JP2798298B2 - 3次元映画用映写機 - Google Patents

3次元映画用映写機

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JP2798298B2
JP2798298B2 JP2239794A JP23979490A JP2798298B2 JP 2798298 B2 JP2798298 B2 JP 2798298B2 JP 2239794 A JP2239794 A JP 2239794A JP 23979490 A JP23979490 A JP 23979490A JP 2798298 B2 JP2798298 B2 JP 2798298B2
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cam
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トッポーキエヴィクツ マリアン
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イマックス システムズ コーポレーション
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    • G03B35/18Stereoscopic photography by simultaneous viewing
    • G03B35/20Stereoscopic photography by simultaneous viewing using two or more projectors

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、概ね、立体的すなわち3次元映画(以後、
3次元映画と呼ぶ)用の映写に関する。
(従来の技術) 3次元映画は概ね、物体の左目及び右目の視界をつく
るように位置する2つの映画用カメラを用いてその物体
を同時に撮影することにより作成される。映画を映写す
るには、カメラによって録画された像を2つの映写機に
より一つのスクリーン上に同時に映写し、観測者の左目
が右目用カメラによって録画された像のみを見て、一方
観測者の右目が右目用の像のみを見るように、いくつか
の方法で選択的に信号化する。かくして観測者は、立体
的すなわち3次元の効果を受ける。
像の信号化は、観測者のかけためがねを実際にシャッ
タで閉じることによって行う。そのシャッタは、スクリ
ーン上に映写された像に対し、時間を合わせて交互に各
目から視界を遮断し又は遮断せず、その結果、左目像が
映写されているときは観測者の右目を遮断し、逆も同様
にする。この技術は、“交互観測(alternate eye)"3
次元と言われており、例えばローズ(Roese)らの米国
特許第4,424,529号で説明されている。別の技術は、各
像用映写レンズに逆の偏光フィルタを使用し、これに対
応して観測者のかけるめがねに偏光フィルタを使用する
ことである。
イマックスシステムズ社(Imax Systems Corporation
of Toronto,CANADA)によって登録商標IMAX及びOMNIMA
Xの名で販売されているような大判フィルムを用いて迫
力のある3次元映画を作成することができる。大判フィ
ルムの使用は、カメラや映写機用のいわゆる“回転ルー
プ”フィルム送り機構の開発の結果可能となった。ジョ
ーンズ(Jones)の米国特許第3,494,524号は、回転ルー
プ送り機構の原理を開示している。元のジョーンズの機
構を改善したいくつかの発明は、シャー(Shaw)の米国
特許第3,600,073号、同4,365,877号及び同4、441、796
号に開示されている。これらの全ての特許は、イマック
スシステムズ社に譲渡されている。
(発明が解決しようとしている課題) 本発明の目的は、3次元像の映写を行うため、2組の
像を映写することができる改善された回転ループ映写機
を提供することである。
(課題を解決するための手段) その映写機は、各フィルムストリップから、対応する
左目用及び右目用像の組を映写できるように設計され、
2つの各フィルムストリップ用回転ループフィルム送り
機構を備えている。各機構は、開口を有する固定子手段
と、該固定子手段と協同してフィルム通路を形成する回
転子とを備えており、前記回転子はフィルムループを受
け入れるための隙間を有し前記固定子手段に対し回転自
在であり、前記フィルム通路に通して関連フィルムスト
リップを移動させるための手段と、フィルムストリップ
を前記開口に整合させて配置するための手段とを備えて
