JP2761319B2 - 給油管理装置 - Google Patents

給油管理装置

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JP2761319B2
JP2761319B2 JP4344892A JP4344892A JP2761319B2 JP 2761319 B2 JP2761319 B2 JP 2761319B2 JP 4344892 A JP4344892 A JP 4344892A JP 4344892 A JP4344892 A JP 4344892A JP 2761319 B2 JP2761319 B2 JP 2761319B2
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refueling
fuel supply
external
crossover
supply means
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真一 仲道
久 栗山
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリンスタンドなど
のサービスステーションにおいて、自動車などにレギュ
ラーガソリンや軽油などの複数種類の燃料油を選択的に
供給するための給油管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、サービスステーション1の簡略
化した平面図である。このサービスステーション1で
は、店舗2内に、売上処理などを行う制御装置3が設置
されており、屋外には、自動車4a〜4dに給油を行う
給油機5a〜5fが設けられている。各給油機5a〜5
fは、それぞれ図示しない2個のポンプを内蔵してお
り、各ポンプにはそれぞれ給油ノズルが1個接続されて
いる。ここでは、2個のポンプから成る1台の給油機を
1グループとする。
【0003】また、各給油機5a〜5f毎に近接して、
外設機6a〜6fがそれぞれ設置されている。外設機6
a〜6fは、1グループ毎にすなわち給油機5a〜5f
にそれぞれ対応して共通に接続されており、また各外設
機6a〜6fは、それぞれ制御装置3に接続されてい
る。この外設機6a〜6fは、制御装置3で行う処理の
一部を代行する機能を有しており、たとえば売上処理や
ポンプの選択などを行うことができる。
【0004】給油機5a〜5fの各ポンプは、給油が行
われない通常状態においては、安全性などを確保する目
的でロックがかけられており、給油が行われないように
なっている。そこで、自動車4a〜4dへの給油を行う
ときには、給油所作業員が前もって給油機5a〜5fの
各ポンプにかけられたロックを解除するために、すなわ
ち給油許可を行うために、前述した外設機6a〜6fに
設けられた後述するいわゆるポンプセレクトキーを操作
し、所望のポンプすなわち給油ノズルの給油許可を行
う。
【0005】図15は、外設機と給油ノズルとの対応関
係の一例を示す図である。すなわち図15においては、
サービスステーション1に設置される給油機のうち、給
油機5aの各給油ノズルの給油許可を外設機6aによっ
て行えるものとし、給油機5bの各給油ノズルの給油許
可を外設機6bによって行えるものとした場合を示す。
ここでは、外設機6aに設けられたポンプセレクトキー
PS1,PS2によってそれぞれ給油ノズル5a1,5
a2の給油許可が行えるものとし、外設機6bに設けら
れたポンプセレクトキーPS3,PS4によってそれぞ
れ給油ノズル5b1,5b2の給油許可が行えるものと
する。
【0006】たとえば図2において、給油機5aの給油
ノズル5a1によって自動車4aに給油を行う場合に
は、給油所作業員は、給油機5aに近接して設けられた
外設機6aのポンプセレクトキーPS1を押すことによ
って容易に給油許可を行うことができる。
【0007】図16は、外設機と給油ノズルとの対応関
係の他の例を示す図である。図16においては、前述の
図15における外設機6a,6bによって、それぞれ給
油機5dの給油ノズル5d1,5d2あるいは5eの給
油ノズル5e1,5e2の給油許可を行えるようにする
ために、いわゆるクロスオーバキー10a,10bを設
けた例を示す。
【0008】たとえば、給油機5dの給油ノズル5d1
の給油許可を行うときに、給油所作業員が外設機6aの
近傍にいるときには、外設機6dによらず、外設機6a
のクロスオーバキー10aを操作することによって、給
油機5dの給油ノズル5d1の給油許可を行うことがで
