JP2737733B2 - パターン分類装置 - Google Patents

パターン分類装置

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JP2737733B2
JP2737733B2 JP7339490A JP33949095A JP2737733B2 JP 2737733 B2 JP2737733 B2 JP 2737733B2 JP 7339490 A JP7339490 A JP 7339490A JP 33949095 A JP33949095 A JP 33949095A JP 2737733 B2 JP2737733 B2 JP 2737733B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン分類装置
に関し、特に、学習機能を有するパターン分類装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】指紋分類を例にとり従来の技術を説明す
る。従来、この種の指紋分類装置は、入力指紋と辞書と
の類似度を計算し、最も良い類似度を持つカテゴリに入
力指紋を分類するために用いられる。図11は従来の指
紋分類装置の例を示すブロック図である。図11に示す
指紋分類装置は、スキャナ等の入力部1101と、特徴
抽出部1102と、特定カテゴリA,L,R,Wにそれ
ぞれ対応するA認識部1103、L認識部1106、R
認識部1109、W認識部1112と、各認識部の分類
結果を統合する統合認識部1115と、ディスプレイ装
置等の出力部1116と、データベース1117とから
構成される。A認識部1103は照合部1104と認識
辞書部1105よりなり、L認識部1106は照合部1
107と認識辞書部1108よりなり、R認識部110
9は照合部1110と認識辞書部1111よりなり、W
認識部1113は照合部1113と認識辞書部1114
より構成される。
【0003】入力部1101から与えられた入力指紋デ
ータは、特徴抽出部1102において、判別分析や主成
分分析などの統計手法により特徴を抽出されz次元の特
徴量ベクトルに変換され、各認識部の照合部に供給され
る。A認識部1103の照合部1104ではz次元の特
徴量ベクトルを認識辞書部1105を用い特定カテゴリ
Aとその他のカテゴリに分類し、L認識部1106の照
合部1107ではz次元の特徴量ベクトルを認識辞書部
1108を用い特定カテゴリLとその他のカテゴリに分
類し、R認識部1109の照合部1110ではz次元の
特徴量ベクトルを認識辞書部1111を用い特定カテゴ
リRとその他のカテゴリに分類し、W認識部1112の
照合部1113ではz次元の特徴量ベクトルを認識辞書
部1114を用い特定カテゴリWとその他のカテゴリに
分類し、各認識部の分類結果は統合認識部1115に供
給される。統合認識部1115では各認識部の分類結果
を比較し、1認識部の分類結果がその認識部の特定カテ
ゴリをしめし、残りの認識部の分類結果がその他のカテ
ゴリをしめす場合、前記特定カテゴリを分類結果とし、
それ以外の場合を棄却とする。出力部1116では統合
認識部1115の結果を表示する。また 認識辞書部の
学習には、たとえば「1986年、イン・パラレル・デ
ィストリビュティド・プロセッシング、第1巻、318
〜362頁(In Parallel Distrib
uted Processing、Vol.1、pp.
318ー362)」に示されるような誤差逆伝搬法が用
いられ、学習の際、データベース1117は原画像を入
力部101に渡し、同時に原画像のカテゴリにもとづく
教師信号を各認識辞書部に渡し各認識辞書部内の辞書が
更新される。教師信号は原画像のカテゴリ(複数のカテ
ゴリを示す指紋が存在する。)中の1カテゴリと一致す
る特定カテゴリを分類結果とする認識部では、特定カテ
ゴリを示すユニットに1、その他のカテゴリを示すユニ
ットに0を教師信号として与え、それ以外の認識部で
は、特定カテゴリを示すユニットに0、その他のカテゴ
リを示すユニットに1を教師信号として与える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のパタン分類
装置では、学習用原画像のカテゴリに基ずく教師信号を
学習時変更することができないので、学習時に認識部の
識別面の境界の重なりを教師信号により調整することが
できない。そのため、識別面の重なり部分にある入力デ
ータを棄却とする場合、入力データの棄却量を調整する
ことができないという問題がある。
【0005】本発明の目的は、学習時に、認識部の識別
