JP2795613B2 - 移動体の位置及び姿勢の測定方法 - Google Patents

移動体の位置及び姿勢の測定方法

Info

Publication number
JP2795613B2
JP2795613B2 JP12544494A JP12544494A JP2795613B2 JP 2795613 B2 JP2795613 B2 JP 2795613B2 JP 12544494 A JP12544494 A JP 12544494A JP 12544494 A JP12544494 A JP 12544494A JP 2795613 B2 JP2795613 B2 JP 2795613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
retroreflector
target
tracking
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12544494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07332923A (ja
Inventor
充夫 後藤
収 中村
幸司 豊田
吉久 谷村
透 中俣
俊郎 黒沢
望 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology, Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP12544494A priority Critical patent/JP2795613B2/ja
Publication of JPH07332923A publication Critical patent/JPH07332923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2795613B2 publication Critical patent/JP2795613B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体の位置及び姿勢の
測定方法に係り、特に7台以上の追尾式レーザ干渉計を
使用して空間内を移動する移動体を追尾しながらその移
動体の3次元位置及び姿勢を測定する移動体の位置及び
姿勢の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、4台の追尾式レーザ干渉計を移動
体に配設された1つの逆反射体(ターゲット)に常時向
け、各追尾式レーザ干渉計によって多数点における距離
変位を測定することにより、非線形の最小自乗法でター
ゲットの位置を測定する測定方法がある。しかしなが
ら、この方法では、ターゲットの3次元座標しか測定す
ることができず、例えばロボットのアーム先端等の姿勢
(空間内の方位)を測定することができない。
【0003】そこで、アーム先端等の姿勢を見るための
望遠鏡を備えたものがある。即ち、望遠鏡が常に定点を
見るように望遠鏡を制御し、その時の望遠鏡の角度を検
出することによりアーム先端等の姿勢を測定するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにしてアーム先端等の姿勢を測定する場合には、望
遠鏡及びその駆動機構をアーム先端等に持たせなければ
ならず、アーム先端の構造が複雑化するとともに大型化
するという問題がある。また、4台の追尾式レーザ干渉
計を用いて測定される位置の精度に比べて、同等の精度
で姿勢を測定することができないという問題がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、位置及び姿勢が変化する移動体側には逆反射体
のみを取り付け、その移動体を追尾しながら位置及び姿
勢を高精度で測定することができる移動体の位置及び姿
勢の測定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、それぞれ同一直線上にない第1、第2及び
第3の逆反射体を3次元位置及び姿勢が変化する移動体
に固定し、前記第1、第2及び第3の逆反射体のうちの
いずれかを追尾し、その追尾している逆反射体の変位を
測定する少なくとも7台の追尾式レーザ干渉計をそれぞ
れ所定位置に固定し、各追尾式レーザ干渉計をいずれか
1つの逆反射体に向け、前記移動体を移動させながら各
追尾式レーザ干渉計によってそれぞれ測定される変位に
基づいて所定の座標系における各追尾式レーザ干渉計の
位置を算出し、ある時刻tn における前記第1の逆反射
体の前記座標系における位置と、時刻tn から時刻t
n+1までの間における前記第1の逆反射体を追尾する少
なくとも3台の追尾式レーザ干渉計によってそれぞれ測
定される3つ以上の変位とに基づいて時刻tn+1 におけ
る第1の逆反射体の位置を算出し、前記時刻tn におけ
る前記第2の逆反射体の前記座標系における位置と、時
刻tn から時刻tn+1 までの間における前記第2の逆反
射体を追尾する少なくとも2台の追尾式レーザ干渉計に
よってそれぞれ測定される2つ以上の変位及び前記時刻
n+1 における前記第1の逆反射体の位置からの第2の
逆反射体の距離のうちの3つ以上の情報に基づいて時刻
n+1 における第2の逆反射体の位置を算出し、前記時
刻tn における前記第3の逆反射体の前記座標系におけ
る位置と、時刻tn から時刻tn+1 までの間における前
