JP2806360B2 - ジョブ管理装置 - Google Patents

ジョブ管理装置

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JP2806360B2
JP2806360B2 JP11965396A JP11965396A JP2806360B2 JP 2806360 B2 JP2806360 B2 JP 2806360B2 JP 11965396 A JP11965396 A JP 11965396A JP 11965396 A JP11965396 A JP 11965396A JP 2806360 B2 JP2806360 B2 JP 2806360B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジョブ管理装置に関
し、特にジョブステップの開始終了処理を行う並列動作
可能なタスクを複数備えたジョブ管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のジョブ管理装置は、一般に、ジョ
ブの構成要素であるジョブステップの開始処理(資源確
保等)を1つのタスクで行っていた(例えば、特開昭6
2−69322号公報)。しかし、1つのタスクでジョ
ブステップの開始処理を行うのでは、現在開始処理の対
象にしているジョブステップの開始処理が完了するま
で、他のジョブステップは待ち状態になってしまう。従
って、上記した従来の技術では、ジョブステップの開始
処理を効率的に行えないという問題がある。
【0003】そこで、資源確保等のジョブステップの開
始処理,資源解放等のジョブステップの終了処理を複数
のタスクで並列的に行うようにした技術が提案された
(例えば、特願平5−152697号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
のタスクでジョブステップの開始処理,終了処理を並列
的に行うようにすることにより、ジョブステップの開始
処理,終了処理を効率的に行うことが可能になる。しか
し、複数のタスクでジョブステップの開始処理,終了処
理を並列的に行うようにすると、或るジョブの先行ジョ
ブステップで確保していた資源をそのジョブの後続ジョ
ブステップで使用する場合であっても、先行ジョブステ
ップで確保していた資源の解放時、上記解放した資源を
まさに確保しようとしていた別のジョブのジョブステッ
プが存在すると、上記資源が別のジョブステップに確保
されてしまい、先に動作していたジョブの後続のジョブ
ステップが資源待ちになってしまうという問題があっ
た。特に、先行ジョブステップがファイルにデータを出
力し、後続ジョブステップが上記ファイルからデータを
入力するようなジョブに於いて、ジョブステップの切り
換え時に別ジョブステップが上記ファイルを確保してデ
ータを出力してしまうと、後続のジョブステップで使用
するデータが不正になってしまうという問題が生じる。
【0005】そこで、本発明の目的は、先行ジョブステ
ップと後続ジョブステップとの両方で使用される資源
が、ジョブステップの切り換え時に別のジョブのジョブ
ステップによって確保されないようにすることができる
ジョブ管理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ジョブステップの開始終了処理を行う並列動
作可能なタスクを複数備えたジョブ管理装置に於いて、
タスク割り当て情報テーブルと、ユーザによって入力さ
れた、特定の資源を使用するジョブを前記複数のタスク
の内の特定のタスクに割り当てることを指示するタスク
割り当て情報を、前記タスク割り当て情報テーブルに登
録するタスク割り当て情報登録部と、ジョブステップ開
始要求,ジョブステップ終了要求が登録される待ち行列
と、資源待ち要求登録部と、前記待ち行列からジョブス
テップ開始要求,ジョブステップ終了要求を取り出し、
取り出したジョブステップ開始要求,ジョブステップ終
了要求によって開始処理或いは終了処理が要求されたジ
ョブステップに、前記タスク割り当て情報テーブルに登
録されているタスク割り当て情報に基づいて前記複数の
タスクの内の1つを割り当てるタスク割り当て処理部
と、ジョブステップが割り当てられたタスクからの資源
確保要求に応答して資源確保処理を行い、資源の確保に
失敗した場合は前記ジョブステップを前記タスクに割り
当てる契機になったジョブステップ開始要求,ジョブス
テップ終了要求を前記資源待ち要求登録部に登録し、ジ
ョブステップが割り当てられたタスクからの資源解放要
求に応答して資源解放処理を行うと共に、前記資源待ち
要求登録部に登録されているジョブステップ開始要求,
ジョブステップ終了要求の内の、今回解放した資源を実
行時に必要とするジョブステップに対応するジョブステ
ップ開始要求,ジョブステップ終了要求を前記待ち行列
に登録する資源管理部とを備え、且つ、前記各タスク
は、開始処理を行うべきジョブステップが割り当てられ
た場合は、前記資源管理部に対して資源確保要求を出力
し、終了処理を行うべきジョブステップが割り当てられ
た場合は、前記資源管理部に対して資源解放要求を出力
し、その後、前記ジョブステップが最後のジョブステッ
プでない場合は前記資源管理部に対して資源確保要求を
