JP2774106B2 - 下剤水溶液 - Google Patents
下剤水溶液Info
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- JP2774106B2 JP2774106B2 JP63169205A JP16920588A JP2774106B2 JP 2774106 B2 JP2774106 B2 JP 2774106B2 JP 63169205 A JP63169205 A JP 63169205A JP 16920588 A JP16920588 A JP 16920588A JP 2774106 B2 JP2774106 B2 JP 2774106B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K33/00—Medicinal preparations containing inorganic active ingredients
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K33/00—Medicinal preparations containing inorganic active ingredients
- A61K33/14—Alkali metal chlorides; Alkaline earth metal chlorides
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P1/00—Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
- A61P1/10—Laxatives
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- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、腸の浄化のための下剤水溶液、及びより詳
しくは結腸鏡検査又はバリウム注腸X線試験の前、腸の
浄化のためのそのような溶液に関する。
しくは結腸鏡検査又はバリウム注腸X線試験の前、腸の
浄化のためのそのような溶液に関する。
結腸鏡検査又はバリウム注腸XB線試験のいずれかの
前、腸の浄化が必要とされることは当業界において知ら
れている。これらの診断試験のいずれかを行なうために
は、腸は便物質を含まず、そして、実際的に乾質性であ
るべきである。
前、腸の浄化が必要とされることは当業界において知ら
れている。これらの診断試験のいずれかを行なうために
は、腸は便物質を含まず、そして、実際的に乾質性であ
るべきである。
腸の浄化のために多くの異なった養生法が使用され
る。これらの養生法のほとんどは、経口下剤又は経口下
剤溶液の摂取、次く浄化注腸剤の投与を必要とする。浄
化注腸剤の使用は、患者に対して追加の不快さ及び試験
を行なう医師又は他の医師助手に対して追加の仕事を作
り出す。
る。これらの養生法のほとんどは、経口下剤又は経口下
剤溶液の摂取、次く浄化注腸剤の投与を必要とする。浄
化注腸剤の使用は、患者に対して追加の不快さ及び試験
を行なう医師又は他の医師助手に対して追加の仕事を作
り出す。
これらの従来技術の養生法の多くは、有機物質及び/
又はポリエチレングリコールを使用する。ポリエチレン
グリコールはしばしば、患者により十分に耐容性がな
く、結腸の粘膜上にレフレクタンスの進展を引き起こ
し、結腸のひだに湿気及び肛門領域に炎症を与える。こ
れらの養生法にいくつかに使用される有機成分は、代謝
される場合、一定の工程の間爆発する、患者に死を引き
起こす爆発性物質を作り出すかも知れない。
又はポリエチレングリコールを使用する。ポリエチレン
グリコールはしばしば、患者により十分に耐容性がな
く、結腸の粘膜上にレフレクタンスの進展を引き起こ
し、結腸のひだに湿気及び肛門領域に炎症を与える。こ
れらの養生法にいくつかに使用される有機成分は、代謝
される場合、一定の工程の間爆発する、患者に死を引き
起こす爆発性物質を作り出すかも知れない。
患者の耐容性は、適切な腸の浄化養生法を選択するこ
とにおいて重要な要因である。洗浄養生法において多量
の溶液の消費はめんどうであるので、できるだけ少なく
消費されるべき量を維持することが所望される。さら
に、溶液の味が考慮されるべきである。たとえば、ある
従来技術の養生法は、エプソム塩及び炭酸水の経口投与
