JP2769503B2 - 血液透析装置 - Google Patents
血液透析装置Info
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/14—Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis
- A61M1/16—Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis with membranes
- A61M1/1654—Dialysates therefor
- A61M1/1656—Apparatus for preparing dialysates
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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Description
【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、例えばヨーロッパ特許出願EPA160,272号か
ら公知であるような、容器から吸込み導管を経て供給さ
れる少なくとも１つ以上の透析濃厚液を調整された水と
混合することによって透析器のための透析溶液を調整す
る混合手段、及びこの混合手段とは独立していてその透
析溶液の電気伝導度の検出に基き、患者にとって危険な
組成を有する透析溶液が透析器に達するのを防ぐ防護シ
ステムを含む血液透析装置に関する。
ら公知であるような、容器から吸込み導管を経て供給さ
れる少なくとも１つ以上の透析濃厚液を調整された水と
混合することによって透析器のための透析溶液を調整す
る混合手段、及びこの混合手段とは独立していてその透
析溶液の電気伝導度の検出に基き、患者にとって危険な
組成を有する透析溶液が透析器に達するのを防ぐ防護シ
ステムを含む血液透析装置に関する。
b.従来の技術 血液透析装置は一般に少なくとも１つ以上の透析濃厚
液を調整された水と混合することによって透析器のため
の透析溶液を調整する混合手段を含む。この混合手段は
濃厚液容器の吸込み導管のための吸込み用プラグを含
む。
液を調整された水と混合することによって透析器のため
の透析溶液を調整する混合手段を含む。この混合手段は
濃厚液容器の吸込み導管のための吸込み用プラグを含
む。
このような混合手段は誤操作する場合があるために、
現行の安全基準はその混合系と独立の、患者にとって危
険な組成を有する透析溶液が透析器に達するのを防ぐよ
うな防護システムを要求している。その透析溶液の電導
度を検出することが適切な防護システムであると考えら
れている（VDE.750/パート206参照）。
現行の安全基準はその混合系と独立の、患者にとって危
険な組成を有する透析溶液が透析器に達するのを防ぐよ
うな防護システムを要求している。その透析溶液の電導
度を検出することが適切な防護システムであると考えら
れている（VDE.750/パート206参照）。
このように、例えば上述のヨーロッパ特許出願EPA16
0,272号から、容積的な混合システムを透析溶液の電導
度の検出に基づく独立の防護システムと組合わせること
が公知である。このシステムは如何なる初期的錯誤の場
合に対しても正しくない透析溶液組成による透析を防ぐ
適当な防護手段を提供する。
0,272号から、容積的な混合システムを透析溶液の電導
度の検出に基づく独立の防護システムと組合わせること
が公知である。このシステムは如何なる初期的錯誤の場
合に対しても正しくない透析溶液組成による透析を防ぐ
適当な防護手段を提供する。
近年において医学的な理由のために重炭酸塩含有透析
溶液を用いる血液透析が広く行われるようになってき
た。この場合にその透析溶液は安定性の理由から水を二
つの濃厚液と混合することによって調整しなければなら
ない。
溶液を用いる血液透析が広く行われるようになってき
た。この場合にその透析溶液は安定性の理由から水を二
つの濃厚液と混合することによって調整しなければなら
ない。
二つの異った濃厚液を異った混合比で水と混合するよ
うな場合とは別に、特定の濃厚液のみを予め定められた
混合比で添加混合する手段も存在する。
うな場合とは別に、特定の濃厚液のみを予め定められた
混合比で添加混合する手段も存在する。
一般にそれらの濃厚液は幾つかの容器の中で準備され
る。一つの透析処置室の中に幾つかの異なった濃厚液が
存在しているので、それら濃厚液の容器を誤認すること