いる。この機構は又、フィルムストリップを減速させて
フィルム配置手段と係合させるため、フィルムストリッ
プを着脱自在に係合させる手段を有するカムユニットの
形式でフィルム減速手段を備えており、該カムユニット
は鉛直回転軸線を有している。2つの回転ループフィル
ム送り機構は、回転子が共通鉛直軸線を中心として回転
できるように、鉛直方向に重ねられて配置されている。
映写機は又、各開口を通して光を投影するための手段
と、各開口に関連した映写レンズ組立体とを備えてい
る。
ある実施例では、支持手段が、2つのカムユニットの
うち下ユニットのために備えられ、該下ユニットを、2
つの回転ループフィルム送り機構のうち下の機構のフィ
ルムを減速させるための作動位置と、下カムユニットが
上カムユニットと離れて下ユニットに近づくことのでき
る非作動位置との間で移動させることができる。
カムユニットは鉛直軸線を有し、カムユニットの回転
軸線と平行にかつ対応する回転ループ機構の固定子手段
の外方に配置された回転駆動シャフトを備える駆動手段
で駆動されるのが好ましい。駆動シャフトは、各カムユ
ニットをシャフトにより駆動されるように各カムユニッ
トに連結されている。下カムユニット用支持手段は、下
カムユニットがカムユニット駆動シャフトを中心として
作動位置から非作動位置に外側へ振れることができるよ
うに、該シャフト上に旋回自在に取り付けられている。
映写機を作動させるため、下カムユニットを作動位置に
係止する手段が備えられている。
“交互観測"3次元に特に適用される別の実施例では、
回転ループ機構の2つの回転子は、各フィルムストリッ
プからの像を交互に映写するのに十分な程度まで互いに
ずれている。
まとめると、本発明は、重ねられた2つの回転ループ
送り機構を有し、各機構を通って送られた2つのフィル
ムストリップからの立体像を映写することができる単一
の映写機を提供する、2つのフィルム送り機構を重ねる
ことにより、各映写レンズを互いに近づけて配置するこ
とができ、それによって映写スクリーン上に同時に良好
な3次元像を映写することができる。又、2つの機構の
多くの部品について、共通の駆動部品を用いることがで
きる。同時に、最初の実施例に備えられた下カムユニッ
ト用支持手段により、両カムユニットの調整、保守及び
点検のために、両方のユニットに近づくことができる。
下カムユニット支持手段をカムユニット駆動手段に取
り付けることにより、下カムユニットを非作動位置に移
動させたときでも、2つのカムユニット間における駆動
シャフトの駆動連結が維持される。カムユニットの調時
はこの移動の間にシフトするが、カムユニットを作動位
置に戻せば最初の設定状態に戻る。駆動シャフトと2つ
のカムユニットの間には、歯付ベルト駆動連結を用いる
のが好ましい。
本発明を更に明確に理解するため、次に、例示として
本発明の特定の好ましい実施例を描いた添付図面を参照
して説明する。
(実施例) まず第1図を参照して、映写機が参照番号20により全
体的に示されており、いくつかの脚30により鉛直方向に
隔てられた位置で支持されている、水平に配置された3
つのベースプレート24、26及び28を含むフレーム22を有
している。ベースプレート24及び26は、上及び下回転ル
ープ送り機構を各々支持しており、該機構は、全体的に
32及び34で各々示されている。この機構によって送られ
る各フィルムストリップの一部を38及び40で示す。対応
する映写レンズは42及び44で示されており、映写ラン
プ、鏡及び関連レンズを収容した共通ランプハウスが全
体的に46で示されている。
図面は、本発明の理解に必要な各回転ループ機構の主
要な部品のみを示している。回転ループフィルム送り機
構の完全な説明が所望であれば、シャーの′073号特許
(前述)を参照すればよい。映写機20の2つの機構32及
び34はここで特に説明する特徴を除き、各々、シャーの
特許に開示された機構と本質的に同じである。シャーの
特許で開示されたものは参照してここに組み入れられて
いる。
第1図は、回転ループ機構32が、入口固定子組立体48
と出口固定子組立体50とから成り、該2つの固定子組立
体の間に開口板52が設けられている固定子手段を含んで
いることを示している。この機構の回転子の一部が54に
見える。回転子は、シャーの特許で全て説明されている
ように、固定子と協働してフィルム通路を形成し、フィ
ルムループを受け入れるための隙間を有している。回転
子54は、第1図のX線で示す鉛直軸線を中心として回転
できるように支持されている。
機構32は又、フィルムストリップ38を回転子と固定子
