JP2728982B2 - 燃料電池発電装置 - Google Patents
燃料電池発電装置Info
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- JP2728982B2 JP2728982B2 JP3021037A JP2103791A JP2728982B2 JP 2728982 B2 JP2728982 B2 JP 2728982B2 JP 3021037 A JP3021037 A JP 3021037A JP 2103791 A JP2103791 A JP 2103791A JP 2728982 B2 JP2728982 B2 JP 2728982B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リン酸が漏洩しても
地絡電流が流れることのない燃料電池発電装置に関する
ものである。
地絡電流が流れることのない燃料電池発電装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、燃料電池発電装置を構成する燃料
電池本体の一般的な構造について説明する。図4は、例
えば実開昭62−173156号公報に示された、燃料
電池本体の一般的な構造を示す構造図である。図におい
て、1は燃料電池本体、2は空気極及び燃料極から成る
単位電池を上下方向に多数積層した燃料電池積層部であ
り、燃料極及び空気極の上下の配置関係により正負の極
性が決められる(上部が正極側の場合もあり、下部が正
極側の場合もある)。3a及び3bは燃料電池積層部2
の上下に配置された出力端子板であり、取り付けられた
出力リード線(図示せず)から直流出力が外部に取り出
される。4a及び4bは燃料電池積層部2が発生する直
流電圧を締付板5a及び5bから絶縁する絶縁板、5a
及び5bは締付ボルト6により締め付けられて燃料電池
本体1を一体に保持する締付板である。締付板5a及び
5bと締付ボルト6とは締付構造物を構成し、燃料電池
本体1の台床(図示せず)を介してアース(図示せず)
に接続されている。7は燃料電池積層部2に燃料ガス及
び空気を供給するマニホールドである。
電池本体の一般的な構造について説明する。図4は、例
えば実開昭62−173156号公報に示された、燃料
電池本体の一般的な構造を示す構造図である。図におい
て、1は燃料電池本体、2は空気極及び燃料極から成る
単位電池を上下方向に多数積層した燃料電池積層部であ
り、燃料極及び空気極の上下の配置関係により正負の極
性が決められる(上部が正極側の場合もあり、下部が正
極側の場合もある)。3a及び3bは燃料電池積層部2
の上下に配置された出力端子板であり、取り付けられた
出力リード線(図示せず)から直流出力が外部に取り出
される。4a及び4bは燃料電池積層部2が発生する直
流電圧を締付板5a及び5bから絶縁する絶縁板、5a
及び5bは締付ボルト6により締め付けられて燃料電池
本体1を一体に保持する締付板である。締付板5a及び
5bと締付ボルト6とは締付構造物を構成し、燃料電池
本体1の台床(図示せず)を介してアース(図示せず)
に接続されている。7は燃料電池積層部2に燃料ガス及
び空気を供給するマニホールドである。
【0003】燃料電池発電装置は、その規模によって、
1基の燃料電池本体1のみから構成される場合と複数基
から構成される場合とがある。燃料電池本体1の出力は
比較的低電圧、大電流であるため、複数基構成の場合に
は各燃料電池本体1を直列に接続するのが通例である。
このような燃料電池本体1に外部回路を接続し発電装置
として使用する場合、対地電位を抑えるため及び地絡を
検出するために、従来は燃料電池本体1の中央電位付近
の部位に接地線を接続していた。
1基の燃料電池本体1のみから構成される場合と複数基
から構成される場合とがある。燃料電池本体1の出力は
比較的低電圧、大電流であるため、複数基構成の場合に
は各燃料電池本体1を直列に接続するのが通例である。
このような燃料電池本体1に外部回路を接続し発電装置
