JP2741969B2 - メッセージベースのデータ処理装置 - Google Patents
メッセージベースのデータ処理装置Info
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- JP2741969B2 JP2741969B2 JP3139355A JP13935591A JP2741969B2 JP 2741969 B2 JP2741969 B2 JP 2741969B2 JP 3139355 A JP3139355 A JP 3139355A JP 13935591 A JP13935591 A JP 13935591A JP 2741969 B2 JP2741969 B2 JP 2741969B2
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F21/62—Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/40—Network security protocols
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,クライアント/サーバ
モデルのメッセージベースシステムにおいて,核空間専
用の要求コードを設けることによって,メッセージのセ
キュリティを保証できるようにしたメッセージベースの
データ処理装置に関する。
モデルのメッセージベースシステムにおいて,核空間専
用の要求コードを設けることによって,メッセージのセ
キュリティを保証できるようにしたメッセージベースの
データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来技術の説明図である。図4に
おいて,11は要求を出すクライアント空間,12はシ
ステムを制御するための処理を行う核空間,13は他の
空間との通信のためのメッセージ,14はメッセージ通
信の処理を行うメッセージ通信機構,17は要求を処理
するサーバ空間,20は1以上のCPUとメモリなどか
らなるプロセッサモジュール,40はオペレーティング
・システムの核,41a,41bは要求された処理を実
行するプログラムを表す。
おいて,11は要求を出すクライアント空間,12はシ
ステムを制御するための処理を行う核空間,13は他の
空間との通信のためのメッセージ,14はメッセージ通
信の処理を行うメッセージ通信機構,17は要求を処理
するサーバ空間,20は1以上のCPUとメモリなどか
らなるプロセッサモジュール,40はオペレーティング
・システムの核,41a,41bは要求された処理を実
行するプログラムを表す。
【0003】本発明の背景技術であるクライアント/サ
ーバモデルでは,以下のような前提のもとにメッセージ
をやりとりし,各種の処理要求を実現している。 (a) 各空間は,他と完全に独立した単位であり,セキュ
リティ上の最小単位である。
ーバモデルでは,以下のような前提のもとにメッセージ
をやりとりし,各種の処理要求を実現している。 (a) 各空間は,他と完全に独立した単位であり,セキュ
リティ上の最小単位である。
【0004】(b) クライアント空間11(核空間12を
含む)とサーバ空間17とは,メッセージ13で要求・
応答のやりとりを行っている。サーバ空間17は,複数
のクライアント空間11からの要求を受け付ける。 (c) サーバ空間17が複数メッセージの要求の種類を識
別するために,クライアント空間11はメッセージ13
に要求コード(OOC:ObjectOperation Code)を付加
する。この要求コードの意味は,サーバ空間17とクラ
イアント空間11との間のインタフェースとして,あら
かじめ決められるようになっている。
含む)とサーバ空間17とは,メッセージ13で要求・
応答のやりとりを行っている。サーバ空間17は,複数
のクライアント空間11からの要求を受け付ける。 (c) サーバ空間17が複数メッセージの要求の種類を識
別するために,クライアント空間11はメッセージ13
に要求コード(OOC:ObjectOperation Code)を付加
する。この要求コードの意味は,サーバ空間17とクラ
イアント空間11との間のインタフェースとして,あら
かじめ決められるようになっている。
【0005】(d) 空間には,1つの仮想アドレス空間を
占有する一般のクライアント空間11と,システム全体
を制御するために核40のプログラムと制御表を共有し
ている核空間12とがある。クライアント空間11から
メッセージ13中に要求コードOOCを設定して,サー
バ空間17を宛先としたメッセージ13を送信する。メ
ッセージ13は,メッセージ通信機構14によってサー
バ空間17へ送られる。メッセージ13を受け取ったサ
ーバ空間17は,メッセージ13中の要求コードOOC
によって要求の種類を判別し,その要求を処理するプロ
グラム41aまたは41bを起動する。
占有する一般のクライアント空間11と,システム全体
を制御するために核40のプログラムと制御表を共有し
ている核空間12とがある。クライアント空間11から
メッセージ13中に要求コードOOCを設定して,サー
バ空間17を宛先としたメッセージ13を送信する。メ
ッセージ13は,メッセージ通信機構14によってサー
