JP2808026B2 - 便座シート - Google Patents

便座シート

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JP2808026B2
JP2808026B2 JP1300085A JP30008589A JP2808026B2 JP 2808026 B2 JP2808026 B2 JP 2808026B2 JP 1300085 A JP1300085 A JP 1300085A JP 30008589 A JP30008589 A JP 30008589A JP 2808026 B2 JP2808026 B2 JP 2808026B2
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JP
Japan
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sheet
toilet seat
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adhesive
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正也 滝波
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Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、洋式便器の便座に使用する便座シートの改
良に関する。
詳しくは、使用に際しシートの両外側の端部を摘んで
開くだけで、持ち替える事なく一行程で速やかに全展開
して粘着面が露出し、しかも展開するときのシートの両
端部をつまむ指の向きによって、粘着面が決まった面に
露出する便座用シートである。
（従来の技術および発明が解決しようとする課題） 従来の携帯用、もしくは設置してある便座シートは細
かく折り込んで畳んであるために、これを開くのに手間
がかかり、便所が混んで長く待たされたり急いで用便し
たいときなど非常に不便であった。
またシートは早く開いても粘着面がないと、ずれてし
まって反って時間がかかり、不便な場合もあった。
しかも早く展開して粘着面が出てもどちらの面に出た
か分からず、視力の衰えた高齢者などの場合、粘着面を
上にして便座に置いてしまうような誤動作もみられた。
そこで、小さく縦横に折りたたんで携帯もしくは設置
でき、開くときは持ち替える事なく一回で全展開し、露
出した粘着面でシートを便座に固定できると同時に、粘
着面が決まった面に露出してどちらの面に出たか目で確
かめる必要もなく使用できる便座シートが求められてい
た。
（課題を解決する手段） 本発明はこの課題を解決するために、シートを縦方向
と横方向との、いずれか一方向に蛇腹状に折りたたんだ
後に、さらに他方向に蛇腹状に奇数折りに折りたたみ、
折りたたまれた状態で相対する面と面との、いずれか一
方の部分面に粘着面を、前記粘着面に相対する部分面に
粘着面からの剥離を容易にするための剥離面をそれぞれ
形成した。
（作用） 本発明の便座シートは前記のように折りたたまれてい
るので、第３図に示すように対角のA,A′もしくはB,B′
の両端部が折りたたんだシートの両外側に出る。
そこで、これを摘んで左右に開くだけで、一行程で速
やかに全展開する。
また前記のような構成で粘着面が形成されているので
シートを展開すると共に自動的に粘着面が露出し、便座
に対してシートを粘着させることができる。
しかも前記のように折りたたんで、かつ前記のように
粘着面が形成されているので、シートを展開する際のシ
ートの両端部をつまむ手の指の向きによって展開された
シートのどちらの面にも粘着面が出るかが分かる。
（実施例） この発明を第１図、第２図、第３図により説明する。
シート（１）を縦方向と横方向との、いずれか一方向
に蛇腹状（アコーデオン状）に折りたたんだ後に、さら
に他方向に蛇腹状に、三つ折り、五つ折りのように奇数
折りに折りたたむ。このようにすれば、第３図のように
対角のA,A′もしくはB,B′の両端部が折ったシートの両
外側に出るのでつまみやすい。
そこで、これを摘んで左右に開くだけで、小さく縦横
に折り畳んであっても、持ち替える事なく一行程で速や
かに全展開する。
このようにして、折りたたんで相対する面と面との、
いずれか一方の部分面に粘着面（２）を形成し、前記粘
着面に相対する他方の部分面に粘着面からの剥離を容易
にするための剥離面（３）を形成したので、シートを開
くと共に粘着面が露出し便座に粘着することができる。
しかも、展開されたシートのどちらの面に粘着面が出
るかが、シートを展開するときの、シートの両端部をつ
まむ指の向きで分かるので、目で確かめる必要がなく、
視力の衰えた高齢者などが誤って粘着面を上にしてシー
トを便座に置くという誤動作を防止できる。
（効果） このように、この便座シートは前記のように折りたた
んであるので早く展開できる。
またシートが展開すると共に自動的に粘着面が露出し
て便座に粘着させることができてずれない。
しかも、展開するときに粘着面がどちらの面に出るか
が、シートを展開するときの指の向きで分かるので、目
で確かめる必要がなく、正しく便座に粘着させて固定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は上面図 第２図は縦方向と横方向とのいずれか一方向に蛇腹状に
折った状態の正面図 第３図は更に他の方向に蛇腹状に奇数折に折った状態の
拡大斜視図 １……シート ２……粘着面 ３……剥離面 ４……切取線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】折りたたんで携帯もしくは設置し、展開し
    て使用する便座シートにおいて、前記シートは、縦方向
    と横方向との、いずれか一方向に蛇腹状に折りたたまれ
    た後に、さらに他方向に蛇腹状に奇数折りに折りたたま
    れ、折りたたまれた状態で相対する面と面との、いずれ
    か一方の部分面に粘着面が、相対する部分面に粘着面か
    らの剥離を容易にするための剥離面が、それぞれ形成さ
    れてなることを特徴とする便座シート。
JP1300085A 1989-11-17 1989-11-17 便座シート Expired - Fee Related JP2808026B2 (ja)

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