JP2730872B2 - 祭壇の電飾装置 - Google Patents
祭壇の電飾装置Info
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- JP2730872B2 JP2730872B2 JP3067695A JP3067695A JP2730872B2 JP 2730872 B2 JP2730872 B2 JP 2730872B2 JP 3067695 A JP3067695 A JP 3067695A JP 3067695 A JP3067695 A JP 3067695A JP 2730872 B2 JP2730872 B2 JP 2730872B2
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- light
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、仏教、キリスト教あ
るいは神道等、各種宗教の祭壇を飾るのに用いる祭壇の
電飾装置であって、納骨仏壇内における天蓋あるいはキ
リスト教の祭壇ケース内におけるシャンデリア等、多数
の電飾棒より構成された電飾装置に関する。
るいは神道等、各種宗教の祭壇を飾るのに用いる祭壇の
電飾装置であって、納骨仏壇内における天蓋あるいはキ
リスト教の祭壇ケース内におけるシャンデリア等、多数
の電飾棒より構成された電飾装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電飾棒の先端部を光らせる構造と
しては、各電飾棒の先端部にそれそれ発光ダイオードあ
るいは極小ランプ等の光源を設け、電飾棒内に配線を
し、これら配線を一か所に集めて電源に接続している。
しては、各電飾棒の先端部にそれそれ発光ダイオードあ
るいは極小ランプ等の光源を設け、電飾棒内に配線を
し、これら配線を一か所に集めて電源に接続している。
【0003】これに対して、配線などの手間を節約する
ために共通の光源を使用する構造としては、たとえば透
明な電飾棒を用い、これらを折曲げ加工して1つの光源
まで集め、光源からの光を、光ファイバーのように各電
飾棒内を通して先端まで伝え、各電飾棒の先端を光らせ
る構造もある。
ために共通の光源を使用する構造としては、たとえば透
明な電飾棒を用い、これらを折曲げ加工して1つの光源
まで集め、光源からの光を、光ファイバーのように各電
飾棒内を通して先端まで伝え、各電飾棒の先端を光らせ
る構造もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者のように各電飾棒
毎に発光ダイオードあるいはランプ等の光源を備える構
造では、電飾棒自体の製造に手間とコストがかかると共
に、配線も複雑になり、メンテナンスにも非常に手間が
かかる。
毎に発光ダイオードあるいはランプ等の光源を備える構
造では、電飾棒自体の製造に手間とコストがかかると共
に、配線も複雑になり、メンテナンスにも非常に手間が
かかる。
【0005】後者のように、電飾棒を折曲げ加工して1
つの光源まで集め、光源から各電飾棒先端まで、すべて
電飾棒内で光を伝達させる構造では、光の損失を少なく
して、効率よく光を伝えることができるが、各電飾棒を
それぞれ所定の折曲げ形状及び長さに正確に折曲げ加工
しなければならず、製造加工及び組付け作業が複雑で手
間がかかり、電飾装置全体を、精度良く組み付けること
は非常に困難である。
つの光源まで集め、光源から各電飾棒先端まで、すべて
電飾棒内で光を伝達させる構造では、光の損失を少なく
して、効率よく光を伝えることができるが、各電飾棒を
それぞれ所定の折曲げ形状及び長さに正確に折曲げ加工
しなければならず、製造加工及び組付け作業が複雑で手
間がかかり、電飾装置全体を、精度良く組み付けること
は非常に困難である。
【0006】本願発明は、多数の電飾棒を、折曲げ加工
することなく、かつ、複雑な配線をすることなく、単一
の光源により、効率良く光らせることができる電飾装置
を提供することを目的としている。
することなく、かつ、複雑な配線をすることなく、単一
の光源により、効率良く光らせることができる電飾装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
