JP2823716B2 - Parallel MSK modulation system - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MSK変調システム
に関し、特に専用の治具や測定器を使用せずに、基準正
弦波及び搬送波の直交度やベースバンド乗算回路の調整
を可能にした並列MSK変調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な並列MSK変調システム
の構成例が図8に示されている。入力データは、直並列
変換器101により、I信号とQ信号に分けられ、それ
ぞれ、乗算器121と122に供給される。乗算器12
1は、基準正弦波信号COS(ωbt)とI信号とを乗
算し、乗算器122は、Q信号と、−π/2移相器12
3で基準正弦波信号を−π/2移相した信号とを乗算す
る。
【0003】乗算器121と122及び−π/2移相器
123は、ベースバンド乗算回路102を構成してい
る。また、乗算器131,132,−π/2移相器13
3及び加算器134は直交変調回路103を構成する。
乗算器131は、乗算器121の出力と搬送波信号CO
S(ωat)とを乗算し、乗算器132は、乗算器12
2の出力信号と、搬送波信号を−π/2移相器133で
−π/2移相した信号とを乗算する。乗算器131と1
32で得られた乗算信号は、加算器134で加算されて
MSK出力が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
並列MSK変調システムでは、ベースバンド乗算回路の
基準正弦波と直交変調回路の搬送波は、それぞれ0(r
ad)及び−π/2(rad)の二位相が必要である。
そのため、それを得るために位相シフト回路が用いられ
ている。
【0005】この部分の調整は、例えば、MSK変調回
路を構成する前に単体で行う方法があるが、一般に機構
的に調整する部品が使用されているため、構成する際に
起こり得る振動のために調整箇所がずれる恐れや接続す
る回路のインピーダンスのばらつきによってシフト量が
ずれ、調整が無意味になる恐れがあった。また、構成し
た後で調整する方法においても専用の治具を製作したり
測定器を用意しなければならない問題があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、簡単に基準正
弦波及び搬送波の直交度やベースバンド乗算回路の調整
を可能にするMSK変調システムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、この発明による並列MSK変調システムは、入力デ
ータをI信号とQ信号に変換する直並列変換回路と、セ
レクト信号により、通常データを出力する選択モード
A、前記IまたはQ信号のデータ周期の倍の周期をもつ
繰り返しデータを出力する選択モードB、予め定めた一
定レベルの固定レベルデータを出力する選択モードCの
選択モードを有するデータ調整回路と、正弦波信号、余
弦波信号及びその逆極性信号を出力する基準正弦波発生
回路と、前記データ調整回路からの2つの出力に前記基
準正弦波発生回路からの正弦波信号と余弦波信号をそれ
ぞれ乗算する第1と第2の乗算回路を有するベースバン
ド乗算回路と、前記第1と第2の乗算回路の出力と搬送
波信号と前記搬送波信号を−π/2移相して得られた信
号とをそれぞれ乗算する第3と第4の乗算回路を有する
とともに、前記第3と第4の乗算回路の出力信号を加算
してMSK出力を得る加算回路とを有する直交変調回路
と、を備え、直交特性調整時には、前記選択モードC及
び選択モードBに設定して得られる直交変調出力に基づ
いて前記直交変調回路及びベースバンド乗算回路の特性
を調整可能に構成されて成る。
【0008】
【作用】この発明は、データ調整回路により、通常デー
タを出力する選択モードA、前記IまたはQ信号のデー
タ周期の倍の周期をもつ繰り返しデータを出力する選択
モードB、予め定めた一定レベルの固定レベルデータを
出力する選択モードCのいずれかを設定可能とし、基準
正弦波発生回路からの正弦波信号、余弦波信号、その逆
極性信号を上記データ調整回路からの2つの出力に乗算
するベースバンド乗算回路と、このベースバンド乗算回
路の出力と搬送波信号とを乗算する乗算回路と、それら
乗算回路出力信号を加算してMSK出力を得る直交変調
回路とを有するMSK変調回路の直交特性調整を簡単に
行なえるようにしたシステムである。そのため、データ
調整回路を上記選択モードC及び選択モードBに設定し
て得られる直交変調出力のスペクトラム情報をモニタし
ながら上記直交変調回路及びベースバンド乗算回路の特
性を調整するように構成されている。
【0009】
【実施例】次に、この発明について図面を参照しながら
説明する。図1は、この発明による並列MSK変調シス
テムの一実施例の構成ブロック図である。入力データ
は、直並列変換回路1においてI信号とQ信号に変換さ
れ、データ調整回路2を経て、ベースバンド乗算回路3
に入力される。ベースバンド乗算回路3の乗算器31及
び32は、それぞれ基準正弦波発生回路4からのCOS
(ωbt)及びSIN(ωbt)を入力信号と乗算す
る。直交変調回路5の乗算器51は、乗算回路31の出