によって更に追加的な危険の誘因が生じ得る。患者にと
って危険な透析溶液組成をもたらし、しかもそれが電導
度防護システムによっては検出できないような誤認の可
能性の存在することが示されている。
る。一つの透析処置室の中に幾つかの異なった濃厚液が
存在しているので、それら濃厚液の容器を誤認すること
によって更に追加的な危険の誘因が生じ得る。患者にと
って危険な透析溶液組成をもたらし、しかもそれが電導
度防護システムによっては検出できないような誤認の可
能性の存在することが示されている。
このような危険を避けるために、種々の濃厚液容器を
吸込みプラグに連結するのに「コード化プラグ」を備え
ることが知られており、これは所望の濃厚液容器を対応
する吸込みプラグに間違いなく連結することを確実にす
る。しかしながら、このコード化プラグまたはコネクタ
の系はその混合手段あるいはその装置や濃厚液容器が同
一の製造業者から供給されることを必要とする。という
のは今日までこの点に関して標準化が全くなされていな
いからである。すなわちコード化コネクタによる安全対
策は異った設計の濃厚液容器を用いる場合にはもはや保
証されない。
吸込みプラグに連結するのに「コード化プラグ」を備え
ることが知られており、これは所望の濃厚液容器を対応
する吸込みプラグに間違いなく連結することを確実にす
る。しかしながら、このコード化プラグまたはコネクタ
の系はその混合手段あるいはその装置や濃厚液容器が同
一の製造業者から供給されることを必要とする。という
のは今日までこの点に関して標準化が全くなされていな
いからである。すなわちコード化コネクタによる安全対
策は異った設計の濃厚液容器を用いる場合にはもはや保
証されない。
pH電極に基づく防護システムを備えることも公知であ
る。
る。
しかしながらこのような防護システムはその他の防護
システムを用いて可能であるような、血液透析処置の開
始に先立って、血液透析操作の通常的な条件のもとでそ
の機能を試験することができないために限定的な価値し
か有しない。加えてpH電極の寿命は血液透析の条件のも
とでは一般に一年間よりも短い。
システムを用いて可能であるような、血液透析処置の開
始に先立って、血液透析操作の通常的な条件のもとでそ
の機能を試験することができないために限定的な価値し
か有しない。加えてpH電極の寿命は血液透析の条件のも
とでは一般に一年間よりも短い。
c.発明が解決しようとする課題 本発明は、本文のはじめにあげた類の、容器から吸込
み導管を経て供給される少なくとも一つ以上の透析濃厚
液を調整された水と混合することによって透析器のたの
透析溶液を調整する混合手段、およびこの混合手段と独
立の、その透析溶液の電気伝導度の検出に基づき、患者
にとって危険な組成を有する透析溶液が透析器に達する
のを防ぐ防護システムを含む血液透析用の装置より出発
して、このような装置を、正しくない透析濃厚液の使用
により正しくない透析溶液組成の作り出されることに対
する効果的な防護の達成が可能となるような態様で更に
発展されることを課題とするものである。
み導管を経て供給される少なくとも一つ以上の透析濃厚
液を調整された水と混合することによって透析器のたの
透析溶液を調整する混合手段、およびこの混合手段と独
立の、その透析溶液の電気伝導度の検出に基づき、患者
にとって危険な組成を有する透析溶液が透析器に達する
のを防ぐ防護システムを含む血液透析用の装置より出発
して、このような装置を、正しくない透析濃厚液の使用
により正しくない透析溶液組成の作り出されることに対
する効果的な防護の達成が可能となるような態様で更に
発展されることを課題とするものである。
d.課題を解決するための手段 上述の課題は本発明に従い、それぞれの吸込み導管の
中に追加的な電導度セルが設けられており、その出力信
号が防護システムの検出部に加えられ、そして透析濃厚
液容器が正しく連結されている場合の所望の電導度が上
記検出部に予め設定されており、透析濃厚液容器の正し
くない連結によって測定伝導度が上記予め設定された値
からはずれた時に上記検出部が警報または制御信号を発
するようにすることによって解決される。
中に追加的な電導度セルが設けられており、その出力信
号が防護システムの検出部に加えられ、そして透析濃厚
液容器が正しく連結されている場合の所望の電導度が上
記検出部に予め設定されており、透析濃厚液容器の正し
くない連結によって測定伝導度が上記予め設定された値
からはずれた時に上記検出部が警報または制御信号を発
