JP2819517B2

JP2819517B2 - データベース照会を行う方法およびシステム

Info

Publication number: JP2819517B2
Application number: JP3297363A
Authority: JP
Inventors: ケニス、レイ、バニング; ウェンディー、スー、ジェームズ; シー‐ゴン、リ; アントン、ベルステーグ
Original assignee: インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション
Priority date: 1990-12-17
Filing date: 1991-11-13
Publication date: 1998-10-30
Anticipated expiration: 2013-10-30
Also published as: EP0491517A3; JPH0628410A; EP0491517A2; US5471613A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、使用者とコンピュータ
の関係型データベースとの間のインタフェースに関す
る。さらに詳しく言えば、ＷＨＥＲＥ文節およびＨＡＶ
ＩＮＧ文節を表現するために、図形的樹木構造表現を用
いて関係型データベースの照会式を生成するための方法
およびシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術およびその課題】対話型端末を介してのデ
ータの入力および検索は、現在、日常業務となってい
る。磁気ディスク、光ディスクその他の現代の不揮発性
記憶媒体に記憶された大量のデータは、局所的に、また
は、端末または機能的に同等のワークステーションもし
くはパーソナルコンピュータを用いたネットワークを通
じてアクセスされる。データベースのこのように広範に
普及した使用は、平均的使用者が有するデータ処理技能
の水準が、そのデータベースと対話するために使用でき
るハードウエアおよびソフトウエアの機能の複雑さに対
して不均衡なほど低い環境をもたらしている。このこと
は特に、情報内容が重要であるにもかかわらず、希望す
る情報を定義するための照会機構が、難解なデータ定義
およびグループ化を伴う、関係型データベースについて
当てはまる。情報にアクセスする技術は、構造化照会言
語（ＳＱＬ）ステートメントの使用を超え、例示照会言
語（ＱＢＥ）およびプロンプト化照会技法の使用にまで
進歩しているが、用法のいっそうの単純化および容易さ
に対する必要性は依然残されている。

【０００３】ＷＨＥＲＥ文節およびＨＡＶＩＮＧ文節に
よる関係型データベースの照会式は、ＳＱＬの作業知識
を有する者にとっては公知である。しかしこれらの式
は、照会における述語および関係の数が増加するにつ
れ、極めて冗長になり、それらの直観的な意味を失って
しまうことがある。従って、平均的技能を有する使用者
が関係型データベースの照会においてＷＨＥＲＥ文節お
よびＨＡＶＩＮＧ文節を作成し操作できるようにするシ
ステムおよび方法に対する必要性が高まっている。

【０００４】米国特許第４，５０６，３２６号は、構造
化照会言語（ＳＱＬ）の構文を定式化するために例示照
会言語（ＱＢＥ）の使用を教示している。残念ながら、
このＱＢＥ技法は、用途が限定されており、その式がデ
ータベースの情報に関して表現するものの直観的な表現
を図形的その他の描写形式では与えない。

【０００５】ブール論理を表現するための樹木状図形表
現の使用は新しいものではない。樹木表現は、ハイパー
カード型アプリケーションおよび人工知能表現において
使用されている。ＳＱＬステートメントを表現するため
の論理因子樹木の使用は、“ＭｅｔｈｏｄｏｆＤｅ
ｔｅｃｔｉｎｇＡｔｏｍｉｃＢｏｏｌｅａｎＦａｃ
ｔｏｒｓ”（ＩＢＭＴｅｃｈｎｉｃａｌＤｉｓｃｌ
ｏｓｕｒｅＢｕｌｌｅｔｉｎ，Ｖｏｌ．３２，Ｎ
ｏ．５Ｂ，ｐｐ．３６８−３７４，Ｏｃｔｏｂｅ
ｒ１９８９）と題する論文で論じられている。この論
文では、ＳＱＬステートメントのＷＨＥＲＥ文節および
ＨＡＶＩＮＧ文節が論理因子樹木によって表現できるこ
とが指摘されている。しかしまた、論理因子樹木が２進
形式であることも指摘されている。論理因子樹木は、論
理演算に関係する述語の数が２を超えた場合に、直観的
な価値を失う構造を持っている。

