JP2729166B2 - 電動丸ノコ盤 - Google Patents

電動丸ノコ盤

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JP2729166B2
JP2729166B2 JP30767995A JP30767995A JP2729166B2 JP 2729166 B2 JP2729166 B2 JP 2729166B2 JP 30767995 A JP30767995 A JP 30767995A JP 30767995 A JP30767995 A JP 30767995A JP 2729166 B2 JP2729166 B2 JP 2729166B2
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保記 河本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被切断物の端縁にガ
イド兼定規板を押し当てながら被切断物上を移動させる
ことにより、回転する丸ノコ刃物で被切断物を所定の幅
で切断する電動丸ノコ盤の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電動丸ノコ盤は、この発明の図示例であ
る図1と従来例の図5に示すように、前後に長い矩形状
の摺動ベース台1上に、回転軸心がベース台1の幅方向
に平行する電動モータ2と、ベース台1を移動操作する
ためのハンドル3とを設け、電動モータ2の回転軸4に
丸ノコ刃物5を取付け、この刃物5の下部をベース台1
に設けた長孔6からベース台1の下面に突出させてい
る。従って、丸ノコ刃物5の面方向はベース台1の長さ
方向に平行し、ベース台1を丸ノコ刃物5の面方向に平
行してスライドさせることにより切断を行なうことにな
る。なお、丸ノコ刃物5の上部は起伏動自在のカバー7
で覆っている。
【0003】前記ベース台1上で、長さ方向の一方端部
側に、切断時の移動ガイドと切断幅の設定を兼ねる定規
装置8が取付けられている。
【0004】この定規装置8は、ベース台1の上面に重
なって幅方向に移動自在となる切断幅調整杆9と、この
調整杆9の先端下部に取付けたガイド定規板10とから
なり、切断幅調整杆9は、ベース台1上で幅方向の両側
に設けた保持部11、12により長さ方向に移動自在と
なるよう保持され、一方保持部11に設けた締付ねじ1
3の締付けでベース台1に対して固定化される。
【0005】前記切断幅調整杆9は、帯状金属板を用
い、ベース台1の丸ノコ刃物5が位置する側の側縁から
外方に突出する先端には、ベース台1の厚みに対して外
嵌するコ字状の屈曲部14と、該屈曲部14の端部から
下向きとなる定規板取付片15とを連成して形成され、
この取付片15に切断移動方向のガイドを兼ねる定規板
10が、前記丸ノコ刃物5の面方向平行するよう固定さ
れている。
【0006】上記調整杆9のコ字状の屈曲部14は、図
5に示すように、丸ノコ刃物5とベース台1の側縁との
間に間隔があるため、定規板10を丸ノコ刃物5に接近
させて切断幅を細く設定する場合に、該屈曲部14をベ
ース台1に対して外嵌状とするのに必要であり、コ字状
の屈曲部14をベース台1に外嵌したとき、定規板10
がベース台1と干渉しないよう、その上端縁がベース台
1の下面よりも下方に位置するよう固定されている。
【0007】電動丸ノコ盤は、ベース台1を台B上の木
材等の被切断物A上に載置し、定規板10を被切断物A
の側縁に押し当てながら、モータ2の起動により、丸ノ
コ刃物5を回転させた状態で定規板10をガイドに移動
させれば、丸ノコ刃物5による切断が行なえると共に、
調整杆9による定規板10の位置調整により、丸ノコ刃
物5と定規板10の間隔を調整することにより、所望す
る切断幅を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
定規装置8においては、細幅切断の設定時に、定規板1
0とベース台1との干渉を避ける目的で、該定規板10
をその上端縁がベース台1の下面よりも下方に位置する
よう固定しており、このため、図5で示すように、被切
断物Aの板厚が薄い場合、この被切断物の側縁が屈曲部
14内に嵌り込み、所望の切断幅が得られない事態が発
生するという問題がある。
【0009】そこで、この発明の課題は、薄い被切断物
でも所望する幅に正確に切断することができる電動丸ノ
コ盤を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、被切削物上に載置する摺動ベー
ス台上にモータを設置し、このモータの回転軸に丸ノコ
刃物をその下部が摺動ベース台の下面から下方に突出す
るように取付け、前記摺動ベース台上に丸ノコ刃物の軸
方向に移動自在となる切断幅調整杆を取付け、この調整
杆の先端に、摺動ベース台の厚みに対して外嵌するコ字
状の屈曲部と、該屈曲部の端部から下向きとなる定規板
取付片とを連成し、この取付片に切断移動方向のガイド
を兼ねる定規板を丸ノコ刃物の面方向に平行するよう固
定した電動丸ノコ盤において、前記定規板に補助定規板
を上下に位置調整が自在となるよう重ねて取付けた構成
を採用したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。なお、電動丸ノコ盤の基本的な構
造は、図1と図5を用いた従来の技術の項で述べた通り