として使用する場合、対地電位を抑えるため及び地絡を
検出するために、従来は燃料電池本体1の中央電位付近
の部位に接地線を接続していた。
【0004】図5は、例えば特願平1−92503号明
細書に示された従来の燃料電池発電装置を示す構成図で
ある。図において、1は図4の場合と同様の構造を備え
た燃料電池本体であり、ここでは上部が正極、下部が負
極になっている。8a、8bは、それぞれ出力端子板3
a、3bに接続された出力リード線であり、出力リード
線8aが正、出力リード線8bが負になっている。9は
燃料電池本体1の中央電位付近の部位に接続された接地
線、10は接地線9の途中に挿入された接地検出リレー
である。一般に、燃料電池本体1は、全体的に絶縁され
ており、1箇所で地絡が発生しても、回路(閉ループ)
が形成されないので地絡電流が流れることはない。しか
し、複数箇所で地絡が発生した場合には、各地絡箇所を
介して回路が形成され、発電に寄与しない循環電流即ち
地絡電流が流れてしまう。従って、接地線9及び接地検
出リレー10を設けておき、地絡電流による過電流及び
過負荷を防止している。 通常、地絡異常が発生していな
ければ、接地線9に電流が流れることはない。一方、燃
料電池本体1のいずれかの箇所で地絡が発生すると、地
絡箇所と接地線9との間で回路が形成されて接地線9に
地絡電流が流れる。従って、接地検出リレー10は、接
地線9を介して流れる地絡電流を検出することにより地
絡の発生を検出し、周知のように給電システムをトリッ
プして過電流による損傷を防止する。
細書に示された従来の燃料電池発電装置を示す構成図で
ある。図において、1は図4の場合と同様の構造を備え
た燃料電池本体であり、ここでは上部が正極、下部が負
極になっている。8a、8bは、それぞれ出力端子板3
a、3bに接続された出力リード線であり、出力リード
線8aが正、出力リード線8bが負になっている。9は
燃料電池本体1の中央電位付近の部位に接続された接地
線、10は接地線9の途中に挿入された接地検出リレー
である。一般に、燃料電池本体1は、全体的に絶縁され
ており、1箇所で地絡が発生しても、回路(閉ループ)
が形成されないので地絡電流が流れることはない。しか
し、複数箇所で地絡が発生した場合には、各地絡箇所を
介して回路が形成され、発電に寄与しない循環電流即ち
地絡電流が流れてしまう。従って、接地線9及び接地検
出リレー10を設けておき、地絡電流による過電流及び
過負荷を防止している。 通常、地絡異常が発生していな
ければ、接地線9に電流が流れることはない。一方、燃
料電池本体1のいずれかの箇所で地絡が発生すると、地
絡箇所と接地線9との間で回路が形成されて接地線9に
地絡電流が流れる。従って、接地検出リレー10は、接
地線9を介して流れる地絡電流を検出することにより地
絡の発生を検出し、周知のように給電システムをトリッ
プして過電流による損傷を防止する。
【0005】図5は、燃料電池発電装置が、1基の燃料
電池本体1から構成される場合であったが、2基直列構
成の場合を図6に示す。図において、8a、8b、9、
10は図5の場合と同様のものである。11、12は燃
料電池本体であり、それぞれ図4の場合と同様の構造を
備えている。13は燃料電池本体11及び12を直列に
接続するための中間リード線である。この場合、接地線
9は全体の中央電位である中間リード線13に接続され
ている。燃料電池発電装置が3基以上の燃料電池本体1
から構成される場合も同様であり、それぞれを直列に接
続した後、全体の中央電位の部位に接地線9が接続され
る。
電池本体1から構成される場合であったが、2基直列構
成の場合を図6に示す。図において、8a、8b、9、
10は図5の場合と同様のものである。11、12は燃
料電池本体であり、それぞれ図4の場合と同様の構造を
備えている。13は燃料電池本体11及び12を直列に
接続するための中間リード線である。この場合、接地線
9は全体の中央電位である中間リード線13に接続され
ている。燃料電池発電装置が3基以上の燃料電池本体1