【０００６】代表的な関係型データベースは、特にＰＳ
／２（ＩＢＭ社の商標）ワークステーションでの使用に
適する、ＩＢＭ社から入手できるＯＳ／２（ＩＢＭ社の
商標）拡張版オペレーティングシステムプログラムの一
部である。このワークステーションの好ましい機器構成
は、グラフィックディスプレイ、キーボード、マウスお
よびキャビネット内蔵固定ディスク駆動機構を含む。通
常のワークステーションはまた、遠隔データベースまた
はホストコンピュータに存在するデータベースへのアク
セスに適した通信・ネットワーク用カードも含むであろ
う。こうした機器構成の文脈において、平均的なデータ
ベース専門知識を有する使用者が、相対的に複雑なＷＨ
ＥＲＥ文節およびＨＡＶＩＮＧ文節で構成されたものを
含む関係型データベースの照会を定義、操作および利用
できるようにするシステムおよび方法に対する必要性が
存在する。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、関係型データ
ベースの照会を定義し直観的に表現するために、ＷＨＥ
ＲＥ文節およびＨＡＶＩＮＧ文節の図形的表現を使用す
るための方法およびシステムを提供する。本発明は、述
語を連結するためにＯＲおよびＡＮＤなどの論理演算子
を有する樹木構造の使用を想定している。図形表現およ
び基本論理演算子の使用により、使用者は、作成または
修正される式の図形表現が得られる。その樹木構造は、
公知の構文解析技法によりＳＱＬへの変換が容易に行え
る形式を有する。

【０００８】本発明に従った図形表現の直観的性質は、
各論理ノードについて２以上の述語を扱うための資源を
有するＳＱＬ関連樹木構造の使用に起因する。この樹木
表現は、述語と樹木の葉ノードとの１対１対応づけを行
う。対照的に、従来の論理因子樹木は、許可可能な葉の
数を論理ノード当たり２に制約しており、そのため、１
対１対応づけができない構造をもたらしている。本発明
の樹木構造によって付与される対応づけは、関係型デー
タベースとインタフェースをとる際に、平均的な技能を
有する使用者によって探索される照会オブジェクトとそ
の図形表現との間に直観的な連結を保持する。

【０００９】

【実施例】図１は、本発明が関係する動作環境の説明図
である。図のように、本発明は、好ましくは、（常駐プ
ロセッサ、主記憶機構およびディスク記憶装置を備え
た）キャビネット１、キーボード２、使用者対話用マウ
ス型制御装置３、グラフィックス品位ビデオディスプレ
イ４を有するＰＳ／２ワークステーションを含み、これ
を利用する。このワークステーションはまた、好ましく
は、キャビネット１内に、固定ディスクまたは光ディス
ク不揮発性記憶装置、ローカルエリアネットワーク用ボ
ードおよび通信ボードを含む。不揮発性記憶装置は常駐
データベース機能を付与し、両ボードはネットワークま
たはホスト常駐データベースとの通信インタフェースを
とる。このワークステーション用の好ましいオペレーテ
ィングシステムは、ＯＳ／２拡張版である。そうしたオ
ペレーティングシステムにより、使用者は、ＳＱＬステ
ートメントを用いてＯＳ／２拡張版関係型データベース
を作成し、対話するための資源が得られる。

【００１０】ＷＨＥＲＥおよびＨＡＶＩＮＧの照会文節
は、ＳＱＬステートメントで頻繁に使用されるが、ＳＱ
Ｌ言語で定式化される場合、平均的な技能の使用者が作
成し理解することは難しいとされている。その難しさ
は、それらの文節が多数の丸括弧でグループ化されたテ
クストの文字列を含むという、そうしたＳＱＬ文節の構
造にかなりの程度起因している。

