JP2766629B2 - 混合計、混合計器及び混合方法 - Google Patents

混合計、混合計器及び混合方法

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JP2766629B2
JP2766629B2 JP7270292A JP27029295A JP2766629B2 JP 2766629 B2 JP2766629 B2 JP 2766629B2 JP 7270292 A JP7270292 A JP 7270292A JP 27029295 A JP27029295 A JP 27029295A JP 2766629 B2 JP2766629 B2 JP 2766629B2
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鎮男 宮澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1液と第2液と
について所定の比率の混合液を得るための混合計、特
に、溶液と溶媒とについて所定の比率の希釈溶液を得る
ための希釈計、そして、混合計器、混合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】容器内に所定の比率の希釈溶液を得るに
は、従来は、次のようにしていた。
【0003】例えば、容量が10リットルの角筒状のポ
リエチレン製の容器に、溶液の濃度を10%とする10
リットルの希釈溶液を得るには、計量カップやメスシリ
ンダ等を用いて、溶液を1リットル、溶媒を9リットル
それぞれ計量し、それを容器内に注ぐ。容器側面に容器
底からの高さ位置の表示があるような容器では、計量カ
ップやメスシリンダ等を用いずに、その表示に基づき所
定の比率の希釈液を得ることも可能である。
【0004】しかし、容器内にまだ希釈溶液が残ってお
り、そこに希釈溶液を補充する場合、例えば、容器内の
残液が4.5リットルであって、5.5リットル分の希
釈液を補充して容器内を満杯(10リットル)とする場
合には、容器底からの高さ位置の表示に基づき所定の比
率の希釈溶液を得るのは極めて困難である。そこで、補
充を要する5.5リットル分の希釈溶液について、溶
液、溶媒の量を算出し、計量カップやメスシリンダを用
いて計量して容器内に注ぐ必要がある。その算出や、そ
れに基づき計量することは面倒であり、時間も掛かる。
【0005】洗剤のように、原液を水で薄めて使用する
ものである場合、予め水で薄められたものを購入するこ
とが可能であるが、原液のままでストックしておいて使
用時に水で薄めるのが、ストック省スペース上は、好ま
しい。また、希釈すると、性質が経時変化するような場
合には、使用時に薄めることが求められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、所定の比率の混合液を容易かつ迅速に得ること
ができる混合計、混合計器、混合方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項に係る混合計は、第1液と第2液とについ
て所定の比率の混合液を得るために用いられ、容器体の
横断面積が高さ方向に渡って略同じくされたその容器体
側面に設けられ、前記容器体側面に仮想される仮想三角
形の第1頂点の高さ位置を第1高さ位置として示し、第
1高さ位置に液面を目視で一致させる第1指示部と、前
記第1頂点とは高さ位置が異なる仮想三角形の第2頂点
を第2高さ位置として示し、第2高さ位置に液面を目視
で一致させる第2指示部と、第3対辺を前記所定の比率
と同じ比率で分割する分割点の高さ位置を第3高さ位置
として示し、その第3高さ位置に液面を目視で一致させ
る第3指示部と、第1対辺の第1頂点に対する相対的な
平行移動により仮想三角形を分割点を含めて相似変形
し、及び/又は、前記第2頂点に対向する第2対辺の第
2頂点に対する相対的な平行移動により前記仮想三角形
を分割点を含めて相似変形し、第2高さ位置を第1高さ
位置に対して相対的に変更するのに従い、第3高さ位置
を、第1液に続いて第2液を容器体に注いで第1高さ位
置及び第2高さ位置のいずれか一方の位置から他方の位
置までの前記所定の比率の混合液を得るときの第1液と
第2液との境界とすべく変更する変更手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0010】請求項に係る混合計は、請求項の構成
において、前記第3指示部は、第1液と第2液との種々
の所定の比率に対応して異なる第3高さ位置を示すよう
に複数とされることを特徴とする。
【0011】請求項に係る混合計は、請求項の構成
において、前記混合計が全体に高さ方向に位置可変とさ
れることを特徴とする。
【0012】請求項に係る混合計は、請求項1乃至
のいずれか1項の構成において、前記混合計が、溶液に
溶媒を加えて薄めて溶液と溶媒とについて所定の比率の
希釈溶液を得るときの希釈計とされることを特徴とす
る。
【0013】請求項に係る混合計器は、前記容器体に
請求項1乃至のいずれか1項の混合計を具備させたこ
とを特徴とする。
