JP2761124B2 - クランクシャフトの鍛造装置 - Google Patents

クランクシャフトの鍛造装置

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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J5/00Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
    • B21J5/02Die forging; Trimming by making use of special dies ; Punching during forging

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクランクシャフト素材を
自動的に搬送しながら熱間鍛造を行ない、クランクシャ
フトを鍛造加工するクランクシャフトの鍛造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は自動車用のクランクシャフトSの
一例を示す図である。図示するクランクシャフトSは4
気筒用のエンジンに用いられるものであるので、回転中
心に対して同一軸上にジャーナル部Jが5個所設けら
れ、エンジンのピストンロッドが装着されることになる
クランクピンPが4個所設けられている。更に、クラン
クピンPの数に対応させて4個所にカウンターウエイト
Bが設けられている。
【0003】このようなクランクシャフトSを成形する
工程を示すと、図10の通りである。まず、図10
(A)に示されるように断面矩形となった棒状の素材W
aを再結晶温度以上の所定の温度に加熱した後に、図示
しないリデュースロールを用いて、図10(B)に示さ
れるように素材Waの中央部の両側に小径部を形成し
て、クランクシャフト用の素材つまりビレットWを形成
する。これにより、図10(B)に示すように、バラン
スウエイト部とジャーナル部とを容量配分されたクラン
クシャフト素材Wが形成される。
【0004】次いで、図10(C)〜図10(E)に示
される3つの鍛造工程によりクランクシャフト素材Wに
は製品であるクランクシャフトSの部分が形成される。
これらの3工程は何れも鍛造金型を用いた型鍛造により
成形されル。これらの工程のうち、図10(C)に示す
鍛造の第1工程は、ベンディング工程と言われ、製品の
カウンターウエイトBの形状に合せてクランクシャフト
素材Wの中心をオフセットさせるように成形する工程で
ある。また、図10(D)に示す鍛造の第2工程は、ブ
ロックダイまたは荒地型とも言われる荒成形用のフォー
ジング金型を用いた荒成形の工程であり、この工程では
クランクシャフト素材Wの一部が金型のフラッシュラン
ドから流出してバリ(フラッシュ)Fが形成される。更
に、図10(E)は仕上げ型またはフィニッシュ型と言
われる仕上げ用のフォージング金型を用いた仕上げ工程
であり、製品であるクランクシャフトSの部分は成形が
完了する。このような鍛造工程を終了した後に、図10
(F)に示すようなトリム工程において、バリFの部分
が製品Sの部分から分離される。
【0005】図11は図10(C)〜図(E)に示され
た3工程を構成する鍛造金型のうち下金型の従来構造を
示す図であり、ベンディング金型11、荒成形用のフォ
ージング金型12、及び仕上げ用のフォージング金型1
3が、この順で配置され一体となっており、それぞれの
金型には加工すべき形状に対応した凹部が形成されてい
る。ただし、図示する鍛造金型は下金型のみを示し、下
型と同様に凹部が形成された上金型が下金型11〜13
に向けて上下動自在となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来では、このような
鍛造装置を用いて製品であるクランクシャフトSを成形
する場合には、図11に示される3つの鍛造金型に対す
る位置決めは、全て作業者の手作業で行なわれている。
したがって、作業者は図10(B)に示される形状に加
工されたクランクシャフト素材Wを、手作業によりまず
ベンディング金型11に載置して、この加工工程が完了
した後に、更に手作業によりベンディング金型11から
荒成形用のフォージング金型12に載置する必要があ
る。このフォージング金型12から仕上げ用のフォージ
ング金型13に載置する場合も同様であが、2つの金型
