JP2822097B2 - 磁気ループ型同軸・導波管変換器 - Google Patents

磁気ループ型同軸・導波管変換器

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JP2822097B2 JP14766790A JP14766790A JP2822097B2 JP 2822097 B2 JP2822097 B2 JP 2822097B2 JP 14766790 A JP14766790 A JP 14766790A JP 14766790 A JP14766790 A JP 14766790A JP 2822097 B2 JP2822097 B2 JP 2822097B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、安価でしかも寸法精度良く製造できる構造
の磁気ループ型同軸・導波管変換器に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より、同軸線路と導波管を接続する構造として、
第20図および第21図に示す電界プローブ型同軸・導波管
変換器と、第22図および第23図に示す磁気ループ型同軸
・導波管変換器とが知られている。第20図は、電界プロ
ーブ型同軸・導波管変換器の縦断面図であり、第21図
は、第20図のA−A矢視断面図である。また、第22図
は、磁気ループ型同軸・導波管変換器の縦断面図であ
り、第23図は、第22図のB−B矢視断面図である。
電界プローブ型同軸・導波管変換器は、矩形導波管1
の一端を短絡板2で短絡し、この短絡板2より所定の距
離L1だけ離れた位置でTE10モードのH面の一方に同軸線
路3を接続し、その中心導体4を導波管1内に所定距離
L2だけ突出させてプローブ5が構成される。そして、同
軸線路3の中心導体4が導波管1の横断面の中心から所
定距離L3だげずらして配置され、距離L1,L2,L3を適宜に
調整することで、導波管1と同軸線路3の結合量が調整
されて整合が図れることが知られている。
また、磁気ループ型同軸・導波管変換器は、矩形導波
管1の一端を短絡する短絡板2に、同軸線路3を同じ軸
方向で接続し、その中心導体4を導波管1内に所定距離
(L1+L2)だけ突出させる。そして、先端部L2を直角に
折り曲げてL字状とし、その先端を導波管1のTE10モー
ドのH面の内壁の一方に電気的接続させてループ6が構
成される。そして、中心導体4の先端が接続される導波
管1の内壁の位置が、横断面の中心より所定距離L3だけ
ずらされている。そして、距離L1,L2,L3を適宜に調整す
ることで、導波管1と同軸線路3の結合量が調整されて
整合が図れることが、同様に知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、電界プローブ型同軸・導波管変換器にあっ
ては、構造が比較的に簡単で製造し易いが、導波管1と
同軸線路3が直交するように配置されるので、装置の小
型化が困難である。
そこで、磁気ループ型同軸・導波管変換器にあって
は、導波管1と同軸線路3が同じ軸方向に配置できるの
で、装置の小型化に有利である。しかしながら、この磁
気ループ型同軸・導波管変換器は、同軸線路3の中心導
体4の先端を導波管1のTE10モードのH面の内壁に電気
的接続させるループ6の構造が複雑で製造コストが高
く、また量産した際に安定した特性が維持できるだけの
寸法精度を得にくいという不具合があった。
本発明は、上述したごとき従来の磁気ループ型同軸・
導波管変換器の事情に鑑みてなされたもので、構造が簡
単で製造コストが安価であるとともに寸法精度が得やす
い磁気ループ型同軸・導波管変換器を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本発明の磁気ループ型
同軸・導波管変換器は、第1の導波管の一端を短絡板で
短絡し、この短絡板に同軸線路を接続してその中心導体
を前記第1の導波管内に突出させ、前記第1の導波管の
他端に、チョーク接続構造で第2の導波管を接続し、こ
の第1と第2の導波管の接続部に、プリント基板をその