記第2の逆反射体を追尾する少なくとも1台の追尾式レ
ーザ干渉計によって測定される1つ以上の変位、前記時
刻tn+1 における前記第1の逆反射体の位置からの第3
の逆反射体の距離及び前記時刻tn+1 における前記第2
の逆反射体の位置からの第3の逆反射体の距離のうちの
3つ以上の情報に基づいて時刻tn+1 における第3の逆
反射体の位置を算出し、上記のようにして算出される前
記第1、第2及び第3の逆反射体の位置から任意の時刻
における移動体の位置及び姿勢を測定することを特徴と
している。
【0007】
【作用】本発明によれば、それぞれ同一直線上にない第
1、第2及び第3の逆反射体を3次元位置及び姿勢が変
化する移動体に固定し、一方、これらの逆反射体を追尾
し、その追尾している逆反射体の変位を測定する少なく
とも7台の追尾式レーザ干渉計をそれぞれ所定位置に固
定する。次に、各追尾式レーザ干渉計をいずれか1つの
逆反射体に向け、移動体を移動させながら各追尾式レー
ザ干渉計によってそれぞれ測定される変位に基づいて所
定の座標系における各追尾式レーザ干渉計の位置を算出
する。そして、ある時刻tn における第1の逆反射体の
前記座標系における位置と、時刻tn から時刻tn+1
での間における第1の逆反射体を追尾する少なくとも3
台の追尾式レーザ干渉計によってそれぞれ測定される3
つ以上の変位とに基づいて時刻tn+1 における第1の逆
反射体の位置を算出し、また、時刻tn における第2の
逆反射体の前記座標系における位置と、時刻tn から時
刻tn+1 までの間における第2の逆反射体を追尾する少
なくとも2台の追尾式レーザ干渉計によってそれぞれ測
定される2つ以上の変位及び時刻tn+1 における第1の
逆反射体の位置からの第2の逆反射体の距離のうちの3
つ以上の情報に基づいて時刻tn+1 における第2の逆反
射体の位置を算出し、更に、時刻tn における第3の逆
反射体の前記座標系における位置と、時刻tn から時刻
n+1 までの間における第2の逆反射体を追尾する少な
くとも1台の追尾式レーザ干渉計によって測定される1
つ以上の変位、時刻tn+1 における第1の逆反射体の位
置からの第3の逆反射体の距離及び時刻tn+1 における
第2の逆反射体の位置からの第3の逆反射体の距離のう
ちの3つ以上の情報に基づいて時刻tn+1 における第3
の逆反射体の位置を算出し、上記のようにして算出され
る第1、第2及び第3の逆反射体の位置から任意の時刻
における移動体の位置及び姿勢を測定することを特徴と
している。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る移動体の
位置及び姿勢の測定方法の好ましい実施例を詳述する。
まず、本発明に係る移動体の位置及び姿勢の測定方法に
適用する追尾式レーザ干渉計の一例について説明する。
図4は追尾式レーザ干渉計を示す斜視図である。同図に
示すように、この追尾式レーザ干渉計は、主として固定
台100に配設された光源部102、検光部104及び
キャッツアイ106と、回転部108と、空間を移動す
る移動体(図示せず)に配設されるキャッツアイ110
と、4分割のフォトダイオード112、モータMX ,
Y 及び制御装置114からなる追尾制御部とから構成さ
れている。
【0009】上記回転部108は、支持枠120との間
に設けられた軸受け122、124を介してX軸の回り
に回動自在に支持され、支持枠120は、固定台100
との間に設けられた軸受け126を介してY軸の回りに
回動自在に支持されている。従って、回転部108は固
定台100に対してX軸及びY軸の回りにそれぞれ回動
自在に支持される。
【0010】制御装置114は、4分割のフォトダイオ
ード112からの出力信号(この信号の詳細については
後述する)に基づいて、レーザビームが測定光用のキャ
ッツアイ110に入射するように回転部108を回動さ
せるモータMX 及び支持枠120を回動させるモータM
Y を駆動制御する。光源部102と検光部104とはユ
ニット化されており、光源部102は図示しないレーザ
光源から光ファイバ123を介してレーザビームが加え
られており、このレーザビームを平行光にして出射す
る。検光部104は後述する干渉光を光電変換したの
ち、信号ケーブル125を介して図示しない信号処理部
に出力する。
【0011】さて、光源部102から出射されたレーザ
ビームは45度傾いた偏光面を持つ直線偏光であり、こ
れは同一位相の垂直偏光成分と水平偏光成分に分けて考
えることができる。この2つの直線偏光はプリズム13
0を介して無偏光ビームスプリッタ132に入射する。
無偏光ビームスプリッタ132で分割されたレーザビー
ムは、1/4波長板134を通過することにより右回り
の円偏光と左回りの円偏光に変換され、この2つの円偏
光のレーザビームはプリズム136、支持枠120の中
空軸138、支持枠120に固定されたプリズム14
0、142、144を介してX軸と同軸上の回転部10
8の中空軸146に入射される。この中空軸146の入
射端には1/4波長板148が設けられており、前記2
つの円偏光のレーザビームはこの1/4波長板148を
通過することにより再び進行方向に垂直な面内で互いに
直角方向に振動する2つの直線偏光に変換される。
【0012】2つの直線偏光に変換されたレーザビーム
は、回転部108の中空軸146を介して回転部108
の同一平面上に設けられた光学系に入射される。即ち、
レーザビームはX軸上に設けられたプリズム150によ
ってX軸と直交する方向に折り曲げられ、その後、プリ