するようにすることによって解決される。
e.作用 それぞれの濃厚液はある特定の伝導度を有しており、
すなわち伝導度がその濃厚液を「特定する」ので誤った
濃厚液容器への連結は直ちに検出されることが保証され
る。
すなわち伝導度がその濃厚液を「特定する」ので誤った
濃厚液容器への連結は直ちに検出されることが保証され
る。
異なった濃厚液の二つの容器が取り違えられた場合に
も同じことが当てはまる。
も同じことが当てはまる。
従って本発明はいくつかの濃厚液容器が誤って接続さ
れることによって直しくない透析溶液組成に基づく透析
の事故に対する効果的な防護システムを提供するもので
ある。
れることによって直しくない透析溶液組成に基づく透析
の事故に対する効果的な防護システムを提供するもので
ある。
f.実施例 以下本発明を添付の図面に示す幾つかの具体例の参照
のもとな更に詳細に説明する。
のもとな更に詳細に説明する。
第１図には本発明に従う血液透析装置の１具体例が示
されている。この装置は透析器２のために透析溶液を調
整する混合手段１を含む。透析器２は公知のように血液
部2a及び透析溶液部2bよりなり、これらは透析膜2cによ
って隔てられている。
されている。この装置は透析器２のために透析溶液を調
整する混合手段１を含む。透析器２は公知のように血液
部2a及び透析溶液部2bよりなり、これらは透析膜2cによ
って隔てられている。
透析溶液は公知のように２つの透析濃厚液を調整水と
混合手段１の中で混合することによって調整される。調
整水は３から取り入れられる。各濃厚液は容器４及び５
の中に入れられており、それらの濃厚液にはそれぞれの
吸込みチューブ4b,5bが浸漬されていて、またそれらは
可撓性の吸込みチューブ4a及び5aを経て混合手段１の所
のそれぞれの濃厚液吸込みコネクタに連結されている。
混合手段１の中で混合することによって調整される。調
整水は３から取り入れられる。各濃厚液は容器４及び５
の中に入れられており、それらの濃厚液にはそれぞれの
吸込みチューブ4b,5bが浸漬されていて、またそれらは
可撓性の吸込みチューブ4a及び5aを経て混合手段１の所
のそれぞれの濃厚液吸込みコネクタに連結されている。
各濃厚液は混合手段へそれぞれの濃厚液ポンプ4c及び
5cを介してそれぞれの容器４及び５から送り込まれる。
各濃厚液ポンプ4c,4c及び新鮮な水の供給手段は図示さ
れていない公知の制御手段によって制御される。
5cを介してそれぞれの容器４及び５から送り込まれる。
各濃厚液ポンプ4c,4c及び新鮮な水の供給手段は図示さ
れていない公知の制御手段によって制御される。
例えば一方の濃厚液容器の中にほぼ４モル濃度の酸濃
厚液溶液、すなわちいわゆる「酸濃厚液」が収容され、
そしてもう一方の溶液には重炭酸塩濃厚液（１モル濃度
溶液）が収容される。透析溶液の正しい組成を得るため
に第１の濃厚液は最終溶液に対して1:35の比率、そして
重炭酸塩濃厚液は1:26の比率で添加混合しなければなら
ない。
厚液溶液、すなわちいわゆる「酸濃厚液」が収容され、
そしてもう一方の溶液には重炭酸塩濃厚液（１モル濃度
溶液）が収容される。透析溶液の正しい組成を得るため
に第１の濃厚液は最終溶液に対して1:35の比率、そして
重炭酸塩濃厚液は1:26の比率で添加混合しなければなら
ない。
一つの透析処置室の中に種々の濃厚液が存在している
ので、それらの濃厚液を誤認混同することによって追加
的な危険が起り得る。
ので、それらの濃厚液を誤認混同することによって追加
的な危険が起り得る。
６は混合系と独立の防護システムの電導度測定装置を
示し、その出力信号は検出回路７に加えられる。公知の
ようにこの防護システムは患者にとて危険な組成を有す
る透析溶液が透析器２に達するのを防ぐ。
示し、その出力信号は検出回路７に加えられる。公知の
ようにこの防護システムは患者にとて危険な組成を有す
る透析溶液が透析器２に達するのを防ぐ。
しかしながら幾つかの濃厚液容器が入り混ってしまい
患者にとって危険な透析溶液組成が生ずるにも拘らずこ
れがセル６を備えた電導度検出システムによっては検出
できないような場合の起り得ることが見出されている。
この追加的な危険を効果的に除くために、それぞれの場
合にその吸込み区間4a、4b、5a、5bの中に電導度セル8,
9を設け、そしてその出力信号を検出部７に加えるよう
にする。１モル濃度の重炭酸塩溶液の電導度と、ほぼ４
モル濃度の酸濃度溶液の電導度とは、その取り入れられ
るべきすべての許容偏差を考慮したあとにおいても著し
い電導度の差異が存在するほどに互いに異っている。す