面の重なりを調整することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明のパタン
認識装置では、学習時に用いられる原画像のカテゴリ以
外に複数の指定したカテゴリを確率分布に従い学習用原
画像に付与するカテゴリ付与部を設け、付与されたカテ
ゴリに基ずく教師信号により認識部の学習を行うことに
より上記目的を達成している。
【0007】本発明ではカテゴリ付与部により、学習時
に用いられる原画像に付与されているカテゴリ以外に複
数の指定したカテゴリを確率分布に従い、学習用原画像
に付与するカテゴリ付与部と、前記カテゴリ付与部で付
与したカテゴリを保存する付与結果保存部を有し、付与
結果保存部のカテゴリに基ずく教師信号により認識辞書
の学習を行うことにより、学習時に識別面の広がりを変
更し、各認識部の識別面の重なりからカテゴリ境界付近
の入力データの棄却量を調整することが可能になり、正
分類率が上昇する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の一実施の形態を示す構成図
である。本実施の形態では、指紋カテゴリを弓状紋(A
rch),左流蹄状紋(Left Loop),右流蹄
状紋(Right Loop)、渦状紋(Whorl)
の4種とし、弓状紋(Arch)をA,左流蹄状紋(L
eft Loop)をL,右流蹄状紋(RightLo
op)をR,渦状紋(Whorl)をWで示す。図1に
おいて、認識すべき指紋は指紋画像としてスキャナ等の
入力部1より入力され、特徴抽出部2において特徴量ベ
クトルとなり、A認識部3とL認識部6とR認識部9と
W認識部12とに入力され、それぞれの照合部4,7,
10,13で認識処理がなされ、その4種類の結果が統
合認識部15において統合され認識結果が出力部16よ
り出力される。データベース17に保存される学習用指
紋原画像に付与されたカテゴリに対し、カテゴリ付与部
18で、2カテゴリを指定し、データベース17の学習
用指紋原画像に対し付与されたカテゴリが前記指定した
2カテゴリのどちらか一方のみに一致する場合、データ
ベース17の学習用指紋原画像に対し、すでに付与され
ているカテゴリ以外に、確率分布に従い前記指定した2
カテゴリの内の未付与カテゴリを与え、付与結果保存部
29に保存する。また学習の際には、データベース17
の指紋原画像を入力部1に渡し、同時に付与結果保存部
29のカテゴリに基ずく教師信号を用いてA認識部、L
認識部、R認識部、W認識部内の認識辞書部5,8,1
1,14で学習がなされる。
【0010】次に、このように構成されたパターン分類
装置の動作について説明する。
【0011】入力部1より入力された指紋画像は、横m
画素、縦n画素の二値画像とする。黒画素が1、白画素
が0に対応する。ここで、m,nは二値画像の指紋が判
別できる程度の解像度となる自然数であればよいが、便
宜上mを256、nを256とする。特徴抽出部2にお
いてm×nの原画像に対してm’×n’領域ごとの隆線
方向データに変換する。便宜上m’とn’は8とする。
変換方法は、たとえば「1991年2月、電子情報通信
学会、第J74−D−II、第4号、199ー207
頁」に示される方法を用いる。図3に示す画像f(x,
y)において原点を通りx軸と角度λをなす直線Lλに
対して、画像f(x,y)は下式によりμ、v軸上の画
像に変換される。
【0012】
【0013】座標変換された画像のμ軸上への投影fp
(μ;λ)を下式より求める。
【0014】
【0015】fp (μ;λ)より下式により変換される
Sλを求める。
【0016】
【0017】m’×n’の領域内でλ=0.0,22.5,45.0,
67.5,90.0,112.5,135.0,157.5 度に対するSλを求め、
最大となった軸と垂直方向をその領域の隆線方向として
図4に示す方向コードで示し、領域i、jの方向コード
をgijとする。但し、i、jは1≦i≦32、1≦j≦
32なる自然数を表す。これにより32×32=102
4次元の特徴量となり、認識部3,6,9,12に入力
される。データベース17は指紋原画像と、0,1を要
素とする4桁の数値のカテゴリ信号を辞書として持つ。
1桁目がA、2桁目がL,3桁目がR,4桁目がWを表
す。1000ならば、その指紋のカテゴリーはAを示
し、1100ならA、Lであることを示す。図2のステ
ップ30からステップ41は認識部の認識辞書の学習の
流れを示す。処理30のカテゴリー付与部での教師信号
の作成方法は図5にしたがう。処理50でデータベース
の全指紋の4桁の数値を付与結果保存部に転記する。処
理51で第2候補を付与する指紋の組み合わせi,j