出力する構成を備えたものである。
【0007】上記構成に於いて、ユーザは、先行ジョブ
ステップA1で使用していた資源Xを後続ジョブステッ
プA2でも使用するジョブAを投入する場合、ジョブA
の投入に先立って上記資源Xを使用するジョブを複数存
在するタスクの内の特定のタスクT1に割り当てること
を指示するタスク割り当て情報を入力する。タスク割り
当て情報は、例えば、資源Xを使用するジョブに付与す
ることが予め定められているジョブクラスと上記タスク
T1のタスク識別子とから構成される。ユーザが入力し
たタスク割り当て情報は、タスク割り当て情報登録部に
よってタスク割り当て情報テーブルに登録される。
【0008】タスク割り当て処理部は、待ち行列から要
求を取り出し、取り出したジョブステップ開始要求或い
はジョブステップ終了要求によって開始処理或いは終了
処理が要求されたジョブステップに、タスク割り当て情
報テーブルに登録されているタスク割り当て情報に基づ
いて前記複数のタスクの内の1つを割り当てる。
【0009】開始処理を行うべきジョブステップが割り
当てられたタスクは、資源管理部に対して資源確保要求
を出力する。また、終了処理を行うべきジョブステップ
が割り当てられたタスクは、資源管理部に対して資源解
放要求を出力し、その後、上記ジョブステップが最後の
ジョブステップでない場合は資源管理部に対して資源確
保要求を出力する。
【0010】資源管理部は、ジョブステップが割り当て
られたタスクから資源確保要求があった場合、要求され
た資源の確保処理を行い、資源の確保に失敗した場合
は、上記ジョブステップを上記タスクに割り当てる契機
となったジョブステップ開始要求或いはジョブステップ
終了要求を資源待ち要求登録部に登録する。また、ジョ
ブステップが割り当てられたタスクからの資源解放要求
があった場合は、要求された資源の解放処理を行い、資
源待ち要求登録部に登録されているジョブステップ開始
要求或いはジョブステップ終了要求の内の、今回解放し
た資源を実行時に必要とするジョブステップに対応する
ジョブステップ開始要求,ジョブステップ終了要求を待
ち行列に登録しなおす。
【0011】従って、今、例えば、資源Xを必要とする
上記した先行ジョブステップA1のジョブステップ開始
要求が待ち行列に登録された後、資源Xを必要とするジ
ョブBのジョブステップB1のジョブステップ開始要求
とジョブステップA1のジョブステップ終了要求とが、
その順でほぼ同時に待ち行列に登録されたとすると、以
下のような処理が行われる。
【0012】タスク割り当て処理部は、ジョブステップ
A1のジョブステップ開始要求を取り出すと、取り出し
たジョブステップ開始要求によって開始処理が要求され
たジョブステップA1に、タスク割り当て情報テーブル
に登録されているタスク割り当て情報に基づいて複数の
存在するタスクの内の1つを割り当てる。この時、タス
ク割り当て情報テーブルには、資源Xを使用するジョブ
を特定のタスクT1に割り当てることを指示するタスク
割り当て情報が登録されているので、タスク割り当て処
理部は、タスクT1にジョブステップA1を割り当てて
開始処理を行わせる。ジョブステップA1の開始処理が
終了すると、タスクT1は停止状態になる。
【0013】その後、資源Xを必要とするジョブステッ
プB1のジョブステップ開始要求,ジョブステップA1
のジョブステップ終了要求がその順で待ち行列に登録さ
れると、タスク割り当て処理部は、先ず、待ち行列から
ジョブステップB1のジョブステップ開始要求を取り出
す。ジョブステップB1を含むジョブは、資源Xを必要
とするものであるので、タスク割り当て処理部は、ジョ
ブステップB1をタスクT1に割り当て、ジョブステッ
プB1の開始処理を行わせる。これにより、タスクT1
は、資源管理部に対して資源Xの確保を要求する。しか
し、資源Xは、ジョブステップA1によって既に確保さ
れているので、ジョブステップB1のジョブステップ開
始要求は、資源管理部によって資源待ち要求登録部に登
録される。タスクT1は、ジョブステップB1が必要と
する資源Xの確保に失敗すると、停止状態になる。
【0014】タスク割り当て処理部は、ジョブステップ
B1のジョブステップ開始要求に対する処理が完了する
と、待ち行列からジョブステップA1のジョブステップ
終了要求を取り出す。ジョブステップA1は、資源Xを
必要とするものであるので、タスク割り当て処理部は、
タスクT1にジョブステップA1を割り当てて終了処理
を行わせる。これにより、タスクT1は、ジョブステッ
プA1が確保していた資源Xの解放を資源管理部に要求
し、その後、資源Xを必要とする後続ジョブステップA
2が存在することから、資源管理部に対して資源Xの確
保要求を出力する。このように、上記した構成によれ
ば、ジョブステップA1からジョブステップA2への切
り換え時に、他のジョブステップB1によって資源Xが
確保されることを防止できる。
【0015】また、本発明は、タスク割り当て情報テー
ブルに、同一のジョブクラスに対して異なるタスク識別
子が二重登録されないようにするため,前記タスク割り
当て情報登録部は、ユーザによって入力されたタスク割
り当て情報と前記タスク割り当て情報テーブルに登録済
みのタスク割り当て情報とに基づいて、ユーザによって