【００１１】プログラムの式をディジタルコンピュータ
で操作しやすいような形式に構文解析するために、コン
パイラでは論理因子樹木が使用されている。図２は、式
（ＡＡＮＤＢ）ＯＲ（ＣＡＮＤＤ）の論理因
子樹木を示している。論理因子樹木の規約に合わせて、
各論理演算子は、２述語だけに関連している。従って、
要素Ａ，Ｂ，ＣおよびＤといった樹木の葉は、各論理演
算子（この場合演算子ＯＲ）に２進の組で結合されてい
る。この２進文字は、ＡＮＤノード８について２のＯＲ
ノード６および７があり、同様に、ＡＮＤノード１２に
ついて２のＯＲノード９および１１があるというよう
に、各レベルで反映されている。同一の２進文字は、２
のＡＮＤノード８および１２とノード１３におけるそれ
ぞれの関連する論理演算子との間に存在する。その２進
構造の帰結として、論理因子樹木では、ブロック１４お
よび１６の両者における述語Ａのように、葉ノード述語
がその表現において反復する必要がする。これらの述語
は論理式では１度現れるだけである。こうした樹木の使
用の不幸な所産は、式（ＡＡＮＤＢ）ＯＲ（Ｃ
ＡＮＤＤ）の意味と、その図形表現から得られる何ら
かの意味との間に直観的な連結が事実上存在しないこと
である。ＳＱＬステートメント内でのＷＨＥＲＥ文節お
よびＨＡＶＩＮＧ文節を表現するための論理因子樹木の
使用については、前述のＩＢＭＴｅｃｈｎｉｃａｌ
ＤｉｓｃｌｏｓｕｒｅＢｕｌｌｅｔｉｎで検討されて
いる。

【００１２】本発明は、その図形表現と、ＳＱＬのＷＨ
ＥＲＥ文節およびＨＡＶＩＮＧ文節で指定された通りの
希望の関係との間に、直観的な連結を維持する樹木構造
を付与する。本発明はまた、使用者をさらに支援するた
めに、使用者が多数の媒体（すなわち、樹木図形表現お
よびＳＱＬテクスト）によってＷＨＥＲＥ文節およびＨ
ＡＶＩＮＧ文節に対する何らかの変更の効果を並行的に
知覚できるようにするためにＳＱＬ文節と樹木構造との
間で翻訳を行うシステム、プログラムおよび方法も提供
する。これらの特徴は、好ましくは、図１に示したワー
クステーションの文脈において、ビデオディスプレイ画
面４の例えば１４などのウィンドウを用いて与えられ
る。

【００１３】図３は、本発明に従った、論理配列（Ａ
ＯＲＢＯＲＣ）ＡＮＤ（ＤＡＮＤ（ＥＯ
ＲＦ））を表現するための樹木構造を示している。論
理因子樹木と異なり、ＯＲノード１６から３の葉Ａ，Ｂ
およびＣが伸びていることに留意されたい。図のよう
に、この樹木はもはや２進形式ではない。また、各葉の
述語が樹木内において１度しか現れていないことにも留
意されたい。ＷＨＥＲＥ文節またはＨＡＶＩＮＧ文節を
表現するためのこのような樹木構造の利点は、その図形
表現を検討することから得られる直観的関係を論理式に
よって定義された論理関係と比較すると、よりいっそう
明白になる。述語Ａ〜Ｆ間の関係は、照会の定式化に関
して平均的な技能を有する使用者にとってもかなり明白
である。何よりも、図形表現と、それが表現するＳＱＬ
ステートメントとの間に単一の翻訳が存在する。

【００１４】本発明の好ましい実施例は、図４〜６にお
ける単純な例によって、また、図７〜１５における洗練
された例への拡張によって提示されている。図４は、ワ
ークステーションの画面４（図１）に現れる照会の一次
ウィンドウを１４で示しており、ここには、照会が向け
られるコラムを個別化するサブウィンドウを含んでい
る。この場合、それらのコラムはＳＴＡＦＦおよびＯＲ
Ｇであり、それぞれ、参照番号１６および１７で示され
ている。また、ウィンドウ１４には、その照会によって
定義されているＳＱＬステートメントを示すサブウィン
ドウ１８もある。本発明は、サブウィンドウ１９に特に
関連するものであり、ここで照会の述語が論理演算子Ａ
ＮＤおよびＯＲによって定義され関係づけられる。図４
〜６に示す画像は、比較的単純な照会を定義する一連の
動作および効果を示している。図４は、希望する情報が
１００，０００より大きいＳＡＬＡＲＹを有するＳＴＡ
ＦＦに関連することを定義する引数の指定を示す。図５
は、論理ＡＮＤ条件によって１０未満のＹＥＡＲＳを指
定する述語にＳＡＬＡＲＹ引数を連結する効果を示す。
図６は、さらに論理ＡＮＤ演算子によって関係づける、
ＪＯＢカテゴリ５７のその後の含意を示す。この樹木表
現は、使用者によるマウスおよびキーボードの操作によ
って作成され、サブウィンドウ２１に視覚的に表示され
る。対応するＳＱＬステートメントはブロック２２に現
れる。