バ空間17へ送られる。メッセージ13を受け取ったサ
ーバ空間17は,メッセージ13中の要求コードOOC
によって要求の種類を判別し,その要求を処理するプロ
グラム41aまたは41bを起動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5は従来技術の問題
点説明図である。システム全体を制御する核空間12か
ら送信されるメッセージ13は,一般のクライアント空
間11から送信されるメッセージと違って,特別でかつ
重要な意味を持つメッセージである。
点説明図である。システム全体を制御する核空間12か
ら送信されるメッセージ13は,一般のクライアント空
間11から送信されるメッセージと違って,特別でかつ
重要な意味を持つメッセージである。
【0007】しかし,従来技術によれば,一般のクライ
アント空間11が,悪意または過誤によって,核空間1
2から送信する要求を表す要求コード(例えばOOC=
x)を,メッセージ13に付加した場合,送信元が一般
のクライアント空間11であっても,サーバ空間17は
あたかも核空間12から送信されたメッセージ13であ
るかのように判断するので,一般のクライアント空間1
1からシステム全体の制御に係る処理要求を行うことが
できることになり,システムのセキュリティを保つこと
ができなくなるという問題がある。
アント空間11が,悪意または過誤によって,核空間1
2から送信する要求を表す要求コード(例えばOOC=
x)を,メッセージ13に付加した場合,送信元が一般
のクライアント空間11であっても,サーバ空間17は
あたかも核空間12から送信されたメッセージ13であ
るかのように判断するので,一般のクライアント空間1
1からシステム全体の制御に係る処理要求を行うことが
できることになり,システムのセキュリティを保つこと
ができなくなるという問題がある。
【0008】本発明は上記問題点の解決を図り,一般空
間からの悪意または過誤による核空間用の要求を排除
し,システムのセキュリティを保証する手段を提供する
ことを目的としている。
間からの悪意または過誤による核空間用の要求を排除
し,システムのセキュリティを保証する手段を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1において,10はメッセージベースのデ
ータ処理装置であって,CPUおよびメモリなどを備え
ているもの,11は要求を出すクライアント空間,12
はシステムを制御するための処理を行う核空間,13a
〜13cは他の空間との通信のためのメッセージ,14
はメッセージ通信の処理を行うメッセージ通信機構,1
5は核用要求コードチェック部,16は送信処理部,1
7は要求を処理するサーバ空間,18は要求振り分け処
理部を表す。
図である。図1において,10はメッセージベースのデ
ータ処理装置であって,CPUおよびメモリなどを備え
ているもの,11は要求を出すクライアント空間,12
はシステムを制御するための処理を行う核空間,13a
〜13cは他の空間との通信のためのメッセージ,14
はメッセージ通信の処理を行うメッセージ通信機構,1
5は核用要求コードチェック部,16は送信処理部,1
7は要求を処理するサーバ空間,18は要求振り分け処
理部を表す。
【0010】データ処理装置10は,クライアント/サ
ーバモデルのメッセージベースシステムであり,クライ
アント空間11からサーバ空間17へメッセージ13
a,13b,…によって処理要求を行い,サーバ空間1
7は,メッセージ中に設定された要求コードによって要
求の種類を識別することにより,その要求を処理するよ
うになっている。
ーバモデルのメッセージベースシステムであり,クライ
アント空間11からサーバ空間17へメッセージ13
a,13b,…によって処理要求を行い,サーバ空間1
7は,メッセージ中に設定された要求コードによって要
求の種類を識別することにより,その要求を処理するよ
うになっている。
【0011】本発明では,メッセージ中に設定される要
求コード(OOC)の割当て範囲が,一般のクライアン
ト空間11用と核空間12専用とにあらかじめ区分され
て定められており,クライアントとサーバ間のインタフ
ェースを決めるときに,要求元が一般のクライアント空
間11であるか核空間12であるかによって,それぞれ
特定の範囲の要求コードを使用するようにされる。
求コード(OOC)の割当て範囲が,一般のクライアン
ト空間11用と核空間12専用とにあらかじめ区分され
て定められており,クライアントとサーバ間のインタフ
ェースを決めるときに,要求元が一般のクライアント空
間11であるか核空間12であるかによって,それぞれ
特定の範囲の要求コードを使用するようにされる。
【0012】メッセージの送信処理を行うメッセージ通
信機構14は,送信要求のあったメッセージ中に設定さ
れている要求コードが,一般のクライアント空間11用
であるか核空間12専用であるかを判定し,核空間12
専用の要求コードである場合に,送信元が核空間12で
あるか否かをチェックする核用要求コードチェック部1
5を備えている。
信機構14は,送信要求のあったメッセージ中に設定さ
れている要求コードが,一般のクライアント空間11用
であるか核空間12専用であるかを判定し,核空間12