との間の通路に通して移動させるための手段を、被駆動
入口スプロケット及び出口スプロケット56及び58の形式
で備えている。後で第5図を特に参照して詳細に説明す
るが、機構32は又、フィルムストリップを開口板52の開
口に整合させて配置するための手段を、固定フィルム整
合ピンの形式で備えており、該ピンは、典型的に映画フ
ィルムに設けられている枠外送り穴と係合するため、フ
ィルム映写用開口の近くに配置されている。
シャーの特許の教示により、フィルムがこれらの整合
ピン上にきたとき、開口板52のすぐ近くの上流側にある
カムユニットによってフィルムが減速する。機構32のカ
ムユニットは全体的に60で第1図に示されている。
下方の回転ループ送り機構34は、下機構用フィルム減
速カムユニットの一部を除き、機構32とほぼ同じであ
る。そのユニットは62で示され、機構34の他の部品は、
機構32の部品に用いた番号に対応して該番号に「′」を
付けた参照番号で示されている。2つの機構の回転子54
及び54′は同一であり、両方とも、Xで示した共通の鉛
直軸線を中心として回転することができる。
前述したように、映写機は左目像及び右目像が交互に
映写されるように用いなければならないので、2つの回
転子は、各フィルムストリップ38及び40から交互に像を
映写するのに十分な程度まで互いに回転方向にずれてい
る(第1a図)。しかしながら、2つの機構の他の部品は
全て、互いに整合している。例えば、第1図からわかる
ように、2つの入力スプロケット56及び56′は整合し共
通駆動シャフト64に取り付けられている。同様に出力ス
プロケット58と機構34用の対応するスプロケット(見え
ていない)は、共通駆動シャフト66に取り付けられてい
る。第1図では見えないが、2つの駆動シャフト64及び
66は、スプロケットが映写機の他の部品と同調して駆動
されるように、映写機の主駆動モータによりから駆動さ
れる。
2つの別々の開口板が各機構用に実際に使用されてい
るが、この板は68で示す共通のハウジングに取り付けら
れている。同様に、2つの映写レンズ42及び44は、共通
のハウジング70に鉛直に並べて取り付けられている。
第1a図を参照して、2つの回転子54及び54′が平面図
として示されているが、上で述べた回転子のずれを理解
するためにのみ、下回転子54′が上回転子よりも大きな
直径で示されているが、実際は2つの回転子は同じ直径
である。2つの回転子にある隙間は、各々G及びG′で
示されており、A及びBで示す直線は、各回転子の隙間
のずれを示している。各回転子は、シャーの′073号特
許に説明されているように、主シャッタを形成する各隙
間の背後に曲板を備えており、又、各隙間対の中間に
“明滅”シャッタを備えている。このシャッタの形状に
より、各フィルムストリップの各フレームが二度映写さ
れる。
第1a図は、各回転子が8個の隙間と16個のシャッタを
有する実用的な映写機を示している。この形状では、交
互映写(2つの像が二度映写される)を行うのに必要な
回転子のずれは隙間間隔の1/4である。従って、ずれの
角度は45゜(隙間の角度間隔)の1/4となる。もし、副
シャッタを用いなければ、このずれは、隙間間隔の1/2
でなければならない。この量は、隣接する各隙間対の間
に加えた各副シャッタのために、更に2で除したものに
しなければならない。
第2図及び第3図は第1図の2つのカムユニット60及
び62を示す詳細斜視図である。第2図にはカムユニット
を作動位置で示し、第3図には点検のため作動位置から
非作動位置へと外方に移動した下カムユニット62が示さ
れている。
2つのカムユニット60及び62は本質的に同じであり、
シャーの′073号特許で説明した態様である。説明の完
全を期すため、両カムユニットの代表として第5図を簡
単に参照し、カムユニット62の部品を説明する。
カムユニット62は着脱自在な上カバー74を備えるハウ
ジング72を有している。ハウジング72内には、カム76
が、鉛直軸線80を中心として回転できる鉛直シャフト78
に取り付けられている。カム76の上面のカムトラック82
はクランクアーム86の一方のリムの外端でカム従動子84
を受け入れ、クランクアーム86は88でハウジング72に対
し旋回する。アーム86の他方のリムは、ハウジング72か
らフィルム送り機構を通って該機構内を移動するフィル
ム通路まで外方に突き出ている。フィルムと係合する一
対のピン90が、フィルムの枠外送り穴に係合するため、
アーム86の関連端部から外方に突き出ている。
シャーの′073号特許に詳細に説明されているよう
に、カムトラック82の形状により、ピン90は、ピン90が