なわち例えば温度補償はそれによって生ずる偏差が約20
−30％程度の大きさに過ぎないので省略することが可能
である。
患者にとって危険な透析溶液組成が生ずるにも拘らずこ
れがセル６を備えた電導度検出システムによっては検出
できないような場合の起り得ることが見出されている。
この追加的な危険を効果的に除くために、それぞれの場
合にその吸込み区間4a、4b、5a、5bの中に電導度セル8,
9を設け、そしてその出力信号を検出部７に加えるよう
にする。１モル濃度の重炭酸塩溶液の電導度と、ほぼ４
モル濃度の酸濃度溶液の電導度とは、その取り入れられ
るべきすべての許容偏差を考慮したあとにおいても著し
い電導度の差異が存在するほどに互いに異っている。す
なわち例えば温度補償はそれによって生ずる偏差が約20
−30％程度の大きさに過ぎないので省略することが可能
である。
もしもそれぞれの濃厚液の絶対的な電導度の代りに両
者の比率を評価した場合には、温度の差異による影響は
多くの場合にそうであるように両方の濃厚液が同一の温
度を有すると過程するならば数％にまで低下する。
者の比率を評価した場合には、温度の差異による影響は
多くの場合にそうであるように両方の濃厚液が同一の温
度を有すると過程するならば数％にまで低下する。
すなわち、各電導度セルから発信される出力信号を所
望の電導度の予め設定された値と比較することによって
濃厚液の混同は確実に検出することができ、中でも所望
の範囲内の電導度を有する透析溶液に導くであろうとこ
ろのすなわちその透析溶液の測定電導度が所望の範囲内
にあるために測定セル６を備えた高水準防護システムが
応答を起さないような混同が確実に検出できる。
望の電導度の予め設定された値と比較することによって
濃厚液の混同は確実に検出することができ、中でも所望
の範囲内の電導度を有する透析溶液に導くであろうとこ
ろのすなわちその透析溶液の測定電導度が所望の範囲内
にあるために測定セル６を備えた高水準防護システムが
応答を起さないような混同が確実に検出できる。
検出部内で現われる信号の偏倚は混合手段における制
御作動のスイッチオンをもたらし及び／又は警報信号を
発生させることができる。このようにして濃厚液の混同
に対する単純で確実な防護システムの目的が達成され
る。
御作動のスイッチオンをもたらし及び／又は警報信号を
発生させることができる。このようにして濃厚液の混同
に対する単純で確実な防護システムの目的が達成され
る。
本発明はここにあげた濃厚液の例にのみ限定されるも
のではない。互いに著しく異った電導度を有するような
すべての濃厚液にも本発明は利用することができる。
のではない。互いに著しく異った電導度を有するような
すべての濃厚液にも本発明は利用することができる。
本発明に従う原理によれば唯一つの濃厚液吸込みコネ
クタ又はプラグを有する型の混合手段をも検出すること
が可能である。この場合にはその連結された濃厚液のそ
れぞれの測定電導度値をその検出部に設定されている実
際に除外されるべき濃厚液の濃度の所望の血と比較す
る。
クタ又はプラグを有する型の混合手段をも検出すること
が可能である。この場合にはその連結された濃厚液のそ
れぞれの測定電導度値をその検出部に設定されている実
際に除外されるべき濃厚液の濃度の所望の血と比較す
る。
第２図に示す本発明の好ましい具体例の１つによれば
電導度セルの電極はそれらのそれぞれのセルが同時にそ
れぞれの濃厚液容器のための充填水準センサとして用い
ることができるような態様で各濃厚液吸込み導管の中に
一体的に構成されている。
電導度セルの電極はそれらのそれぞれのセルが同時にそ
れぞれの濃厚液容器のための充填水準センサとして用い
ることができるような態様で各濃厚液吸込み導管の中に
一体的に構成されている。
第２図は第１図の濃厚液容器４を拡大した図式的描写
で示す。この濃厚液容器は可撓性の供給チューブ4aによ
って混合手段１に連結されている。この吸込みチューブ
4bは濃厚液の中に浸漬されており、そしてこれはプラス
チック材料でできている矢印で示す下方部分において吸
込み開口を有している。上記吸込み開口の上方でプラス
チックチューブの外側において電導度セルの第一の電極
8aが設けられている。第２の電極8bは濃厚液の中に浸漬
されていない可撓性の供給チューブ4aの中に配置されて
いる。作動に際して濃厚液が吸込みチューブ4bの内部に
吸込まれた時に濃厚液の液柱が第２電極8bのところに達
したならば直ちに電導度の測定信号が端子10のところで