【００１５】図６で定義された図形およびＳＱＬによる
ＷＨＥＲＥ文節は、本発明の好ましい実行に従って、サ
ブウィンドウ２２のＳＱＬステートメントまたはサブウ
ィンドウ２１の樹木構造のいずれかの操作によって作成
できる。使用者がサブウィンドウ２２でＳＱＬステート
メントを直接指定できる能力を有する場合、本発明の好
ましい実行は、サブウィンドウ２１の樹木構造によって
その図形的等価物を生成する。これは、現行の構文解析
技法をＳＱＬステートメントに適用することにより実施
され、それにより、述語および関係する論理演算子を導
出する。

【００１６】本発明の特徴は、図形的方法によってサブ
ウィンドウ２１にＷＨＥＲＥ文節またはＨＡＶＩＮＧ文
節を含む照会を定義する可能性のほうが高い、平均的な
技能の使用者にとって最も価値がある。すなわち、使用
者は、述語を入力し、論理演算子を選択し、その述語を
演算子に関係づけることにより、希望のＷＨＥＲＥ文節
またはＨＡＶＩＮＧ文節の樹木構造表現を作成する。そ
のようにして定義された樹木構造は、サブウィンドウ２
２に等価なＳＱＬステートメントを生成するためにシス
テムによって使用される。使用者はＳＱＬ言語の詳細に
悩まされることなく、文節の樹木図によって表現された
直観的な特性に依存することができることが注目に値す
る。また、ブール形式の２進木は、３の述語をサブウィ
ンドウ２１で容易に表現できず、文節を表現するために
はそれらの結合が必要になることも明白なはずである。

【００１７】一連の図７〜１５は、前述の例のより精巧
な照会および修正の実行への拡張を示す。図７に示す通
り、３の以前に定義された述語は以後の洗練のために連
結されていない。図８は論理ＡＮＤ演算子による２の述
語の連結を示しており、別の述語がさらに付加され、図
９に示す段階に達する。２の述語のこの第２の組は、そ
の後、論理ＡＮＤ演算子により図１０に示すように連結
される。結果として得られる文節は図１１の樹木構造に
よって表現されており、これは共通ＯＲ演算子による２
のＡＮＤ演算子の論理結合を示している。この樹木表現
に対応するＳＱＬステートメントはサブウィンドウ２４
に従来のＳＱＬステートメントとして現れている。

【００１８】図１２は、使用者が１以上の論理連結につ
いて疑念を持った場合、または、樹木の再構成の効果を
見たいと希望した場合に、この樹木構造の文脈において
は論理演算子の図形的互換が容易に行われることを示し
ている。図１１のサブウィンドウ２３の樹木によって表
現された照会が、図１２のサブウィンドウ２６の樹木に
よって表現された引数と異なっていることが容易に理解
されることは明らかであろう。逆に、図１１のサブウィ
ンドウ２４および図１２のサブウィンドウ２７に現れて
いるＳＱＬステートメントを比較した場合に、その差異
を識別するために必要とされる相当の心理的技巧に留意
されたい。

【００１９】図１３は、現在のＷＨＥＲＥ文節樹木構造
に新しい述語を容易に付加できることを示している。図
１４は、その新しく定義された述語が以前に指定された
論理演算子（この場合、ＯＲ）に容易に連結でき、使用
者が現在定義されている複雑なＷＨＥＲＥ文節の直観的
な理解を引き続き保持できることを示している。これ
は、使用者が論理演算子および述語の相互作用を理解す
るために多数の丸括弧を解読することに依らなければな
らない場合、前述のＷＨＥＲＥ表現にもとづくＳＱＬを
理解しようとする差異に経験する困難さと、はっきりと
対比される。