入力されたタスク割り当て情報を前記タスク割り当て情
報テーブルに登録した場合、同一のジョブクラスに対し
て異なるタスク識別子が二重登録されることになるか否
かを判定し、二重登録にならないと判定した場合は前記
ユーザが入力した前記タスク割り当て情報を前記タスク
割り当て情報テーブルに登録し、二重登録になると判定
した場合は前記ユーザが入力したタスク割り当て情報の
登録を拒否する構成を備えたものである。
【0016】上記構成に於いては、タスク割り当て情報
登録部は、ユーザによって入力されたタスク割り当て情
報をタスク割り当て情報テーブルに登録すると、同一ジ
ョブクラスに対して異なるタスク識別子が二重登録され
ることになるか否かを判定し、二重登録になると判定し
た場合は、その登録を拒否する。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、端末装置1と、ジョブ入力部2と、ジョブスケジュ
ーリング部3と、待ち行列4と、資源待ち要求登録部5
と、タスク割り当て情報登録部6と、タスク割り当て情
報テーブル7と、タスク割り当て処理部8と、タスク初
期化処理部9と、ユーザプログラム処理部10と、タス
ク終了処理部11と、資源管理部12と、JCLファイ
ル13と、SYSINファイル14と、ジョブステップ
の開始終了処理を行う並列動作可能な複数のタスクT1
〜Tnを備えている。
【0019】端末装置1は、ユーザの指示に従ってジョ
ブやタスク割り当て情報等を入力したり、タスク割り当
て情報登録部6からのエラー通知を表示したりする機能
を有する。ここで、タスク割り当て情報は、特定の資源
を使用するジョブを、複数のタスクT1〜Tnの内の特
定のタスクTj(1≦j≦n)に割り当てることを指示
する情報であり、本実施例では、ジョブクラスとタスク
識別子とから構成されているとする。
【0020】ジョブ入力部2は、入力ジョブ中のジョブ
制御言語,データをそれぞれJCLファイル13,SY
SINファイル14に出力する機能,ジョブスケジュー
リング部3に対してスケジュール処理を依頼する機能を
有する。尚、SYSINファイル14に出力されたデー
タは、ジョブの実行時にユーザプログラム処理部10に
よって使用される。
【0021】ジョブスケジューリング部3は、多数投入
されたジョブに対するスケジュール処理を行い、スケジ
ュール結果に基づいて実行させるジョブの最初のジョブ
ステップに対するジョブステップ開始要求を待ち行列4
に順次登録する機能を有する。尚、待ち行列4には、後
述するように、タスク終了処理部11によってジョブス
テップ終了要求も登録される。
【0022】タスク割り当て情報登録部6は、ユーザが
ジョブの投入に先立って端末装置1からタスク割り当て
情報及びジョブ名を入力した場合、ユーザによって入力
されたタスク割り当て情報をタスク割り当て情報テーブ
ル7に登録すると、同一ジョブクラスに対して異なるタ
スク識別子が二重登録されることになってしまうか否か
を判定する機能,上記機能により二重登録になってしま
うと判定した場合には端末装置1に対してエラー通知を
行い、二重登録にならないと判定した場合には入力され
たタスク割り当て情報とジョブ名とを対にしてタスク割
り当て情報テーブル7に登録する機能を有する。
【0023】図2はタスク割り当て情報テーブル7の内
容例を示した図である。同図に示したタスク割り当て情
報は、ジョブクラスc1のジョブには全てタスク識別子
t1のタスクT1を割り当てることを示している。ま
た、ジョブ名aは、ジョブ名aのジョブAの終了時に、
該当する情報をタスク割り当て情報テーブル7から削除
することを示している。
【0024】タスク割り当て処理部8は、待ち行列4に
登録されているジョブステップ開始要求,ジョブステッ
プ終了要求を取り出し、取り出したジョブステップ開始
要求,ジョブステップ終了要求によって開始処理,終了
処理が要求されたジョブステップに、タスク割り当て情
報テーブル7に登録されているタスク割り当て情報に基
づいて複数のタスクT1〜Tnの内の1つを割り当てる
機能を有する。
【0025】タスク初期化処理部9は、ジョブステップ
に対応するユーザプログラムをメモリ(図示せず)にロ
ードする機能を有し、ユーザプログラム処理部10は、
タスク初期化処理部9によってメモリ上にロードされた
ユーザプログラムを実行する機能を有し、タスク終了処
理部11は、ユーザプログラム処理部10の処理が終了
することにより待ち行列4にジョブステップ終了要求を
登録する機能を有する。
【0026】資源管理部12は、ジョブステップが割り
当てられたタスクTjからの資源確保要求に応答して資
源確保処理を行い、資源の確保に失敗した場合は上記ジ
ョブステップを上記タスクTjに割り当てる契機になっ
たジョブステップ開始要求,ジョブステップ終了要求を
資源待ち要求登録部5に登録し、ジョブステップが割り
当てられたタスクTjからの資源解放要求に応答して資
源解放処理を行うと共に、資源待ち要求登録部に登録さ
れているジョブステップ開始要求,ジョブステップ終了
要求の内の、今回解放した資源を実行時に必要とするジ
ョブステップに対するジョブステップ開始要求,ジョブ
ステップ終了要求を待ち行列4に再度登録する機能を有
する。
