他による「Multipoint Connection Manag
ement in High Speed Networks」という主題の記事、1
990年12月発行の「IBM Research Report」におけ
る Segall 他による「Reliable Multiuser Tree Setup
with Local Identifiers」という主題の記事、及び19
92年6月18日出願の米国特許出願第07/900,
628号(特願平5−122965号)に開示されてい
る。本発明におけるネットワーク・トポロジ・データベ
ース38は、各マルチキャスト・スパニング・ツリー上
にある交換ノードのすべての直接に隣接したノードの識
別子をそのデータとして含んでいる。後述するように、
そのような直接に隣接したノードのリストは、マルチキ
ャスト・メッセージが本発明の高信頼マルチキャスト方
式の一部分として受信される時にいつも形成される。
【0017】図4には、本発明の一部分を実行する場合
に、隣接したノード相互間の2地点間伝送方式で伝送さ
れる、いわゆる、高信頼メッセージ(reliable messag
e)の図形的な表示が示される。図4の高信頼メッセー
ジは、この特定のメッセージを2地点間高信頼メッセー
ジとして識別するコードを持ったヘッダ40を含む。図
4のフィールド41には、オリジナル・マルチキャスト
・メッセージそのものを識別するものが完全修飾トラン
スポート接続識別子(fully qualified transportconnec
tion ID : FQ TCID)として含まれる。図4のフ
ィールド42には、マルチキャスト・メッセージそのも
のがある。前述のように、図4に示されたような高信頼
メッセージは、図1のパケット通信ネットワークにおけ
るパケット交換ノード対の相互間で高信頼2地点間伝送
機構によって伝送可能である。
に、隣接したノード相互間の2地点間伝送方式で伝送さ
れる、いわゆる、高信頼メッセージ(reliable messag
e)の図形的な表示が示される。図4の高信頼メッセー
ジは、この特定のメッセージを2地点間高信頼メッセー
ジとして識別するコードを持ったヘッダ40を含む。図
4のフィールド41には、オリジナル・マルチキャスト
・メッセージそのものを識別するものが完全修飾トラン
スポート接続識別子(fully qualified transportconnec
tion ID : FQ TCID)として含まれる。図4のフ
ィールド42には、マルチキャスト・メッセージそのも
のがある。前述のように、図4に示されたような高信頼
メッセージは、図1のパケット通信ネットワークにおけ
るパケット交換ノード対の相互間で高信頼2地点間伝送
機構によって伝送可能である。
【0018】図5には、マルチキャスト・メッセージが
図1のシステムにおける何れかの交換ノードにおいて受
信される時にすべての隣接ノードに伝送される代表的な
肯定応答メッセージの図形的表示が示される。マルチキ
ャスト・メッセージがマルチキャスト・スパニング・ツ
リー上の各隣接したノード対の間で転送される時、この
ような肯定応答がそれらノード対の間で交換される。図
5の肯定応答メッセージは、一意的な肯定応答識別コー
ドを含むフィールド50及びオリジナル・マルチキャス
ト・メッセージと関連した完全修飾トランスポート接続
識別子(FQTCID)を含むフィールド51より成
る。
図1のシステムにおける何れかの交換ノードにおいて受
信される時にすべての隣接ノードに伝送される代表的な
肯定応答メッセージの図形的表示が示される。マルチキ
ャスト・メッセージがマルチキャスト・スパニング・ツ
リー上の各隣接したノード対の間で転送される時、この
ような肯定応答がそれらノード対の間で交換される。図
5の肯定応答メッセージは、一意的な肯定応答識別コー
ドを含むフィールド50及びオリジナル・マルチキャス
ト・メッセージと関連した完全修飾トランスポート接続
識別子(FQTCID)を含むフィールド51より成
る。
【0019】マルチキャスト・メッセージが各ノードで
受信される時にそのノードで生じるプロセス、及びマル
チキャスト・メッセージが起点ノードからネットワーク
・スパニング・ツリー上に伝送される時にその起点ノー
ドで生じるプロセスによって、本発明の高信頼マルチキ
ャスト・メッセージ伝送システムを説明する。好適な実
施例では、これらのプロセスは、図1のホスト・コンピ
ュータ「H」をプログラミングすることによって実施さ
れる。これらのプログラミングされたプロセスを、その
ノードで生じた事象に応答して生じなければならないア
クション・シーケンスを表すフローチャートによって、
最もよく開示することができる。そのようなフローチャ
ートの1つの有用な形式は、各事象(入力)がプロセス
を新しい状態に移行させると共に指定されたアクション
をその状態で遂行させるので、有限状態機械(finite s
tate machine: FSM)と呼ばれる。その有限状態機械
のすべての可能な状態、その有限状態機械のすべての可
能な入力、及びその有限状態機械の各状態において生じ
るすべてのアクションに関する完全な且つ正確な説明
は、本発明の高信頼マルチキャスト・システムの十分な
且つ最も正確な説明になると考えられる。
受信される時にそのノードで生じるプロセス、及びマル
チキャスト・メッセージが起点ノードからネットワーク
・スパニング・ツリー上に伝送される時にその起点ノー
ドで生じるプロセスによって、本発明の高信頼マルチキ
ャスト・メッセージ伝送システムを説明する。好適な実
施例では、これらのプロセスは、図1のホスト・コンピ
ュータ「H」をプログラミングすることによって実施さ
れる。これらのプログラミングされたプロセスを、その
ノードで生じた事象に応答して生じなければならないア
クション・シーケンスを表すフローチャートによって、
最もよく開示することができる。そのようなフローチャ
ートの1つの有用な形式は、各事象(入力)がプロセス
を新しい状態に移行させると共に指定されたアクション
をその状態で遂行させるので、有限状態機械(finite s
tate machine: FSM)と呼ばれる。その有限状態機械
のすべての可能な状態、その有限状態機械のすべての可
能な入力、及びその有限状態機械の各状態において生じ
るすべてのアクションに関する完全な且つ正確な説明
は、本発明の高信頼マルチキャスト・システムの十分な
且つ最も正確な説明になると考えられる。
【0020】図6及び図7は、図1のシステムの任意の
ノードにおいてマルチキャスト・メッセージを送信及び
受信するための有限状態機械のフローチャートである。
図6及び図7のプロセスは、本発明の説明を簡単にする
ために、当該ノードがスパニング・ツリー上に3つの直
接に隣接したノードしか持たないものと仮定する。後述
の表1乃至表4は、スパニング・ツリー上の不確定な数
の隣接ノードに対して同じ状態、入力、及びアクション
・データを与える。多数のマルチキャストが同時に進行
することができ、従って、多数の送信及び受信の有限状
態機械(FSM)が同時に存在し得るということに留意
すべきである。従って、それらFSMは、対応するマル
チキャスト・メッセージの識別によって、最も都合よく
識別されなければならない。
ノードにおいてマルチキャスト・メッセージを送信及び
受信するための有限状態機械のフローチャートである。
図6及び図7のプロセスは、本発明の説明を簡単にする
ために、当該ノードがスパニング・ツリー上に3つの直
接に隣接したノードしか持たないものと仮定する。後述
の表1乃至表4は、スパニング・ツリー上の不確定な数
の隣接ノードに対して同じ状態、入力、及びアクション
・データを与える。多数のマルチキャストが同時に進行
することができ、従って、多数の送信及び受信の有限状
態機械(FSM)が同時に存在し得るということに留意
すべきである。従って、それらFSMは、対応するマル
チキャスト・メッセージの識別によって、最も都合よく
識別されなければならない。
【0021】図6を参照すると、マルチキャスト・メッ
セージを送達するそのスパニング・ツリー上の3つの直
接に隣接したノードを持ったノードに対して、本発明の
高信頼マルチキャスト伝送アルゴリズムを実施するため
に使用可能な有限状態機械のブロック・フローチャート
が示される。図6のフローチャートは、その有限状態機
械の5つの異なる状態に対応したブロック60、62、
64、66、及び68より成る。ブロック60(状態
1)は、そのノードがマルチキャスト・スパニング・ツ
リー上の3つの直接に隣接したノードにマルチキャスト
・メッセージを送信する準備ができるまでその有限状態
機械をそのままにしておく静止状態又はアイドル状態を
表す。マルチキャスト・メッセージは時々しか発生され
ないので、システムは、殆どの時間、状態1に留まって
いるであろう。
セージを送達するそのスパニング・ツリー上の3つの直
接に隣接したノードを持ったノードに対して、本発明の
高信頼マルチキャスト伝送アルゴリズムを実施するため
に使用可能な有限状態機械のブロック・フローチャート
が示される。図6のフローチャートは、その有限状態機
械の5つの異なる状態に対応したブロック60、62、
64、66、及び68より成る。ブロック60(状態
1)は、そのノードがマルチキャスト・スパニング・ツ
リー上の3つの直接に隣接したノードにマルチキャスト
・メッセージを送信する準備ができるまでその有限状態
機械をそのままにしておく静止状態又はアイドル状態を
表す。マルチキャスト・メッセージは時々しか発生され
ないので、システムは、殆どの時間、状態1に留まって
いるであろう。
【0022】ホスト・コンピュータがそのスパニング・
ツリーを介して送信するためのメッセージを生成する時
(入力I1)、矢印61によって表された遷移が生じ
て、システムを状態2にする。同時に、アクションAが
開始される。アクションAは、このマルチキャスト・メ
ッセージの配布を処理するためにこの新しい有限状態機
械を使用することに関連する。その有限状態機械は、図
4及び図5においてメッセージを識別するために使用さ
れたものと同じ完全修飾トランスポート接続識別子(F
Q TCID)によって識別される。同時に、アクショ
ンAは、隣接ノードのリストが作成されることを必要と
する。「明示リスト」と呼ばれるこのリストは、図3の
トポロジ・データベース38に記憶されたスパニング・
ツリー情報から発生される。パケット通信システム(図
1)のトポロジは、新しいノード及び新しい伝送リンク