【0014】請求項に係る混合方法は、請求項に記
載の混合計について、第1混合計、第2混合計の2つの
混合計を用い、第1混合計、第2混合計はいずれも第1
高さ位置が第2高さ位置より高位とされ、少なくとも第
1混合計は、全体に高さ方向に位置可変とされるととも
に、その第3指示部が、第1液と第2液との種々の所定
の比率に対応して複数の第3高さ位置を示し、前記第1
混合計により、第2混合計の第2高さ位置からその第3
高さ位置まで第1の所定の比率の混合液を得て、次に、
第1混合計の位置を上方に変え、その第1混合計によ
り、第2混合計の第3高さ位置からその第1高さ位置ま
で第2の所定の比率の混合液を得る、ことを特徴とす
る。
【0015】
【0016】
【0017】上記構成によれば、第1頂点に対向する第
1対辺の第1頂点に対する相対的な平行移動により仮想
三角形を分割点を含めて相似変形することによって、第
2高さ位置の第1高さ位置に対する相対的な変更に従
い、第3高さ位置が変更される。このとき、第2高さ位
置の第1高さ位置の変更に関わらず、分割点を介して分
割される第3対辺の比率は一定であり、従って、その分
割点の高さ位置である第3高さ位置を介する第1高さ位
置と第2高さ位置との比は一定である。高さ方向に渡っ
て横断面積が略同じくされる容器体では、第3高さ位置
を介する第1高さ位置と第2高さ位置との比は、第2高
さ位置の第1高さ位置に対する相対的な変更に関わらず
一定であるとする上述の条件に従うことができる。
【0018】第1頂点に対向する第1対辺の第1頂点に
対する相対的な平行移動により仮想三角形を分割点を含
めて相似変形するには、ベースプレートに、第1指示部
と、仮想三角形の第3対辺に対応する第3対辺部とを形
成し、そのベースプレートを、容器体側面に貼付する等
して取り付け、あるいは、容器体側面に直接的に、第1
指示部と第3対辺部とを形成し、一方、移動プレート
に、第3頂点と分割点とを通る直線部と、仮想三角形の
第1対辺に対応する第1対辺部とを形成し、その移動プ
レートを仮想三角形の第2対辺に沿って移動させる構成
が可能である。直線部と第3対辺部との交点が第3高さ
位置を示す第3指示部とされ、第1対辺部と第3対辺部
との交点が、仮想三角形の第2頂点であって第2高さ位
置を示す第2指示部とされる。
【0019】また、仮想三角形の第2対辺に沿って、ガ
イド手段を設け、そのガイド手段によって移動プレート
を第2対辺に沿って積極的に移動案内することが可能で
ある。
【0020】第1対辺部や第3対辺部、第3対辺部等は
それぞれ、線画として形成することが可能であり、これ
によれば、混合計の構造は極めて簡単となる。
【0021】仮想三角形としては、種々の三角形が可能
であるが、垂直辺と水平辺と斜辺とで構成される直角三
角形が好ましい。
【0022】このように仮想三角形を分割点を含めて相
似変形する混合計により、所定の比率の混合液を得るに
は、例えば、次のようにすればよい。
【0023】空の状態の容器体内に容器体容量に相当す
る混合液を得るには、まず、第1高さ位置を容器体容量
に相当する満杯位置とするように第1指示部を配する。
次に、例えば、上記移動プレートを第2対辺に沿って移
動させ、第2高さ位置を容器体内の底位置とする。これ
により、第3指示部は、第1液に続いて第2液を容器体
に注いで容器体容量に相当する混合液を得るときの第1
液と第2液との境界をなす第3高さ位置を示す。第1液
を第3高さ位置まで注ぎ、次に、第2液を第3高さ位置
から第1高さ位置まで注ぐ。これにより、所定の比率の
混合液が満杯とされて得られる。
【0024】一方、容器体内に混合液がまだ残ってお
り、この状態で混合液を補充して容器体内を満杯とする
場合には、例えば、移動プレートを第2対辺に沿って移
動させ、第2高さ位置を現行の液面とする。これによ
り、第3指示部は、第1液に続いて第2液を容器体に注
いで第1高さ位置と第2高さ位置との間の容量に相当す
る混合液を得るときの第1液と第2液との境界をなす第
3高さ位置を示す。上述の場合と同様に、第1液を第3
高さ位置まで注ぎ、次に、第2液を第3高さ位置から第
1高さ位置まで注ぐことにより、所定の比率の混合液が
現行の液面から満杯に補充される。
【0025】以上は、仮想三角形の相似変形を、第1頂
点に対向する第1対辺の第1頂点に対する相対的な平行
移動に基づいてなしているが、それに加えて、あるい
は、それに替えて、仮想三角形の相似変形を、第2頂点
に対向する第2対辺の第2頂点に対する相対的な平行移
動に基づいてなすことができる。
【0026】より具体的には、ベースプレートに、ある
いは、容器側面に直接的に、仮想三角形の第3対辺に対
応する第3対辺部を形成し、そして、移動プレートに、
第2頂点と分割点とを通る直線部と、仮想三角形の第2
対辺、第3対辺に対応する第2対辺部、第3対辺部とを
形成し、移動プレートを仮想三角形の第2対辺に沿って
移動させ、かつ、移動プレートを仮想三角形の第1対辺
に沿って移動させる構成が可能である。この際、第2対
辺部と第3対辺部とが交差する交点が、仮想三角形の第
1頂点であって第1高さ位置を示す第1指示部とされ、
第1対辺部と第3対辺部とが交差する交点が、第2頂点
