JP2764112B2 - 木材の処理方法 - Google Patents
木材の処理方法Info
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- JP2764112B2 JP2764112B2 JP1324594A JP32459489A JP2764112B2 JP 2764112 B2 JP2764112 B2 JP 2764112B2 JP 1324594 A JP1324594 A JP 1324594A JP 32459489 A JP32459489 A JP 32459489A JP 2764112 B2 JP2764112 B2 JP 2764112B2
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- Japan
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- wood
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は木材の処理方法に関し、詳しくは、殺虫剤及
び/又は殺菌剤を木材に深く浸透させることができる高
生産性の木材の処理方法に関する。
び/又は殺菌剤を木材に深く浸透させることができる高
生産性の木材の処理方法に関する。
従来の技術 近年、我国の木材需要の伸びは著しく、国内の森林資
源は枯渇化をきたし、南洋材等の耐久性に乏しい輸入材
の増大に伴って、シロアリ、ヒラタキクイムシ等による
生物被害が増大している。また、建築工法の変化も、木
材の腐朽やシロアリ被害が発生しやすい環境をつくり出
している。
源は枯渇化をきたし、南洋材等の耐久性に乏しい輸入材
の増大に伴って、シロアリ、ヒラタキクイムシ等による
生物被害が増大している。また、建築工法の変化も、木
材の腐朽やシロアリ被害が発生しやすい環境をつくり出
している。
そこで、従来、上記したような生物劣化から木材を保
護するために、一方では、インサイジング等の種々の木
材処理方法が知られており、他方においては、種々の木
材保存薬剤が開発されている。上記インサイジング法
は、のみ目加工ともいわれ、木材の防腐処理の前加工と
して、のみ刃によつて木材に表面に適当な間隔でのみ目
を切り込む方法であつて、木材の処理方法としては、こ
の前加工の後に水性の防腐剤を加圧注入する方法がよく
知られている。しかし、この方法では、防腐剤の木材へ
の注入に時間を要するのみならず、防腐剤の定着にも時
間を要し、生産性に劣ると共に、適用できる木材が限ら
れており、更に、寸法安定性の観点から、所謂プレカッ
ト材には適用し難い。また、薬剤も毒性や腐食性が強
く、環境汚染を招来するおそれがあり、しかも、用いる
装置も大型で高価なものである。
護するために、一方では、インサイジング等の種々の木
材処理方法が知られており、他方においては、種々の木
材保存薬剤が開発されている。上記インサイジング法
は、のみ目加工ともいわれ、木材の防腐処理の前加工と
して、のみ刃によつて木材に表面に適当な間隔でのみ目
を切り込む方法であつて、木材の処理方法としては、こ
の前加工の後に水性の防腐剤を加圧注入する方法がよく
知られている。しかし、この方法では、防腐剤の木材へ
の注入に時間を要するのみならず、防腐剤の定着にも時
間を要し、生産性に劣ると共に、適用できる木材が限ら
れており、更に、寸法安定性の観点から、所謂プレカッ
ト材には適用し難い。また、薬剤も毒性や腐食性が強
く、環境汚染を招来するおそれがあり、しかも、用いる
装置も大型で高価なものである。
他方、防腐剤としては、クレオソート油に代表される
油状防腐剤も知られている。この防腐剤は、従来、電柱
や枕木等に多用されているが、単に塗布や吹付けによつ
ては十分な効果を得ることができないので、加熱含浸に
よる必要がある。更に、防蟻力が不十分である。
油状防腐剤も知られている。この防腐剤は、従来、電柱
や枕木等に多用されているが、単に塗布や吹付けによつ
ては十分な効果を得ることができないので、加熱含浸に
よる必要がある。更に、防蟻力が不十分である。
このために、例えば、特開昭61-64403号公報に記載さ
れているような油状防腐防蟻剤も知られている。この油
状防腐防蟻剤は、木材保存に有効であるものの、従来、
生産性にすぐれる施工方法が見当たらないまま、主とし
て、新築又は既設の建築物の床下部分に刷毛又はスプレ
ーにて施工されており、生産性に劣る。また、上記のよ
うな施工方法によるため、継手部分等においては、施工
洩れが生じやすい。
れているような油状防腐防蟻剤も知られている。この油
状防腐防蟻剤は、木材保存に有効であるものの、従来、
生産性にすぐれる施工方法が見当たらないまま、主とし
て、新築又は既設の建築物の床下部分に刷毛又はスプレ
ーにて施工されており、生産性に劣る。また、上記のよ
うな施工方法によるため、継手部分等においては、施工
洩れが生じやすい。
油状防腐防蟻剤の木材への施工に際して、二重真空法
も知られている。この方法によれば、薬剤を木材に良好
に浸透させることもできるが、加圧注入法におけるよう
な大型の装置ではないとしても、尚、比較的大型で高価
な装置を必要とする。
も知られている。この方法によれば、薬剤を木材に良好
に浸透させることもできるが、加圧注入法におけるよう
な大型の装置ではないとしても、尚、比較的大型で高価
な装置を必要とする。
発明が解決しようとする課題 本発明は、従来の木材の処理方法における問題を解決
するためになされたものであつて、処理時間が短く、且
つ、薬剤の木材への浸透を深くすることができ、しか
も、木材の樹種や形状にかかわらずに適用することがで
きる木材の処理方法を提供することを目的とする。
するためになされたものであつて、処理時間が短く、且
つ、薬剤の木材への浸透を深くすることができ、しか
も、木材の樹種や形状にかかわらずに適用することがで
きる木材の処理方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明による木材の処理方法は、先端が開口部面積2.