から構成される場合も同様であり、それぞれを直列に接
続した後、全体の中央電位の部位に接地線9が接続され
る。
【0006】次に、図5及び図6に示した従来の燃料電
池発電装置の動作について説明する。一般に、燃料電池
本体1は電解質としてリン酸を使用しているが、燃料電
池発電装置の運転に伴う温度、湿度の変化のために、リ
ン酸が膨張してその一部が燃料電池積層部2から外部に
はみ出し、さらに側面を伝わって下方に滴下する現象が
見られる。燃料電池本体1の下方に滴下したリン酸は、
出力端子板3b及び絶縁板4bの側面や締付板5bの上
面に付着し、出力端子板3b及び締付板5bの間に電気
的短絡を生じさせる。
池発電装置の動作について説明する。一般に、燃料電池
本体1は電解質としてリン酸を使用しているが、燃料電
池発電装置の運転に伴う温度、湿度の変化のために、リ
ン酸が膨張してその一部が燃料電池積層部2から外部に
はみ出し、さらに側面を伝わって下方に滴下する現象が
見られる。燃料電池本体1の下方に滴下したリン酸は、
出力端子板3b及び絶縁板4bの側面や締付板5bの上
面に付着し、出力端子板3b及び締付板5bの間に電気
的短絡を生じさせる。
【0007】図5の場合にこのような電気的短絡が生ず
ると、下側の極(負極)で地絡が生じたことになり、燃
料電池本体1の下部を通って接地線9に地絡電流が流
れ、接地検出リレー10が動作する。
ると、下側の極(負極)で地絡が生じたことになり、燃
料電池本体1の下部を通って接地線9に地絡電流が流
れ、接地検出リレー10が動作する。
【0008】また、2基の燃料電池本体1から構成され
る図6の場合、中間リード線9の上側の燃料電池本体1
1については、下側の出力端子板3bがアース電位とな
るので上記リン酸漏洩現象が生じても回路が形成されず
地絡電流は流れないが、中間リード線13の下側の燃料
電池本体12については、下側の出力端子板3bで地絡
が生じると、図5の場合と同様に回路が形成されて地絡
電流が流れてしまう。すなわち、2つの燃料電池本体1
1及び12は極性の向きが同じになるように設置されて
いるので、中間リード線13の一端が燃料電池本体11
あるいは12のどちらかで、上の出力端子板3aに接続
されることになり、リン酸漏洩時の地絡電流の発生を防
ぐことはできない。前述のように、地絡電流の発生時に
は接地検出リレー10により発電システムがトリップさ
れるが、燃料電池本体1のリン酸漏洩現象は比較的発生
し易いので、リン酸が漏洩する毎に地絡電流が流れてい
ては、結果的に燃料電池本体1を損傷してしまうことに
なる。
る図6の場合、中間リード線9の上側の燃料電池本体1
1については、下側の出力端子板3bがアース電位とな
るので上記リン酸漏洩現象が生じても回路が形成されず
地絡電流は流れないが、中間リード線13の下側の燃料
電池本体12については、下側の出力端子板3bで地絡
が生じると、図5の場合と同様に回路が形成されて地絡
電流が流れてしまう。すなわち、2つの燃料電池本体1
1及び12は極性の向きが同じになるように設置されて
いるので、中間リード線13の一端が燃料電池本体11
あるいは12のどちらかで、上の出力端子板3aに接続
されることになり、リン酸漏洩時の地絡電流の発生を防
ぐことはできない。前述のように、地絡電流の発生時に
は接地検出リレー10により発電システムがトリップさ
れるが、燃料電池本体1のリン酸漏洩現象は比較的発生
し易いので、リン酸が漏洩する毎に地絡電流が流れてい
ては、結果的に燃料電池本体1を損傷してしまうことに
なる。
【0009】このような、リン酸による電気的短絡を防
ぐための方策がいくつか提案されており、その一例とし
て絶縁板4a、4bの沿面距離を長くとる構造が、例え
ば特開昭62−234874号公報に示されている(図
7参照)。この例では、滴下してきたリン酸17は絶縁
板4bによって止められるので、締付板5bまで達しに
くく、出力端子板3b及び締付板5bの間に電気的短絡
が生じにくい構成になっている。しかしながら、この対
策も十分ではなく、燃料電池本体1あるいは12の絶縁