発生する。容器の中の充填水準が第１電極8aの水準より
も下に低下した時に上記の信号は遮断されてその濃厚液
の容器が空になってしまう前に警報信号を発生させるこ
とができる。
で示す。この濃厚液容器は可撓性の供給チューブ4aによ
って混合手段１に連結されている。この吸込みチューブ
4bは濃厚液の中に浸漬されており、そしてこれはプラス
チック材料でできている矢印で示す下方部分において吸
込み開口を有している。上記吸込み開口の上方でプラス
チックチューブの外側において電導度セルの第一の電極
8aが設けられている。第２の電極8bは濃厚液の中に浸漬
されていない可撓性の供給チューブ4aの中に配置されて
いる。作動に際して濃厚液が吸込みチューブ4bの内部に
吸込まれた時に濃厚液の液柱が第２電極8bのところに達
したならば直ちに電導度の測定信号が端子10のところで
発生する。容器の中の充填水準が第１電極8aの水準より
も下に低下した時に上記の信号は遮断されてその濃厚液
の容器が空になってしまう前に警報信号を発生させるこ
とができる。
このような濃厚液容器中の液面検出部手段は公知であ
るが、この公知の場合には無接触の幾つかの接近スイッ
チが液面水準を検出するために追加的に設けられてい
る。しかしながら本発明の場合には電導度の測定と液面
監視とのためにそれら電極8a,8bを同時に使用すること
が重要である。
るが、この公知の場合には無接触の幾つかの接近スイッ
チが液面水準を検出するために追加的に設けられてい
る。しかしながら本発明の場合には電導度の測定と液面
監視とのためにそれら電極8a,8bを同時に使用すること
が重要である。
第３図は第２図に示した吸込み導管と異なって電導度
セルをそのままで備えているのではなくて電導度が電導
性、金属チューブ11及びこのものの半径方向出口開口12
を介して検出回路７の中に記録され且つ表示されるよう
な吸込みチューブの全体を部分断面図として示すもので
あるが、それら金属チューブ及び半径方向開口は同時に
充填水準メータの役目をするものである。この具体例に
よれば、その可撓性の供給チューブ4aはその前側端部が
中間固定片13の中に挿入されており、そしてこの固定片
は出口チューブ4bに連結されている。この移行点はプラ
スチック材料よりなる把持部材14によって取り囲まれて
いる。その吸込みチューブ4bのほとんど全範囲にわたっ
てこのものは電導性金属チューブ11によって包まれてお
り、この金属チューブ11の後方端は同様に上記中間固定
部材13に電気的に絶縁された態様で連結されている。電
気伝導性の金属チューブ11は電極として用いられ、そし
て把持部材14の中に配置されているコンタクトばね16を
介して可撓性の供給チューブ4aの中に設けられている接
続線15と結合されている。把持部材14は金属チューブ11
に対し密封用ディスク17によってシールされていて、そ
れによりその濃厚液剤がこの把持部材14の内部には如何
なる濃厚液も達しないようにシールされる。上記の密封
用ディスクまたは密封用ワッシャ17はスペーサリング18
によって固定されている。
セルをそのままで備えているのではなくて電導度が電導
性、金属チューブ11及びこのものの半径方向出口開口12
を介して検出回路７の中に記録され且つ表示されるよう
な吸込みチューブの全体を部分断面図として示すもので
あるが、それら金属チューブ及び半径方向開口は同時に
充填水準メータの役目をするものである。この具体例に
よれば、その可撓性の供給チューブ4aはその前側端部が
中間固定片13の中に挿入されており、そしてこの固定片
は出口チューブ4bに連結されている。この移行点はプラ
スチック材料よりなる把持部材14によって取り囲まれて
いる。その吸込みチューブ4bのほとんど全範囲にわたっ
てこのものは電導性金属チューブ11によって包まれてお
り、この金属チューブ11の後方端は同様に上記中間固定
部材13に電気的に絶縁された態様で連結されている。電
気伝導性の金属チューブ11は電極として用いられ、そし
て把持部材14の中に配置されているコンタクトばね16を
介して可撓性の供給チューブ4aの中に設けられている接
続線15と結合されている。把持部材14は金属チューブ11
に対し密封用ディスク17によってシールされていて、そ
れによりその濃厚液剤がこの把持部材14の内部には如何
なる濃厚液も達しないようにシールされる。上記の密封
用ディスクまたは密封用ワッシャ17はスペーサリング18
によって固定されている。
把持部材14の中には更に留め部材19が設けられてい