力と搬送波信号COS(ωat)とを乗算する。また、
乗算器52は、搬送波信号を−π/2移相器53で−π
/2移相して得られた信号と、乗算器32の出力信号と
を乗算する。加算器54は、乗算器51と52の出力信
号を加算してMSK出力を得る。
【0010】以上のように、直並列変換回路1の出力
は、データ調整回路2に入力される。このデータ調整回
路2は、パターン選択制御信号によって、通常データす
なわち直並列調整回路1で直並列変換されたデータもし
くは後述する他の固定パターン信号を選択し、ベースバ
ンド乗算回路3に入力させる。一方、ベースバンド乗算
回路3には、基準正弦波発生回路4からパターン選択制
御信号により選択された基準正弦波が入力されており、
両信号によって乗算された出力が直交変調回路5に入力
され、MSK信号を生成している。
【0011】データ調整回路2による固定パターンの生
成は、例えば、図2に示すような構成で行える。また、
図3にはその出力が示されている。尚、実際には、2回
路(I,Qチャンネル部)で構成されている。セレクタ
21には、通常データ(I,Qデータ)と繰り返しデー
タとが入力され、セレクト信号によって一方が選択出力
される。ここで、繰り返しデータとは、前処理タイミン
グ回路で発生するクロックであり、IまたはQのデータ
周期Tbの倍の周期2Tbをもつものである。また、ア
ナログディレイ22は、データと基準正弦波の位相を合
わせるためのものである。
【0012】セレクタ21から出力されるデータの選択
は、パターン選択信号としてのセレクト信号によって行
われ、図3に示すように、パターン選択信号としてのデ
ータ固定信号とセレクト信号との組み合わせにより3つ
のモードを指定している。例えば、セレクト信号が
“L”でデータ固定信号が“H”であれば、モードAが
指定され、通常データがデータ調整回路2の出力とされ
る。また、セレクト信号が“H”でデータ固定信号が
“H”であれば、モードBが指定され、上記繰り返しデ
ータが出力される。更に、セレクト信号が“L”または
“H”でデータ固定信号が“H”であれば、モードCが
指定され、強制的に固定データ(例えば、Low)を出
力させる。
【0013】図4には、図1における基準正弦波発生回
路4の構成例が、図5には、その出力が示されている。
この回路も実際には2回路(I,Qチャンネル部)で構
成されている。サンプリングデータ格納部41には、図
6に示すような基準正弦波のサンプリング点のデータが
格納されている。Iチャンネルの乗算回路へ送られる基
準正弦波を読み出し制御信号によって、#1,#2,#
3…#8の順にサンプリングデータをセレクタ42を介
してIチャンネル側のD/Aコンバータ43に送るとす
ると、Qチャンネル側へは、#7,#8,#1…#6の
順にサンプリングデータをQチャンネル側のD/Aコン
バータ43に送る(選択モードD)。セレクタ42は、
読み出し制御信号(HまたはL)に応答する読み出し回
路45によってセレクト制御される。こうすることによ
って、これら2信号の相対位相差は、直交関係を保てる
ことになる。また、Qチャンネル側のサンプリングデー
タの順を#3,#4,#5…#2にすれば、位相を反転
した信号を作ることができる(選択モードE)。その関
係図が図7に示されている。またアナログディレイ46
は、基準正弦波どうしの直交度を調整するためのもの
で、遅延されたクロックがD/Aコンバータ43にクロ
ックとして供給される。
【0014】三角関数の加法定理より
COS A・COS B+SIN A・SIN B=COS(A−B)
(1)
COS A・COS B−SIN A・SIN B=COS(A+B)
(2)
ここで、Aを搬送波ωa,Bを基準正弦波ωbとすれ
ば、乗算した結果は(ωa+ωb)もしくは(ωa−ω
b)のみが存在することを意味している。つまり、スペ
クトラムアナライザによってその周波数を観測し上記の
条件を満足するように位相シフト回路としての移相器5
3を調整すれば、結果的に搬送波、基準正弦波それぞれ
の直交度がとれていることになる。
【0015】したがって、基準正弦波発生回路4を選択
モードD、データ調整回路2を選択モードCにすれば式
(1)の条件を、また、基準正弦波発生回路4を選択モ
ードEにすれば、式(2)の条件を満たすように位相シ
フト回路を調整することができる。さらに、基準正弦波
発生回路4の出力を止めた状態で、データ調整回路2を
選択モードBにすれば、ベースバンド乗算回路3のバイ
アス回路を調整することにより、データによるスイッチ
ングの動作点をデューティ50%にすることが可能であ
りスペクトラムアナライザで観測しながら行うことがで
きる。つまり、スイッチング動作点を上記の点にするこ
とは、乗算出力に基本波に対して奇数次の高調波しか存
在しないことを意味している。従って、偶数次高調波を
最も抑圧するように調整することによって、理想的な乗
算器の動作に近づけられ、不要なスプリアスを抑圧する
ことができる。
【0016】また、データ調整回路2を選択モードB、
基準正弦波回路4を選択モードDもしくはEにすれば、
ベースバンド乗算出力に残留している基準正弦波や、直
交変調出力に残留している搬送波を抑圧するように調整
することが可能であり、スペクトラムアナライザで観測
