JP2799920B2 - 公衆電話機 - Google Patents

公衆電話機

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JP2799920B2
JP2799920B2 JP18481592A JP18481592A JP2799920B2 JP 2799920 B2 JP2799920 B2 JP 2799920B2 JP 18481592 A JP18481592 A JP 18481592A JP 18481592 A JP18481592 A JP 18481592A JP 2799920 B2 JP2799920 B2 JP 2799920B2
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lcd
public telephone
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菊麿 岩佐
博信 原
伸次 高田
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Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示器として液晶表示
素子(以下、LCD)を用いた公衆電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に公衆電話機等に用いられる表示器
は、表示する場合の消費電力が極めて小さいことから、
近年はLCDが多用されつつある。そしてこのようなL
CDを用いた表示器上には、発信したダイヤル番号や通
話の残度数、及び操作ガイダンス等、各種の表示が行わ
れ、利用者の便宜が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年このよ
うな公衆電話機に取り付けられたLCDが、いたずらに
より破壊され表示不能に陥る事態がしばしば発生してい
る。即ち、このようなLCDは、これを構成する透明基
板がガラス等で形成されていることから、簡単な衝撃に
より破壊され表示不能になる。このLCDの破壊は、そ
の消費電力が微小であることから、破損による状態の変
化を電気的に検出することは極めて困難であり、目視に
頼るしか方法がないが、偏光フィルタにより覆われてい
ることで直線に透明基板の状態が確認し難く、判断が難
しい。したがって、このようなLCDの破壊は、保守者
が見回って時間をかけてようやく発見しているのが現状
であり、この間この公衆電話機は使用できなくなるた
め、多大な損害を生じるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、LCDを備えた公衆電話機におい
て、LCDが破壊した場合にその破壊を検出する検出手
段と、この検出手段の検出出力に応じ所定のセンタに対
しLCDの破壊情報やこの破壊したLCDを有する公衆
電話機の管理番号を通報する通報手段とを設けたもので
ある。
【0005】
【作用】LCDが破壊されると、このLCDの破壊情報
と共に公衆電話機の管理番号が自動的に所定のセンタへ
通報されるため、保守者により直ちに修復されて使用可
能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る公衆電話機をISDNのディジ
タル公衆電話機へ適用した場合の一実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、1はISDN回線、2は同
回線を終端する回線終端装置(DSU)であり、このD
SU2に公衆電話機は接続されている。そしてこの公衆
電話機の構成は以下のようになっている。
【0007】即ち、3はDSU2へデータを送出すると
ともにDSU2からのデータを受信するドライバ・レシ
ーバ、4はドライバ・レシーバ3と接続されISDNの
所定のプロトコル処理を行うIインターフェース回路、
5はこの公衆電話機全体の制御を行うCPU、6はプロ
グラムを格納するROM、7はRAM、9は各種の表示
を行うLCD(液晶表示素子)である。また、10はキ
ー部、11は各種の音源の駆動制御を行うとともに音声
信号のデジタル/アナログ変換,アナログ/デジタル変
換を行う音源制御回路、12は通話回路、13は送受器
である。
【0008】また、14はCPU5からのパラレルデー
タをシリアルデータに変換して後述のカードリーダ制御
部へ送出するとともに同制御部からのシリアルデータを
パラレルデータへ変換してCPU5へ伝達するSCI回
路部であり、同回路部14と接続され、カードの情報の
読みだしや書き込みの制御を行うカードリーダ制御部
は、この制御部全体を制御するCPU15と、リーダ制
御駆動部16と、カードリーダ17とから構成されてい
る。
【0009】なお、このような公衆電話機を用いて通話
を行うために、カードを挿入すると、この挿入されたカ
ードの未使用度数がLCD9上に表示されると共に、ダ
イヤル発信音が送出され、続いてキー部10を操作する
と相手ダイヤル番号がLCD9へ表示される。そしてこ
の相手番号の確認後に所定のキー操作が行われると、定
められたプロトコルにしたがって相手への発呼が行わ
れ、相手との通話が開始される。そして通話中に周期的
に到来する課金信号によりカードの残度数が減じられて
表示されると共に、カードの残度数が無くなると通話が
強制切断されるものとなっている。また、各種の表示を
行うLCD9には、後述するような、破壊検出機構が設
けられており、CPU5はLCD9の破壊を常時監視
し、LCD9の破壊を検出すると、通話の有無にかかわ
らず直ちにLCDの故障の旨を故障監視センタへ通報す
るようにしている。
【0010】図2(a),(b)は、上記破壊検出機構
を有するLCD9の断面図及び平面図であり、LCD9
は例えばガラスで形成され内面側に表示電極90a,9