5〜15mm2を有する平面である鋼材にて木材の表面を圧縮
して、木材に表面に上記開口部面積を有すると共に、深
さが3〜15mmの微小孔を穿設し、次いで、沸点が200℃
以上の有機溶剤を10重量%以上含有する木材の殺虫剤及
び/又は殺菌剤の処理溶液を上記木材に含浸させたこと
を特徴とする。
5〜15mm2を有する平面である鋼材にて木材の表面を圧縮
して、木材に表面に上記開口部面積を有すると共に、深
さが3〜15mmの微小孔を穿設し、次いで、沸点が200℃
以上の有機溶剤を10重量%以上含有する木材の殺虫剤及
び/又は殺菌剤の処理溶液を上記木材に含浸させたこと
を特徴とする。
本発明の方法によれば、先ず、木材の表面に開口部面
積が2.5〜15mm2、深さが3〜15mmの微小孔を穿設する。
積が2.5〜15mm2、深さが3〜15mmの微小孔を穿設する。
従来、一般に知られているインサイジング法に用いら
れているのみを用いるのみ目加工によつては、木材の表
面は、のみを抜いた後は開口部分が閉塞するので、本発
明の方法においては、例えば、先端が開口部面積を有す
る円形又は四角形等の平面である鋼材を用い、木材表面
を圧縮することによつて、上記のような開口部を有する
微小孔を木材表面に穿設するのが好ましい。
れているのみを用いるのみ目加工によつては、木材の表
面は、のみを抜いた後は開口部分が閉塞するので、本発
明の方法においては、例えば、先端が開口部面積を有す
る円形又は四角形等の平面である鋼材を用い、木材表面
を圧縮することによつて、上記のような開口部を有する
微小孔を木材表面に穿設するのが好ましい。
本発明の方法においては、微小孔の断面形状は何ら限
定されるものではないが、開口部面積が余りに小さいと
きは、薬剤の木材への浸透が不十分であり、深さが余り
に深いときは、木材強度を低下させる。また、微小孔の
穿設密度は、微小孔の大きさ、薬剤の種類等によつて異
なり、木材の単位当りに適用しようとする薬剤量を木材
の表面積で割ることによつて計算することができるが、
通常、2000〜7000個/m2、より好ましくは、3000〜5000
個/m2の範囲である。
定されるものではないが、開口部面積が余りに小さいと
きは、薬剤の木材への浸透が不十分であり、深さが余り
に深いときは、木材強度を低下させる。また、微小孔の
穿設密度は、微小孔の大きさ、薬剤の種類等によつて異
なり、木材の単位当りに適用しようとする薬剤量を木材
の表面積で割ることによつて計算することができるが、
通常、2000〜7000個/m2、より好ましくは、3000〜5000
個/m2の範囲である。
本発明の方法において用いる処理溶液は、木材の殺虫
剤及び/又は殺菌剤を薬剤として有機溶剤に溶解してな
る溶液であつて、この処理溶液は、200℃以上の有機溶
剤を10重量%以上含有する。
剤及び/又は殺菌剤を薬剤として有機溶剤に溶解してな
る溶液であつて、この処理溶液は、200℃以上の有機溶
剤を10重量%以上含有する。
薬剤としては、有機リン系殺虫剤、カルバメート系殺
虫剤、ピレスロイド系殺虫剤等の殺虫剤と抗木材腐朽
菌、即ち、子のう菌、担子菌、不完全菌に対する殺菌剤
が用いられる。
虫剤、ピレスロイド系殺虫剤等の殺虫剤と抗木材腐朽
菌、即ち、子のう菌、担子菌、不完全菌に対する殺菌剤
が用いられる。
上記のような殺虫剤としては、シロアリ防除剤として
有効なものが好ましく、具体例として、例えば、有機リ
ン系殺虫剤では、O,O−ジエチル−(α−シアノベンジ
リデンアミノ)オキシホスホロチオエート(ホキシ
ム)、O,O−ジエチル−O−3,5,6−トリクロル−2−ピ
リジルホスホロチオエート(クロルピリホス)等、カル
バメート系殺虫剤としては、O−sec.−ブチルフエニル
メチルカルバメート(バツサ)、O−イソプロポキシフ
エニルメチルカルバメート(プロポキサー)等を、ま
た、ピレスロイド系殺虫剤としては、シアノ(4−フル
オロ−3−フエノキシフエニル)メチル−3−(2,2−
ジクロロエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボン酸エステル(サイフルスリン)、(IR)−シス−
3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボン酸エステル(デルタメスリン)等を挙げ
ることができる。
有効なものが好ましく、具体例として、例えば、有機リ
ン系殺虫剤では、O,O−ジエチル−(α−シアノベンジ
リデンアミノ)オキシホスホロチオエート(ホキシ
ム)、O,O−ジエチル−O−3,5,6−トリクロル−2−ピ
リジルホスホロチオエート(クロルピリホス)等、カル
バメート系殺虫剤としては、O−sec.−ブチルフエニル