ズム152を介して偏光ビームスプリッタ154に入射
される。2つの直線偏光のレーザビームは、偏光ビーム
スプリッタ154によって進行方向に垂直な面内で互い
に直角方向に振動する2つの直線偏光に分割され、偏光
ビームスプリッタ154によって反射される一方の直線
偏光は、レンズ群156によって細いビームにされたの
ちキャッツアイ106に入射する。
【0013】キャッツアイ106は、例えば屈折率2の
真球で、その半球面に反射鏡が形成されて成り、その球
心がX軸とY軸との交点位置にくるように固定台100
に配設されている。このキャッツアイ106は、所定の
入射範囲で入射するレーザビームを入射方向と同方向に
反射することができる。尚、レンズ群156によってレ
ーザビームを収束させるようにすれば、キャッツアイ1
06の屈折率を2よりも小さくすることができる。
【0014】上記キャッツアイ106によって反射した
反射光は、参照光としてその入射光路と逆方向に戻され
る。一方、偏光ビームスプリッタ154を透過する他方
の直線偏光は、プリズム158、160、162、及び
1/4波長板164を介して移動体に配設されるキャッ
ツアイ110に出射され、キャッツアイ110によって
反射した反射光は、測定光としてその入射光路と逆方向
に戻される。
【0015】1/4波長板164は追尾制御用の反射光
を取り出すためのもので、直線偏光のレーザビームの偏
光面を僅かに回転する。その結果、キャッツアイ110
からの反射光は、その一部が偏光ビームスプリッタ15
4によって反射され、干渉フィルタ166を介して4分
割のフォトダイオード112に投影される。尚、レーザ
ビームがキャッツアイ110の球心に向かって入射して
いる場合には、その反射光はフォトダイオード112の
受光面の中心に入射するようになっている。
【0016】ここで、移動体の移動に伴ってレーザビー
ムがキャッツアイ110の球心からずれてキャッツアイ
110に入射すると、その反射光はそのずれ方向及びず
れ量に応じてフォトダイオード112の受光面の中心か
らずれて入射することになる。4分割のフォトダイオー
ド112は、その受光面が上下左右に4分割されてお
り、各分割面に入射するレーザビームの光量に応じた4
つの電気信号を制御装置114に出力する。制御装置1
14は、入力する4つの電気信号のうち、上下の分割面
に対応する電気信号のレベルが一致するようにモータM
X を駆動するとともに、左右の分割面に対応する電気信
号のレベルが一致するようにモータMY を駆動する。こ
れにより回転部108は、X軸及びY軸の回りに回動制
御され、その結果、レーザビームは常時キャッツアイ1
10に入射するようにその出射方向が制御される。
【0017】さて、偏光ビームスプリッタ154を介し
て重ね合わされた参照光と測定光は、プリズム152、
150、1/4波長板148、プリズム144、14
2、140136、及び1/4波長板134を介して無
偏光ビームスプリッタ132に入射し、無偏光ビームス
プリッタ134を透過する参照光と測定光は、検光部1
04に入射する。
【0018】検光部104では、互いに直角方向に振動
する2つの直線偏光である上記参照光と測定光を適切な
手段で干渉させることにより干渉縞を発生させ、その干
渉縞を光電変換して信号ケーブル125を介して図示し
ない信号処理部に出力する。信号処理部では、周知のよ
うに干渉縞を示す電気信号に基づいて干渉縞の数及び位
相を求めることにより、移動体の変位を検出する。
【0019】尚、追尾式レーザ干渉計としては、上記フ
リンジカウント方式の干渉計に限らず、例えばヘテロダ
イン方式の干渉計を使用するようにしてもよい。次に、
本発明に係る移動体の位置及び姿勢の測定方法について
説明する。図1に示すように、L字バー10に3つのキ
ャッツアツ(ターゲット)T1 ,2 , 3 を固定し、
更にターゲットT1 とT2 の延長上にガイドレス3次元
のプローブ12が取り付ける。上記ターゲットT1 ,
2 , 3 及びプローブ12が取り付けられたL字バー1
0を、ロボット、工作機械、測定機等の最終運動軸の先
端14(即ち、測定対象である移動体)に固定する。
尚、上記最終運動軸の先端14は、3次元位置(x,
y,z)及び姿勢(ローリング、ピッチング、ヨーイン
グ)に関して6自由度を有するものとする。
【0020】一方、12台の追尾式レーザ干渉計(以
下、単にステーションという)S11〜S34をそれぞれ所
定の位置に配設する。12台のステーションS11〜S34
は、それぞれ追尾しているターゲットの変位を示す変位
データを演算処理部16に出力し、演算処理部16では
入力する変位データを処理することにより移動体の位置
及び姿勢、或いはプローブ12の先端の座標を測定す
る。
【0021】次に、図2に示すフローチャートを参照し
ながら移動体の位置及び姿勢の測定方法の一実施例につ
いて説明する。先ず、12台のステーションS11〜S34
をそれぞれターゲットT1 に向ける(ステップ20
0)。尚、12台のステーションS11〜S34を向けるタ
ーゲットはターゲットT1 に限らず、ターゲットT2
はT3 でもよいが、1つのターゲットに向ける必要があ
る。続いて、最終運動軸の先端14(即ち、ターゲット
1〜T3 )を移動させるとともに、各ステーションS
11〜S34から移動中における多数点間の変位データを入
力する(ステップ202)。ターゲットT1 〜T3 は連
続的に移動させてもよいし、変位測定毎に停止させるよ
うにしてもよい。