しながら行うことができる。
【0017】以上要するに、この発明では、基準正弦波
及び搬送波の直交度やベースバンド乗算回路の特性の調
整を簡単に行なえるようにするため、データ調整回路2
からベースバンド乗算回路3への出力データとして、通
常のデータ(モードA)以外に、繰り返しデータ(モー
ドB)と、固定データ(モードC)も出力可能に構成す
るとともに、基準正弦波発生回路4からの基準波として
もsin、−sin,cos波信号等の信号を選択出力
できるように構成している。
【0018】すなわち、データ調整回路2の動作モード
をモードCとすると、ベースバンド乗算回路3に入力さ
れるデータは固定データとなり、ベースバンド乗算回路
3の特性に関係なくなり、直交変調回路5(乗算器5
1,52等)の特性がMSK出力を観測することにより
モニタすることができるようになる。したがって、直交
変調回路5の特性起因する搬送波に関するスピリアス成
分を抑圧するべくMSK出力をモニタしながら調整して
完全な直交特性への調整が可能となる。例えば、完全な
直交変調回路5によれば、MSK出力には線スペクトル
データとして基本周波数成分を中心とした奇数高調波成
分が現れるが、直交変調回路5の特性に歪みが存在する
と、偶数高調波成分が混在することになる。したがっ
て、MSK出力の周波数情報をスペクトラムアナライザ
等を用いてモニタしながら直交変調回路5を調整して偶
数高調波成分が充分に抑圧されるようにすれば、また、
基準正弦波発生回路4からの基準波出力を用いれば、直
交性の優れた直交変調回路5が得られる。
【0019】一方、データ調整回路2の動作モードをモ
ードBと設定すると、データ調整回路2からは“1”と
“0”のデータがベースバンド乗算回路3の乗算器31
と32に出力されることになる。乗算器31と32は、
データ調整回路2からのデータが“1”のときは基準正
弦波発生回路4からの基準波出力との乗算出力を直交変
調回路5に出力するが、“0”のときは“0”が出力さ
れる。ここで、乗算器31と32では、入力データが
“1”であるか“0”であるかを判断するのは閾値との
比較結果で行なうが、この閾値が適切でないとベースバ
ンド乗算回路3の出力に不要なスプリアス成分が混入し
てしまう。そこで、この発明では、MSK出力をモニタ
しながら、上記閾値を調整してスプリアス成分が充分抑
圧されるような閾値を設定する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による並
列MSK変調システムによれば、スペクトラムアナライ
ザのみを使用するだけで基準正弦波及び搬送波の直交度
やベースバンド乗算回路の調整を専用の治具や測定器を
使用せずに調整することができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an MSK modulation system, and more particularly, to an orthogonality and base of a reference sine wave and a carrier without using a dedicated jig or measuring instrument. The present invention relates to a parallel MSK modulation system capable of adjusting a band multiplication circuit. 2. Description of the Related Art FIG. 8 shows a configuration example of a conventional general parallel MSK modulation system. The input data is divided into an I signal and a Q signal by a serial / parallel converter 101 and supplied to multipliers 121 and 122, respectively. Multiplier 12
1 multiplies the reference sine wave signal COS (ωbt) by the I signal, and the multiplier 122 outputs the Q signal and the −π / 2 phase shifter 12
At step 3, the reference sine wave signal is multiplied by a signal shifted by -π / 2. The multipliers 121 and 122 and the -π / 2 phase shifter 123 constitute a baseband multiplying circuit 102. Further, multipliers 131 and 132, -π / 2 phase shifter 13
3 and the adder 134 constitute the quadrature modulation circuit 103.