の追加によって及び故障又は劣化によるノード又はリン
クの除去によって連続的に変化しているため、明示リス
トが早く作成されることはない。更に、そのスパニング
・ツリーにおけるメンバシップも、同様に連続的に変化
している。従って、マルチキャスト・メッセージを実際
に送信する前に明示リストを生成することは不適当であ
ろう。最後に、アクションAは、「ACKタイマ」と呼
ばれる肯定応答タイムアウト・タイマを開始させる。そ
のタイマは、すべての隣接ノードからの肯定応答(図5
におけるような)の戻りに対する最長の期待される時間
を測定する。ACKタイマのタイムアウト期間は、2つ
の隣接ノード相互間で送られるメッセージに対する最長
の期待される往復時間であり、従来の再伝送コントロー
ルにおけるようなマルチリンク往復伝送時間ではない。
第1の肯定応答が受信されるまで、システムは状態2に
留まる。
ツリーを介して送信するためのメッセージを生成する時
(入力I1)、矢印61によって表された遷移が生じ
て、システムを状態2にする。同時に、アクションAが
開始される。アクションAは、このマルチキャスト・メ
ッセージの配布を処理するためにこの新しい有限状態機
械を使用することに関連する。その有限状態機械は、図
4及び図5においてメッセージを識別するために使用さ
れたものと同じ完全修飾トランスポート接続識別子(F
Q TCID)によって識別される。同時に、アクショ
ンAは、隣接ノードのリストが作成されることを必要と
する。「明示リスト」と呼ばれるこのリストは、図3の
トポロジ・データベース38に記憶されたスパニング・
ツリー情報から発生される。パケット通信システム(図
1)のトポロジは、新しいノード及び新しい伝送リンク
の追加によって及び故障又は劣化によるノード又はリン
クの除去によって連続的に変化しているため、明示リス
トが早く作成されることはない。更に、そのスパニング
・ツリーにおけるメンバシップも、同様に連続的に変化
している。従って、マルチキャスト・メッセージを実際
に送信する前に明示リストを生成することは不適当であ
ろう。最後に、アクションAは、「ACKタイマ」と呼
ばれる肯定応答タイムアウト・タイマを開始させる。そ
のタイマは、すべての隣接ノードからの肯定応答(図5
におけるような)の戻りに対する最長の期待される時間
を測定する。ACKタイマのタイムアウト期間は、2つ
の隣接ノード相互間で送られるメッセージに対する最長
の期待される往復時間であり、従来の再伝送コントロー
ルにおけるようなマルチリンク往復伝送時間ではない。
第1の肯定応答が受信されるまで、システムは状態2に
留まる。
【0023】第1の肯定応答が受信される時(入力I
2)、又は高信頼2地点間メッセージ(ローカル・メッ
セージ)が受信され(入力I4)且つ送信ノードが明示
リスト上にある場合、ブロック62(状態2)は矢印6
3を介して終了し、ブロック64(状態3)に入る。ロ
ーカル・メッセージ又は肯定応答の送信ノードの識別子
が、受信されたメッセージの再送信のために使用された
トランスポート機構によって、ホスト・コンピュータH
(図1)に与えられるものと仮定する。肯定応答が受信
され、又はローカル・メッセージが受信され、且つ送信
ノードが明示リスト上にない場合(入力I3又はI
5)、矢印69が続き、システムをブロック62に保持
する。ローカル・メッセージ入力については後述する。
スパニング・ツリー上の第2及び第3の直接に隣接した
ノードからの連続した肯定応答又はローカル・メッセー
ジ(入力I2及びI4)は、起点ノードが明示リスト上
にある場合、矢印65を介してブロック66(状態4)
に及び矢印67を介してブロック68(状態5)にシス
テムを移行させる。送信ノードが明示リスト上にない場
合、肯定応答又はローカル・メッセージは矢印70及び
71を介して無視され、システムは同じ状態に留まる。
2)、又は高信頼2地点間メッセージ(ローカル・メッ
セージ)が受信され(入力I4)且つ送信ノードが明示
リスト上にある場合、ブロック62(状態2)は矢印6
3を介して終了し、ブロック64(状態3)に入る。ロ
ーカル・メッセージ又は肯定応答の送信ノードの識別子
が、受信されたメッセージの再送信のために使用された
トランスポート機構によって、ホスト・コンピュータH
(図1)に与えられるものと仮定する。肯定応答が受信
され、又はローカル・メッセージが受信され、且つ送信
ノードが明示リスト上にない場合(入力I3又はI
5)、矢印69が続き、システムをブロック62に保持
する。ローカル・メッセージ入力については後述する。
スパニング・ツリー上の第2及び第3の直接に隣接した
ノードからの連続した肯定応答又はローカル・メッセー
ジ(入力I2及びI4)は、起点ノードが明示リスト上
にある場合、矢印65を介してブロック66(状態4)
に及び矢印67を介してブロック68(状態5)にシス
テムを移行させる。送信ノードが明示リスト上にない場
合、肯定応答又はローカル・メッセージは矢印70及び
71を介して無視され、システムは同じ状態に留まる。
【0024】システムが矢印63、65、及び67を介
してブロック64(状態3)、ブロック66(状態4)
及びブロック68(状態5)に進められる時、送信ノー
ドの識別子が明示リストから除去される。肯定応答又は
ローカル・メッセージの受信のためにブロック68に入
る時、明示リストは空になる。その時、ACKタイマは
オフにされ、「廃棄タイマ」と呼ばれるもう1つのタイ
マが開始される。廃棄タイマは或期間の間セットされ、
その期間後、FSMが解放可能になる。図6の有限状態
機械は矢印76を介して静止状態(ブロック60、状態
1)に戻される。この廃棄タイマの期間は、古いマルチ
キャスト・メッセージが再び受信されず、新しいマルチ
キャスト・メッセージとして扱われることを保証するに
十分な長さのものである。
してブロック64(状態3)、ブロック66(状態4)
及びブロック68(状態5)に進められる時、送信ノー
ドの識別子が明示リストから除去される。肯定応答又は
ローカル・メッセージの受信のためにブロック68に入
る時、明示リストは空になる。その時、ACKタイマは
オフにされ、「廃棄タイマ」と呼ばれるもう1つのタイ
マが開始される。廃棄タイマは或期間の間セットされ、
その期間後、FSMが解放可能になる。図6の有限状態
機械は矢印76を介して静止状態(ブロック60、状態
1)に戻される。この廃棄タイマの期間は、古いマルチ
キャスト・メッセージが再び受信されず、新しいマルチ
キャスト・メッセージとして扱われることを保証するに
十分な長さのものである。
【0025】ACKタイマが状態2、3、又は4の間に
タイムアウトする場合(入力I6)、矢印73、74、
又は75がブロック68における状態5に直接に移行す
るように続く。即ち、ACKタイマがタイムアウトする
場合、期待されているが未だ受信されてない肯定応答
は、引き続き受信されそうもない。その場合、アクショ
ンDが取られる。アクションDの下では、代わりの高信
頼2地点間伝送機構を使用して、明示リスト上に残って
いるすべての隣接のノードにマルチキャスト・メッセー
ジが(ローカル・メッセージとして)再送信される。同
時に、明示リストは消去され、ACKタイマはオフにさ
れ、そして廃棄タイマが開始される。即ち、一旦高信頼
ローカル・メッセージが送信されると、それらは受信さ
れるものと仮定され、図6の有限状態機械はタイム・ダ
ウンし始める。
タイムアウトする場合(入力I6)、矢印73、74、
又は75がブロック68における状態5に直接に移行す
るように続く。即ち、ACKタイマがタイムアウトする
場合、期待されているが未だ受信されてない肯定応答
は、引き続き受信されそうもない。その場合、アクショ
ンDが取られる。アクションDの下では、代わりの高信
頼2地点間伝送機構を使用して、明示リスト上に残って
いるすべての隣接のノードにマルチキャスト・メッセー
ジが(ローカル・メッセージとして)再送信される。同
時に、明示リストは消去され、ACKタイマはオフにさ
れ、そして廃棄タイマが開始される。即ち、一旦高信頼
ローカル・メッセージが送信されると、それらは受信さ
れるものと仮定され、図6の有限状態機械はタイム・ダ
ウンし始める。
【0026】有限状態機械は、廃棄タイマがタイムアウ
トするまで(入力I7)、ブロック68(状態5)に留
まる。廃棄タイマのタイムアウト時に、それは矢印76
を介して静止の状態1(ブロック60)に移行する。状
態5の間に、肯定応答が受信されるか(入力I2)又は
ローカル・メッセージが受信される(入力I4)場合、
システムは、矢印72を介して状態5に留まる(アクシ
ョンC)。一旦、システムがブロック60(状態1)に
戻ると、このノードで始まる次のマルチキャスト・メッ
セージを送信することが必要になるまで、それ以上何も
生じない。
トするまで(入力I7)、ブロック68(状態5)に留
まる。廃棄タイマのタイムアウト時に、それは矢印76
を介して静止の状態1(ブロック60)に移行する。状
態5の間に、肯定応答が受信されるか(入力I2)又は
ローカル・メッセージが受信される(入力I4)場合、
システムは、矢印72を介して状態5に留まる(アクシ
ョンC)。一旦、システムがブロック60(状態1)に
戻ると、このノードで始まる次のマルチキャスト・メッ
セージを送信することが必要になるまで、それ以上何も
生じない。
【0027】図6に関連して説明した状態は、次のよう
に要約することができる。即ち、 状態1:静止 状態2:マルチキャスト・メッセージ送信済み;ACK
未受信 状態3:マルチキャスト・メッセージ送信済み;1つの
ACK受信済み 状態4:マルチキャスト・メッセージ送信済み;2つの
ACK受信済み 状態5:マルチキャスト・メッセージ送信済み;3つの
ACK受信済み、又はACKタイムアウト 同様に、図6に関連して説明した入力は、次のように要
約することができる。即ち、 入力1:メッセージがマルチキャストされる 入力2:ACK受信済み、明示リストに送信ノードあ
り、又はリストなし 入力3:ACK受信済み、明示リストに送信ノードなし 入力4:ローカル・メッセージ受信済み、明示リストに
送信ノードあり、又はリストなし 入力5:ローカル・メッセージ受信済み、明示リストに
送信ノードなし 入力6:ACKタイマのタイムアウト 入力7:廃棄タイマのタイムアウト 図6に関連して説明したアクションは、表1において要
約することができる。
に要約することができる。即ち、 状態1:静止 状態2:マルチキャスト・メッセージ送信済み;ACK
