JP2772473B2 - 研磨具 - Google Patents
研磨具Info
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- JP2772473B2 JP2772473B2 JP29760495A JP29760495A JP2772473B2 JP 2772473 B2 JP2772473 B2 JP 2772473B2 JP 29760495 A JP29760495 A JP 29760495A JP 29760495 A JP29760495 A JP 29760495A JP 2772473 B2 JP2772473 B2 JP 2772473B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- abrasive
- substrate plate
- polishing tool
- grip
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、お好み
焼きやステーキ等を焼くのに使用される金属板、あるい
は車のボディー等の平面状の金属板を綺麗に研磨する研
磨具に関する。
焼きやステーキ等を焼くのに使用される金属板、あるい
は車のボディー等の平面状の金属板を綺麗に研磨する研
磨具に関する。
【0002】
【従来の技術】調理用の金属板や車のボディーは、スク
レーパーで擦って、表面に付着する汚れや酸化した金属
を除去している。ただ、スクレーパーで擦る方法では、
表面に強固に付着する汚れを完全には除去できない。こ
の汚れは、研磨材で削り取って綺麗に除去できる。研磨
材は、シリコンカーバイトやアルミナ等の無機質の研磨
粒が金属の表面を研磨して、強固に付着する汚れと、金
属の酸化部分を綺麗に除去する。
レーパーで擦って、表面に付着する汚れや酸化した金属
を除去している。ただ、スクレーパーで擦る方法では、
表面に強固に付着する汚れを完全には除去できない。こ
の汚れは、研磨材で削り取って綺麗に除去できる。研磨
材は、シリコンカーバイトやアルミナ等の無機質の研磨
粒が金属の表面を研磨して、強固に付着する汚れと、金
属の酸化部分を綺麗に除去する。
【0003】この用途に使用される研磨具として、図1
に示すものが開発されている。この図に示す研磨具は、
基板プレート1の両側を折曲して、研磨材3の両端を挿
入する連結溝2を設けている。基板プレート1は、連結
溝2を設けている部分を上方に折曲している。基板プレ
ート1の端縁が、下面の研磨面から突起しないようにす
るためである。基板プレート1には、上面にコ字状に成
形したグリップ4を固定している。
に示すものが開発されている。この図に示す研磨具は、
基板プレート1の両側を折曲して、研磨材3の両端を挿
入する連結溝2を設けている。基板プレート1は、連結
溝2を設けている部分を上方に折曲している。基板プレ
ート1の端縁が、下面の研磨面から突起しないようにす
るためである。基板プレート1には、上面にコ字状に成
形したグリップ4を固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この図の研磨具は、研
磨材3を簡単に脱着できる特長がある。ただ、この構造
の研磨具は、使用するときに、基板プレート1の端縁
が、金属板の表面を擦って傷を付けることがある。それ
は、基板プレート1の両側縁を上方に折曲しているが、
研磨材3を基板プレート1の溝に挿入して装着している
ので、基板プレート1が研磨材3の下面に表出している
からである。研磨材3を平面状の調理鉄板や車のボディ
ーに平行に沿わせて研磨すると、基板プレート1が鉄板
を擦って損傷させることはない。ただ、金属板に強く付
着する汚れや金属酸化部を強く研削して除去するために
は、研磨材3を狭い面積で金属板に擦り付ける必要があ
る。面積当りの接触圧を高くして、金属板の局部を強く
研磨する必要があるからである。この状態で使用すると
き、図1の鎖線で示すように、基板プレート1を傾けて
金属板5に強く押し付けて研磨する。この姿勢で研磨材
3が金属板に押圧されると、研磨材3を保持する連結溝
2の下端が金属板5に接触しやすくなる。とくに、研磨
材3が摩耗して薄くなると、連結溝2の下端が金属板に
接触しやすくなる。
磨材3を簡単に脱着できる特長がある。ただ、この構造