1aと配向膜92,93が形成された透明基板90,9
1が適宜な間隙を有して対峙させられ、周縁をシール材
94で封止されて内部に液晶95が封入され、図示は省
略するが透明基板90,91の外面側には偏光フィルタ
が粘着されている。そして透明基板90の周辺部にあっ
て、かつ表示用電極90aが敷設されたのと同一の面側
にはこの表示用電極90aと接触することのない電気的
に独立する割れ検知用電極96が表示用電極90aに端
子部90bが形成された辺を除く3辺を巡るようにして
敷設され、この割れ検知用電極96の導通を電気的に測
定することで透明基板90の損傷発生を検知する。
【0011】即ち、この透明電極90に割れが生じてL
CDの表示機能が失われるときには、同時に割れ検知用
電極96も破断され、この割れ検知用電極96の一方の
端部から他方の端部に至る経路が電気的に非導通となる
ことで、LCDの損傷が明確に検知できる。なお、この
ときに透明基板90を観視側に面するものとしておけ
ば、LCDを破損に至らすような衝撃は殆どこの方向か
ら受けることが予想されるので、実用上十分な検出確度
が得られる。
【0012】ここで、上記割れ検知用電極96は、CP
U5のポートP0 と接続されており、CPU5はこのポ
ートP0 の電圧レベルに応じてLCD9の破壊の有無を
検出するようにしている。即ち、ポートP0 へ電圧が印
加されて「H」レベルになっていればLCD未破壊と判
定すると共に、ポートP0 への電圧が印加されなくなっ
て「L」レベルになるとLCDの破壊と判定する。
【0013】次に、図3はこのようなLCD9を有する
公衆電話機のCPU5の動作を示すフローチャートであ
り、LCD9の破壊が検出された場合の動作の一例を示
すものである。即ち、ステップ100においては、LC
D9の破壊検出の判断を行う。そしてCPU5のポート
0 への印加電圧が無くなり「Y」と判定されると、続
いてステップ101ではこの公衆電話機が通話中か否か
を判断し、通話中の場合には所定の切断プロトコルを行
うことによりこの通話を強制切断して(ステップ10
2)ステップ103へ移行する。
【0014】ステップ103では、各公衆電話機の故障
を監視する故障監視センタへ所定の発呼プロトコルを行
うことにより発呼する。そしてステップ104におい
て、相手(故障監視センタ)の応答を判断し、故障監視
センタの応答が得られると、LCD破壊情報を故障監視
センタへ送出する。なお、この場合LCD破壊情報を送
信した公衆電話機の設置場所や設定されている機能情報
が保守者に識別できるように、この公衆電話機の機器管
理番号や各種の設定情報も併せて送信する(ステップ1
05)。
【0015】こうして、LCD破壊情報が故障監視セン
タへ送信されると、当該の公衆電話機のLCD交換や修
理が直ちに保守者により施され、この結果、公衆電話機
の故障が直ちに復旧して使用可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
公衆電話機のLCDが破壊され使用不能状態に陥った場
合は、LCDの破壊情報と共に公衆電話機の管理番号が
自動的に所定のセンタへ通報されるため、故障公衆電話
機が速やかに保守者により修復されて使用可能状態とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る公衆電話機の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】上記公衆電話機に用いられる液晶表示素子(L
CD)の構成を示す図であり、同図の(a)は断面図,
(b)は平面図である。
【図3】上記公衆電話機のCPUの動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
5,15 CPU 9 液晶表示素子(LCD) 90,91 透明基板 90a,91a 表示電極 95 液晶 96 割れ検知用電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 博信 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 高田 伸次 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アン リツ株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 17/00 - 17/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示素子からなる表示器を備え、各
    種の表示を行う公衆電話機において、 前記液晶表示素子の破壊を検出する検出手段と、この検
    出手段の検出出力に応じ所定のセンタへ前記液晶表示素
    子の破壊情報および前記公衆電話機の管理番号を通報す
    る通報手段とを備えたことを特徴とする公衆電話機。
JP18481592A 1992-06-19 1992-06-19 公衆電話機 Expired - Lifetime JP2799920B2 (ja)

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JPH066490A JPH066490A (ja) 1994-01-14
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JP3568943B2 (ja) 2002-12-06 2004-09-22 独立行政法人 科学技術振興機構 局所的3次元構造を有する2次元フォトニック結晶スラブ
KR101365331B1 (ko) * 2012-10-05 2014-02-19 삼성전기주식회사 전자패널과 전자 선반 라벨 시스템 및 그 구동 방법

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