JP2782427B2 - 墓標の経机 - Google Patents

墓標の経机

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JP2782427B2 JP7227181A JP22718195A JP2782427B2 JP 2782427 B2 JP2782427 B2 JP 2782427B2 JP 7227181 A JP7227181 A JP 7227181A JP 22718195 A JP22718195 A JP 22718195A JP 2782427 B2 JP2782427 B2 JP 2782427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は墓標に付属設置され
る経机の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から最も普及している各種角石塔型
墓標のうちには、その台石の前側へ経机を付属的に据え
付けたものが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その公知の
経机は石材からただ単なる机の輪郭形状として模造され
ているに過ぎず、全体的な中実品であるために、付加価
値が全然無い。
【0004】他方、例えばマツチや線香、経文記載の書
物、読経用テープレコーダーなどは、墓参のたび毎に携
行する必要があるにも拘らず、その携行を失念しやすい
ため、これらを現地へ常置状態に格納保管できる場所の
設置が要望されている現状である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような要望
に応える墓標の経机を提供しようとするものであり、そ
のため構成上石材から前面が開放する平面視のU字型に
加工された据え立て用 脚台と、その脚台の開放上面に施
蓋される別個な石材の天盤とを備え、
【0006】その天盤を上記脚台の前面と左右両側面か
ら一定寸法だけ張り出す平面視の四角形に造形し、
【0007】上記天盤とほぼ同じ大きさ並びに平面形状
として、やはり脚台の前面と左右両側面から一定寸法だ
け張り出す水平な中間仕切り盤を、上記脚台の中途高さ
位置へ介在させることにより、その脚台の中間仕切り盤
よりも上部を前面が開放し且つ上記天盤がその前面の庇
となる物品保管室とし、同じく脚台の中間仕切り盤より
も下部をやはり前面が開放し且つ上記中間仕切り盤がそ
の前面の庇となる据え置き小物逃し入れ用空洞として各
別に区分すると共に、
【0008】上記物品保管室内の底面を中間仕切り盤の
上面よりも一定寸法だけ高い揚げ底面として、その物品
保管室の前面に横断する1本の凸条を上記中間仕切り盤
から垂立させることにより、その凸条と上記揚げ底面と
の前後相互間を左右両端部が開放する前面開閉扉用下側
スライドガイド凹溝として相対的に陥没させる一方、
【0009】その中間仕切り盤の凸条と対応して物品保
管室の前面に横断する1本の凸条を、上記天盤から垂下
させることにより、その凸条と上記脚台の前面との前後
相互間をやはり左右両端部が開放する前面開閉扉用上側
スライドガイド凹溝として区成し、
【0010】その上側スライドガイド凹溝と下側スライ
ドガイド凹溝へ上記物品保管室の石材から成る1枚の前
面開閉扉を、その左右両端部から抜き差し操作できるよ
うに且つ左右方向へのスライド自在に差し込んだことを
特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の具体
的構成を詳述すると、日本での代表的な墓標である角石
塔型墓標を例示した図1において、(11)は竿石、
(12)はその 台石であり、上台(12a)と下台(1
2b)との2段から成る形態を示しているが、その1段
や3段などの台石(12)もある。
【0012】(13)は上記下台(12b)の上面中央
部に据え置かれた香炉、(14)は同じく下台(12
b)の前側に並列設置された小物台であり、その中央部
には経机(D)が、同じく両脇部には左右一対の花立
(15)が各々据え付けられている。尚、上記墓標が後
述する経机(D)も含む悉く、御影石や花崗岩、安山岩
などの石材から製作加工されていることは、言うまでも
ない。
【0013】上記経机(D)は本発明の場合、次の構成
によって特別な付加価値を与えられている。即ち、その
経机(D)を抽出して示した図2〜5において、(1
6)は平面視の四角形な天盤、(17)はその据え立て