専用の要求コードである場合に,送信元が核空間12で
あるか否かをチェックする核用要求コードチェック部1
5を備えている。
【0013】メッセージ中の要求コードが核空間12専
用の要求コードでない場合,または送信元が核空間12
である場合には,送信処理部16によって従来技術と同
様に宛先であるサーバ空間17へのメッセージの送信処
理を行う。サーバ空間17は,メッセージを受け取る
と,要求コードを調べ,要求振り分け処理部18によっ
て要求を振り分けて,要求コードに応じた処理を行う。
用の要求コードでない場合,または送信元が核空間12
である場合には,送信処理部16によって従来技術と同
様に宛先であるサーバ空間17へのメッセージの送信処
理を行う。サーバ空間17は,メッセージを受け取る
と,要求コードを調べ,要求振り分け処理部18によっ
て要求を振り分けて,要求コードに応じた処理を行う。
【0014】核用要求コードチェック部15のチェック
により,もし核空間12以外の空間が核空間12専用の
要求コードを使用してメッセージの送信要求を出したこ
とがわかった場合には,メッセージ送信をエラーとし,
要求元へ通知するかまたはその送信要求を無視する。
により,もし核空間12以外の空間が核空間12専用の
要求コードを使用してメッセージの送信要求を出したこ
とがわかった場合には,メッセージ送信をエラーとし,
要求元へ通知するかまたはその送信要求を無視する。
【0015】
【作用】本発明では,核空間12専用の核用要求コード
の割当て範囲が,例えばiからjまでの範囲内というよ
うにあらかじめ定められている。したがって,一般のク
ライアント空間11が使用する要求コードは,i以下
(またはi未満)であるかj以上(またはjより大)の
範囲である。
の割当て範囲が,例えばiからjまでの範囲内というよ
うにあらかじめ定められている。したがって,一般のク
ライアント空間11が使用する要求コードは,i以下
(またはi未満)であるかj以上(またはjより大)の
範囲である。
【0016】一般のクライアント空間11が,メッセー
ジ13a中に一般の要求コードを設定して処理要求を出
した場合には,メッセージ通信機構14により,正常に
サーバ空間17へメッセージ13aが送信される。核空
間12が,メッセージ13c中に核用要求コードを設定
して処理要求を出した場合にも,核用要求コードチェッ
ク部15によるチェックは合格するので,送信処理部1
6によりメッセージ13cが送信される。
ジ13a中に一般の要求コードを設定して処理要求を出
した場合には,メッセージ通信機構14により,正常に
サーバ空間17へメッセージ13aが送信される。核空
間12が,メッセージ13c中に核用要求コードを設定
して処理要求を出した場合にも,核用要求コードチェッ
ク部15によるチェックは合格するので,送信処理部1
6によりメッセージ13cが送信される。
【0017】一般のクライアント空間11が,悪意また
は過誤により,メッセージ13bのように,要求コード
として核用要求コードを指定して,メッセージ送信要求
を出した場合には,核用要求コードチェック部15のチ
ェックによりエラーとされ,メッセージ13bはサーバ
空間17へ送信されない。
は過誤により,メッセージ13bのように,要求コード
として核用要求コードを指定して,メッセージ送信要求
を出した場合には,核用要求コードチェック部15のチ
ェックによりエラーとされ,メッセージ13bはサーバ
空間17へ送信されない。
【0018】
【実施例】図2は本発明の実施例に係るシステム構成例
を示す。図中,20−1ないし20−3は各々1以上の
CPUを備えたプロセッサモジュール(PM),21は
プロセッサモジュール間通信等に用いられるシステム・
バスを表す。
を示す。図中,20−1ないし20−3は各々1以上の
CPUを備えたプロセッサモジュール(PM),21は
プロセッサモジュール間通信等に用いられるシステム・
バスを表す。
【0019】本発明は,例えば図2に示すようなシステ
ムで実施される。クライアント空間11,核空間12,
サーバ空間17などの各空間はそれぞれ独立しており,
空間の間のセキュリティが保たれるようになっている。
各空間の間の通信は,各プロセッサモジュール(PM)
に対して分散して配置されているメッセージ通信機構1
4によって行われる。核空間12は,システム全体を制
御するために,オペレーティング・システムの核のプロ
グラムと制御表を共有している。
ムで実施される。クライアント空間11,核空間12,
サーバ空間17などの各空間はそれぞれ独立しており,
空間の間のセキュリティが保たれるようになっている。
各空間の間の通信は,各プロセッサモジュール(PM)
に対して分散して配置されているメッセージ通信機構1
4によって行われる。核空間12は,システム全体を制
御するために,オペレーティング・システムの核のプロ
グラムと制御表を共有している。
【0020】サーバ空間17は,一般のクライアント空
間11または核空間12からの処理要求をメッセージに
よって受け付け,そのメッセージ中で指定されている要
求コードに従って要求の種類を判別し,その要求に対す
る処理を実行する。この要求コードは,一般のクライア
ント空間11用と,核空間12だけが用いることができ
るものとに区分されている。