【0022】次に、ステップ202で入力した各ステー
ションS11〜S34からの多数点間の変位データを使って
演算処理し、未知数(12台のステーションS11〜S34
の位置及びターゲットT1 の位置(初期位置)を求める
(ステップ204)。尚、上記各位置は、例えばステー
ションS11を基準位置(0,0,0)として、それぞれ
同一座標系における座標位置として求める。
【0023】次に、図1の点線に示すようにステーショ
ンS11〜S14をターゲットT1 に向けたままの状態で、
図1の一点鎖線に示すようにステーションS21〜S24
ターゲットT2 に向け、図1の二点鎖線に示すようにス
テーションS31〜S34をターゲットT3 に向け(ステッ
プ206)、続いて、ターゲットT1 〜T3 を移動させ
るとともに、各ステーションS11〜S34から移動中にお
ける多数点間の変位データを入力する(ステップ20
8)。
【0024】そして、ステップ210では、ステップ2
04で求めたターゲットT1 の初期位置とステップ20
8で入力したステーションS11〜S14からの変位データ
に基づいてターゲットT1 の位置を逐次算出する。尚、
ターゲットT1 の初期位置が求められているため、ステ
ーションS11〜S14からの4つの変位データのうちの少
なくとも3つの変位データがあれば、ターゲットT1
位置を求めることができるが、4つの変位データを使用
すれば、冗長性を持たせることができ、或いは1つのス
テーションとターゲットT1 との間の光路に障害物があ
っても測定を行うことができる。また、上記のようにし
てターゲットT1 の位置を逐次算出しながら、ステップ
208で入力したステーションS21〜S24からの多数点
間の変位データを使って演算処理し、ターゲットT2
位置(初期位置)を求め、同様にしてステップ208で
入力したステーションS31〜S34からの多数点間の変位
データを使って演算処理し、ターゲットT3 の位置(初
期位置)を求める。
【0025】ステップ212では、移動体の位置及び姿
勢を逐次測定する。即ち、上記ステップ210の処理が
行われた段階では、ある時刻tn における3つのターゲ
ットの位置T1 (x1,1,1 , 2 (x2,
2,2 , 3 (x3,3,3 )が求められている。従
って、その後、ターゲットT1 〜T3 を移動させらなが
ら各ターゲットに向けられている4つのステーションか
ら変位データを取り込むことにより、3つのターゲット
1 〜T3 の位置を逐次算出することができる。即ち、
時刻tn におけるターゲットT1 の位置と、時刻tn
ら時刻tn+1 において測定されるステーションS11〜S
14からの少なくとも3つの変位データに基づいて時刻t
n+1 におけるターゲットT1 の位置を算出することがで
きる。同様にして、時刻tn におけるターゲットT2
位置と、時刻tn から時刻tn+1 において測定されるス
テーションS21〜S24からの少なくとも3つの変位デー
タに基づいて時刻tn+1 におけるターゲットT2 の位置
を算出することができ、時刻tnにおけるターゲットT
3 の位置と、時刻tn から時刻tn+1 において測定され
るステーションS31〜S34からの少なくとも3つの変位
データに基づいて時刻tn+ 1 におけるターゲットT3
位置を算出することができる。
【0026】このようにして3つのターゲットT1 〜T
3 の位置が測定されれば、L字バー10或いはL字バー
10に一定の関係で固定されているプローブ12の姿勢
を求めることができ、例えばプローブ12が測定物に接
触したときの上記3つのターゲットT1 〜T3 の位置か
ら測定物の接触点の座標を求めることができる。また、
ロボット等の最終運動軸に設けられたアーム先端の3次
元位置(x,y,z)及び姿勢(ローリング、ピッチン
グ、ヨーイング)を求めることができ、これによりロボ
ット等が指令通りの移動しているか否かの性能試験等を
行うことができる。
【0027】尚、上記実施例では、ステップ204でタ
ーゲットT1 の初期位置を算出するようにしたが、これ
に限らず、ステップ210でターゲットT2,ターゲット
3と同様にしてターゲットT1 の初期位置を求めるよ
うにしてもよい。次に、図3に示すフローチャートを参
照しながら移動体の位置及び姿勢の測定方法の他の実施
例について説明する。尚、この実施例では、9台のステ
ーションS11〜S14, 21〜S23, 31, 及びS32を使
用するようにしている。
【0028】先ず、9台のステーションS11〜S14,
21〜S23, 31, 32をそれぞれターゲットT1 に向け
(ステップ300)、ターゲットT1 〜T3 を移動させ
るとともに、各ステーションから移動中における多数点
間の変位データを入力する(ステップ302)。続い
て、ステップ302で入力した各ステーションからの多
数点間の変位データを使って演算処理し、9台のステー
ションの位置及びターゲットT1 の位置(初期位置)を
求める(ステップ304)。
【0029】次に、4台のステーションS21〜S23,
14をターゲットT2 に向け(ステップ306)、残りの
ステーションはターゲットT1 に向けたままの状態でタ
ーゲットT1 〜T3 を移動させるとともに、各ステーシ
ョンから移動中における多数点間の変位データを入力す
る(ステップ308)。そして、ステップ310では、
ステップ304で求めたターゲットT1 の初期位置とス
テップ308で入力した少なくともステーションS11