【００２０】図１５はさらに、図１４の述語が樹木構造
において容易に再配置できることを示している。やは
り、図１４および図１５の各サブウィンドウに現れてい
るＷＨＥＲＥ文節の引数の等価なＳＱＬ表現との樹木表
現の比較の試みの間の対比に留意されたい。述語間の関
係の直観的な表現をもたらすための樹木構成のこの能力
こそ、本発明を平均的な技能の使用者にとって特に有用
にするものである。

【００２１】図１６〜２５は、本発明によって実行され
る重要な動作に関する流れ図をオブジェクト指向形式で
提示している。円内のＡの記号は、システム、プログラ
ムまたはプロセスが使用者からの入力を待機している状
態にあることを表現している。使用者によって与えられ
た選択はその後、樹木構造またはその機能的に等価なＳ
ＱＬステートメントを生成または修正することを開始さ
れる図１６〜２５のシーケンスのいずれかを定義する。

【００２２】原始コードを導出することができる、本発
明のプログラムの疑似コードを以下に記載する。表現さ
れた各例は、図１６〜２５の流れ図の各選択と一致す
る。

【００２３】／＊初期化＊／Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＿Ｃｏｕｎｔ＝０Ｒｏｗ＿Ｃｏｎｄ＿Ｗｉｎｄｏｗは隠されているＮｅｘｔ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＿Ｎｏ＝１Ｇｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆ／＊グループ選択はオフ＊／ＧｒｏｕｐＬｉｓｔは空ＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆ／＊オペレータノード変更＊／／＊はオフ＊／Ｌｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆ／＊他ノードとのノードの＊／／＊連結は＊／／＊オフ＊／Ｄｅｆａｕｌｔ＝ｏｎ／＊デフォールトはオン＊／ＳＥＬＥＣＴＥＤ＝ｎｕｌｌ／＊選択なし＊／

【００２４】／＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊／／＊プロセス開始＊／／＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊／ＣＡＳＥＮｅｗ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＿ＤｅｆｉｎｅｄＮｏ＿ｏｆ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＝Ｎｏ＿ｏｆ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＋１Ｉｄｘ＝Ｎｅｘｔ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＿ＮｏＮｅｘｔ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＿Ｎｏ＝Ｎｅｘｔ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＿Ｎｏ＋１／＊新しい述語のテクスト形式をＴＥＸＴにする＊／Ｔｅｘｔ（Ｉｄｘ）＝Ｎｅｗ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ（テクスト）／＊ＲｏｗＣｏｎｄｉｔｉｏｎＷｉｎｄｏｗのその述語を表示する＊／／＊ための＊／／＊（ｘ，ｙ）座標を見つける＊／Ｘ（Ｉｄｘ）＝ＰＯＳＩＴＩＯＮ（Ｘ）Ｙ（Ｉｄｘ）＝ＰＯＳＩＴＩＯＮ（Ｙ）ｉｆＲｏｗ＿Ｃｏｎｄｉｔｉｏｎ＿Ｗｉｎｄｏｗが隠されているＲｏｗ＿Ｃｏｎｄｉｔｉｏｎ＿Ｗｉｎｄｏｗを表示するｅｎｄｉｆＲｏｗ＿Ｃｏｎｄｉｔｉｏｎ＿Ｗｉｎｄｏｗの新しい述語を（Ｘ（Ｉｄｘ），Ｙ（Ｉｄｘ））に表示するｉｆＤｅｆａｕｌｔ＝ｏｎｉｆＮｏ＿ｏｆ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＝２ＯＰノードＡＮＤを生成する既存の全部の述語をこのＡＮＤＯＰノードと連結するこのＯＰノードをＤｅｆａｕｌｔ＿Ｎｏｄｅとしてマークするｅｌｓｅこの新しい述語をＤｅｆａｕｌｔ＿Ｎｏｄｅと連結するｅｎｄｉｆｅｎｄｉｆＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＧｒｏｕｐＬｉｓｔ＝ｎｕｌｌＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆＳＥＬＥＣＴＥＤ＝ｎｕｌｌ