12、13には、クランクシャフト素材Wが金型にはり
付き易いので、バリFの部分を押圧するノックアウトピ
ン14が設けられている。したがって、作業者はノック
アウトピン14により持ち上げられた状態のクランクシ
ャフト素材Wを手作業により次の工程に搬送している。
【0007】しかしながら、このような従来のクランク
シャフト用の鍛造装置を用いた鍛造加工においては、作
業者が手作業によりクランクシャフト素材Wの各金型へ
の位置決めを行なうようにしていたので、正確な位置決
めが容易でなく、もしも非熟練者が鍛造作業を行なう
と、クランクシャフト素材Wと金型11〜13とが位置
ずれを起し、製品に鍛造キズが発生するおそれがある。
また、これまでに鍛造工程を自動化すべく種々の試みが
なされているが、このような鍛造装置を自動プレスに適
用すると、トランスファー装置やマニュプレータによる
クランクシャフト素材搬送時と同様に、クランクシャフ
ト素材のセット時に位置ずれを起し、結果的にトランス
ファー装置がクランプミスを発生させることがあり、更
には、鍛造キズが製品に発生して不良率が上昇してしま
い、鍛造ライン全体の可動率の低下を招来させることに
なっていた。そこで、本発明は鍛造金型を改良すること
により、クランクシャフト素材を自動的に搬送しつつ、
クランクシャフトの熱間鍛造加工を行ない得るようにす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、バランスウエイト部とジャーナル部とに容
量配分してなるクランクシャフト素材を加熱状態で鍛造
成形するクランクシャフトの鍛造装置において、上下金
型の共働によりクランクシャフト素材を加工するベンデ
ィング金型とフォージング金型とトリミング金型とを所
定の間隔毎に連続して配置し、前記ベンディング金型の
クランクシャフト素材の断面形状がほぼ矩形部に相当す
る部位に、前記矩形部を保持する保持部を有するノック
アウト手段を上昇可能に設け、前記フォージング金型の
加工後に形成されたバリに相当する部位に、バリを押圧
するノックアウト手段を上昇可能に設け、前記トリミン
グ金型のクランクシャフトジャーナル部に相当する部位
に、ジャーナル部を保持するジャーナル保持部を有する
ノックアウト手段を上昇可能に設け、前記各ノックアウ
ト手段によりクランクシャフト素材が上昇されたとき
に、クランクシャフト素材の形状に応じて形成されたフ
ィンガー部を各クランクシャフト素材に係合させた後、
次工程に移動する搬送手段を、前記各金型に沿って装着
したことを特徴とするクランクシャフトの鍛造装置であ
る。
【0009】
【作用】上記構成の鍛造装置においては、各々の金型に
対して搬送手段によってクランクシャフト素材が順次搬
送される。搬送時には、搬送手段に設けられたフィンガ
ー部によりクランクシャフト素材は把持されることにな
り、フィンガー部による把持は、ベンディング金型にお
いては、クランクシャフト素材のうち断面がほぼ矩形と
なった部分を保持する保持部を有するノックアウト手段
により保持された状態でなされ、荒成形用のフォージン
グ金型と仕上げ用のフォージング金型においては、クラ
ンクシャフト素材に形成されたバリの部分を押圧するノ
ックアウトピンによりクランクシャフト素材が保持され
た状態でなされ、また、トリミング金型においては、ク
ランクシャフト素材はジャーナル部でノックアウトピン
により保持された状態でなされる。これにより、各金型
に対して所定の位置に正確にクランクシャフト素材は位
置決めされると共に、各金型において加工が完了したク
ランクシャフト素材は確実に把持されて次の加工工程に
搬送される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るクランクシャ
フトの鍛造装置を示す全体図であり、ベンディング金型
21と、荒成形用のフォージング金型22と、仕上げ用
のフォージング金型23と、トリミング加工金型24と
が相互に隣接されて配置されている。これらの金型21
〜24は何れも下金型であり、これらの上方には、それ
ぞれ図示しない上金型がそれぞれの下金型21〜24に
向けて上下動自在となっている。
【0011】これらの金型の両側には、図1に示すよう
に、2本の三次元トランスファーフィーダ31、32が
装着されている。それぞれのトランスファーフィーダ3
1、32は、接近移動、上昇移動、前進移動、下
降移動、離反移動、及び後退移動するようになっ