13からの変位データに基づいてターゲットT 1 の位置
を逐次算出するとともに、4つのステーションS21〜S
23, 14からの多数点間の変位データを使って演算処理
し、ターゲットT2 の位置(初期位置)を求め、更に、
このようにして求めたターゲットT1 とT2 との位置か
らターゲットT1,2 間の距離L1 (図1参照)を算出
する。
【0030】次に、4台のステーションS31, 32,
23, 14をターゲットT2 に向け(ステップ312)、
残りのステーションS11〜S13はターゲットT1 に向
け、ステーションS21, 22はターゲットT2 に向けた
ままの状態でターゲットT1 〜T3 を移動させるととも
に、各ステーションから移動中における多数点間の変位
データを入力する(ステップ314)。
【0031】ステップ316では、先ず3つのステーシ
ョンS11〜S13からの変位データに基づいてターゲット
1 の位置を算出する。一方、ターゲットT2 の位置
は、上記のようにして算出されるターゲットT1 の位置
から距離L1 の所にある。従って、ターゲットT2 の位
置は、ターゲットT1 の位置と距離L1 、及び2つのス
テーションS21, 22からの変位データに基づいて算出
する。更に、4つのステーションS21〜S23, 14から
の多数点間の変位データを使って演算処理し、ターゲッ
トT3 の位置(初期位置)を求める。更にまた、このよ
うにして求めた3つのターゲットT1 〜T3 の位置から
ターゲットT2,3 間の距離L2 及びターゲットT1,
3 間の距離L3 を算出する(図1参照)。
【0032】次に、ステーションS14をターゲットT1
に向け、ステーションS23をターゲットT2 に向ける
(ステップ318)。従って、4つのステーションS11
14はターゲットT1 に向けられ、3つのステーション
21〜S23はターゲットT2 に向けられ、2つのステー
ションS31, 32はターゲットT3 に向けられる。ステ
ップ320では、移動体の位置及び姿勢を逐次測定す
る。即ち、上記ステ上記ステップ316の処理が行われ
た段階では、ある時刻tn における3つのターゲットの
位置T1 (x1,1,1 , 2 (x2,2,2 ,
3 (x3, 3,3 )が求められている。従って、その
後、ターゲットT1 〜T3 を移動させらながら、上記の
ように各ターゲットに向けられている9つのステーショ
ンから変位データを取り込むことにより、3つのターゲ
ットT1 〜T3 の位置を逐次算出することができる。
【0033】即ち、ターゲットT1 の位置は、変位前の
既知の位置と、4つのステーションS1114からの少な
くとも3つの変位データに基づいて算出され、ターゲッ
トT 2 の位置は、変位前の既知の位置と、3つのステー
ションS21〜S23からの3つの変位データ、及びターゲ
ットT1 の位置と距離L1 のうちの少なくとも3つの情
報に基づいて算出され、ターゲットT3 の位置は、変位
前の既知の位置と、2つのステーションS31,S32から
の2つの変位データ、ターゲットT2 の位置と距離
2 、及びターゲットT1 の位置と距離L3 のうちの少
なくとも3つの情報に基づいて算出される。尚、各ター
ゲットの位置算出に際し、それぞれ位置算出に必要な情
報よりも1つ多くの情報を有するため、この情報を冗長
性を持たせるために使用することができる。また、ある
時刻における3つのターゲットT1 〜T3 の位置を算出
したのち、9台のステーションを各ターゲットに3つず
つ振り分けるようにしてもよい。
【0034】このようにして、3つのターゲットT1
3 の位置が測定されれば、前述したように移動体の位
置及び姿勢を測定することができる。次に、本発明に係
る移動体の位置及び姿勢の測定方法を実施するために必
要な最小のステーション数は、ステーションS11〜S
14, 21,S22, 及びS31の7台とすることができる。
【0035】この場合には、図2の実施例でも説明した
ように各ターゲット間の3つの距離を利用する。各ター
ゲット間の3つの距離L1 ,L2 ,L3 は、予め測定し
ておいてもよいし、或いは以下のよういして測定するこ
とができる。即ち、7台のステーションがあれば、ある
ターゲットに3台のステーションを向け、他の1つのタ
ーゲットに4台のステーションを向けることにより、あ
るターゲットの位置を逐次算出するとともに、他のター
ゲットに向けられている4つのステーションからの多数
点間の変位データを使って演算処理することにより、他
のターゲットの位置(初期位置)を求めることができ
る。このようにして、同一時刻における2つのターゲッ
トの位置を算出することにより、各ターゲット間の距離
を求めることができる。
【0036】さて、同一時刻における2つのターゲット
の位置を求める場合には、上記のようにして行うことが
できるが、同一時刻における3つのターゲットの位置を
求める場合には、各ターゲット間の3つの距離を有効に
使用する。今、ターゲットT1 及びT2 の位置が既知の
状態とすると、ターゲットT1 に3つのステーションS
11〜S13を向け、ターゲットT2 に2つのステーション
21,S22を向け、ターゲットT3 に2つのステーショ
ンS14, 31を向ける。そして、ターゲットT1 〜T3
を移動させるとともに、各ステーションから移動中にお
ける多数点間の変位データを入力する。ターゲットT1
の位置は、3つのステーションS11〜S13からの変位デ
ータに基づいて算出でき、ターゲットT2 の位置は、2