未受信 状態3:マルチキャスト・メッセージ送信済み;1つの
ACK受信済み 状態4:マルチキャスト・メッセージ送信済み;2つの
ACK受信済み 状態5:マルチキャスト・メッセージ送信済み;3つの
ACK受信済み、又はACKタイムアウト 同様に、図6に関連して説明した入力は、次のように要
約することができる。即ち、 入力1:メッセージがマルチキャストされる 入力2:ACK受信済み、明示リストに送信ノードあ
り、又はリストなし 入力3:ACK受信済み、明示リストに送信ノードなし 入力4:ローカル・メッセージ受信済み、明示リストに
送信ノードあり、又はリストなし 入力5:ローカル・メッセージ受信済み、明示リストに
送信ノードなし 入力6:ACKタイマのタイムアウト 入力7:廃棄タイマのタイムアウト 図6に関連して説明したアクションは、表1において要
約することができる。
【0028】
【表1】
【0029】図7には、本発明の高信頼マルチキャスト
・アルゴリズムでマルチキャスト・メッセージを受信を
処理するに必要なプロセスを実施するための有限状態機
械のフローチャートが示される。図7のフローチャート
は、その有限状態機械の状態1、2、3、4、5、及び
6に対応したブロック80、82、84、86、88、
及び90を含む。再び、図7に示された有限状態機械
は、図7のプロセスを遂行するノードに対して3つの隣
接ノードしかないものと仮定する。図7のフローチャー
トの明らかな拡張によって、更に少ない又は更に多い数
の隣接ノードが実施可能である。
・アルゴリズムでマルチキャスト・メッセージを受信を
処理するに必要なプロセスを実施するための有限状態機
械のフローチャートが示される。図7のフローチャート
は、その有限状態機械の状態1、2、3、4、5、及び
6に対応したブロック80、82、84、86、88、
及び90を含む。再び、図7に示された有限状態機械
は、図7のプロセスを遂行するノードに対して3つの隣
接ノードしかないものと仮定する。図7のフローチャー
トの明らかな拡張によって、更に少ない又は更に多い数
の隣接ノードが実施可能である。
【0030】ブロック80(状態1)は、そのノードに
おいてマルチキャスト・メッセージの受信を待つ間の静
止又はアイドル状態である。第1の肯定応答が受信され
る時(入力I1)、有限状態機械は、その肯定応答(図
5)において識別されたマルチキャスト・メッセージを
識別するために使用される完全修飾トランスポート接続
識別子(FQ TCID)によって作成されそして識別
される。そこで、矢印81に続くブロック82(状態
2)において、マルチキャスト・メッセージ自身の受信
が待機される。同時に、その肯定応答を送ったノードの
識別子が「受信リスト」と呼ばれるリストにおいて記憶
される。静止状態(状態1)にある間に肯定応答が受信
される場合、隣接ノードはマルチキャスト・メッセージ
を受信しそしてこのノードを含むそれの隣接ノードすべ
てに肯定応答を送信したものと仮定する。正常な状態で
は、オリジナル・マルチキャスト・メッセージの後にA
CKが受信されるので、これは異常状態である。しか
し、マルチキャスト・メッセージ自身の前にACKが受
信される場合、何らかの障害が生じたものと仮定され、
マルチキャスト・メッセージそのもの(又はオリジナル
・マルチキャスト・メッセージを含むローカル・メッセ
ージ)を待つためにブロック82(状態2)に入る。A
CKが受信される前にマルチキャスト・メッセージが受
信される場合、ブロック84(状態3)に直接に入る。
おいてマルチキャスト・メッセージの受信を待つ間の静
止又はアイドル状態である。第1の肯定応答が受信され
る時(入力I1)、有限状態機械は、その肯定応答(図
5)において識別されたマルチキャスト・メッセージを
識別するために使用される完全修飾トランスポート接続
識別子(FQ TCID)によって作成されそして識別
される。そこで、矢印81に続くブロック82(状態
2)において、マルチキャスト・メッセージ自身の受信
が待機される。同時に、その肯定応答を送ったノードの
識別子が「受信リスト」と呼ばれるリストにおいて記憶
される。静止状態(状態1)にある間に肯定応答が受信
される場合、隣接ノードはマルチキャスト・メッセージ
を受信しそしてこのノードを含むそれの隣接ノードすべ
てに肯定応答を送信したものと仮定する。正常な状態で
は、オリジナル・マルチキャスト・メッセージの後にA
CKが受信されるので、これは異常状態である。しか
し、マルチキャスト・メッセージ自身の前にACKが受
信される場合、何らかの障害が生じたものと仮定され、
マルチキャスト・メッセージそのもの(又はオリジナル
・マルチキャスト・メッセージを含むローカル・メッセ
ージ)を待つためにブロック82(状態2)に入る。A
CKが受信される前にマルチキャスト・メッセージが受
信される場合、ブロック84(状態3)に直接に入る。
【0031】状態2にある間にこのマルチキャスト・メ
ッセージに対して更に肯定応答が受信される場合、ブロ
ック82(状態2)に留めるために矢印91が続く。一
方、送信ノードの識別子が受信リストに加えられる。状
態2(ブロック82)にある間にマルチキャスト・メッ
セージが受信される場合(入力I4−I7)、矢印8
3、96、97、又は98に続いて、それぞれ、ブロッ
ク84(状態3)、ブロック86(状態4)、ブロック
88(状態5)、又はブロック90(状態6)に進む。
アクションEは明示リストの形成を必要とする。受信リ
ストにおけるすべての送信ノードから肯定応答が既に受
信されているので、受信リストにおけるこれらノードは
明示リストから除去される。ACKタイマは、肯定応答
の受信をタイムアウトするために、この時に(明示リス
トが空でない場合)開始される。このオペレーション中
に明示リストが空になる場合、すべての隣接ノードがマ
ルチキャスト・メッセージを肯定応答しており、明示リ
ストが消去可能であり、廃棄タイマが開始される。
ッセージに対して更に肯定応答が受信される場合、ブロ
ック82(状態2)に留めるために矢印91が続く。一
方、送信ノードの識別子が受信リストに加えられる。状
態2(ブロック82)にある間にマルチキャスト・メッ
セージが受信される場合(入力I4−I7)、矢印8
3、96、97、又は98に続いて、それぞれ、ブロッ
ク84(状態3)、ブロック86(状態4)、ブロック
88(状態5)、又はブロック90(状態6)に進む。
アクションEは明示リストの形成を必要とする。受信リ
ストにおけるすべての送信ノードから肯定応答が既に受
信されているので、受信リストにおけるこれらノードは
明示リストから除去される。ACKタイマは、肯定応答
の受信をタイムアウトするために、この時に(明示リス
トが空でない場合)開始される。このオペレーション中
に明示リストが空になる場合、すべての隣接ノードがマ
ルチキャスト・メッセージを肯定応答しており、明示リ
ストが消去可能であり、廃棄タイマが開始される。
【0032】状態1(ブロック80)にある間にマルチ
キャスト・メッセージが受信される場合、肯定応答は受
信されておらず、受信リストは存在しない(入力I
3)。従って、図7の有限状態機械はこの時のTCID
によって識別され、矢印101が状態3(ブロック8
4)直後に続き、そして前述のように、アクションEが
行われる。即ち、スパニング・ツリーにおけるそれらノ
ードのすべての隣接ノード識別を含む明示リストが作成
され、そしてACKタイマが開始される。隣接ノードか
らの肯定応答を待っている間、システムは状態3(ブロ
ック84)のままである。肯定応答(入力I1)又はロ
ーカル・メッセージ(入力I8)が受信される場合、及
び送信ノードが明示リスト上にある場合、矢印85は抑
止される。新しい各肯定応答(又はローカル・メッセー
ジ)が受信される時、有限状態機械は1つの状態に進
み、送信ノードは明示リストから除去される。この方法
では、システムは、ブロック84(状態3)からブロッ
ク86(状態4)、ブロック88(状態5)、ブロック
90(状態6)に連続的に移行する。ブロック90(状
態6)に入ると、明示リストは空になる。この時に、A
CKタイマはオフにされ、廃棄タイマが開始される。
キャスト・メッセージが受信される場合、肯定応答は受
信されておらず、受信リストは存在しない(入力I
3)。従って、図7の有限状態機械はこの時のTCID
によって識別され、矢印101が状態3(ブロック8
4)直後に続き、そして前述のように、アクションEが
行われる。即ち、スパニング・ツリーにおけるそれらノ
ードのすべての隣接ノード識別を含む明示リストが作成
され、そしてACKタイマが開始される。隣接ノードか
らの肯定応答を待っている間、システムは状態3(ブロ
ック84)のままである。肯定応答(入力I1)又はロ
ーカル・メッセージ(入力I8)が受信される場合、及
び送信ノードが明示リスト上にある場合、矢印85は抑
止される。新しい各肯定応答(又はローカル・メッセー
ジ)が受信される時、有限状態機械は1つの状態に進
み、送信ノードは明示リストから除去される。この方法
では、システムは、ブロック84(状態3)からブロッ
ク86(状態4)、ブロック88(状態5)、ブロック
90(状態6)に連続的に移行する。ブロック90(状
態6)に入ると、明示リストは空になる。この時に、A
CKタイマはオフにされ、廃棄タイマが開始される。
【0033】ブロック84、86、88、又は90にお
いて、明示リストにないノードから(又は、明示リスト
が消去された後)肯定応答又はローカル・メッセージが
受信された場合、状態は、それぞれ、矢印92、93、
94、又は95を介して同じままである。ブロック8
4、86、又は88において、肯定応答のタイムアウト
が生じた場合(入力I10)、矢印101(アクション
G)が続き、マルチキャスト・メッセージの高信頼2地
点間ローカル・メッセージのコピーが、依然として明示
リストにある(肯定応答が受信されてない)すべての隣
接ノードに送られる。そこで、明示リストは消去可能と
なり、廃棄タイマが開始される。廃棄タイマがタイムア
ウトする時、矢印102が続いて、静止状態(ブロック
80)に戻り、有限状態機械は、次に受信されたメッセ
ージによる使用のために利用可能である。
いて、明示リストにないノードから(又は、明示リスト
が消去された後)肯定応答又はローカル・メッセージが
受信された場合、状態は、それぞれ、矢印92、93、
94、又は95を介して同じままである。ブロック8
