JP2798082B2 - Graph display control device and graph display control method - Google Patents
Graph display control device and graph display control methodInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、関数式データに
基づくグラフを表示するグラフ表示制御装置及びグラフ
表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、関数式データに対応するグラフを
表示できる小型電子式計算機が考えられている。この種
の計算機では、ある関数式y=f(x)をグラフ表示す
る場合は独立変数xと関数式y=f(x)を順次キー入
力し、従属変数yの値をその都度演算するものである。
そして、グラフを表示場合には、表示画面の中央が原点
になるような固定された座標軸に全グラフを表示する。
また、座標軸の目盛も固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の計算機の場合は、座標軸及びその目盛が固定し
ているために、表示するグラフの範囲を自在に指定する
ことができず、大変不便であった。この発明の課題は、
表示するグラフの範囲を自在に指定できるようにすると
共に、指定した範囲のグラフと目盛を付した座標軸を併
せて表示することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のグラフ表
示制御装置の発明は、グラフを表示するための関数式デ
ータを記憶する関数式記憶手段と、この関数式記憶手段
に記憶された関数式データで示されるグラフのうち、任
意の範囲を指定する範囲指定手段と、この範囲指定手段
により指定された範囲に対応したグラフを、関数式記憶
手段に記憶された関数式データに基づいて計算するグラ
フ計算手段と、範囲指定手段により指定された範囲に対
応した座標軸を計算する座標軸計算手段と、この座標軸
計算手段により計算された座標軸に対して目盛を付す目
盛付加手段と、この目盛付加手段によって目盛が付され
た上記座標軸と上記グラフ計算手段により計算されたグ
ラフとを併せて表示するように制御する表示制御手段
と、を備えた構成になっている。
【0005】請求項3記載のグラフ表示制御方法の発明
は、関数式データを記憶し、この記憶された関数式デー
タで示されるグラフのうち任意の範囲を指定し、この指
定された範囲に対応したグラフを記憶された関数式デー
タに基づいて計算し、指定された範囲に対応した座標軸
を計算し、その計算された座標軸に対して目盛を付し、
この目盛が付された座標軸と計算されたグラフとを併せ
て表示するように制御する構成になっている。
【0006】これらの発明によれば、関数式データで示
されるグラフのうち、任意の範囲に対応したグラフを関
数式データに基づいて計算するとともに、任意の範囲に
対応した座標軸を計算し、その計算された座標軸に対し
て目盛を付し、この目盛が付された座標軸とグラフとを
併せて表示する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明のグラフ表示制御
装置及びグラフ表示制御方法の実施形態について、小型
電子式計算機を例に採り、図面を参照して説明する。図
1はグラフ表示機能を備えた小型電子式計算機の回路図
である。図中、メモリ部3は、グラフを表示するための
関数式データを記憶する関数式記憶手段を構成する。レ
ンジキー1Eは、メモリ部3に記憶された関数式データ
で示されるグラフのうち、任意の範囲を指定する範囲指
定手段を構成する。演算部5は、このレンジキー1Eに
より指定された範囲に対応したグラフを、メモリ部3に
記憶された関数式データに基づいて計算するグラフ計算
手段を構成するとともに、レンジキー1Eにより指定さ
れた範囲に対応した座標軸を計算する座標軸計算手段を
構成する。制御部2は、演算部5により計算された座標
軸により計算された座標軸に対して目盛を付す目盛付加
手段と演算部5によって計算されたグラフとを併せて表
示するように制御する表示制御手段を構成する。
【0008】以下、この回路図の他の構成を含めて詳細
に説明する。1のキー入力部には通常の計算機に設けら
れているテンキー1A、ファンクションキー1B、関数
の計算式を入力するための関数キー1C、関数式のグラ
フ表示モードを指定するグラフキー1D、関数式に含ま
れる変数X、Yの各範囲データの入力モードを指定する
レンジキー1E、関数計算等の実行指示を行うためのE
XE(実行)キー1Fが少なくとも設けられており、各
キーからの信号は制御部2に送られて処理される。
【0009】制御部2はこの計算機のすべての動作を制
御するプログラムを記憶するROM(リードオンリメモ
リ)から成り、メモリ部3、実行ポインタ4、演算部
5、表示バッファ部6に各種制御信号を与える。
【0010】メモリ部3はRAM(ランダムアクセスメ
モリ)から成り、Aレジスタ3A、Bレジスタ3B、関
数演算を行うとき実行ポインタ4に制御部2によってセ
ットされる実行ポインタが一時退避されるポインタレジ
スタ3C、関数演算実行時のグラフ表示のための前回の
座標(x0、y0)が夫々セットされるx0レジスタ3
D、y0レジスタ3E、今回の座標(x、y)が夫々セ
ットされるxレジスタ3F、yレジスタ3G、変数xの
範囲の最小値、最大値が夫々セットされるxminレジス
タ3H、xmaxレジスタ3I、変数yの範囲の最小値、
最大値が夫々セットされるyminレジスタ3J、ymaxレ
ジスタ3K、目盛処理時に用いられるxSCLレジスタ3
L、ySCLレジスタ3M、グラフ表示を行うための座標
(x、y)の各1ドットの大きさが書込まれるxmemoレ
ジスタ3N、ymemoレジスタ3Pを夫々有している。
【0011】キー入力部1から入力される関数式の各デ
ータは実行ポインタ4によって指示される数式バッファ
7の各アドレスに書込まれ、次いで演算部5に読込まれ
る。演算部5は上記数式バッファ7からの関数式の演算
を制御部2の制御の下にメモリ部3の上記の各レジスタ
3A〜3Pを使って実行する。そして演算部5は関数演
算実行時にそのグラフ表示と座標軸及びその目盛表示の
ためのデータをメモリ部3から読出して表示バッファ部
6内のグラフ表示バッファ6Aに送り、また通常の数値
表示等を行うときにはそのためのデータをテキスト表示
バッファ6Bに送り、それらの表示データは表示部8に
送られて、グラフまたは数値等の表示が行われる。表示
部8は例えば液晶表示装置から成り、X方向に96ドッ
ト、Y方向に64ドットのマトリクス型の各ドット表示
体(座標点)を有してデータの表示を行う。
【0012】次に上記実施例の動作を関数式
Y=−SINX ……(1)
の演算を行ってその結果をグラフ表示する場合を例と
し、また図2ないし図12を参照して説明する。この場
合、キー入力部1のレンジキー1E、テンキー1Aを予
め操作して図5に見られる様にxminレジスタ3H、x
maxレジスタ3Iに変数xに対する範囲の最小値と最大
値の各データ例えば、−180と180をプリセット
し、またyminレジスタ3J、ymaxレジスタ3Kにも同
様に、変数yに対する変化範囲の最小値と最大値の各デ
ータ例えば、−2、2さらにxSCLレジスタ3L、ySCL
レジスタ3Mにそれぞれスケールデータ、例えば90、
0.5をプリセットしておく。
【0013】次いで上記(1)式の関数式をグラフキー
1D、関数キー1C、ファンクションキー1B、テンキ
ー1A、EXEキー1Fを操作して入力すると、数式バ
ッファ7のアドレス0〜4には、図3に示すように、実
行ポインタ4によりアドレスされて(1)式の関数式の
各データが書込まれる。なお、実行ポインタ「4」のデ
ータ「END」はEXEキー1Fの操作時に書込まれる
ENDコードデータである。そして図7ないし図12の
フローチャートによる動作にしたがって、演算部5によ
って(1)式の関数演算とその座標軸およびその目盛を
表示するための演算が行われ、その結果のグラフが図2
に見られるように表示部8に表示される。
【0014】即ち、図7のメインフローにおいて、グラ
フ命令が入力されると先ず、グラフ表示バッファ6Aの
データの有無の判断動作が実行され、而して、今データ
無しであるからステップG2に進み、ymemoレジスタ3
Pがクリアされ、次いでステップG3によってY座標計
算が実行される。次にステップG4によりyレジスタ3
G内のデータが「FF」か否かが判断される。而して、
今はNOであるからステップG5に進み、座標(0、
y)、(95、y)の2点間に線を引く。なお、図5の
例ではy座標は図8の演算から「32」となる。次にス
テップG6によってxmemoレジスタ3Nがクリアし、次
いで、ステップG7によるX座標計算を実行し、次いで
ステップG8に進みxレジスタ3F内のデータが「F
F」か否かを判断し、NOであるからステップG9に進
み、座標(x、0)、(x、63)の2点間に線を引
く。なお、図5の例では図9の演算からX座標は「4
8」となる。
【0015】次に、ステップG10に進み図10に示す
目盛処理を行って目盛を計算し、ステップG11に進み
図12に示すグラフ処理を行って、ステップG12に進
みグラフ画面表示を行う。なお、ステップG4におい
て、yレジスタ3G内のデータが「FF」の場合はエラ
ーであるので、ステップG6に進む。またステップG8
において、xレジスタ3F内のデータが「FF」の時に
は、エラーであるので、ステップG10に進む。
【0016】次に、上記ステップG3のY座標計算につ
き、図8のフローチャートを参照して説明する。先ず、
ステップY1では、図示するY座標の値を求める式の計
