JP2750088B2 - 人体表色地図とこれによる治療材料及び治療方法 - Google Patents

人体表色地図とこれによる治療材料及び治療方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経絡理論に則った新し
い治療材料及び治療法の開発を目的としたものである。
ここで、経絡とは生命の根源である気・血・栄・衛が全
身をめぐる運行路をいうが、これには縦軸に走行する気
の運行路である経脈と、これらを横に連絡する絡脈とが
ある。一般に経絡とは十二正経すなわち十二経脈(手の
太陽小腸経、足の太陽膀胱経、手の少陽三焦経、足の少
陽胆経、手の陽明大腸経、足の陽明胃経、手の太陰肺
経、足の太陰脾経、手の少陰心経、足の少陰腎経、手の
厥陰心包経、足の厥陰肝経)と二奇経(督脈・任脈)の十
四経絡(十四経)をいう。そして経絡治療とは、病体を経
絡の変動として統一的に観察し、その病変を経絡の虚実
(生体内部の異常と外界からの傷害因子によって機能の
強弱や物質の過不足が生じた状態を評価する抽象的な要
綱を言い、弱や不足の状態を虚、強や過の状態を実とい
う)として捉え、経穴(経験的に治療効果が認められ、鍼
灸の治療点となるもの)を診断・治療の場として鍼灸術
によって補瀉調整する(補は"おぎなう"、"たすける"の
意であり、生体の機能低下に対して興奮作用を起こさ
せ、また生理的物質不足に対して蓄積作用が起きるよう
に働きかける方法であり、瀉とは"うつす"、"もらす"の
意で補とは逆の方法をいう)随証療法である。
【0002】
【従来の技術】経絡治療法の治療効果は歴史によって既
に証明されており、東洋医学を行う者にとって疑義を挾
む余地はない。ところが、この治療法にはいくつかの欠
点がある。その最大の欠点は主観が主体となってこの診
断治療法が開発されたという経緯のため、その技術の習
得には長年月を要するということである。また鍼や灸を
用いることに対して恐怖心を覚えたり、疼痛・感染・瘢
痕が発生するといった幾つかの副作用もある。
【0003】経絡治療理論は脈診が主体となって形成さ
れたと考えられるが、古典では顔色の変化と脈状の変化
を同等視している。また、各経絡にはそれぞれ関連のあ
る色があり、人体表の皮膚はその経絡の色に従って色分
けされ得ることが記載されている。しかしながら、経絡
治療理論に依拠して色を利用した治療法については何ら
の記載も見当らない。すなわち、色分けされた人体表上
の皮膚はそれぞれの色に反応する、つまり色が人体の刺
激材料として使用できることはもとより、色素を治療に
用い得ることの記録はみられない。
【0004】各経絡の色は五行表に記載されているよう
に、肝経は青色、心経は赤色、脾経は黄色、肺経は白
色、腎経は黒色に、そして心包経は心経の絡脈(枝)であ
るという考え方から心経と同色の赤色に関係があるとい
われている。また臓腑は表裏関係にあるということよ
り、肝経と胆経、心経と小腸経、心包経と三焦経、脾経
と胃経、肺経と大腸経、腎経と膀胱経はそれぞれ同一色
とみなされている。さらに督脈・任脈も腎に関係がある
ことから、これらが黒色に関係のあることが推定され
る。
【0005】ところで、鍼灸治療においては生体の反応
を虚実という概念で捉え、補瀉という技法を用いて生体
に治療を加え、バランスをとるということによって異常
を正常に戻す方法がとられている。そして補瀉という技
法は経絡上の経穴に加えられるが、補法が加えられる場
所と瀉法が加えられる場所は異論はあるものの、経絡上
で治療原則に則って陰陽という概念も考慮に入れて区別
がなされている。各経絡の色に対して五行説の治療原則
に則って、すなわち"虚すればその母を補い、実すれば
その子を瀉す"という治療原則に従って、補の色あるい
は瀉の色を決定し、その色を異常経絡の補または瀉を行
うべき場所へ貼付すれば、治療効果が出現することを推
測させる。その際、決定した色が適刺激となるか否かを
検索することなどについては、何らの記載もない。
【0006】近年、生体への刺激が適か否かを調べる方