ており、それぞれのフィーダ31、32にはそれぞれの
金型21〜24に対応させてフィンガー33〜36が取
付けられている。
【0012】図1に示された金型21〜24の詳細形状
を示すと、図2の通りであり、リデュースロールにより
図10(B)に示す形状に形成されたクランクシャフト
素材Wをベンディング加工するベンディング金型21に
は、2本のノックアウトピン41が上下動自在に設けら
れている。これらのノックアウトピン41は、リデュー
ス加工によりバランスウエイト部とジャーナル部とに容
量配分され加熱されたクランクシャフト素材Wのうち、
断面がほぼ矩形となった部分を保持するために、図3に
示されるように、底面42aと、互に平行となった側面
42bとを有し断面がほぼコの字形状となった保持部4
3を有している。上述したノックアウトピン41はそれ
ぞれ図示しない油圧シリンダにより上下動されるように
なっている。リデュースロールにより加工された後のク
ランクシャフト素材Wは、図1に示される金型の近傍に
まで搬送され、図1に示されたトランスファーフィダ3
1、32によりベンディング金型21に載置されること
になるが、このときには、図3(A)に示されるよう
に、保持部43は下降限となっている。したがって、こ
の載置動作の際には、クランクシャフト素材Wの側面が
保持部43の側面42bに案内されて所定の姿勢で正確
にセットされる。そして、セットされた後に、図示しな
い上金型が下降移動して、この下金型21との共働によ
りクランクシャフト素材Wはベンディング加工がなされ
る。
【0013】この加工の過程では、クランクシャフト素
材Wには保持部43の形状に対応して断面矩形の部分が
クランクシャフト素材Wに残る。したがって、ノックア
ウトピン41を上昇させると、クランクシャフト素材W
はノックアウトピン41の保持部43により保持された
状態で持ち上げられる。この状態のもとで、図1に示す
トランスファーフィーダ31、32が相互に接近移動す
ることにより、これらのトランスファーフィーダ31、
32に設けられたフィンガー部33により、クランクシ
ャフト素材Wはクランプされて、荒成形用のフォージン
グ金型22の上方にまで搬送される。このように、ベン
ディング金型21に設けられたノックアウトピン41の
保持部43は、図4に示されるようにクランクシャフト
素材Wの断面が円形となった回転中心付近を保持するこ
となく、断面が矩形となった部分を保持するようにして
いる。これにより、クランクシャフト素材Wは保持部4
3に載置されるとき、及びノックアウトピン41により
上昇移動される時に、回転することなく確実に保持され
る。
【0014】荒地型とも言われる荒成形用のフォージン
グ金型22には、従来では、製品Sのジャーナル部Jの
最終形状に対応したサイズのジャーナル加工部が形成さ
れているが、本発明の金型22にあっては、ベンディン
グ加工が完了したクランクシャフト素材Wのジャーナル
部の外径に対応したサイズとなっている。つまり、図1
0(F)に示された最終製品Sのジャーナル部Jの外径
をDとし、図4に示されるようにベンディング加工終了
後のクランクシャフト素材Wのうちジャーナル部Jに対
応する外径をDaとすると、Daの値はDよりも20%
程度増加した値となっており、このフォージング金型2
2のうち、ジャーナル部Jを加工する部分Jaは、Da
に対応した径に設定されている。これにより、クランク
シャフト素材Wはフォージング金型22に対するクラン
クシャフト素材Wの座りが良くなり、同時に、クランク
シャフト素材Wをフォージング金型22の上でアンクラ
ンプした時に、若干、クランクシャフト素材Wが落下す
ることになるが、クランクシャフト素材Wの長手方向と
搬送方向とに正確に位置決めするのに役立っている。荒
成形加工終了後のクランクシャフト素材Wの取出しは、
この加工によって成形されたバリFの部分を押し上げる
ノックアウトピン51によりなされる。仕上げ用のフォ
ージング金型23にも同様の構造のノックアウトピン5
1によりクランクシャフト素材Wの取出しがなされる。
したがって、クランクシャフト素材WはバリBの部分で
ノックアウトピン51により保持されることから、クラ
ンクシャフト素材Wは回転することなく確実に保持され
る。
【0015】図5はクランクシャフト素材Wが荒成形用
のフォージング金型22に載置された状態を示す断面図
であり、本発明の金型22にあっては、カウンターウエ