【0027】ジョブステップの開始終了処理を行うタス
クTjは、開始処理を行うべきジョブステップが割り当
てられた場合は、資源管理部12に対して資源確保要求
を出力し、終了処理を行うべきジョブステップが割り当
てられた場合は、資源管理部12に対して資源解放要求
を出力し、その後、上記ジョブステップが最後のジョブ
ステップでない場合は資源管理部12に対して資源確保
要求を出力する機能を有する。
【0028】図3はタスク割り当て情報登録部6の処理
例を示す流れ図、図4,図5はタスク割り当て処理部8
の処理例を示す流れ図、図6は開始処理を行うべきジョ
ブステップが割り当てられた時のタスクTjの処理例を
示す流れ図、図7は終了処理を行うべきジョブステップ
が割り当てられた時のタスクTjの処理例を示す流れ
図、図8は資源確保要求が行われたときの資源管理部1
2の処理例を示す流れ図、図9は資源解放要求が行われ
たときの資源管理部12の処理例を示す流れ図であり、
以下各図を参照して本実施例の動作を説明する。
【0029】ユーザは、複数のジョブが使用可能な特定
の資源を使用する先行ジョブステップと後続ジョブステ
ップとを含み、且つ先行ジョブステップと後続ジョブス
テップとの切り換え時に別のジョブステップによって上
記特定の資源が使用されないようにしたいジョブを投入
する場合は、ジョブ投入に先立って、上記特定の資源を
使用するジョブに付与することが定められているジョブ
クラスと上記ジョブに割り当てるタスクのタスク識別子
とから構成されるタスク割り当て情報を端末装置1から
入力すると共に、上記ジョブのジョブ名を端末装置1か
ら入力する。
【0030】今、例えば、複数のジョブが使用可能なフ
ァイルF1を使用する先行ジョブステップA1と後続ジ
ョブステップA2とから構成され、且つ先行ジョブステ
ップA1と後続ジョブステップA2との切り換え時に別
のジョブステップによってファイルF1が使用されない
ようにしたいジョブ名aのジョブAを投入する場合、ユ
ーザは、ジョブAの投入に先立って、ファイルF1を使
用するジョブに付与することが定められているジョブク
ラス(例えばc1)とジョブAに割り当てるタスクのタ
スク識別子(例えばタスクT1のタスク識別子t1)と
から構成されるタスク割り当て情報を端末装置1から入
力すると共に、上記ジョブAのジョブ名aを端末装置1
から入力する。尚、ジョブAが終了となっても、上記タ
スク割り当て情報をタスク割り当て情報テーブル7から
削除したくない場合は、ユーザは、タスク割り当て情報
のみを入力する。
【0031】タスク割り当て情報登録部6は、ジョブク
ラスc1及びタスク識別子t1から構成されるタスク割
り当て情報と、ジョブAのジョブ名aとが入力される
と、先ず、入力されたタスク割り当て情報とタスク割り
当て情報テーブル7に登録されているタスク割り当て情
報とに基づいて、入力されたタスク割り当て情報をタス
ク割り当て情報テーブル7に登録すると、同一のジョブ
クラスに対して異なるタスク識別子が二重登録されるこ
とになってしまうか否かを判定する(図3,S1)。例
えば、上記したタスク割り当て情報が入力された時、タ
スク割り当て情報テーブル7に、既にジョブクラスがc
1で、タスク識別子がt1以外のタスク割り当て情報が
登録されていれば、タスク割り当て情報登録部6は二重
登録になると判定する。
【0032】タスク割り当て情報登録部6は、二重登録
になると判定した場合(S2がYES)、端末装置1に
対してエラー通知を行い、ユーザに対してタスク割り当
て情報の再入力を要求する(S3)。また、二重登録に
ならないと判定した場合は、ユーザが入力したタスク割
り当て情報(ジョブクラスc1,タスク識別子t1)と
ジョブ名aとをタスク割り当て情報テーブル7に登録す
る(S4)。尚、ジョブ名が入力されなかった場合は、
タスク割り当て情報のみをタスク割り当て情報テーブル
7に登録する。また、エラー通知には、ジョブクラスc
1と対になってタスク割り当て情報テーブル7に登録さ
れていたタスク識別子が含まれている。
【0033】ユーザは、エラー通知によってタスク割り
当て情報の再入力が要求された場合は、タスク識別子を
エラー通知によって通知されたタスク識別子に変更した
タスク割り当て情報とジョブ名aとを再入力する。ま
た、エラー通知が行われなかった場合は、ジョブAを投
入する。尚、ジョブAはファイルF1を使用するもので
あり、ファイルF1を使用するジョブには、ジョブクラ
スc1を与えることが予め定められているので、ジョブ
Aには、そのジョブクラスがc1であることを示す記述
が含まれている。
【0034】ジョブ入力部2は、端末装置1からジョブ
Aが投入されると、ジョブA中のジョブ制御言語,デー
タをそれぞれJCLファイル13,SYSINファイル
14に出力し、その後、ジョブスケジューリング部3に
対してスケジュール処理を要求する。
【0035】ジョブスケジューリング部3は、ジョブ入
力部2からスケジュール処理が要求されると、多数入力
されるジョブの中から次に実行するジョブを決定し、そ
のジョブの第1番目のジョブステップに対するジョブス
テップ開始要求を待ち行列4に登録する。今、例えば、
待ち行列4に、図10(A)に示すように、ジョブAの
第1番目のジョブステップA1に対するジョブステップ