算がymemoレジスタ3P、yminレジスタ3J、ymaxレ
ジスタ3Kに夫々セットされているデータにしたがって
実行され、その結果データがyレジスタ3Gにセットさ
れる。次にステップY2ではそのセットされたデータの
四捨五入法による整数化が行われ、次いでステップY3
では、その整数化したデータがY座標方向の最小位置座
標の「0」より小か否かが判断される。そしてYESの
ときにはステップY4に進みyレジスタ3Gに16進デ
ータ「80H」がセットされ(ステップY4)、終る。
なお、この16進データ「80H」の意味は、yレジス
タ3G等のデータ構成が図4に見られるように、8ビッ
ト構成であり、而してその最上位ビットはOVER R
ANGE/UNDER RANGEフラグ用であり、今
の場合そのフラグビットにUNDER RANGEを示
すフラグ“1”が書込まれたことになる。また、yレジ
スタ3Gの下位7ビットには最小座標データ「0」が書
込まれる。
【0017】他方、ステップY3においてNOのときに
は更にステップY5に進み、上記整数化したデータがY
座標方向の最大位置座標の「63」より大か否かが判断
され、YESのときにはステップY6に進んでyレジス
タ3Gに16進データ「BFH」を書込み、OVER
RANGEを示すフラグ“1”と最大座標データ「6
3」を書込み終了する。更に、ステップY5でNOであ
れば今回のY座標計算の効果はレンジオーバーではない
から終了する。次に、図9のフローチャートより上記ス
テップG7のX座標計算を説明する。まず、ステップX
1ではxmemoレジスタ3N内のデータ、xminレジスタ
3H、xmaxレジスタ3Iにセットされているデータを
使って図示する数式の演算が実行され、その結果がxレ
ジスタ3Fにセットされる。次にステップX2ではxレ
ジスタ3F内の上記データの整数化が行われ次にステッ
プX3に進み、そのデータが「0」より小か否かの判断
が行われる。而して、YESの時にはステップX4に進
み上記ステップY4と同一の処理を行ってxレジスタ3
FにUNDER RANGEのフラグを立て、また、最
小座標データ「0」を書込む。
【0018】他方、ステップX3において、NOとなる
と、ステップX5に進み、xレジスタ3F内のデータが
「95」より大か否かを判断し、YESの時にはステッ
プX6に進みxレジスタ3FにOVER RANGEの
フラグと最大座標データ「95」を示す16進データD
FHを書込んで終了する。さらに、ステップX5におい
て、xレジスタ3F内のデータが「95」より小の時
は、レンジオーバーではないから今回のX座標計算が終
了する。
【0019】次に、図10、図11のフローチャートに
より上記ステップG10の目盛処理の動作を説明する。
先ず、図10のステップS1ではxSCLレジスタ3L内
のデータが「0」か否かを判断するが、いまの例では図
5に示すように「90」であるからステップS2に進
み、現在のY座標が「63」以下か否かを判断する。而
して図5の例ではYESとなり、Y座標がOVER R
ANGEではないからステップS4に進みY座標がその
中心座標である「32」以下か否かを判断し「32」で
ある図5の例ではX座標軸は表示部8の中心部より下側
に位置しているからステップS5に進み、Y座標を+1
してそれをyレジスタ3Gにセットする。その結果、X
軸に対しては、図6(B)又は(C)に示す様に、目盛
はX軸の上に対して、即ち、画面の中心部の空間の広い
方に向けて付されることになる。
【0020】次にステップS7ではxレジスタ3F内の
座標データをAレジスタ3Aに退避し、次いでステップ
S8の計算(−180÷90)を行って「−2」をBレ
ジスタ3Bにセットする。またステップS9ではそのデ
ータの丸めを行い、次にステップS10では、xSCLレ
ジスタ3L内のデータ「90」とBレジスタ3B内のデ
ータ「−2」とを乗算し、、その結果で得た「−18
0」をxmemoレジスタ3Nにセットする。そして、ステ
ップS11により、図9に示すX座標計算を行う。その
結果、上記ステップX1により、X座標「0」が得られ
る。そして、ステップS12では、上記X座標が「DF
H」か否かを判断し、今NOであれば演算エラーではな
いからステップS14に進み、そのX座標が「80H」
か否かを判断し、今NOであるからステップS15に進
み、X座標の点をプロットする。そして、ステップS1
6では、Bレジスタ3Bのデータを+1して「−1」と
し、ステップS10にもどる。
【0021】次いで、ステップS10ではxmemoレジス
タ3Nのデータが「−90」となる。そして、ステップ
S11では、X座標がステップX1の計算により、X座
標が「23、75」となり、それを整数化して、X座標
が「24」となる。そして、ステップS12、S14、
S15を実行し、次いでステップS16では、Bレジス
タ3Bのデータが「0」となる。次いでステップS10
にもどり、xmemoレジスタ3Nのデータが「0」とな
り、次いで、ステップS11の計算により、X座標が
「48」となり、次いでステップS12、S14、S1
5、S16が実行され、Bレジスタ3Bのデータが
「1」となる。そしてステップS10にもどりxmemoレ
ジスタ3Nのデータが「+90」となる。そして、ステ
ップS11のX座標計算では、X座標が「71」とな
る。次にステップS12、S14、S15、S16が実
行され、Bレジスタ3Bのデータが「2」となる。そし
てステップS10にもどり、xmemoレジスタ3Nのデー
タが「180」となる。そして、ステップS11のX座
標計算では、X座標は「95」となり、ステップS1
2、S14、S15、S16が実行され、Bレジスタ3
Bのデータ「3」がセットされる。次にステップS10
の実行により、xmemoレジスタ3Nのデータは「27
0」となり、次いでステップS11のX座標計算では、
X座標が「119」でOVER RANGEとなるから
ステップX5においてYESとなり、xレジスタ3Fに
データ「DFH」がセットされ、その結果、ステップS
12では、YESとなり、ステップS13に進んでAレ
ジスタ3Aに退避していたデータがxレジスタ3Fにも
どされ、図11のステップS17に進んでY軸に対する
目盛処理に入る。即ちX軸に対しては、xSCLレジスタ
3L内のデータ「90」によって4箇所に目盛がつけら
れる。
【0022】次に、ステップS17では、いまの例では
ySCLレジスタ3Mのデータは「0.5」で0ではない
から、ステップS18に進みxレジスタ3FのX座標が
「95」以下か否か判断され、而して図5の例ではYE
Sとなり、ステップS20に進んで今度はY軸が表示部
8の中心部の右にあるか左にあるかを見る。そして、図
5の例では左側にあり、Y軸のX座標データは「48」
以下であるからステップS21に進み、Y軸のX座標デ
ータを+1する。その結果、図6(A)に示す様に、Y
軸に対しては、その右側に即ち画面の中心部の広い方の
空間に向けて目盛が付される。そして以後は上述したス
テップS8からS16同様な処理ステップであるステッ
プS23からステップS30を繰り返し実行しY座標に
対する目盛を得る演算を行う。
【0023】一方、上記ステップS2にてNOとなった
場合は、Y座標はその最大座標をオーバーしているから
ステップS3に進み、yレジスタ3G内のデータとデー
タ「3FH」(63)との論理積をとり、yレジスタ3
Gの上位2ビットをクリアし、ステップS7に進む。そ
して以下ステップS7からS16を実行し、X軸に対す
る目盛処理を行う。その結果、図6(D)に示す様にX
軸に対しては、表示部8の表示画面の外縁部(辺)にて
X軸の下に、即ち、画面の中心部に向けて目盛が付され
る。
【0024】一方、上記ステップS4にてNOとなる
と、ステップS6に進んでyレジスタ3Gのデータを−
1し、ステップS7に進む。而してこの場合はX座標軸
が表示部8の中心部より上側に位置している例であり、
X座標軸に対してはその目盛が図6(A)に示すよう
に、下側に向けて、つまり画面空間の広い方向に向けて
付される。
【0025】更に、上記ステップS18でNOとなると
X座標がその最大座標を越えているからステップS19
に進み、xレジスタ3Fのデータとデータ「5FH」と
論理積を取り、上位1ビットをクリアする。そして以
下、ステップS23〜S30を実行し、Y軸に対する目
盛処理を行う。その結果、Y座標に対する目盛は、図6
(C)に示すように、表示部8の表示画面の外縁部の辺
に対して、画面の中心部に向けて付される。
【0026】更に、上記ステップS20でNOとなると
Y軸が表示部8の中心部の右方にあった場合であり、ス
テップS22により、Y軸のX座標データを−1して、
それをxレジスタ3Fにセットし、以下ステップS23
からS30のY軸に対し目盛を付す演算を行う。その結
果、図6(B)に示す様にY軸に対しては、その左側即
ち表示部8の画面の中心部の広い空間に向けて目盛が付
される。
【0027】尚、図6(D)の表示例は、計算された座
標軸が両方とも表示画面領域を外れた例であり、特にX
軸の座標はその最大座標を越え、Y軸の座標はその最小
座標を越えた例を示している。
【0028】次に図12のフローチャートより上記ステ
ップG11のグラフ処理を説明する。 即ち、ステップ
M1において、実行ポインタ4の先頭のポインタ(アド
レス「0」)がポインタレジスタ3Cに転送退避される
と共に、y0レジスタ3Eにデータ「FF」(16進コ
ード)が書込まれ、更にxレジスタ3Fがクリアされ
る。
【0029】次にステップM2では、xminレジスタ3
H、xmaxレジスタ3Iにプリセットされている前記デ
ータと、いまは「0」のxレジスタのデータとを使って
図示する数式の演算が実行され、変数Xの1ドットの大
きさを示すデータ(いまはxminレジスタ3Hにプリセ