部であって第2高さ位置を示す第2指示部とされる。移
動プレートが仮想三角形の第2対辺に沿って移動する場
合には、第1高さ位置が不変とされ、第2高さ位置が変
更され、移動プレートが仮想三角形の第1対辺に沿って
移動する場合には、第2高さ位置が不変とされ、第1高
さ位置が変更される。
【0027】このような構成によれば、以下の場合に有
効的である。例えば、容器体内に第1液が既にあって、
その第1液と、これから注ぐ第2液とについて所定の比
率の混合液を得る場合には、第2高さ位置を容器体内の
底位置とした上で、例えば、上記移動プレートを第1対
辺に沿って移動させ、第3高さ位置を第1液の液面とす
る。これにより、第1高さ位置が変更される。第3指示
部は、第1液に続いて第2液を容器体に注いで第1高さ
位置と第2高さ位置との間の容量に相当する混合液を得
るときの第1液と第2液との境界をなす第3高さ位置を
示す。第2高さ位置まで既に注がれている第1液に続い
て第2液を、変更された第1高さ位置まで注ぐことによ
り、所定の比率の混合液が第1高さ位置まで得られる。
【0028】従って、容器体内に既に第1液がある場合
に、その第1液の量が不明であっても、すなわち、その
第1液の量を図って更にそれに基づき所定の比率の混合
液を得るための第2液を容量を算出するような面倒な作
業を要せずに、所定の比率の混合液を得ることができ
る。
【0029】これは、容器体内に第1液が既にある場合
に限らず、次のような場合にも有効的である。例えば、
移動プレートを第2対辺に沿って移動させ、容器体に第
1液と第2液とを順に注いで所定の比率の混合液を第2
高さ位置から第1高さ位置まで得ようとするときに、第
1液を注いではみたものの、第1液の量が、第3高さ位
置まで注ぐには不足していることが注いだ後に判明する
ような場合が予想される。このような場合には、移動プ
レートを現位置から第1対辺に沿って移動させ、第3高
さ位置を現行の液面とする。これにより、第1高さ位置
が変更される。第2液を、変更された第1高さ位置まで
注ぐことによって、当初に不足とされた第1液について
その不足とされた第1液の量が不明であっても、第2液
との間で所定の比率の混合液が得られる。
【0030】更に、第3指示部については、第1液と第
2液との所定の比率に対して専用に第3高さ位置を示す
ようにしても勿論よいが、請求項にあるように、第1
液と第2液との種々の所定の比率に対応して異なる第3
高さ位置を示すようにすれば、その分、混合計の共用性
が増す。この際、混合計が、第1液と第2液との所定の
比率が1:1まで(第1液の混合液に示す割合が0%か
ら50%まで)段階的に対応可能であれば、それを越え
る比率については、第1液と第2液との注ぐ順序を変え
ることによって対処することができる。
【0031】混合計が、この第1高さ位置を容器体の満
杯位置とするように第1指示部を配した状態で、第2高
さ位置を容器体内の底とすることができる混合計であれ
ば、第1液に続いて第2液を注ぐことを1度行えば、所
定の比率の混合液を満杯まで得ることができるが、それ
に限らず、請求項にあるように、混合計が全体的に高
さ位置を変更可能とされる構成によれば、容器体の全高
が高い場合にも、混合液を一度、得た後に、混合計の位
置を全体的に上方へ変えて更に混合液を得るようにすれ
ば、段階的ではあるが、所定の比率の混合液を満杯とな
るまで得ることができる。これによれば、容器体の大き
さに関わらず、混合計の共用が可能となる。
【0032】請求項にあるように、希釈計として用い
ることにより、例えば、洗剤のように、原液のままでス
トックしておいて使用時に水で薄めるのが、ストック省
スペース上、好ましい場合や、また、希釈すると性質が
経時変化するような場合に、効果的である。
【0033】請求項にあるように、混合計を容器体に
具備させた混合計器によれば、混合計はその容器体に専
用となるが、反面、容器体に混合計を設ける必要がない
分、便利である。
【0034】請求項にあるように、混合計を2つ設け
ることにより、第1液と第2液とについての所定の比率
を第1の所定の比率と、これと異なる第2の所定の比率
とを、特定の割合で得ることが可能となる。
【0035】例えば、第2混合計について、第1高さ位
置を容器体の満杯位置とするように第1指示部を配し、
第2高さ位置を現行の液面とする。
【0036】次に、第1混合計の第1高さ位置、第2高
さ位置を、第2混合計の第3高さ位置、第2高さ位置と
し、第1混合計の第3指示部が示す第3高さ位置(第1
の所定の比率に対応する第3高さ位置)を介して第1
液、第2液を注ぎ、第2混合計の第1高さ位置から第3
高さ位置まで第1の所定の比率の混合液を得る。
【0037】次に、第1混合計の位置を全体的に上方へ
変えて、その第1高さ位置、第2高さ位置を、第2混合
計の第1高さ位置(満杯位置)、第3高さ位置とし、第
1混合計の第3指示部が示す第3高さ位置(第2の所定
の比率に対応する第3高さ位置)を介して第1液、第2
液を注ぎ、第2混合計の第3高さ位置から第1高さ位置
まで第2の所定の比率の混合液を得る。これにより、第
2混合計の第3指示部が示す第3高さ位置を介する第1
高さ位置と第2高さ位置との比に対応する割合で、第1