4、86、又は88において、肯定応答のタイムアウト
が生じた場合(入力I10)、矢印101(アクション
G)が続き、マルチキャスト・メッセージの高信頼2地
点間ローカル・メッセージのコピーが、依然として明示
リストにある(肯定応答が受信されてない)すべての隣
接ノードに送られる。そこで、明示リストは消去可能と
なり、廃棄タイマが開始される。廃棄タイマがタイムア
ウトする時、矢印102が続いて、静止状態(ブロック
80)に戻り、有限状態機械は、次に受信されたメッセ
ージによる使用のために利用可能である。
【0034】前述のように、状態2(ブロック82)に
おいて、マルチキャスト・メッセージの受信を待ってい
る時にそのようなメッセージが受信された場合、明示リ
ストが形成される。その明示リストにおいて受信リスト
のノード識別子がない場合、前述のように、矢印83に
続いて状態3(ブロック84)に入る。しかし、マルチ
キャスト・メッセージが受信される時に明示リストに受
信リストのノード識別子がある場合、矢印96を介して
状態4(ブロック86)に直接に入る。同様に、マルチ
キャスト・メッセージが受信される時に受信リストの2
つ又は3つのノード識別子が明示リストにある場合、矢
印97又は98を介して、それぞれ、状態5(ブロック
88)又は状態6(ブロック90)に入る。受信リスト
のノードは、それがあれば、明示リストから除去され
る。このプロセスにおいて、明示リストが空になった場
合、廃棄タイマが開始される(アクションE)。明示リ
ストが空でない場合、ACKタイマが開始される。上記
の「仮定」アクションは、有限状態機械(FSM)の現
在の状態によって完全に決定され、そして、ここでは、
完了することだけを目的として説明されたことに留意す
べきである。
おいて、マルチキャスト・メッセージの受信を待ってい
る時にそのようなメッセージが受信された場合、明示リ
ストが形成される。その明示リストにおいて受信リスト
のノード識別子がない場合、前述のように、矢印83に
続いて状態3(ブロック84)に入る。しかし、マルチ
キャスト・メッセージが受信される時に明示リストに受
信リストのノード識別子がある場合、矢印96を介して
状態4(ブロック86)に直接に入る。同様に、マルチ
キャスト・メッセージが受信される時に受信リストの2
つ又は3つのノード識別子が明示リストにある場合、矢
印97又は98を介して、それぞれ、状態5(ブロック
88)又は状態6(ブロック90)に入る。受信リスト
のノードは、それがあれば、明示リストから除去され
る。このプロセスにおいて、明示リストが空になった場
合、廃棄タイマが開始される(アクションE)。明示リ
ストが空でない場合、ACKタイマが開始される。上記
の「仮定」アクションは、有限状態機械(FSM)の現
在の状態によって完全に決定され、そして、ここでは、
完了することだけを目的として説明されたことに留意す
べきである。
【0035】状態1(ブロック80)又は状態2(ブロ
ック82)にある時に、送信ノードからのローカル・メ
ッセージが受信された場合、矢印103又は99に続い
て直接に状態6(ブロック90)に入る。即ち、マルチ
キャスト・メッセージを待っている間にローカル・メッ
セージが受信された場合、そのマルチキャスト・メッセ
ージを阻止するために何らかの障害が生じることは明ら
かである。これらの状況の下では、アクションFが取ら
れる。有限状態機械は、そのメッセージのTCIDによ
って識別され(前に、そのように識別されなかった場
合)、明示リストが形成され、そして受信リストにおけ
るノードは、それが存在する場合、明示リストから除去
される。送信ノードを除いて、明示リスト及び受信リス
ト上にあるすべてのノードに肯定応答が送られる。ロー
カル・メッセージは、送信ノードを除いて、明示リスト
にはあるが受信リストにはないすべてのノードに送られ
る。そこで、これら2つのリストは消去され、廃棄タイ
マが開始される。
ック82)にある時に、送信ノードからのローカル・メ
ッセージが受信された場合、矢印103又は99に続い
て直接に状態6(ブロック90)に入る。即ち、マルチ
キャスト・メッセージを待っている間にローカル・メッ
セージが受信された場合、そのマルチキャスト・メッセ
ージを阻止するために何らかの障害が生じることは明ら
かである。これらの状況の下では、アクションFが取ら
れる。有限状態機械は、そのメッセージのTCIDによ
って識別され(前に、そのように識別されなかった場
合)、明示リストが形成され、そして受信リストにおけ
るノードは、それが存在する場合、明示リストから除去
される。送信ノードを除いて、明示リスト及び受信リス
ト上にあるすべてのノードに肯定応答が送られる。ロー
カル・メッセージは、送信ノードを除いて、明示リスト
にはあるが受信リストにはないすべてのノードに送られ
る。そこで、これら2つのリストは消去され、廃棄タイ
マが開始される。
【0036】図7に関連して説明した状態は、次のよう
に要約することができる。即ち、 状態1:静止 状態2:マルチキャスト・メッセージ待ち 状態3:マルチキャスト・メッセージ受信済み;ACK
未受信 状態4:マルチキャスト・メッセージ受信済み;1個の
ACK受信済み 状態5:マルチキャスト・メッセージ受信済み;2個の
ACK受信済み 状態4:マルチキャスト・メッセージ受信済み;全3個
のACK受信済み 同様に、図7に関連して上述した入力は、次のように要
約することができる。即ち、 入力1:ACK受信済み、明示リストにある送信ノード
又は明示リストなし 入力2:ACK受信済み、明示リストにない送信ノード 入力3:マルチキャスト・メッセージ受信済み、受信リ
ストなし 入力4:マルチキャスト・メッセージ受信済み、明示リ
ストに受信リストなし 入力5:マルチキャスト・メッセージ受信済み、明示リ
ストにある1個の受信リスト 入力6:マルチキャスト・メッセージ受信済み、明示リ
ストにある2個の受信リスト 入力7:マルチキャスト・メッセージ受信済み、明示リ
ストにある3個の受信リスト 入力8:ローカル・メッセージ受信済み、明示リストに
ある送信ノード又は明示リストなし 入力9:ローカル・メッセージ受信済み、明示リストに
ない送信ノード 入力10:ACKタイマのタイムアウト 入力11:廃棄タイマのタイムアウト 図7に関連して説明したアクションは、表2において要
約される。
に要約することができる。即ち、 状態1:静止 状態2:マルチキャスト・メッセージ待ち 状態3:マルチキャスト・メッセージ受信済み;ACK
未受信 状態4:マルチキャスト・メッセージ受信済み;1個の
ACK受信済み 状態5:マルチキャスト・メッセージ受信済み;2個の
ACK受信済み 状態4:マルチキャスト・メッセージ受信済み;全3個
のACK受信済み 同様に、図7に関連して上述した入力は、次のように要
約することができる。即ち、 入力1:ACK受信済み、明示リストにある送信ノード
又は明示リストなし 入力2:ACK受信済み、明示リストにない送信ノード 入力3:マルチキャスト・メッセージ受信済み、受信リ
ストなし 入力4:マルチキャスト・メッセージ受信済み、明示リ
ストに受信リストなし 入力5:マルチキャスト・メッセージ受信済み、明示リ
ストにある1個の受信リスト 入力6:マルチキャスト・メッセージ受信済み、明示リ
ストにある2個の受信リスト 入力7:マルチキャスト・メッセージ受信済み、明示リ
ストにある3個の受信リスト 入力8:ローカル・メッセージ受信済み、明示リストに
ある送信ノード又は明示リストなし 入力9:ローカル・メッセージ受信済み、明示リストに
ない送信ノード 入力10:ACKタイマのタイムアウト 入力11:廃棄タイマのタイムアウト 図7に関連して説明したアクションは、表2において要
約される。
【0037】
【表2】
【0038】図6及び図7では、スパニング・ツリー上
には、隣接ノードは3個しか存在しないものと仮定し
た。実際には、隣接ノードの数は1から任意の数まで変
更可能である。隣接ノードの数がNである場合、送信有
限状態機械に対しては、N+2の状態が必要であり、そ
して受信有限状態機械に対しては、N+3の状態が必要
である。任意の数の隣接ノードを持った送信有限状態機
械に対する状態遷移表が表3に示され、任意の数の隣接
ノードを持った受信有限状態機械に対する状態遷移表が
表4に示される。
には、隣接ノードは3個しか存在しないものと仮定し
た。実際には、隣接ノードの数は1から任意の数まで変
更可能である。隣接ノードの数がNである場合、送信有
限状態機械に対しては、N+2の状態が必要であり、そ
して受信有限状態機械に対しては、N+3の状態が必要
である。任意の数の隣接ノードを持った送信有限状態機
械に対する状態遷移表が表3に示され、任意の数の隣接
ノードを持った受信有限状態機械に対する状態遷移表が
表4に示される。
【0039】
【表3】
【0040】状態遷移表におけるスラッシュ記号「/」
は、この事象が起こり得ないことを意味することに留意
すべきである。状態遷移表におけるハイフン記号「−」
は、状態遷移が生じないことを意味する。スパニング・
ツリーにおけるリンク障害は、その障害を生じたリンク
の他端におけるノードからACKが送信されたものとし
ていつも扱われることに留意すべきである。これは、そ
のノードがACKタイムアウトを待つことなく再送信を
進めることを可能にする。
は、この事象が起こり得ないことを意味することに留意
すべきである。状態遷移表におけるハイフン記号「−」
は、状態遷移が生じないことを意味する。スパニング・
ツリーにおけるリンク障害は、その障害を生じたリンク
の他端におけるノードからACKが送信されたものとし
ていつも扱われることに留意すべきである。これは、そ
のノードがACKタイムアウトを待つことなく再送信を
進めることを可能にする。
【0041】上述のように、任意の数の隣接ノードを持
った受信有限状態機械に対する状態遷移表が表4に示さ
れる。
った受信有限状態機械に対する状態遷移表が表4に示さ
れる。
【0042】
【表4】
【0043】図8には、本発明の高信頼マルチキャスト
通信システムのオペレーションの例のグラフィック表示
が示される。図8において、図1のシステムのノードは
正方形ボックスによって表され、伝送リンクは実線の矢
印によって表され、そしてその伝送リンクを介して伝送
されるメッセージは、それらが伝送される伝送リンクに
平行な破線の矢印によって表される。図8の例は、5個
の交換ノード、即ち、ブロック120、122、12
