JP2764116B2 - 燃料電池システムの加湿ガスプレヒータ - Google Patents
燃料電池システムの加湿ガスプレヒータInfo
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Description
とを反応ガスとして使用する燃料電池システムにおける
加湿ガスプレヒータの構成に関する。
反応ガスの化学変化を活発にし発電機能を高める方策と
して反応ガスそれぞれをあらかじめ所定温度に予熱する
とともに、固体高分子電解質膜型燃料電池の場合、反応
ガスを加湿して燃料電池へ送り込んでいる。その加湿法
としては、図3に示すようなスクラバ方式が用いられ
る。すなわち、反応ガス源から注入された反応ガス01
は、加湿器05内にあらかじめ入れられた水03の深い
位置に開口した注入管06の先端から押し出される。そ
して、反応ガス01は気泡02となって浮上し、その間
に加湿されて水面から飛び出し加湿器05上部の送出管
07により加湿ガスプレヒータ(以下「プレヒータ」と
いう)へ送られる。
4に示すように、前記スクラバ方式をそのまま転用した
形式のプレヒータ10を用い、反応ガス01をチャンバ
ー11の上方に形成された注入管12から送入し、その
下降中にヒータ14によって加熱したのち、チャンバー
11の底部近くに開口し前記注入管12を貫通して設け
られた送出管13により燃料電池(図外)へ送り込むガ
ス下降上昇タイプのプレヒータ10がある。なお、温度
調整器15がチャンバー11内で送出管13の開口部直
下に位置する熱電対16に送出管13内を通って接続さ
れており、その加熱された反応ガス01の送出直前の温
度を感知する熱電対16の信号を受け、ヒータ14の加
熱量を制御する。また、図5に示すように、チャンバー
21の下端面と上端面とにそれぞれ注入管22と送出管
23とを開口させ、反応ガス01の上昇流をヒータ24
で加熱するガス上昇タイプのプレヒータ20もある。
の方法では、ガス下降上昇タイプの場合、送出管13の
注入管12内に位置する部分は、送入されて来る加湿の
反応ガス01に直撃されて冷却されるため、加湿されて
送出する反応ガス01も冷やされ水滴04を発生しヒー
タ14の加熱範囲に遠い底部に落下し、底部に滞留する
こととなる。さらに、送出管13を逆流し滴下する水滴
04がセンサー16に当たりプレヒータ10が温度上昇
して、これにより反応ガス01の流量が増大するという
不具合も生ずる。また、ガス上昇タイプの場合は、ヒー
タ24の加熱によりチャンバー21の側壁内面に凝結す
る水滴04が注入管22の開口部から管内へ逆流するこ
ととなる。すなわち、上記いずれの構造も、発生する水
滴04が反応ガス01の流路の障害となり、ガス圧力お
よび流量の変動などをもたらし、また溜まった水滴は気
化しないため、反応ガスへの加入はされず、燃料電池の
発電機能に悪影響を与える。
されたもので、スクラバ方式によるガス加湿器を用いた
固体高分子電解質膜型燃料電池システムにおいて、プレ
ヒータ内で発生した水滴が反応ガス流路の障害となるこ
とがなく、溜まった水滴も気化して反応ガスに加入し、
また反応ガスの流量制御に誤動作の生じない燃料電池シ
ステムの加湿ガスプレヒータを提供することを目的とす
る。
れた固体高分子電解質膜によって分割した燃料ガス区域
と酸化剤ガス区域とを備える燃料電池システムに、あら
かじめ加湿した反応ガスを供給する加湿ガスプレヒータ
において、一方の端壁に反応ガス入口を、対向する他方
の端壁に反応ガス出口を設け、反応ガスを水平方向に流
通させるようになしたチャンバーと、反応ガスの流れ方
向に沿ってチャンバーの側壁外周に、かつ少なくとも底
部側にヒータとを設けて構成したことを特徴とする燃料
電池システムの加湿ガスプレヒータを提供するものであ
る。
とが水平方向に対向した形となっているため、ガス入口
から注入された加湿ガスはガス出口に向かって総体的に
水平方向へ流れることとなる。従って、チャンバーの内
壁面に凝縮して発生した水滴はチャンバーの底部に溜ま
るが、ガス入口側の配管内へ逆流することはなくガス流
に障害を生じないので、ガス圧力を変動させない。ま
た、溜まった水滴もヒータの加熱範囲内に位置するため
加熱されて気化し易く再蒸発して加湿ガス流に加入する
ため、燃料電池の発電に悪影響を与えることがない。
する。本発明の実施例の燃料電池30は、図2に示すよ
うに、電極としてのアノード33とカソード34とで固
体高分子電解質膜としてのイオン交換膜32を挟持し、
これにより分割された燃料ガス区域35と酸化剤ガス区
域36とを備える単位電池31をシール材37およびセ
パレータ38を介して複数個積層してなるものである。
うに、燃料電池30を中心にして左右にほぼ同様の構成
とした配管システムを配設してなる。酸化剤ガス側配管
システム40では、酸化剤ガスとしての酸素ガスO2を
前記酸化剤ガス区域36に供給循環させる。
テム60では、燃料ガスとしての水素H2を燃料ガス区
域35に供給循環させるが、燃料ガス側配管システム6
0の図示は省略する。この水素ガスH2、酸素ガスO2
が単位電池31それぞれに連続供給され、イオン交換膜
32を介して接触することにより反応し燃料電池30に
発電させる。
は、図1に示すように、各部材を配管58で連結し所要
個所にバルブ59を設けて構成されている。そして燃料
電池30を運転する場合、酸素ガスO2は、配管58中
に破線で示すように、酸素源41→ガス入口42→注入
管43→加湿器44→プレヒータ46→燃料電池30→