つのステーションS21,S22からの変位データと、上記
のようにして算出されるターゲットT1 の位置及び距離
1 から算出できる。
【0037】一方、ターゲットT3 の位置(初期位置)
は、2つのステーションS14, 31からの変位データ
と、上記のようにして算出されるターゲットT2 の位置
及び距離L2 、ターゲットT1 の位置及び距離L3 の4
つの多数点間の情報を使って演算処理することにより求
めることができる。このようにして同一時刻における3
つのターゲットT1 〜T3 の位置が求められると、7台
のステーションからの7つの変位データと、3つの距離
1 〜L3 の合計10個のデータがあるため、3つのタ
ーゲットT1 〜T3 を追尾しながら各ターゲットの位置
を求める場合には、1つ余る。この場合には、最も測定
精度に影響があるターゲット、例えばターゲットT1
4台のステーションS11〜S14を向け、ターゲットT1
の位置測定に冗長性を持たせるのが好ましい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る移動体
の位置及び姿勢の測定方法によれば、移動体側には同一
直線上にない3つの逆反射体を持たせるだけでよく、移
動体を追尾しながらその移動体の位置及び姿勢を高精度
に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る移動体の位置及び姿勢の測
定方法を説明するために用いた全体の概略構成図であ
る。
【図2】図2は本発明に係る測定方法の一実施例を説明
するために用いたフローチャートである。
【図3】図3は本発明に係る測定方法の他の実施例を説
明するために用いたフローチャートである。
【図4】図4は追尾式レーザ干渉計(ステーション)の
一例を説明するために用いた斜視図である。
【符号の説明】
10…L字バー 12…プローブ 14…最終運動軸の先端 16…演算処理部 T1 〜T3 …ターゲット S11〜S34…追尾式レーザ干渉計(ステーション)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 幸司 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院 計量研究所内 (72)発明者 谷村 吉久 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院 計量研究所内 (72)発明者 中俣 透 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株 式会社東京精密内 (72)発明者 黒沢 俊郎 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株 式会社東京精密内 (72)発明者 高井 望 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株 式会社東京精密内 審査官 岡田 卓弥 (56)参考文献 特開 平2−159504(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 9/00 - 9/10 G01B 11/00 - 11/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ同一直線上にない第1、第2及
    び第3の逆反射体を3次元位置及び姿勢が変化する移動
    体に固定し、 前記第1、第2及び第3の逆反射体のうちのいずれかを
    追尾し、その追尾している逆反射体の変位を測定する少
    なくとも7台の追尾式レーザ干渉計をそれぞれ所定位置
    に固定し、 各追尾式レーザ干渉計をいずれか1つの逆反射体に向
    け、前記移動体を移動させながら各追尾式レーザ干渉計
    によってそれぞれ測定される変位に基づいて所定の座標
    系における各追尾式レーザ干渉計の位置を算出し、 ある時刻tn における前記第1の逆反射体の前記座標系
    における位置と、時刻tn から時刻tn+1 までの間にお
    ける前記第1の逆反射体を追尾する少なくとも3台の追
    尾式レーザ干渉計によってそれぞれ測定される3つ以上
    の変位とに基づいて時刻tn+1 における第1の逆反射体
    の位置を算出し、 前記時刻tn における前記第2の逆反射体の前記座標系
    における位置と、時刻tn から時刻tn+1 までの間にお
    ける前記第2の逆反射体を追尾する少なくとも2台の追
    尾式レーザ干渉計によってそれぞれ測定される2つ以上
    の変位及び前記時刻tn+1 における前記第1の逆反射体
    の位置からの第2の逆反射体の距離のうちの3つ以上の
    情報に基づいて時刻tn+1 における第2の逆反射体の位
    置を算出し、 前記時刻tn における前記第3の逆反射体の前記座標系
    における位置と、時刻tn から時刻tn+1 までの間にお
    ける前記第2の逆反射体を追尾する少なくとも1台の追
    尾式レーザ干渉計によって測定される1つ以上の変位、
    前記時刻tn+1における前記第1の逆反射体の位置から
    の第3の逆反射体の距離及び前記時刻t n+1 における前
    記第2の逆反射体の位置からの第3の逆反射体の距離の
    うちの3つ以上の情報に基づいて時刻tn+1 における第
    3の逆反射体の位置を算出し、 上記のようにして算出される前記第1、第2及び第3の