4、126、及び128を含み、これらノードを接続す
るスパニング・ツリーは、4個の伝送リンク、即ち、ブ
ロック120及び123を相互接続するリンク121、
ブロック122及び124を相互接続するリンク12
3、ブロック120及び126を相互接続するリンク1
25、及びブロック122及び128を相互接続するリ
ンク127を含むものである。ノードA(ブロック12
0)は、ノードB乃至E(ブロック122、124、1
26、及び128)に対して意図されたマルチキャスト
・メッセージを、先ず、同報通信する。このメッセージ
(図8における破線129によって表される)はノード
D(ブロック126)に到達し、そしてノードB(ブロ
ック122)乃至ノードE(ブロック128)に送られ
るが、ノードB(ブロック122)の内部の混雑及びバ
ッファの溢れのために、ノードB(ブロック122)及
びノードC(ブロック124)はそれを受信しない。こ
の時、伝送リンク121は、ノードA(ブロック12
0)及びノードB(ブロック122)の間の更なる伝送
を防ぐためにブレーク・ダウンする。
通信システムのオペレーションの例のグラフィック表示
が示される。図8において、図1のシステムのノードは
正方形ボックスによって表され、伝送リンクは実線の矢
印によって表され、そしてその伝送リンクを介して伝送
されるメッセージは、それらが伝送される伝送リンクに
平行な破線の矢印によって表される。図8の例は、5個
の交換ノード、即ち、ブロック120、122、12
4、126、及び128を含み、これらノードを接続す
るスパニング・ツリーは、4個の伝送リンク、即ち、ブ
ロック120及び123を相互接続するリンク121、
ブロック122及び124を相互接続するリンク12
3、ブロック120及び126を相互接続するリンク1
25、及びブロック122及び128を相互接続するリ
ンク127を含むものである。ノードA(ブロック12
0)は、ノードB乃至E(ブロック122、124、1
26、及び128)に対して意図されたマルチキャスト
・メッセージを、先ず、同報通信する。このメッセージ
(図8における破線129によって表される)はノード
D(ブロック126)に到達し、そしてノードB(ブロ
ック122)乃至ノードE(ブロック128)に送られ
るが、ノードB(ブロック122)の内部の混雑及びバ
ッファの溢れのために、ノードB(ブロック122)及
びノードC(ブロック124)はそれを受信しない。こ
の時、伝送リンク121は、ノードA(ブロック12
0)及びノードB(ブロック122)の間の更なる伝送
を防ぐためにブレーク・ダウンする。
【0044】送信ノードA(ブロック120)、及びメ
ッセージを受信した各ノード、即ち、ノードD(ブロッ
ク126)及びノードE(ブロック128)は肯定応答
ACKを送る。従って、それら肯定応答は、ノードAか
らノードDに、ノードDからノードAに、ノードEから
ノードBに(メッセージ130)、及びノードAからノ
ードBに流れる。しかし、ノードAからノードBに送ら
れる肯定応答は、伝送リンク121の障害のために喪失
される。ノードDは、その隣接ノードのすべて(ノード
Aのみ)から肯定応答を受信し、従って、満足され、そ
してその廃棄タイマをタイムアウトして静止状態に戻
る。同様に、ノードAは、その隣接ノードの1つ(ノー
ドD)から肯定応答を受信し、リンク121における障
害をACKの同等物として扱う。従って、ノードAはタ
イムアウトし、静止状態に戻る。
ッセージを受信した各ノード、即ち、ノードD(ブロッ
ク126)及びノードE(ブロック128)は肯定応答
ACKを送る。従って、それら肯定応答は、ノードAか
らノードDに、ノードDからノードAに、ノードEから
ノードBに(メッセージ130)、及びノードAからノ
ードBに流れる。しかし、ノードAからノードBに送ら
れる肯定応答は、伝送リンク121の障害のために喪失
される。ノードDは、その隣接ノードのすべて(ノード
Aのみ)から肯定応答を受信し、従って、満足され、そ
してその廃棄タイマをタイムアウトして静止状態に戻
る。同様に、ノードAは、その隣接ノードの1つ(ノー
ドD)から肯定応答を受信し、リンク121における障
害をACKの同等物として扱う。従って、ノードAはタ
イムアウトし、静止状態に戻る。
【0045】ノードEは、それがノードBから肯定応答
を受信していないため、マルチキャスト・メッセージの
コピーを保持する。ノードEから肯定応答(メッセージ
130)を受信する時、ノードBはマルチキャスト・メ
ッセージが受信されなかったことを認識する。その時点
で、ノードBはノードEにそれの肯定応答タイマをタイ
ムアウトさせるか、又は直ちに「否定応答」メッセージ
(NACKメッセージ131)をノードEに返送する。
そのNACKメッセージは、1つの事象の発生を表すた
めの特定のメッセージである。その事象は、スパニング
・ツリーのどこかの部分における障害を示唆するもので
あり、それは、その障害に応答する前に生ずべきタイム
アウトの待ちを短縮するために使用可能である。従っ
て、前述のように、対応するマルチキャスト・メッセー
ジの受信前に肯定応答を受信することは、何らかの障害
が生じたことを示す。すべてのノードにタイムアウトを
待たせるよりも、むしろ、その肯定応答を送ったノード
にNACKメッセージが伝送され、ACKタイムアウト
を待つことなく、このノードがマルチキャスト・メッセ
ージを再伝送することを可能にする。この手順は、障害
に対する更に速い応答を可能にし、従って、マルチキャ
スト・メッセージの更に速く信頼性の高い配送を可能に
する。これらの状況の下でNACKメッセージを受信す
る時、ノードは高信頼の2地点間ローカル・メッセージ
をNACKの送信ノードに送り、そのノードをそれの明
示リストから除去する。その高信頼2地点間ローカル・
メッセージを受信する時、NACK送信ノードは、肯定
応答を受信されていない他の任意の隣接ノードにそのメ
ッセージを送信する。
を受信していないため、マルチキャスト・メッセージの
コピーを保持する。ノードEから肯定応答(メッセージ
130)を受信する時、ノードBはマルチキャスト・メ
ッセージが受信されなかったことを認識する。その時点
で、ノードBはノードEにそれの肯定応答タイマをタイ
ムアウトさせるか、又は直ちに「否定応答」メッセージ
(NACKメッセージ131)をノードEに返送する。
そのNACKメッセージは、1つの事象の発生を表すた
めの特定のメッセージである。その事象は、スパニング
・ツリーのどこかの部分における障害を示唆するもので
あり、それは、その障害に応答する前に生ずべきタイム
アウトの待ちを短縮するために使用可能である。従っ
て、前述のように、対応するマルチキャスト・メッセー
ジの受信前に肯定応答を受信することは、何らかの障害
が生じたことを示す。すべてのノードにタイムアウトを
待たせるよりも、むしろ、その肯定応答を送ったノード
にNACKメッセージが伝送され、ACKタイムアウト
を待つことなく、このノードがマルチキャスト・メッセ
ージを再伝送することを可能にする。この手順は、障害
に対する更に速い応答を可能にし、従って、マルチキャ
スト・メッセージの更に速く信頼性の高い配送を可能に
する。これらの状況の下でNACKメッセージを受信す
る時、ノードは高信頼の2地点間ローカル・メッセージ
をNACKの送信ノードに送り、そのノードをそれの明
示リストから除去する。その高信頼2地点間ローカル・
メッセージを受信する時、NACK送信ノードは、肯定
応答を受信されていない他の任意の隣接ノードにそのメ
ッセージを送信する。
【0046】図8では、ノードEは、ノードBからNA
CKを受信する(又は、それのACKタイマをタイムア
ウトする)時、ノードEとノードBとの間で代わりの高
信頼2地点間伝送機構を使用して、マルチキャスト・メ
ッセージ(メッセージ132)をノードBに再送信す
る。そこで、ノードEはそのマルチキャスト・メッセー
ジのコピーを廃棄する。ノードBは、ノードEからその
2地点間高信頼伝送されたマルチキャスト・メッセージ
を受信する時、オリジナル・マルチキャスト・メッセー
ジがノードBにおいて受信されなかったことを認識す
る。ノードCからの肯定応答が受信されなかったので、
ノードBは、直ちに、マルチキャスト・メッセージの高
信頼2地点間コピー(メッセージ133)をノードCに
送信する。
CKを受信する(又は、それのACKタイマをタイムア
ウトする)時、ノードEとノードBとの間で代わりの高
信頼2地点間伝送機構を使用して、マルチキャスト・メ
ッセージ(メッセージ132)をノードBに再送信す
る。そこで、ノードEはそのマルチキャスト・メッセー
ジのコピーを廃棄する。ノードBは、ノードEからその
2地点間高信頼伝送されたマルチキャスト・メッセージ
を受信する時、オリジナル・マルチキャスト・メッセー
ジがノードBにおいて受信されなかったことを認識す
る。ノードCからの肯定応答が受信されなかったので、
ノードBは、直ちに、マルチキャスト・メッセージの高
信頼2地点間コピー(メッセージ133)をノードCに
送信する。
【0047】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0048】(1)複数個のノードと、前記ノードを相
互接続するための複数個の伝送リンクにして、前記ノー
ド間の相互接続がスパニング・ツリーによって表されて
成る伝送リンクと、前記複数個のノードに同じマルチキ
ャスト・メッセージを送信するためのマルチキャスト送
信手段と、前記各ノードにおいて、前記スパニング・ツ
リーによって相互接続された各ノードにおける前記マル
チキャスト・メッセージの受信の肯定応答を、前記スパ
ニング・ツリーにおける当該各ノードに直接に隣接した
すべてのノードに送信するための手段と、前記各ノード
において、前記マルチキャスト・メッセージの受信の肯
定応答が前記スパニング・ツリーにおける前記直接に隣
接したすべてのノードから受信されなかった時、前記マ
ルチキャスト・メッセージを再送信するための手段と、
とを含む通信ネットワーク。 (2)前記再送信手段が、前記ノードの各隣接した対の
間の高信頼2地点間伝送手段を含む、上記(1)に記載
のパケット通信ネットワーク。 (3)前記マルチキャスト・メッセージが所与のノード
から受信され又は所与のノードに送信される時、前記所
与のノードのすべての隣接ノードのリストを生成するた
めの手段を含む、上記(1)に記載の通信ネットワー
ク。 (4)前記リストが生成された時に前記所与のノードに