法としてO-RingTestが頻用されている。O-RingTestとは
一般に手の親指と人差し指の先を合わせてリングを作
り、このリングを解く力が、人体各部の刺激によりどの
ように変化するかをみるテスト法である。このことは人
体表の各々の部分が五色の色(青、赤、黄、白、黒)のど
れに反応するかを、各色を人体表へ貼付あるいは塗布
し、それをO-RingTestで検索することによって選定出来
るのではないかと考えた。すなわち、このテスト法で人
体表上の色地図の作製が可能なことを暗示しているが、
未だこのような観点でO-RingTestを実施していることを
知らない。
【0007】霊枢の経筋には、各経脈が走行する部位の
筋肉を経筋といい、治療経穴は"痛みを以って経穴と為
す"といわれ、痛む所が治療経穴になることが記載され
ている。このことは経絡あるいはその付近を拇指で押さ
えて圧痛のある所が経穴となる、つまり治療点になるこ
とは知られているのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、東洋医
学的な治療法には鍼灸・漢方・食養・按摩(推拿)などが
ある。このうち鍼灸治療は望・聞・問・切診によって、
特に顔色の変化と脈診を主体として、虚実という概念の
下に診断をし、身体上の経穴を治療点として、鍼や灸を
用い、補瀉の技法に則って治療が行われる。その治療効
果は既に歴史が証明しており、東洋医学を行う者にとっ
て疑義を挾む余地はない。しかし、前述のように、この
治療法には東洋医学が主観の医学であるために、その診
断治療技術の習得には長年月を要することや鍼灸を用い
ることに対する患者の恐怖心および疼痛・感染・瘢痕の
発生といった幾つかの副作用がある。
【0009】このような鍼灸治療における欠点を補うた
め、五行表に載っている五色や五味の関係を明確にし、
かつ人体表色地図を創製すると共にこれを利用した治療
方法の開発を思い立った。
【0010】そこで以上のような考え方の下に、中年の
男性および中年の女性を検索対象として、経穴の直径が
約5mm程度であることを考慮し、その1/2以下の約4mm2
の五色(青、赤、黄、白、黒)の色テープおよびスティッ
クとしての色鉛筆(有毛部に使用)を体表の各々部位に貼
付あるいは接触させ、O-RingTestでその適否を検索して
従来からの経絡治療理論に基づいて、人体表色地図を作
成することとした。
【0011】更に、これら五種の色素を基にした好適な
治療材料の開発及び治療方法を確立するために、多数の
患者に対する実験データの収集を行うことで、本発明の
人体表色地図とこれによる治療材料及び治療方法の証し
とした。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の治療方法の基礎
となる人体表色地図は、人体の皮膚表面を各経絡の色を
基本とした各経絡の補瀉に相当する色で、青、赤、黄、
白、黒の五色に色分けし、色分けの縦境界の大部分は十
四経の経絡や陰陽の境であり、色分けの横境界の大部分
は中手指節関節や中足趾節関節における中枢側と末梢側
の境、肘関節や膝関節における中枢側と末梢側の境、頭
・頚・胸・腹・上肢・下肢の6体部の境及び陰陽の境と
したことを特徴とする。
【0013】この人体表色地図との関連において使用す
る治療材料の第1は人体皮膚表面に貼着するための五色
のテープであって、青、赤、黄、白及び黒にそれぞれ着
色した基材層の片面に粘着剤層を形成したものが有効で
ある。
【0014】また、この人体表色地図との関連において
使用する治療材料の第2は、人体皮膚表面に塗布する五
色の色素又は顔料の調合物であって、青、赤、黄、白及
び黒にそれぞれ着色した粉体、溶液、軟膏、スティック
からなる治療材料も有効である。
【0015】更に、この人体表色地図との関連において
使用する治療材料の第3は、人体皮膚表面に接触させる
五味の物質であって、青色には酸味、赤色には苦味、黄
色には甘味、白色には辛味、黒色には鹹味にそれぞれ対
応した物質からなる治療材料もまた有効である。
【0016】したがって、この人体表色地図により、各