    逆反射体の位置から任意の時刻における移動体の位置及
    び姿勢を測定することを特徴とする移動体の位置及び姿
    勢の測定方法。
  2. 【請求項2】 各逆反射体間の距離は、同一時刻におけ
    る各逆反射体の位置に基づいて算出することを特徴とす
    る請求項1の移動体の位置及び姿勢の測定方法。
JP12544494A 1994-06-07 1994-06-07 移動体の位置及び姿勢の測定方法 Expired - Lifetime JP2795613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12544494A JP2795613B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 移動体の位置及び姿勢の測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12544494A JP2795613B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 移動体の位置及び姿勢の測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07332923A JPH07332923A (ja) 1995-12-22
JP2795613B2 true JP2795613B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=14910244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12544494A Expired - Lifetime JP2795613B2 (ja) 1994-06-07 1994-06-07 移動体の位置及び姿勢の測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2795613B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6563569B2 (en) 2000-09-25 2003-05-13 Agency Of Industrial Science & Technology, Ministry Of International Trade & Industry Laser tracking interferometric length measuring instrument and method of measuring length and coordinates using the same

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7800758B1 (en) 1999-07-23 2010-09-21 Faro Laser Trackers, Llc Laser-based coordinate measuring device and laser-based method for measuring coordinates
DE10118392A1 (de) 2001-04-13 2002-11-07 Zeiss Carl System und Verfahren zum Bestimmen einer Position oder/und Orientierung zweier Objekte relativ zueinander sowie Strahlführungsanordnung, Interferometeranordnung und Vorrichtung zum Ändern einer optischen Weglänge zum Einsatz in einem solchen System und Verfahren
KR100421428B1 (ko) * 2001-04-24 2004-03-09 한국과학기술원 반사체를 이용한 미소 6자유도 운동 측정 장치
JP5244339B2 (ja) * 2007-06-20 2013-07-24 株式会社ミツトヨ 追尾式レーザ干渉計および追尾式レーザ干渉計の復帰方法
WO2023170877A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 株式会社ニコン 測定装置、ロボットシステム、管理方法、ターゲット部材、および測定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6563569B2 (en) 2000-09-25 2003-05-13 Agency Of Industrial Science & Technology, Ministry Of International Trade & Industry Laser tracking interferometric length measuring instrument and method of measuring length and coordinates using the same
US6870605B2 (en) 2000-09-25 2005-03-22 Agency Of Industrial Science And Technology, Ministry Of International Trade And Industry Method of measuring length and coordinates using laser tracking interferometric length measuring instruments