祭壇内に、複数の電飾棒を配置し、適宜の光源により電
飾棒の先端部を光らせる祭壇の電飾装置において、祭壇
内に透明な平板状の導光板を配置し、導光板の平面に沿
う任意方向の一端側に光源を配置し、導光板の他端を斜
めにカットすることにより反射面を形成し、該反射面に
よる反射領域内に、透明な複数の電飾棒の基端面を配置
していることを特徴とする祭壇の電飾装置である。
祭壇内に、複数の電飾棒を配置し、適宜の光源により電
飾棒の先端部を光らせる祭壇の電飾装置において、祭壇
内に透明な平板状の導光板を配置し、導光板の平面に沿
う任意方向の一端側に光源を配置し、導光板の他端を斜
めにカットすることにより反射面を形成し、該反射面に
よる反射領域内に、透明な複数の電飾棒の基端面を配置
していることを特徴とする祭壇の電飾装置である。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の祭
壇の電飾装置において、円弧形外周を有する導光板を倒
伏姿勢に備え、円弧形周端に反射面を形成し、円弧形中
心部分に光源を配置し、反射領域内に略縦向き姿勢の複
数の電飾棒の基端面を配置していることを特徴とする祭
壇の電飾装置である。
壇の電飾装置において、円弧形外周を有する導光板を倒
伏姿勢に備え、円弧形周端に反射面を形成し、円弧形中
心部分に光源を配置し、反射領域内に略縦向き姿勢の複
数の電飾棒の基端面を配置していることを特徴とする祭
壇の電飾装置である。
【0009】
【作用】光源の光は、導光板の一端面から導光板内に入
り、導光板内を伝えられて他端反射面に至り、たとえば
上方あるいは下方へと反射される。
り、導光板内を伝えられて他端反射面に至り、たとえば
上方あるいは下方へと反射される。
【0010】上記反射光は、反射領域内に配置されてい
る各電飾棒の基端面から電飾棒内に入り、該棒内を伝え
られて棒先端部に至り、該先端部を光らせる。
る各電飾棒の基端面から電飾棒内に入り、該棒内を伝え
られて棒先端部に至り、該先端部を光らせる。
【0011】導光板として、請求項2記載の発明のよう
に、円弧形外周を有する導光板を備え、円弧形周端に反
射面を形成し、円弧形中心部分に光源を配置している場
合には、各電飾棒に均等に光が伝えられ、各電飾棒は均
等な明るさで輝く。
に、円弧形外周を有する導光板を備え、円弧形周端に反
射面を形成し、円弧形中心部分に光源を配置している場
合には、各電飾棒に均等に光が伝えられ、各電飾棒は均
等な明るさで輝く。
【0012】
【実施例】図1はお寺の納骨堂等にロッカー形式で多数
配置される納骨仏壇の正面図であり、下段が納骨室2、
上段が本尊等をお祭りする祭壇室1となっており、該祭
壇室1内には、図2のような祭壇ケース3がユニット式
に嵌め込まれている。
配置される納骨仏壇の正面図であり、下段が納骨室2、
上段が本尊等をお祭りする祭壇室1となっており、該祭
壇室1内には、図2のような祭壇ケース3がユニット式
に嵌め込まれている。
【0013】図2は、祭壇ケース3の単体の正面図を示
しており、祭壇ケース3の底面には須弥壇4が設けら
れ、該須弥壇4の上には、図示しないが仏様等が載置さ
れる。天井カバー5の下側には空間部Sを形成するよう
に天井板11が設けられ、該天井板11の下面に、電飾
装置として天蓋ユニット8が設けられている。祭壇ケー
ス3の前面の上部には欄間10が設けられている。
しており、祭壇ケース3の底面には須弥壇4が設けら
れ、該須弥壇4の上には、図示しないが仏様等が載置さ
れる。天井カバー5の下側には空間部Sを形成するよう
に天井板11が設けられ、該天井板11の下面に、電飾
装置として天蓋ユニット8が設けられている。祭壇ケー
ス3の前面の上部には欄間10が設けられている。
【0014】天蓋ユニット8は、天井板11に固定され
たケース状のユニット本体12と、該ユニット本体12
から垂下する多数の電飾棒7等から構成されており、該
電飾棒7は、細くて透明な円柱状のアクリル樹脂ででき
ており、各種長さのものが備えられている。該実施例で
は、電飾棒7の直径は約3mm、長さは5cm乃至15cm程
度のものが使用されている。欄間10は右半分を切り欠
いて示しているが、仮想線で示すように、実際は祭壇ケ
ース3の左右幅の略全幅に亙っており、前方からユニッ
ト本体12が見えないように覆っている。
たケース状のユニット本体12と、該ユニット本体12