フィルムと係合してフィルムを減速させる経路を移動
し、それにより、フィルムは第5図の92に示すような整
合ピンの形式のフィルム配置手段と係合する。これらの
ピン92は機構の開口板52の近くに配置され、フィルムが
ピン92と係合したときにフィルムが減速し、映写のため
開口板上に載せられる。フィルムを減速させることによ
り、フィルムと整合ピンの間の衝撃の激しさが減少す
る。
実際には、カムやカム従動子84に一般的に設けている
ベアリングの調整、保守及び点検のため、カムユニット
に近づく必要がある。
第1図に戻って、2つのカムユニット60及び62は、共
通の回転駆動シャフト96によって駆動され、該シャフト
96は、各カムユニットの回転軸線に平行にかつ各フィル
ム送り機構の固定子の外方に配置された鉛直軸線98を中
心として回転自在である。実際にはシャフト96は、映写
機のフレームの下ベースプレート28に取り付けられたハ
ウジング100に回転自在に支持されているのがわかるで
あろう。シャフト自身は板28の下方に突き出ており、映
写機の主駆動シャフトからの駆動ベルト102により回転
駆動される。
第4図は、駆動シャフト96及びそのハウジング100を
詳細に示す。シャフト96の下端に設けられている非駆動
歯付プーリが106に示されている。シャフトはベアリン
グ108によりハウジング内で軸受けされている。ハウジ
ングは、ベースプレート28の開口部及び第1図では見え
ないがそれに対応する下支持板110に配置されている。
ハウジング100の上部の直上では、駆動シャフト96は
歯付プーリ112を備えており、該プーリは、ベルト手段1
14により下カムユニット62の駆動シャフト78を駆動す
る。シャフト78の回転軸線は、第4図及び第5図の各々
に80で示されている。調整自在なベルト引張手段116が
ベルト114を押圧している。上カムユニット60は、第4
図では一点鎖線でのみ輪郭が示されているが、カムユニ
ット62と同様に駆動される。従って、ユニット60は2つ
の軸線80及び98に平行な軸線120を中心として回転する
ことのできる鉛直駆動シャフト118を有している。シャ
フト118の下端のプーリ122は、シャフト96の上端にある
別の歯付プーリ126からの歯付ベルト124によって駆動さ
れる。ベルト124用の調整自在なベルト引張手段は、第
2図及び第3図の各々において、128でその一部が示さ
れている。
第2図及び第3図から、上カムユニット60は、映写機
のフレームにボルトで固定されている固定ブラケット13
0に取付けられていることがわかる。一方、下カムユニ
ット62は支持アーム134に固定されたブラケット132に取
り付けられており、該アーム134は、ハウジング100に回
転自在に支持されているスリーブ135により、カムユニ
ット駆動シャフトに旋回自在に取り付けられている。こ
れにより、アーム134はカムユニット62とともに、シャ
フト96の軸線を中心として振れることができ、それによ
り、第5図に示すようなカムユニットの通常の作動位置
と、下カムユニットが外方に振れて上カムユニットと離
れカムユニット自身の保守と点検が可能になる非作動位
置との間を移動することができる。第5図で最もよく示
されているように、下カムユニットは係止ボルト手段13
6により、その作動位置で係止されることができ、該係
止ボルト手段136は、アーム134の突起部138を通って映
写機のフレームに相補的にねじ切りされた凹部に延びて
いる。
前述した説明は本発明の特に好ましい実施例のみに関
するものであり、多くの変更が本発明の広い範囲内で可
能であることは、もちろん理解されるであろう。例え
ば、カムユニットを支持して駆動するため、図示しかつ
説明した特定の装置が好ましいが、他の可能性も存在す
る。例えば、各カムユニットが専用の調和駆動モータに
より別々に駆動されてもよく、又、下カムユニットは映
写機のフレームに直接連結したアームに旋回自在に支持
されてもよい。
映写機の2つの回転ループ機構は、前述したカムユニ
ットの部分を除き、普通は同一のものとなろう。例え
ば、2つの回転子は普通は全ての点(例えば、直径、軸
方向寸法、隙間の数及び形状、シャッタの数及び形状)
において同一となるであろう。しかしながら、本発明の
広い概念内では、映写された像が映写スクリーンに同時
に配置される限り、2つの機構は異なるものでもよい。
更に、“交互観測”映写に用いる映写機を特に参照し
てきたが、これは本質的なことではないことに留意しな
ければならない。像は両方のフィルムストリップから同
時に映写されてもよく、像は例えば前述した偏光フィル