性能が経時的に低下することは避けられなかった。
ぐための方策がいくつか提案されており、その一例とし
て絶縁板4a、4bの沿面距離を長くとる構造が、例え
ば特開昭62−234874号公報に示されている(図
7参照)。この例では、滴下してきたリン酸17は絶縁
板4bによって止められるので、締付板5bまで達しに
くく、出力端子板3b及び締付板5bの間に電気的短絡
が生じにくい構成になっている。しかしながら、この対
策も十分ではなく、燃料電池本体1あるいは12の絶縁
性能が経時的に低下することは避けられなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料電池発電装
置は以上のように、燃料電池本体1の中央電位の部位、
あるいは直列接続された燃料電池本体11及び12の中
央電位の部位に接地線9を接続していたので、リン酸が
燃料電池本体1あるいは12の下方に滴下すると地絡電
流が流れてしまう。このような地絡電流が発生すると、
燃料電池発電装置の出力にロスが生じるという問題があ
り、程度によっては燃料電池本体1あるいは12が損傷
するという問題もあった。
置は以上のように、燃料電池本体1の中央電位の部位、
あるいは直列接続された燃料電池本体11及び12の中
央電位の部位に接地線9を接続していたので、リン酸が
燃料電池本体1あるいは12の下方に滴下すると地絡電
流が流れてしまう。このような地絡電流が発生すると、
燃料電池発電装置の出力にロスが生じるという問題があ
り、程度によっては燃料電池本体1あるいは12が損傷
するという問題もあった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、燃料電池発電装置の出力にロス
を生じず、また燃料電池本体を損傷することもない燃料
電池発電装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、燃料電池発電装置の出力にロス
を生じず、また燃料電池本体を損傷することもない燃料
電池発電装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の発
明に係る燃料電池発電装置は、複数の単位電池が上下方
向に積層され且つ電解質としてリン酸を含む燃料電池積
層部と燃料電池積層部の上下に配置された出力端子板と
を有する燃料電池本体と、燃料電池本体の一部位に接続
された接地線と、接地線に挿入された接地検出リレーと
を備えた燃料電池発電装置において、接地線は、上下の
出力端子板のうちの下方の出力端子板に接続されたもの
である。
明に係る燃料電池発電装置は、複数の単位電池が上下方
向に積層され且つ電解質としてリン酸を含む燃料電池積
層部と燃料電池積層部の上下に配置された出力端子板と
を有する燃料電池本体と、燃料電池本体の一部位に接続
された接地線と、接地線に挿入された接地検出リレーと
を備えた燃料電池発電装置において、接地線は、上下の
出力端子板のうちの下方の出力端子板に接続されたもの
である。
【0013】また、この発明の請求項2の発明に係る燃
料電池発電装置は、複数の単位電池が上下方向に積層さ
れ且つ電解質としてリン酸を含む燃料電池積層部と燃料
電池積層部の上下に配置された正負の出力端子板とを有
する燃料電池本体と、燃料電池本体と同構成の別の燃料
電池本体と、燃料電池本体の正の出力端子板と別の燃料
電池本体の負の出力端子板とを接続して2個の燃料電池
本体を直列構成とするための中間リード線と、燃料電池
本体及び別の燃料電池本体の一部位に接続された接地線
と、接地線に挿入された接地検出リレーとを備えた燃料
電池発電装置において、燃料電池本体及び別の燃料電池
本体は、中間リード線が接続された出力端子板の方を下
側にして設置されるとともに、接地線は、中間リード線
に接続されたものである。
料電池発電装置は、複数の単位電池が上下方向に積層さ
れ且つ電解質としてリン酸を含む燃料電池積層部と燃料
電池積層部の上下に配置された正負の出力端子板とを有
する燃料電池本体と、燃料電池本体と同構成の別の燃料