開始要求A1Sが登録されたとする。
【0036】タスク割り当て処理部8は、図4の流れ図
に示すように、タスクT1〜Tnの中に停止状態のタス
クがあり、且つ待ち行列4にジョブステップ開始要求,
ジョブステップ終了要求が登録されている場合(S1
1,S12がYES)は、待ち行列の先頭に登録されて
いる要求を1つ取り出す(S13)。この例の場合、タ
スク割り当て処理部8は、ジョブステップA1のジョブ
ステップ開始要求A1Sを1つ取り出すことになる。
【0037】タスク割り当て処理部8は、ジョブステッ
プ開始要求A1Sを取り出すと、それがジョブステップ
A1の開始処理を要求するジョブステップ開始要求であ
るこから(S14がYES)、S15の処理を行うこと
になる。
【0038】S15に於いて、タスク割り当て処理部8
は、ジョブAのジョブクラスc1をキーにしてタスク割
り当て情報テーブル7を検索し、上記ジョブクラスc1
を含むタスク割り当て情報を探す。この例の場合、タス
ク割り当て情報テーブル7には、ジョブクラスc1とタ
スク識別子t1とから構成されるタスク割り当て情報が
登録されているので、ジョブクラスc1をキーにしてタ
スク割り当て情報テーブル7を検索することにより、ジ
ョブクラスc1とタスク識別子t1とから構成されるタ
スク割り当て情報が探し出される。
【0039】上記したタスク割り当て情報を探し出すと
(S16がYES)、タスク割り当て処理部8は、探し
出したタスク割り当て情報中のタスク識別子t1によっ
て示されるタスクT1が停止状態の場合は直ちに、停止
状態でない場合は停止状態になるのを待ってタスクT1
を起動し、タスクT1をジョブステップA1の開始処理
に割り当てる(S17,S18)。尚、タスク割り当て
情報テーブル7を検索しても該当するタスク割り当て情
報がなかった場合は、タスク割り当て処理部8は、停止
状態のタスクの内の1つを起動し、そのタスクをジョブ
ステップの開始処理に割り当てる(S19)。
【0040】タスクT1は、ジョブステップA1の開始
処理が割り当てられると、図6の流れ図に示すように、
資源管理部12に対して資源確保要求を出力する(S3
1)。
【0041】資源管理部12は、タスクT1から資源確
保要求が出力されると、図8の流れ図に示すように、資
源確保処理を行う(S51)。そして、資源確保に成功
した場合は、タスクT1に対して確保成功を通知し(S
52がYES,S53)、失敗した場合は、タスクT1
に対して確保失敗を通知した後、ジョブステップ開始要
求A1Sを資源待ち要求登録部5に登録する(S52が
NO,S54,S55)。今、例えば、資源の確保に成
功したとすると、資源管理部12は、タスクT1 に対し
て確保成功を通知することになる。
【0042】タスクT1は、資源管理部12から資源の
確保成功が通知されると(図6,S32がYES)、タ
スク初期化処理部9に対して、動作させるジョブステッ
プA1に対応するユーザプログラムを通知する(S3
3)。尚、資源の確保失敗が通知された場合(S32が
NO)は、タスクT1は直ちに停止状態になる。
【0043】タスク初期化処理部9は、動作させるユー
ザプログラムが通知されると、それをメモリにロード
し、ユーザプログラム処理部10は、タスク初期化処理
部9によってメモリ上にロードされたプログラムを実行
し、タスク終了処理部11は、ユーザプログラム処理部
10の処理が終了することにより待ち行列4にジョブス
テップA1に対するジョブステップ終了要求A1Eを登
録する。
【0044】今、ジョブステップA1に対するジョブス
テップ終了要求A1Eが待ち行列4に登録される直前に
於いて、図10(B)に示すように、ジョブBの第1番
目のジョブステップB1に対するジョブステップ開始要
求B1Sがジョブスケジューリング部3によって待ち行
列4に登録され、その後、ジョブステップ終了要求A1
Eがタスク終了処理部11によって待ち行列4に登録さ
れたとする。尚、ジョブステップB1は、実行時に、フ
ァイルF1を使用するものとする。従って、ジョブBに
は、それがファイルF1を使用するジョブクラスc1の
ジョブであることを示す記述が含まれている。
【0045】待ち行列4の状態が図10(B)に示すも
のである場合、タスク割り当て処理部8は、ジョブステ
ップ開始要求B1Sを待ち行列4から取り出す(図4,
S11〜S13)。そして、それがジョブステップ開始
要求であることから(S14がYES)、タスク割り当
て処理部8はS15の処理を行うことになる。
【0046】S15に於いて、タスク割り当て処理部8
は、ジョブBのジョブクラスc1をキーにしてタスク割
り当て情報テーブル7を検索し、上記ジョブクラスc1
を含むタスク割り当て情報を探す。この例の場合、タス
ク割り当て情報テーブル7には、ジョブクラスc1とタ
スク識別子t1とから構成されるタスク割り当て情報が
登録されているので、ジョブクラスc1をキーにしてタ
スク割り当て情報テーブル7を検索することにより、ジ
ョブクラスc1とタスク識別子t1とから構成されるタ
スク割り当て情報が探し出される。
【0047】タスク割り当て情報を探し出すと(S16
がYES)、タスク割り当て処理部8は、探し出したタ
スク割り当て情報中のタスク識別子t1によって示され