の研磨具は、使用するときに、基板プレート1の端縁
が、金属板の表面を擦って傷を付けることがある。それ
は、基板プレート1の両側縁を上方に折曲しているが、
研磨材3を基板プレート1の溝に挿入して装着している
ので、基板プレート1が研磨材3の下面に表出している
からである。研磨材3を平面状の調理鉄板や車のボディ
ーに平行に沿わせて研磨すると、基板プレート1が鉄板
を擦って損傷させることはない。ただ、金属板に強く付
着する汚れや金属酸化部を強く研削して除去するために
は、研磨材3を狭い面積で金属板に擦り付ける必要があ
る。面積当りの接触圧を高くして、金属板の局部を強く
研磨する必要があるからである。この状態で使用すると
き、図1の鎖線で示すように、基板プレート1を傾けて
金属板5に強く押し付けて研磨する。この姿勢で研磨材
3が金属板に押圧されると、研磨材3を保持する連結溝
2の下端が金属板5に接触しやすくなる。とくに、研磨
材3が摩耗して薄くなると、連結溝2の下端が金属板に
接触しやすくなる。
【0005】本発明者は、この欠点を解消するために、
図2に示す研磨具を開発した。この図の研磨具は、マジ
ックテープ(登録商標)等の脱着具6を介して研磨材3
を基板プレート1の下面に脱着自在に装着している。こ
の構造の研磨具は、連結溝がないので基板プレート1が
金属板の表面を擦ることがない。このため、金属板を傷
つけずに、強固に付着する汚れや酸化部分を除去できる
特長がある。ただ、この構造の研磨具は、製造コストと
ランニングコストが高くなる欠点がある。基板プレート
を折曲して連結溝を設けるのに比較して、脱着具のコス
トが高いからである。さらに、使い捨ての研磨材と一緒
に脱着具を廃棄するので、ランニングコストが高くな
る。
図2に示す研磨具を開発した。この図の研磨具は、マジ
ックテープ(登録商標)等の脱着具6を介して研磨材3
を基板プレート1の下面に脱着自在に装着している。こ
の構造の研磨具は、連結溝がないので基板プレート1が
金属板の表面を擦ることがない。このため、金属板を傷
つけずに、強固に付着する汚れや酸化部分を除去できる
特長がある。ただ、この構造の研磨具は、製造コストと
ランニングコストが高くなる欠点がある。基板プレート
を折曲して連結溝を設けるのに比較して、脱着具のコス
トが高いからである。さらに、使い捨ての研磨材と一緒
に脱着具を廃棄するので、ランニングコストが高くな
る。
【0006】本発明は、従来の研磨具のこれ等の欠点を
解決することを目的に開発されたものである。本発明の
重要な目的は、簡単かつ容易に、しかも安価に多量生産
して、金属板の損傷を防止して綺麗に効率よく研磨でき
る研磨具を提供することにある。
解決することを目的に開発されたものである。本発明の
重要な目的は、簡単かつ容易に、しかも安価に多量生産
して、金属板の損傷を防止して綺麗に効率よく研磨でき
る研磨具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の研磨具は、金属
板の表面を研磨するシート状の研磨材3と、この研磨材
3を下面に脱着自在に装着して、装着された研磨材3を
金属板に押圧して研磨する基板プレート1と、この基板
プレート1に連結されたグリップ4を備える。
板の表面を研磨するシート状の研磨材3と、この研磨材
3を下面に脱着自在に装着して、装着された研磨材3を
金属板に押圧して研磨する基板プレート1と、この基板
プレート1に連結されたグリップ4を備える。
【0008】さらに、研磨具は、基板プレート1の両側
縁を上方に折曲して垂直壁7を設けている。基板プレー
ト1の両側に設けられた垂直壁7の間にグリップ4を連
結して固定している。グリップ4は、垂直壁7の上部に
連結されている。さらに、垂直壁7は、下縁に沿って、
研磨材3を脱着自在に連結する連結スリット8を設けて
いる。研磨材3は、両端部を折り返してその折曲端部を
連結スリット8に挿入して、脱着自在に基板プレート1
に装着される。
縁を上方に折曲して垂直壁7を設けている。基板プレー
ト1の両側に設けられた垂直壁7の間にグリップ4を連
結して固定している。グリップ4は、垂直壁7の上部に
連結されている。さらに、垂直壁7は、下縁に沿って、
研磨材3を脱着自在に連結する連結スリット8を設けて
いる。研磨材3は、両端部を折り返してその折曲端部を
連結スリット8に挿入して、脱着自在に基板プレート1