電池本体と、燃料電池本体の正の出力端子板と別の燃料
電池本体の負の出力端子板とを接続して2個の燃料電池
本体を直列構成とするための中間リード線と、燃料電池
本体及び別の燃料電池本体の一部位に接続された接地線
と、接地線に挿入された接地検出リレーとを備えた燃料
電池発電装置において、燃料電池本体及び別の燃料電池
本体は、中間リード線が接続された出力端子板の方を下
側にして設置されるとともに、接地線は、中間リード線
に接続されたものである。
【0014】
【0015】
【作用】この発明の請求項1及び2の発明においては、
燃料電池本体の下側の出力端子板に接地線及び接地検出
リレーを挿入することにより、リン酸の滴下による地絡
現象によって下側の出力端子板及び締付構造物の間で電
気的短絡が生じても、閉ループを形成しないようにし
て、地絡電流の発生を防止すると共に、実害が発生しな
い地絡状態の検出(不必要な地絡検出)によるトリップ
を防止する。
燃料電池本体の下側の出力端子板に接地線及び接地検出
リレーを挿入することにより、リン酸の滴下による地絡
現象によって下側の出力端子板及び締付構造物の間で電
気的短絡が生じても、閉ループを形成しないようにし
て、地絡電流の発生を防止すると共に、実害が発生しな
い地絡状態の検出(不必要な地絡検出)によるトリップ
を防止する。
【0016】
【0017】
【実施例】以下、この発明の請求項1の発明の一実施例
を図について説明する。図1はこの発明の一実施例を示
す構成図であり、1、8a、8b、10は前述と同様の
ものである。9は下側の出力端子板3bに接続された接
地線である(図4参照)。当然のことながら、下側の出
力端子板3bは、上下の出力端子板3a及び3bの中間
の電位の部位よりも下方にある。
を図について説明する。図1はこの発明の一実施例を示
す構成図であり、1、8a、8b、10は前述と同様の
ものである。9は下側の出力端子板3bに接続された接
地線である(図4参照)。当然のことながら、下側の出
力端子板3bは、上下の出力端子板3a及び3bの中間
の電位の部位よりも下方にある。
【0018】次に、図1に示したこの発明の請求項1の
発明の一実施例の動作について説明する。この実施例に
おいては、燃料電池本体1の下側の出力端子板3bに接
地線9を接続しているため、リン酸の滴下による出力端
子板3b及び締付板5bの間の電気的短絡と、これに伴
う出力端子板3bの地絡が生じても地絡電流が流れるこ
とはない。従って、燃料電池発電装置の出力にロスが生
じることはなく、また異常電流による燃料電池本体の損
傷の恐れもなく、正常な運転が維持される。
発明の一実施例の動作について説明する。この実施例に
おいては、燃料電池本体1の下側の出力端子板3bに接
地線9を接続しているため、リン酸の滴下による出力端
子板3b及び締付板5bの間の電気的短絡と、これに伴
う出力端子板3bの地絡が生じても地絡電流が流れるこ
とはない。従って、燃料電池発電装置の出力にロスが生
じることはなく、また異常電流による燃料電池本体の損
傷の恐れもなく、正常な運転が維持される。
【0019】図1のように下側の出力端子板3bを接地
する構造は、従来の中央電位の部位を接地する構造に比
べ、上側の出力端子板3aの対地電圧は高くなるが、も
ともと燃料電池本体1の発生電圧は比較的低く(例えば
数百ボルト)、実用上何等問題は生じない。また、何等
かの原因で上側の出力端子板3aの地絡が生じたときに
は、接地検出リレー10により確実に地絡が検出され
る。
する構造は、従来の中央電位の部位を接地する構造に比
べ、上側の出力端子板3aの対地電圧は高くなるが、も
ともと燃料電池本体1の発生電圧は比較的低く(例えば
数百ボルト)、実用上何等問題は生じない。また、何等
かの原因で上側の出力端子板3aの地絡が生じたときに
は、接地検出リレー10により確実に地絡が検出され
る。
【0020】尚、上記実施例では下側の出力端子板3b
を接地する構造を示したが、燃料電池積層部2の中央電
位の部位より下方の部位を接地すれば、リン酸による地