種疼痛性疾患の患部位置の色区分を判断し、該色区分に
相当する色に対応する青、赤、黄の光線あるいは上記各
種の五色、五味の治療材料の一種又は複数を選定して処
置することを特徴とする人体表色地図を用いた治療方法
として、ここに確立したのである。
【0017】
【作用】本発明で確立した上記人体表色地図は、五色の
青、赤、黄、白、黒に分けられた各色のゾーン内に存在
する場所を、その各色ゾーンに対応する色による刺激に
O-RingTestで正しく反応した。ここで、五色の境界は、
その殆どが経絡(十四経)や陰陽の境が各色の縦の境界線
となり、鍼灸治療理論(五行説)に則った脾・腎・膀胱経
を除いた各経絡の補瀉の色の境、すなわち中手指節関節
や中足趾節関節における中枢側と末梢側の境や肘関節や
膝関節における中枢側と末梢側の境、6体部(頭・頚・
胸・腹・上肢・下肢)の境、陰陽の境などが各色の横の
境界線となった。そして色地図の色の配列は経絡治療理
論に則った各経絡の補瀉の色の配置に大略従っていた。
【0018】これらの反応には五色のテープや色スティ
ック、色鉛筆などの色素入り着色物が人体表色地図との
関連において有力な治療材料として利用できることが判
明した。このことは、各種疼痛性疾患々者において、圧
通のある場所が今回作製された色地図のどこに相当する
かを調べ、その色を圧通のある所へ貼付あるいは接触す
ると大部分の圧痛部位に鎮痛が得られる。すなわち、色
地図に従って、五色(青、赤、黄、白、黒)の色が治療に
利用できることが明らかとなった。
【0019】また、五色は五味の酸味、苦味、甘味、辛
味及び鹹味に対応し、五味の物質が上記色地図の場所に
対しても十分な治療効果の得られることが判明した。更
に五色は五穀、五畜、五果につき、青、赤、黄、白、黒
にも対応して、治療材料として作用することも予想され
た。五色のうち、例えば食品添加物として認可されてい
る青色1号、赤色102号、黄色5号、化粧品材料として
許可されている酸化チタン、酸化第1鉄では0.1W/V%以
上の濃度の色が色地図を利用した治療法の刺激材料とし
て使用し得る。五味のうち、例えば市販の醸造酢(酢酸
4.2%含有)の2倍希釈以下、苦汁の2倍希釈以下、砂糖
の1.0W/V%以上、胡椒の0.5W/V%以上、食塩の1.0W/V%
以上の濃度のものが色地図を利用した治療法の治療材料
として使用し得る。五味の主成分のうち、例えば、氷酢
酸の2.0〜4.9W/V%、MgCl2の1.0〜100W/V%、糖の1.0
〜100W/V%、カプサイシンの0.02W/V%、NaClの1.0〜10
0W/V%のものが色地図を利用した治療法の治療材料とし
て使用し得ることが判明した。
【0020】本発明で確立された人体表色地図は老若男
女を問わず、ほぼすべての人体に採用でき、これと上記
の五色、五味、五穀、五畜および五果との相関作用も良
好な対応関係が認められた。そして、五行表に記載され
ている五色と五味のうちそれぞれに関連性のあるものど
うしの混合物も色地図を利用した治療に治療材料として
利用できるのである。
【0021】
【実施例】人体表色地図作成に使用した五行表の掲載材
料に基づき、具体的には以下のものを使用した。 (1)五色:青(BU)、赤(RD)、黄(YW)、白(WT)、黒(BK)の
五種類の色テープ(市販の電気絶縁用ビニルテープ)およ
び色スティックとして市販の色鉛筆のほか、後述する各
種治療材料も適宜使用した。 (2)五味:酸味として食酢、苦味として苦汁、甘味とし
て砂糖、辛味として七味唐辛子および胡椒、そして鹹味
として食塩の水又はアルコールあるいはこれらの混合液
を使用した。
【0022】人体表色地図作成における検索対象は、O-
RingTestで+1でしかも−4の49歳男性および48歳女性
を検索対象とした。これは、+1が検者の第1指と第2
指でつくる指の輪では開かないが第3指を加えて引くと
開くものをいうし、−4が簡単にしかも完全に大きく開
くものをいう。したがって、場所によって+1もしくは
−4となる被検者が最も正確に判断できるのである。O-