から垂下する多数の電飾棒7等から構成されており、該
電飾棒7は、細くて透明な円柱状のアクリル樹脂ででき
ており、各種長さのものが備えられている。該実施例で
は、電飾棒7の直径は約3mm、長さは5cm乃至15cm程
度のものが使用されている。欄間10は右半分を切り欠
いて示しているが、仮想線で示すように、実際は祭壇ケ
ース3の左右幅の略全幅に亙っており、前方からユニッ
ト本体12が見えないように覆っている。
【0015】図4は天蓋8の縦断側面図(図3のIV−IV
断面図)を示しており、各電飾棒7はユニット本体12
の底板に形成された挿入孔14に挿入され、接着材によ
りユニット本体12に固着されている。各電飾棒7の上
端面7aは電飾棒7の長さ方向と直角(水平)に切断さ
れると共に同一高さに揃えられている。各電飾棒7の下
端面7bは、水平面に対して前上がり45°の角度で切
断されており、電飾棒7の下方突出長さは、前上がり4
5°の仮想傾斜面Pに沿って、後ろ側に行く程長くなる
ように形成されている。
断面図)を示しており、各電飾棒7はユニット本体12
の底板に形成された挿入孔14に挿入され、接着材によ
りユニット本体12に固着されている。各電飾棒7の上
端面7aは電飾棒7の長さ方向と直角(水平)に切断さ
れると共に同一高さに揃えられている。各電飾棒7の下
端面7bは、水平面に対して前上がり45°の角度で切
断されており、電飾棒7の下方突出長さは、前上がり4
5°の仮想傾斜面Pに沿って、後ろ側に行く程長くなる
ように形成されている。
【0016】ユニット本体12内には、透明で平板状の
アクリル樹脂製導光板15が水平姿勢(倒伏姿勢)で配
置され、複数の支持台16上にビス17及び押さえ板1
8により固定されている。
アクリル樹脂製導光板15が水平姿勢(倒伏姿勢)で配
置され、複数の支持台16上にビス17及び押さえ板1
8により固定されている。
【0017】導光板15の水平方向の一端側の端面15
aは垂直に切断され、該端面近傍に、導光板15と同一
高さに設定された電球(光源)20が配置されている。
導光板15の水平方向の他端側の端面15bは、電球2
0から導光板15内を伝えられる光の大部分が垂直下方
に反射するように水平面に対して45°の角度で切断さ
れ、反射面となっており、該反射面15bの反射領域
(幅d1)内に電飾棒7の基端面7aが配置されてい
る。
aは垂直に切断され、該端面近傍に、導光板15と同一
高さに設定された電球(光源)20が配置されている。
導光板15の水平方向の他端側の端面15bは、電球2
0から導光板15内を伝えられる光の大部分が垂直下方
に反射するように水平面に対して45°の角度で切断さ
れ、反射面となっており、該反射面15bの反射領域
(幅d1)内に電飾棒7の基端面7aが配置されてい
る。
【0018】電球20は、ソケット19に着脱自在に装
着され、該ソケット19は、ユニット本体12に形成さ
れた取付ブラケット21にボルト25により上下方向回
動位置調節自在に取り付けられており、これにより、電
球20の設置高さを調節できるようになっている。ソケ
ット19からの配線23は、前記空間Sを通って外部に
取り出され、適宜電源に接続されている。
着され、該ソケット19は、ユニット本体12に形成さ
れた取付ブラケット21にボルト25により上下方向回
動位置調節自在に取り付けられており、これにより、電
球20の設置高さを調節できるようになっている。ソケ
ット19からの配線23は、前記空間Sを通って外部に
取り出され、適宜電源に接続されている。
【0019】図3は、ユニット本体の平面図であり、導
光板15は、円周角が略270°の扇形に形成されてお
り、その円弧中心部に電球配置用の凹部22が形成さ
れ、該凹部22の端面が、前記光源配置側の一端面15
aとなっており、電球20は凹部22内に配置されてい
る。そして円弧形外周の全周を前記他端反射面15bと
して、水平面に対して45°の角度で切断している。す
なわち導光板15の円弧形外周を、仰角45°で円錐状
に切断している。これによって幅d1で示される反射領
域Aは、帯状で、円弧形外周に沿って部分リング状に存
在することになり、各電飾棒7は、上記幅d1の円弧形
の反射領域内に円弧状に配置されている。
光板15は、円周角が略270°の扇形に形成されてお
り、その円弧中心部に電球配置用の凹部22が形成さ