既に肯定応答を戻した前記すべての隣接ノードを前記リ
ストから除去するための手段を含む、上記(3)に記載
の通信ネットワーク。 (5)前記ノードのすべての隣接ノードからの肯定応答
に対して、前記マルチキャスト・メッセージの送信後の
所定期間をタイムアウトするためのタイミング手段と、
前記タイミング手段のタイムアウト後、前記隣接ノード
のうち肯定応答が受信されてないノードすべてに前記マ
ルチキャスト・メッセージを再送信するための手段と、
を含む、上記(1)に記載の通信ネットワーク。 (6)前記高信頼2地点間伝送手段を介して前記マルチ
キャスト・メッセージを受信した直後に、前記隣接ノー
ドのうち肯定応答が受信されてないノードすべてに前記
マルチキャスト・メッセージを再送信するための手段を
含む、上記(2)に記載の通信ネットワーク。 (7)期待されてない肯定応答メッセージの受信に応答
して、前記隣接ノードのうち前記期待されてない肯定応
答メッセージが受信されたノードに否定応答メッセージ
を送信するための手段を含む、上記(2)に記載の通信
ネットワーク。 (8)通信ネットワークを介してマルチキャスト・メッ
セージを確実に伝送するための方法にして、複数個の伝
送リンクを介して前記ネットワークにおける複数個のノ
ードを相互に接続するステップと、前記ネットワークに
おけるスパニング・ツリーを通して同じマルチキャスト
・メッセージを送信するステップと、前記スパニング・
ツリーにおける各ノードから、前記スパニング・ツリー
における当該各ノードに直接に隣接したすべてのノード
に、当該各ノードにおける前記マルチキャスト・メッセ
ージの受信の肯定応答を送信するステップと、前記マル
チキャスト・メッセージの受信の肯定応答が前記スパニ
ング・ツリーにおける当該直接に隣接したノードすべて
から受信されない時、当該各ノードから前記マルチキャ
スト・メッセージを再送信するステップと、を含む方
法。 (9)前記マルチキャスト・メッセージを再送信するス
テップが、前記ノードの各隣接した対を相互接続する高
信頼2地点間伝送手段で前記メッセージを再送信するス
テップを含む、上記(8)に記載の方法。 (10)前記マルチキャスト・メッセージが所与のノー
ドによって受信され又は所与のノードから送信される
時、前記所与のノードのすべての隣接ノードのリストを
生成するステップを含む、上記(8)に記載の方法。 (11)前記リストが生成された時、前記隣接ノードの
うち、前記所与のノードに肯定応答を既に戻しているす
べてのノードを前記リストから除去するステップを含
む、上記(8)に記載の方法。 (12)前記ノードの隣接ノードすべてからの肯定応答
の受信に対して、前記マルチキャスト・メッセージの送
信後、所定の期間の後にタイムアウトするステップと、
前記所定期間のタイムアウト後、前記隣接ノードのうち
肯定応答が受信されてないすべてのノードに前記マルチ
キャスト・メッセージを再送信するステップと、を含
む、上記(8)に記載の方法。 (13)前記高信頼2地点間伝送手段において前記マル
チキャスト・メッセージを受信した直後に、前記隣接ノ
ードのうち肯定応答が受信されてないノードすべてに前
記マルチキャスト・メッセージを再送信するステップを
含む、上記(10)に記載の方法。 (14)前記各ノードの隣接ノードの1つから期待され
てない肯定応答メッセージを受信したことに応答して前
記隣接ノードの1つに否定応答メッセージを送信するス
テップを含む、上記(8)に記載の方法。 (15)マルチキャスト・メッセージが配送されるべき
ノードを識別するためにスパニング・ツリーを利用す
る、複数ノードの通信ネットワークのための高信頼マル
チキャスト・メッセージ配送システムにして、前記ノー
ドの各々に設けられ、同じマルチキャスト・ツリーのう
ちの他のメンバからマルチキャスト・メッセージを受信
するための、及び同じマルチキャスト・ツリーのうちの
他のメンバにマルチキャスト・メッセージを再送信する
ための手段と、 前記ノードの各々に設けられ、前記マ
ルチキャスト・メッセージが送信又は受信される、前記
スパニング・ツリーにおける当該ノードの各々に直接に
隣接したノードすべてに肯定応答を送信するための、及
び当該直接に隣接したノードすべてから肯定応答を受信
するための手段と、を含む配送システム。 (16)肯定応答が受信されない時、前記マルチキャス
ト・メッセージを再送信するための、前記ノードの各隣
接した対の間における高信頼2地点間通信手段を含む、
上記(15)に記載の高信頼マルチキャスト・メッセー
ジ配送システム。 (17)前記ノードの各々に設けられ、マルチキャスト
・メッセージが前記スパニング・ツリーにおける前記ノ
ードの各々において受信された時だけ前記ノードの各々
の隣接ノードのリストを作成するための手段を含み、前
記隣接ノードのうち肯定応答が受信されないノードすべ
てにマルチキャスト・メッセージが再送信されることを
保証するために前記リストを利用することを特徴とす
る、上記(15)に記載の高信頼マルチキャスト・メッ
セージ配送システム。 (18)複数個のノードと、前記ノードを相互に接続す
るための複数個の伝送リンクと、スパニング・ツリーを
利用して前記複数個のノードにマルチキャスト・メッセ
ージを送信するためのマルチキャスト送信手段とを含む
パケット通信ネットワークにおいて、選択されたノード
にあってマルチキャスト・メッセージを受信するマルチ
キャスト装置が、他のノードから受信されたマルチキャ
スト・メッセージの肯定応答を、前記スパニング・ツリ
ーにおける所与のノードに直接に隣接したすべてのノー
ドに送信するための手段と、オリジナルの送信における
メッセージの受信の肯定応答が前記スパニング・ツリー
における前記直接に隣接したすべてのノードから受信さ
れない時、マルチキャスト・メッセージを再送信するた
めの手段と、を含む、通信ネットワーク。 (19)前記再送信するための手段が、前記選択された
ノードと、前記複数個のノードのうちの前記直接に隣接
したノードの各々との間における高信頼2地点間伝送手
段を含む、上記(18)に記載の通信ネットワーク。 (20)マルチキャスト・メッセージが前記選択された
ノードによって受信され又は前記選択されたノードから
送信される時、前記選択されたノードのすべての隣接ノ
ードのリストを生成するための手段を含む、上記(1
8)に記載の通信ネットワーク。 (21)前記隣接ノードのうち、前記リストが生成され
た時に前記所与のノードに既に肯定応答を戻しているノ
ードすべてを前記リストから除去するための手段を含
む、上記(20)に記載の通信ネットワーク。 (22)前記選択されたノードの隣接ノードすべてから
の肯定応答の受信に対して、前記選択されたノードから
の前記マルチキャスト・メッセージの送信後、所定の期
間をタイムアウトするためのタイミング手段と、前記選
択されたノードに設けられ、前記タイミング手段のタイ
ムアウト後、前記隣接ノードのうち肯定応答が受信され
てないすべてのノードに前記マルチキャスト・メッセー
ジを再送信するための手段と、を含む、上記(18)に
記載の通信ネットワーク。 (23)前記高信頼2地点間伝送手段を介して前記マル
チキャスト・メッセージを受信した直後に、前記隣接ノ
ードのうち肯定応答が受信されてないノードすべてに前
記マルチキャスト・メッセージを再送信するための手段
を含む、上記(19)に記載の通信ネットワーク。 (24)期待されてない肯定応答メッセージの受信に応
答して、前記各ノードの隣接ノードのうち、前記期待さ
れてない肯定応答メッセージを送信したノードに否定応
答メッセージを送信するための手段を含む、上記(1
9)に記載のパケット通信ネットワーク。 (25)複数個のノード及び前記ノードを相互接続する
ための複数個の伝送リンクを含み、前記ノードはスパニ
ング・ツリーによって表される相互接続を持ったノード
にマルチキャスト・メッセージを送信する機能を有する
通信ネットワークにおいて、前記ネットワークにおける
選択されたノードでマルチキャスト通信をするための方
法にして、他のノードから受信されたマルチキャスト・
メッセージの肯定応答を、前記スパニング・ツリーにお
ける前記選択されたノードに直接に隣接したすべてのノ
ードに送信するステップと、前記スパニング・ツリーに
おける前記直接に隣接したすべてのノードからの、オリ
ジナルの送信における前記メッセージの受信に関する肯
定応答が前記選択されたノードにおいて受信されない
時、マルチキャスト・メッセージを再送信するステップ
と、とを含む方法。 (26)前記マルチキャスト・メッセージを再送信する
ステップが、前記選択されたノードと前記ノードの各隣
接ノードとを相互接続する高信頼2地点間伝送手段で前
記メッセージを送信するステップと、を含む、上記(2
5)に記載の方法。 (27)前記マルチキャスト・メッセージが前記選択さ
れたノードによって受信され又は前記選択されたノード
から送信される時、前記選択されたノードのすべての隣
接ノードのリストを生成するステップを含む、上記(2
5)に記載の方法。 (28)前記隣接ノードのうち、前記リストが生成され
た時既に前記選択されたノードに肯定応答を戻していた
すべてのノードを、前記リストから除去するステップを
含む、上記(27)に記載の方法。 (29)前記ノードの前記直接に隣接したノードすべて
からの肯定応答の受信に対して、前記マルチキャスト・
メッセージの送信後、所定の期間の後にタイムアウトす
るステップと、前記所定期間のタイムアウト後、前記直
接に隣接したノードのうち肯定応答が受信されてないす
べてのノードに前記マルチキャスト・メッセージを再送
信するステップと、を含む、上記(25)に記載の方
法。 (30)前記高信頼2地点間伝送手段において前記マル
チキャスト・メッセージを受信した直後に、前記直接に
隣接したノードのうち肯定応答が受信されてないノード
すべてに前記選択されたノードから前記マルチキャスト
・メッセージを再送信するステップを含む、上記(2
6)に記載の方法。 (31)前記直接に隣接したノードの1つから期待され
てない肯定応答メッセージを受信したことに応答して前
記選択されたノードの直接に隣接したノードに否定応答
メッセージを送信するステップを含む、上記(25)に
記載の方法。
互接続するための複数個の伝送リンクにして、前記ノー
ド間の相互接続がスパニング・ツリーによって表されて
成る伝送リンクと、前記複数個のノードに同じマルチキ
ャスト・メッセージを送信するためのマルチキャスト送