ットされているデータ「−180」となる)が得られて
それがxmemoレジスタ3Nにセットされる。即ち、これ
によってX座標方向の1番目の表示ドットの座標が求ま
る。
【0030】次にステップM3ではポインタレジスタ3
Cに退避しておいたアドレス「0」が実行ポインタ4に
戻され、また次のステップM4によりこのアドレス
「0」から「4」までの数式バッファ7内の(1)式の
関数演算が実行され、1番目の答がymemoレジスタ3P
にセットされる。次いでステップM5ではその答が演算
エラーか否かが判断され、而してYESのときにはステ
ップM6に進んでyレジスタ3Gにエラーデータを示す
16進コード「FF」が書込まれたのち、ステップM9
に進む。
【0031】一方、ステップM5においてNOとなった
ときには、ステップM7、M8が実行され、図8と図1
2に示すフローにより、Y座標計算(いまの場合、Y座
標方向の1番目の表示ドットの座標を得る計算)とその
(X、Y)の1番目の座標の表示ドットのデータをグラ
フ表示バッファ6Aに送り、表示部8にて点灯表示させ
る処理が実行される。そして上記ステップM9に進む。
ステップM9ではxレジスタ3Fからx0レジスタ3D
に対し今回の演算結果データが前回の演算結果データと
して転送退避され、また同様に、yレジスタ3Gからy
0レジスタ3Eに今回の演算データが前回の演算データ
として転送退避される。
【0032】次にステップM10ではxレジスタ3Fの
データが+1され、またステップM11ではその結果デ
ータがX方向の最大の表示座標「95」より大きい「9
6」以上となったか否かが判断され、而していまの場合
は当然NOとなってステップM2に戻り、2番目以下の
(X、Y)の各座標が、ステップM2〜M11の繰返し
によって実行され、而してステップM11にてYESと
なったときには演算を終了し、結果的に図2に示すグラ
フが表示部8において表示される。
【0033】次に図13のフローチャートを参照して、
上記ステップM8のDRAW処理を説明する。先ず、ス
テップD1ではy0レジスタ3Eの上位桁(4bit)
はレンジ外を示すデータ「F」か否かが判断され、而し
てYESのときにはこのフローは終了し、この座標に対
する表示動作は実行されない。他方、NOのときにはス
テップD2に進み、yレジスタ3Gの上位桁のデータが
レンジ外を示すデータ「F」か否かが判断され、而して
YESのときにはこの座標点の表示は禁止される。他
方、NOのときにはステップD3に進んで、x0レジス
タ3E、y0レジスタ3Fおよびxレジスタ3F、yレ
ジスタ3Gに夫々セットされているデータによる座標
(x0、y0)、(x、y)間の各点を結ぶグラフ表示動
作が実行され、終了する。
【0034】尚、上記実施例では、目盛をX軸、Y軸の
片側だけに付したが、両方側に付けてもよい。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、関数式データで示さ
れるグラフのうち、任意の範囲に対応したグラフを関数
式データに基づいて計算するとともに、任意の範囲に対
応した座標軸を計算し、その計算された座標軸に対して
目盛を付し、この目盛が付された座標軸とグラフとを併
せて表示するので、表示するグラフの範囲を自在に指定
できると共に、表示されたグラフが座標軸と座標軸に付
された目盛の関係で非常に見易くなる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a graph display control device and a graph display control method for displaying a graph based on function formula data. 2. Description of the Related Art Heretofore, small electronic calculators capable of displaying graphs corresponding to functional equation data have been considered. In this type of computer, when a certain function expression y = f (x) is displayed in a graph, the independent variable x and the function expression y = f (x) are sequentially keyed in, and the value of the dependent variable y is calculated each time. It is.
When displaying a graph, the entire graph is displayed on a fixed coordinate axis such that the center of the display screen becomes the origin.
The scale of the coordinate axes is also fixed. [0003] However, in the case of the above-mentioned conventional computer, the range of the graph to be displayed cannot be freely specified because the coordinate axes and the scales thereof are fixed. It was very inconvenient. The object of the present invention is to
The purpose is to allow the range of the graph to be displayed to be freely specified, and to display the graph of the specified range and the coordinate axes with the scales together. According to a first aspect of the present invention, there is provided a graph display control apparatus for storing function expression data for displaying a graph, and storing the function expression data in the function expression storage means. A range designating means for designating an arbitrary range among the graphs indicated by the function formula data, and a graph corresponding to the range designated by the range designating means, into the function formula data stored in the function formula storage means. Graph calculating means for calculating based on the coordinates, coordinate axis calculating means for calculating a coordinate axis corresponding to the range specified by the range specifying means, scale adding means for applying a scale to the coordinate axes calculated by the coordinate axis calculating means, Display control means for controlling to display together the coordinate axes graduated by graduation adding means and the graph calculated by the graph calculating means, It is provided with a configuration. According to a third aspect of the present invention, a graph display control method stores function formula data, designates an arbitrary range in a graph represented by the stored function formula data, and corresponds to the designated range. The calculated graph is calculated based on the stored function formula data, the coordinate axes corresponding to the specified range are calculated, and the calculated coordinate axes are scaled,