れ、該凹部22の端面が、前記光源配置側の一端面15
aとなっており、電球20は凹部22内に配置されてい
る。そして円弧形外周の全周を前記他端反射面15bと
して、水平面に対して45°の角度で切断している。す
なわち導光板15の円弧形外周を、仰角45°で円錐状
に切断している。これによって幅d1で示される反射領
域Aは、帯状で、円弧形外周に沿って部分リング状に存
在することになり、各電飾棒7は、上記幅d1の円弧形
の反射領域内に円弧状に配置されている。
【0020】なお、導光板15の寸法の一例を記載して
おくと、厚さ5mm、直径125mm程度の物を使用してい
る。
おくと、厚さ5mm、直径125mm程度の物を使用してい
る。
【0021】図5は図3のV−V断面図であり、円弧形
外周に形成された反射面15bと電球20の配置関係な
どをより詳しく示している。
外周に形成された反射面15bと電球20の配置関係な
どをより詳しく示している。
【0022】作用を説明する。図3において、光源の電
球20を点灯することにより、導光板15内には、円弧
中央部の端面15aから光が入り、導光板15内を光フ
ァイバー内のように漏れることなく他端反射面15bま
で伝えられ、該反射面15bにより垂直下方に向けて反
射される光は、電飾棒7の基端面(上端面)7aから棒
内に入る。
球20を点灯することにより、導光板15内には、円弧
中央部の端面15aから光が入り、導光板15内を光フ
ァイバー内のように漏れることなく他端反射面15bま
で伝えられ、該反射面15bにより垂直下方に向けて反
射される光は、電飾棒7の基端面(上端面)7aから棒
内に入る。
【0023】電飾棒7内を下方に伝えられる光は、下端
面7bに至り、外部から光って見える。該下端面7bに
おいては、前上がりに傾斜していることにより、後方へ
と反射する光の方が多く、後方から見る方が明るく輝い
て見えるが、下端面7bの表面は前記導光板15の反射
面15bとは異なり、たとえば面粗度を粗く仕上げるこ
とにより、乱反射して前方へと透過する光が多くなるよ
うに構成してある。したがって、前方からは、却って淡
く落ち着いて光って見えることになる。
面7bに至り、外部から光って見える。該下端面7bに
おいては、前上がりに傾斜していることにより、後方へ
と反射する光の方が多く、後方から見る方が明るく輝い
て見えるが、下端面7bの表面は前記導光板15の反射
面15bとは異なり、たとえば面粗度を粗く仕上げるこ
とにより、乱反射して前方へと透過する光が多くなるよ
うに構成してある。したがって、前方からは、却って淡
く落ち着いて光って見えることになる。
【0024】
(1)図6及び図7は、電飾棒7の各種配列例を示して
おり、導光板15としては半円形のものを使用してい
る。図6は1つの円弧形反射領域の幅d1を広くして、
該反射領域内に千鳥状配置で二重円となるように電飾棒
7を配置した例であり、図7は、幅d1の帯び状円弧形
の反射領域内に、多角形状(正八角形の2分割形状)に
電飾棒7を配置した例を示している。いずれも光源の電
球20から反射面15bまでの距離は等距離であるの
で、各電飾棒7は略同じ明るさで光ることになる。
おり、導光板15としては半円形のものを使用してい
る。図6は1つの円弧形反射領域の幅d1を広くして、
該反射領域内に千鳥状配置で二重円となるように電飾棒
7を配置した例であり、図7は、幅d1の帯び状円弧形
の反射領域内に、多角形状(正八角形の2分割形状)に
電飾棒7を配置した例を示している。いずれも光源の電
球20から反射面15bまでの距離は等距離であるの
で、各電飾棒7は略同じ明るさで光ることになる。
【0025】(2)図8及び図9は導光板15の変形例
を示しており、図8は、正八角形の2分割形状に導光板
15の外周を形成し、該外周に沿って反射面15bを形
成した例であり、図9は円形に導光板15を形成し、円
中心部に孔27を形成して電球20を配置し、全円周を
反射面15bとした例である。
を示しており、図8は、正八角形の2分割形状に導光板
15の外周を形成し、該外周に沿って反射面15bを形
成した例であり、図9は円形に導光板15を形成し、円
中心部に孔27を形成して電球20を配置し、全円周を
反射面15bとした例である。
【0026】(3)図10及び図11は電飾棒7の先端
部の変形例であり、図10は下端面7bを後上がり45