溶液を使用する。この溶液は、その味のために不十分で
あった。
とにおいて重要な要因である。洗浄養生法において多量
の溶液の消費はめんどうであるので、できるだけ少なく
消費されるべき量を維持することが所望される。さら
に、溶液の味が考慮されるべきである。たとえば、ある
従来技術の養生法は、エプソム塩及び炭酸水の経口投与
溶液を使用する。この溶液は、その味のために不十分で
あった。
経口投与溶液は、血液生理学、オスモル濃度、pH及び
イオン濃度に対する効果をほとんど又は全く持つべきで
ない。
イオン濃度に対する効果をほとんど又は全く持つべきで
ない。
正しい腸の浄化なしには、腸の疾患及び異常体、たと
えば悪性体の存在を決定するための試験は効果的になさ
れ得ない。結腸直腸癌がアメリカ合衆国及び世界の他の
国々において重大な健康問題であるので、前記のことは
重要である。40才以上の人々においては、1000人に1人
が結腸直腸癌を有するであろうことがたぶん推定され
る。そのような結腸直腸癌の初期検出が生存率を有意に
高め、そしてさらにそのような初期診断が徹底的な手術
関与による処置を少なくすることができることが知られ
ている。さらに、細胞に損傷を与えない洗浄溶液によ
り、腸を浄化しながら、細胞学的分析のために損われて
いない細胞を得ることが可能である。
えば悪性体の存在を決定するための試験は効果的になさ
れ得ない。結腸直腸癌がアメリカ合衆国及び世界の他の
国々において重大な健康問題であるので、前記のことは
重要である。40才以上の人々においては、1000人に1人
が結腸直腸癌を有するであろうことがたぶん推定され
る。そのような結腸直腸癌の初期検出が生存率を有意に
高め、そしてさらにそのような初期診断が徹底的な手術
関与による処置を少なくすることができることが知られ
ている。さらに、細胞に損傷を与えない洗浄溶液によ
り、腸を浄化しながら、細胞学的分析のために損われて
いない細胞を得ることが可能である。
浄化注腸の必要性を有意に回避するために、腸を浄化
する経口投与される下剤水溶液を提供することが本発明
の目的である。
する経口投与される下剤水溶液を提供することが本発明
の目的である。
有機成分を実質的に含まないような溶液を提供するこ
とが本発明のもう1つの目的である。
とが本発明のもう1つの目的である。
結腸の粘膜上へのレフレクタンスの進展を妨害し、そ
して結腸のひだへの湿気をさらに妨害するような溶液を
提供することが本発明のさらにもう1つの目的である。
して結腸のひだへの湿気をさらに妨害するような溶液を
提供することが本発明のさらにもう1つの目的である。
身体の生理学及び化学に悪影響を与えないような溶液
を提供することが本発明のもう1つの目的である。
を提供することが本発明のもう1つの目的である。
最少の体積吸入により最大の下剤効果を有するような
溶液を提供することが本発明のさらにもう1つの目的で
ある。
溶液を提供することが本発明のさらにもう1つの目的で
ある。
発明の要約 本発明の1つの態様においては、腸を浄化するための
下剤水溶液が提供される。その水溶液は、実質的に無機
及び等張溶液であり、そして体液に対して最少の緩衝効
果を有する。その水溶液は、ナトリウムイオン及び炭酸
水素塩イオンをヒト血液中におけるそれらの濃度に実質
的に類似する濃度で含む。それはヒト血液中のクロリド
イオンの濃度よりも低い濃度でクロリドイオン、ヒト血
液中のカリウムイオンの濃度よりも高い濃度でカリウム
イオン及び有意な下剤効果を提供する濃度でマグネシウ
ム及びスルフェートイオンを含む。その下剤溶液は、最
少の溶液吸入で最大の安全な下剤効果を有する。それ
は、結腸鏡検査又はバリウム注腸X−線試験が浄化注腸
の必要性なしに行なわれ得るように十分に腸を浄化し、
そして細胞学的試験のための細胞収穫を可能する十分な
損われていない剥離結腸細胞を提供する。
下剤水溶液が提供される。その水溶液は、実質的に無機
及び等張溶液であり、そして体液に対して最少の緩衝効
果を有する。その水溶液は、ナトリウムイオン及び炭酸
水素塩イオンをヒト血液中におけるそれらの濃度に実質
的に類似する濃度で含む。それはヒト血液中のクロリド
イオンの濃度よりも低い濃度でクロリドイオン、ヒト血
液中のカリウムイオンの濃度よりも高い濃度でカリウム
イオン及び有意な下剤効果を提供する濃度でマグネシウ
ム及びスルフェートイオンを含む。その下剤溶液は、最
少の溶液吸入で最大の安全な下剤効果を有する。それ