絡が生じる可能性のある下側の出力端子板3bの電位を
下げることができるので、従来と比較して安全な燃料電
池発電装置の運転を行うことができる。
を接地する構造を示したが、燃料電池積層部2の中央電
位の部位より下方の部位を接地すれば、リン酸による地
絡が生じる可能性のある下側の出力端子板3bの電位を
下げることができるので、従来と比較して安全な燃料電
池発電装置の運転を行うことができる。
【0021】また、図1では燃料電池本体1が1基の場
合を示したが、複数の燃料電池本体1が全て並列に接続
される構成の場合も、下側の出力端子板3bを接地すれ
ば、この実施例と同じ効果を奏する。
合を示したが、複数の燃料電池本体1が全て並列に接続
される構成の場合も、下側の出力端子板3bを接地すれ
ば、この実施例と同じ効果を奏する。
【0022】次に、図2を参照しながら、この発明の請
求項2の発明の一実施例について説明する。図2におい
て、8a、8b、9〜12は前述と同様のものであり、
13は燃料電池本体12の正の出力端子板(図示せず)
と燃料電池本体11の負の出力端子板(図示せず)とを
接続する中間リード線である。燃料電池本体11及び1
2は、中間リード線13の接続された出力端子板の方が
下になるように、燃料電池本体11については負の出力
端子板を、燃料電池本体12については正の出力端子板
を、それぞれ下にして設置されている。また、接地線9
は中間リード線13に接続されている。
求項2の発明の一実施例について説明する。図2におい
て、8a、8b、9〜12は前述と同様のものであり、
13は燃料電池本体12の正の出力端子板(図示せず)
と燃料電池本体11の負の出力端子板(図示せず)とを
接続する中間リード線である。燃料電池本体11及び1
2は、中間リード線13の接続された出力端子板の方が
下になるように、燃料電池本体11については負の出力
端子板を、燃料電池本体12については正の出力端子板
を、それぞれ下にして設置されている。また、接地線9
は中間リード線13に接続されている。
【0023】この場合は、中間リード線13が2つの燃
料電池本体11及び12の各下側の出力端子板どうしを
接続することができる。すなわち、このような設置構造
で中間リード線13に接地線9を接続すれば、2基の燃
料電池本体11及び12のいずれかの下方で、リン酸に
よる地絡が生じても地絡電流が流れることはなく、図1
の実施例と同様、燃料電池本体11及び12の正常な運
転が維持される。
料電池本体11及び12の各下側の出力端子板どうしを
接続することができる。すなわち、このような設置構造
で中間リード線13に接地線9を接続すれば、2基の燃
料電池本体11及び12のいずれかの下方で、リン酸に
よる地絡が生じても地絡電流が流れることはなく、図1
の実施例と同様、燃料電池本体11及び12の正常な運
転が維持される。
【0024】なお、この図2の実施例においても出力リ
ード線8a及び8bの側の地絡は、接地検出リレー10
によって確実に検出される。また、燃料電池本体11及
び12の極性を反対にするには、内部の単位電池を構成
する空気極及び燃料極の上下配置を逆にすればよい。
ード線8a及び8bの側の地絡は、接地検出リレー10
によって確実に検出される。また、燃料電池本体11及
び12の極性を反対にするには、内部の単位電池を構成
する空気極及び燃料極の上下配置を逆にすればよい。
【0025】次に、図3を参照しながら、この発明の請
求項2の発明の他の実施例について説明する。図3の実
施例においては、燃料電池本体1が4基以上設けられて
いる。これらの燃料電池本体1は、図4に示したものと
同じ構造を有しており、また2つのグループ14及び1
5に分けられている。各々のグループ14及び15にお
いて、燃料電池本体は、並列接続リード線16a〜16
dによって並列に接続され、さらに並列接続された燃料
電池本体は中間リード線13を用いて直列に接続されて
いる。グループ14及び15に属する各燃料電池本体
は、中間リード線13の結線される並列接続リード線1
6b及び16dが接続される出力端子板の方を下側にし