°に傾斜させており、これによると図3の形状に比べて
前方から見て明るく見える。図11は電飾棒7の先端部
を半球状に形成した例である。
部の変形例であり、図10は下端面7bを後上がり45
°に傾斜させており、これによると図3の形状に比べて
前方から見て明るく見える。図11は電飾棒7の先端部
を半球状に形成した例である。
【0027】(4)図2の実施例は、電飾棒7を垂直下
方に突出するように天井側に固定した構造であるが、床
面側に固定して上方へと起立する姿勢で配置する構造、
たとえば電飾棒で花等を作る構造のものにも勿論適用で
きる。この場合には、導光板15を床面側に倒伏姿勢で
配置し、導光板15の他端反射面を上向きに光を反射す
る傾斜とし、該反射領域の上方に各電飾棒を立設する。
方に突出するように天井側に固定した構造であるが、床
面側に固定して上方へと起立する姿勢で配置する構造、
たとえば電飾棒で花等を作る構造のものにも勿論適用で
きる。この場合には、導光板15を床面側に倒伏姿勢で
配置し、導光板15の他端反射面を上向きに光を反射す
る傾斜とし、該反射領域の上方に各電飾棒を立設する。
【0028】(5)電飾棒として、前記各実施例では直
線状に垂下あるいは立設する構造を示したが、横向きあ
るいは傾斜状に電飾棒を配置した電飾装置にも適用でき
る。これらの場合、導光板は電飾棒と概ね直行する姿勢
に配置される。
線状に垂下あるいは立設する構造を示したが、横向きあ
るいは傾斜状に電飾棒を配置した電飾装置にも適用でき
る。これらの場合、導光板は電飾棒と概ね直行する姿勢
に配置される。
【0029】(6)透明の導光板15及び透明の電飾棒
7の材料としては、アクリル樹脂の他に、石英ガラス材
を使用することも可能である。
7の材料としては、アクリル樹脂の他に、石英ガラス材
を使用することも可能である。
【0030】(7)導光板15の形状は前述のものには
限定されず、各種多角形状のものを使用することも可能
である。
限定されず、各種多角形状のものを使用することも可能
である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によると、 (1)光源から各電飾棒の先端までの光の経路を、光源
の光を受け入れて各電飾棒の基端面まで伝える平板状の
導光板と、導光板の他端反射面で反射する光を基端面で
受光し、先端面まで伝える電飾棒とに分けて装備してい
るので、1つの光源により多数の電飾棒を光らせること
ができて、従来のように各電飾棒毎に光源を設置したり
配線する必要がなくなるのは勿論のこと、光伝播用に各
電飾棒をそれぞれ所定の形状に折曲げ加工する必要もな
くなり、製造及び組み付けが簡単になると共にコストを
低減でき、また、メンテナンスも容易になる。
の光を受け入れて各電飾棒の基端面まで伝える平板状の
導光板と、導光板の他端反射面で反射する光を基端面で
受光し、先端面まで伝える電飾棒とに分けて装備してい
るので、1つの光源により多数の電飾棒を光らせること
ができて、従来のように各電飾棒毎に光源を設置したり
配線する必要がなくなるのは勿論のこと、光伝播用に各
電飾棒をそれぞれ所定の形状に折曲げ加工する必要もな
くなり、製造及び組み付けが簡単になると共にコストを
低減でき、また、メンテナンスも容易になる。
【0032】(2)光の経路を導光板と電飾棒とに分
け、かつ、導光板の反射領域内に各電飾棒を配置して導
光板から電飾棒へと伝えているので、導光板自体を変更
することなく、その反射領域内で電飾棒の配置を自由に
設定することができる。すなわち、1種類の導光板によ
り、各種配列の電飾棒に適用することができる。
け、かつ、導光板の反射領域内に各電飾棒を配置して導
光板から電飾棒へと伝えているので、導光板自体を変更
することなく、その反射領域内で電飾棒の配置を自由に
設定することができる。すなわち、1種類の導光板によ
り、各種配列の電飾棒に適用することができる。
【0033】(3)1つの光源から各電飾棒に光を伝え
るのに、導光板の内部を光の伝達媒体(伝播媒体)とし
ているので、空気による伝達媒体(伝播媒体)に比べ、
光量の損失が極めて少なくなり、効率よく伝えることが
でき、光源のエネルギーの節約になる。
るのに、導光板の内部を光の伝達媒体(伝播媒体)とし
ているので、空気による伝達媒体(伝播媒体)に比べ、