The multiplier 131 outputs the output of the multiplier 121 and the carrier signal CO
S (ωat), and the multiplier 132
2 is multiplied by a signal obtained by shifting the phase of the carrier signal by -π / 2 by the -π / 2 phase shifter 133. Multipliers 131 and 1
The multiplied signal obtained at 32 is added at the adder 134 to obtain an MSK output. [0004] As described above, in the conventional parallel MSK modulation system, the reference sine wave of the baseband multiplication circuit and the carrier of the quadrature modulation circuit are each 0 (r).
ad) and -π / 2 (rad).
Therefore, a phase shift circuit is used to obtain it. For example, there is a method of adjusting this portion by itself before configuring the MSK modulation circuit. However, since components for mechanical adjustment are generally used, vibrations that may occur at the time of configuration may be caused. In addition, there is a possibility that the adjustment position may be shifted, or the shift amount may be shifted due to a variation in impedance of a circuit to be connected, and the adjustment may be meaningless. Also, in the method of adjusting after the configuration, there is a problem that a special jig must be manufactured or a measuring instrument must be prepared. An object of the present invention is to provide an MSK modulation system which can easily adjust the orthogonality of a reference sine wave and a carrier wave and a baseband multiplication circuit. [0007] In order to solve the above-mentioned problems, a parallel MSK modulation system according to the present invention comprises a serial-parallel conversion circuit for converting input data into an I signal and a Q signal, and a select signal. Selection mode A for outputting normal data, selection mode B for outputting repeated data having a period twice as long as the data period of the I or Q signal, and selection mode C for outputting fixed level data of a predetermined constant level A sine wave signal from the reference sine wave generation circuit to two outputs from the data adjustment circuit, a reference sine wave generation circuit that outputs a sine wave signal, a cosine wave signal, and a signal of the opposite polarity. Baseband multiplying circuit having first and second multiplying circuits for multiplying a carrier signal and a cosine wave signal, respectively, and an output of the first and second multiplying circuits and a carrier signal And a third and fourth multiplication circuit for multiplying the carrier signal by a signal obtained by shifting the phase of the carrier signal by -π / 2, and adding the output signals of the third and fourth multiplication circuits. A quadrature modulation circuit having an adder circuit for obtaining an MSK output, wherein at the time of quadrature characteristic adjustment, the quadrature modulation circuit and baseband multiplication are performed based on the quadrature modulation output obtained by setting the selection mode C and the selection mode B. The circuit is configured so that the characteristics of the circuit can be adjusted. According to the present invention, a selection mode A for outputting normal data and a selection mode B for outputting repetitive data having a cycle twice as long as the data cycle of the I or Q signal are determined by a data adjustment circuit. Any one of the selection modes C for outputting fixed level data of a fixed level can be set, and a sine wave signal, a cosine wave signal from the reference sine wave generation circuit, and a reverse polarity signal thereof are output to two outputs from the data adjustment circuit. A quadrature of an MSK modulation circuit having a baseband multiplication circuit for multiplication, a multiplication circuit for multiplying an output of the baseband multiplication circuit by a carrier signal, and a quadrature modulation circuit for adding the multiplication circuit output signals to obtain an MSK output. This is a system that allows easy adjustment of characteristics. Therefore, it is configured to adjust the characteristics of the quadrature modulation circuit and the baseband multiplication circuit while monitoring the spectrum information of the quadrature modulation output obtained by setting the data adjustment circuit to the selection mode C and the selection mode B. . Next, the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a configuration block diagram of an embodiment of a parallel MSK modulation system according to the present invention. The input data is converted into an I signal and a Q signal in a serial / parallel conversion circuit 1, and passes through a data adjustment circuit 2 to a baseband multiplication circuit 3.