縁部を前記チョーク溝に収納するとともにTE10モードの
H面側の縁部の導電箔をすくなくともいずれか一方の導
波管に当接させて配置し、前記プリント基板は、導波管
の横断面形状内に前記中心導体の先端部が接続されるラ
ンド部およびこのランド部を前記縁部の導電箔に接続す
る線路部のほかは導電箔が設けられないように構成され
ている。そして、導電管の横断面形状のTE10モードの電
界方向の幅(H面の間隔)より、前記プリント基板の幅
を、僅かに大きく構成しても良い。
また、本発明の磁気ループ型同軸・導波管変換器は、
第1の導波管の一端を短絡板で短絡し、この短絡板に同
軸線路を接続してその中心導体を前記第1の導波管内に
突出させ、前記第1の導波管の他端に、チョーク接続構
造で導電金属板を接続し、この導電金属板の他面にチョ
ーク接続構造で第2の導波管を接続し、前記導電金属板
に、前記中心導体の先端部が接続固定される接続部およ
びこの接続部を導波管のTE10モードのH面の内壁に電気
的接続する線路部を残して導波管の横断面形状の透孔を
穿設して構成されても良い。
そして、上記の磁気ループ型同軸・導波管変換器は、
前記線路部が導波管の横断面の中心からずれた位置に設
けられて構成されても良い。
さらに、本発明の磁気ループ型同軸・導波管変換器
は、第1の導波管の一端を短絡板で短絡し、この短絡板
に同軸線路を接続してその中心導体を前記第1の導波管
内に貫通突出させ、前記第1の導波管の他端にチョーク
接続構造でスペーサ用の導波管を接続しこのスペーサ用
の導波管の他端にチョーク接続構造で第2の導波管を接
続し、このスペーサ用の導波管と第2の導波管の接続部
に、プリント基板をその縁部を前記チョーク溝に収納す
るとともにTE10モードのH面側の縁部の導電箔を前記ス
ペーサ用の導波管または第2の導波管のすくなくともい
ずれか一方に当接させて配置し、前記プリント基板は、
導波管の横断面形状内に前記中心導体の先端部が接続さ
れるランド部およびこのランド部を前記縁部の導電箔に
接続する線路部のほかは導電箔が設けられないように構
成されても良い。
そしてさらに、本発明の磁気ループ型同軸・導波管変
換器は、同軸線路の外部導体の一端にフランジ部を形成
し、このフランジ部にチョーク接続構造で調整用の導波
管を接続し、前記同軸線路の中心導体を前記調整用の導
波管内に突出させ、前記調整用の導波管の他端にチョー
ク接続構造で第2の導波管を接続し、この調整用の導波
管と第2の導波管の接続部に、プリント基板をその縁部
をチョーク溝に収納するとともにTE10モードのH面側の
縁部の導電箔を前記調整用の導波管または第2の導波管
のすくなくともいずれか一方に当接させて配置し、前記
プリント基板は、導波管の横断面形状内に前記中心導体
の先端部が接続されるランド部およびこのランド部を前
記縁部の導電箔に導波管の横断面の中心からずれた位置
に接続する線路部のほかは導電箔が設けられないように
構成されても良い。
(作用) まず、本発明の磁気ループ型同軸・導波管変換器にあ
っては、導波管内に突出された同軸線路の中心導体の先
端を、プリント基板のランド部に接続して固定するとと
もに、プリント基板の線路部を介して導電箔が当接する
導波管の内壁に電気的接続がなされるので、ループの構
造が簡単であり、また寸法精度が得られ易い。しかも、
第1と第2の導波管がチョーク接続構造で接続されると
ともにプリント基板の縁部がチョーク溝に収納されるの
で、第1と第2の導波管の間の内壁にはすくなくともプ
リント基板の厚さだけの隙間を生じるが、電気的に短絡
の状態であり、マイルロ波の反射や漏れを生じさせな
い。そして、導波管の横断面形状でTE10モードの電界方
向の幅より、プリント基板の幅を僅かばかり大きくする
ならば、縁部の導電箔が導波管に当接されて確実に電気
的接続がなされ、しかも電流の最も大きいTE10モードの
H面のチョーク溝は大部分が空気でみたされるので、プ
リント基板による誘電体損失を極力小さくできてマイク
ロ波の減衰を小さくし得る。
また、本発明の磁気ループ型同軸・導波管変換器は、
導波管内に突出された中心導体の先端を、導電金属板に
設けた接続部に接続して固定するとともに線路部を介し
て導波管の内壁に電気的接続するならば、その構造が簡