RingTestは経穴の直径が大体5mm程度であることを考慮
して、その半分以下の約4mm2の大きさに色テープを貼
付したり色素溶液を塗布したり、あるいは光のスポット
を当ててその経穴がどの色に反応するかをみた。また、
有毛部は色テープの貼付が難しいので、溶液塗布や光ス
ポットのほか色スティックとしての色鉛筆、クレヨンを
経穴に当てても十分反応の程度が確認できた。
【0023】各種疼痛性疾患治療症例(I) 1993年10月〜1994年1月の間に本発明者が経営する医院
で受診し、色テープの貼付および色素塗布による治療に
協力が得られた新患々者55名(男性31名:年齢11〜71
歳、女性24名:年齢7〜83歳)を検索対象とした。
【0024】適刺激となり得る五色・五味の有効濃度に
関する検索材料として次の治療材料を選定し使用した。
すなわち、五色のうち、青は青色1号、赤は赤色102
号、黄は黄色5号、白は酸化チタン、黒は酸化第1鉄を
使用し、五味のうち、食品に関しては酸味は市販醸造酢
(酢酸4.2%含有)、苦味は苦汁、甘味は白砂糖、辛味は
胡椒、鹹味は食塩を使用し、五味のうち、各味の主成分
に関する検索には酸味は氷酢酸、苦味はMgCl2、甘味は
糖、辛味はカプサイシン、鹹味はNaClを使用した。使
用の主たる形体は五色は市販の絶縁ビニルテープ又は市
販の色鉛筆で、五味は前述の水/アルコール混合液であ
る。
【0025】各種疼痛性疾患治療症例(II)および五色・
五味の治療材料 検索対象は治療症例(I)に引きつづき、1994年2月〜4
月の期間に本発明者の経営する医院で受診し、人体表色
地図・五色・五味を利用した治療法に協力が得られた各
種疼痛性疾患の新患々者56名(男性18名:年齢16〜80
歳、女性38名:年齢25〜80歳)を検索対象とした。
【0026】五色と五味を合体した液状の治療材料は、
以下のとおりである。すなわち、70%エチルアルコール
100mlに、青色1号0.2g+氷酢酸4.0g、赤色102号0.2
g+MgCl22.0g、黄色5号0.2g+糖2.0g、酸化チタ
ン0.2g+カプサイシン0.02g、酸化第1鉄0.2g+NaCl
2.0gをそれぞれ加えた溶液を使用した。
【0027】これら、治療対象に対して、治療材料の作
用効果を有効に得られる治療方法について詳述するが、
先ず第一に五色・五味が適刺激となり得るか否かの判定
方法および人体表の色地図作成方法について述べる。
【0028】予め、人体図に経絡や経穴の位置を書き込
み、これに古典の記述から想定される色区分をした人体
表地図を作成した。次いで、各種疼痛性疾患々者(被検
者という)の人体表に約4mm2の色テープ(青、赤、黄、
白、黒)を貼付し、それが適刺激であるか否かをO-RingT
estで検索および確認をして人体表の色地図を順次修正
して作成した。その際、有毛部で色テープ貼付が困難な
場所には色鉛筆を皮膚上に直接あててその適否を検索し
た。また五味、五穀、五畜、五果については色地図作成
後、それぞれに関連のあるものどうしが五色表の通りに
色地図に従って反応するか否かを同一被検者で同様の方
法で検討した。
【0029】各種疼痛性疾患々者(I)に対する治療は、
被検者の各経絡及びその両側を拇指で押して圧痛のある
部位を調べ、そこに色地図に相当する色テープを貼付し
た。その際、有毛部は貼付し難いので同色の水性塗料を
貼付した。また紛らわしい所はO-RingTestで再確認をし
た。
【0030】各種疼痛性疾患々者(I)の治療効果判定方
法としては、自覚症状が1〜3回の治療で消失したもの
を著効とし、鎮痛が得られるも4回以上の加療の必要が
あったものを有効、鎮痛の得られなかったものあるいは
増悪したものを無効とした。
【0031】五色・五味が適刺激となり得る濃度の検定
方法としては、色地図に従って人体上のそれぞれに相当
する場所で、五色・五味のそれぞれの各希釈濃度のもの
が適刺激となるか否かをO-RingTestで検索した。
【0032】各種疼痛性疾患々者(II)の治療方法および
治療効果判定方法は次のとおりである。上記(1)におけ
ると同様の方法で圧痛部位を調べ、各々の部位に色地図