であり、従って要点のみを図1乃至図4に基づいて説明
する。
【0012】この発明は、ベース台1上に取り付けた定
規装置8において、定規板10のベース台1側に向く面
に、補助定規板21を上下に位置調整が自在となるよう
重ねて取付けた点を重要な構成要件としている。
【0013】補助定規板21は、定規板10よりも長
く、かつ上下寸法が高い帯板状の金属板を用い、下縁に
リブ22を設けて耐折曲げ強度を向上させると共に、長
さ方向の両端部に屈曲部23、24を設けた形状になっ
ている。
【0014】定規板10に対する補助定規板21の取付
け構造は、定規板10の両端部寄りに設けられているボ
ルト孔25、25を利用し、補助定規板21の中央部両
側の位置に、ボルト孔25、25と一致する上下方向の
長孔26、26を設け、長孔26からボルト孔25に挿
通したボルト27にナット28を螺締すれば、定規板1
0に補助定規板21を重ねた状態で固定化することがで
きる。
【0015】前記補助定規板21において、長孔26を
設けた部分の外面側周囲には、ボルト27の頭部27a
が回り止状に納まる凹段部29が形成され、長孔26と
ボルト孔25に挿通したボルト27の回り止により、ナ
ット28の締付け作業が円滑に行なえるようになってい
る。
【0016】上記補助定規板21の定規板10への取付
構造は図示に限定されるものではなく、例えば、補助定
規板21の背面に、ボルトの頭部が回り止状態で上下可
能となるよう納まる長孔を設けた第1プレートと、ボル
トの軸部が上下可能となるよう貫通する長孔を設けた第
2プレートとを順次重ねて固定し、補助定規板の背面に
両プレートでボルトを上下動可能に取付けるようにして
もよく、補助定規板21の表面にボルトの頭部が露見し
ないので外観的に良好となり、補助定規板21の定規板
10に対する取付けや調整作業も容易となる。
【0017】上記のように、補助定規板21は、長孔2
6の範囲で上下に位置調整が自在となるよう定規板10
に固定され、図2のように、被切断物Aの板厚が薄い場
合は補助定規板21を定規板10に対して上昇位置に固
定化する。
【0018】これにより、コ字状屈曲部14の開口部分
は補助定規板21によって閉鎖され、被切断物Aが屈曲
部14内に嵌り込むことはなく、薄い板厚の被切断物A
でも必要とする設定幅に切断できる。
【0019】また、切断幅を細く設定する場合は、図3
に示す如く、定規板10に対して補助定規板21を下降
位置にすればよく、補助定規板21の上端縁は定規板1
0の上端縁と一致し、屈曲部14をベース台1に外嵌状
とするときに補助定規板21は全く邪魔にならず、補助
定規板21と丸ノコ刃物5との間隔を狭くして細幅の切
断が行なえる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、電動
丸ノコ盤における定規板に補助定規板を上下に位置調整
自在となるよう取付けたので、被切断物の板厚に関係な
く、必要とする幅の切断が正確に行なえると共に、細幅
の切断も支障なく行なえ、特に従来困難であった薄い被
切断物の切断が可能になる。
【0021】また、補助定規板は、従来の丸ノコ盤にお
ける定規板のボルト孔を利用して取付けが行なえるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電動丸ノコ盤の平面図
【図2】同上における定規装置の拡大縦断面図
【図3】同じく定規装置の補助定規板を下げた拡大縦断
面図
【図4】定規装置の分解斜視図
【図5】従来の定規装置を示す拡大縦断面図
【符号の説明】
1 ベース台 2 モータ 3 ハンドル 4 回転軸 5 丸ノコ刃物 8 定規装置 9 調整杆 10 定規板 14 屈曲部 15 取付片 21 補助定規板 25 ボルト孔 26 長孔 27 ボルト 27a 頭部 28 ナット 29 凹段部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切削物上に載置する摺動ベース台上に
    モータを設置し、このモータの回転軸に丸ノコ刃物をそ
    の下部が摺動ベース台の下面から下方に突出するように
    取付け、前記摺動ベース台上に丸ノコ刃物の軸方向に移
    動自在となる切断幅調整杆を取付け、この調整杆の先端
    に、摺動ベース台の厚みに対して外嵌するコ字状の屈曲
    部と、該屈曲部の端部から下向きとなる定規板取付片と
    を連成し、この取付片に切断移動方向のガイドを兼ねる
    定規板を丸ノコ刃物の面方向に平行するよう固定した電
    動丸ノコ盤において、前記定規板に補助定規板を上下に
    位置調整が自在となるよう重ねて取付けたことを特徴と
    する電動丸ノコ盤。
JP30767995A 1995-11-27 1995-11-27 電動丸ノコ盤 Expired - Lifetime JP2729166B2 (ja)

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JPH09150312A JPH09150312A (ja) 1997-06-10
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JPH09150312A (ja) 1997-06-10

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