単であるとともに寸法精度が得られ易い。しかも、導電
金属板と第1と第2の導波管はチョーク接続構造であ
り、第1と第2の導波管の内壁は短絡の状態であってし
かも誘電体損失を生じることがなく、マイクロ波の減衰
および漏れを生じさせない。
そして、中心導体の先端が電気的に接続された線路部
を導波管の横断面の中心からずれた位置に接続するなら
ば、このずれに応じてループの接続位置によって同軸線
路と導波管の結合量が変化し、線路部のずれが異なるプ
リント基板または導電金属板を適宜に変更することで、
導波管と同軸線路の整合調整を容易に図れる。
さらに、第1と第2の導波管の間にスペーサ用の導波
管を介装させるとともに、プリント基板の線路部を導波
管の横断面の中心からずらした位置に接続するならば、
スペーサ用の導波管の軸方向の長さおよびプリント基板
の線路部のずれによって、ループの導波管内の接続位置
が2方向に変化し、同軸線路と導波管の結合量を大きな
自由度で調整し得る。
そしてさらに、同軸線路の外部導体の一端にフランジ
部を形成し、このフランジ部と調整用の導波管をチョー
ク接続構造とするならば、調整用の導波管の軸方向の長
さを変更することで、同軸線路と導波管の結合量を調整
し得る。また、同軸線路部分と導波管部分とが別部材と
なるので、各部材の形状が簡単なものとなり、それだけ
製造が容易である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図を参照し
て説明する。第1図は、本発明の磁気ループ型同軸・導
波管変換器の第1の実施例の横断面図であり、第2図
は、第1図におけるプリント基板の正面図であり、第3
図は、第1図で第2図のプリント基板を除いたC−C矢
視図である。
第1図ないし第3図において、第1の導波管10の一端
が短絡板11によって短絡され、この短絡板11に同軸線路
12が同じ軸方向で接続される。この同軸線路12の中心導
体13は所定距離L1だけ第1の導波管10内に突出される。
また、第1の導波管10の他端には、チョーク接続構造を
形成するための断面形状L字状のチョーク溝14が設けら
れる。なお、このチョーク溝14のL字状の各辺の寸法
は、適用マイクロ波の周波数の波長λの1/4に形成され
ることは公知の通りである。
また、第1の導波管10の他端面には、チョーク溝14の
略厚さを有する円板状のプリント基板15がチョーク溝14
の一辺に縁部を収納されて配置される。このプリント基
板15には、中心導体13が半田付け16されるランド部17と
このランド部17から導波管のTE10モードのH面のいずれ
か一方の内壁側に導かれる線路部18を残して導波管の横
断面形状19に導電箔20が除去される。なお、プリント基
板15の全周縁部に導電箔20が設けられている。また、プ
リント基板15の両側部に回り止め突起21,21が設けら
れ、これらに対応させて第1の導波管10の他端面に回り
止め溝22,22が形成される。
さらに、第1の導波管10のチョーク溝14が設けられた
他端面に、プリント基板15を挟むようにして第2の導波
管23がフランジ接続され、しかもプリント基板15の全周
縁部の導電箔20が第2の導波管に当接して電気的接続が
なされる。
かかる構成において、プリント基板15の全周縁部の導
電箔20が第2の導波管23に電気的接続がなされ、第1の
導波管10内に突出された中心導体13がランド部17と線路
部18を介して導波管10のTE10モードのH面のいずれか一
方の内壁に電気的に接続され、ループ24が構成される。
そして、このようにプリント基板15により簡単にループ
24を構成できるので、装置として安価に製造できるとと
もに、精度の高い印刷技術を用いることで寸法精度も得
られ易い。また、第1と第2の導波管10,23の内壁の間
にプリント基板15の厚さだけの隙間を生じさせるが、チ
ョーク接続構造により双方の内壁は電気的に短絡状態で
あり、マイクロ波の反射および漏れ等を生じさせない。
なお、短絡板11に同軸線路12を接続される位置L2等を中
央から適宜にずらし、または第1の導波管10の長さL1
適宜に調整すれば、同軸線路12と導波管の結合量が調整