に装着される。
【0009】本発明の研磨具は、基板プレート1の両側
を折曲して垂直壁7とし、この垂直壁7をグリップ4を
連結する部材と、研磨材3を脱着自在に装着する部材と
に併用する。両側に垂直壁7のある基板プレート1は、
図1と図2に示すように、特別にコ字状に成形したプラ
スチック製のグリップ4を製造する必要がなく、棒を垂
直壁7の間隔に切断したものをグリップ4として使用で
きる。このため、グリップ4の製造に高価な金型等を必
要とせず、グリップ4を極めて安価に多量生産できる。
さらに、グリップ4を連結する垂直壁7に連結スリット
8を設けて、研磨材3を脱着自在に装着する部材にも併
用するので、研磨材3を極めて簡単な構造で脱着自在に
連結できる。
を折曲して垂直壁7とし、この垂直壁7をグリップ4を
連結する部材と、研磨材3を脱着自在に装着する部材と
に併用する。両側に垂直壁7のある基板プレート1は、
図1と図2に示すように、特別にコ字状に成形したプラ
スチック製のグリップ4を製造する必要がなく、棒を垂
直壁7の間隔に切断したものをグリップ4として使用で
きる。このため、グリップ4の製造に高価な金型等を必
要とせず、グリップ4を極めて安価に多量生産できる。
さらに、グリップ4を連結する垂直壁7に連結スリット
8を設けて、研磨材3を脱着自在に装着する部材にも併
用するので、研磨材3を極めて簡単な構造で脱着自在に
連結できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための研磨具を例示するもので
あって、本発明は研磨具を下記のものに特定しない。
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための研磨具を例示するもので
あって、本発明は研磨具を下記のものに特定しない。
【0011】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0012】図3に示す研磨具は、お好み焼きに使用す
る鉄板や、ステーキや野菜等を焼くのに使用される鉄
板、あるいは車のボディー等の金属板の表面を綺麗に研
磨するのに使用されるもので、シート状の研磨材3と、
この研磨材3を脱着自在に装着している基板プレート1
と、基板プレート1に固定されているグリップ4とから
なっている。
る鉄板や、ステーキや野菜等を焼くのに使用される鉄
板、あるいは車のボディー等の金属板の表面を綺麗に研
磨するのに使用されるもので、シート状の研磨材3と、
この研磨材3を脱着自在に装着している基板プレート1
と、基板プレート1に固定されているグリップ4とから
なっている。
【0013】研磨材3は、不織布の繊維表面に、バイン
ダーで研磨粒を付着したものが使用できる。研磨材3
は、両端を折り返して、折曲端部を連結スリット8に挿
入できるように、基板プレート1の下面よりも長い方形
状に成形される。研磨材3の厚さは、約7mmとする。
ただ、研磨材3の厚さは、たとえば、3〜20mm、好
ましくは5〜15mm、さらに好ましくは5〜12mm
のものが使用できる。研磨材3は、手で折り曲げできる
程度の可撓性を有する。研磨材3が柔軟すぎると、折曲
端部を連結スリット8に挿入した状態で、基板プレート
1の下面に保持できない。反対に研磨材3が硬すぎる
と、両端を折り曲げて折曲端部を連結スリット8に挿入
できない。したがって、研磨材3の硬さは、両端を折り
曲げて、折曲端部を連結スリット8に挿入して連結で
き、かつ、基板プレート1の下面に保持して研磨できる
程度とされる。研磨材3の硬さは、研磨粒を付着するバ
インダーの硬度と、バインダーの使用量と、不織布の硬
さと、バインダーが硬化する前に不織布に薄くプレスす
る程度とで調整できる。
ダーで研磨粒を付着したものが使用できる。研磨材3
は、両端を折り返して、折曲端部を連結スリット8に挿
入できるように、基板プレート1の下面よりも長い方形
状に成形される。研磨材3の厚さは、約7mmとする。
ただ、研磨材3の厚さは、たとえば、3〜20mm、好
ましくは5〜15mm、さらに好ましくは5〜12mm
のものが使用できる。研磨材3は、手で折り曲げできる
程度の可撓性を有する。研磨材3が柔軟すぎると、折曲
端部を連結スリット8に挿入した状態で、基板プレート
1の下面に保持できない。反対に研磨材3が硬すぎる
と、両端を折り曲げて折曲端部を連結スリット8に挿入
