JP2823401B2 - カラーテレビジョン装置 - Google Patents

カラーテレビジョン装置

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JP2823401B2
JP2823401B2 JP3344145A JP34414591A JP2823401B2 JP 2823401 B2 JP2823401 B2 JP 2823401B2 JP 3344145 A JP3344145 A JP 3344145A JP 34414591 A JP34414591 A JP 34414591A JP 2823401 B2 JP2823401 B2 JP 2823401B2
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modulation circuit
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーテレビジョン装置
に係り、詳しくは特に文字多重放送、コンピュータゲー
ム等の画面を受像するに際し、文字の認識度改善用とし
て好適なカラーテレビジョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のカラーテレビジョン装置におい
て、画質の向上をはかるため、速度変調回路を用いて尖
鋭度を改善することはよく行なわれている。然して現在
使用されている速度変調回路は、入力信号にY信号のみ
を利用し、その信号の立ち上り/立ち下りのエッジ部の
尖鋭度を改善させる事を目的としているが、周知のよう
に、黒の縦線は太く、逆に白の縦線は細くなるという弊
害があり、画像の自然感が損なわれる事になる。そこで
通常は、速度変調回路の動作のON/OFFについて
は、視聴者の好みにより任意に自分で操作するという設
定になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の速度
変調回路は従来方式においては常に動作しているため、
文字多重放送或いはコンピュータゲームなどの画面のよ
うに多数の文字が画面上に出力されると、水平方向に圧
縮又は伸長が掛るため文字の認識度が悪くなる。図3は
そのような状態を模式的に示す図であって、一例として
平仮名の「た」の文字が速度変調回路の動作により圧縮
され読みづらくなった状態を示すものである。そこでか
かる場合には、同回路を遮断すれば良いわけであるが、
しかし乍ら、良質の画面を得るためその都度同回路のO
N/OFF操作を行なうのは誠に煩雑である。従って本
発明の目的とするところは、カラーテレビジョン装置に
おいて特に文字多重放送或いはコンピュータゲーム等の
画面の受像に際し、多くの文字や文章が画面に表示され
た場合のみに速度変調回路の動作を自動的に遮断するよ
うな手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような課
題を解決するためになされたものであってその要旨とす
るところは、カラーテレビジョン装置において、各種入
力信号を復調するための復調回路に続き、これらの信号
の復調により得られたR、G、B、各原色信号レベルを
判別するための判別回路を設け、さらに該判別回路と速
度変調回路との間にミュート信号出力回路を挿入するこ
とにより、R、G、B、各原色信号レベルが一致若しく
は接近と判別された場合のみ、ミュート信号が出力され
て速度変調回路の動作が遮断されるように構成されてな
るカラーテレビジョン装置である。
【0005】
【作用】文字等の場合は一般のカラー映像の場合と異な
り、復調後の出力信号が白黒であることが多い。即ち、
この場合、復調後のR、G、B、各出力信号が同一若し
くは接近したものとなる。そこで、この点に着目して、
R、G、B、各信号レベルを判定してこれが一致若しく
は接近した場合のみミュート信号出力回路を動作させて
速度変調回路にミュートをかけることで速度変調回路を
自動的に遮断し、これによって文字の認識度を向上せし
める。一方、R、G、B、各信号レベルが一致若しくは
接近しない通常の画面においては速度変調回路にミュー
トはかからないので、同回路についての所期の画質改善
効果が通常通り得られる。
【0006】
【実施例】図1に本発明の実施例装置のシステム図を示
す。同図において1はたとえば文字多重放送或いはコン
ピータゲーム映像などの各種入力信号であり、入力信号
切換回路2によって任意の映像信号が選択される。3は
切換信号を発するためのマイコンである。前記映像信号
は、Y、C信号に分離されたのちに、通常はY信号のみ
が速度変調回路4に与えられる。また、Y、C信号は復
調回路5にも入力され、R、G、Bの原色信号に復調さ
れる。8はブラウン管である。
【0007】ところで、画面に出力された場合に、白黒
で表示されている箇所がある場合には、その部分での
R、G、Bの各々の信号は同一となる。従って画面の表
示において文字或いは文章が表示された場合にはその文
字でのR、G、Bの各原色信号は同一若しくは近接レベ
ルとなる。一方、図1のレベル判別回路6ではR、G、
B信号の比較が行なわれ、これら3つの信号のレベルが
一致若しくは近接したものとなった場合、速度変調回路
4に対してミュート信号出力回路7を動作させてミュー
ト信号を発するようにする。
【0008】この場合、速度変調回路4にミュート信号
をかけるのは文字多重放送或いはコンピータゲーム画面
の場合のように多くの文字や文章が表示される際のみで
あるため、図1におけるミュート信号出力回路7では、
指定のモード時のみミュート信号を出力し、それ以外に
は信号を出力しない、という動作を行なう。以上の如く
にして、速度変調回路4にミュート信号をかけることに
よって同回路4の動作を自動的に遮断して文字の認識度
を向上せしめるものである。
【0009】本発明の装置を用いて、文字の表示につい
て速度変調回路4にミュート信号をかけて動作の遮断を
行なった場合の一例を先の図3の従来例と対比して図2
に模式的に示す。図2の例も図3の場合と同じく平仮名
の「た」の字について示したものであるが、図2の例で
は速度変調回路4が遮断されているため、図3の場合と
異なり文字の圧縮が生ぜず、従って読み易い字態の文字
が表示される。このように本発明によって見づらさを改
善できることが明らかである。
【0010】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明よれば、文字
多重放送或いはコンピータゲーム画面などを受像する
際、カラーテレビ画質の向上をはかるため設けられた速
度変調回路の動作によって文字の圧縮又は伸長が生ずる
のを、文字が画面上に出力された場合のみ速度変調回路
を遮断する手段を有することにより、文字の圧縮等を防
止することができ、これによって文字の認識度を改善す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置のシステム図
【図2】本発明により速度変調回路を遮断した場合の文
字表示例
【図3】従来手段により速度変調回路が動作している場
合の文字表示例である。
【符号の説明】
1 入力信号 2 入力信号切換回路 4 速度変調回路 6 レベル判別回路 7 ミュート信号出力回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーテレビジョン装置において、各種
    入力信号を復調するための復調回路に続き、これらの信
    号の復調により得られたR、G、B、各原色信号のレベ
    ルを判別するための判別回路を設け、さらに該判別回路
    と速度変調回路との間にミュート信号出力回路を挿入す
    ることにより、R、G、B、各原色信号レベルが一致若
    しくは接近と判別された場合のみ、ミュート信号が出力
    されて速度変調回路の動作が遮断されるように構成され
    てなることを特徴とするカラーテレビジョン装置。
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