用の脚台であり、天盤(16)と別個独立するものとし
て、左右一対の側面(17a)と背面(17b)とから
前面が開放する平面視のU字型に加工されていると共
に、その開放上面が上方から載置される上記天盤(1
6)によって、施蓋状態に保たれることとなる。
【0014】その場合、天盤(16)の上記平面形状は
脚台(17)のそれよりも大きく、その脚台(17)の
前面と左右両側面(17a)から一定寸法(L1)だけ
外方へ張り出す関係状態にあり、そのため後述の物品保
管室における前面の庇として機能し得る。
【0015】(18)は上記脚台(17)の中途高さ位
置に介在された水平な中間仕切り盤であり、これにより
脚台(17)の上部が前面の開放する物品保管室(R)
として、同じく脚台(17)の下部がやはり前面の開放
する据え置き小物逃し入れ用空洞(G)として各別に区
分されている。
【0016】しかも、その中間仕切り盤(18)は上記
天盤(16)とほほ同じ厚みと大きさ並びに平面形状を
有しており、やはり脚台(17)の前面と左右両側面
(17a)から一定寸法(L2)だけ外方へ張り出され
ているため、上記空洞(G)に おける前面の庇として機
能し得ることになる。
【0017】上記物品保管室(R)内の底面は中間仕切
り盤(18)のフラットな上面よりも、換言すれば後述
する前面開閉扉の下端面よりも、一定寸法(H)だけ高
い揚げ底面(19)として形成されている。但し、その
一定寸法(H)だけ高い揚げ底面(19)をなす限り、
これを図6の変形実施例に示す如く、前下がりの傾斜面
として造形してもさしつかえない。
【0018】(20)は上記物品保管室(R)の前面を
施蓋する左右方向へのスライド式(引き戸式)前面開閉
扉であって、これも上記天盤(16)や脚台(17)と
同様に、石材から1枚の平盤形態に造形されている。
【0019】つまり、上記脚台(17)における中間仕
切り盤(18)のフラットな上面からは、1本の凸条
(21)が図3、4のように物品保管室(R)の前面を
横断する如く、連続一体に垂立されており、その凸条
(21)と上記揚げ底面(19)との前後相互間に、上
記前面開閉扉(20)の下側スライドガイド凹溝(2
2)を区成している。
【0020】その下側スライドガイド凹溝(22)は凸
条(21)の垂立と相対して、上記物品保管室(R)内
の揚げ底面(19)と向かい合う前後相互間に陥没する
ため、これに沿って前面開閉扉(20)を左右方向へス
ライドさせることができることとなる。
【0021】上記の下側スライドガイド凹溝(22)と
対応する前面開閉扉用の上側スライドガイド凹溝(2
3)は、図3、5のように、上記天盤(16)の下面か
らやはり物品保管室(R)の前面を横断する如く、連続
一体に垂下された1本の凸条(24)と、上記脚台(1
7)の前面との前後相互間に区成されている。
【0022】このような上側スライドガイド凹溝(2
3)が確保されることとなるように、 上記天盤(16)
をこれと別個な脚台(17)へ、上方からの被冠状態に
載置させるわけであり、その状態のもとでは図3〜5か
ら示唆されるように、天盤(16)が脚台(17)の背
面(17b)とほぼ面一に整合する。
【0023】その場合、上側スライドガイド凹溝(2
3)と下側スライドガイド凹溝(22)は図4、5から
明白なように、その何れも左右両端部の開放状態にある
ため、ここから上記前面開閉扉(20)を差し込むこと
ができ、その抜き出し操作を簡便に行なえると共に、そ
の両スライドガイド凹溝(22)(23)の水掃けや清
掃などもすばやく確実に作業できることとなる。
【0024】上記前面開閉扉(20)を備えた物品保管
室(R)内には、墓参上必要なマッチや線香、経文を載
置した書物、読経用のテープレコーダーなどの諸物品
(A)を格納保管することかでき、著しく便利である。
これらの諸物品(A)は何れも雨水に濡れることを許さ
れない性質の例示である。
【0025】その保管中に経机(D)が風雨に晒される
も、上記脚台(17)の上面を施蓋した天盤(16)が
物品保管室(R)の庇として、一定寸法(L1)だけ外
方へ張り出しており、しかもその物品保管室(R)内の
底面が揚げ底面(19)として、前面開閉扉(20)の
下端面よりも一定寸法(H)だけ高く形成されているほ
か、その前面開閉扉(20)も言わば継ぎ目のない1枚
であるため、上記物品保管室(R)内に雨水の浸入する
おそれはない。
【0026】他方、上記脚台(17)の据え置き小物逃
し入れ用空洞(G)内には、線香立てや茶碗などの各種