されて整合が図れることは公知の通りである。
次に、本発明の第2の実施例を第4図ないし第7図を
参照して説明する。第4図は、本発明の磁気ループ型同
軸・導波管変換器の第2の実施例の縦断面図であり、第
5図は、第4図におけるプリント基板の正面図であり、
第6図は、第4図で第5図のプリント基板を除いたD−
D矢視図であり、第7図は、第4図の第1の導波管にプ
リント基板を配置した斜視図である。第4図ないし第7
図において、第1図ないし第3図と同一部材または均等
部材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
第4図ないし第7図において、第1の導波管30は、一
端が短絡されその短絡板11に同軸線路12が同じ軸方向で
接続され、その中心導体13は所定距離L1だけ第1の導波
管30内に突出されることは第1の実施例と同じである
が、チョーク溝14が設けられていない点ならびに他端面
に回り止め突部31,31が突設されている点で相違する。
そして、第1の導波管30の他端面に、回り止め突部31,3
1に嵌合する凹部32,32が形成されたプリント基板33が回
転防止と位置決めされて配置される。さらに、このプリ
ント基板33を挟むようにして、第1の導波管30の他端面
に、第2の導波管34がフランジ接続される。この第2の
導波管34の端面には、チョーク溝14が形成される。ここ
で、プリント基板33は、チョーク溝14の略厚さを有する
とともに導電箔20が第2の導波管34に当接される。さら
に、このプリント基板33の幅wは、導波管の横断面形状
19のTE10モードの電界方向の幅(H面の間隔)より僅か
に大きく構成される。また、ランド部17から導波管の内
壁側に導かれる線路部35が、導波管の横断面の中心より
距離L3だけずらして配置される。そしてまた、プリント
基板33の周縁部でチョーク溝14に対向する部分36,36
は、導電箔20が除去される。
かかる構成にあっては、大きな電流が流れる導波管の
TE10モードのH面のチョーク溝14に収納されるプリント
基板33の量が少なく、チョーク溝14の大部分が空気でみ
たされるので、プリント基板33による誘電体損失がな
い。ここで、断面L字状のチョーク溝14に向けてプリン
ト基板33の導電箔20を配置するさいは、プリント基板33
の周縁部に導電箔20が除去された部分36,36を設けるこ
とで、チョーク溝14が導電箔20により切断されてチョー
ク溝14として作用しなくなる虞を改善している。
そして、線路部35が導波管の横断面の中心からずらし
た距離L3を異ならせて、ループ24が接続される導波管の
位置により同軸線路と導波管の結合量の調整を図るなら
ば、距離L3の異なるプリント基板33を適宜に変更するこ
とで、容易に整合の調整ができる。しかも、このように
して同軸線路と導波管の結合量を調整するならば、同軸
線路12は導波管の横断面の中心に配置でき、この同軸線
路12を回転軸芯とするロータリージョイント等に応用す
ることが容易である。
ところで、第8図に示すごとく、プリント基板37に設
けられる導電箔20は、導波管の横断面形状19の全周縁部
に設けられていなくても良く、すくなくともTE10モード
の一方のH両側の縁部に部分的に設けられていれば良
い。また、第9図に示す断面図のごとく、プリント基板
38は片面基板に限られずに両面基板を用い、ランド部1
7,17の貫通孔39をスルーホールとして両面の導電箔20,2
0を電気的に接続させても良い。そして、かかる場合は
両面の導電箔20,20をそれぞれ第1と第2の導波管30,34
に当接させれば良い。
また、本発明の第3の実施例を第10図ないし第12図を
参照して説明する。第10図は、本発明の磁気ループ型同
軸・導波管変換器の第3の実施例の縦断面図であり、第
11図は、第10図におけるプリント基板の正面図であり、
第12図は、第10図のE−E矢視図である。第10図ないし
第12図において、第1図ないし第7図と同一部材または
均等部材には同一符号を付けて重複する説明を省略す
る。
第10図ないし第12図において、第1の導波管40は一端
が短絡板11で短絡され、他端にチョーク溝14が形成され
