JP2764587B2 - アレー・アンテナの取付構造 - Google Patents

アレー・アンテナの取付構造

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JP2764587B2
JP2764587B2 JP26319888A JP26319888A JP2764587B2 JP 2764587 B2 JP2764587 B2 JP 2764587B2 JP 26319888 A JP26319888 A JP 26319888A JP 26319888 A JP26319888 A JP 26319888A JP 2764587 B2 JP2764587 B2 JP 2764587B2
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antenna
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は多数のアンテナ素子を有し夫々の素子への給
電を個別に行う必要のあるアレー・アンテナの旅客輸送
用航空機の如き気密容器外壁への取付構造に関する。
(従来技術) 従来から軍用機,民間輸送機を問わず航空機は各種通
信用或はレーダ・アンテナを装備しているが,これらア
ンテナと送受信機間を接続する同軸ケーブルは機体の与
圧隔壁を貫通することが少なくないがその際の気密保持
は例えば第3図に示す如く与圧隔壁1に所要サイズの孔
をあけパッキング2を介してコネクタ3のフランジ部4
を気密にネジ止めすることによって与圧隔壁1内外を気
密接続するのが一般的であった。
しかしながら斯る手法は給電用同軸ケーブルの数が少
数の場合或は同軸ケーブルを通す孔が機体各所に分散し
ている場合には合理的な手法であるがフェーズドアレー
・アンテナの如く多数のアンテナ素子に対し個別に給電
する必要がある場合には与圧隔壁の比較的狭小な領域に
多数の孔を要し該部の強度及び気密の維持が困難となる
のみならず多大の工数を要するという欠陥があった。
更に上述した如き問題は現に運用中の機体に後付けで
工作を施こす際には一層解決困難であって航空機の運行
の安全にも影響を及ぼす虞れがあった。
(発明の目的) 本発明はアレー・アンテナを航空機の与圧キャビンの
如き気密容器に装着する際に於ける上述した欠陥を除去
すべくなされたものであって,与圧隔壁に多数の孔をあ
けることなく,しかもアレー・アンテナが平面アンテナ
の場合,機体表面からの突出量を極限し得るアレー・ア
ンテナの取付構造を提供することを目的とする。
(発明の概要) 上述の目的を達成する為,本発明に於いては多数のア
ンテナ素子を配置するボードの背面に各アンテナ素子に
対する給電用コネクタを集中しこれらコネクタ群の前記
ボード背面からの突出部を航空機与圧隔壁の如き気密容
器壁面を気密貫通する筒状体内に収容すると共に当該筒
状体を介して前記各アンテナ素子への給電線を前記各コ
ネクタに接続し,更に前記筒状体内部に接着剤を充填す
るよう構成したものである。
(実施例) 以下,本発明を図面に示した実施例に基づいて詳細に
説明する。
本発明の実施例を説明するに先立って本発明の理解を
助ける為本発明を適用すべきアレー・アンテナ,殊にフ
ラットな電波放射面を有するアレー・アンテナの一般的
構成について簡単に説明する。
第2図(a)及び(b)は夫々フラットな放射パッチ
を有する背面2点給電型マイクロストリップ・フェーズ
ドアレー・アンテナの一部断面図及び部分背面図であっ
て,所要の容量を構成する誘導体5の表面に例えば円形
の放射パッチ6を,背面にアース板7を設け,該アース
板7背面に更に同図(b)に示す如きハイブリッド回路
8を形成したプリント板9を貼着すると共に前記放射パ
ッチ6を前記ハイブリッド回路8との間を前記誘電体5
及びプリント板9を貫通するピン10,11にて接続し,こ
れらピン10,11による放射パッチ6への給電点12,13に於
ける高周波電流の位相差が互に所定の角度,一般には90
゜となるよう,又給電点12,13に於けるインピーダンス
が例えば50Ωに整合するようにすれば円偏波した電波を
放射或は受信することができ,このようなアンテナ素子
を多数整列せしめ夫々の素子に対する給電の位相を順次
回転してフェーズドアレー・アンテナを構成するもので
ある。
而して上述の如きアンテナ素子に対する給電は前記ハ
イブリッド回路8の一端を前記プリント板9に固定した
コネクタ14によって行うと共に他端は適当な抵抗15を介
して前記アース板7に半田16付けする。
尚,前記コネクタ14のアース側も半田17にて前記アー
ス板7に接続すべきことは云うまでもない。
又,前記アース板7は例えば航空機の機体表面等に電
気的に接続しておく必要があるが,該アース板背面には
前述したハイブリッド回路8等が存在する為これらの短
絡を防止する為適当な絶縁板18を当接し該板の背面に付
着した導体面19を介して接地する。この際前記放射パッ
チ6背面のアース板7と前記導体面19との接続は前記ハ
イブリッド回路8等の保護用絶縁板18の端部,開口部等
の適所で半田20にて行えばよい。
以上概説した如き構成を有するアンテナ・エレメント
を多数配列したアレー・アンテナは基本的に極めて薄い
板状に形成することが可能である故殊に空力抵抗の増大
を嫌う航空機搭載通信システムのアンテナ等に好適であ
る。