小物(B)を据え置くことができる。その各種小物
(B)が、上記小物台(14)上に載ることは言うまで
もない。
【0027】その空洞(G)は常時前面の開放状態にあ
るが、これの上面には上記脚台(17)の中間仕切り盤
(18)が一定寸法(L2)だけ外方へ張り出してお
り、上記空洞(G)における前面の庇として働くため、
その小物(B)を風雨による転 倒や汚損などから効果的
に防護することができる。
【0028】上記空洞(G)を区成する脚台(17)の
下部は、図2、3から示唆されるように、その前面と左
右両側面(17a)が下広がりのスカート状に張り出す
ほぼ四角錐型として造形されており、その接地面積が上
記天盤(16)並びに中間仕切り盤(18)の大きさと
ほぼ同じに定められている。
【0029】そのため、経机(D)の全体を上記小物台
(14)の上面へ、安定・確固に据え立てることがで
き、その重厚感に富む使用状態を得られるのである。
尚、上記物品保管室(R)の前面開閉扉(20)には格
子模様や家紋、その他の各種彫刻模様(25)を付与す
ることが好ましい。そうすれば、顧客の希望する墓標毎
の特異性を発揮させることができるからである。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る墓標の経机
(D)ではその構成上、石材から前面が開放する平面視
のU字型に加工された据え立て用脚台(17)と、その
脚台(17)の開放上面に施蓋される別個な石材の天盤
(16)とを備え、
【0031】その天盤(16)を上記脚台(17)の前
面と左右両側面(17a)から一定寸法(L1)だけ張
り出す平面視の四角形に造形し、
【0032】上記天盤(16)とほぼ同じ大きさ並びに
平面形状として、やはり脚台(17)の前面と左右両側
面(17a)から一定寸法(L2)だけ張り出す水平な
中間仕切り盤(18)を、上記脚台(17)の中途高さ
位置へ介在させることにより、その脚台(17)の中間
仕切り盤(18)よりも上部を前面か開放し且つ上記天
盤(16)がその前面の庇となる物品保管室(R)と
し、同じく脚台(17)の中間仕切り盤(18)よりも
下部をやはり前面が開放し且つ上記中間仕切り盤(1
8)がその前面の庇となる据え置き小物逃し入れ用空洞
(G)として各別に区分すると共に、
【0033】上記物品保管室(R)内の底面を中間仕切
り盤(18)の上面よりも一定寸法(H)だけ高い揚げ
底面(19)として、その物品保管室(R)の前面に横
断する1本の凸条(21)を上記中間仕切り盤(18)
から垂立させることにより、その凸条(21)と上記揚
げ底面(19)との前後相互間を左右両端部が開放する
前面開閉扉用下側スライドガイド凹溝(22)として相
対的に陥没させる一方、
【0034】その中間仕切り盤(18)の凸条(21)
と対応して物品保管室(R)の前面に横断する1本の凸
条(24)を、上記天盤(16)から垂下させることに
より、その凸条(24)と上記脚台(17)の前面との
前後相互間をやはり左右両端部が開放する前面開閉扉用
上側スライドガイド凹溝(23)として区成し、
【0035】その上側スライドガイド凹溝(23)と下
側スライドガイド凹溝(22)へ上記物品保管室(R)
の石材から成る1枚の前面開閉扉(20)を、その左右
両端部から抜き差し操作できるように且つ左右方向への
スライド自在に差し込んであるため、冒頭に述べた従来
技術の課題を完全に改良できる効果がある。
【0036】即ち、本発明の上記構成によれば、前面が
開放する平面視のU字型に加工された据え立て用脚台
(17)の中途高さ位置へ、その脚台(17)の前面と
左右両側面(17a)から一定寸法(L2)だけ張り出
す水平な中間仕切り盤(18)が介在されることによ
り、上記脚台(17)の中間仕切り盤(18)よりも上
部が前面の開放する物品保管室(R)として、同じく脚
台(17)の中間仕切り盤(18)よりも下部がやはり
前面の開放する据え置き小物逃し入れ用空洞(G)とし
て、合理的に区分された形態にあるため、その中間仕切
り盤(18)と天盤(16)を言わば化粧フランジとし
て、上下並びに左右の均衡した安定・優美な経机(D)
を得ることができる。
【0037】そして、上記脚台(17)の開放上面に載
置された別個な天盤(16)により 、物品保管室(R)
が上方から施蓋されており、その物品保管室(R)には
左右方向へのスライド式(引き戸式)前面開閉扉(2
0)が具備されているため、その内部へ墓参上必要なマ
ッチや線香、経文記載の書物、読経用のテープレコーダ
