JP2794480B2 - 給飼架 - Google Patents

給飼架

Info

Publication number
JP2794480B2
JP2794480B2 JP19504490A JP19504490A JP2794480B2 JP 2794480 B2 JP2794480 B2 JP 2794480B2 JP 19504490 A JP19504490 A JP 19504490A JP 19504490 A JP19504490 A JP 19504490A JP 2794480 B2 JP2794480 B2 JP 2794480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
stanchion
floor
gap
cows
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19504490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0484837A (ja
Inventor
謙一 田口
哲二 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Esu Pii Emu Kk
Original Assignee
Esu Pii Emu Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Esu Pii Emu Kk filed Critical Esu Pii Emu Kk
Priority to JP19504490A priority Critical patent/JP2794480B2/ja
Publication of JPH0484837A publication Critical patent/JPH0484837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2794480B2 publication Critical patent/JP2794480B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は放牧地、牛運動場等の舎外に設置される牛用
給飼架の改良に関する。
[従来の技術] 牛舎外で牛に自由採食させるために給飼架を設ける
が、従来の給飼架は、第3図に示すように、床面が地面
よりも高い架体10と、その架体の外側面を囲むスタンチ
ョン30からなり、飼料はスタンチョン越しに架体の10上
方から投入され、投入された飼料を牛はスタンチョン30
の相互間隙に首を入れて採食していた。
[発明が解決しようとする課題] 従来の給飼架には次のような問題点があった。
1.給飼架に上方から飼料を投入するため、屋根を取付け
た場合、屋根が高くなって建設費が高価についた。
2.飼料を給飼架のスタンチョンより高く持上げるため、
フロントローダ等の作業機が必要となり、その分維持費
が高くなった。
3.第3図に示すように、スタンチョン30を斜めにして牛
が首を架体10に入れたまま採食するようにしても、飼料
の30〜40%は架外にこぼれて地上に落ちた。こぼれて踏
まれた飼料を牛は食べないから、30〜40%の飼料がロス
になった。
4.牛はスタンチョン間隙に対して斜めの姿勢になり、そ
の隣や次のスタンチョン間隙を体で封鎖してしまうこと
が多く、1個の給飼架で給飼できる牛の数がスタンチョ
ン間隙数の半分以下になっていた。
5.第3図に示すように、従来の給飼架はスタンチョン間
隙上に横棒33があり、これが牛にストレスを与えること
がわかってきた。スタンチョン上に横棒のあるものとな
いものを設けると、牛は横棒のない方の給飼架に集まる
ことも確認された。
本発明はこれらの問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、飼料をスタンチョ
ンよりも高く持上げて供給する必要はなく、牛の採食中
に架外に落ちてロスとなる飼料が少なく、牛が必ずスタ
ンチョン間隙に対し真直ぐな姿勢をとり、ストレスを感
じることなく飼料を採食する給飼架を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明が採用した手段は、
架体を直方体状に形成してその側面の一部に飼料搬入口
を設け、スタンチョンの下に床面材よりも外方に突出す
るステップを地上に配置し、牛が首を入れるスタンチョ
ン同士の間隙の上を開放したことにある。又、親牛や大
型の牛の場合、スタンチョンの牛が首を入れる上半部を
床面材の外縁よりも内方に引込めることが望ましい。
[作用] 飼料は架体側面の飼料搬入口から床面材の上へ搬入す
るが、飼料を高く持上げる必要はないから、トラックだ
けで飼料を上架することができる。牛はスタンチョン同
士の間隙に首を入れて採食するとき、両前脚をステップ
にのせなければならないため、姿勢は必然的に真直ぐに
なり、斜めになって隣のスタンチョン間隙を塞ぐことは
なく、又、牛が架外にこぼす飼料が少なくなり、飼料の
ロスが減少する。牛が首を入れるスタンチョン間隙の上
は開放されているから、牛はストレスを感じることなく
採食する。特にスタンチョンの牛が首を入れる上半部を
床面材の外縁よりも内方に配置すると、大型の牛でも飼
料を架外へほとんどこぼさなくなる。
[実施例] 本発明の給飼架を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
第1図乃至第2図に示すように、架体10は直方体状で
あり、地面に立設されて屋根14を支える4本の柱12を有
する。第1図において、架体10の前後面は長辺側であ