The coordinate system with the scale and the calculated graph are controlled to be displayed together. According to these inventions, among the graphs represented by the function formula data, a graph corresponding to an arbitrary range is calculated based on the function formula data, and a coordinate axis corresponding to the arbitrary range is calculated. A scale is attached to the calculated coordinate axis, and the coordinate axis with the scale and the graph are displayed together. An embodiment of a graph display control device and a graph display control method according to the present invention will be described below with reference to the drawings, taking a small electronic computer as an example. FIG. 1 is a circuit diagram of a small electronic computer having a graph display function. In the figure, a memory unit 3 constitutes a function expression storage unit for storing function expression data for displaying a graph. The range key 1E constitutes a range designating unit for designating an arbitrary range in the graph represented by the function formula data stored in the memory unit 3. The calculation unit 5 constitutes a graph calculation means for calculating a graph corresponding to the range specified by the range key 1E based on the function formula data stored in the memory unit 3, and also specifies the graph specified by the range key 1E. A coordinate axis calculating means for calculating a coordinate axis corresponding to the range is configured. The control unit 2 includes a display control unit that performs control so as to display the scale calculated by the calculation unit 5 together with the scale calculation unit that scales the coordinate axes calculated by the calculation unit 5 and the graph calculated by the calculation unit 5. Configure. Hereinafter, a detailed description will be given including other configurations of this circuit diagram. The key input unit 1 includes a numeric keypad 1A, a function key 1B, a function key 1C for inputting a function calculation expression, a graph key 1D for designating a graph display mode of the function expression, and a function expression. Range key 1E for designating the input mode of each range data of variables X and Y included in, and E for instructing execution of function calculation and the like
At least an XE (execute) key 1F is provided, and a signal from each key is sent to the control unit 2 and processed. The control unit 2 comprises a ROM (Read Only Memory) for storing a program for controlling all operations of the computer, and sends various control signals to a memory unit 3, an execution pointer 4, an operation unit 5, and a display buffer unit 6. give. The memory unit 3 is composed of a RAM (random access memory), and has an A register 3A, a B register 3B, and a pointer register 3C in which the execution pointer set by the control unit 2 is temporarily saved to the execution pointer 4 when performing a function operation. X 0 register 3 in which previous coordinates (x 0 , y 0 ) for graph display at the time of execution of a function operation are set, respectively
D, y 0 register 3E, x register 3F, y register 3G in which the current coordinates (x, y) are set, x min register 3H, x max in which the minimum value and the maximum value of the range of the variable x are set, respectively Register 3I, the minimum value of the range of the variable y,
The y min register 3J and the y max register 3K in which the maximum values are set, respectively, and the x SCL register 3 used at the time of graduation processing
It has an L, y SCL register 3M, an x memo register 3N, and a y memo register 3P in which the size of each dot of coordinates (x, y) for displaying a graph is written. Each data of the function formula input from the key input unit 1 is written to each address of the formula buffer 7 pointed to by the execution pointer 4, and then read into the arithmetic unit 5. The operation unit 5 executes the operation of the function expression from the expression buffer 7 using the registers 3A to 3P of the memory unit 3 under the control of the control unit 2. The arithmetic unit 5 reads the data for the graph display, the coordinate axes and the scale display from the memory unit 3 at the time of execution of the function operation, sends the data to the graph display buffer 6A in the display buffer