光量の損失が極めて少なくなり、効率よく伝えることが
でき、光源のエネルギーの節約になる。
【0034】(4)請求項2記載の発明のように、円弧
形外周を有する導光板を備え、円弧形周端に反射面を形
成し、円弧形中心部分に光源を配置していると、光源か
ら各反射面までの距離を等しくすることができ、これに
より各電飾棒の明るさを略均一にすることができる。
形外周を有する導光板を備え、円弧形周端に反射面を形
成し、円弧形中心部分に光源を配置していると、光源か
ら各反射面までの距離を等しくすることができ、これに
より各電飾棒の明るさを略均一にすることができる。
【図1】 本願発明が適用される納骨仏壇の全体正面図
である。
である。
【図2】 祭壇ケース単体の正面図である。
【図3】 天蓋の平面図(図2のIII−III断面相当図)
である。
である。
【図4】 図3のIV−IV断面図である。
【図5】 図3のV−V断面図である。
【図6】 電飾棒の配置例を示す図3と同様の平面図で
ある。
ある。
【図7】 電飾棒の別の配置例を示す図3と同様の平面
図である。
図である。
【図8】 導光板の変形例を示す平面図である。
【図9】 導光板の変形例を示す平面図である。
【図10】 電飾棒の変形例を示す側面図である。
【図11】 電飾棒の変形例を示す側面図である。
1 祭壇室 3 祭壇ケース 7 電飾棒 7a 基端面(上端面) 7b 先端面(下端面) 12 ユニット本体 15 導光板 15a 一端面 15b 他端面(反射面) 20 電球(光源)
Claims (2)
- 【請求項1】 祭壇内に、複数の電飾棒を配置し、適宜
の光源により電飾棒の先端部を光らせる祭壇の電飾装置
において、祭壇内に透明な平板状の導光板を配置し、導
光板の平面に沿う任意方向の一端側に光源を配置し、導
光板の他端を斜めにカットすることにより反射面を形成
し、該反射面による反射領域内に、透明な複数の電飾棒
の基端面を配置していることを特徴とする祭壇の電飾装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の祭壇の電飾装置におい
て、円弧形外周を有する導光板を倒伏姿勢に備え、円弧
形周端に反射面を形成し、円弧形中心部分に光源を配置
し、反射領域内に略縦向き姿勢の複数の電飾棒の基端面
を配置していることを特徴とする祭壇の電飾装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3067695A JP2730872B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 祭壇の電飾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3067695A JP2730872B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 祭壇の電飾装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08215026A JPH08215026A (ja) | 1996-08-27 |
JP2730872B2 true JP2730872B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12310323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3067695A Expired - Lifetime JP2730872B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 祭壇の電飾装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2730872B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP3067695A patent/JP2730872B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08215026A (ja) | 1996-08-27 |
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