メチルカルバメート(バツサ)、O−イソプロポキシフ
エニルメチルカルバメート(プロポキサー)等を、ま
た、ピレスロイド系殺虫剤としては、シアノ(4−フル
オロ−3−フエノキシフエニル)メチル−3−(2,2−
ジクロロエテニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボン酸エステル(サイフルスリン)、(IR)−シス−
3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボン酸エステル(デルタメスリン)等を挙げ
ることができる。
また、殺菌剤としては、具体例として、例えば、N−
シクロヘキシル−N−メトキシ−2,5−ジメチルフラン
−3−カルボキサミド(フルメシクロツクス)、N−ニ
トロソ−N−シクロヘキシルヒドロキシルアミンのアル
ミニウム、カリウム又は銅塩、N,N−ジメチル−N′−
(ジクロルフルオロメチルチオ)−N′−フエニルスル
フアミド(ジクロルフルアニド9、p−クロルフエニル
−3−ヨードプロパルギルホルマール、3−ブロモ−2,
3−ジヨード−2−プロペニルエチルカルボナート等を
挙げることができる。
シクロヘキシル−N−メトキシ−2,5−ジメチルフラン
−3−カルボキサミド(フルメシクロツクス)、N−ニ
トロソ−N−シクロヘキシルヒドロキシルアミンのアル
ミニウム、カリウム又は銅塩、N,N−ジメチル−N′−
(ジクロルフルオロメチルチオ)−N′−フエニルスル
フアミド(ジクロルフルアニド9、p−クロルフエニル
−3−ヨードプロパルギルホルマール、3−ブロモ−2,
3−ジヨード−2−プロペニルエチルカルボナート等を
挙げることができる。
本発明においては、用いる処理溶液は、上記殺虫剤と
殺菌剤とを共に含有することが好ましく、通常、殺虫剤
と殺菌剤とをそれぞれ0.01〜10重量%で含有し、好まし
くは、それぞれ0.1〜5.0重量%の範囲で含有する。
殺菌剤とを共に含有することが好ましく、通常、殺虫剤
と殺菌剤とをそれぞれ0.01〜10重量%で含有し、好まし
くは、それぞれ0.1〜5.0重量%の範囲で含有する。
更に、処理溶液は、沸点が200℃以上の高沸点有機溶
剤を10重量%以上、好ましくは50重量%以上含有する。
このような高沸点有機溶剤としては、通常、石油留分、
接触分解油留分又は合成油であつて、常温で液状であつ
て、主として、芳香族成分からなるものが好ましく用い
られる。このような芳香族成分としては、例えば、モノ
アルキルベンゼン、ジアルキルベンゼン、トリアルキル
ベンゼン、テトラアルキルベンゼン等のポリアルキルベ
ンゼン、モノアルキルナフタレン、ジアルキルナフタレ
ン等のポリアルキルナフタレン、ジフエニル、アルキル
ジフエニル、ジフエニルエーテル、アルキルジフエニル
エーテル等を挙げることができる。
剤を10重量%以上、好ましくは50重量%以上含有する。
このような高沸点有機溶剤としては、通常、石油留分、
接触分解油留分又は合成油であつて、常温で液状であつ
て、主として、芳香族成分からなるものが好ましく用い
られる。このような芳香族成分としては、例えば、モノ
アルキルベンゼン、ジアルキルベンゼン、トリアルキル
ベンゼン、テトラアルキルベンゼン等のポリアルキルベ
ンゼン、モノアルキルナフタレン、ジアルキルナフタレ
ン等のポリアルキルナフタレン、ジフエニル、アルキル
ジフエニル、ジフエニルエーテル、アルキルジフエニル
エーテル等を挙げることができる。
更に、上記高沸点有機溶剤としては、例えば、マレイ
ン酸ジメチル、フタル酸ジブチル等のエステル類、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール等のモノアルキルエステル類はモノアルキル
エーテル類の用いることができる。また、処理溶液は、
薬剤及び溶剤以外に、必要に応じて、酸化防止剤や紫外
線吸収剤を含有していてもよい。
ン酸ジメチル、フタル酸ジブチル等のエステル類、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール等のモノアルキルエステル類はモノアルキル
エーテル類の用いることができる。また、処理溶液は、
薬剤及び溶剤以外に、必要に応じて、酸化防止剤や紫外
線吸収剤を含有していてもよい。
本発明において、処理溶液を木材に含浸させるには、
例えば、スプレーによる吹付け方式は流下方式が採用さ
れるが、特に、処理効率の点からスプレーによる吹付け
方式が好ましい。
例えば、スプレーによる吹付け方式は流下方式が採用さ
れるが、特に、処理効率の点からスプレーによる吹付け
方式が好ましい。
発明の効果 以上のように、本発明の方法によれば、先端が所定の
開口部面積を有する平面である鋼材にて木材の表面を圧