に従ってそれぞれに関連のある治療材料を液状の場合は
筆で塗布し、著効有効無効の3ランク付けの方法で結果
を判定した。
【0033】以上の判定法を駆使して本発明の人体表色
地図を古来からの十四経の経絡や陰陽の境との関係にお
いても考察しながら、五色に色分けをした。その結果の
全体像を図1、2に示し、各部の詳細図を図3〜15に示
す。以下に人体の各部位毎に詳細に説明する。
【0034】第1に頭・頚部(図3〜5)すなわち頭部
1及び頚部2においては、頭髪部および頚部背側を走行
する経絡の外側が各経絡の瀉の色すなわち膀胱経では青
色(BU)、胆経では赤色(RD)、督脈では青色(BU)に、顔
面および前・側頚部ならびに側頭部を走行する経絡(但
し、三焦・小腸・大腸経および頭髪部を走行する胆経を
除く)の外側が各経絡の補の色すなわち、胃経では赤色
(RD)、胆経では黒色(BK):但し一部は内側へも及ぶ、膀
胱経・督脈・任脈では白色(WT)に反応した。そして三焦
経においては頚部では経絡の後方が、側頭部では経絡の
頭髪および耳輪側が瀉の色:黄色(YW)に、しかし耳介の
耳輪前縁より耳珠側および鬢髪−絲竹空間の下方は補の
色:青色(BU)に反応した。また小腸経では経絡の後方
が瀉の色:黄色(YW)に反応した。さらに大腸経において
は天鼎までは上下が、それより中枢側では後方(外側)が
補の色:黄色(YW)に反応した。
【0035】その際、頭髪部では頭髪の生え際が、顔面
では頭髪部と前額の境、▲睛▼明より鼻背縁を経て鼻翼
縁(一部大腸経を含む)を巡って水溝に達し、次いで鼻唇
溝縁を通って上口唇縁に到る線、上下口唇縁、下口唇縁
と下顎底の間で任脈を中心として鼻唇溝の幅に匹敵する
範囲の外側縁、膀胱経の眉衝と胆経の陽白および膀胱経
▲睛▼明を結んだ線、▲睛▼明(内眼角)・上眼瞼縁・
外眼角と胆経の瞳子リョウ、三焦経の絲竹空を結んだ
線、▲睛▼明(内眼角)・下眼瞼縁および外眼角と胆経の
瞳子リョウを結んだ線、▲睛▼明と胃経の承泣を結んだ
線、胃経の巨リョウと大迎を結んだ線、耳介付着部下縁
を前下方へ向かって下顎角に到り、次いで、下顎底を任
脈に達する線、すなわち頭部と頚部の境界などが、また
側頭部では頭髪の生え際、耳輪前縁、耳介付着部上縁を
前後に走る線の付着部と鬢髪の間などが、さらに頚部で
は大腸経の天鼎と胸鎖乳突筋起始部外側端(A点)を結ぶ
線が経絡以外の境界線となった。なお、大腸経・胃経・
小腸経・三焦経・胆経の一部にそれぞれの補瀉の色に反
応しない所が存在した。図1と図3は正面図、図2と図
4は背面図、図5は斜視図である。
【0036】体幹部すなわち胸部3、腹部4及び会陰部
5においては、胸部3及び腹部4の背側を走行する三焦
・小腸経・督脈では経絡の下方または外側が各経絡の瀉
の色(三焦・小腸経では黄色、督脈では青色)に反応し
た。また、膀胱経においては内側を下降する経絡は外側
が、外側を下降する経絡の天柱から附分までは外側が、
そして附分よりQ点(腸骨稜と交わる点)までは内側が瀉
の色:青色に反応した。しかし、小腸兪より会陽に到る
範囲および会陰部5では内側または前方あるいは上外側
が瀉の色:青色に反応した。さらに、大腸経では巨骨と
胆経の肩井を結んだ線の後方が瀉の色:黒色に、前方が
補の色:黄色に反応した。また前・側胸腹部では脾・肝
・胆経の胸郭部分および胃経の一部を除いて各経絡の外
側または下方あるいは後側が補の色(肺経では黄色、心
包経では青色、脾・胃経では赤色、肝、胆経では黒色、
腎経および男性の会陰部から陰嚢への移行部または女性
の後陰唇交連部より上方の任脈では白色:但し会陰部の
任脈の外側は瀉の色:青色)に反応した。
【0037】その際、背部では天リョウ、肩外兪、附分
を結んだ線、肋骨弓下縁の一部、腸骨稜および臀溝など
が、会陰部5においては臀部との境界線上の会陰の高さ
の点をS点、臀溝における会陰の高さの点をT点、陰部
太腿溝における男性の陰嚢への移行部または女性の後陰
唇交連の高さの点をU点とすると、S点、T点、U点を
結んだ線およびS点より会陰部と臀部の境(陰陽の境)を