液と第2液とについて、第1の所定の比率の混合液と、
これと異なる第2の所定の比率との混合液とを得ること
が可能となる。
【0038】なお、容器体が空である場合や、容器体内
に混合液が残ってはいるが量が少なくて現行の液面が底
に近い場合に、第1高さ位置が第2高さ位置より高位で
あると第3高さ位置が過度に容器体の下位に位置して、
その第3位置への液面の合致を確認するときの目線の高
さが低くなって、その合致の確認がし難い事態が予想さ
れる。そこで、混合計を、通常は、第1高さ位置が第2
高さ位置より高位であるように正向きにし、そのような
事態に対しては、倒立状態に向きを逆転させ、第1高さ
位置を第2高さ位置より低位として、第3高さ位置を容
器体の上位に位置させるようにすれば、目線の高さが高
くなって第3位置への液面の合致の確認が容易となる。
【0039】また、第1指示部、第2指示部、第3指示
部がそれぞれ示す第1高さ位置、第2高さ位置、第3高
さ位置への液面の合致は、目視で行われる。従って、容
器体外方から目視で行うには、少なくともその部分で、
容器体、そして、ベースプレート、移動プレートは透明
あるいは半透明とされる。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明に係る混合計の第1の実施
の形態を、図1乃至図3に基づき説明する。混合計(希
釈計)10は、容器体12側面外側に設けられる。容器
体12は、矩形角筒状に形成され、高さ方向に渡って横
断面積が略同じくされ、透明あるいは半透明のポリエチ
レン製等の合成樹脂製が可能である。
【0041】混合計10は、ベースプレート14を備
え、ベースプレー14は、容器体12側面に貼付され
る。ベースプレート14は透明あるいは半透明製とさ
れ、ベースプレート14には、容器体12側面に仮想さ
れる仮想直角三角形(垂直辺(第3頂点と対向する第3
対辺)と水平辺(第1頂点と対向する第1対辺)と斜辺
(第2頂点と対向する第2対辺)とを有する(仮想三角
形))の垂直辺に対応する垂直辺部(第3対辺部)18
が線画として形成されている。
【0042】仮想直角三角形の上位の第1頂点(仮想三
角形の水平辺と対向する第1頂点)の高さ位置が第1高
さ位置とされ、その第1高さ位置は、第1頂点の部分に
矩形部(線画)22を形成してその矩形部22の両脇に
はマーク(線画)24を記してあってそのマーク24
(第1指示部)によって示される。容器体12外側から
ベースプレート14を通して目視して、液面をマーク2
4と一致させれば、その液面が第1高さ位置とされる。
なお、ベースプレート14には、必ずしも必要はない
が、仮想三角形の斜辺に対応する斜辺部が線画として示
されている。
【0043】ベースプレート14には、移動プレート2
6が取り付けられる。ベースプレート14には、仮想直
角三角形の斜辺に沿って、L字型のガイド片(ガイド手
段)28が突設され、このガイド片28に対応して、移
動プレート26には、対応ガイド片30が設けられる。
対応ガイド片30は、ガイド片28の下端から、ガイド
片28に嵌合し、ガイド片28に沿って移動プレート2
6を移動可能に案内するとともに、嵌合状態では、移動
プレート26の脱落防止を図っている。
【0044】移動プレート26は台形形状とされ、移動
プレート26の下縁は、仮想三角形の水平辺に対応する
水平辺部32とされ、水平辺部32と垂直辺部18との
交点が、仮想三角形の第2頂点とされて、第2頂点の高
さ位置を示す第2指示部とされる。容器体12外側から
ベースプレート14を通して目視して、液面を移動プレ
ート26の下縁(第2指示部とされる)に一致させれ
ば、液面が第2高さ位置とされる。
【0045】一方、移動プレート26には、仮想直角三
角形の第3頂点を通り、垂直辺部18と交差して仮想三
角形の垂直辺を所定の比率で分割する直線部34が線画
として形成される。直線部34と第3対辺との交点が、
第3高さ位置を示す第3指示部とされる。容器体12外
側からベースプレート14、移動プレート26を通して
目視して、液面を直線部34と第3対辺18との交点に
一致させれば、液面が第3高さ位置とされる。
【0046】移動プレート26には、ノブ36が突設さ
れ、そのノブ36を掴んで移動プレート26をガイド片
28に沿って移動させれば、仮想三角形は、水平辺が平
行移動し、分割点を含み相似変形される。分割点を介し
て分割される第3対辺の比率は、第2高さ位置の変更に
関わらず保持される。
【0047】容器体12内に第1液(溶液)に続いて第
2液(溶媒(希釈剤))を注いで第1液と第2液とにつ
いて所定の比率の混合液(溶液に溶媒を加えて薄めて得
られる希釈溶液)を第2高さ位置から第1高さ位置まで
得るときに第3高さ位置を第1液と第2液との境界とす
るには、高さ方向に渡って横断面積が略同じくされる容
器体12では、第3高さ位置を介する第1高さ位置と第
2高さ位置との比を、第2高さ位置の変更に関わらず、
一定とする条件を満たす必要がある。直線部34が垂直
辺部18と交差して仮想直角三角形の垂直辺を分割する
所定の比率を、第1液と第2液とについての所定の比率
と同じく設定することにより、そのような条件が満たさ
れる。