る。そして、この短絡板11に同軸線路12が同じ軸方向で
接続され、その中心導体13は所定距離L1だけ第1の導波
管40内に突出される。そして、第2の導波管41の一端に
もチョーク溝14が形成され、第1と第2の導波管40,41
が導電金属板42を挟んでフランジ接続される。なお、導
電金属板42の両面に第1と第2の導波管40,41がそれぞ
れに当接して電気的に接続される。
この導電金属板42には、中心導体13の先端が半田付け
16で接続される接続部43とこの接続部43を導波管のTE10
モードのH面のいずれか一方の内壁側に導く線路部44の
みを残して導波管の横断面形状の透孔45が穿設される。
かかる構成にあっては、中心導体13と接続部43および
線路部44によりループ46が構成される。そして、ループ
46をこのように導電金属板42を用いて形成するので、構
造が簡単であるとともに寸法精度が得られ易い。また、
第1の導波管40と導電金属板42の一面がチョーク溝14に
よるチョーク接続構造であり、第2の導波管41と導電金
属板42の他面も同様にチョーク溝14によるチョーク接続
構造であり、第1と第2の導波管40,41の間の内壁は電
気的に短絡状態となる。そして、それぞれのチョーク溝
14,14内は空気がみたされており誘電体損失を生じるこ
とがなく、マイクロ波の減衰や漏れを生じさせない。さ
らに、線路部44を導波管の横断面の中心よりずらす距離
L3を異ならせた導電金属板42を適宜に選択して同軸線路
と導波管の結合量を調整して整合を図ることが容易にで
きる。
さらに、本発明の第4の実施例を第13図ないし第15図
を参照して説明する。第13図は、本発明の磁気ループ型
同軸・同波管変換器の第4の実施例の縦断面図であり、
第14図は、第13図のF−F斜視図であり、第15図は、第
13図で導電金属板を除いたF−F矢視図である。第13図
ないし第15図において、第1図ないし第7図および第10
図ないし第12図と同一部材または均等部材には同一符号
を付けて重複する説明を省略する。
第13図ないし第15図において、第1の導波管50は一端
が短絡板11で短絡され、他端に導波管の両側部で途切れ
たチョーク溝51,51が形成される。そして、これらのチ
ョーク溝51,51の途切れた部分にネジ孔52,52が穿設され
る。これらのネジ孔52,52を用いて円板状の導電金属板5
3が皿ネジ54,54で固定される。この導電金属板53には、
接続部43と線路部44を残して導波管の横断面形状の透孔
45が穿設される。さらに、第2の導波管41の端面にチョ
ーク溝14が形成され、第1と第2の導波管50、41がフラ
ンジ接続される。
かかる構成にあっては、第3の実施例と同様にして、
ループ46の構造が簡単であるとともに寸法精度が得られ
易い。しかも、第1の導波管50に導電金属板53を予め固
定するとともに中心導体13を接続部43に半田付け16して
一体化し、これと第2の導波管41をフランジ接続するの
で、組立て工程での取り扱いが容易である。ここで、TE
10モードで導波管の側部方向の内壁(E面)に流れる軸
方向の電流は僅かであり、チョーク溝51,51が途切れて
いてもマイクロ波の減衰等に大きな影響をおよぼすこと
はない。
そしてさらに、本発明の第5の実施例を第16図を参照
して説明する。第16図は、本発明の磁気ループ型同軸・
導波管変換器の第5の実施例の縦断面図である。第16図
において、他図と同一部材または均等部材には同一符号
を付けて重複する説明を省略する。
第16図において、第1の導波管60は一端が短絡板11で
短絡され、他端にチョーク溝14が形成される。そして、
この短絡板11に同軸線路12が同じ軸方向で接続され、そ
の中心導体13は所定距離L1だけ第1の導波管60内に貫通
突出される。また、第2の導波管61の一端にもチョーク
溝14が形成され、第1と第2の導波管60,61がスペーサ
用の導波管62を挟んでフランジ接続される。さらに、第
2の導波管61のチョーク溝14に縁部が収納されるととも
に導電箔20を第2の導波管61に当接させてプリント基板
63が配置される。そして、このプリント基板63のランド
部17に中心導体13の先端部が半田付け16で接続固定され