ー、その他の雨水に濡れてはならない諸物品(A)を常
置状態に格納保管することができ、これらを墓参のたび
毎に携行する必要がなく、その携行を失念するおそれも
ない点で、著しく便利である。
【0038】又、上記諸物品(A)の保管中にある本発
明の経机(D)が、風雨に晒されたとしても、その物品
保管室(R)内の底面は揚げ底面(19)として、脚台
(17)における中間仕切り盤(18)の上面よりも一
定寸法(H)だけ高く形成されていること、しかもその
脚台(17)の前面と左右両側面(17a)から一定寸
法(L1)だけ張り出す天盤(16)が、上記物品保管
室(R)における前面の庇となるように設定されている
こと、更には前面開閉扉(20)が言わば継ぎ目のない
1枚の石材から成ることに基き、その物品保管室(R)
内へ雨水の浸入するおそれがなく、上記諸物品(A)を
何時までも安全に格納保管し得る効果がある。
【0039】他方、上記脚台(17)の中間仕切り盤
(18)よりも下部に区成された据え置き小物逃し入れ
用空洞(G)の内部には、線香立てや茶碗などの各種小
物(B)を据え置き状態に便利良く格納することもで
き、その空洞(G)が常時前面の開放状態にあるとして
も、これの上面に位置する上記脚台(17)の中間仕切
り盤(18)は、天盤(16)とほぼ同じ大きさ並びに
平面形状として、その脚台(17)の前面と左右両側面
(17a)から一定寸法(L2)だけ張り出しており、
これが上記空洞(G)における前面の庇となるように関
係設定されているため、その空洞(G)の内部に据え置
き格納された上記小物(B)が、風雨により転倒した
り、或いは汚損したりするおそれもない。
【0040】更に、本発明の場合上記物品保管室(R)
の前面開閉扉(20)は、1枚の石材から成る左右方向
へのスライド式(引き戸式)であって、そのための下側
スラ イドガイド凹溝(22)が上記脚台(17)の中間
仕切り盤(18)から垂立する1本の凸条(21)と、
上記物品保管室(R)における揚げ底面(19)との前
後相互間へ相対的な陥没状態に区成されており、これと
対応する上側スライドガイド凹溝(23)が、脚台(1
7)と別個な天盤(16)から逆に垂下する1本の凸条
(24)と、その脚台(17)の前面との前後相互間に
区成されている。
【0041】その結果、上記前面開閉扉(20)の上側
スライドガイド凹溝(23)と下側スライドガイド凹溝
(22)とを、石材から成る天盤(16)やその脚台
(17)へ極めて容易に加工することができ、又その両
スライドガイド凹溝(22)(23)は何れもその左右
両端部の開放状態にあるため、ここから上記前面開閉扉
(20)を簡便に抜き差し操作することができ、その両
スライドガイド凹溝(22)(23)の水掃けや清掃作
業などもすばやく確実に行なえることとなる。
【0042】つまり、脚台(17)の中途高さ位置に介
在する水平な中間仕切り盤(18)が、その脚台(1
7)の前面と左右両側面(17a)から一定寸法(L
2)だけ張り出しており、しかも上記物品保管室(R)
内の底面が揚げ底面(19)として、脚台(17)の上
面よりも一定寸法(H)だけ高く形成されているからこ
そ、上記中間仕切り盤(18)から物品保管室(R)の
前面に横断する1本の凸条(21)を垂立させるだけ
で、その凸条(21)と上記揚げ底面(19)との前後
相互間に陥没することとなる前面開閉扉用の下側スライ
ドガイド凹溝(22)を自づと相対的に生成させること
ができるのである。
【0043】又、天盤(16)が脚台(17)と別個独
立の石材から成り、しかもその脚台(17)の前面と左
右両側面(17a)から、やはり一定寸法(L1)だけ
張り出しているからこそ、その天盤(16)から下側の
上記凸条(21)と対応して、物品保管室(R)の前面
にやはり横断する1本の凸条(24)を垂下させるだけ
で、その凸条(24)と上記脚台(17)の前面との前
後相互間を前面開閉扉用の上側スライドガイド凹溝(2
3)として、極めて容易に生成させることがで きるわけ
である。
【0044】殊更、請求項2の構成を採用するならば、
上記脚台(17)の中間仕切り盤(18)よりも下部が
天盤(16)及び中間仕切り盤(18)とほぼ同じ大き
さとして、その前面と左右両側面(17a)の下広がり
スカート状に張り出すほぼ四角錐型に造形されているた
め、これによっても上記空洞(G)内に据え置き格納さ
れる小物(B)を、風雨から極力安全に防護することが
でき、その大きな接地面積での使用状態における安定感