(整数)を選択する。但し1≦i≦4、1≦j≦4、i
≠jとし、i,jはカテゴリー信号の桁数を示す。処理
52で処理51で選択した組合わせに対し何割の第2種
目のカテゴリを付与するか選択しその割合をqijとす
る。処理53で第2種目のカテゴリを付与するか決定す
る。処理53の処理は処理51で選択されたi,jの組
みに対して行う。処理54でカテゴリ付与処理が終了し
たかの判定を行い、未終了の場合には次のカテゴリ信号
を入力して再び処理53の処理から再開する。さらに、
第2候補を付与する場合は再び処理51の処理から再開
する。
【0018】処理53のi,jの組み合わせに対し第2
種目のカテゴリーを付与する処理の流れを図6で示す。
処理61で付与結果保存部29のi桁の要素が1かつj
桁の要素が0である場合、処理62で0から10までの
実数Rを発生し、処理63でR≧qijの場合処理64で
j桁の要素を0のままとし、そうでない場合処理65で
j桁の要素を0から1に変更する。処理66でi桁の要
素が0かつj桁の要素が1である場合、処理67で0か
ら10までの実数Rを発生し、処理68でR≧qijの場
合処理69でi桁の要素を0のままとし、そうでない場
合処理70でi桁の要素を0から1に変更し、処理71
で変更結果を付与結果保存部29に保存する。
【0019】処理31のL,R,W認識部の切りはなし
では図1のスイッチ19,20,21,22,23,2
4,25,26,27を切断し、A認識部の認識辞書の
学習中に他の認識部が作動しないようにする。また、学
習に必要な教師信号を付与結果保存部29からA認識部
に取り込めるようにスイッチ28を接続する。A認識部
の学習32が終了した段階で、次の処理33にすすみ、
L認識部の学習のために、A認識部の切り離しを行う。
図1の構成では、スイッチ28を切断する。処理34で
はL認識部の接続をする。図1の構成では、スイッチ1
9,27の接続をする。これによりA認識部の学習を停
止し、L認識部の学習35を開始する。L認識部の学習
35が終了した段階で、次の処理36にすすみ、R認識
部の学習のために、L認識部の切り離しを行う。図1の
構成では、スイッチ19,27を切断する。処理37で
はR認識部の接続をする。図1の構成では、スイッチ2
0,26を接続する。これによりL認識部の学習を停止
し、R認識部の学習38を開始する。R認識部の学習3
8が終了した段階で、次の処理39にすすみ、W認識部
の学習のために、R認識部の切り離しを行う。図1の構
成では、スイッチ20,26を切断する。処理40では
W認識部の接続をする。図1の構成では、スイッチ2
1,25を接続する。これによりR認識部の学習を停止
し、W認識部の学習41を開始する。
【0020】認識部の学習は各認識部とで共通であるの
でこれらをまとめて以下に説明する。但しnを1≦n≦
4なる整数とし、1がA、2がL,3がR,4がWに対
応する。n認識部は、照合部と認識辞書部とからなり、
認識辞書はWkij 、W’k 、μmk、μ’m なる行列値の
集合をさす。ただしk,i,j、mは1≦k≦40、1
≦i≦32,1≦j≦32、1≦m≦2、なる整数とす
る。mを2以下としたのは、n認識部では指紋カテゴリ
ーをnかそれ意外の2カテゴリに判別するためである。
データベース17に数千の指紋データを用意し、それら
指紋原画像を順に入力部1に渡し、同時に対応するカテ
ゴリ信号を付与結果保存部29より認識辞書部に渡し、
認識処理をしながら、n認識部の学習をおこなう。カテ
ゴリ信号のn桁目の要素が1の場合、nに対応するカテ
ゴリが1、その他に対応するカテゴリが0となるベクト
ルである信号を入力し、カテゴリ信号のn桁目の要素が
0の場合、nに対応するカテゴリが0、その他に対応す
るカテゴリが1となるベクトルである信号を入力する。
【0021】1指紋ごとの処理の流れは、図7にしたが
う。認識辞書が未学習の段階では判定701により処理
702に進み、1と−1の間での乱数により認識辞書が
設定されたのちに処理703へすすみ、既に学習が始め
られている状態では処理702の初期化は省略され処理
703へとすすむ。認識処理703では、図8に示す1
指紋ごとの認識処理をおこない、その結果の出力ベクト
ルqm を計算する。qm は入力された指紋データと第m
カテゴリとの類似度をあらわす。ここでは学習段階であ
るので、判定704では処理705へすすみ、カテゴリ
信号を付与結果保存部より入力し、図9を参照して後に
詳述する学習をおこなってn認識部の認識辞書を修正す
る。1指紋毎の処理を用意した全指紋データについてお
こない、出力ベクトルと教師信号との誤差の二乗平均0
に収束するか、または与えられた回数になるまで繰り返