【0048】このような混合計10により、容器体12
内に所定の比率の混合液を得るには、例えば、次のよう
すればよい。
【0049】図2に示すように、空の状態の容器体12
内に容器容量に相当する混合液を得るには、まず、第1
高さ位置を容器容量に相当する満杯位置HFとするよう
に第1指示部24を配する。すなわち、ベースプレート
14の貼付にあたって、マーク24を満杯位置に設定す
る。
【0050】次に、移動プレート26を、ガイド片28
に沿って移動させ、第2高さ位置を容器体12内の底位
置FLとする。これにより、第3指示部34は、第1液
に続いて第2液を容器に注いで(注ぎ口をSで図示す
る)容器容量に相当する混合液を得るときの第1液と第
2液との境界Kをなす第3高さ位置を示す。第1液を第
3高さ位置まで注ぎ、次に、第2液を第3高さ位置から
第1高さ位置まで注げば、所定の比率の混合液が満杯と
されて得られる。
【0051】一方、図3に示すように、容器体12内に
混合液がまだ残っており、この状態で混合液を補充して
容器体12内を満杯とする場合には、移動プレート26
をガイド片28に沿って移動させ、第2高さ位置を現行
の液面HGとする。これにより、第3指示部34は、第
1液に続いて第2液を容器体12に注いで第1高さ位置
と第2高さ位置との間の容量に相当する混合液を得ると
きの第1液と第2液との境界Kをなす第3高さ位置を示
す。上述の場合と同様に、第1液を第3高さ位置まで注
ぎ、次に、第2液を第3高さ位置から第1高さ位置まで
注げば、所定の比率の混合液が現行の液面から満杯に
(現行の液面HGから満杯位置HFまで)補充される。
【0052】なお、第1指示部24、垂直線部18等を
ベースプレート14に線画として形成するのではなく、
図13に示すように、ベースプレートを切り込んでその
切り込み縁を垂直辺部等としてもよい。
【0053】また、図17に示すように、移動プレート
800について、対応ガイド片30の下端を、第2高さ
位置を示す第2指示部とし、その下縁から垂直辺部へ向
かる下縁を直線部34とすることも可能である。
【0054】更に、本実施の形態では、移動プレート2
6をガイド片28で積極的に移動案内させているが、そ
れに限らず、仮想三角形の斜辺に沿って斜辺部を線画と
してベースプレート14に形成し、斜辺部を、単に、移
動プレート26の移動方向を示す案内線としての機能を
果たすだけとしてもよい。
【0055】なお、ベースプレート14を用いない、図
4及び図5に示す第2の実施の形態も可能である。
【0056】第2の実施の形態では、第1指示部24、
垂直辺部18、斜辺部20等で構成される線画を、容器
体12側面に直接に形成している。そして、図5に示す
ように、斜辺部20が、移動プレート204の移動方向
を示す案内線としての機能を果たす。移動プレート20
4は、L字型に屈曲形成され、屈曲点は、これを通る水
平な仮想線212が垂直辺部18と交差して、第2高さ
位置を示す第2指示部とされ、移動部レート203の下
縁が直線部34とされる。これによれば、混合計208
の構造は極めて簡単となる。
【0057】次に、第3の実施の形態を図6に基づき説
明する。上記各実施の形態のように、第3指示部34に
ついては、第1液と第2液との所定の比率に対して専用
に第3高さ位置を示すようにしても勿論よいが、本実施
の形態のように、移動プレート302が、異なる複数の
直線部304を備え、第1液と第2液との種々の所定の
比率に対応して異なる第3高さ位置(第1液と第2液と
の境界HG(HG1〜HG5)を示すことが可能であ
る。この際、第1液と第2液との所定の比率が1:1ま
で(第1液の混合液に示す割合が0%から50%まで)
段階的に対応可能であれば、それを越える比率について
は、第1液と第2液との注ぐ順序を変えることによって
対処することができる。
【0058】次に、第4の実施の形態を図7乃至図9に
基づき説明する。本実施の形態では、図7に示すよう
に、ベースプレート14を容器402側面に貼付しない
で、容器402側面に、ベースプレート14の左右両側
を内部に係合させるコ字型の案内片404が一対突設さ
れ、ベースプレート14がその案内片404に沿って昇
降自在とされる。
【0059】混合計が、この第1高さ位置を容器の満杯
位置とするように第1指示部を配した状態で、第2高さ
位置を容器内の底とすることができる混合計であれば、
第1液に続いて第2液を注ぐことを1度行えば、所定の
比率の混合液を満杯まで得ることができるが、本実施の
形態では、混合計400は全体的に高さ位置が変更可能
とされ、容器402の全高が高い場合にも、図8に示す
ように、混合液を一度、得た後に、図9に示すように、
混合計400の位置を全体的に上方へ変えて更に混合液
を得るようにすれば、段階的ではあるが、所定の比率の
混合液を満杯となるまで得ることができる。これによれ
ば、容器402の高さ寸法に関わらず、混合計400の
共用が可能となる。
【0060】次に、第5の実施の形態を図10に基づき
説明する。容器体12が空である場合や、容器体12内
に混合液が残ってはいるが量が少なくて現行の液面が底
に近い場合に、第1高さ位置が第2高さ位置より高位で