てループ24が形成される。なお、図示してないが、ラン
ド部17から線路部が第2の実施例と同様に導波管の横断
面の中心からずれて配置される。
なお、プリント基板63の導電箔20を、スペーサ用の導
波管62に当接させても良いことは勿論である。
かかる構成にあっては、スペーサ用の導波管62の長さ
L4を変更すれば、ループ24の導波管の内壁に接続される
軸方向の位置が簡単に変更し得る。そこで、このスペー
サ用の導波管62とプリント基板63を適宜に選択すれば、
ループ24の導波管の内壁の接続位置を2方向で調整で
き、同軸線路と導波管の結合量を大きな自由度で調整す
ることができる。
そしてまた、本発明の第6の実施例を第17図ないし第
19図を参照して説明する。第17図は、本発明の磁気ルー
プ型同軸・導波管変換器の第6の実施例の縦断面図であ
り、第18図は、第17図のG−G矢視図であり、第19図
は、第17図のH−H矢視断面図である。第17図ないし第
19図において、他図と同一部材または均等部材には同一
符号を付けて重複する説明を省略する。
第17図ないし第19図において、第16図と相違するとこ
ろは、同軸線路12の外部導体70の端部にフランジ部71が
形成され、このフランジ部71の端面にチョーク溝14が形
成され、さらにこのフランジ部71に矩形の調整用の導波
管72がチョーク接続構造でフランジ接続されることにあ
る。ここで、同軸線路12の中心導体13は所定距離L1だけ
調整用の導波管71内に突出される。そして、この調整用
の導波管71の他端に、第16図と同様に、第2の導波管61
がチョーク溝14にプリント基板63の縁部を収納させてチ
ョーク接続構造でフランジ接続される。さらに、中心導
体13の先端部がプリント基板63のランド部17に接続され
てループ24が形成される。
なお、フランジ部71の端面にチョーク溝14を形成せず
に、このフランジ部71と当接する調整用の導波管72の端
面にチョーク溝14を形成しても良い。また同様に、第2
の導波管61にチョーク溝14を形成せずに、調整用の導波
管72の当接する端面にチョーク溝14を形成しても良い。
かかる構成にあっては、調整用の導波管72の軸方向の
長さL4を変更すれば、ループ24の導波管の内壁に接続さ
れる軸方向の位置が簡単に変更し得る。そこで、この調
整用の導波管72とプリント基板63を適宜に選択すれば、
同軸線路と導波管の結合量を調整することができる。ま
た、同軸線路12の外部導体70の端部にフランジ部71を形
成して調整用の導波管72とチョーク接続構造とするの
で、同軸線路部分と導波管部分とが別部材となって、各
部材の形状が簡単なものとなり、それだけ製造が容易で
ある。
なお、上記の第1と第2および第5の実施例では、プ
リント基板15,33,63の導電箔20を除去してランド部17お
よび線路部18,35を形成したが、これに限られずに導電
箔の印刷等によってランド部17および線路部18,35を形
成しても良いことは勿論である。また、プリント基板1
5,33,63にランド部17および線路部18,35を残して導波管
の横断面形状に透孔を穿設しても良い。さらに、上記の
第3と第4の実施例では、ランド部43に中心導体13の先
端部を螺合させまたはカシメにより電気的接続させても
良い。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載するような効果を奏する。
まず、請求項1記載の磁気ループ型同軸・導波管変換
器にあっては、同軸線路の中心導体とプリント基板のラ
ンド部および線路部によりループを構成するので、構造
が簡単で安価に製造することができる。そして、プリン
ト基板を用いるのでループの寸法精度が優れており、変
換器としての特性が安定していて再現性に優れている。
しかも、プリント基板の配置により生ずる第1と第2の
導波管の隙間に対してチョーク接続構造を用いること
で、マイクロ波の反射や漏れを生じさせず、実用上優れ
たものである。
そして、請求項2記載の磁気ループ型同軸・導波管変
換器では、導波管のTE10モードのH面側のチョーク溝に
収納されるプリント基板の量が少なく、それだけ誘電体
損失をなくすことができ、マイクロ波の減衰を極力小さ