るタスクT1が停止状態の場合は直ちに、停止状態でな
い場合は停止状態になるのを待ってタスクT1を起動
し、タスクT1をジョブステップB1の開始処理に割り
当てる(S17,S18)。
【0048】タスクT1は、ジョブステップB1の開始
処理が割り当てられると、図6の流れ図に示すように、
資源管理部12に対して資源確保要求を出力する(S3
1)。
【0049】資源管理部12は、タスクT1から資源確
保要求が出力されると、図8の流れ図に示すように、資
源確保処理を行う(S51)。この時、ジョブステップ
B1が必要とするファイルF1は、ジョブステップA1
によって確保されているので、資源確保は失敗となる
(S52がNO)。資源確保が失敗となると、資源管理
部12は、確保失敗をタスクT1に通知すると共に、ジ
ョブステップ開始要求B1Sを図10(C)に示すよう
に、資源待ち要求登録部5に登録する(S54,S5
5)。その際、資源管理部12は、確保に失敗した資源
を示す資源情報(この例の場合は、ファイルF1を示す
資源情報f1)を対にして資源待ち要求登録部5に登録
する。
【0050】タスクT1は、資源管理部12からジョブ
ステップB1が必要とする資源の確保に失敗したことが
通知されると(図6,S32がNO)、直ちに停止状態
になる。
【0051】また、タスク割り当て処理部8は、ジョブ
ステップ開始要求B1Sに対する処理が完了すると、ジ
ョブステップA1に対するジョブステップ終了要求A1
Eを待ち行列4から取り出す(図4,S11〜S1
3)。取り出した要求がジョブステップ終了要求A1E
であることから(S14がNO)、タスク割り当て処理
部8は、図5のS20の処理を行う。
【0052】S20に於いて、タスク割り当て処理部8
は、ジョブAのジョブクラスc1をキーにしてタスク割
り当て情報テーブル7を検索し、上記ジョブクラスc1
を含むタスク割り当て情報を探し出す。この例の場合、
タスク割り当て情報テーブル7には、ジョブクラスc1
とタスク識別子t1とから構成されるタスク割り当て情
報が登録されているので、ジョブクラスc1をキーにし
てタスク割り当て情報テーブル7を検索することによ
り、ジョブクラスc1とタスク識別子t1とから構成さ
れるタスク割り当て情報が探し出される。
【0053】上記したタスク割り当て情報を探し出すと
(S21がYES)、タスク割り当て処理部8は、探し
出したタスク割り当て情報中のタスク識別子t1によっ
て示されるタスクT1が停止状態の場合は直ちに、停止
状態でない場合は停止状態になるのを待ってタスクT1
を起動し、タスクT1をジョブステップA1の終了処理
に割り当てる(S22,S23)。尚、該当するタスク
割り当て情報がなかった場合(S21がNO)は、停止
状態のタスクの内の1つを起動し、そのタスクにジョブ
ステップの終了処理を割り当てる(S24)。
【0054】タスクT1は、ジョブステップA1の終了
処理が割り当てられると、図7の流れ図に示すように、
資源管理部12に対してジョブステップA1が確保して
いた資源の解放要求を出力する(S41)。
【0055】資源管理部12は、タスクT1から資源解
放要求が出力されると、図9の流れ図に示すように、ジ
ョブステップA1が確保していた資源(ファイルF1を
含む)に対する解放処理を行い、解放処理が完了する
と、そのことをタスクT1に通知する(S61,S6
2)。その後、資源管理部12は、資源待ち要求登録部
5に登録されている要求の内、今回解放した資源を実行
時に必要としているジョブステップ開始要求,ジョブス
テップ終了要求を待ち行列4に再度登録する(S6
3)。この例の場合、図10(D)に示すように、資源
待ち要求登録部5に登録されていたジョブステップ開始
要求B1Sが待ち行列4に登録される。
【0056】タスクT1は、ジョブステップA1が確保
していた資源の解放完了が資源管理部12から通知され
ると(図7,S42がYES)、ジョブステップA1が
ジョブAの最後のジョブステップであるか否かを判断す
る(S43)。この例の場合、後続のジョブステップA
2が存在し、S43の判断結果はNOとなるので、タス
クT1は、資源管理部12に対してジョブステップA2
が実行時に必要とする資源の確保を要求する(S4
4)。
【0057】資源管理部12は、タスクT1から資源確
保要求が出力されると、ジョブステップA2が必要とす
る資源の確保処理を行い、資源確保に成功すると、確保
成功をタスクT1に通知する(図8,S51〜S5
3)。
【0058】タスクT1は、資源管理部12からジョブ
ステップA2が必要とする資源の確保成功が通知される
と(図7,S45)、タスク初期化処理部9に対して前
述したと同様の通知を行う。これにより、タスク初期化
処理部9,ユーザプログラム処理部10,タスク終了処
理部11は前述したと同様の処理を行い、タスク終了処
理部11は、ユーザプログラム処理部10の処理が終了
すると、図10(E)に示すように、待ち行列4にジョ
ブステップA2に対するジョブステップ終了要求A2E
を登録する。
【0059】タスク割り当て処理部8は、ジョブステッ
プA1に対するジョブステップ終了要求A1Eを取り出
した後、ジョブステップB1に対するジョブステップ開
始要求B1Sを取り出し、前述したと同様な処理を行う
(図4,S11〜S18)。これにより、タスクT1に