あると第3高さ位置が過度に容器体12の下位に位置し
て、その第3位置への液面の合致を確認するときの目線
の高さが低くなって、その合致の確認がし難い事態が予
想される。そこで、混合計400を、通常は、第1高さ
位置が第2高さ位置より高位であるように正向きにし、
そのような事態に対しては、倒立状態に向きを逆転さ
せ、第1高さ位置を第2高さ位置より低位として、第3
高さ位置を容器体12の上位に位置させるようにすれ
ば、目線の高さが高くなって第3位置への液面の合致の
確認が容易となる。
【0061】具体的には、第1の実施の形態に係るベー
スプレート14について、図10に示すように、そのベ
ースプレート14を上下逆転させて案内片404に係合
させることが可能である(図1乃至図3とは逆の向きと
される)。
【0062】次に、第6の実施の形態を図11及び図1
2に基づき説明する。本実施の形態では、第1混合計と
第2混合計との2つの混合計を用い、第1液と第2液と
についての所定の比率を第1の所定の比率と、これと異
なる第2の所定の比率とを、特定の割合で得ることが可
能となる。
【0063】第1混合計600は、第4の実施の形態に
係る混合計400のように、全体的に高さ方向に移動可
能(図4では、案内片404を省略している)とされる
とともに、移動プレートとして、第3の実施の形態に係
る移動プレート302を採用する。第2混合計602
は、第3の実施の形態に係る混合計300を採用し、第
1高さ位置を容器604の満杯位置とするように第1指
示部24を配した状態で、第2高さ位置を容器604内
の底とすることが可能となる、容器604の全高に渡る
大きさとされる。
【0064】例えば、図11に示すように、第2混合計
602について、第1高さ位置を容器604の満杯位置
とするように第1指示部24を配し、移動プレート30
2を斜辺部20に沿って移動して、第2高さ位置を現行
の液面HGとする。
【0065】次に、第1混合計600を全体的に高さ方
向に移動させるとともに、移動プレート302をガイド
片28(図示を省略、仮想三角形の斜辺)に沿って移動
させて、第1混合計600の第1高さ位置、第2高さ位
置を、第2混合計602の第3高さ位置(特定の割合に
相当する位置HW)、第2高さ位置(現行の液面HG)
とし、第1混合計600の第3指示部304が示す第3
高さ位置(第1の所定の比率に対応する第3高さ位置H
K1)を介して第1液、第2液を注ぎ、第2混合計60
2の第2高さ位置(現行の液面HG)から第3高さ位置
(特定の割合に相当する位置HW)まで第1の所定の比
率の混合液を得る。
【0066】次に、図12に示すように、第1混合計6
00を全体的に高さ方向に移動させるとともに、移動プ
レート302を仮想三角形の斜辺に沿って移動させて、
その第1高さ位置、第2高さ位置を、第2混合計の第1
高さ位置(満杯位置HF)、第3高さ位置(特定の割合
に相当する位置HW)とし、第1混合計600の第3指
示部304が示す第3高さ位置(第2の所定の比率に対
応する第3高さ位置HK2)を介して第1液、第2液を
注ぎ、第2混合計602の第3高さ位置(特定の割合に
相当する位置HW)から第1高さ位置(満杯位置HF)
まで第2の所定の比率の混合液を得る。これにより、第
2混合計602の第3指示部304が示す第3高さ位置
(特定の割合に相当する位置HW)を介する第1高さ位
置(満杯位置HF)と第2高さ位置(現行の液面HG)
との比に対応する割合で、第1液と第2液とについて、
第1の所定の比率の混合液と、これと異なる第2の所定
の比率との混合液とを得ることが可能となる。
【0067】次に、第7の実施の形態を図14乃至図1
6に基づき説明する。上記各実施の形態は、仮想三角形
の相似変形を、第1頂点に対向する水平辺の第1頂点に
対する相対的な平行移動に基づいてなしているが、本実
施の形態に係る混合計706は、仮想三角形の相似変形
を、それに加えて、あるいは、それに替えて、仮想三角
形の相似変形を、第2頂点に対向する斜辺の第2頂点に
対する相対的な平行移動に基づいてなすことができる。
【0068】すなわち、図15に示すように、ベースプ
レート14に、垂直辺部18を線画として形成し、そし
て、図14に示すように、移動プレート700に、第2
頂点と分割点とを通る直線部32を線画として形成し、
移動プレート26を仮想三角形の斜辺に沿って移動さ
せ、かつ、移動プレート26を仮想三角形の水平辺に沿
って移動させる構成が可能である。すなわち、仮想三角
形の斜辺に沿って設けられるガイド片28に対応する対
応ガイド片30が移動プレート26とは別体とされ、対
応ガイド片30の上下端部にはそれぞれ、水平ガイド片
702が一体に突出形成され、水平ガイド片702間
に、移動プレート26の上下縁が係合されている。移動
プレート26に設けられたノブ36を掴んで移動プレー
ト26を移動操作すれば、対応ガイド片30、水平ガイ
ド片702が一体に、ベースプレート14のガイド片2
8に沿って移動して、移動プレート26が仮想三角形の
斜辺に沿って移動案内される。また、移動プレート26
が水平ガイド片702を仮想三角形の水平辺に沿って移
動案内される。
【0069】ガイド片28に沿った移動プレート700