unit 6, and performs normal numerical display and the like. Sometimes data for that is sent to the text display buffer 6B, and the display data is sent to the display unit 8 to display a graph or a numerical value. The display unit 8 is composed of, for example, a liquid crystal display device, and has a matrix type dot display body (coordinate points) of 96 dots in the X direction and 64 dots in the Y direction to display data. Next, the operation of the above embodiment will be described with reference to FIGS. 2 to 12 by taking the case where the operation of the function formula Y = -SINX (1) is performed and the result is displayed in a graph as an example. . In this case, the range key 1E and the numeric keypad 1A of the key input unit 1 are preliminarily operated and the x min registers 3H, x as shown in FIG.
The data of the minimum value and the maximum value of the range for the variable x, for example, -180 and 180 are preset in the max register 3I, and the minimum value of the change range for the variable y is similarly stored in the y min register 3J and the y max register 3K. And each data of the maximum value, for example, -2, 2 and x SCL register 3L, y SCL
Each of the registers 3M stores scale data, for example, 90,
0.5 is preset. Next, when the function expression of the above expression (1) is input by operating the graph key 1D, the function key 1C, the function key 1B, the numeric keypad 1A, and the EXE key 1F, the addresses 0 to 4 of the expression buffer 7 are displayed as shown in FIG. As shown in FIG. 3, each data of the function expression of the expression (1) is written by being addressed by the execution pointer 4. The data "END" of the execution pointer "4" is END code data written at the time of operating the EXE key 1F. In accordance with the operations in the flowcharts of FIGS. 7 to 12, the calculation unit 5 performs the function calculation of the expression (1) and the calculation for displaying the coordinate axes and the scale, and the resulting graph is shown in FIG.
Is displayed on the display unit 8 as shown in FIG. That is, in the main flow of FIG. 7, when a graph command is input, first, an operation for determining the presence or absence of data in the graph display buffer 6A is executed. , Y memo register 3
P is cleared, and then the Y coordinate calculation is performed in step G3. Next, in step G4, the y register 3
It is determined whether the data in G is “FF”. Thus,
Since it is now NO, the process proceeds to step G5, where the coordinates (0,
A line is drawn between two points y) and (95, y). In the example of FIG. 5, the y coordinate is “32” from the calculation of FIG. Next, the x memo register 3N is cleared in step G6, then the X coordinate calculation is executed in step G7, and then the process proceeds to step G8 where the data in the x register 3F is set to "F
F "is determined, and since NO is determined, the process proceeds to Step G9 to draw a line between two points of coordinates (x, 0) and (x, 63). In the example of FIG. 5, the X coordinate is “4” from the calculation of FIG.
8 ". Then, the process proceeds to step G10 to calculate the scale by performing the scale process shown in FIG. 10, and then proceeds to step G11 to perform the graph process shown in FIG. 12, and then proceeds to step G12 to display the graph screen. In step G4, if the data in the y register 3G is "FF", it is an error, and the process proceeds to step G6. Step G8
When the data in the x register 3F is "FF", it is an error, and the process proceeds to Step G10. Next, the calculation of the Y coordinate in step G3 will be described with reference to the flowchart of FIG. First,
In step Y1, the calculation of the expression for obtaining the value of the Y coordinate shown is executed according to the data set in the y memo register 3P, the y min register 3J, and the y max register 3K, and the resulting data is stored in the y register 3G. Set. Next, in step Y2, the set data is converted into an integer by the rounding method, and then, in step Y3
In, it is determined whether or not the converted data is smaller than the minimum position coordinate “0” in the Y coordinate direction. The YES is hexadecimal data "80 H" is set to the y register 3G proceeds to step Y4 when the (step Y4), ending.