イトBの部分を成形する部分Baと、これに対して反対
側のウェブの部分を成形する部分Wbの金型高さを、従
来よりも低く彫り下げてある。従来ではフラッシュラン
ドLと同一の高さとなっていたが、このように低く形成
したのは、クランクシャフト素材Wが金型22の上に載
置された時にクランクシャフト素材Wが回転しないよう
にするためである。
【0016】前記両フォージング金型22、23には、
図2に示されるように、フラッシュランドLがクランク
シャフト素材の両端部から長手方向に長く延びて形成さ
れている。これは、バリFが厚くなったり、曲がった
り、あるいは金型22から飛び出す程長くなると、トラ
ンスファーバー31、32のフィンガー34、35でク
ランクシャフト素材Wを掴むことができなくなるので、
バリFを薄く、真直ぐに発生させると共に、バリFが長
手方向にあまり長くなるのを防止するためである。
【0017】図6(A)は荒成形用フォージング金型2
2により加工が終了した状態のクランクシャフト素材W
を示す図であり、このフォージング金型22のランド部
Lからクランクシャフト素材Wの一部が出て、バリFが
形成される。このバリFを利用して、加工完了後にはノ
ックアウトピン51により、図6(B)に示されるよう
に、クランクシャフト素材Wが持ち上げられる。持ち上
げられた状態のクランクシャフト素材Wは、フィンガー
34に把持されて、次の仕上げ用のフォージング金型2
3の上にまで搬送される。このように、バリFの長手方
向両端部を利用して、クランクシャフト素材Wはフィン
ガー34により掴まれた状態で荒成形用のフォージング
金型22から、仕上げ用のフォージング金型23に搬送
され、フィンガー35により掴まれた状態でフォージン
グ23からトリミング金型24に搬送される。
【0018】図7はトリミング金型24を示す図であ
り、このトリミング金型24は、この金型の本体となる
レシービングダイ24aを有し、この上方には、このレ
シービングダイ24aとによりクランクシャフト素材W
を保持するトップストリッパー61と、バリFを除去す
るためのトリムダイ62とを有する上金型が図示しない
ラムにより上下動自在となっている。バリFを切除する
には、まず、レシービングダイ24aとトップストリッ
パー61とによりクランクシャフト素材Wを保持した後
に、トリムダイ62が下降移動して、バリFをクランク
シャフト素材Wから切り離す。このレシービングダイ2
4aには、図2に示されるように、クランクシャフト素
材Wのジャーナル部Jを保持するジャーナル保持部63
が設けられている。このように、トリミング金型24に
おいては、クランクシャフト素材Wの回転中心であるジ
ャーナル部Jを保持するようにしており、バリBが除去
された後の製品Sは回転バランスが保たれているので、
製品Sは回転することなく、確実に保持される。
【0019】図8はこのジャーナル保持部63を有する
ノックアウトピン64の詳細を示す図である。ノックア
ウトピン64は図示しない油圧シリンダにより上下動自
在となっており、ジャーナル保持部63はレシービング
ダイつまりトリミング金型24に対してガイドロッド6
5により上下動自在に支持されている。尚、符号66は
ジャーナル保持部63に対して下向きの弾発力を付勢す
るためのコイルばねであり、符号67はボトムストリッ
パーを示す。
【0020】図示する場合は、4気筒エンジン用のクラ
ンクシャフトを示すが、本発明は種々のタイプのクラン
クシャフトに対して適用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ベンデ
ィング金型、フォージング金型、及びトリミング金型を
有する鍛造装置によるクランクシャフトの鍛造加工に際
しては、それぞれの金型に設けられたノックアウトピン
により金型から上昇された位置においてクランクシャフ
ト素材の受け渡しがなされるので、クランクシャフト素
材を把持するフィンガー部を有する搬送手段により自動
的にクランクシャフト素材を搬送することが可能とな
り、能率良く高い歩留りでクランクシャフトを鍛造加工
することが可能となった。これにより、鍛造ラインの可
動率も大幅に向上し、製品の不良率の発生も低下した。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の熱間鍛造プレス用金型の全体と金型
に順次クランクシャフト素材を搬送する搬送装置を示す