て、これはピン20のまわりに回動可能であり、そしてグ
リップ開口の中に係合できるようになっている。これに
よって、その留め部材18の作動に際してこの後者を所望
の場合にその導電性の金属チューブと一緒に把持部材14
のホルダから取り除いて別な吸込みチューブ及び／又は
金属チューブを挿入することが可能となる。
て、これはピン20のまわりに回動可能であり、そしてグ
リップ開口の中に係合できるようになっている。これに
よって、その留め部材18の作動に際してこの後者を所望
の場合にその導電性の金属チューブと一緒に把持部材14
のホルダから取り除いて別な吸込みチューブ及び／又は
金属チューブを挿入することが可能となる。
吸込みチューブ4bの前側端部を密封するコード化部22
がその上に設けられているような、吸込みチューブ4bの
部分はその金属チューブ11の前側端部のところで吸込み
開口12の部分において延長されており、これはＯリング
の形状に作られていてもよく、そして吸込みチューブ4b
の外側空間から内部空間への流れの連結を保証する。こ
のコネクタは濃厚液容器中に配置されている対応する相
手部材の中に係合してそれらの濃厚液容器と対応する可
撓性供給チューブと如何なる混同もも排除する役目をす
る。この目的のために各コード化コネクタは異なった形
状または異なった断面、例えば円形または矩形の断面を
有する。
がその上に設けられているような、吸込みチューブ4bの
部分はその金属チューブ11の前側端部のところで吸込み
開口12の部分において延長されており、これはＯリング
の形状に作られていてもよく、そして吸込みチューブ4b
の外側空間から内部空間への流れの連結を保証する。こ
のコネクタは濃厚液容器中に配置されている対応する相
手部材の中に係合してそれらの濃厚液容器と対応する可
撓性供給チューブと如何なる混同もも排除する役目をす
る。この目的のために各コード化コネクタは異なった形
状または異なった断面、例えば円形または矩形の断面を
有する。
対応する電導度が検出回路７の中に記録される。接続
線15及び金属チューブ11は電流を伝える。ここでもしそ
の濃厚液の水準が吸込み開口12の下にまで低下した場合
には溶液容器の中の濃厚液と金属チューブ11との間にも
はや電導性が存在せず、従ってその伝導性の存在しない
ことが接続線15によって検出回路７に報告され、この回
路は対応する警報信号をその濃厚液容器が空になる前に
発生させる。このように電導度は金属チューブ11の前側
端部のところの吸込み開口12が電導度セルの機能を行な
うので充填水準の検出にも用いられる。
線15及び金属チューブ11は電流を伝える。ここでもしそ
の濃厚液の水準が吸込み開口12の下にまで低下した場合
には溶液容器の中の濃厚液と金属チューブ11との間にも
はや電導性が存在せず、従ってその伝導性の存在しない
ことが接続線15によって検出回路７に報告され、この回
路は対応する警報信号をその濃厚液容器が空になる前に
発生させる。このように電導度は金属チューブ11の前側
端部のところの吸込み開口12が電導度セルの機能を行な
うので充填水準の検出にも用いられる。
第１図は本発明に従う血液透析装置の具体例の図式説明
図、第２図は第１図の濃厚液容器の１つの概念的拡大
図、第３図は出口導管の全体を部分断面図として示す。 １……混合手段、２……透析器、 4,5……濃厚液容器、 4a、4b、5a、5b……吸込み導管、 4c,5c……濃厚液ポンプ、 ６……電導度セル、７……検出部、 8,9……電導度セル、8a,8b……電極、 11……金属チューブ、12……半径方向開口、 13……中間固定片、14……把持部材、 16……コンタクトばね、22……コード化部材。
図、第２図は第１図の濃厚液容器の１つの概念的拡大
図、第３図は出口導管の全体を部分断面図として示す。 １……混合手段、２……透析器、 4,5……濃厚液容器、 4a、4b、5a、5b……吸込み導管、 4c,5c……濃厚液ポンプ、 ６……電導度セル、７……検出部、 8,9……電導度セル、8a,8b……電極、 11……金属チューブ、12……半径方向開口、 13……中間固定片、14……把持部材、 16……コンタクトばね、22……コード化部材。
Claims (8)
- 【請求項１】容器から吸込み導管（4a、4b、5a.5b）を
経て供給される少なくとも一つの透析濃厚液を調整され
た水と混合することによって透析器（２）のための透析
溶液を調整する混合手段（１）と、およびこの混合手段
とは独立していてその透析溶液の電気伝導度の検出に基
づき患者にとって危険な組成を有する透析溶液が透析器