Is input to The multipliers 31 and 32 of the baseband multiplication circuit 3 respectively output the COS from the reference sine wave generation circuit 4.
(Ωbt) and SIN (ωbt) are multiplied by the input signal. The multiplier 51 of the quadrature modulation circuit 5 multiplies the output of the multiplication circuit 31 by the carrier signal COS (ωat). Also,
The multiplier 52 converts the carrier signal into -π by the -π / 2 phase shifter 53.
A signal obtained by performing a phase shift of / 2 is multiplied by an output signal of the multiplier 32. Adder 54 adds the output signals of multipliers 51 and 52 to obtain an MSK output. As described above, the output of the serial-parallel conversion circuit 1 is input to the data adjustment circuit 2. The data adjustment circuit 2 selects the normal data, that is, the data serial-to-parallel converted by the serial-parallel adjustment circuit 1 or another fixed pattern signal described later, based on the pattern selection control signal, and inputs the same to the baseband multiplication circuit 3. On the other hand, the reference sine wave selected by the pattern selection control signal from the reference sine wave generation circuit 4 is input to the baseband multiplication circuit 3,
The output multiplied by both signals is input to the quadrature modulation circuit 5 to generate an MSK signal. The generation of the fixed pattern by the data adjustment circuit 2 can be performed, for example, by the configuration shown in FIG. Also,
FIG. 3 shows the output. Incidentally, actually, it is constituted by two circuits (I and Q channel units). Normal data (I and Q data) and repeated data are input to the selector 21, and one of them is selectively output by a select signal. Here, the repetitive data is a clock generated in the preprocessing timing circuit and has a period 2Tb which is twice the I or Q data period Tb. The analog delay 22 is for adjusting the phase of data to the reference sine wave. The selection of data output from the selector 21 is performed by a select signal as a pattern selection signal. As shown in FIG. 3, three modes are selected by a combination of a data fixed signal as a pattern selection signal and a select signal. Is specified. For example, if the select signal is “L” and the data fixed signal is “H”, the mode A is designated and normal data is output from the data adjustment circuit 2. If the select signal is "H" and the data fixing signal is "H", the mode B is designated and the above-mentioned repeated data is output. Further, if the select signal is “L” or “H” and the data fixing signal is “H”, the mode C is designated, and fixed data (for example, Low) is forcibly output. FIG. 4 shows an example of the configuration of the reference sine wave generating circuit 4 in FIG. 1, and FIG. 5 shows its output.
This circuit is also actually composed of two circuits (I and Q channel units). The sampling data storage unit 41 stores the data of the sampling points of the reference sine wave as shown in FIG. The reference sine wave sent to the multiplying circuit of the I channel is read out by a read control signal to # 1, # 2, #
If the sampling data is sent to the D / A converter 43 on the I channel side via the selector 42 in the order of 3 ... # 8, the sampling data is sent to the Q channel side in the order of # 7, # 8, # 1 ... # 6. The signal is sent to the D / A converter 43 on the Q channel side (selection mode D). The selector 42
Select control is performed by a read circuit 45 that responds to a read control signal (H or L). By doing so, the relative phase difference between these two signals can maintain the orthogonal relationship. If the order of the sampling data on the Q channel side is # 3, # 4, # 5... # 2, it is possible to generate a signal whose phase is inverted (selection mode E). The relation diagram is shown in FIG. Analog delay 46
Is for adjusting the orthogonality of the reference sine waves, and a delayed clock is supplied to the D / A converter 43 as a clock. From the addition theorem of trigonometric functions, COS A · COS B + SIN A · SIN B = COS (A−B) (1) COS A · COS B−SIN A · SIN B = COS (A + B) (2) If A is a carrier ωa and B is a reference sine wave ωb, the result of the multiplication is (ωa + ωb) or (ωa−ω
b) only exists. That is, the frequency is observed by a spectrum analyzer, and the phase shifter 5 as a phase shift circuit is operated so as to satisfy the above condition.