は、結腸鏡検査又はバリウム注腸X−線試験が浄化注腸
の必要性なしに行なわれ得るように十分に腸を浄化し、
そして細胞学的試験のための細胞収穫を可能する十分な
損われていない剥離結腸細胞を提供する。
特定の記載 本発明の好ましい大洋においては、無機性等張下剤水
溶液が提供される。この溶液は、1当り硫酸ナトリウ
ム約3.5g;1当り硫酸マグネシウム約4.82g;1当り炭
酸水素ナトリウム約1.9g;1当り塩化ナトリウム約3.85
g;及び1当り塩化カリウム約0.746gを含む。その溶液
は、体液に対して最少の緩衝効果を有し、腸管路による
低い吸収性を有し、そして腸の壁の過度な炎症を回避
し、そして腸細胞に損傷を与えない。
溶液が提供される。この溶液は、1当り硫酸ナトリウ
ム約3.5g;1当り硫酸マグネシウム約4.82g;1当り炭
酸水素ナトリウム約1.9g;1当り塩化ナトリウム約3.85
g;及び1当り塩化カリウム約0.746gを含む。その溶液
は、体液に対して最少の緩衝効果を有し、腸管路による
低い吸収性を有し、そして腸の壁の過度な炎症を回避
し、そして腸細胞に損傷を与えない。
本発明の溶液は、ヒト血液中の濃度に実質的に類似す
る濃度でナトリウム及び炭酸水素塩イオン、ヒト血液中
の濃度よりも高い濃度でカリウムイオン、ヒト血液中の
濃度よりも低い濃度でクロリドイオン、及び有意な下剤
効果を提供する濃度でマグネシウム及びスルフェートイ
オンを提供する。その溶液中のイオン濃度は、その等張
性質及び最少の緩衝効果を有するその能力を有する溶液
を提供することによって、その溶液の摂取により引き起
こされる身体生理学及び化学に対する逆効果を妨げる。
る濃度でナトリウム及び炭酸水素塩イオン、ヒト血液中
の濃度よりも高い濃度でカリウムイオン、ヒト血液中の
濃度よりも低い濃度でクロリドイオン、及び有意な下剤
効果を提供する濃度でマグネシウム及びスルフェートイ
オンを提供する。その溶液中のイオン濃度は、その等張
性質及び最少の緩衝効果を有するその能力を有する溶液
を提供することによって、その溶液の摂取により引き起
こされる身体生理学及び化学に対する逆効果を妨げる。
本発明の下剤溶液のイオン組成は、体の主な生理学的
機構による障害を回避せしめる。ナトリウムイオンは、
細胞外流体中において最も豊富な浸透性活性イオンであ
るので、これらのイオンの濃度の実質的な変化は、水和
をもたらす細胞外流体の体積に影響を及ぼすであろう。
機構による障害を回避せしめる。ナトリウムイオンは、
細胞外流体中において最も豊富な浸透性活性イオンであ
るので、これらのイオンの濃度の実質的な変化は、水和
をもたらす細胞外流体の体積に影響を及ぼすであろう。
体液中の炭酸水素塩イオンの濃度は、体液のpHの安定
性の維持を助ける。炭酸水素塩イオンの濃度の実質的な
変化は、呼吸性アシドーシス、代謝性アジドーシス又は
腎臓問題をもたらす呼吸変化を導く。
性の維持を助ける。炭酸水素塩イオンの濃度の実質的な
変化は、呼吸性アシドーシス、代謝性アジドーシス又は
腎臓問題をもたらす呼吸変化を導く。
腎臓又は心臓問題を回避するためには、カリウムイオ
ンの生理学的濃度の低下又はクロリドの生理学的濃度の
上昇を避けることが重要である。
ンの生理学的濃度の低下又はクロリドの生理学的濃度の
上昇を避けることが重要である。
正しい濃度のマグネシウム及びスルフェートイオンが
下剤として作用する。その濃度は、いずれの毒性効果も
付与しない。
下剤として作用する。その濃度は、いずれの毒性効果も
付与しない。
これらの本質的なイオンの濃度は種々の体液で異なる
けれども、血清中においてこれらの濃度は、当りのm
当量で、ナトリウムイオンのために約131〜147;カリウ
ムイオンのために約3〜5;カルシウムイオン、マグネシ
ウムイオン又はカルシウム及びマグネシウムイオンの組
合せのために約6〜10;クロリドイオンのために約97〜1
09;炭酸水素塩イオンのために約21〜30である。
けれども、血清中においてこれらの濃度は、当りのm
当量で、ナトリウムイオンのために約131〜147;カリウ
ムイオンのために約3〜5;カルシウムイオン、マグネシ
ウムイオン又はカルシウム及びマグネシウムイオンの組
合せのために約6〜10;クロリドイオンのために約97〜1
09;炭酸水素塩イオンのために約21〜30である。
本発明の好ましい態様は上記に示されているけれど
も、成分の濃度は、血清イオン濃度の上記範囲の点から