きる。
【0009】図17は、外設機と給油ノズルとが対応不
可能である関係の一例を示す図である。図17(1)
は、1つのポンプセレクトキーに複数の給油ノズルを対
応付けられない例を示しており、たとえば、外設機6a
のポンプセレクトキーPS1によって、給油機5aの給
油ノズル5a1,5a2の両方の給油許可を行うことが
できるように対応付けることはできない。
【0010】また、図17(2)は、1個の給油ノズル
に複数のポンプセレクトキーを対応付けられない例を示
しており、たとえば給油機5aの給油ノズル5a1の給
油許可を外設機6aのポンプセレクトキーPS1,PS
2のいずれによっても行うことができるように対応付け
ることはできない。
【0011】また図17(3)は、1個の給油ノズルは
1つの外設機の1つのポンプセレクトキーにしか対応付
けられない例を示しており、たとえば、給油機5aの給
油ノズル5a1の給油許可を、外設機6aのポンプセレ
クトキーPS1および外設機6bのポンプセレクトキー
PS3のいずれによっても行うことができるように対応
付けることはできない。
【0012】また従来から、たとえば給油所作業員のキ
ー入力操作ミスなどによって、上述のポンプセレクトキ
ーによって行った給油ノズルの給油許可を取消す場合に
は、実際に給油操作が開始されるまでの間であれば、給
油許可を行った外設機において、再度同一のポンプセレ
クトキーを押すことによって行うことができる。また、
クロスオーバキーによって行った給油ノズルの給油許可
の取消を行う場合には、該給油ノズルに対応している外
設機においてポンプセレクトキーを押すことによって行
うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述のサービスステー
ション1において、たとえば自動車4dに給油を行うと
きに、外設機6aからクロスオーバキーによって給油機
5eの給油ノズル5e1の給油許可を行った際に、操作
ミスなどによって給油機5cの給油ノズル5c1の給油
許可を行ってしまったような場合には、給油ノズル5c
1の給油許可の取消は、外設機6aから行うことができ
ない。
【0014】すなわち前述したように、給油ノズル5c
1の取消は、給油機5cに対応している外設機、すなわ
ち給油機5cを給油許可するためのポンプセレクトキー
を有している外設機6cにおけるポンプセレクトキーを
操作することによってしか行うことができない。したが
ってこのような場合には、給油所作業員は、給油ノズル
5c1の給油許可の取消のために一旦外設機6cの所へ
行く必要があるため、顧客にとっても給油所作業員にと
っても時間のロスを余儀なくされるといった問題があ
る。
【0015】したがって本発明の目的は、上記課題を解
決し、操作性および利便性を向上させることができる給
油管理装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の個別燃
料供給手段と、1または複数の個別燃料供給手段からな
るグループ毎に設けられる複数の外設機であって、各外
設機は対応するグループの個別燃料供給手段に共通に接
続されている、そのような外設機と、各外設機が接続さ
れ、前記個別燃料供給手段による燃料供給状態を表す信
号を受信して、伝送線を介して外部に送出する給油管理
手段とを含み、前記個別燃料供給手段には、自己の個別
燃料供給手段を識別するための自己アドレスが予め設定
されており、前記外設機は、対応するグループに含まれ
る各個別燃料供給手段毎にアドレス指定を行うアドレス
指定ボタンと、他のグループに属する個別燃料供給手段
を指定することを表すクロスオーバボタンと、前記クロ
スオーバボタンの操作後に、前記他のグループの個別燃
料供給手段をアドレス指定するためのクロスオーバアド
レス指定ボタンとを含み、前記個別燃料供給手段は、ア
ドレス指定信号が自己のアドレス指定信号と一致したと
き外設機によって指示された給油動作を行い、前記給油
管理手段は、外設機からその外設機に対応するグループ
以外のグループに属するアドレス指定信号および制御信
号を他の外設機に伝送する給油管理装置において、前記
外設機は、前記クロスオーバアドレス指定ボタンによっ
て指定した他のグループの個別燃料供給手段のアドレス
指定を解除するクロスオーバ取消ボタンを備えたことを
特徴とする給油管理装置である。
【0017】
【作用】本発明に従えば、1または複数の個別燃料供給
手段からなるグループ毎に設けられる外設機に含まれる
アドレス指定ボタンによって、対応するグループの個別