注入管53→水トラップ54→ガス出口55→酸素源4
1の経路により循環し動作する。なお、符号52はクー
ラーで、水トラップ54を水03で冷却しておりその水
トラップ54は、燃料電池30において化学反応して出
て来た生成水を含む酸素ガスO2から水分を分離する。
また、加湿器44には、あらかじめ水注入口56から水
03が適当量注入されヒータ45により所望温度に加熱
される。符号57は加湿器44の水抜き口である。
加湿器44側の端壁47a中央にガス入口48を、燃料
電池30側の端壁47b中央にガス出口49をそれぞれ
設けるとともに、注入されて来た酸素ガスO2の流れ方
向に沿った側壁47cの外周にヒータ50を付設してお
り、前記流れ方向が水平となるようにプレヒータ46を
設置している。なお、チャンバー47の外に設けられた
温度調整器51は、側壁47c内の中央の高さ位置に設
置された熱電対51aにガス入口48を通って接続され
ており、酸素ガスO2の温度を感知するセンサー51a
の信号を受けてヒーター50による加熱温度を所望の値
に制御する。
口49とが水平方向に対向した形になっているので注入
されて来た酸素ガスO2は、チャンバー47内で乱流と
なりながらヒーター50によって加熱され、ガス出口4
9から排出されて燃料電池30へ進むが、総体的にみれ
ばその流れ方向は水平となる。チャンバー47内で凝縮
して発生した水滴04は側壁47cの底部に溜まるが、
ガス入口48から配管58へ逆流することはなく、また
ヒーター50の加熱範囲内に位置するため気化し易く再
加熱されて蒸発しガス流へ加入する。なお、熱電対51
aは、その設置位置からして水滴04に影響されること
はないので温度調整器51は正常な動作を行うことがで
きる。すなわち、本発明では、プレヒータ46のガス入
口48付近の配管58に水溜まりを生ずることがなく、
また発生した水滴04も再蒸発させるので、燃料電池3
0の性能に悪影響を及ぼすことはない。
明は、この実施例に必ずしも限定されるものではなく、
要旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本発
明に含まれる。例えば、ガス入口とガス出口とは端壁の
正確な中心ではなく多少のずれがあっても差し支えな
い。
レヒータは、このような加湿ガスプレヒータを、ガス入
口とガス出口とをほぼ水平方向に対向するよう両端壁中
央に配設するとともに、チャンバーを注入される反応ガ
スの流れ方向が水平となるように設置した構成としたた
め、チャンバー内に発生する水滴がガス入口から配管へ
逆流することがなく、流路が阻害されないばかりか溜ま
った水滴も再蒸発させてガス流に加入させるので、加湿
ガスプレヒータは、本来の機能を十分に発揮することが
できる。
系統図である。
断面図である。
図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 電極で挟持された固体高分子電解質膜に
よって分割した燃料ガス区域と酸化剤ガス区域とを備え
る燃料電池システムに、あらかじめ加湿した反応ガスを
供給する加湿ガスプレヒータにおいて、一方の端壁に反
応ガス入口を、対向する他方の端壁に反応ガス出口を設
け、反応ガスを水平方向に流通させるようになしたチャ
ンバーと、反応ガスの流れ方向に沿ってチャンバーの側
壁外周に、かつ少なくとも底部側にヒータとを設けて構
成したことを特徴とする燃料電池システムの加湿ガスプ
レヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358052A JP2764116B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 燃料電池システムの加湿ガスプレヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358052A JP2764116B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 燃料電池システムの加湿ガスプレヒータ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05182682A JPH05182682A (ja) | 1993-07-23 |
JP2764116B2 true JP2764116B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=18457292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3358052A Expired - Fee Related JP2764116B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 燃料電池システムの加湿ガスプレヒータ |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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1991
- 1991-12-27 JP JP3358052A patent/JP2764116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH05182682A (ja) | 1993-07-23 |
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