できない。したがって、研磨材3の硬さは、両端を折り
曲げて、折曲端部を連結スリット8に挿入して連結で
き、かつ、基板プレート1の下面に保持して研磨できる
程度とされる。研磨材3の硬さは、研磨粒を付着するバ
インダーの硬度と、バインダーの使用量と、不織布の硬
さと、バインダーが硬化する前に不織布に薄くプレスす
る程度とで調整できる。
【0014】不織布に研磨粒を付着するバインダーに
は、耐熱特性に優れたものが適している。たとえば、フ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂等の接着材
が使用できる。
は、耐熱特性に優れたものが適している。たとえば、フ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂等の接着材
が使用できる。
【0015】基板プレート1は、ステンレス、鉄、アル
ミニウム、銅、シンチュウ等の金属板で製作される。ス
テンレスは、錆びないので、基板プレートに最適の金属
板である。基板プレート1は、両側を上方に接着して垂
直壁7としている。基板プレート1は、図4の展開図に
示すように、両側に、三角形の垂直壁7を一体構造とす
る外形に裁断された後、三角部分を上に直角に折曲して
垂直壁7とする。垂直壁7となる三角部分は、折曲部分
でその幅(W1)を基板プレート1の幅(W)よりも多
少広くしている。垂直壁7の下端縁に、基板プレート1
の幅に等しい全長の連結スリット8を開口するためであ
る。基板プレート1は幅(W)を約9cm、長さ(L)
を約12cmとしている。基板プレート1(W)の幅
は、たとえば、5〜15cmとすることもできる。ま
た、基板プレート1の長さ(L)は、9〜20cmとす
ることもできる。
ミニウム、銅、シンチュウ等の金属板で製作される。ス
テンレスは、錆びないので、基板プレートに最適の金属
板である。基板プレート1は、両側を上方に接着して垂
直壁7としている。基板プレート1は、図4の展開図に
示すように、両側に、三角形の垂直壁7を一体構造とす
る外形に裁断された後、三角部分を上に直角に折曲して
垂直壁7とする。垂直壁7となる三角部分は、折曲部分
でその幅(W1)を基板プレート1の幅(W)よりも多
少広くしている。垂直壁7の下端縁に、基板プレート1
の幅に等しい全長の連結スリット8を開口するためであ
る。基板プレート1は幅(W)を約9cm、長さ(L)
を約12cmとしている。基板プレート1(W)の幅
は、たとえば、5〜15cmとすることもできる。ま
た、基板プレート1の長さ(L)は、9〜20cmとす
ることもできる。
【0016】垂直壁7には、下端縁に、折り返した研磨
材3の折曲端部を挿入できる連結スリット8を開口して
いる。連結スリット8の幅は、研磨材3の厚さにほぼ等
しく、あるいはこれより多少は狭く形成される。連結ス
リット8の幅を、研磨材3の厚さよりも多少薄くする
と、折り返した研磨材3を抜けないように装着できる。
連結スリット8の理想的な幅は、たとえば、7mm厚の
研磨材3を連結するもので、約7mmである。連結スリ
ット8の長さは、研磨材3の幅にほぼ等しく、あるいは
これより多少は長く形成される。
材3の折曲端部を挿入できる連結スリット8を開口して
いる。連結スリット8の幅は、研磨材3の厚さにほぼ等
しく、あるいはこれより多少は狭く形成される。連結ス
リット8の幅を、研磨材3の厚さよりも多少薄くする
と、折り返した研磨材3を抜けないように装着できる。
連結スリット8の理想的な幅は、たとえば、7mm厚の
研磨材3を連結するもので、約7mmである。連結スリ
ット8の長さは、研磨材3の幅にほぼ等しく、あるいは
これより多少は長く形成される。
【0017】垂直壁7の上部にグリップ4が連結され
る。グリップ4は、基板プレート1の両側に折曲された
垂直壁7の間隔に等しい長さに切断されて、対向する垂
直壁7の間に配設して、垂直壁7に連結される。グリッ
プ4は、垂直壁7を貫通する止ネジ9固定される。止ネ
ジ9は、垂直壁7を通過して先端をグリップ4にねじ込
まれる。グリップ4には、プラスチックや金属製の丸棒
や角棒を、垂直壁7の間隔に切断したものが使用でき
る。
る。グリップ4は、基板プレート1の両側に折曲された
垂直壁7の間隔に等しい長さに切断されて、対向する垂
直壁7の間に配設して、垂直壁7に連結される。グリッ