燃料供給手段のアドレス指定を行う。
【0018】また、前記外設機に含まれるクロスオーバ
ボタンによって、他のグループに属する個別燃料供給手
段を指定することを表し、クロスオーバボタンの操作後
に、前記外設機に含まれるクロスオーバアドレス指定ボ
タンによって前記他のグループの個別燃料供給手段のア
ドレス指定を行う。
【0019】このとき、クロスオーバアドレス指定ボタ
ンによる他のグループの個別燃料供給手段のアドレス指
定を解除するときには、外設機に設けられたクロスオー
バ取消ボタンによって該指定を解除する。
【0020】したがって、クロスオーバアドレス指定ボ
タンによって指定した他のグループの個別燃料供給手段
のアドレス指定であっても、該指定を行った同じ外設機
によって解除させることができる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である給油管理装
置10の基本的構成を示す図であり、図2は、給油管理
装置10が設置されるサービスステーション1の簡略化
した平面図である。
【0022】図1および図2を参照して、給油管理装置
10は、給油管理手段である制御装置3と、給油機5a
〜5fと、外設機6a〜6fとによって構成されてい
る。制御装置3は、店舗2内に設置されており、公衆回
線11を介して外部のたとえばホストコンピュータ12
に接続されている。制御装置3は、売上処理データなど
を外部に送出するいわゆる販売時点管理(Point Of Sal
es;POS)機能を有するとともに、給油ポンプの選択
などを行うことができる。
【0023】また屋外には、自動車4a〜4dに給油を
行う給油機5a〜5fが設けられている。各給油機5a
〜5fは、それぞれ図示しない2個のポンプを内蔵して
おり、各ポンプにはそれぞれ個別燃料供給手段である給
油ノズルが接続されている。ここでは、2個のポンプか
ら成る一台の給油機を1グループとする。給油機5a〜
5fには、それぞれ給油ノズル5a1,5a2;5b
1,5b2;5c1,5c2;…;5f1,5f2が設
置されている。各給油ノズルが接続するポンプは、給油
が行われない通常状態においては、安全性などを確保す
る目的でロックがかけられており、給油が行われないよ
うになっている。
【0024】また、各給油機5a〜5f毎に近接して外
設機6a〜6fがそれぞれ設置されている。各外設機6
a〜6fは、たとえばローカルエリアネットワーク(L
AN)によって実現される伝送線13を介して対応する
グループの給油機5a〜5fの給油ノズルに共通に接続
されており、また、各外設機6a〜6fは、伝送線13
を介してそれぞれ制御装置3に接続されている。この外
設機6a〜6fは、制御装置3で行う処理の一部を代行
する機能を有しており、たとえば売上処理や給油ノズル
の給油許可などを行うことができる。
【0025】図3は、前述した制御装置3の基本的構成
を示すブロック図である。CPU(中央演算処理装置)
15は、マイクロコンピュータなどによって実現され、
制御装置3全体の制御を行う。入力部16は、キーボー
ドなどによって実現され、売上処理時における売上数量
あるいは売上金額の入力や顧客コードなどの入力を行
う。ROM(リードオンリメモリ)17は、予め定める
制御プログラムが格納されており、また、後述するRA
M(ランダムアクセスメモリ)18は、売上処理データ
などをストアする。表示部19は、CRT(陰極線管)
などによって実現され、入力された売上処理データなど
を表示する。印字部20は、入力された売上処理データ
などを図示しない記録紙に印字出力する。外部メモリ2
1は、フロッピーディスクなどの磁気記録媒体によって
実現され、制御装置3に着脱可能に設けられている。
【0026】通信制御部22は、外設機6a〜6fから
送信される後述する給油機5a〜5fの各給油ノズルの
アドレス指定のための信号を、伝送線13を介して受信
し、CPU15へ出力する。ポンプ制御部23は、CP
U15による制御に基づいて、給油機5a〜5fへ後述
する給油許可のための制御信号を伝送線13を介して送
出する。
【0027】図4は、外設機6a〜6fの基本的構成を
示すブロック図であり、図5は、外設機6a〜6fの外
観図である。CPU25は、マイクロコンピュータなど
によって実現され、外設機6a〜6f全体の制御を行
う。入力部26は、キーボード26aあるいは磁気カー
ドリーダ26bなどによって実現され、顧客コードや後
述する給油許可のためのキー入力を行う。ROM27
は、予め定める制御プログラムが格納されており、ま