経て会陽に及ぶ線が、また肩部では胆経の肩井と大腸経
の巨骨を結んだ線が、さらに前側胸3・腹部4において
はA点と兪府を結んだ線、肺経の雲門と中府を結んだ線
の延長線が鎖骨上縁と交叉する点をB点、心包経と交叉
する点をC点とすると、欠盆とB点および雲門を結ぶ
線、中府とC点を結ぶ線、心包経の天池と胃経の乳根を
結ぶ線、天池より外側の大胸筋の下縁(腋窩に到るま
で)、腋窩最深部を前後に走る線、肋骨弓下縁、鼠径
溝、腸骨稜および陰部太腿溝などが経絡以外の境界線と
なった。なお脾経・小腸経・膀胱経・三焦経・胆経・肝
経の一部にそれぞれの補瀉の色に反応しない所が存在し
た。図6は正面図、図7は背面図、図8は斜視図、図15
は会陰部の正面図を示す。
【0038】上腕部6および大腿部7においては、外側
を走行する経絡の外側が瀉の色(三焦・小腸経では、黄
色、胆経では赤色)に反応し、内側を走行する経絡(腎経
を除く)の内側が補の色(肺経では黄色、心包・心経では
青色、脾経では赤色、肝経では黒色)に反応した。また
内外側の中間を走行する経絡のうち、前方を走行する経
絡は経絡の外側が瀉の色(大腸経では黒色、胃経では白
色)に、内側が補の色(大腸経では黄色、胃経では赤色)
に反応した。さらに後方を走行する膀胱経はT点より臀
溝を廻って承扶に行き、この経穴と殷門、R点(背部で
二本に分かれた膀胱経が大腿の背側で交叉する点)、委
陽を結ぶ線の内側または下方が瀉の色:青色に反応し
た。但し、腎経は経絡上あるいは経絡の外側が瀉の色:
青色に反応した。その際、上腕後方の内外側の移行部
(陰陽の境界)と腋窩の最深部で前後を走る線が経絡以外
の境界線となった。なお脾経・膀胱経の一部にそれぞれ
の補瀉の色に反応しない所が存在した。図9は正面図、
図10は背面図、図11は斜視図、図12は足部正面図、図13
は足部背面図、図14は足部斜視図である。
【0039】前腕部8・手部9および下腿部10および足
部11においては中手(足)指(趾)節関節より末梢では肺・
三焦・小腸・心包・心・胆経のV指(趾)側は瀉の色:
(肺経では黒色、三焦・小腸・心包・心経では黄色:但
し、心包経とIII指掌側中心線の間は肺経の瀉の色:黒
色、またIII指背側中心線と三焦経の間は三焦経の瀉の
色:黄色、胆経ではIV趾爪甲外側半分およびV趾爪甲内
側半分を含めて瀉の色:赤色)に、肝経の内側がI趾爪
甲部を含めて瀉の色:赤色に、脾経と腎経の内側は補の
色(脾経では赤色、足底全体および腎経では白色)に、大
腸経の両側は瀉の色:黒色に、また胃経の外側(但し、I
I趾爪甲外側半分およびIII趾爪甲ならびにIV趾爪甲内側
半分を含む)が瀉の色:白色に、内側(II趾爪甲内側半分
を含む)は補の色:赤色に、さらに膀胱経ではV趾遠位
趾節間関節より末梢背側で爪甲の外側半分と経絡の外側
は瀉の色:青色に、爪甲と遠位趾節間関節の間でV趾背
側中心線と膀胱経の間は補の色:白色に、そして遠位趾
節間関節とV中足趾節関節の間はV趾背側中心線より外
側が本経を越えて補の色:白色に反応した。
【0040】また、中手(足)指(趾)節関節より中枢側で
は脾経が三陰交で肝経と交叉してのち再び交叉する(J
点)までの範囲(この領域は肝経の補の色:黒色に反応)
と、中手指節関節におけるIII指掌側中心線上の点(D
点)と心包経の大陵を結んだ線と肺経との間(この領域
は肺経の補の色:黄色に反応)および中手指節関節にお
けるIII指背側中心線上の点(D'点)と三焦経の陽池を結
んだ線と三焦経との間(この領域は、三焦経の補の色:
青色に反応)を除いて、外側を走行する経絡(三焦・小腸
・胆・膀胱経)は経絡の外側または後側が、内側を走行
する経絡(肺・心包・心・脾・肝・腎経)は経絡の内側また
は後側が、そして内外の中間を走行する経絡(大腸・胃
経)ではその両側が補の色(肺・大腸経では黄色、三焦・
小腸・心包・心経では青色、脾・胃経では赤色、肝、胆
経では黒色、腎・膀胱経では白色)に反応した。
【0041】この際、中手(足)指(趾)節関節より末梢側
では全ての趾の背側と掌側の境と爪根部を除く爪囲縁お
よびV趾背側中心線が上記の境界および経絡以外の境界