The hexadecimal data “80 H ” has an 8-bit configuration as shown in FIG. 4 for the data configuration of the y register 3G and the like.
This is for an ANGER / UNDER RANGE flag. In this case, a flag "1" indicating UNDER RANGE is written in the flag bit. The minimum coordinate data "0" is written in the lower 7 bits of the y register 3G. On the other hand, if NO in step Y3, the process further proceeds to step Y5, where the integer data is converted to Y
It is determined whether or not it is larger than the maximum position coordinate "63" in the coordinate direction. If YES, the process proceeds to step Y6 to write hexadecimal data "BF H " in the y register 3G, and OVER
A flag “1” indicating RANGE and the maximum coordinate data “6”
"3" is written. Further, if NO is determined in the step Y5, the effect of the current Y coordinate calculation is not over the range, so that the process ends. Next, the X coordinate calculation in step G7 will be described with reference to the flowchart in FIG. First, step X
In step 1, the operation of the equation shown is executed using the data in the x memo register 3N, the data set in the x min register 3H, and the data set in the x max register 3I, and the result is set in the x register 3F. Next, at step X2, the data in the x register 3F is converted into an integer, and then the process proceeds to step X3 to determine whether the data is smaller than "0". If YES, the process proceeds to step X4, where the same processing as in step Y4 is performed and x register 3
A flag of UNDER RANGE is set in F, and minimum coordinate data "0" is written. On the other hand, if NO in step X3, the process proceeds to step X5 to determine whether or not the data in the x register 3F is greater than "95". If YES, the process proceeds to step X6 and the OVER RANGE is stored in the x register 3F. Hexadecimal data D indicating the flag and the maximum coordinate data "95"
Write F H and end. Further, in step X5, when the data in the x register 3F is smaller than "95", the range is not over and the current X coordinate calculation ends. Next, the operation of the graduation process in step G10 will be described with reference to the flowcharts of FIGS.
First, in step S1 of FIG. 10, it is determined whether or not the data in the x SCL register 3L is "0". In this example, since the data is "90" as shown in FIG. It is determined whether the Y coordinate is “63” or less. In the example of FIG. 5, the result is YES, and the Y coordinate is OVER R
Since it is not an angle, the flow advances to step S4 to determine whether or not the Y coordinate is equal to or less than the center coordinate “32”. In the example of FIG. 5 in which the Y coordinate is “32”, the X coordinate axis is located below the center of the display unit 8. The process proceeds to step S5, and the Y coordinate is incremented by +1.
Then, it is set in the y register 3G. As a result, X
For the axis, as shown in FIG. 6 (B) or (C), the scale is applied to the upper side of the X axis, that is, toward the larger space at the center of the screen. . Next, in step S7, the coordinate data in the x register 3F is saved in the A register 3A, and then the calculation (-180/90) in step S8 is performed to set "-2" in the B register 3B. In step S9, the data is rounded. Next, in step S10, data "90" in the x SCL register 3L is multiplied by data "-2" in the B register 3B, and the result is obtained. -18
"0" is set in the x memo register 3N. Then, in step S11, the X coordinate calculation shown in FIG. 9 is performed. As a result, the X coordinate “0” is obtained in step X1. Then, in step S12, the X coordinate is "DF
It is determined whether or not the X coordinate is “ H ”, and if NO at this time, it is not a calculation error and the process proceeds to step S14, and the X coordinate is “80H”
It is determined whether or not this is the case. Since it is now NO, the process proceeds to step S15, and the point of the X coordinate is plotted. Then, step S1
In 6, the data in the B register 3B is incremented by 1 to "-1", and the process returns to step S10. Next, in step S10, the data of the x memo register 3N becomes "-90". Then, in step S11, the X coordinate becomes “23, 75” by the calculation in step X1, which is converted to an integer, and the X coordinate becomes “24”. Then, steps S12, S14,
S15 is executed, and then, in step S16, the data of the B register 3B becomes "0". Next, step S10
Returning, the data of the x memo register 3N becomes “0”, then the X coordinate becomes “48” by the calculation in step S11, and then the steps S12, S14, S1
5, S16 is executed, and the data of the B register 3B becomes "1". Then, returning to step S10, the data of the x memo register 3N becomes "+90". Then, in the X coordinate calculation in step S11, the X coordinate becomes “71”. Next, steps S12, S14, S15 and S16 are executed, and the data of the B register 3B becomes "2". Then, returning to step S10, the data of the x memo register 3N becomes "180". Then, in the X coordinate calculation in step S11, the X coordinate becomes "95", and
2, S14, S15 and S16 are executed, and the B register 3
B data “3” is set. Next, step S10
As a result, the data of the x memo register 3N becomes "27
0 ”, and then in the X coordinate calculation of step S11,
Since the X coordinate becomes "119" and becomes OVER RANGE, YES is obtained in step X5, and data "DF H " is set in the x register 3F. As a result, step S is executed.
In step S12, the answer is YES, the process proceeds to step S13, and the data saved in the A register 3A is returned to the x register 3F. Then, the process proceeds to step S17 in FIG. That is, four scales are set for the X axis by the data “90” in the xSCL register 3L. Next, in step S17, since the data of the y SCL register 3M is "0.5" and not 0 in the present example, the flow advances to step S18 to determine whether or not the X coordinate of the x register 3F is "95" or less. Thus, in the example of FIG.
In step S20, the process proceeds to step S20 to check whether the Y axis is on the right or left of the center of the display unit 8. In the example of FIG. 5, the X coordinate data on the left side is “48”.
Since it is below, the process proceeds to step S21, and the X coordinate data of the Y axis is incremented by one. As a result, as shown in FIG.