ジョブステップB1の開始処理が割り当てられる。
【0060】タスクT1は、ジョブステップB1の開始
処理が割り当てられると、図6の流れ図に示すように、
資源管理部12に対してジョブステップB1が必要とす
る資源の確保を要求する(S32)。資源管理部12
は、タスクT1から資源確保要求が出力されると、ジョ
ブステップB1が必要とする資源を確保しようとするが
(図8,S51)、この場合、ジョブステップB1が必
要とする資源(ファイルF1)は、ジョブステップA2
によって確保されており、確保失敗となるので、タスク
T1に対して確保失敗を通知した後、図10(F)に示
すように、ジョブステップ開始要求B1Sを資源待ち要
求登録部5に登録する(S52,S54,S55)。
【0061】タスク割り当て処理部8は、ジョブステッ
プB1に対するジョブステップ開始要求B1Sを取り出
した後、ジョブステップA2に対するジョブステップ終
了要求A2Eを取り出し、前述したと同様の処理を行う
(図4のS11〜S14,図5のS20〜S23)。こ
れにより、タスクT1にジョブステップA2の終了処理
が割り当てられる。
【0062】タスクT1は、ジョブステップA2の終了
処理が割り当てられると、図7の流れ図に示すように、
資源管理部12に対してジョブステップA2が確保して
いた資源の解放要求を出力する(S41)。
【0063】資源管理部12は、タスクT1から資源解
放要求が出力されると、図9の流れ図に示すように、ジ
ョブステップA2が確保していた資源(ファイルF1を
含む)の解放処理を行い(S61)、解放完了により、
タスクT1に対して解放完了を通知する(S62)。更
に、資源管理部12は、資源待ち要求登録部5に登録さ
れている要求の内、今回解放した資源(ファイルF1)
の解放を待っているジョブステップB1に対するジョブ
ステップ開始要求B1Sを図10(G)に示すように、
待ち行列4に登録する(S63)。
【0064】タスクT1は、資源管理部12から資源の
解放完了が通知されると(図7,S42)、ジョブステ
ップA2がジョブAの最後のジョブステップであること
から、タスク割り当て情報テーブル7からジョブAのジ
ョブ名a及びジョブ名aと対応して登録されているタス
ク割り当て情報を削除する(S43,S47)。尚、S
43に於いて、最後のジョブステップと判定された場合
であっても、そのジョブステップを含むジョブのジョブ
名がタスク割り当て情報テーブル7に登録されていない
場合は、S47の処理を行わない。
【0065】タスク割り当て処理部8は、ジョブステッ
プA2に対するジョブステップ終了要求A2Eを取り出
した後、ジョブステップB1に対するジョブステップ開
始要求を待ち行列4から取り出し、停止状態のタスクT
1にジョブステップB1の開始処理を割り当てる(図4
のS11〜S18)。
【0066】タスクT1は、ジョブステップB1の開始
処理が割り当てられると、資源管理部12に対して資源
確保要求を出力する(図6,S31)。
【0067】資源管理部12は、タスクT1から資源確
保要求が出力されると、図8の流れ図に示すように、ジ
ョブステップB1が実行時に必要とする資源の確保処理
を行う(S51)。この時、ジョブステップA1,A2
が確保していたファイルF1は、解放されているので、
資源の確保は成功し、タスクT1に対して確保成功が通
知される(S52,S53)。
【0068】タスクT1は、確保成功が通知されると、
タスク初期化処理部9に対して前述したと同様の通知を
行う。これにより、ジョブステップB1に対応するユー
ザプログラムの実行が開始される。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ユーザ
によって入力されたタスク割り当て情報に従って、特定
の資源を必要とするジョブを全て同じタスクに割り当て
るようにすると共に、資源の確保に失敗したジョブステ
ップ開始要求,ジョブステップ終了要求を、それらが必
要とする資源が解放されるまで、一時的に資源待ち要求
登録部に登録するようにしたものであるので、或るジョ
ブの先行ジョブステップと後続ジョブステップとの両方
で使用される資源が、ジョブステップの切り換え時に別
のジョブのジョブステップによって確保されないように
することができる。従って、先行ジョブステップと後続
ジョブステップとが同一のファイルを使用するような場
合であっても、ジョブステップの切り換え時に、別のジ
ョブのジョブステップによってファイルが書き換えられ
ることがないので、後続のジョブステップが不正なデー
タを使用することはなくなる。
【0070】また、本発明は、ユーザによって入力され
たタスク割り当て情報とタスク割り当て情報テーブルに
登録済みのタスク割り当て情報とに基づいて、ユーザに
よって入力されたタスク割り当て情報をタスク割り当て
情報テーブルに登録すると、同一のジョブクラスに対し
て異なるタスク識別子が二重登録されることになるか否
かを判定し、二重登録されることになると判定した場合
はユーザが入力したタスク割り当て情報を拒否するよう
にしたものであるので、タスク割り当て情報テーブル
に、同一のジョブクラスに対して異なるタスク識別子が