線となり、中手(足)指(趾)節関節より中枢側ではD点と
大陵、D'点と陽池を結んだ線および手部9・前腕部8
・足部11・下腿部10における陰陽の境などが経絡以外の
境界線となった。なお脾経の一部に補の色に反応しない
ところが存在した。これら各部位の人体表色地図は図1
〜図15のとおりである。
【0042】各種疼痛性疾患々者(I)に対する色テープ
貼付および色素塗布療法の治療成績は表1に示すところ
で、各症例の被検者55名中、著効は31名(56.4%)、有効
は24名(43.6%)、無効は0名(0%)という良好な結果が
得られた。
【0043】
【表1】
【0044】五色と五味の関係は次の通りである。すな
わち、人体表色地図の青色の所には食酢、麦、鶏肉、李
が赤色の所には苦汁、黍、羊肉、杏子が黄色の所には砂
糖、玉蜀黍、牛肉、棗が白色の所には七味唐辛子、胡
椒、米、馬肉、桃が黒色の所には食塩、大豆、豚肉、栗
がO-RingTestで全て関連があるそれぞれの色と同様の反
応を示した。
【0045】五色・五味の適刺激となり得る濃度の測定
結果について、五色については表2に、五味については
表3、4に示すような結果が得られた。すなわち、五色
については青色1号、赤色102号、黄色5号、酸化チタ
ン、酸化第1鉄の0.1W/V%以上の濃度のものが適刺激と
なった。
【0046】
【表2】
【0047】また、五味については市販の醸造酢(酢酸
4.2%含有)の2倍希釈以下、苦汁の2倍希釈以下、砂糖
の1.0W/V%以上、胡椒の0.5W/V%以上、食塩の1.0W/V%
以上の濃度のものが適刺激となった。
【0048】
【表3】
【0049】さらに五味の主成分については、氷酢酸の
2.0W/V%以上、MgCl2の1.0W/V%以上、糖の1.0W/V%
以上、カプサイシンの0.02W/V%以上、NaClの1.0W/V%
以上の濃度のものが適刺激となった。
【0050】
【表4】
【0051】次に、各種疼痛性疾患々者(II)における人
体表色地図・五色・五味を利用した治療成績を表5に示
す。表5から明らかなように、各種疼痛性疾患々者56名
中、著効は19名(33.9%)、有効は36名(64.3%)、無効は
1名(0.8%)という結果が得られた。なお頚髄症術後の7
9歳女性1名に瞑眩がみられた。この結果は、表1の各
種疼痛性疾患治療成績(I)とも整合し、全く矛盾がない
ものであった。
【0052】
【表5】
【0053】
【発明の効果】以上の構成とそれにより得られる作用の
考察から、人体表の皮膚表面は、本発明の色地図に示す
ように五行表の五色(青、赤、黄、白、黒)のうちのどれ
かに色分けができる。その際、その殆どが経絡(十四経)
や陰陽の境が各色の縦の境界線となり、鍼灸治療理論
(五行説)に則った脾・腎・膀胱経を除いた各経絡の補瀉
の色の境すなわち中手(足)指(趾)節関節における中枢側
と末梢側の境や肘・膝関節おける中枢側と末梢側の境、
6体部(頭・頚・胸・腹・上肢・下肢)の境、陰陽の境な
どが各色の横の境界線となった。そして色地図の色の配
列は経絡治療理論に則った各経絡の補瀉の色の配置に大
略従っていた。このことにより、人体表色地図は人の各
種疾患の治療診断の基礎として普遍的に応用できる有用
なものであることが判明した。
【0054】具体的には、各種疼痛性疾患々者におい
て、圧通のある場所が今回作製された色地図のどこに相
当するかを調べ、その色を圧通のある所へ貼付あるいは
接触すると大部分の圧痛部位に鎮痛が得られる。すなわ
ち、色地図に従って五色(青、赤、黄、白、黒)の色が治
療に利用できることを示している。その結果、五色テー
プからなる治療材料のような簡単な材料で優れた治療効
果が得られ、現代医療における膨大な治療費の節減、と
いうよりはむしろ極めて低廉な治療薬代にすることを可
能にした。
【0055】五行表に則って、五色に対応する五味、五
穀、五畜、五果の併用治療で、各種疼痛ひいては万病の
治療、予防に役立つこととなり、予防医学の新分野の開
拓の指針にもなるものである。
【0056】本発明の人体表色地図とこれによる治療材