プ4は、垂直壁7を貫通する止ネジ9固定される。止ネ
ジ9は、垂直壁7を通過して先端をグリップ4にねじ込
まれる。グリップ4には、プラスチックや金属製の丸棒
や角棒を、垂直壁7の間隔に切断したものが使用でき
る。
【0018】この構造の研磨具は、研磨材3の両側を折
り返して、折曲端部を垂直壁7の連結スリット8に挿入
して、研磨材3を基板プレート1に簡単に装着できる。
この状態で基板プレート1に装着された研磨材3は、両
側を連結スリット8に連結して、位置ずれしないで装着
される。研磨材3を装着した研磨具は、グリップ4を握
って研磨材3を金属板の表面に押し付けて、綺麗に研磨
できる。さらに、金属板の表面に強固に付着する汚れ等
は、折り返している部分を強く押圧して、簡単に除去で
きる。
り返して、折曲端部を垂直壁7の連結スリット8に挿入
して、研磨材3を基板プレート1に簡単に装着できる。
この状態で基板プレート1に装着された研磨材3は、両
側を連結スリット8に連結して、位置ずれしないで装着
される。研磨材3を装着した研磨具は、グリップ4を握
って研磨材3を金属板の表面に押し付けて、綺麗に研磨
できる。さらに、金属板の表面に強固に付着する汚れ等
は、折り返している部分を強く押圧して、簡単に除去で
きる。
【0019】
【発明の効果】本発明の研磨具は、簡単かつ容易に、し
かも安価に多量生産できる特長がある。それは、本発明
の研磨具が、基板プレートの両側を折曲して垂直壁を設
け、この垂直壁の間にグリップを連結すると共に、垂直
壁の下端縁に連結スリットを設けて、研磨材を連結する
からである。基板プレートの両側を折曲して垂直壁を設
けることにより、図1や図2に示すように、特別な形状
に成形したグリップを使用する必要がない。グリップを
直線状にできるからである。このため、グリップのコス
トを著しく低減できる特長がある。さらに、グリップを
連結する垂直壁を、研磨材を脱着自在に装着する部材に
も併用するので、極めて簡単な構造で、グリップを設
け、また、研磨材を脱着自在に装着できる構造にでき
る。とくに、垂直壁の連結スリットは、図1に示す基板
プレートの連結溝の加工よりも簡単にできる。垂直壁に
スリットを開口して、設けることができるからである。
かも安価に多量生産できる特長がある。それは、本発明
の研磨具が、基板プレートの両側を折曲して垂直壁を設
け、この垂直壁の間にグリップを連結すると共に、垂直
壁の下端縁に連結スリットを設けて、研磨材を連結する
からである。基板プレートの両側を折曲して垂直壁を設
けることにより、図1や図2に示すように、特別な形状
に成形したグリップを使用する必要がない。グリップを
直線状にできるからである。このため、グリップのコス
トを著しく低減できる特長がある。さらに、グリップを
連結する垂直壁を、研磨材を脱着自在に装着する部材に
も併用するので、極めて簡単な構造で、グリップを設
け、また、研磨材を脱着自在に装着できる構造にでき
る。とくに、垂直壁の連結スリットは、図1に示す基板
プレートの連結溝の加工よりも簡単にできる。垂直壁に
スリットを開口して、設けることができるからである。
【0020】さらに、本発明の研磨具は、研磨材を理想
的な状態で簡単かつ容易に、しかも確実に装着できる特
長もある。それは、垂直壁に設けた連結スリットは、研
磨材の両端部を折り返して折曲端部を挿入して連結でき
るからである。この状態で基板プレートの下面に装着さ
れた研磨材は、基板プレートを傾けて金属板の表面に押
圧しても、基板プレートが研磨材から突出して金属板の
表面を擦って傷付けることがない。基板プレートの両側
で、折り返して装着しているからである。
的な状態で簡単かつ容易に、しかも確実に装着できる特
長もある。それは、垂直壁に設けた連結スリットは、研
磨材の両端部を折り返して折曲端部を挿入して連結でき
るからである。この状態で基板プレートの下面に装着さ
れた研磨材は、基板プレートを傾けて金属板の表面に押
圧しても、基板プレートが研磨材から突出して金属板の
表面を擦って傷付けることがない。基板プレートの両側
で、折り返して装着しているからである。
【0021】さらに、本発明の研磨具は、垂直壁の上部
にグリップを連結するので、グリップをネジ止して固定
しても、ネジ頭が基板プレートの下面に突出することが
ない。このため、グリップをネジ止して、基板プレート