The axis is graduated to the right, i.e., toward the larger space in the center of the screen. Thereafter, steps S23 to S30, which are processing steps similar to steps S8 to S16 described above, are repeatedly executed to perform a calculation for obtaining a scale for the Y coordinate. On the other hand, if NO in step S2, the Y coordinate exceeds the maximum coordinate, and the flow advances to step S3 to store the data in the y register 3G and the data "3F H " (63). And the y register 3
The upper two bits of G are cleared, and the process proceeds to step S7. Then, steps S7 to S16 are executed, and graduation processing for the X axis is performed. As a result, as shown in FIG.
With respect to the axis, a scale is provided at the outer edge (side) of the display screen of the display unit 8 below the X axis, that is, toward the center of the screen. On the other hand, if the answer is NO in step S4, the process proceeds to step S6, where the data in the y register 3G is
1 and proceed to step S7. In this case, the X coordinate axis is located above the center of the display unit 8,
As shown in FIG. 6 (A), the scale is attached to the X coordinate axis toward the lower side, that is, toward the wide direction of the screen space. Further, if NO in step S18, the X coordinate exceeds the maximum coordinate, so that step S19 is executed.
The logical product of the data of the x register 3F and the data “5F H ” is obtained, and the upper 1 bit is cleared. Thereafter, steps S23 to S30 are executed, and graduation processing for the Y axis is performed. As a result, the scale for the Y coordinate is shown in FIG.
As shown in (C), the outer edge of the display screen of the display unit 8 is attached to the center of the screen. Furthermore, if the result of the above step S20 is NO, it means that the Y axis is located to the right of the center of the display unit 8. In step S22, the X coordinate data of the Y axis is decremented by one.
It is set in the x register 3F, and the following step S23
The calculation for marking the Y axis in S30 is performed. As a result, as shown in FIG. 6B, the scale is provided toward the left side of the Y axis, that is, toward the wide space at the center of the screen of the display unit 8. The display example of FIG. 6D is an example in which both the calculated coordinate axes are out of the display screen area.
The coordinate of the axis exceeds the maximum coordinate and the coordinate of the Y axis exceeds the minimum coordinate. Next, the graph processing in step G11 will be described with reference to the flowchart in FIG. That is, in step M1, the head pointer of execution pointer 4 (address "0") together with the transferred retracted in the pointer register 3C, y 0 Register Data "FF" (hexadecimal code) to 3E are written, further The x register 3F is cleared. Next, at step M2, the x min register 3
H, using the data preset in the x max register 3I and the data in the x register, which is now “0,” the arithmetic operation of the illustrated equation is executed, and the data indicating the size of one dot of the variable X ( Now, the data "-180" preset in the x min register 3H is obtained, and it is set in the x memo register 3N. In other words, the coordinates of the first display dot in the X coordinate direction are thereby obtained. Next, at step M3, the pointer register 3
The address "0" saved in C is returned to the execution pointer 4, and the next step M4 executes the function operation of the equation (1) in the equation buffer 7 from the addresses "0" to "4". And the first answer is y memo register 3P
Is set to Next, at step M5, it is determined whether or not the answer is an arithmetic error. If YES, the process proceeds to step M6, where a hexadecimal code "FF" indicating error data is written to the y register 3G, and then the process proceeds to step M9.
Proceed to. On the other hand, if NO in step M5, steps M7 and M8 are executed, and FIG.
According to the flow shown in FIG. 2, the Y coordinate calculation (in this case, calculation for obtaining the coordinates of the first display dot in the Y coordinate direction) and the data of the display dot of the (X, Y) first coordinate are stored in the graph display buffer. 6A, and a process of lighting and displaying on the display unit 8 is executed. Then, the process proceeds to step M9.
In step M9 from x register 3F x 0 register 3D
In contrast, the current operation result data is transferred and saved as the previous operation result data.
The current operation data is transferred and saved to the 0 register 3E as the previous operation data. Next, in step M10, the data of the x register 3F is incremented by one, and in step M11, the result data is set to "9" which is larger than the maximum display coordinate "95" in the X direction.
6 "or more, and in this case, naturally, the determination is NO and the process returns to step M2. The coordinates of the second and lower (X, Y) coordinates are obtained by repeating steps M2 to M11. When the answer is YES in step M11, the calculation is terminated, and as a result, the graph shown in FIG. Next, referring to the flowchart of FIG.
The DRAW process in step M8 will be described. First, Step D1 In y 0 Register 3E upper digit (4bit)
Is determined to be data "F" indicating out of range. If YES, this flow ends, and the display operation for this coordinate is not executed. On the other hand, if NO, the process proceeds to step D2, where it is determined whether or not the upper digit data of the y register 3G is data "F" indicating out of range. If YES, display of these coordinate points is prohibited. On the other hand, if NO, the process proceeds to step D3, where the coordinates (x 0 , y 0 ), (x, y) based on the data set in the x 0 register 3E, the y 0 register 3F, the x register 3F, and the y register 3G, respectively. The graph display operation for connecting the points between them is executed, and the process ends. In the above embodiment, the scale is provided only on one side of the X-axis and the Y-axis, but it may be provided on both sides. According to the present invention, a graph corresponding to an arbitrary range among the graphs represented by the function expression data is calculated based on the function expression data, and the coordinate axes corresponding to the arbitrary range are set. Calculate, attach a scale to the calculated coordinate axis, and display the coordinate axis with the scale and the graph together, so you can freely specify the range of the graph to be displayed, and the displayed graph is The relationship between the coordinate axes and the scales attached to the coordinate axes makes it very easy to see.