タ手段によって信号化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による3次元映画映写機の主要部品を
示す概略斜視図である。 第1a図は、第1図の映写機の2つの回転子を示す略図で
ある。 第2及び3図は、前の第1図の映写機の2つのカムユニ
ットを示す詳細斜視図であり、第2図では、作動位置に
あるカムユニットを示しており、第3図では、例えば保
守又は点検のため、非作動位置にある下カムユニットを
示している。 第4図は、第2図の4−4線に沿った鉛直断面図であ
る。 第5図は、作動位置にある下カムユニットの概略平面図
である。 20……映写機、 32、34……回転ループ送り機構、 38、40……フィルムストリップ、 52……開口板、 54、54′……回転子、 56、56′……被駆動入力スプロケット、 58……被駆動出力スプロケット、 60、62……カムユニット、 90……フィルム減速ピン、 92……フィルム整合ピン、 96……共通回転駆動シャフト、 134……支持アーム。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各フィルムストリップから対応する左目用
    及び右目用像の組を映写するための3次元映画用映写機
    において、 前記各フィルムストリップ用の第1及び第2の回転ルー
    プフィルム送り機構を備え、該各機構は、開口を有する
    固定子手段と、該固定子手段と協働してフィルム通路を
    形成する回転子とを備え、該回転子はフィルムループを
    受け入れるための隙間を有し前記固定子手段に対して回
    転自在であり、前記各機構は、前記各フィルムストリッ
    プを前記通路に通して移動させるための手段と、前記フ
    ィルムストリップを前記開口に整合させて配置するため
    のフィルム配置手段と、前記フィルムストリップと着脱
    自在に係合して該フィルムを減速させ前記フィルム配置
    手段に係合させるための手段を有するカムユニットから
    成るフィルム減速手段とを備え、前記カムユニットは鉛
    直回転軸線を有し、前記第1及び第2の回転ループフィ
    ルム送り機構は、前記回転子が共通の鉛直軸線を中心と
    して回転できるように鉛直方向に重ねられて配置され、 前記開口の各々から光を投影するための手段と、 前記開口の各々に関連した映写レンズ組立体と、 前記カムユニットのうち下方のカムユニットが、前記回
    転ループフィルム送り機構の下方にあるフィルムを減速
    させるための作動位置と、前記下カムユニットが上カム
    ユニットと離れて下カムユニットに近づくことのできる
    非作動位置との間で移動することができるように、前記
    下カムユニットを支持するための手段と を備えることを特徴とする映写機。
  2. 【請求項2】前記各カムユニットの回転軸線と平行にか
    つ前記各回転ループ機構の固定子手段の外方に配置した
    鉛直軸線を有する回転駆動シャフトと、該シャフトによ
    り前記カムユニットを駆動するため、前記駆動シャフト
    と前記各カムユニットとの間の連結手段とを備えるカム
    ユニット駆動手段を更に備え、 前記下カムユニット支持手段は、前記下カムユニットが
    前記シャフトを中心として前記作動位置から前記非作動
    位置へと外方に振れることができるように、前記カムユ
    ニット駆動シャフトに旋回自在に取り付けられており、 映写機を作動させるため、前記下カムユニットを前記作
    動位置に係止するための手段と を更に備えることを特徴とする請求項(1)に記載の映
    写機。
  3. 【請求項3】前記カムユニット駆動手段の前記駆動シャ
    フトと前記各カムユニットとの間の前記連結手段は、前
    記駆動シャフト及び前記カムユニットの各々に設けられ
    た各歯付プーリを取り囲む歯付エンドレスベルトから成
    り、それによって、前記下カムユニットが非作動位置に
    移動したときに前記駆動シャフトと前記下カムユニット
    との間の駆動連結が維持され、前記下カムユニットが作
    動位置に戻ったときにカムの調時が保持されることを特
    徴とする請求項(2)に記載の映写機。
  4. 【請求項4】前記カムユニット駆動手段の前記回転駆動
    シャフト用ハウジングを更に備え、該ハウジングは映写
    機の固定された部分に取り付けられており、前記ハウジ
    ング内に前記駆動シャフトを回転自在に支持するための
    ベアリング手段を更に備え、前記下カムユニット支持手