の下面に薄い研磨材を装着して、ネジが金属板の表面を
損傷する欠点も解消できる。
にグリップを連結するので、グリップをネジ止して固定
しても、ネジ頭が基板プレートの下面に突出することが
ない。このため、グリップをネジ止して、基板プレート
の下面に薄い研磨材を装着して、ネジが金属板の表面を
損傷する欠点も解消できる。
【図1】従来の研磨具の一例を示す正面図
【図2】本発明者が先に開発した研磨具を示す正面図
【図3】本発明の実施例の研磨具を示す斜視図
【図4】図3に示す研磨具の基板プレートの展開図
1…基板プレート 2…連結溝 3…研磨材 4…グリップ 5…金属板 6…脱着具 7…垂直壁 8…連結スリット 9…止ネジ
Claims (1)
- 【請求項1】 金属板の表面を研磨するシート状の研磨
材(3)と、この研磨材(3)が下面に脱着自在に装着され
て、装着された研磨材(3)を金属板に押圧して研磨する
基板プレート(1)と、この基板プレート(1)に連結された
グリップ(4)を備える研磨具において、 基板プレート(1)は両側縁を上方に折曲して垂直壁(7)を
設けており、対向する垂直壁(7)の間に位置して、垂直
壁(7)の上部にグリップ(4)の端を連結しており、さら
に、垂直壁(7)は、下縁に沿って連結スリット(8)が設け
られており、この連結スリット(8)に研磨材(3)の両端部
を折り返してその折曲端部を挿入して脱着自在に装着で
きるように構成されてなる研磨具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29760495A JP2772473B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 研磨具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29760495A JP2772473B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 研磨具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09109036A JPH09109036A (ja) | 1997-04-28 |
JP2772473B2 true JP2772473B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=17848716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29760495A Expired - Fee Related JP2772473B2 (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 研磨具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2772473B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200491151Y1 (ko) * | 2018-10-16 | 2020-05-15 | 김성석 | 칼갈이 겸용 휴대형 연마장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2714335A4 (en) * | 2011-05-25 | 2014-10-08 | Saint Gobain Abrasives Inc | MULTI-FACED PROFILE SLAB SANDING DEVICE |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP29760495A patent/JP2772473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200491151Y1 (ko) * | 2018-10-16 | 2020-05-15 | 김성석 | 칼갈이 겸용 휴대형 연마장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09109036A (ja) | 1997-04-28 |
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