た、後述するRAM28は、売上処理データなどをスト
アする。表示部29は、液晶表示装置などによって実現
され、入力された売上処理データなどを表示し、印字部
30は、入力された売上処理データや給油結果などを記
録紙33に、たとえば顧客に渡すレシートとして印字出
力する。
【0028】通信制御部31は、他の外設機から送信さ
れる後述する給油機5a〜5fの各給油ノズルのアドレ
ス指定のための信号を伝送線13を介して受信し、CP
U25へ出力する。ポンプ制御部32は、CPU25に
よる制御に基づいて、給油機5a〜5fへ後述する給油
許可のための制御信号を伝送線13を介して送出する。
【0029】図6は、前述したキーボード26aの具体
的なキーパネルの構成の一例を示す図である。図6にお
いては、外設機6aにおけるキーボード26aのキーパ
ネルの構成を示すものとする。他の外設機6b〜6fの
キーボードの構成も同様である。
【0030】キーボード26aは、ポンプセレクトキー
PS1,PS2、クロスオーバキー35、クロスオーバ
取消キー36、およびテンキー37を含んで構成され
る。ポンプセレクトキーPS1,PS2は、給油時に、
外設機6aに対応するグループである給油機5aの給油
ノズル5a1,5a2の給油許可を行うためのキーであ
る。ポンプセレクトキーPS1,PS2には、それぞれ
発光ダイオード(LED)などによって実現される表示
ランプL1,L2がそれぞれ配置されており、給油所作
業員によってたとえばポンプセレクトキーPS1が操作
されると、表示ランプL1が点灯し、目視表示が行われ
る。
【0031】クロスオーバキー35は、前述のポンプセ
レクトキーPS1,PS2によっては給油許可を行うこ
とができない他のグループの給油機、たとえば給油機5
fの給油ノズル5f1,5f2の給油許可を行う場合な
どに操作するキーである。クロスオーバ取消キー36
は、クロスオーバキー35によって行った他のグループ
の給油機の給油許可を取消すためのキーである。テンキ
ー37は、顧客コードなどを入力するためのキーであ
る。
【0032】図7は、前述の制御装置3におけるRAM
18のデータのストア内容を示す図である。RAM18
には、給油機5a〜5fの各給油ノズル毎に、個別記憶
領域18a〜18mが設定されており、各個別記憶領域
18a〜18mには、それぞれ給油機記憶欄40、給油
ノズル記憶欄41、油種記憶欄42、フラグ記憶欄4
3、売上数量記憶欄44、売上金額記憶欄45が設定さ
れている。なお、フラグ記憶欄43には、給油許可され
た場合に「1」が記憶されるものとし、図5において
は、給油機5aのうちの給油ノズル5a1の給油許可
と、給油機5fのうちの給油ノズル5f1の給油許可と
が行われていることを示す。
【0033】図8は、外設機6aにおけるRAM28の
データのストア内容を示す図である。RAM28には、
上述のRAM18と同様に、給油機5aの給油ノズル毎
に、個別記憶領域28a,28bが設定されており、各
個別記憶領域28a,28bには、それぞれ給油機記憶
欄50、給油ノズル記憶欄51、油種記憶欄52、フラ
グ記憶欄53、売上数量記憶欄54、売上金額記憶欄5
5が設定されている。図8においては、給油機5aのう
ちの給油ノズル5a1の給油許可が行われていることを
示す。なお、他の外設機6b〜6f内のRAMの構成も
同様である。
【0034】図9は、外設機6a〜6fにおけるポンプ
セレクトキーによる給油許可時の動作を説明するための
フローチャートであり、図10は、給油機5a〜5fに
送出される制御信号のフォーマットを示す図である。本
実施例においては、給油許可を行う場合には、前もって
顧客コードが入力されることを前提とする。
【0035】ステップa1では、キーボード26aある
いは図示しない磁気カードによる磁気カードリーダ26
bから顧客コードを入力し、顧客指定を行う。ステップ
a2において、ポンプセレクトキーが押されると、ステ
ップa3において、ポンプセレクトキーによって給油許
可された給油ノズルが給油可能状態となり、終了する。
【0036】上述のキー入力操作が行われると、給油許
可される給油ノズルに対応するRAM18およびRAM
28のフラグ記憶欄43および53に記憶されるフラグ
が、それぞれ「1」となり、給油量に応じて売上数量お
よび売上金額が加算される。また、上述のキー入力操作
によって、外設機6a〜6fから、図10に示す制御信
号が給油機5a〜5fに送出されて、アドレス指定信号
が一致する給油ノズルの給油許可が行われる。