    段は、前記回転駆動シャフトの前記鉛直軸線を中心とし
    て回転運動できるように前記ハウジングに連結されてい
    るスリーブと、前記スリーブから外方に延びて前記下カ
    ムユニットを支持するアームとから成り、それによって
    前記下カムユニットが前記駆動シャフトに旋回自在に取
    り付けられていることを特徴とする請求項(2)に記載
    の映写機。
  5. 【請求項5】前記下カムユニットを前記作動位置に係止
    するための前記手段は、映写機の固定された部分に相補
    的にねじ切りされた孔と係合することのできる、前記ア
    ームに設けられたボルトから成り、それによって、前記
    アームは前記下カムユニットを前記作動位置に維持する
    位置にボルト止めされることができることを特徴とする
    請求項(2)に記載の映写機。
  6. 【請求項6】前記カムユニットは、ハウジングと、前記
    鉛直回転軸線を中心として回転できるように前記ハウジ
    ング内で支持されているカムとを備え、該カムはその上
    面にカムトラックを有しており、前記カムユニットは、
    前記カムトラックに係合するカム従動子と、第1及び第
    2のリムを有しかつ該リムの中間で前記ハウジングに旋
    回自在に連結されているクランクアームとを備え、前記
    カム従動子は前記リムの一方の端部に配置され、前記カ
    ムユニットは、前記他方のリムの外端から外方に突出し
    前記フィルムストリップと着脱自在に係合する手段を形
    成するフィルム整合ピンを備えていることを特徴とする
    請求項(1)に記載の映写機。
  7. 【請求項7】前記フィルムストリップを前記フィルム通
    路に通して移動させるための前記手段は、前記回転ルー
    プフィルム送り機構の各々について、前記フィルム通路
    の両端の近くに設けられた入口及び出口フィルムスプロ
    ケットを備え、各機構の前記2つの入口スプロケット及
    び各機構の前記2つの出口スプロケットは、互いに鉛直
    方向で整合し各々共通の駆動シャフトを備えていること
    を特徴とする請求項(1)に記載の映写機。
  8. 【請求項8】前記回転ループフィルム送り機構の両方に
    関連した前記映写レンズ組立体を支持する共通レンズマ
    ウントを更に備えることを特徴とする請求項(1)に記
    載の映写機。
  9. 【請求項9】各フィルムストリップの対応する左目用及
    び右目用像の組からの像を交互に映写するための3次元
    映画用映写機において、 前記各フィルムストリップ用の第1及び第2の回転ルー
    プフィルム送り機構を備え、該各機構は、開口を有する
    固定子手段と、該固定子手段と協働してフィルム通路を
    形成する回転子とを備え、該回転子はフィルムループを
    受け入れるための隙間を有し前記固定子手段に対して回
    転自在であり、前記各機構は、前記各フィルムストリッ
    プを前記通路に通して移動させるための手段と、前記フ
    ィルムストリップを前記開口に整合させて配置するため
    のフィルム配置手段と、前記フィルムストリップと着脱
    自在に係合して該フィルムを減速させ前記フィルム配置
    手段に係合させるための手段を有するカムユニットから
    成るフィルム減速手段とを備え、前記カムユニットは鉛
    直回転軸線を有し、前記第1及び第2の回転ループフィ
    ルム送り機構は、前記回転子が共通の鉛直軸線を中心と
    して回転できるように鉛直方向に重ねられて配置されて
    いるが各フィルムストリップからの像の交互映写を行う
    のに十分な程度まで互いに角度方向に隔てられており、 前記開口の各々から光を投影するための手段と、 前記開口の各々に関連した映写レンズ組立体と を備えることを特徴とする映写機。
  10. 【請求項10】前記2つの回転子は同じであり、各回転
    子は、複数の等間隔に配置された隙間を有し、各隙間に
    主シャッタを備え、各連続隙間対の中間に明滅シャッタ
    を備え、前記2つの回転子は、連続する前記隙間の間隔
    の1/4に等しい量だけ角度方向にずれていることを特徴
    とする請求項(9)に記載の映写機。
JP2239794A 1989-09-08 1990-09-10 3次元映画用映写機 Expired - Lifetime JP2798298B2 (ja)

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