間11または核空間12からの処理要求をメッセージに
よって受け付け,そのメッセージ中で指定されている要
求コードに従って要求の種類を判別し,その要求に対す
る処理を実行する。この要求コードは,一般のクライア
ント空間11用と,核空間12だけが用いることができ
るものとに区分されている。
【0021】核空間12のプログラムは,システムのI
PL時にローディングされる部分に,1つだけコーディ
ングされており,システムのIPL以降には,新たな核
空間12は作成されない。この核空間12に対して,シ
ステムの空間を管理する制御表(図示省略)内には,核
空間12であることを示す情報が印されるようになって
いる。
PL時にローディングされる部分に,1つだけコーディ
ングされており,システムのIPL以降には,新たな核
空間12は作成されない。この核空間12に対して,シ
ステムの空間を管理する制御表(図示省略)内には,核
空間12であることを示す情報が印されるようになって
いる。
【0022】一方,一般のクライアント空間11等は,
システムのIPL以降に動的に作成されるようになって
いる。メッセージ通信機構14は,メッセージに付加さ
れている要求コードが核用要求コード(例えばi<要求
コード<jの範囲)であるかどうかを判定し,核用要求
コードであれば,本当に核空間12から送信されたメッ
セージであるかを,制御表内の核空間12であることを
示す印をチェックすることにより確認する。
システムのIPL以降に動的に作成されるようになって
いる。メッセージ通信機構14は,メッセージに付加さ
れている要求コードが核用要求コード(例えばi<要求
コード<jの範囲)であるかどうかを判定し,核用要求
コードであれば,本当に核空間12から送信されたメッ
セージであるかを,制御表内の核空間12であることを
示す印をチェックすることにより確認する。
【0023】核空間12から送信されたものである場合
には,メッセージ送信処理を続行し,核空間12ではな
く一般空間から送信されていた場合には,メッセージ送
信処理を中断する。これにより,核用要求コードを付加
したメッセージを一般空間から送信しても,サーバ空間
17にメッセージが届かないように制御する。
には,メッセージ送信処理を続行し,核空間12ではな
く一般空間から送信されていた場合には,メッセージ送
信処理を中断する。これにより,核用要求コードを付加
したメッセージを一般空間から送信しても,サーバ空間
17にメッセージが届かないように制御する。
【0024】図3は本発明の実施例によるメッセージ通
信機構の処理説明図である。以下,図3に示す〜に
従って説明する。 メッセージの送信要求があったならば,メッセージ
中に付加されている要求コードを調べ,要求コードが核
用要求コードの範囲であるかどうかを判定する。核用要
求コードの範囲でなければ,処理へ進む。
信機構の処理説明図である。以下,図3に示す〜に
従って説明する。 メッセージの送信要求があったならば,メッセージ
中に付加されている要求コードを調べ,要求コードが核
用要求コードの範囲であるかどうかを判定する。核用要
求コードの範囲でなければ,処理へ進む。
【0025】 核用要求コードが指定されていた場
合,メッセージの送信元が核空間であるか否かを,空間
を管理する制御表を参照してチェックする。送信元が一
般空間である場合には,メッセージ中の要求コードが悪
意または過誤により設定されたものであるので,エラー
とし,メッセージの送信処理を中断する。
合,メッセージの送信元が核空間であるか否かを,空間
を管理する制御表を参照してチェックする。送信元が一
般空間である場合には,メッセージ中の要求コードが悪
意または過誤により設定されたものであるので,エラー
とし,メッセージの送信処理を中断する。
【0026】 要求コードが核用要求コードでない場
合,または核要求コードであって送信元が核空間である
場合には,従来技術と同様にメッセージ送信処理を行
う。
合,または核要求コードであって送信元が核空間である
場合には,従来技術と同様にメッセージ送信処理を行
う。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
クライアント/サーバモデルにおいて,核空間の送信す
る特別かつ重要なメッセージが悪用されることを防ぐこ
とができ,また誤って一般空間から送信されることも防
ぐことができる。したがって,メッセージのセキュリテ
ィが確実に保証されるようになる。
クライアント/サーバモデルにおいて,核空間の送信す
る特別かつ重要なメッセージが悪用されることを防ぐこ
とができ,また誤って一般空間から送信されることも防
ぐことができる。したがって,メッセージのセキュリテ
ィが確実に保証されるようになる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例に係るシステム構成例を示す図
である。
である。
【図3】本発明の実施例によるメッセージ通信機構の処
理説明図である。
理説明図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【図5】従来技術の問題点説明図である。