【0037】図11は、外設機6a〜6fにおけるクロ
スオーバキー35による給油許可時の動作を説明するた
るのフローチャートであり、図12は、制御装置3に送
出される制御信号のフォーマットを示す図である。本実
施例においては、クロスオーバキー35によって給油許
可を行う場合には、始めにテンキー37の任意のキーを
押し、その後クロスオーバキー35を押すことによっ
て、給油ノズル毎に対応して予め定められるテンキー3
7のキーに対応する給油ノズルの給油許可が行われるも
のとする。
【0038】ステップb1では、キーボード26aある
いは図示しない磁気カードによる磁気カードリーダ26
bから顧客コードを入力し、顧客指定を行う。ステップ
b2において、テンキー37が押されると、ステップb
3において、クロスオーバキー35が押されたがどうか
を判断する。クロスオーバキー35が押されているとき
には、ステップb4において、給油許可された給油ノズ
ルが給油可能状態となり、終了する。
【0039】上述のキー入力操作が行われると、ポンプ
セレクトキーによる給油許可と同様に、給油許可される
給油ノズルに対応するRAM18のフラグ記憶欄43に
記憶されるフラグが「1」となり、給油量に応じて売上
数量および売上金額が加算される。すなわち、上述のキ
ー入力操作によって外設機6a〜6fから図12に示す
制御信号が制御装置3に送出されると、クロスオーバア
ドレス指定信号が対応する外設機に送出され、該信号が
一致する給油ノズルの給油許可が行われる。
【0040】図13は、クロスオーバ取消キー36によ
る給油許可の取消時の動作を説明するためのフローチャ
ートであり、図14は、制御装置3に送出される制御信
号のフォーマットを示す図である。本実施例において
は、給油許可をクロスオーバキー35によって行ったと
きの給油許可の取消は、給油に入る前に給油ノズルに対
応するテンキー37のキーを押し、さらに続けてクロス
オーバ取消キー36を押すことによって行われるものと
する。
【0041】ステップc1では、キーボード26aある
いは図示しない磁気カードによる磁気カードリーダ26
bから顧客コードを入力し、顧客指定を行う。ステップ
c2において、テンキー37が押されると、ステップc
3において、クロスオーバキー35が押されたかどうか
を判断する。クロスオーバキー35が押されているとき
には、ステップc4において、給油許可された給油ノズ
ルを給油可能状態とする。ステップc5では、テンキー
37が押されているかどうかを判断し、押されている場
合には、さらにステップc6において、クロスオーバ取
消キー36が押されたどうかを判断する。押されている
ときには、ステップc7で、ステップc4において給油
許可した給油ノズルの給油可能状態を解除し、終了す
る。
【0042】上述のキー操作が行われると、給油許可が
取消される給油ノズルに対応するRAM18のフラグが
「0」となる。すなわち、上述のキー入力操作によっ
て、外設機6a〜6fから図14に示す制御信号が制御
装置3に送出されると、クロスオーバアドレス取消信号
を対応する外設機に送出し、該信号が一致する給油ノズ
ルの給油許可取消が行われる。
【0043】以上のように本実施例によれば、たとえば
給油機5fの給油ノズル5f2の給油許可を、外設機6
aにおけるクロスオーバキー35によって行ったとき
に、キー入力ミスなどによって給油機5cの給油ノズル
5c1の給油許可を行ったような場合であっても、給油
許可の取消は、外設機6aにおけるクロスオーバ取消キ
ー36によって行うことができる。
【0044】したがって従来のように、給油所作業員
は、給油ノズル5c1の給油許可の取消のために、外設
機6cの所までわざわざ行く必要がないので、顧客にと
っても給油所作業員にとっても利便性が向上し、時間の
ロスなどをなくすことができる。
【0045】なお本発明は、上記実施例に限られず、種
々の変形が可能である。たとえば、クロスオーバキー3
5によって給油許可を行った場合の給油許可の取消時の
操作手順としては、必ずしもクロスオーバ取消キー36
によって行う必要はなく、給油許可後、テンキー37を
押し、さらにクロスオーバキー35を押すことによって
取消ができるようにしてもよい。また、給油許可をクロ
スオーバキー35によって行った直後に、続けてクロス
オーバキー35を押すことによって給油許可の取消を行
うようにして、操作手順を簡略化するようにしてもよ
い。さらに、外設機に設けられたクロスオーバ取消キー
36によるキー入力のかわりに、クロスオーバ取消カー
ドなどによる磁気カードリーダ26bからの入力に代