す。
【0022】各認識部の学習が終了後、処理42に進み
全認識部の接続を行う。図1においてはスイッチ19,
20,21,22,23,24の接続を行い、スイッチ
25を切断する。実際の認識処理では、入力された指紋
に対してA認識部での認識処理43、L認識部での認識
処理44、R認識部での認識処理45、W認識部での認
識処理46が同時に実行される。処理43,44,4
5,46とも図8に示した流れにしたがい処理される。
認識辞書は初期設定されているので判定701ではYE
Sのほうにすすみ、それぞれの認識辞書により認識処理
703をする。各認識部では判定704でNOの方に進
み学習をしない。
【0023】処理47では認識処理43,44,45,
46の結果を統合認識部15で統合し、認識結果を出力
部16より出力する。統合認識部15での処理の流れは
図10に示す。処理1001ではA認識部の照合部4か
らの出力ベクトルの要素の内での最大値maxvをもつ
カテゴリm* を選択する。処理1002ではL認識部の
照合部6からの出力ベクトルの要素の内での最大値ma
xvをもつカテゴリm* を選択する。処理1003では
R認識部の照合部9からの出力ベクトルの要素の内での
最大値maxvをもつカテゴリm* を選択する。処理1
004ではW認識部の照合部12からの出力ベクトルの
要素の内での最大値maxvをもつカテゴリm* を選択
する。認識結果の判定1005では、各認識部の分類結
果を比較し、1認識部の分類結果がその認識部の特定カ
テゴリをしめし、残りの認識部の分類結果がその他のカ
テゴリをしめす場合以外を認識結果に矛盾があるとしリ
ジェクト判定1007とし、さもなければ処理1006
で、m* を認識結果とする。
【0024】処理48では認識処理が終了したかの判定
を行い、未終了の場合には次の指紋を入力して再び処理
43,44,45,46から再開する。認識処理が終了
した場合には各認識部の認識辞書を保存して処理を終了
する。
【0025】以上が、本発明の実施の形態の流れの説明
であるが、この中で行った認識処理と学習処理は各認識
部で共通であるのでこれらをまとめて以下に説明する。
処理を以下に説明する。各認識部の処理の流れを図8に
示す。処理801で特徴抽出部で作られた特徴量のベク
トルgijを入力し、処理802において認識辞書Wkij
とバイアスW’k とにより下式により変換しhk を求め
る。
【0026】
【0027】処理803では、このhk に下に示すシグ
モイド関数をかけhk とする。 s(x)=1/(1+exp(−vx)) h'k=s(hk ) vはシグモイド関数の傾きを制御するが、ここでは0.
7に設定する。さらに、処理804では認識辞書中のu
mkとu'mとをもちいてhk を以下の式で変換し、qm と
する。
【0028】
【0029】処理805では、以下の式でqm をシグモ
イド関数により変換しq'mを求め、処理806により出
力ベクトルとする。 qm =s(qm ) 以上が、認識処理の流れの説明であるが、学習処理はこ
こで求めたq'm、h'kと認識辞書および教師信号t'mと
線形認識部の出力値hm の差を用いて行う。
【0030】学習処理の流れは図9に示す。ブロック9
01では教師信号t'mの入力を行う。教師信号とは出力
ベクトルの期待値であり、正解カテゴリではt'mが1
で、それ以外のt'mは0の値を取るベクトルとする。処
理902では出力ベクトルと教師信号との差分データが
計算される。 δm=t' m−q' m 更に、処理903においてqm の誤差の評価値であるδ
m を下式で求める。 δm =δ'm・q'm・(1−q'm) このδm はumkの修正と処理906に始まる誤差の逆伝
搬の計算に用いられる。umkの修正項の計算は処理90
4で下式によりなされる。 Δumk=ε・δm ・hk Δum =ξ・δm ここで与えたパラメータε、ξはそれぞれ学習の効果を
表すもので、大きくすると1回の学習での変化量は大き
い発散の危険性があり、小さくすると学習に時間がかか
る。ここではε、ξともに0.1とする。その修正項を
用いて処理905においてumkの修正が以下の式でなさ
れる。 umk←umk+Δumk u'm←u'm+Δu'm 処理906からは誤差δm をさらに伝搬させ、Wkij 、
W’k を修正する。処理907ではhk の誤差評価をお
こない以下の式でδk を求める。
【0031】δ'k=Σumk・δm これより処理907においてhk の誤差評価をおこない
以下の式でσk を計算する。 σk =σ'k・h'k・(1−h'k) このσk をもちいてWkij の修正項を処理908におい