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の構成を示す回路図。
【図2】入力した関数式を演算したグラフを示す図。
【図3】図2における関数式と実行ポインタ4との関係
を示す図。
【図4】レジスタにおけるデータ構成を示す図。
【図5】キー入力したレンジデータとスケールデータの
表示例を示す図。
【図6】座標軸と目盛の表示例を示す図。
【図7】グラフ命令のフローチャート。
【図8】Y座標計算のフローチャート。
【図9】X座標計算のフローチャート。
【図10】目盛処理のフローチャート。
【図11】図10に続く目盛処理のフローチャート。
【図12】グラフ処理のフローチャート。
【図13】図12におけるDRAW処理のフローチャー
ト。
【符号の説明】
1A テンキー
1B ファンクションキー
1C 関数キー
1D グラフキー
1E レンジキー
1F EXE(実行)キー
2 制御部
3C ポインタレジスタ
3D x0 レジスタ
3E y0 レジスタ
3F xレジスタ
3G yレジスタ
3H xmin レジスタ
3I xmax レジスタ
3J ymin レジスタ
3K ymax レジスタ
3L xscl レジスタ
3M yscl レジスタ
3N xmemoレジスタ
3P ymemoレジスタ
4 実行ポインタ
5 演算部
6A グラフ表示バッファ
7 数式バッファ
8 表示部BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a circuit diagram showing a configuration of an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing a graph obtained by calculating an input function expression. FIG. 3 is a diagram showing a relationship between a function expression and an execution pointer 4 in FIG. 2; FIG. 4 is a diagram showing a data configuration in a register. FIG. 5 is a diagram showing a display example of range data and scale data input by keys. FIG. 6 is a diagram showing a display example of coordinate axes and scales. FIG. 7 is a flowchart of a graph instruction. FIG. 8 is a flowchart of a Y coordinate calculation. FIG. 9 is a flowchart of an X coordinate calculation. FIG. 10 is a flowchart of a scale process. FIG. 11 is a flowchart of a graduation process following FIG. 10; FIG. 12 is a flowchart of a graph process. FIG. 13 is a flowchart of a DRAW process in FIG. 12; [Description of symbols] 1A numeric keypad 1B function keys 1C function keys 1D graph key 1E range key 1F EXE (execute) key 2 control unit 3C pointer register 3D x 0 Register 3E y 0 Register 3F x Register 3G y register 3H x min register 3I x max register 3J y min register 3K y max register 3L x scl register 3My scl register 3N x memo register 3P y memo register 4 execution pointer 5 operation unit 6A graph display buffer 7 equation buffer 8 display unit
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−116050(JP,A) 特開 昭53−92643(JP,A) 特開 昭54−51752(JP,A) 特開 昭57−147769(JP,A) 特開 昭58−97762(JP,A) 特開 昭59−45589(JP,A) 特開 昭59−47638(JP,A) 実開 昭55−143881(JP,U) 実開 昭60−42645(JP,U) 工藤文彦他 PC−8801グラフィック スのすべて アスキー出版 3章 1982 年12月20日 第1版 第3刷発行 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/02Continuation of front page (56) References JP-A-52-116050 (JP, A) JP-A-53-92643 (JP, A) JP-A-54-51752 (JP, A) JP-A-57-147769 (JP) , A) JP-A-58-97762 (JP, A) JP-A-59-45589 (JP, A) JP-A-59-47638 (JP, A) Fully open 1980-14,881 (JP, U) Fully open 60-42645 (JP, U) Fumihiko Kudo et al. All of PC-8801 graphics ASCII Publishing Chapter 3 Issued 1st edition, 3rd print on December 20, 1982 1st edition (58) Fields surveyed (Int. Cl. 6 , DB name) ) G06F 15/02
Claims (1)
数式記憶手段と、 この関数式記憶手段に記憶された関数式データで示され
るグラフのうち、任意の範囲を指定する範囲指定手段
と、 この範囲指定手段により指定された範囲に対応したグラ
フを、上記関数式記憶手段に記憶された関数式データに
基づいて計算するグラフ計算手段と、 上記範囲指定手段により指定された範囲に対応した座標
軸を計算する座標軸計算手段と、 この座標軸計算手段により計算された座標軸に対して目
盛を付す目盛付加手段と、 この目盛付加手段によって目盛が付された上記座標軸と
上記グラフ計算手段により計算されたグラフとを併せて
表示するように制御する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするグラフ表示制御装置。 2.上記目盛付加手段は、上記座標軸計算手段により計
算された座標軸によって区切られた空間のうち広い空間
の方に向けて上記座標軸に対して目盛を付す空間目盛付
加手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のグラフ
表示制御装置。 3.関数式データを記憶し、 この記憶された関数式データで示されるグラフのうち任
意の範囲を指定し、 この指定された範囲に対応したグラフを上記記憶された
関数式データに基づいて計算し、 上記指定された範囲に対応した座標軸を計算し、 その計算された座標軸に対して目盛を付し、 この目盛が付された上記座標軸と計算された上記グラフ
とを併せて表示するように制御することを特徴とするグ
ラフ表示制御方法。 4.上記目盛を付す場合において、上記計算された座標
軸によって区切られた空間のうち広い空間の方に向けて
上記座標軸に対して目盛を付すことを特徴とする請求項
3記載のグラフ表示制御方法。(57) [Claims] Function expression storage means for storing function expression data for displaying a graph; range designation means for designating an arbitrary range in a graph represented by the function expression data stored in the function expression storage means; A graph calculating means for calculating a graph corresponding to the range specified by the specifying means based on the function formula data stored in the function formula storing means; and a coordinate axis corresponding to the range specified by the range specifying means Coordinate axis calculating means, scale adding means for giving a scale to the coordinate axis calculated by the coordinate axis calculating means, and the coordinate axes marked by the scale adding means and the graph calculated by the graph calculating means. And a display control means for controlling the display so as to be displayed together. 2. The scale adding means includes space scale adding means for giving a scale to the coordinate axes toward a wider space among the spaces divided by the coordinate axes calculated by the coordinate axis calculating means. Item 2. The graph display control device according to Item 1. 3. Storing the function formula data, specifying an arbitrary range in the graph indicated by the stored function formula data, calculating a graph corresponding to the specified range based on the stored function formula data, A coordinate axis corresponding to the specified range is calculated, a scale is attached to the calculated coordinate axis, and control is performed so that the coordinate axis with the scale and the calculated graph are displayed together. And a graph display control method. 4. 4. The graph display control method according to claim 3, wherein, when the scale is provided, the scale is provided for the coordinate axis toward a wider space among the spaces divided by the calculated coordinate axes.
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JP19913697A JP2798082B2 (en) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | Graph display control device and graph display control method |
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Families Citing this family (1)
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-
1997
- 1997-07-10 JP JP19913697A patent/JP2798082B2/en not_active Expired - Lifetime
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工藤文彦他 PC−8801グラフィックスのすべて アスキー出版 3章 1982年12月20日 第1版 第3刷発行 |
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JPH10111949A (en) | 1998-04-28 |
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