【００２５】ＣＡＳＥＳｉｎｇｌｅ＿Ｃｌｉｃｋ＿ｏｎ＿ＰｒｅｄｉｃａｔｅｉｆＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆ強調表示された述語またはＯＰノードを通常表示にリセットするｅｎｄｉｆクリックされた述語を強調表示するｉｆＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｎこの述語のＩｄｘをＧｒｏｕｐＬｉｓｔに追加するｅｎｄｉｆこの述語をＳＥＬＥＣＴＥＤとしてマークするＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆ

【００２６】ＣＡＳＥＤｏｕｂｌｅ＿Ｃｌｉｃｋ＿ｏｎ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ述語の（Ｘ，Ｙ）座標からその述語のＩｄｘを見つけるこの述語を強調表示するＴＥＸＴ（Ｉｄｘ）を得るＴＥＸＴ（Ｉｄｘ）を構文解析してＬｅｆｔＳｉｄｅ，ＣｏｍｐＯＰおよびＲｉｇｈｔＳｉｄｅを生成するこの述語のＬｅｆｔＳｉｄｅを示すダイアログボックスをテクスト入力フィールドに表示し、全部の可能な比較演算子のリスト中のＣｏｍｐＯＰをマークし、ラベルＶａｌｕｅの付いたテクスト入力フィールドまたはそのＲｉｇｈｔｓｉｄｅが下位照会名である場合にはＳｕｂｑｕｅｒｙのラベルの付いたテクスト入力フィールドのＲｉｇｈｔＳｉｄｅをマークする。これはＣｏｍｐＯＰから判断できるｉｆＤｉａｌｏｇＢｏｘが使用された新しいＬｅｆｔＳｉｄｅ，ＣｏｍｐＯＰおよびＲｉｇｈｔＳｉｄｅを収集してＴＥＸＴ（Ｉｄｘ）を構築するこの述語の表示を更新する対応するＳＱＬステートメントを更新するＳＱＬ＿Ｗｉｎｄｏｗ表示を更新するｅｎｄｉｆ表示を通常表示にリセットするＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＧｒｏｕｐＬｉｓｔ＝ｎｕｌｌＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆＳＥＬＥＣＴＥＤ＝ｎｕｌｌ

【００２７】ＣＡＳＥＳｉｎｇｌｅ＿Ｃｌｉｃｋ＿ｏｎ＿ＯｐＮｏｄｅ／＊ＯＰ＊／／＊ノー＊／／＊ドは＊／／＊ＡＮ＊／／＊Ｄま＊／／＊たは＊／／＊ＯＲ＊／ｉｆＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｎ強調表示されたノードを通常表示にリセットする２の連結されたノードに関する情報を樹木表現のデータ構造にする２ノード間の連結線を表示するＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆｅｌｓｅクリックされたＯＰノードを強調表示するこのＯＰノードをＳＥＬＥＣＴＥＤとしてマークするＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｎＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＧｒｏｕｐＬｉｓｔ＝ｎｕｌｌＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆｅｎｄｉｆ

【００２８】ＣＡＳＥＤｅｌｅｔｅＡｃｔｉｏｎ／＊削除キーが押されたか、ま＊／／＊たは、削除メニューが選択＊／／＊された＊／ｉｆＳＥＬＥＣＴＥＤはｎｕｌｌではない削除確定ボックスを表示するｉｆ確定された選択されたＯＰノードまたは述語を削除するその表示を消去するｉｆ述語が削除されたＮｏ＿ｏｆ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ＝Ｎｏ＿ｏｆ＿Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ−１この述語の情報を除去するｅｎｄｉｆｉｆＯＰノードこのＯＰノードの情報を除去するｅｎｄｉｆＳＱＬステートメントを更新するＳＱＬ＿Ｗｉｎｄｏｗ表示を更新するｉｆＳＥＬＥＣＴＥＤ＝Ｄｅｆａｕｌｔ＿ｎｏｄｅＤｅｆａｕｌｔ＝ｏｆｆｅｎｄｉｆｅｎｄｉｆｅｎｄｉｆＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＧｒｏｕｐＬｉｓｔ＝ｎｕｌｌＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆＳＥＬＥＣＴＥＤ＝ｎｕｌｌ