て設置されている。つまり、グループ14に属する各燃
料電池本体は、並列接続リード線16bが接続される出
力端子板、すなわち負の出力端子板を下側にして設置さ
れている。また、グループ15に属する各燃料電池本体
は、並列接続リード線16dが接続される出力端子板、
すなわち正の出力端子板を下側にして設置されている。
さらに、接地線9が中間リード線13に接続されてい
る。
求項2の発明の他の実施例について説明する。図3の実
施例においては、燃料電池本体1が4基以上設けられて
いる。これらの燃料電池本体1は、図4に示したものと
同じ構造を有しており、また2つのグループ14及び1
5に分けられている。各々のグループ14及び15にお
いて、燃料電池本体は、並列接続リード線16a〜16
dによって並列に接続され、さらに並列接続された燃料
電池本体は中間リード線13を用いて直列に接続されて
いる。グループ14及び15に属する各燃料電池本体
は、中間リード線13の結線される並列接続リード線1
6b及び16dが接続される出力端子板の方を下側にし
て設置されている。つまり、グループ14に属する各燃
料電池本体は、並列接続リード線16bが接続される出
力端子板、すなわち負の出力端子板を下側にして設置さ
れている。また、グループ15に属する各燃料電池本体
は、並列接続リード線16dが接続される出力端子板、
すなわち正の出力端子板を下側にして設置されている。
さらに、接地線9が中間リード線13に接続されてい
る。
【0026】このような構成を採用することにより、全
ての燃料電池本体において、下側の出力端子板3bがア
ース電位となるようにすることができる。従って、いず
れの燃料電池本体の下方でリン酸による地絡が生じても
地絡電流が流れることはなく、燃料電池発電装置の正常
な運転が維持される。
ての燃料電池本体において、下側の出力端子板3bがア
ース電位となるようにすることができる。従って、いず
れの燃料電池本体の下方でリン酸による地絡が生じても
地絡電流が流れることはなく、燃料電池発電装置の正常
な運転が維持される。
【0027】なお、多数の燃料電池本体1を接続する場
合、全てを並列接続して下方の出力端子板3bを接地す
れば(すなわち、複数の燃料電池本体1が全て並列に接
続される構成の場合)、リン酸による地絡電流発生の恐
れはない。しかし、燃料電池本体の出力は一般に低電
圧、大電流であるので、ロスを低減して効率的な燃料電
池発電装置を実現するためにはできるだけ直列に接続す
るのが望ましく、この点でこの発明は大きな利点を有す
る。
合、全てを並列接続して下方の出力端子板3bを接地す
れば(すなわち、複数の燃料電池本体1が全て並列に接
続される構成の場合)、リン酸による地絡電流発生の恐
れはない。しかし、燃料電池本体の出力は一般に低電
圧、大電流であるので、ロスを低減して効率的な燃料電
池発電装置を実現するためにはできるだけ直列に接続す
るのが望ましく、この点でこの発明は大きな利点を有す
る。
【0028】次に、図4を参照しながら、この発明の請
求項3の発明の一実施例について説明する。この実施例
の燃料電池発電装置も、図4に示したものと同じ構造を
有する燃料電池本体1から構成されている。この燃料電
池本体1の内部の燃料電池積層部2は、その一部位が接
地されており、また締付板5a及び5bと締付ボルト6
とにより構成される締付構造物によって保持され、据え
付けられている。この実施例の特徴は、締付構造物を含
みかつ燃料電池積層部2を除く、燃料電池本体1の全体
を大地より絶縁したことである(この際、燃料電池積層
部2を除くのは、その一部位が接地されているからであ
る)。これは、燃料電池本体1を構成する締付構造物を
絶縁板、絶縁ボルト等によって台床に固定することによ
り実現される。
求項3の発明の一実施例について説明する。この実施例
の燃料電池発電装置も、図4に示したものと同じ構造を
有する燃料電池本体1から構成されている。この燃料電
池本体1の内部の燃料電池積層部2は、その一部位が接
地されており、また締付板5a及び5bと締付ボルト6