に達するのを防ぐ防護システム（６、７）とを含む血液
透析装置において、上記吸込み導管（4a、4b、5a、5b）
の中に追加的な電導度セル（８、９）が設けられてお
り、その出力信号は上記防護システム（７）の検出部へ
送り込まれ、またこの検出部には、透析濃厚液の容器が
正しく連結されているときの所望の電導度が予め設定さ
れていて、透析濃厚液容器の正しくない連結により測定
電導度がこの予め設定された値からはずれたときに上記
検出部が警報又は制御信号を発することを特徴とする、
上記血液透析装置。 - 【請求項２】透析濃厚液溶液が２個存在する場合に、検
出部（７）がそれぞれに対応する電導度セル（８、９）
の出力信号の比率に応答するように構成されている、請
求項１記載の装置。 - 【請求項３】それぞれの電導度セル（８、９）が同時に
その透析濃厚液容器のための充填水準センサの役目をす
るようにそれら電導度セルがその吸込み導管（4a、4b、
5a、5b）の中に一体的に構成されている、請求項１また
は２記載の装置。 - 【請求項４】可撓性の供給チューブ（4a、5a）よりなる
吸込み導管が濃厚液の中に浸漬されておらず、そして吸
込みチューブ（4a、5b）が濃厚液中に浸漬されている場
合に、その吸込みチューブ（4b、5b）がプラスチック材
料よりなり、そしてその吸込み開口の上方において外側
に電導度セルの第１の電極（8a）が設けられており、そ
してそのもう一方の電極（8b）は、可撓性供給チューブ
（4a）の内側に設けられている、請求項３記載の装置。 - 【請求項５】吸込み導管（4a、4b）は、可撓性供給チュ
ーブ（4a）と吸込みチューブ（4b）からなるが、可撓性
供給チューブ（4a）が濃厚液の中に浸漬されておらず、
そして吸込みチューブ（4b）が濃厚液の中に浸漬されて
いる場合に、吸込みチューブ（4b）が電極として用いら
れる電気伝導性のチューブ（11）よりなり、そしてこれ
が接続線（15）を介して検出回路（７）に接続されてい
る、請求項１記載の装置。 - 【請求項６】吸込みチューブ（4b）にその前方端のとこ
ろに或るコード化手段（22）が設けられており、これが
濃厚液容器中の対応する相手部材の中に嵌め込まれる、
請求項５記載の装置。 - 【請求項７】吸込みチューブ（4b）が取はずし可能にコ
ンタクトばね（16）を介して接続線（15）に、そして留
め部材（20、21）を介して把持部材（14）に接続されて
いる、請求項５または６記載の装置。 - 【請求項８】吸込みチューブ（4b）の前方端がコード化
手段（22）によって封じられており、そしてこの端部の
領域にいくつかの半径方向開口（12）が設けられていて
これらがその吸込みチューブ（4b）の外側空間から内側
空間への流れの連結を確保する、請求項５ないし７のい
ずれかに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| DE3734880.9-35 | 1987-10-15 | ||
| DE3734880A DE3734880C1 (de) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | Vorrichtung fuer die Haemodialyse mit Schutzsystem gegen falsche Zusammensetzung der Dialysierfluessigkeit |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01145068A JPH01145068A (ja) | 1989-06-07 |
| JP2769503B2 true JP2769503B2 (ja) | 1998-06-25 |
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| JP (1) | JP2769503B2 (ja) |
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-
1988
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- 1988-09-29 EP EP88116103A patent/EP0311848B1/de not_active Expired - Lifetime
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