くできてマイクロ波のモードを効率良く変換できる。
また、請求項3記載の磁気ループ型同軸・導波管変換
器にあっては、同軸線路の中心導体と導電金属板に穿設
した透孔で形成する接続部および線路部によりループを
構成するので、同様に構造が簡単であるとともに寸法精
度が優れている。しかも、プリント基板等の誘電体が存
在しないので、誘電体損失を生じず、マイクロ波を減衰
させることがなく、より効率良くマイクロ波のモードを
変換できる。
さらに、請求項4記載の磁気ループ型同軸・導波管変
換器は、線路部が導波管の横断面の中心からずらして配
置されるので、プリント基板または導電金属板をずれの
異なるものに適宜に変更すれば、同軸線路と導波管の結
合量を簡単に調整できて整合を図ることができ、実用的
に優れたものである。しかも、このようにして簡単に整
合調整ができるにもかかわらず、同軸線路を導波管の横
断面の中心に配置することができ、レーダ等の回転部を
有する装置のロータリージョイントとして容易に応用で
きる。
そしてさらに、請求項5記載の磁気ループ型同軸・導
波管変換器は、スペーサ用の導波管の長さとプリント基
板の線路部のずれとを適宜に変更すれば、ループが導波
管の内壁に接続される位置を2方向に調整でき、同軸線
路と導波管の結合量を大きな自由度で調整できる。
またさらに、請求項6記載の磁気ループ型同軸・導波
管変換器は、同軸線路部分と導波管部分とが別々の部材
に分割されるので、各部材の形状が簡単なものとなって
製造が容易であり、それだけ安価に生産できて量産に好
適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の磁気ループ型同軸・導波管変換器の
第1の実施例の縦断面図であり、第2図は、第1図にお
けるプリント基板の正面図であり、第3図は、第1図で
第2図のプリント基板を除いたC−C矢視図であり、第
4図は、本発明の磁気ループ型同軸・導波管変換器の第
2の実施例の縦断面図であり、第5図は、第4図におけ
るプリント基板の正面図であり、第6図は、第4図で第
5図のプリント基板を除いたD−D矢視図であり、第7
図は、第4図の第1の導波管にプリント基板を配置した
斜視図であり、第8図は、プリント基板に導電箔を縁部
に部分的に設けた他の例の正面図であり、第9図は、プ
リント基板に両面基板を用いた他の例の縦断面図であ
り、第10図は、本発明の磁気ループ型同軸・導波管変換
器の第3の実施例の縦断面図であり、第11図は、第10図
におけるプリント基板の正面図であり、第12図は、第10
図のE−E矢視図であり、第13図は、本発明の磁気ルー
プ型同軸・導波管変換器の第4の実施例の縦断面図であ
り、第14図は、第13図のF−F矢視図であり、第15図
は、第13図で導電金属板を除いたF−F矢視図であり、
第16図は、本発明の磁気ループ型同軸・導波管変換器の
第5の実施例の縦断面図であり、第17図は、本発明の磁
気ループ型同軸・導波管変換器の第6の実施例の縦断面
図であり、第18図は、第17図のG−G矢視図であり、第
19図は、第17図のH−H矢視断面図であり、第20図は、
従来の電界プローブ型同軸・導波管変換器の縦断面図で
あり、第21図は、第20図のA−A矢視断面図であり、第
22図は、従来の磁気ループ型同軸・導波管変換器の縦断
面図であり、第23図は、第22図のB−B矢視断面図であ
る。 10,30,40,50,60:第1の導波管、 11:短絡板、12:同軸線路、 13:中心導体、14,51:チョーク溝、 15,33,37,38,63:プリント基板、 17:ランド部、18,35,44:線路部、 19:導波管の横断面形状、 20:導電箔、 23,34,41,61:第2の導波管、 24,46:ループ、42,53:導電金属板、 43:接続部、45:透孔、 62:スペーサ用の導波管、 70:外部導体、71:フランジ部、 72:調整用の導波管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01P 5/103 H01P 5/107 WPI

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の導波管の一端を短絡板で短絡し、こ