信手段と、前記各ノードにおいて、前記スパニング・ツ
リーによって相互接続された各ノードにおける前記マル
チキャスト・メッセージの受信の肯定応答を、前記スパ
ニング・ツリーにおける当該各ノードに直接に隣接した
すべてのノードに送信するための手段と、前記各ノード
において、前記マルチキャスト・メッセージの受信の肯
定応答が前記スパニング・ツリーにおける前記直接に隣
接したすべてのノードから受信されなかった時、前記マ
ルチキャスト・メッセージを再送信するための手段と、
とを含む通信ネットワーク。 (2)前記再送信手段が、前記ノードの各隣接した対の
間の高信頼2地点間伝送手段を含む、上記(1)に記載
のパケット通信ネットワーク。 (3)前記マルチキャスト・メッセージが所与のノード
から受信され又は所与のノードに送信される時、前記所
与のノードのすべての隣接ノードのリストを生成するた
めの手段を含む、上記(1)に記載の通信ネットワー
ク。 (4)前記リストが生成された時に前記所与のノードに
既に肯定応答を戻した前記すべての隣接ノードを前記リ
ストから除去するための手段を含む、上記(3)に記載
の通信ネットワーク。 (5)前記ノードのすべての隣接ノードからの肯定応答
に対して、前記マルチキャスト・メッセージの送信後の
所定期間をタイムアウトするためのタイミング手段と、
前記タイミング手段のタイムアウト後、前記隣接ノード
のうち肯定応答が受信されてないノードすべてに前記マ
ルチキャスト・メッセージを再送信するための手段と、
を含む、上記(1)に記載の通信ネットワーク。 (6)前記高信頼2地点間伝送手段を介して前記マルチ
キャスト・メッセージを受信した直後に、前記隣接ノー
ドのうち肯定応答が受信されてないノードすべてに前記
マルチキャスト・メッセージを再送信するための手段を
含む、上記(2)に記載の通信ネットワーク。 (7)期待されてない肯定応答メッセージの受信に応答
して、前記隣接ノードのうち前記期待されてない肯定応
答メッセージが受信されたノードに否定応答メッセージ
を送信するための手段を含む、上記(2)に記載の通信
ネットワーク。 (8)通信ネットワークを介してマルチキャスト・メッ
セージを確実に伝送するための方法にして、複数個の伝
送リンクを介して前記ネットワークにおける複数個のノ
ードを相互に接続するステップと、前記ネットワークに
おけるスパニング・ツリーを通して同じマルチキャスト
・メッセージを送信するステップと、前記スパニング・
ツリーにおける各ノードから、前記スパニング・ツリー
における当該各ノードに直接に隣接したすべてのノード
に、当該各ノードにおける前記マルチキャスト・メッセ
ージの受信の肯定応答を送信するステップと、前記マル
チキャスト・メッセージの受信の肯定応答が前記スパニ
ング・ツリーにおける当該直接に隣接したノードすべて
から受信されない時、当該各ノードから前記マルチキャ
スト・メッセージを再送信するステップと、を含む方
法。 (9)前記マルチキャスト・メッセージを再送信するス
テップが、前記ノードの各隣接した対を相互接続する高
信頼2地点間伝送手段で前記メッセージを再送信するス
テップを含む、上記(8)に記載の方法。 (10)前記マルチキャスト・メッセージが所与のノー
ドによって受信され又は所与のノードから送信される
時、前記所与のノードのすべての隣接ノードのリストを
生成するステップを含む、上記(8)に記載の方法。 (11)前記リストが生成された時、前記隣接ノードの
うち、前記所与のノードに肯定応答を既に戻しているす
べてのノードを前記リストから除去するステップを含
む、上記(8)に記載の方法。 (12)前記ノードの隣接ノードすべてからの肯定応答
の受信に対して、前記マルチキャスト・メッセージの送
信後、所定の期間の後にタイムアウトするステップと、
前記所定期間のタイムアウト後、前記隣接ノードのうち
肯定応答が受信されてないすべてのノードに前記マルチ
キャスト・メッセージを再送信するステップと、を含
む、上記(8)に記載の方法。 (13)前記高信頼2地点間伝送手段において前記マル
チキャスト・メッセージを受信した直後に、前記隣接ノ
ードのうち肯定応答が受信されてないノードすべてに前
記マルチキャスト・メッセージを再送信するステップを
含む、上記(10)に記載の方法。 (14)前記各ノードの隣接ノードの1つから期待され
てない肯定応答メッセージを受信したことに応答して前
記隣接ノードの1つに否定応答メッセージを送信するス
テップを含む、上記(8)に記載の方法。 (15)マルチキャスト・メッセージが配送されるべき
ノードを識別するためにスパニング・ツリーを利用す
る、複数ノードの通信ネットワークのための高信頼マル
チキャスト・メッセージ配送システムにして、前記ノー
ドの各々に設けられ、同じマルチキャスト・ツリーのう
ちの他のメンバからマルチキャスト・メッセージを受信
するための、及び同じマルチキャスト・ツリーのうちの
他のメンバにマルチキャスト・メッセージを再送信する
ための手段と、 前記ノードの各々に設けられ、前記マ
ルチキャスト・メッセージが送信又は受信される、前記
スパニング・ツリーにおける当該ノードの各々に直接に
隣接したノードすべてに肯定応答を送信するための、及
び当該直接に隣接したノードすべてから肯定応答を受信
するための手段と、を含む配送システム。 (16)肯定応答が受信されない時、前記マルチキャス
ト・メッセージを再送信するための、前記ノードの各隣
接した対の間における高信頼2地点間通信手段を含む、
上記(15)に記載の高信頼マルチキャスト・メッセー
ジ配送システム。 (17)前記ノードの各々に設けられ、マルチキャスト
・メッセージが前記スパニング・ツリーにおける前記ノ
ードの各々において受信された時だけ前記ノードの各々
の隣接ノードのリストを作成するための手段を含み、前
記隣接ノードのうち肯定応答が受信されないノードすべ
てにマルチキャスト・メッセージが再送信されることを
保証するために前記リストを利用することを特徴とす
る、上記(15)に記載の高信頼マルチキャスト・メッ
セージ配送システム。 (18)複数個のノードと、前記ノードを相互に接続す
るための複数個の伝送リンクと、スパニング・ツリーを
利用して前記複数個のノードにマルチキャスト・メッセ
ージを送信するためのマルチキャスト送信手段とを含む
パケット通信ネットワークにおいて、選択されたノード
にあってマルチキャスト・メッセージを受信するマルチ
キャスト装置が、他のノードから受信されたマルチキャ
スト・メッセージの肯定応答を、前記スパニング・ツリ
ーにおける所与のノードに直接に隣接したすべてのノー
ドに送信するための手段と、オリジナルの送信における
メッセージの受信の肯定応答が前記スパニング・ツリー
における前記直接に隣接したすべてのノードから受信さ
れない時、マルチキャスト・メッセージを再送信するた
めの手段と、を含む、通信ネットワーク。 (19)前記再送信するための手段が、前記選択された
ノードと、前記複数個のノードのうちの前記直接に隣接
したノードの各々との間における高信頼2地点間伝送手
段を含む、上記(18)に記載の通信ネットワーク。 (20)マルチキャスト・メッセージが前記選択された
ノードによって受信され又は前記選択されたノードから
送信される時、前記選択されたノードのすべての隣接ノ
ードのリストを生成するための手段を含む、上記(1
8)に記載の通信ネットワーク。 (21)前記隣接ノードのうち、前記リストが生成され
た時に前記所与のノードに既に肯定応答を戻しているノ
ードすべてを前記リストから除去するための手段を含
む、上記(20)に記載の通信ネットワーク。 (22)前記選択されたノードの隣接ノードすべてから
の肯定応答の受信に対して、前記選択されたノードから
の前記マルチキャスト・メッセージの送信後、所定の期
間をタイムアウトするためのタイミング手段と、前記選
択されたノードに設けられ、前記タイミング手段のタイ
ムアウト後、前記隣接ノードのうち肯定応答が受信され
てないすべてのノードに前記マルチキャスト・メッセー
ジを再送信するための手段と、を含む、上記(18)に
記載の通信ネットワーク。 (23)前記高信頼2地点間伝送手段を介して前記マル
チキャスト・メッセージを受信した直後に、前記隣接ノ
ードのうち肯定応答が受信されてないノードすべてに前
記マルチキャスト・メッセージを再送信するための手段
を含む、上記(19)に記載の通信ネットワーク。 (24)期待されてない肯定応答メッセージの受信に応
答して、前記各ノードの隣接ノードのうち、前記期待さ
れてない肯定応答メッセージを送信したノードに否定応
答メッセージを送信するための手段を含む、上記(1
9)に記載のパケット通信ネットワーク。 (25)複数個のノード及び前記ノードを相互接続する
ための複数個の伝送リンクを含み、前記ノードはスパニ
ング・ツリーによって表される相互接続を持ったノード
にマルチキャスト・メッセージを送信する機能を有する
通信ネットワークにおいて、前記ネットワークにおける
選択されたノードでマルチキャスト通信をするための方
法にして、他のノードから受信されたマルチキャスト・
メッセージの肯定応答を、前記スパニング・ツリーにお
ける前記選択されたノードに直接に隣接したすべてのノ
ードに送信するステップと、前記スパニング・ツリーに
おける前記直接に隣接したすべてのノードからの、オリ
ジナルの送信における前記メッセージの受信に関する肯
定応答が前記選択されたノードにおいて受信されない
時、マルチキャスト・メッセージを再送信するステップ
と、とを含む方法。 (26)前記マルチキャスト・メッセージを再送信する
ステップが、前記選択されたノードと前記ノードの各隣
接ノードとを相互接続する高信頼2地点間伝送手段で前
記メッセージを送信するステップと、を含む、上記(2
5)に記載の方法。 (27)前記マルチキャスト・メッセージが前記選択さ
れたノードによって受信され又は前記選択されたノード
から送信される時、前記選択されたノードのすべての隣
接ノードのリストを生成するステップを含む、上記(2
5)に記載の方法。 (28)前記隣接ノードのうち、前記リストが生成され
た時既に前記選択されたノードに肯定応答を戻していた
すべてのノードを、前記リストから除去するステップを
含む、上記(27)に記載の方法。 (29)前記ノードの前記直接に隣接したノードすべて
からの肯定応答の受信に対して、前記マルチキャスト・
メッセージの送信後、所定の期間の後にタイムアウトす
るステップと、前記所定期間のタイムアウト後、前記直