変化され得ることは注目されるべきである。従って、本
発明の溶液は、当りのm当量で次のイオン濃度範囲を
有することができる:クロリドイオンのために68〜83;
炭酸水素塩イオンのために20〜25。血清中におけるマグ
ネシウムイオン及びカルシウムイオンの生理学的効果及
び濃度は類似するので、下剤溶液はまた、カルシウム含
有化合物、たとえば塩化カルシウムを有することもでき
る。その溶液中においてカリウムイオンの濃度を低く維
持することは最も重要である。
も、成分の濃度は、血清イオン濃度の上記範囲の点から
変化され得ることは注目されるべきである。従って、本
発明の溶液は、当りのm当量で次のイオン濃度範囲を
有することができる:クロリドイオンのために68〜83;
炭酸水素塩イオンのために20〜25。血清中におけるマグ
ネシウムイオン及びカルシウムイオンの生理学的効果及
び濃度は類似するので、下剤溶液はまた、カルシウム含
有化合物、たとえば塩化カルシウムを有することもでき
る。その溶液中においてカリウムイオンの濃度を低く維
持することは最も重要である。
溶液中のマグネシウム及びスルフェートイオンは、最
大の下剤効果を提供する。全イオンの混合物は身体化学
に対して最少の障害を付与する。
大の下剤効果を提供する。全イオンの混合物は身体化学
に対して最少の障害を付与する。
腸を効果的に浄化するためには、本発明の下剤水溶液
3〜4が患者により摂取されるべきである。その溶液
は、結腸鏡検査又はバリウム注腸試験の前夜に一般的に
摂取される。この体積の溶液は、浄化注腸を不必要にす
るほど十分に腸を浄化する。この溶液による腸の浄化の
後、集められたきれいな流出液は、細胞学的試験のため
に細胞の収穫を可能にする損われていない剥離細胞を十
分に含むことがさらに見出された。
3〜4が患者により摂取されるべきである。その溶液
は、結腸鏡検査又はバリウム注腸試験の前夜に一般的に
摂取される。この体積の溶液は、浄化注腸を不必要にす
るほど十分に腸を浄化する。この溶液による腸の浄化の
後、集められたきれいな流出液は、細胞学的試験のため
に細胞の収穫を可能にする損われていない剥離細胞を十
分に含むことがさらに見出された。
従来技術の浄化法に比べて、本発明の溶液は、結腸の
壁の粘膜に実質的なレフレクタンスを付与せず、結腸の
実質的な湿りをもたらさず、そして結腸及び肛門領域中
の損傷をほとんど刺激しない。本発明の溶液は、有機物
質を実質的に含まないので、結腸中における潜在的な爆
発性ガスの発生に関する問題が存在しない。
壁の粘膜に実質的なレフレクタンスを付与せず、結腸の
実質的な湿りをもたらさず、そして結腸及び肛門領域中
の損傷をほとんど刺激しない。本発明の溶液は、有機物
質を実質的に含まないので、結腸中における潜在的な爆
発性ガスの発生に関する問題が存在しない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 33/00 A61K 33/06 A61K 33/04 A61K 9/08
Claims (10)
- 【請求項1】腸を浄化するための水溶液であって; 当該水溶液1当り125〜152m当量のナトリウムイオ
ン; 当該水溶液1当り20〜25m当量の炭酸水素塩イオン; ヒト血液中のクロリドイオンの濃度よりも低い濃度のク
ロリドイオン; ヒト血液中のカリウムイオンの濃度よりも高い濃度のカ
リウムイオン; それぞれ有意な下剤効果を引き起こす濃度にある、カル
シウムイオン、マグネシウムイオン又はその混合物から
成る群から選択されたイオン及びスルフェートイオンを
含んで成り、 前記溶液が実質的に無機溶液であり; 前記溶液が等張溶液であり;そして 前記溶液がヒト血液に対する最少の緩衝効果を有するこ
とを特徴とする水溶液。 - 【請求項2】溶液1当りマグネシウムイオン72〜88m
当量が存在する、請求項1に記載の水溶液。 - 【請求項3】溶液1当りクロリドイオン68〜83m当量
が存在する、請求項1に記載の水溶液。 - 【請求項4】溶液1当りカリウムイオン9〜11m当量
が存在する、請求項1に記載の水溶液。 - 【請求項5】溶液1当りスルフェートイオン117〜141
m当量が存在する、請求項1に記載の水溶液。 - 【請求項6】1kg当り260〜300ミリオスモルのオスモル
濃度を有する、請求項1に記載の水溶液。 - 【請求項7】溶液1当りマグネシウムイオン72〜88m
当量、溶液1当りクロリドイオン68〜83m当量、溶液