【００２９】ＣＡＳＥＡＮＤｍｅｎｕ／＊ＡＮＤメニューが選択された＊／ｉｆＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｎＳＥＬＥＣＴＥＤのＯＰノードをＡＮＤに変更するＲｏｗ＿Ｃｏｎｄｉｔｉｏｎ＿Ｗｉｎｄｏｗ表示を変更するｅｎｄｉｆｉｆＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｎＧｒｏｕｐＬｉｓｔの全項目をＡＮＤ関係で連結する新しいＡＮＤＯＰノードを生成するその新しいＡＮＤＯＰノードをＧｒｏｕｐＬｉｓｔのノードと線で連結した状態で表示するｅｎｄｉｆＳＱＬステートメントを更新するＳＱＬ＿Ｗｉｎｄｏｗ表示を更新するＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＧｒｏｕｐＬｉｓｔ＝ｎｕｌｌＳＥＬＥＣＴＥＤ＝ｎｕｌｌＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆ

【００３０】ＣＡＳＥＯＲｍｅｎｕ／＊ＯＲメニューが選択された＊／ｉｆＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｎＳＥＬＥＣＴＥＤのＯＰノードをＯＲに変更するＲｏｗ＿Ｃｏｎｄｉｔｉｏｎ＿Ｗｉｎｄｏｗ表示を変更するｅｎｄｉｆｉｆＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｎＧｒｏｕｐＬｉｓｔの全項目をＯＲ関係で連結する新しいＯＲＯＰノードを生成するその新しいＯＲＯＰノードをＧｒｏｕｐＬｉｓｔのノードと線で連結した状態で表示するｅｎｄｉｆＳＱＬステートメントを更新するＳＱＬ＿Ｗｉｎｄｏｗ表示を更新するＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＧｒｏｕｐＬｉｓｔ＝ｎｕｌｌＳＥＬＥＣＴＥＤ＝ｎｕｌｌＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆ

【００３１】ＣＡＳＥＧＲＯＵＰｍｅｎｕ／＊ＧＲＯＵＰメニューが選択された＊／Ｇｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｎＧｒｏｕｐＬｉｓｔ＝ｎｕｌｌＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆＳＥＬＥＣＴＥＤ＝ｎｕｌｌ強調表示を通常表示にリセットする

【００３２】ＣＡＳＥＬＩＮＫｍｅｎｕ／＊ＬＩＮＫメニューが選択された＊／ｉｆＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｎかつＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆかつＳＥＬＥＣＴＥＤ＝ｎｕｌｌＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｎｅｌｓｅＧｒｏｕｐ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆＧｒｏｕｐＬｉｓｔ＝ｎｕｌｌＯＰ＿Ｃｈａｎｇｅ＝ｏｆｆＳＥＬＥＣＴＥＤ＝ｎｕｌｌＬｉｎｋ＿Ｓｔａｔｕｓ＝ｏｆｆｅｎｄｉｆ

【００３３】このようにして、本発明は、関係型データ
ベースの使用者に対して、ＷＨＥＲＥ文節またはＨＡＶ
ＩＮＧ文節を含む照会を図形表現を用いて動作および操
作するための直観的で使易性の高い手段を提供する。樹
木構造によって付与される直観的フィードバックは、定
式化されるデータベース照会の本質を理解することを容
易にする。樹木構造およびＳＱＬステートメントの並行
的な存在は、使用者が希望の表現を作成する際にいずれ
かを操作できるようにする。こうした共存性はまた、Ｓ
ＱＬステートメントの基礎を成す意味がフィードバック
として図形形式で直接的に使用できることから、ＳＱＬ
ステートメントの使用者のための訓練用手段ともなる。
検討された樹木構造は文字による２進形式ではないの
で、論理演算子当たり２の述語に制限されない。同様
に、樹木構造の葉は、ＳＱＬ述語と１対１で関係づけら
れる。従って、その結合は、関係型データベースの現代
の使用者に求められる直観的な連結を付与する。