・重厚感をますます昂め得るほか、前面開閉扉(20)
に付与された各種彫刻模様(25)により、墓標毎の特
異性を見やすく発揮させることができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した墓標の正面図である。
【図2】その経机を抽出して示す拡大斜面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う拡大断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図3の5−5線断面図である。
【図6】図3に対応する本発明の変形実施例を示す断面
図である。
【符号の説明】
(16)・天盤 (17)・脚台 (18)・中間仕切り盤 (19)・揚げ底面 (20)・前面開閉扉 (21)・凸条 (22)・下側スライドガイド凹溝 (23)・上側スライドガイド凹溝 (24)・凸条 (25)・彫刻模様 (G)・空洞 (R)・物品保管室 (H)・高さ寸法 (L1)・張り出し寸法 (L2)・張り出し寸法

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】石材から前面が開放する平面視のU字型に
    加工された据え立て用脚台(17)と、その脚台(1
    7)の開放上面に施蓋される別個な石材の天盤(16)
    とを備え、 その天盤(16)を上記脚台(17)の前面と左右両側
    面(17a)から一定寸法(L1)だけ張り出す平面視
    の四角形に造形し、 上記天盤(16)とほぼ同じ大きさ並びに平面形状とし
    て、やはり脚台(17)の前面と左右両側面(17a)
    から一定寸法(L2)だけ張り出す水平な中間仕切り盤
    (18)を、上記脚台(17)の中途高さ位置へ介在さ
    せることにより、その脚台(17)の中間仕切り盤(1
    8)よりも上部を前面が開放し且つ上記天盤(16)が
    その前面の庇となる物品保管室(R)とし、同じく脚台
    (17)の中間仕切り盤(18)よりも下部をやはり前
    面が開放し且つ上記中間仕切り盤(18)がその前面の
    庇となる据え置き小物逃し入れ用空洞(G)として各別
    に区分すると共に、 上記物品保管室(R)内の底面を中間仕切り盤(18)
    の上面よりも一定寸法(H)だけ高い揚げ底面(19)
    として、その物品保管室(R)の前面に横断する1本の
    凸条(21)を上記中間仕切り盤(18)から垂立させ
    ることにより、その凸条(21)と上記揚げ底面(1
    9)との前後相互間を左右両端部が開放する前面開閉扉
    用下側スライドガイド凹溝(22)として相対的に陥没
    させる一方、 その中間仕切り盤(18)の凸条(21)と対応して物
    品保管室(R)の前面に横断する1本の凸条(24)
    を、上記天盤(16)から垂下させることにより、その
    凸条(24)と上記脚台(17)の前面との前後相互間
    をやはり左右両端部が開放する前面開閉扉用上側スライ
    ドガイド凹溝(23)として区成し、 その上側スライドガイド凹溝(23)と下側スライドガ
    イド凹溝(22)へ上記物品保管室(R)の石材から成
    る1枚の前面開閉扉(20)を、その左右両端 部から抜
    き差し操作できるように且つ左右方向へのスライド自在
    に差し込んだ ことを特徴とする墓標の経机。
  2. 【請求項2】脚台(17)の中間仕切り盤(18)より
    も下部を天盤(16)及び中間仕切り盤(18)とほぼ
    同じ大きさとなるように、その前面と左右両側面(17
    a)が下広がりのスカート状に張り出すほぼ四角錐型と
    して造形すると共に、物品保管室(R)の前面開閉扉(20)に格子模様や家
    紋、その他の各種彫刻模様(25)を付与した ことを特
    徴とする請求項1記載の墓標の経机。
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JPS5244240Y2 (ja) * 1975-10-29 1977-10-07
JPS5436880Y2 (ja) * 1977-07-29 1979-11-06
JPS5915764U (ja) * 1982-07-20 1984-01-31 上原 肇

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