の縁が、仮想三角形の斜辺に対応する斜辺部20とさ
れ、ガイド片28に沿った移動プレート700の下縁
が、仮想三角形の水平辺に対応する水平辺部34とされ
る。
【0070】この際、垂直辺部18と斜辺部20とが交
差する交点が、仮想三角形の第1頂点であって第1高さ
位置を示す第1指示部とされ、水平辺部34と垂直辺部
18との交点が、第2頂点部であって第2高さ位置を示
す第2指示部とされる。移動プレート26が仮想三角形
の斜辺に沿って移動する場合には、第1高さ位置が不変
とされ、第2高さ位置が変更され、移動プレート26が
仮想三角形の水平辺に沿って移動する場合には、第2高
さ位置が不変とされ、第1高さ位置が変更される。
【0071】このような構成によれば、以下の場合に有
効的である。図15に示すように、容器体12内に第1
液が既にあって、その第1液と、これから注ぐ第2液と
について所定の比率の混合液を得る場合には、第2高さ
位置を容器体12内の底位置とした上で、例えば、上記
移動プレート26を仮想三角形の水平辺に沿って移動さ
せ(2点鎖線の位置から一点鎖線の位置へ)、第3高さ
位置を第1液の液面(H1)とする。これにより、第1
高さ位置が変更される。第3指示部は、第1液に続いて
第2液を容器体に注いで第1高さ位置と第2高さ位置と
の間の容量に相当する混合液を得るときの第1液と第2
液との境界をなす第3高さ位置を示す。第2高さ位置ま
で既に注がれている第1液に続いて第2液を、変更され
た第1高さ位置H2まで注ぐことにより、所定の比率の
混合液が第1高さ位置まで得られる。
【0072】従って、容器体12内に既に第1液がある
場合に、その第1液の量が不明であっても、すなわち、
その第1液の量を図って更にそれに基づき所定の比率の
混合液を得るための第2液を容量を算出するような面倒
な作業を要せずに、所定の比率の混合液を得ることがで
きる。
【0073】これは、容器体12内に第1液が既にある
場合に限らず、次のような場合にも有効的である。図1
6に示すように、移動プレート26を斜辺に沿って移動
させ、容器体12に第1液と第2液とを順に注いで所定
の比率の混合液を第2高さ位置(H6)から第1高さ位
置(H7)まで得ようとするときに、第1液を注いでは
みたものの、第1液の量が、第3高さ位置(H3)まで
注ぐには不足していることが注いだ後に判明するような
場合が予想される。このような場合には、移動プレート
26を現位置から仮想三角形の水平辺に沿って移動させ
(2点鎖線の位置から1点鎖線の位置へ)、第3高さ位
置を現行の液面(H4)とする。これにより、第1高さ
位置が変更される。第2液を、変更された第1高さ位置
(H5)まで注ぐことによって、当初に不足とされた第
1液についてその不足とされた第1液の量が不明であっ
ても、第2液との間で所定の比率の混合液が得られる。
【0074】上記各実施の形態によれば、所定の比率の
混合液を容易かつ迅速に得ることができる。
【0075】なお、上記各実施の形態において、第1指
示部、第2指示部、第3指示部がそれぞれ示す第1高さ
位置、第2高さ位置、第3高さ位置への液面の合致は、
目視で行われる。容器外方から目視で行うには、少なく
ともその部分で、容器、そして、ベースプレート、移動
プレートは、透明あるいは半透明とされる。
【0076】また、上記各実施例では、仮想三角形が直
角三角形とされているが、仮想三角形としては、それに
限らず、種々の三角形が可能である。ただ、仮想直角三
角形が望ましい。更に、混合計は希釈計として用いるこ
とが可能であり、希釈計であれば特に、洗剤のように、
原液のままでストックしておいて使用時に水で薄めて希
釈するのが、ストック省スペース上、好ましい場合や、
また、希釈すると性質が経時変化するような場合に、効
果的である。
【0077】また、混合計(希釈計)を容器に具備させ
た混合計器(希釈計器)によれば、混合計はその容器に
専用となるが、反面、容器に混合計を設ける必要がない
分、便利である。
【0078】更に、上記各実施の形態では、直線部32
が、仮想直角三角形の第3頂点を通り、垂直辺部18と
交差するが、逆に、直線部32が、仮想直角三角形の第
2頂点を通り、斜辺部20と交差してもよい。この場合
には、移動プレート26は、仮想直角三角形の垂直辺に
沿って移動する。
【0079】また、上記各実施の形態では、容器は、矩
形角筒状に形成され、高さ方向に渡って横断面積が略同
じくされる形状であるが、高さ方向に渡って横断面積が
略同じくされる形状としては、円筒形状等が可能であ
る。また、そのような形状に限らず、高さ方向に渡って
横断面積が変化するような形状であっても、容器の高さ
位置とこの高さ位置に対する横断面積との関係に基づき
第2高さ位置の第1高さ位置に対する相対的な変更に伴
う第3高さ位置の変更を行えば、本発明は適用可能であ
る。
【0080】
【発明の効果】本発明の請求項1乃至に係る混合計、
請求項に係る混合計器によれば、所定の比率の混合液
を容易かつ迅速に得ることができる。
【0081】請求項に係る混合法によれば、それに加
え、特定の割合で2種の異なる所定の比率の混合液を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混合計の第1の実施の形態を示す斜視