【図面の簡単な説明】

【図１】ＳＱＬ照会を定義するための図形表現媒体を用
いるワークステーションの略ブロック図。

【図２】従来技術の論理因子樹木の説明図。

【図３】本発明に従った論理因子樹木の説明図。

【図４】照会を定義するために使用されるウィンドウの
略説明図。

【図５】照会を定義するために使用されるウィンドウの
略説明図。

【図６】照会を定義するために使用されるウィンドウの
略説明図。

【図７】照会を洗練し拡大するために使用されるウィン
ドウの略説明図。

【図８】照会を洗練し拡大するために使用されるウィン
ドウの略説明図。

【図９】照会を洗練し拡大するために使用されるウィン
ドウの略説明図。

【図１０】照会を洗練し拡大するために使用されるウィ
ンドウの略説明図。

【図１１】照会を洗練し拡大するために使用されるウィ
ンドウの略説明図。

【図１２】照会を洗練し拡大するために使用されるウィ
ンドウの略説明図。

【図１３】照会を洗練し拡大するために使用されるウィ
ンドウの略説明図。

【図１４】照会を洗練し拡大するために使用されるウィ
ンドウの略説明図。

【図１５】照会を洗練し拡大するために使用されるウィ
ンドウの略説明図。

【図１６】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【図１７】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【図１８】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【図１９】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【図２０】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【図２１】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【図２２】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【図２３】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【図２４】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【図２５】プログラムの動作を概略的に説明する流れ
図。

【符号の説明】

２キーボード３使用者対話用マウス型制御装置４グラフィックス品質ビデオディスプレイ１６ＯＲノード

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者ウェンディー、スー、ジェームズアメリカ合衆国テキサス州、オースチン、アミリロ、13113 (72)発明者シー‐ゴン、リアメリカ合衆国テキサス州、オースチン、ミスティック、オークス、トレイル、9402 (72)発明者アントン、ベルステーグアメリカ合衆国テキサス州、ジョージタウン、リッジクレスト、ロード、309 (56)参考文献特開昭63−20529（ＪＰ，Ａ) 米国特許4506326（ＵＳ，Ａ) ＩＢＭＴｅｃｈｎｉｃａｌＤｉｓｃｌｏｓｕｒｅＢｕｌｌｅｔｉｎ，Ｖｏｌ．32，Ｎｏ．５Ｂ，ｐ．368−375

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】コンピュータの関係型データベースにおい
て、データベース照会を行なう方法であって、前記照会の１つの論理演算子に対して前記照会の３つ以
上の引数を定義するステップと、定義した前記照会の論理演算子と前記３つ以上の引数と
の関連を図形的表現により前記コンピュータのビデオ表
示装置上に表示するステップと、前記１つの論理演算子に対して前記３つ以上の引数を関
連付けるリンクを通じて、前記照会のＷＨＥＲＥ文節ま
たはＨＡＶＩＮＧ文節を定義するステップと、前記照会のＷＨＥＲＥ文節またはＨＡＶＩＮＧ文節を処
理するためのＳＱＬステートメントを導きだすステップ
と、導きだされた前記ＳＱＬステートメントを用いて前記関
係型データベースの検索を実行するステップと、を含む方法。
【請求項２】前記論理演算子が、ＡＮＤ関数またはＯＲ
関数であることを特徴とする請求項１に記載の方法。
【請求項３】関係型データベースのデータベース照会を
行なうコンピュータ・システムであって、前記照会の１つの論理演算子に対して前記照会の３つ以
上の引数を定義する手段と、定義した前記照会の論理演算子と前記３つ以上の引数と
の関連を図形的表現により前記コンピュータのビデオ表
示装置上に表示する手段と、前記１つの論理演算子に対して前記３つ以上の引数を関
連付けるリンクを通じて、前記照会のＷＨＥＲＥ文節ま
たはＨＡＶＩＮＧ文節を定義する手段と、前記照会のＷＨＥＲＥ文節またはＨＡＶＩＮＧ文節を処
理するためのＳＱＬステートメントを導きだす手段と、導きだされた前記ＳＱＬステートメントを用いて前記関
係型データベースの検索を実行する手段と、を含むコンピュータ・システム。
【請求項４】前記論理演算子が、ＡＮＤ関数またはＯＲ
関数であることを特徴とする請求項３に記載のコンピュ
ータ・システム。