て、以下の式で計算する。 ΔWkij =ε・σk ・gij ΔW’k =ξ・σk ここで用いたパラメータε,ξともに前述の値と同じも
のを用いる。最後にこれらの修正項を用いて処理909
においてWkij の修正をする。 Wkij ←Wkij +ΔWkij W’k ←W’k +ΔW’k 以上に、本発明の実施の形態について詳細に述べた。こ
こで、実施の形態中で用いたパラメータは説明のために
便宜的に設定したが、これらのパラメータは説明中で用
いた値以外でも本願発明には適用できる。実施の形態の
説明では、特徴量として二値の指紋画像から得た方向特
徴を用いたが、従来の文字認識装置などで用いられてい
る特徴量を適用することも容易にできる。また、実施の
形態では2段階の神経回路網シミュレーションを用いた
方法により認識処理及び学習処理を構成し説明したが、
より多段の神経回路網シミュレーションを用いたものも
容易類推可能である。さらに、実施の形態では、4カテ
ゴリーに分類するため4認識部を用いたが、より多数の
カテゴリーに対応する多認識部を用いたものも容易に類
推可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるパタ
ン分類装置は学習時に用いられる原画像に付与されてい
るカテゴリ以外に複数の指定したカテゴリを確率分布に
従い学習用原画像に付与するカテゴリ付与部を有し、付
与されたカテゴリに基づく教師信号により認識辞書の学
習を行うことにより、学習時に識別面の広がりを変更
し、各認識部の識別面の重なりからカテゴリー境界付近
の入力データの棄却量を調整することが可能になり、正
分類率が上昇するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】本願発明の処理を示す流れ図である。
【図3】指紋画像のμ軸への投影を示す図である。
【図4】指紋隆線の方向コードを示す図である。
【図5】図2中のカテゴリー付与部での処理の流れを示
す図である。
【図6】図5中の第二付与カテゴリーの決定処理を示す
流れ図である。
【図7】図1中の認識部での処理を示す流れ図である。
【図8】図7中の認識処理を示す流れ図である。
【図9】図1中の認識部での学習処理を示す流れ図であ
る。
【図10】図1中の統合認識部での処理を示す流れ図で
ある。
【図11】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 特徴抽出部 3 A認識部 4 A認識部内照合部 5 A認識部内認識辞書部 6 L認識部 7 L認識部内照合部 8 L認識部内認識辞書部 9 R認識部 10 R認識部内照合部 11 R認識部内認識辞書部 12 W認識部 13 W認識部内照合部 14 W認識部内認識辞書部 15 統合認識部 16 出力部 17 データベース 18 カテゴリー付与部 29 付与結果保存部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入力する入力部と、前記入力部
    から得られたデータから特徴を抽出する特徴抽出部と、
    前記特徴抽出部からの出力値と教師信号に基づいて神経
    回路網の学習方式を用いて作成するカテゴリ毎の認識辞
    書部、および、前記特徴抽出部からの出力値と前記認識
    辞書部を用いて分類結果を出力するカテゴリ毎の照合部
    を含むカテゴリ毎の認識部と、前記カテゴリ毎の認識部
    からの出力値を統合する統合認識部と、前記認識辞書部
    の学習時、教師信号として、複数の指定したカテゴリを
    確率分布に従い付与するカテゴリ付与部とを備えたこと
    を特徴とするパターン分類装置。
  2. 【請求項2】 前記認識辞書部が神経回路網の学習方式
    である誤差逆伝搬法を用いて作成されることを特徴とす
    る請求項1記載のパターン分類装置。
  3. 【請求項3】 前記カテゴリ付与部において付与したカ
    テゴリを保存する付与結果保存部を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のパターン分類装置。
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Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
電子情報通信学会技術研究報告 Vol.95,No.470 P.17−23
電子情報通信学会論文誌 D−▲II▼ Vol.J74−D−▲II▼ No.2 P.199−208

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