縮して、木材の表面に上記開口部面積と所定の深さを有
する微小孔を穿設し、かかる木材に高沸点溶剤を含む処
理溶液を施用する。従つて、処理溶液は、微小孔に吸引
付着され、しかも、揮散しないので、有効成分は、微小
孔から容易に木材の内部深く浸透する。
開口部面積を有する平面である鋼材にて木材の表面を圧
縮して、木材の表面に上記開口部面積と所定の深さを有
する微小孔を穿設し、かかる木材に高沸点溶剤を含む処
理溶液を施用する。従つて、処理溶液は、微小孔に吸引
付着され、しかも、揮散しないので、有効成分は、微小
孔から容易に木材の内部深く浸透する。
更に、本発明の方法は、木材の連続処理に適し、短時
間で、且つ、木材の樹種や形状にかかわらずに薬剤を施
用することができる。
間で、且つ、木材の樹種や形状にかかわらずに薬剤を施
用することができる。
実施例 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は
これら実施例により何ら限定されるものではない。
これら実施例により何ら限定されるものではない。
処理溶液は、有効成分として、ホキシム1.0重量%、
N−シクロヘキシル−N−メトキシ−2,5−ジメチルフ
ラン−3−カルボキサミド0.5重量%及びN−ニトロソ
−N−シクロヘキシルヒドロキシルアミンのアルミニウ
ム塩0.5重量%を含むように、下記A、B及びCを調製
した。
N−シクロヘキシル−N−メトキシ−2,5−ジメチルフ
ラン−3−カルボキサミド0.5重量%及びN−ニトロソ
−N−シクロヘキシルヒドロキシルアミンのアルミニウ
ム塩0.5重量%を含むように、下記A、B及びCを調製
した。
処理溶液A 有効成分 2.0重量% 沸点203〜260℃の芳香族成分含有量99%の石油系溶剤 98.0重量% 処理溶液B 有効成分 2.0重量% 上記石油系溶剤 5.0重量% トルエン 93.0重量% 処理溶液C 有効成分 2.0重量% メタノール 98.0重量% 実施例1 断面105×105mm、長さ200mmの米栂材の一表面の1/2幅
の帯状部に厚さ1mm、幅5mm、長さ50mmの鋼材(先端は1m
m×5mmの長方形状の平面である。)を用い、鋼材の打ち
込み深さを7mmとして、長さ方向ピツチ50mm、幅方向ピ
ツチ30mmにてインサイジング加工して、微小孔を穿設し
た。微小孔の寸法は、上記鋼材と同じであつて、開口部
面積1×5mm2、深さ7mmであり、微小孔の長さ方向は木
材の繊維方向に沿っている。
の帯状部に厚さ1mm、幅5mm、長さ50mmの鋼材(先端は1m
m×5mmの長方形状の平面である。)を用い、鋼材の打ち
込み深さを7mmとして、長さ方向ピツチ50mm、幅方向ピ
ツチ30mmにてインサイジング加工して、微小孔を穿設し
た。微小孔の寸法は、上記鋼材と同じであつて、開口部
面積1×5mm2、深さ7mmであり、微小孔の長さ方向は木
材の繊維方向に沿っている。
比較のために、他の1/2幅の帯状部に上記鋼材の先端
部5mmを両刃としたのみを用いて、上記と同様にしてイ
ンサイジング加工した。
部5mmを両刃としたのみを用いて、上記と同様にしてイ
ンサイジング加工した。
前記インサイジング加工した木材のそれぞれの表面に
前記処理溶液Aを噴射量1/分のスプレーにて3秒間
噴射塗布し、室温で4日間放置した後、薬剤の木材への
浸透深さを測定した。測定は、木材のインサイジング部
を繊維方向に垂直な面で切断し、ここに予め薬剤の浸透
深さと相間することを確認してある染料溶液(1%セレ
ス・ブルー(バイエル社製))を塗布し、薬剤の木材へ
の浸透深さを求めた。
前記処理溶液Aを噴射量1/分のスプレーにて3秒間
噴射塗布し、室温で4日間放置した後、薬剤の木材への
浸透深さを測定した。測定は、木材のインサイジング部
を繊維方向に垂直な面で切断し、ここに予め薬剤の浸透
深さと相間することを確認してある染料溶液(1%セレ
ス・ブルー(バイエル社製))を塗布し、薬剤の木材へ
の浸透深さを求めた。
その結果、薬剤の木材への浸透深さは、それぞれ6点
の平均値として、のみ目加工した木材部分では5.6mmで
あつたが、本発明による処理部分では11.1mmであつた。
の平均値として、のみ目加工した木材部分では5.6mmで
あつたが、本発明による処理部分では11.1mmであつた。
実施例2 断面105×105mm、長さ200mmの米栂材の一表面に、実
施例1と同様にして、厚さ1mm、幅5mm、長さ50mmの鋼材
を用い、その打ち込み深さを7mmとして、長さ方向ピツ
チ50mm、幅方向ピツチ30mmにてインサイジング加工し
て、その長さ方向が木材の繊維方向に沿うように、微小
孔を穿設した。
施例1と同様にして、厚さ1mm、幅5mm、長さ50mmの鋼材
を用い、その打ち込み深さを7mmとして、長さ方向ピツ