図である。
【図2】第1の実施の形態に係り、使用状態を示す立面
図である。
【図3】第1の実施の形態に係り、他の使用状態を示す
立面図である。
【図4】第2の実施の形態に係り、使用状態を示す立面
図である。
【図5】第2の実施の形態に係り、第2指示部を第3指
示部と一体に形成して示す斜視図である。
【図6】第3の実施の形態に係り、使用状態を示す立面
図である。
【図7】第4の実施の形態を示す斜視図である。
【図8】第4の実施の形態に係り、使用状態の1過程を
示す立面図である。
【図9】次の過程を示す図8に対応する図である。
【図10】第5の実施の形態を示す立面図である。
【図11】第6の実施の形態を示し、使用状態の1過程
を示す立面図である。
【図12】次の過程を示す図11に対応する図である。
【図13】第1の実施の形態の変形例を示し、図1に対
応する図である。
【図14】第7の実施の形態の移動プレートを示す斜視
図である。
【図15】第7の実施の形態に係り、使用状態を示す立
面図である。
【図16】第7の実施の形態に係り、他の使用状態を示
す立面図である。
【図17】第1の実施の形態に係り、他の移動プレート
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10、208、300、400、706 混合計 12 容器体 14 ベースプレート 18 垂直辺部(第3対辺部) 20 斜辺部(第2対辺部) 24 マーク(第1指示部) 26、302、700、800 移動プレート 28 ガイド片(案内部(案内手段)) 32 直線部 34、304 水平辺部(第1対辺部) 404 案内片(混合計全体的高さ変更手段) 600 第1混合計(混合計)) 602 第2混合計(混合計))

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1液と第2液とについて所定の比率の
    混合液を得るために用いられ、 容器体の横断面積が高さ方向に渡って略同じくされたそ
    の容器体側面に設けられ、 前記容器体側面に仮想される仮想三角形の第1頂点の高
    さ位置を第1高さ位置として示し、第1高さ位置に液面
    を目視で一致させる第1指示部と、 前記第1頂点とは高さ位置が異なる仮想三角形の第2頂
    点を第2高さ位置として示し、第2高さ位置に液面を目
    視で一致させる第2指示部と、 第3対辺を前記所定の比率と同じ比率で分割する分割点
    の高さ位置を第3高さ位置として示し、その第3高さ位
    置に液面を目視で一致させる第3指示部と、 第1対辺の第1頂点に対する相対的な平行移動により仮
    想三角形を分割点を含めて相似変形し、及び/又は、前
    記第2頂点に対向する第2対辺の第2頂点に対する相対
    的な平行移動により前記仮想三角形を分割点を含めて相
    似変形し、第2高さ位置を第1高さ位置に対して相対的
    に変更するのに従い、第3高さ位置を、第1液に続いて
    第2液を容器体に注いで第1高さ位置及び第2高さ位置
    のいずれか一方の位置から他方の位置までの前記所定の
    比率の混合液を得るときの第1液と第2液との境界とす
    べく変更する変更手段と、 を備えたことを特徴とする混合計。
  2. 【請求項2】 前記第3指示部は、第1液と第2液との
    種々の所定の比率に対応して異なる第3高さ位置を示す
    ように複数とされる請求項1に記載の混合計。
  3. 【請求項3】 前記混合計が全体に高さ方向に位置可変
    とされる請求項1に記載の混合計。
  4. 【請求項4】 前記混合計が、溶液に溶媒を加えて薄め
    て溶液と溶媒とについて所定の比率の希釈溶液を得ると
    きの希釈計とされる請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の混合計。
  5. 【請求項5】 前記容器体に請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載の混合計を具備させた混合計器。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の混合計について、第1
    混合計、第2混合計の2つの混合計を用い、第1混合
    計、第2混合計はいずれも第1高さ位置が第2高さ位置
    より高位とされ、少なくとも第1混合計は、全体に高さ
    方向に位置可変とされるとともに、その第3指示部が、
    第1液と第2液との種々の所定の比率に対応して複数の
    第3高さ位置を示す複数とされ、 前記第1混合計により、第2混合計の第2高さ位置から
    その第3高さ位置まで第1の所定の比率の混合液を得
    て、 次に、第1混合計の位置を上方に変え、その第1混合計
    により、第2混合計の第3高さ位置からその第1高さ位
    置まで第2の所定の比率の混合液を得る、 ことを特徴とする混合法。
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