り、短辺側の左右側面は飼料搬入口11である。図示して
いないが飼料搬入口には必要に応じて開閉可能な扉が設
けられる。各柱12の内側に左右に延長する床ビーム16を
わたし、前後の床ビーム16の間に適当な間隙をおいて、
管状の床クロスビーム18をわたす。各柱12の外側に前後
に突出するブラケット20を固定し、そのブラケットにス
タンチョン取付レール22を床ビーム16と平行に固定す
る。スタンチョン取付レール22の上面と床クロスビーム
18の上面は同程度の高さである。床クロスビーム18とス
タンチョン取付レール22の上に床面材24、26を敷く。中
央の床面材24はクロスビーム18の上にのり、両側の床面
材26は中央床面材24の前後両縁部に上から重なり、スタ
ンチョン取付レール22に固定される。中央床面材24を左
右両端の床クロスビームを回るエンドレスのベルトにす
ることも、又、各床クロスビームを回転自在に床ビーム
16に軸受けすることも、さらに、一軸側の床クロスビー
ムを回転駆動して全体をベルトコンベヤとすることも可
能である。スタンチョン取付レール22の外面にスタンチ
ョン30を等間隔で固定する。
スタンチョン30はステンレスパイプ製であり、第1図
に示すように、前後から見ると逆U字形である。第2図
に示すように、スタンチョン30は左右から見るとクラン
ク形であり、上部は柱12の内面に沿って直立し、下部は
スタンチョン取付レール22の外面に密着して直立する。
スタンチョン30の上半部と下部は斜め外方に下る中間部
によって連結する。スタンチョン取付レール22からスタ
ンチョン30の下部に沿って立上る落下防止板28を設け
る。大型の牛が少ない場合は、鎖線で示すように、スタ
ンチョン取付レールからスタンチョンを直立させてもよ
い。
架体10の前後面外側の地上にステップ32を配置する。
ステップ32は各柱12に固定されて左右に延長する。ステ
ップ32の高さは床の半分以下であり、柱12から外方への
突出長はスタンチョン下部の突出長の2倍以上である。
次に本発明の給飼架による給餌について説明する。フ
ィルムを剥したロールベールわら等の飼料40を架体10の
飼料搬入口11から中央床面材24の上にのせる。床面材24
の高さは低いから、特別の作業機は不要であり、トラッ
クの荷台から直接搬入することができる。中央床面材24
上を転動させて奥へ入れることにより、3〜4個のロー
ルベールわらを中央床面材24上に収容する。
牛はスタンチョン30の間隙から首を架体10の内側に入
れてロールベールわらを採食するが、このとき、ステッ
プ32に両前脚をのせなければならない。ステップ32に両
前脚をのせると、牛の姿勢は必然的に前後面に対して直
角になるから、隣のスタンチョン間隙を塞ぐことはな
い。したがって、スタンチョン間隙を牛の数だけ用意す
れば、すべての牛の採食が可能である。
牛が首を入れるスタンチョン間隙の上方は開放されて
いるから、牛はストレスを感じることなく採食する。ス
タンチョン30は牛が首を入れる上半部が内方にあり下部
が外方へ突出する。すなわち、床面材26が牛の前脚近く
まで延長するため、飼料の地上への落ちこぼれは、牛の
姿勢がスタンチョン間隙に真直ぐな姿勢となることと相
まって著しく減少する。
試用比較テストにおいて、従来の給飼架は落ちこぼれ
による飼料ロスが30〜40%であったが、本発明のものは
飼料ロスが3%以下になることが確かめられた。
[発明の効果] 上記のとおり、本発明の給飼架は架体側面に飼料の搬
入口を備えているから、屋根を付ける場合も屋根を高く
する必要がないため建設費が安く、飼料搬入にフロント
ローダ等の作業機を必要とせず、トラックの荷台から直
接架床に搬入することができるため維持費も安く、牛の
両前脚をのせるステップがあるため、飼料が地上にこぼ
れてロスになる割合はごくわずかであり、又、牛はスタ
ンチョン間隙に対して真直ぐな姿勢をとり隣のスタンチ
ョン間隙を塞ぐことはないから、スタンチョン間隙の数
がそのまま採食する牛の頭数になり、スタンチョン間隙
の上は開放されているため、牛はストレスなしに採食す
る。したがって、本発明の給飼架は牛の飼育コストを大
幅に節減するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例の給飼架の正面図
及び側面図、 第3図は従来の給飼架の斜視図である。 図において、符号10は架体、12は柱、16はビーム、18は
床クロスビーム、22はスタンチョン取付レール、24、26
は床面材、30はスタンチョン、32はステップ、40は飼料
をそれぞれ示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面が地面より高い架体と、前記架体の外
    側面を囲むスタンチョンとを備えた給飼架において、前
    記架体の側面の一部に飼料搬入口を設け、前記スタンチ
    ョンの相互間隙の上を開放し、前記スタンチョンの下側
    の地面に前記床面の外縁よりも外方に突出するステップ
    を設けたことを特徴とする給飼架。
  2. 【請求項2】スタンチョンの上半部を前記床面の外縁よ
    りも内側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の
    給飼架。
JP19504490A 1990-07-25 1990-07-25 給飼架 Expired - Lifetime JP2794480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19504490A JP2794480B2 (ja) 1990-07-25 1990-07-25 給飼架