二重登録されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】タスク割り当て情報テーブル7の内容例を示す
図である。
【図3】タスク割り当て情報登録部6の処理例を示す流
れ図である。
【図4】タスク割り当て処理部8の処理例を示す流れ図
である。
【図5】タスク割り当て処理部8の処理例を示す流れ図
である。
【図6】開始処理が割り当てられたタスクの処理例を示
す流れ図である。
【図7】終了処理が割り当てられたタスクの処理例を示
す流れ図である。
【図8】資源確保要求が与えられた時の資源管理部12
の処理例を示す流れ図である。
【図9】資源解放要求が与えられた時の資源管理部12
の処理例を示す流れ図である。
【図10】待ち行列4と資源待ち要求登録部5に登録さ
れる要求を示した図である。
【符号の説明】
1…端末装置 2…ジョブ入力部 3…ジョブスケジューリング部 4…待ち行列 5…資源待ち要求登録部 6…タスク割り当て情報登録部 7…タスク割り当て情報テーブル 8…タスク割り当て処理部 9…タスク初期化処理部 10…ユーザプログラム処理部 11…タスク終了処理部 12…資源管理部 13…JCLファイル 14…SYSINファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−126738(JP,A) 特開 平4−17057(JP,A) 特開 昭63−153643(JP,A) 特開 昭62−69322(JP,A) 特開 平6−222930(JP,A) 特開 平6−342377(JP,A) 特開 平6−332725(JP,A) 特開 平4−287232(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 9/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブステップの開始終了処理を行う並
    列動作可能なタスクを複数備えたジョブ管理装置に於い
    て、 タスク割り当て情報テーブルと、 ユーザによって入力された、特定の資源を使用するジョ
    ブを前記複数のタスクの内の特定のタスクに割り当てる
    ことを指示するタスク割り当て情報を、前記タスク割り
    当て情報テーブルに登録するタスク割り当て情報登録部
    と、 ジョブステップ開始要求,ジョブステップ終了要求が登
    録される待ち行列と、 資源待ち要求登録部と、 前記待ち行列からジョブステップ開始要求,ジョブステ
    ップ終了要求を取り出し、取り出したジョブステップ開
    始要求,ジョブステップ終了要求によって開始処理或い
    は終了処理が要求されたジョブステップに、前記タスク
    割り当て情報テーブルに登録されているタスク割り当て
    情報に基づいて前記複数のタスクの内の1つを割り当て
    るタスク割り当て処理部と、 ジョブステップが割り当てられたタスクからの資源確保
    要求に応答して資源確保処理を行い、資源の確保に失敗
    した場合は前記ジョブステップを前記タスクに割り当て
    る契機になったジョブステップ開始要求,ジョブステッ
    プ終了要求を前記資源待ち要求登録部に登録し、ジョブ
    ステップが割り当てられたタスクからの資源解放要求に
    応答して資源解放処理を行うと共に、前記資源待ち要求
    登録部に登録されているジョブステップ開始要求,ジョ
    ブステップ終了要求の内の、今回解放した資源を実行時
    に必要とするジョブステップに対応するジョブステップ
    開始要求,ジョブステップ終了要求を前記待ち行列に登
    録する資源管理部とを備え、且つ、 前記各タスクは、開始処理を行うべきジョブステップが
    割り当てられた場合は、前記資源管理部に対して資源確
    保要求を出力し、終了処理を行うべきジョブステップが
    割り当てられた場合は、前記資源管理部に対して資源解
    放要求を出力し、その後、前記ジョブステップが最後の
    ジョブステップでない場合は前記資源管理部に対して資
    源確保要求を出力する構成を備えたことを特徴とするジ
    ョブ管理装置。
  2. 【請求項2】 前記タスク割り当て情報は、ジョブクラ
    スとタスク識別子とから構成されることを特徴とする請
    求項1記載のジョブ管理装置。
  3. 【請求項3】 前記タスク割り当て情報登録部は、ユー
    ザによって入力されたタスク割り当て情報と前記タスク
    割り当て情報テーブルに登録済みのタスク割り当て情報
    とに基づいて、ユーザによって入力されたタスク割り当
    て情報を前記タスク割り当て情報テーブルに登録した場
    合、同一のジョブクラスに対して異なるタスク識別子が
    二重登録されることになるか否かを判定し、二重登録に
    ならないと判定した場合は前記ユーザが入力した前記タ
    スク割り当て情報を前記タスク割り当て情報テーブルに
    登録し、二重登録になると判定した場合は前記ユーザが
    入力したタスク割り当て情報の登録を拒否する構成を備
    えたことを特徴とする請求項2記載のジョブ管理装置。
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