JP2815916B2 - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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明 高野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザ治療装置に関するもので、特に体腔
内の患部の治療に使用するものである。
〔従来の技術〕
レーザを用いる治療は、通常のメスで取り除くのは非
常に危険であるというような、体腔内の弱い部分の異常
形成物を取り去る場合や腫瘍周辺の組織を破壊するため
等に行われることは周知である。そしてこれまでに、レ
ーザを用いた悪性腫瘍の治療の成功例は多数報告されて
いる。
このレーザ装置には、患部を検知する方法として例え
ば超音波によるもの、また蛍光観察によるものがある。
そして患部を検出してから治療するまでの時間の短縮化
と患部に対する治療器の位置ずれを回避して迅速かつ、
適正なレーザ照射を可能とするために検知した情報によ
り治療器を制御しながら、治療するようにしたものが提
案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のレーザ治療装置には次のよ
うな問題がある。すなわち、患部検知の段階で超音波に
よった場合は患部内部の硬さを把握することができる
が、表面の状況は適正に把握できない。一方、蛍光観察
による場合は患部の表面しか把握できないという不具合
がある。
また患部を検知した後、レーザ治療器を作動させて患
部の切除等の治療を行うのであるが、レーザ照射のタイ
ミングのずれにより迅速な治療を実施しがたいという不
具合がある。さらに患部にのみレーザ照射を施せばよい
のであるが、レーザ治療器の操作ミスにより、不必要な
個所な照射してしまうおそれがある。
本発明は、上記不具合を解決すべき提案されるもの
で、レーザ治療の安全性と確実性を図ったレーザ治療装
置を提供することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明は、上記目的を達成するため患部を検知する検
知手段とレーザによる治療手段とを有するレーザ治療手
段において、超音波による検知信号と蛍光による検知信
号とを入力して患部の検知をするようにした検知手段
と、検知手段からの信号によりレーザによる治療手段を
制御する制御手段を有するものである。
このように、超音波による検知信号と蛍光による検知
信号に基づき、レーザによる治療手段を制御することに
より、患部の状況に応じた治療を行える。また検知手段
の信号によりレーザを出射するようにしたので、レーザ
出射のタイミングを失することがないとともに、必要個
所のみに適正にレーザ出射を行える。
〔実施例〕
第1図は、本発明の第1実施例を示したものである。
この実施例は内視鏡にレーザ治療装置を組み合わせたも
ので、内視鏡の先端は第2図のようになっている。湾曲
部1の先端には超音波振動子2を設けてあり、この超音
波振動子2は収納部3内部で回転しながら、走査用窓4
からほぼ360゜全週に超音波を放射するようにしてあ
る。体腔内壁に向かって放射された超音波は、内壁深部
の生体に伝播しそこから反射してきた超音波は、再び超
音波振動子2で受信されて電気信号に変換される。この
電気信号は増幅検波回路で増幅検波された後、超音波観
測装置13に接続してある表示装置(モニタ14)に入力さ
れて体腔内壁から内壁深部にかけての超音波断層像が表
示され、患部があればその位置、深さを検知することが
できる。
光源装置15は、内視鏡観察をする場合の光を供給する
装置である。
内視鏡先端を含めた体腔内挿入部そして術者手元近傍
にかけて、挿入チャンネル5を形成してあり、この挿入
チャンネル5には光ファイバ6を挿通している。光ファ
イバ6は、内部に信号ケーブルを挿通した超音波振動子
用回転軸7と並設させて延在しているとともに、先端は
超音波振動子2近傍から内視鏡先端外側へ突出させてい
る。
光ファイバ6は光路切り換え部8を経由して蛍光観察
装置9へ導かれている。蛍光観察装置9には励起用光源
10と分光分析装置11を設けてある。さらに光路切り換え
部8を経由して、光ファイバ8はレーザ装置12に導かれ
ている。したがって、光ファイバ6を介して蛍光観察用
の励起光、蛍光を導光することができるとともに治療用
レーザ光も導光することができる。
蛍光観測装置9、レーザ装置12、超音波観測装置13は
それぞれこれらを制御する制御装置16に接続してある。
このように構成したレーザ治療装置により、治療する
には、先ず体腔内に内視鏡挿入部を挿入して治療個所近
辺まできたところで、術者手元側で走査することにより