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07332923A (ja) 1995-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4457625A (en) Self calibrating contour measuring system using fringe counting interferometers
US7184022B2 (en) Position determination and motion tracking
US8472029B2 (en) Methods for using a locator camera in a laser tracker
US7358516B2 (en) System and method for determining a position or/and orientation of two objects relative to each other as well as beam guiding arrangement, interferometer arrangement and device for changing an optical path length for use in such a system and method
US6563569B2 (en) Laser tracking interferometric length measuring instrument and method of measuring length and coordinates using the same
US5530549A (en) Probing retroreflector and methods of measuring surfaces therewith
US5056921A (en) Optical apparatus for use with inteferometric measuring devices
Nakamura et al. A laser tracking robot‐performance calibration system using ball‐seated bearing mechanisms and a spherically shaped cat’s‐eye retroreflector
Kuang et al. A four-degree-of-freedom laser measurement system (FDMS) using a single-mode fiber-coupled laser module
JP2010054429A (ja) レーザトラッカ
JP2795613B2 (ja) 移動体の位置及び姿勢の測定方法
EP2299234B1 (en) Tracking type laser gauge interferometer
JPH07120213A (ja) 追尾式レーザ干渉計
JP3604996B2 (ja) 3次元形状測定機及びその測定方法
JP2010249595A (ja) 追尾式レーザ干渉測長計
GB2170005A (en) Interferometric multicoordinate measuring device
JPH095059A (ja) 平面度測定装置
JP2721812B2 (ja) 表面形状測定方法
JP2823112B2 (ja) 測距儀
JP2795612B2 (ja) 高速追尾式レーザ干渉測長器
CN114264255B (zh) 一种基于干涉位移测量系统的滚转角测量系统和方法
JP2001056213A (ja) 面形状測定装置および測定方法
JPH0754802Y2 (ja) 接触式表面形状測定器
JP2004251785A (ja) 球面モータを用いた首振り運動光てこによる光線追尾式レーザ干渉測長装置および該装置を用いた座標測定方法
Ishii et al. Interferometer for multi-degree-of-freedom measurement using ball lens and liquid crystal

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080626

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090626

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090626

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100626

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100626

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110626

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110626

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term