1当りカリウムイオン9〜11m当量、そして溶液1
当りスルフェートイオン117〜141m当量が存在する、請
求項1に記載の水溶液。 - 【請求項8】腸を浄化するための下剤水溶液であって; 3.5g/の硫酸ナトリウム; 4.82g/の硫酸マグネシウム; 1.9g/の炭酸水素ナトリウム; 3.85g/の塩化ナトリウム; 0.746g/の塩化カリウムを含んで成り; 前記溶液が実質的に無機溶液であり、前記溶液が体液に
対して最少の緩衝効果を有し;そして前記溶液が等張溶
液である下剤水溶液。 - 【請求項9】前記溶液が血液生理学に対して最少の効果
を有し、腸管路から最少に吸収され、そして腸の壁に対
して最少の刺激を与える、請求項1に記載の水溶液。 - 【請求項10】前記溶液が血液生理学に対して最少の効
果を有し、腸管路から最少に吸収され、そして腸の壁に
対して最少の刺激を与える請求項7に記載の水溶液。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US7186887A | 1987-07-10 | 1987-07-10 | |
US071868 | 1987-07-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6431724A JPS6431724A (en) | 1989-02-02 |
JP2774106B2 true JP2774106B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=22104118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63169205A Expired - Lifetime JP2774106B2 (ja) | 1987-07-10 | 1988-07-08 | 下剤水溶液 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4975286A (ja) |
EP (1) | EP0298655B1 (ja) |
JP (1) | JP2774106B2 (ja) |
AT (1) | ATE75141T1 (ja) |
CA (1) | CA1326454C (ja) |
DE (1) | DE3870335D1 (ja) |
ES (1) | ES2035292T3 (ja) |
GR (1) | GR3004897T3 (ja) |
IL (1) | IL86859A (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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AUPQ899700A0 (en) | 2000-07-25 | 2000-08-17 | Borody, Thomas Julius | Probiotic recolonisation therapy |
AUPS088702A0 (en) | 2002-03-04 | 2002-03-28 | Borody, Thomas Julius | Electrolyte purgative |
US6946149B2 (en) * | 2002-04-30 | 2005-09-20 | Braintree Laboratories, Inc. | Salt solution for colon cleansing |
US6996500B2 (en) * | 2002-10-30 | 2006-02-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method for communicating diagnostic data |
US7049319B2 (en) | 2003-09-23 | 2006-05-23 | Semaan Abboud | Colon cleansing composition and method |
US20050100637A1 (en) * | 2003-11-12 | 2005-05-12 | Robert Murray | Carbohydrate and electrolyte replacement composition |
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