By adjusting 3, the resulting orthogonality between the carrier wave and the reference sine wave is obtained. Therefore, if the reference sine wave generation circuit 4 is in the selection mode D and the data adjustment circuit 2 is in the selection mode C, the condition of the equation (1) is satisfied. The phase shift circuit can be adjusted so as to satisfy the condition of Expression (2). Further, if the output of the reference sine wave generation circuit 4 is stopped and the data adjustment circuit 2 is set to the selection mode B, the bias circuit of the baseband multiplication circuit 3 is adjusted so that the operating point of the switching by the data can be reduced. It can be set to 50% and can be performed while observing with a spectrum analyzer. In other words, setting the switching operation point to the above-mentioned point means that only odd harmonics of the fundamental wave exist in the multiplied output. Therefore, by performing adjustment so as to suppress even-order harmonics most, it is possible to approximate an ideal operation of the multiplier and to suppress unnecessary spurious. The data adjustment circuit 2 is set to a selection mode B,
If the reference sine wave circuit 4 is set to the selection mode D or E,
It is possible to adjust so as to suppress the reference sine wave remaining in the baseband multiplication output and the carrier wave remaining in the quadrature modulation output, and can perform the measurement while observing with a spectrum analyzer. In short, according to the present invention, in order to easily adjust the orthogonality of the reference sine wave and the carrier wave and the characteristics of the baseband multiplying circuit, the data adjusting circuit 2 is used.
As well as normal data (mode A) as well as repetition data (mode B) and fixed data (mode C) as output data to the baseband multiplying circuit 3, the reference sine wave generating circuit 4 It is configured such that signals such as sin, -sin, and cosine wave signals can be selectively output as the reference wave from. That is, when the operation mode of the data adjusting circuit 2 is mode C, the data input to the baseband multiplying circuit 3 is fixed data, irrespective of the characteristics of the baseband multiplying circuit 3, and Vessel 5
1, 52, etc.) can be monitored by observing the MSK output. Therefore, it is possible to adjust while monitoring the MSK output in order to suppress the spurious component related to the carrier caused by the characteristics of the quadrature modulation circuit 5, and to adjust the quadrature characteristics completely. For example, according to the perfect quadrature modulation circuit 5, odd harmonic components centering on the fundamental frequency component appear as line spectrum data in the MSK output, but if harmonic distortion exists in the characteristics of the quadrature modulation circuit 5, the even harmonic components will appear. The components will be mixed. Therefore, if the quadrature modulation circuit 5 is adjusted while monitoring the frequency information of the MSK output using a spectrum analyzer or the like so that the even harmonic components are sufficiently suppressed,
If the reference wave output from the reference sine wave generation circuit 4 is used, a quadrature modulation circuit 5 having excellent orthogonality can be obtained. On the other hand, when the operation mode of the data adjustment circuit 2 is set to mode B, the data “1” and “0” are output from the data adjustment circuit 2 to the multiplier 31 of the baseband multiplication circuit 3.
And 32. The multipliers 31 and 32
When the data from the data adjustment circuit 2 is "1", a multiplication output with the reference wave output from the reference sine wave generation circuit 4 is output to the quadrature modulation circuit 5, but when the data is "0", "0" is output. Is done. Here, in the multipliers 31 and 32, whether the input data is "1" or "0" is determined based on the result of comparison with the threshold value. If the threshold value is not appropriate, the baseband multiplication circuit 3 Unnecessary spurious components are mixed in the output of Therefore, in the present invention, while monitoring the MSK output, the above threshold value is adjusted to set a threshold value that sufficiently suppresses spurious components. As described above, according to the parallel MSK modulation system of the present invention, the adjustment of the orthogonality of the reference sine wave and the carrier and the adjustment of the baseband multiplication circuit are performed only by using only the spectrum analyzer. Can be adjusted without using any jigs or measuring instruments.