料及び治療方法は、経絡治療理論の原則さえ理解できれ
ば、各種疾患の治療に応用できる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】人体表色地図の全身正面図である。
【図2】人体表色地図の全身背面図である。
【図3】人体表色地図の頭頚部正面図である。
【図4】人体表色地図の頭頚部背面図である。
【図5】人体表色地図の頭頚部斜視図である。
【図6】人体表色地図の上半身正面図である。
【図7】人体表色地図の上半身背面図である。
【図8】人体表色地図の上半身斜視図である。
【図9】人体表色地図の下半身正面図である。
【図10】人体表色地図の下半身背面図である。
【図11】人体表色地図の下半身斜視図である。
【図12】人体表色地図の足部正面図である。
【図13】人体表色地図の足部背面図である。
【図14】人体表色地図の足部斜視図である。
【図15】人体表色地図の会陰部正面図である。
【符号の説明】
1 頭部 2 頚部 3 胸部 4 腹部 5 会陰部 6 上腕部 7 大腿部 8 前腕部 9 手部 10 下腿部 11 足部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−54843(JP,A) 実開 昭63−32533(JP,U) 実開 昭61−14035(JP,U) 実開 昭60−66330(JP,U) 実開 昭60−45029(JP,U) 実開 昭58−188033(JP,U) 実開 平4−47442(JP,U) 実開 昭62−12338(JP,U) 実開 昭61−2230(JP,U) 実開 昭60−7828(JP,U) 実開 昭59−61027(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 39/00 - 39/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の皮膚表面を各経絡の色を基本とし
    た各経絡の補瀉に相当する色で青、赤、黄、白、黒の五
    色に色分けし、色分けの縦境界の大部分は十四経の経絡
    や陰陽の境であり、色分けの横境界の大部分は中手指節
    関節や中足趾節関節における中枢側と末梢側の境、肘関
    節や膝関節における中枢側と末梢側の境、頭・頚・胸・腹・
    上肢・下肢の6体部の境及び陰陽の境である人体表色地
    図。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の人体表色地図との関連に
    おいて、人体皮膚表面に貼着するための五色のテープで
    あって、青、赤、黄、白及び黒にそれぞれ着色した基材
    層の片面に粘着剤層を形成してなる治療材料。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の人体表色地図との関連に
    おいて、人体皮膚表面に塗布する五色の色素又は顔料の
    調合物であって、青、赤、黄、白及び黒にそれぞれ着色
    した粉体、溶液、軟膏、スティックからなる治療材料。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の人体表色地図との関連に
    おいて、人体皮膚表面に接触させる五味の物質であっ
    て、青色には酸味、赤色には苦味、黄色には甘味、白色
    には辛味、黒色には鹹味にそれぞれ対応した物質からな
    る治療材料。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の人体表色地図により、各
    種疼痛性疾患の患部位置の色区分を判断し、該色区分に
    相当する色に対応する青、赤、黄の光線又は請求項2乃
    至4のいずれか記載の治療材料の一種又は複数を選定し
    て処置することを特徴とする人体表色地図を用いた治療
    方法。
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