そこで本発明に係る上述した如きアレー・アンテナの
航空機への取付構造を第1図に示した実施例によって詳
細に説明する。
第1図は本発明に係るアレー・アンテナの航空機与圧
隔壁(胴体外側)への取付構造の一実施例を示す断面図
であって,前記放射パッチ6,6,……を多数平面的に配列
したアレー・アンテナ21をフェアリング22とアルミ合金
製シム(Shim,当て板)23によってサンドイッチしこれ
を航空機与圧隔壁24に当接する。
前記シム23は前記アレー・アンテナ21のアース導体面
19と密着せしめると共に前記与圧隔壁24外側の曲面にフ
ィットする如く成形したものであることは云うまでもな
い。
一方,前記与圧隔壁24には前記アレー・アンテナ21背
面から該面に付着したアース導体面19を回避して突出す
るコネクタ群14,14,……を収容し得る孔25をあけ,該孔
25の内径より少しく小径であって該孔25にほゞ同心に当
接する前記シム23の孔周辺に筒状体26をネジ27にて固定
し,この筒状体26を前記隔壁24の孔25を通して隔壁24内
に垂下せしめる。
前記筒状体26はその外周に設けたネジ28と噛み合う大
型ナット29により,前記隔壁24との間をパッキング30及
びスプリング・ワッシャ31を介して締め付け合うように
し前記隔壁の孔25の気密保持と機械的固定を行う。
又,前記シム23の外周縁は前記与圧隔壁24に固定した
気密ピン32の内側雌ネジにボルトで固定する。
斯くして航空機の機体外側面に固定が完了したアレー
・アンテナ21に対して機体内から各コネクタ14,14,……
に対し夫々給電用同軸ケーブル33,33,……を接続した後
前記筒状体26開口部に蓋34を固定し,該蓋34に設けた接
着剤注入口35からエポキシ系或はシリコン系の接着剤36
を注入し前記筒状体26内側に充填固化せしめたものであ
る。
斯くすることによって万一,前記アンテナ・フェアリ
ング22が鳥等との衝突によって破壊し前記与圧隔壁24の
孔25開口部に於ける気密が破れても与圧キャビン内にそ
の影響が及ばない。
以上,本発明を放射パッチに対し背面2点給電タイプ
のマイクロストリップ・アレー・アンテナであって各放
射パッチへの給電ケーブルを接続するコネクタを一個所
に集中した例を用いて説明したが本発明はこれに限定さ
れる必然性は全くなく,放射パッチへの給電が一点給電
のもの,給電点が放射パッチと同一平面でパッチのエッ
ジから行うものであってもよく,放射パッチの数が多い
場合には給電コネクタを2個所以上に分割集中したもの
であってもよいことは自明であろう。
更に本発明はアレー・アンテナであれば必ずしも平面
アンテナに限る必要はなく各種タイプのアンテナ素子を
整列せしめたものに適用可能である。
尚更に本発明を適用する対象も航空機に限定する必要
はなく宇宙空間航行ビークル,艦船或は陸上移動体等で
あってこれらビークルの外板内外の気密或は水密を必要
するもの全てに適用可能である。
(発明の効果) 本発明は以上説明した如く構成するものであるから航
空機,艦船等の外板にアレー・アンテナを装着する際,
前記外板からのアンテナ構体及びこれを保護するフェア
リングの突出量を減少すると共に外板にあける孔の数を
極限し,しかも該部の気密,水密性に確保維持すること
が容易となるので,殊に旅客機の如き与圧隔壁を有する
移動体に適用すれば有害抵抗を増大することなく大面積
アレー・アンテナを装着し,しかもアンテナ・フェアリ
ング破損時の気密の破れに基づく事故を阻止する上で著
しい効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図,第2図(a)
及び(b)は夫々本発明を適用すべきアレー・アンテナ
の構造の一例を示す断面図,及び部分平面図,第3図は
航空機与圧隔壁へのアンテナ給電用コネクタの一般的取
付手法を示す部分断面図である。 6……アンテナ素子,14……コネクタ,21……アンテナ素
子配列用ボード,24……与圧隔壁, 25……開口,26……筒状体, 33……給電線,36……接着剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01Q 1/00 - 1/52 H01Q 21/00 - 25/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アレー・アンテナを取付けるべき航空機予
    圧隔壁の如き気密或は水密容器内側に該壁面を貫通する
    筒状体を設け,前記アレー・アンテナのアンテナ素子配
    列用ボード背面適所に集中した前記各アンテナ素子への
    給電用コネクタ群を前記筒状体開口部に臨ませ該筒状体
    を介して給電線を前記給電用コネクタと接続すると共に
    前記筒状体内に接着剤を充填することによって取付ける
    べきアレー・アンテナへの給電線の圧力容器壁貫通部の
    気密を確保するようにしたことを特徴とするアレー・ア
    ンテナの取付構造。
  2. 【請求項2】前記アレー・アンテナ配列ボード背面から
    突出する給電用コネクタを前記筒状体内部に収容するこ
    とによってアレー・アンテナ構体の前記圧力容器外壁面
    からの突出量を極限したことを特徴とする特許請求の範
    囲(1)記載のアレー・アンテナの取付構造。
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