接に隣接したノードのうち肯定応答が受信されてないす
べてのノードに前記マルチキャスト・メッセージを再送
信するステップと、を含む、上記(25)に記載の方
法。 (30)前記高信頼2地点間伝送手段において前記マル
チキャスト・メッセージを受信した直後に、前記直接に
隣接したノードのうち肯定応答が受信されてないノード
すべてに前記選択されたノードから前記マルチキャスト
・メッセージを再送信するステップを含む、上記(2
6)に記載の方法。 (31)前記直接に隣接したノードの1つから期待され
てない肯定応答メッセージを受信したことに応答して前
記選択されたノードの直接に隣接したノードに否定応答
メッセージを送信するステップを含む、上記(25)に
記載の方法。
【0049】
【発明の効果】上記の高信頼伝送方式は、各ノードがそ
の隣接ノードすべてから肯定応答を受信すると直ちに、
そのノードが自身のバッファを解放することを可能にす
るという利点を持っている。これらの肯定応答は隣接ノ
ード自身から送信され、従って、正規の保持時間を単一
接続リンクにおける通過時間に制限し、この単一リンク
伝送時間に関連したタイムアウト時間だけを必要とす
る。一方、宛先ノードがソース・ノードに肯定応答を伝
送した従来技術では、バッファ保持時間は、非常に多く
のノード間リンクを包含するスパニング・ツリーの最大
深さに関連していた。
の隣接ノードすべてから肯定応答を受信すると直ちに、
そのノードが自身のバッファを解放することを可能にす
るという利点を持っている。これらの肯定応答は隣接ノ
ード自身から送信され、従って、正規の保持時間を単一
接続リンクにおける通過時間に制限し、この単一リンク
伝送時間に関連したタイムアウト時間だけを必要とす
る。一方、宛先ノードがソース・ノードに肯定応答を伝
送した従来技術では、バッファ保持時間は、非常に多く
のノード間リンクを包含するスパニング・ツリーの最大
深さに関連していた。
【図1】本発明の方法及び装置が使用し得るパケット通
信ネットワークの概略的なブロック図を示す。
信ネットワークの概略的なブロック図を示す。
【図2】図1に示された代表的な経路指定ノードの更に
詳細なブロック図を示す。
詳細なブロック図を示す。
【図3】図2に示された代表的なパケット決定ポイント
の詳細なブロック図を示す。
の詳細なブロック図を示す。
【図4】本発明の高信頼2地点間伝送機構で使用可能な
メッセージのフォーマットを示す。
メッセージのフォーマットを示す。
【図5】本発明の高信頼マルチキャスト伝送機構によっ
て使用可能な肯定応答メッセージのフォーマットを示
す。
て使用可能な肯定応答メッセージのフォーマットを示
す。
【図6】図1のパケット通信ネットワークの起点ノード
からの高信頼マルチキャスト・メッセージの送信に対す
る状態遷移図を示す。
からの高信頼マルチキャスト・メッセージの送信に対す
る状態遷移図を示す。
【図7】図1のパケット通信ネットワークのノードおけ
る高信頼マルチキャスト・メッセージの受信に対する状
態遷移図を示す。
る高信頼マルチキャスト・メッセージの受信に対する状
態遷移図を示す。
【図8】ノード混雑及びリンク障害の場合の本発明の動
作を示す、パケット伝送ノード及び伝送リンクのスパニ
ング・ツリーの例を示す。
作を示す、パケット伝送ノード及び伝送リンクのスパニ
ング・ツリーの例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チー・セン・チョウ アメリカ合衆国ニューヨーク州、ブリア ークリフ・マノー、イキレイド・ロード 137 (72)発明者 イズラエル・シドン アメリカ合衆国ニューヨーク州、ニュー ヨーク、ネザーランド・アヴェニュー 2600 (72)発明者 ジョン・ガリー・ダレイ アメリカ合衆国ノースキャロライナ州、 ラーレイ、ゲインスボロウ・ドライブ 6113 (72)発明者 アラン・ケンドリック・エドワード アメリカ合衆国ノースキャロライナ州、 ラーレイ、ディアー・トラック・ドライ ブ 7509 (72)発明者 インダー・サラトゥ・ゴパル アメリカ合衆国ニューヨーク州、ニュー ヨーク、ヘブン・アヴェニュー 100 (72)発明者 チャンドラ・ポール・イマニュエル アメリカ合衆国ノースキャロライナ州、 ダーハム、コブスコック・ドライブ 4100 (72)発明者 マーク・アダム・カプラン アメリカ合衆国ニューヨーク州、カト ナ、ホリー・ヒル・レーン 14 (72)発明者 シャイ・クッテン アメリカ合衆国ニュージュージー州、ロ ックウェイ、レノックス・ストリート 41 (72)発明者 セオドラ・アーネスト・テジジャント アメリカ合衆国ノースキャロライナ州、 カリー、タスマン・コート 106 (56)参考文献 特表 昭62−502303(JP,A) 特開 昭63−173437(JP,A) 特開 昭57−67348(JP,A) 特開 昭59−208958(JP,A) 特開 平1−251837(JP,A) 特開 昭62−164341(JP,A) IEEE INFOCOM 1991,p p.59−68 IEEE INFOCOM 1992,p p.2096−2106 IEEE JSAC,Vol.9,N o.9,pp.1427−1439 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/18
Claims (12)
- 【請求項1】複数個のノードと、前記ノードを相互接続
するための複数個の伝送リンクにして、前記ノード間の
相互接続がスパニング・ツリーによって表されて成る伝
送リンクと、 前記複数個のノードに同じマルチキャスト・メッセージ
を送信するためのマルチキャスト送信手段と、 前記各ノードにおいて、前記スパニング・ツリーによっ
て相互接続された各ノードにおける前記マルチキャスト
・メッセージの受信の肯定応答を、前記スパニング・ツ
リーにおける当該各ノードに直接に隣接したすべてのノ
ードに送信するための手段と、 前記各ノードにおいて、前記マルチキャスト・メッセー
ジの受信の肯定応答が前記スパニング・ツリーにおける
前記直接に隣接したすべてのノードから受信されなかっ
た時、前記マルチキャスト・メッセージを再送信するた
めの手段と、 前記マルチキャスト・メッセージの受信に先だって受信
された肯定応答メッセージに応答して、前記隣接ノード
のうち前記肯定応答メッセージを送信したノードに否定
応答メッセージを送信するための手段と、 を含む通信ネットワーク。 - 【請求項2】前記否定応答を受信した前記隣接ノードか
ら前記否定応答を送信した前記隣接ノードに前記マルチ
キャスト・メッセージを再送信するための手段とを含
む、請求項1に記載の通信ネットワーク。 - 【請求項3】前記マルチキャスト・メッセージが所与の
ノードから受信され又は所与のノードに送信される時、
前記所与のノードのすべての隣接ノードのリストを生成
するための手段を含む、請求項1に記載の通信ネットワ
ーク。 - 【請求項4】前記リストが生成された時に前記所与のノ
ードに既に肯定応答を戻した前記すべての隣接ノードを
前記リストから除去するための手段を含む、請求項3に
記載の通信ネットワーク。 - 【請求項5】前記ノードのすべての隣接ノードからの肯
定応答に対して、前記マルチキャスト・メッセージの送
信後の所定期間をタイムアウトするためのタイミング手
段と、 前記タイミング手段のタイムアウト後、前記隣接ノード
のうち肯定応答が受信されてないノードすべてに前記マ
ルチキャスト・メッセージを再送信するための手段と、 を含む、請求項1に記載の通信ネットワーク。 - 【請求項6】前記否定応答を送信した前記隣接ノードが
前記再送信された前記マルチキャスト・メッセージを受
信した直後に、前記否定応答を送信した前記隣接ノード
から前記隣接ノードのうち肯定応答が受信されてないノ
ードすべてに前記マルチキャスト・メッセージを再送信
するための手段を含む、請求項2に記載の通信ネットワ
ーク。 - 【請求項7】通信ネットワークを介してマルチキャスト
・メッセージを確実に伝送するための方法にして、 複数個の伝送リンクを介して前記ネットワークにおける
複数個のノードを相互に接続するステップと、 前記ネットワークにおけるスパニング・ツリーを通して
同じマルチキャスト・メッセージを送信するステップ
と、 前記スパニング・ツリーにおける各ノードから、前記ス
パニング・ツリーにおける当該各ノードに直接に隣接し
たすべてのノードに、当該各ノードにおける前記マルチ
キャスト・メッセージの受信の肯定応答を送信するステ
ップと、 前記マルチキャスト・メッセージの受信の肯定応答が前
記スパニング・ツリーにおける前記直接に隣接したノー
ドすべてから受信されない時、前記各ノードから前記マ
ルチキャスト・メッセージを再送信するステップと、 前記マルチキャスト・メッセージの受信に先だって受信
された肯定応答メッセージに応答して、前記隣接ノード
のうち前記肯定応答メッセージを送信したノードに否定
応答メッセージを送信するステップと、を含む方法。 - 【請求項8】前記否定応答を受信した前記隣接ノードか
ら前記否定応答を送信した前記隣接ノードに前記マルチ
キャスト・メッセージを再送信するステップを含む、請
求項7に記載の方法。 - 【請求項9】前記マルチキャスト・メッセージが所与の
ノードによって受信され又は所与のノードから送信され
る時、前記所与のノードのすべての隣接ノードのリスト
を生成するステップを含む、請求項7に記載の方法。 - 【請求項10】前記リストが生成された時、前記隣接ノ
ードのうち、前記所与のノードに肯定応答を既に戻して
いるすべてのノードを前記リストから除去するステップ
を含む、請求項7に記載の方法。 - 【請求項11】前記ノードの隣接ノードすべてからの肯
定応答の受信に対して、前記マルチキャスト・メッセー
ジの送信後、所定の期間の後にタイムアウトするステッ
プと、前記所定期間のタイムアウト後、前記隣接ノード
のうち肯定応答が受信されてないすべてのノードに前記
マルチキャスト・メッセージを再送信するステップと、
を含む、請求項7に記載の方法。 - 【請求項12】前記否定応答を送信した前記隣接ノード
が前記再送信された前記マルチキャスト・メッセージを
受信した直後に、前記否定応答を送信した前記隣接ノー
ドから前記隣接ノードのうち肯定応答が受信されてない
ノードすべてに前記マルチキャスト・メッセージを再送
信するステップを含む、請求項8に記載の方法。
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