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による並列MSK変調システムの一実
施例を示す構成ブロック図である。
【図2】図1の実施例におけるデータ調整回路の構成例
を示すブロック図である。
【図3】図1の実施例におけるデータ調整回路の出力例
を示す図である。
【図4】図1の実施例における基準正弦波発生回路の構
成例を示すブロック図である。
【図5】図1の実施例における基準正弦波発生回路の出
力例を示す図である。
【図6】この発明の実施例における基準正弦波のサンプ
リング点を示す図である。
【図7】この発明の実施例におけるIとQの基準正弦波
位相関係を示す図である。
【図8】従来の並列MSK変調システムの構成ブロック
図である。
【符号の説明】
1,101 直並列変換回路
2 データ調整回路
3,102 ベースバンド乗算回路
4 基準正弦波発生回路
5,103 直交変調回路
31,32,51,52,121,122,131,1
32
乗算器
53,123,133 −π/2移相器
54,134 加算器BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a configuration block diagram showing an embodiment of a parallel MSK modulation system according to the present invention. FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration example of a data adjustment circuit in the embodiment of FIG. 1; FIG. 3 is a diagram illustrating an output example of a data adjustment circuit in the embodiment of FIG. 1; FIG. 4 is a block diagram showing a configuration example of a reference sine wave generation circuit in the embodiment of FIG. 1; FIG. 5 is a diagram illustrating an output example of a reference sine wave generation circuit in the embodiment of FIG. 1; FIG. 6 is a diagram showing sampling points of a reference sine wave in the embodiment of the present invention. FIG. 7 is a diagram showing a reference sine wave phase relationship between I and Q in the embodiment of the present invention. FIG. 8 is a configuration block diagram of a conventional parallel MSK modulation system. [Description of Signs] 1,101 Serial-parallel conversion circuit 2 Data adjustment circuit 3, 102 Baseband multiplication circuit 4 Reference sine wave generation circuit 5, 103 Quadrature modulation circuits 31, 32, 51, 52, 121, 122, 131, 1
32 multipliers 53, 123, 133 -π / 2 phase shifters 54, 134
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−216555(JP,A) 特開 昭63−119339(JP,A) 実開 平1−171146(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 27/00 - 27/38──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-61-216555 (JP, A) JP-A-63-119339 (JP, A) JP-A 1-171146 (JP, U) (58) Survey Field (Int.Cl. 6 , DB name) H04L 27/00-27/38
Claims (1)
する直並列変換回路と、 セレクト信号により、通常データを出力する選択モード
A、前記IまたはQ信号のデータ周期の倍の周期をもつ
繰り返しデータを出力する選択モードB、予め定めた一
定レベルの固定レベルデータを出力する選択モードCの
選択モードを有するデータ調整回路と、 正弦波信号、余弦波信号及びその逆極性信号を出力する
基準正弦波発生回路と、 前記データ調整回路からの2つの出力に前記基準正弦波
発生回路からの正弦波信号と余弦波信号をそれぞれ乗算
する第1と第2の乗算回路を有するベースバンド乗算回
路と、 前記第1と第2の乗算回路の出力と搬送波信号と前記搬
送波信号を−π/2移相して得られた信号とをそれぞれ
乗算する第3と第4の乗算回路を有するとともに、前記
第3と第4の乗算回路の出力信号を加算してMSK出力
を得る加算回路とを有する直交変調回路と、 を備え、直交特性調整時には、前記選択モードC及び選
択モードBに設定して得られる直交変調出力に基づいて
前記直交変調回路及びベースバンド乗算回路の特性を調
整可能に構成されて成ることを特徴とする並列MSK変
調システム。(57) Claims: A serial / parallel conversion circuit for converting input data into an I signal and a Q signal; a selection mode A for outputting normal data by a select signal; A data adjustment circuit having a selection mode B for outputting repeated data having a period and a selection mode C for outputting fixed level data having a predetermined constant level; A baseband having a reference sine wave generating circuit to output, and first and second multiplying circuits respectively multiplying two outputs from the data adjusting circuit by a sine wave signal and a cosine wave signal from the reference sine wave generating circuit And a third and fourth multiplication circuits for multiplying the outputs of the first and second multiplication circuits, a carrier signal, and a signal obtained by shifting the phase of the carrier signal by -π / 2, respectively. A quadrature modulation circuit having a path and adding an output signal of the third and fourth multiplication circuits to obtain an MSK output. A parallel MSK modulation system, wherein the characteristics of the quadrature modulation circuit and the baseband multiplication circuit are adjustable based on the quadrature modulation output obtained by setting B.
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JP3244209A JP2823716B2 (en) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | Parallel MSK modulation system |
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JPH0563741A JPH0563741A (en) | 1993-03-12 |
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1991
- 1991-08-30 JP JP3244209A patent/JP2823716B2/en not_active Expired - Fee Related
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