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19504490A JP2794480B2 (ja) 1990-07-25 1990-07-25 給飼架

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0484837A JPH0484837A (ja) 1992-03-18
JP2794480B2 true JP2794480B2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=16334612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19504490A Expired - Lifetime JP2794480B2 (ja) 1990-07-25 1990-07-25 給飼架

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2794480B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0484837A (ja) 1992-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5311840A (en) Hay saving round bale feeding apparatus and method
DE69620344T2 (de) Konstruktion mit Vorrichtung zum Melken von Tieren
KR101788289B1 (ko) 산란계 자동 사육장치
US4148278A (en) Self feeding bunk or barrier
HU216785B (hu) Mellső terelőkorlát fejőházakhoz, valamint ilyen terelőkorláttal ellátott fejőház
CA3217488A1 (en) Animal feeding reservoir and dispenser
US20140020632A1 (en) Modular baled hay feeding system and method for livestock
US20180199539A1 (en) Round Bale Saddle Feeder
DE3701864A1 (de) Einrichtung zur abruffuetterung von schweinen
AU2001262864B2 (en) A rotary parlour for milking of animals
JP2794480B2 (ja) 給飼架
EP1344453A1 (en) A method and a device for moving chickens or other poultry
AU2001262864A1 (en) A rotary parlour for milking of animals
US5947055A (en) Movable livestock feeder for baled hay with solid trough
US3067723A (en) Feeder
US4722302A (en) Hay feeding apparatus
US4285300A (en) Animal feeding system
CA2726776C (en) Livestock feeder
US5743211A (en) Universal feed bunker for livestock
EP0169220B1 (de) Einrichtung für die etagenhaltung von geflügel
US2726635A (en) Cattle feeding device
KR200466135Y1 (ko) 축사용 건초 급이장치
CA1219501A (en) Livestock feeder for cylindrical bales
CA2027376A1 (en) System for comfortably concentrating four-legged animals in individual stalls
RU2076587C1 (ru) Устройство для содержания животных