挿入部先端に設けてある超音波振動子2に駆動信号を起
り駆動させる。超音波振動2は、回転しながら超音波を
体腔内壁から深部に照射してエコー信号を受信し、所要
の信号処理をして観測装置13に接続したモニタ14に超音
波断層像を映出する。同時に超音波観測装置13を経由し
て音響インピーダンスによる信号が制御装置16に入力さ
れる。
一方、光路切り換え部8を介して蛍光観測装置9から
蛍光を導光して、体腔内壁から蛍光が得られ制御装置16
に光信号が入力するようにしておく。なお蛍光は、励起
光を患部近辺に照射しておくと患部である癌部分からの
み発するものである。
このような状態にしておいて、制御装置16によりレー
ザ照射をすることとなる。制御方法としては、超音波観
測装置13からの検知信号または蛍光観測装置9からの検
知信号のいずれかがあった場合に、レーザ装置12からレ
ーザの出射がなされるようにする、あるいは両方の信号
が入力された場合にレーザの出射がなされるようにする
といった方法がある。
このようにして患部の検知をした後、迅速かつ適正に
レーザ照射をして患部の治療ができることとなる。
ところで蛍光観測装置9からのみの検知信号があった
場合は、患部表面にした癌がないというとことなので基
体レーザであるCo2レーザを出射して癌細胞の破壊を
し、超音波観測装置13からの検知信号もあった場合は、
患部深部まで癌細胞が進行しているので深達性のよい四
準位赤外線レーザであるYAGを出射して癌細胞の破壊を
するといった治療を行えばよい。
そこで第3図に示す第2実施例のように、2種類のレ
ーザを出射できるように構成しておけばよい。すなわち
制御装置16によりレーザを照射するに際し、患部表面に
のみ癌があると判断された場合には、表面のみで吸収さ
れるCo2レーザを照射するようにし、患部深部にも癌が
あると判断された場合は深達性の大きいYAGのみあるい
はYAGとCo2レーザを照射するようにしている。
他の構成については第1実施例と同様である。
なお、レーザ出射のタイミングについて説明すると、
超音波振動子の回転を5回/secとした場合、1回の回転
に要する時間は0.2secである。レーザの出射は、1回の
回転毎に制御されなければならないので、出射時間は0.
2sec以下である必要がある。仮に1回当たりの出射時間
を0.1secとした場合、1secでは最大0.1sec×5回=0.5s
ecのレーザが出射されることとなる。
〔発明の効果〕
以上のごとく本発明によれば、超音波観測装置による
検知信号と蛍光観察装置による検知信号により患部の検
知をするので、確実な患部状況の把握ができる。さらに
上記検知信号の入力によってレーザ出射をするように制
御しているので、迅速かつ適正なレーザ照射による患部
の治療ができることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す装置の概要図、 第2図は、同内視鏡先端部の拡大図、 第3図は、本発明の第2実施例を示す装置の概要図であ
る。 6……ファイバ 9……蛍光観察装置 12……超音波観測装置 16……制御装置
フロントページの続き (72)発明者 阿部 匡志 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 舟越 信幸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 横井 武司 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高野 明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 布施 栄一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 林 正明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−11440(JP,A) 特開 平1−139081(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 17/36 A61N 5/06 A61B 8/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患部を検知する検知手段とレーザによる治
    療手段とを有するレーザ治療装置において、 超音波による検知信号と蛍光による検知信号とを入力し
    て患部の検知をするようにした検知手段と、検知手段か
    らの信号によりレーザによる治療手段を制御する制御手
    段を有することを特徴とするレーザ治療装置。
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