チ50mm、幅方向ピツチ30mmにてインサイジング加工し
て、その長さ方向が木材の繊維方向に沿うように、微小
孔を穿設した。
上記インサイジング加工した木材の表面を三つの区画
に分割し、それぞれの区画に前記処理溶液A、B又はC
を噴射量1/分のスプレーにて3秒間噴射塗布し、室
温で4日間放置した後、薬剤の木材への浸透深さを前記
と同様にして測定した。
に分割し、それぞれの区画に前記処理溶液A、B又はC
を噴射量1/分のスプレーにて3秒間噴射塗布し、室
温で4日間放置した後、薬剤の木材への浸透深さを前記
と同様にして測定した。
その結果、薬剤の木材への浸透深さは、それぞれ四点
の平均値として、処理溶液Aについては11.5mm、処理溶
液Bについては8.1mm、処理溶液Cについては7.5mmであ
つた。
の平均値として、処理溶液Aについては11.5mm、処理溶
液Bについては8.1mm、処理溶液Cについては7.5mmであ
つた。
フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 玲 兵庫県宝塚市中山桜台6丁目18番2― 315号 (72)発明者 花本 脩 広島県尾道市高須町1396番地の1 (56)参考文献 特開 昭61−64403(JP,A) 特開 昭62−173203(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】先端が開口部面積2.5〜15mm2を有する平面
である鋼材にて木材の表面を圧縮して、木材に表面に上
記開口部面積を有すると共に、深さが3〜15mmの微小孔
を穿設し、次いで、沸点が200℃以上の有機溶剤を10重
量%以上含有する木材の殺虫剤及び/又は殺菌剤の処理
溶液を上記木材に含浸させることを特徴とする木材の処
理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1324594A JP2764112B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 木材の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1324594A JP2764112B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 木材の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03183502A JPH03183502A (ja) | 1991-08-09 |
| JP2764112B2 true JP2764112B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=18167561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1324594A Expired - Fee Related JP2764112B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 木材の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2764112B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5202840B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2013-06-05 | 株式会社ザイエンス | 木質系材料の保存処理方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6164403A (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-02 | 武田薬品工業株式会社 | 木材保存剤 |
| JPS62173203A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-07-30 | 松下電工株式会社 | 薬品処理木質材およびその製造方法 |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP1324594A patent/JP2764112B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03183502A (ja) | 1991-08-09 |
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