え、給油許可の取消を行うようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、クロスオ
ーバアドレス指定ボタンによって指定した他のグループ
の個別燃料供給手段のアドレス指定であっても、同じ外
設機に設けたクロスオーバ取消ボタンによって容易に取
消すことができるようにしたので、給油管理装置の操作
性および利便性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である給油管理装置10の基
本的構成を示す図である。
【図2】サービスステーション1の簡略化した平面図で
ある。
【図3】制御装置3の基本的構成を示すブロック図であ
る。
【図4】外設機の基本的構成を示すブロック図である。
【図5】外設機の外観図である。
【図6】キーボード26aの具体的なキーパネルの構成
の一例を示す図である。
【図7】RAM18のデータのストア内容を示す図であ
る。
【図8】RAM28のデータのストア内容を示す図であ
る。
【図9】ポンプセレクトキーによる給油許可時の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図10】給油ポンプに送出される制御信号のフォーマ
ットを示す図である。
【図11】クロスオーバキー35による給油許可時の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図12】制御装置3に送出される制御信号のフォーマ
ットを示す図である。
【図13】クロスオーバ取消キー36による給油許可取
消時の動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】制御装置3に送出される制御信号のフォーマ
ットを示す図である。
【図15】外設機と給油ノズルとの対応関係の一例を示
す図である。
【図16】外設機と給油ノズルとの対応関係の他の例を
示す図である。
【図17】外設機と給油ノズルとが対応不可能である関
係の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 サービスステーション 3 制御装置 5a〜5f 給油機 5a1〜5f1,5a2〜5f2 給油ノズル 6a〜6f 外設機 10 給油管理装置 11 公衆回線 12 ホストコンピュータ 13 伝送線 35 クロスオーバキー 36 クロスオーバ取消キー 37 テンキー PS1,PS2 ポンプセレクトキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67D 5/08 B60S 5/02 B67D 5/04 G06F 17/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の個別燃料供給手段と、 1または複数の個別燃料供給手段からなるグループ毎に
    設けられる複数の外設機であって、各外設機は対応する
    グループの個別燃料供給手段に共通に接続されている、
    そのような外設機と、 各外設機が接続され、前記個別燃料供給手段による燃料
    供給状態を表す信号を受信して、伝送線を介して外部に
    送出する給油管理手段とを含み、 前記個別燃料供給手段には、自己の個別燃料供給手段を
    識別するための自己アドレスが予め設定されており、 前記外設機は、対応するグループに含まれる各個別燃料
    供給手段毎にアドレス指定を行うアドレス指定ボタン
    と、他のグループに属する個別燃料供給手段を指定する
    ことを表すクロスオーバボタンと、前記クロスオーバボ
    タンの操作後に、前記他のグループの個別燃料供給手段
    をアドレス指定するためのクロスオーバアドレス指定ボ
    タンとを含み、 前記個別燃料供給手段は、アドレス指定信号が自己のア
    ドレス指定信号と一致したとき外設機によって指示され
    た給油動作を行い、 前記給油管理手段は、外設機からその外設機に対応する
    グループ以外のグループに属するアドレス指定信号およ
    び制御信号を他の外設機に伝送する給油管理装置におい
    て、 前記外設機は、前記クロスオーバアドレス指定ボタンに
    よって指定した他のグループの個別燃料供給手段のアド
    レス指定を解除するクロスオーバ取消ボタンを備えたこ
    とを特徴とする給油管理装置。
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