斜視図、
【図2】は図1に示された金型の部分を示す斜視図、
【図3】(A)はベンディング金型に設けられたノック
アウトが下降限の位置となった状態を示すベンディング
金型の断面図、図3(B)はベンディング加工が終了し
たクランクシャフト素材をノックアウトピンにより上昇
させた状態を示すベンディング加工金型の断面図、
【図4】(A)はリデュースロールにより加工された後
のクランクシャフト素材を示す正面図、図4(B)は同
図(A)のB−B線の端面図、図4(C)は同図(A)
のC−C線の端面図、
【図5】は荒成形用のフォージング金型にクランクシャ
フト素材が載置された状態を示す断面図、
【図6】(A)は荒成形が完了した状態を示す荒成形用
フォージング金型を示す断面図、図6(B)は荒成形が
完了した後のクランクシャフト素材がノックアウトピン
により上昇した状態を示す断面図、
【図7】はトリミング金型の詳細を示す斜視図、
【図8】はトリミング金型に設けられたノックアウトピ
ンの詳細を示す断面図、
【図9】はクランクシャフトの一例を示す斜視図、
【図10】(A)〜(F)はクランクシャフトの熱間加
工工程を示す工程図、
【図11】は従来の熱間加工用金型を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
21…ベンディング金型、22…荒成形用のフォージン
グ金型、23…仕上げ用のフォージング金型、24…ト
リミング金型、31、32…トランスファーフィーダ
(搬送手段)、33〜36…フィンガー部、41…ノッ
クアウトピン、43…保持部、51…ノックアトピン、
63…保持部、64…ノックアウトピン、F…バリ、J
…ジャーナル部、S…クランクシャフト。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 久夫 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 山内 吉美 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 山田 良亘 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重 機械工業株式会社新居浜製造所内 (72)発明者 尾崎 豊 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重 機械工業株式会社新居浜製造所内 (56)参考文献 特開 平1−241347(JP,A) 特開 平1−278933(JP,A) 実開 昭56−100246(JP,U) 実開 昭62−189845(JP,U) 特公 昭62−19931(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21K 1/08 B21J 13/00 B21J 13/02 B21J 13/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バランスウエイト部とジャーナル部とに
    容量配分してなるクランクシャフト素材を加熱状態で鍛
    造成形するクランクシャフトの鍛造装置において、上下
    金型の共働によりクランクシャフト素材を加工するベン
    ディング金型とフォージング金型とトリミング金型とを
    所定の間隔毎に連続して配置し、前記ベンディング金型
    のクランクシャフト素材の断面形状がほぼ矩形部に相当
    する部位に、前記矩形部を保持する保持部を有するノッ
    クアウト手段を上昇可能に設け、前記フォージング金型
    の加工後に形成されたバリに相当する部位に、バリを押
    圧するノックアウト手段を上昇可能に設け、前記トリミ
    ング金型のクランクシャフトジャーナル部に相当する部
    位に、ジャーナル部を保持するジャーナル保持部を有す
    るノックアウト手段を上昇可能に設け、前記各ノックア
    ウト手段によりクランクシャフト素材が上昇されたとき
    に、クランクシャフト素材の形状に応じて形成されたフ
    ィンガー部を各クランクシャフト素材に係合させた後、
    次工程に移動する搬送手段を、前記各金型に沿って装着
    したことを特徴とするクランクシャフトの鍛造装置。
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