10 データ処理装置 11 クライアント空間 12 核空間 13a〜13c メッセージ 14 メッセージ通信機構 15 核用要求コードチェック部 16 送信処理部 17 サーバ空間 18 要求振り分け処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 要求を出すクライアント空間(11)から要
求を処理するサーバ空間(17)へメッセージ(13)を送信
し,メッセージ中に設定された要求コードによって要求
の種類を識別することにより,サーバ空間(17)がその要
求を処理するメッセージベースのデータ処理装置(10)に
おいて, メッセージ中に設定される要求コードのうち,核空間(1
2)専用に定められた要求コードの割当て範囲に関する情
報を記憶する手段と, メッセージの送信処理を行うメッセージ通信機構(14)内
において,送信要求のあったメッセージ中に設定されて
いる要求コードが核空間専用の要求コードであるか否か
を前記割当て範囲に関する情報によりチェックする手段
と, メッセージ中に設定されている要求コードが核空間専用
の要求コードである場合に,送信元が核空間(12)である
か否かを,送信元の空間を管理する制御表に核空間(12)
であることを示す情報が印されているか否かにより チェ
ックする手段(15)とを備え, 核空間(12)以外の空間が核空間専用の要求コードを使用
してメッセージの送信要求を出したときに,そのメッセ
ージ送信をエラーとするようにしたことを特徴とするメ
ッセージベースのデータ処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139355A JP2741969B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | メッセージベースのデータ処理装置 |
US07/889,925 US5317746A (en) | 1991-06-12 | 1992-06-02 | Message-based data processing system that provides checking for access to server space |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139355A JP2741969B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | メッセージベースのデータ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04364554A JPH04364554A (ja) | 1992-12-16 |
JP2741969B2 true JP2741969B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=15243402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3139355A Expired - Fee Related JP2741969B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | メッセージベースのデータ処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5317746A (ja) |
JP (1) | JP2741969B2 (ja) |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3365576B2 (ja) * | 1993-06-14 | 2003-01-14 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | オブジェクトの実行方法および装置 |
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US5727145A (en) * | 1996-06-26 | 1998-03-10 | Sun Microsystems, Inc. | Mechanism for locating objects in a secure fashion |
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US6202153B1 (en) | 1996-11-22 | 2001-03-13 | Voltaire Advanced Data Security Ltd. | Security switching device |
US6880126B1 (en) * | 1999-08-03 | 2005-04-12 | International Business Machines Corporation | Controlling presentation of a GUI, using view controllers created by an application mediator, by identifying a destination to access a target to retrieve data |
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