    の短絡板に同軸線路を接続してその中心導体を前記第1
    の導波管内に突出させ、前記第1の導波管の他端に、チ
    ョーク接続構造で第2の導波管を接続し、この第1と第
    2の導波管の接続部に、プリント基板をその縁部を前記
    チョーク溝に収納するとともにTE10モードのH面側の縁
    部の導電箔をすくなくともいずれか一方の導波管に当接
    させて配置し、前記プリント基板は、導波管の横断面形
    状内に前記中心導体の先端部が接続されるランド部およ
    びこのランド部を前記縁部の導電箔に接続する線路部の
    ほかは導電箔が設けられていないことを特徴とした磁気
    ループ型同軸・導波管変換器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の磁気ループ型同軸・導波管
    変換器において、導波管の横断面形状のTE10モードの電
    界方向の幅(H面の間隔)より僅かに、前記プリント基
    板の幅を大きく構成することを特徴とした磁気ループ型
    同軸・導波管変換器。
  3. 【請求項3】第1の導波管の一端を短絡板で短絡し、こ
    の短絡板に同軸線路を接続してその中心導体を前記第1
    の導波管内に突出させ、前記第1の導波管の他端に、チ
    ョーク接続構造で導電金属板を接続し、この導電金属板
    の他面にチョーク接続構造で第2の導波管を接続し、前
    記導電金属板に、前記中心導体の先端部が接続固定され
    る接続部およびこの接続部を導波管のTE10モードのH面
    側の内壁に電気的接続する線路部を残して導波管の横断
    面形状の透孔を穿設したことを特徴とした磁気ループ型
    同軸・導波管変換器。
  4. 【請求項4】請求項1または3記載の磁気ループ型同軸
    ・導波管変換器において、前記線路部を導波管の横断面
    の中心からずれた位置に設けることを特徴とした磁気ル
    ープ型同軸・導波管変換器。
  5. 【請求項5】第1の導波管の一端を短絡板で短絡し、こ
    の短絡板に同軸線路を接続してその中心導体を前記第1
    の導波管内に貫通突出させ、前記第1の導波管の他端に
    チョーク接続構造でスペーサ用の導波管を接続しこのス
    ペーサ用の導波管の他端にチョーク接続構造で第2の導
    波管を接続し、このスペーサ用の導波管と第2の導波管
    の接続部に、プリント基板をその縁部をチョーク溝に収
    納するとともにTE10モードのH面側の縁部の導電箔を前
    記スペーサ用の導波管または第2の導波管のすくなくと
    もいずれか一方に当接させて配置し、前記プリント基板
    は、導波管の横断面形状内に前記中心導体の先端部が接
    続されるランド部およびこのランド部を前記縁部の導電
    箔に導波管の横断面の中心からずれた位置に接続する線
    路部のほかは導電箔が設けられていないことを特徴とし
    た磁気ループ型同軸・導波管変換器。
  6. 【請求項6】同軸線路の外部導体の一端にフランジ部を
    形成し、このフランジ部にチョーク接続構造で調整用の
    導波管を接続し、前記同軸線路の中心導体を前記調整用
    の導波管内に突出させ、前記調整用の導波管の他端にチ
    ョーク接続構造で第2の導波管を接続し、この調整用の
    導波管と第2の導波管の接続部に、プリント基板をその
    縁部をチョーク溝に収納するとともにTE10モードのH面
    側の縁部の導電箔を前記調整用の導波管または第2の導
    波管のすくなくともいずれか一方に当接させて配置し、
    前記プリント基板は、導波管の横断面形状内に前記中心
    導体の先端部が接続されるランド部およびこのランド部
    を前記縁部の導電箔に導波管の横断面の中心からずれた
    位置に接続する線路部のほかは導電箔が設けられていな
    いことを特徴とした磁気ループ型同軸・導波管変換器。
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