とにより構成される締付構造物によって保持され、据え
付けられている。この実施例の特徴は、締付構造物を含
みかつ燃料電池積層部2を除く、燃料電池本体1の全体
を大地より絶縁したことである(この際、燃料電池積層
部2を除くのは、その一部位が接地されているからであ
る)。これは、燃料電池本体1を構成する締付構造物を
絶縁板、絶縁ボルト等によって台床に固定することによ
り実現される。
【0029】次に、この発明の請求項3の発明の一実施
例の動作について説明する。燃料電池本体1の下方にお
いて、リン酸の滴下のために下側の出力端子板3bと締
付構造物との間に電気的短絡が生じても、締付構造物が
大地と絶縁されているので地絡に至ることはなく、燃料
電池発電装置の正常な運転が維持される。
例の動作について説明する。燃料電池本体1の下方にお
いて、リン酸の滴下のために下側の出力端子板3bと締
付構造物との間に電気的短絡が生じても、締付構造物が
大地と絶縁されているので地絡に至ることはなく、燃料
電池発電装置の正常な運転が維持される。
【0030】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1の発明
によれば、複数の単位電池が上下方向に積層され且つ電
解質としてリン酸を含む燃料電池積層部と燃料電池積層
部の上下に配置された出力端子板とを有する燃料電池本
体と、燃料電池本体の一部位に接続された接地線と、接
地線に挿入された接地検出リレーとを備えた燃料電池発
電装置において、接地線を上下の出力端子板のうちの下
方の出力端子板に接続したので、リン酸の滴下のために
下側の出力端子板及び締付構造物の間に電気的短絡が生
じた際に、地絡電流の発生を防止すると共に、不必要な
地絡検出を防止することができ、燃料電池発電装置の出
力のロスが少なく、また燃料電池本体を損傷する可能性
が低い燃料電池発電装置が得られる効果がある。
によれば、複数の単位電池が上下方向に積層され且つ電
解質としてリン酸を含む燃料電池積層部と燃料電池積層
部の上下に配置された出力端子板とを有する燃料電池本
体と、燃料電池本体の一部位に接続された接地線と、接
地線に挿入された接地検出リレーとを備えた燃料電池発
電装置において、接地線を上下の出力端子板のうちの下
方の出力端子板に接続したので、リン酸の滴下のために
下側の出力端子板及び締付構造物の間に電気的短絡が生
じた際に、地絡電流の発生を防止すると共に、不必要な
地絡検出を防止することができ、燃料電池発電装置の出
力のロスが少なく、また燃料電池本体を損傷する可能性
が低い燃料電池発電装置が得られる効果がある。
【0031】また、この発明の請求項2の発明によれ
ば、複数の単位電池が上下方向に積層され且つ電解質と
してリン酸を含む燃料電池積層部と燃料電池積層部の上
下に配置された正負の出力端子板とを有する燃料電池本
体と、燃料電池本体と同構成の別の燃料電池本体と、燃
料電池本体の正の出力端子板と別の燃料電池本体の負の
出力端子板とを接続して2個の燃料電池本体を直列構成
とするための中間リード線と、燃料電池本体及び別の燃
料電池本体の一部位に接続された接地線と、接地線に挿
入された接地検出リレーとを備えた燃料電池発電装置に
おいて、燃料電池本体及び別の燃料電池本体は、中間リ
ード線が接続された出力端子板の方を下側にして設置さ
れるとともに、接地線を中間リード線に接続したので、
リン酸の滴下のために下側の出力端子板及び締付構造物
の間に電気的短絡が生じた際の地絡電流の発生を防止す
ると共に、不必要な地絡検出を防止することができ、燃
料電池発電装置の出力にロスを生じず、また燃料電池本
体を損傷することもない燃料電池発電装置を得られる効
果がある。
ば、複数の単位電池が上下方向に積層され且つ電解質と
してリン酸を含む燃料電池積層部と燃料電池積層部の上
下に配置された正負の出力端子板とを有する燃料電池本
体と、燃料電池本体と同構成の別の燃料電池本体と、燃
料電池本体の正の出力端子板と別の燃料電池本体の負の
出力端子板とを接続して2個の燃料電池本体を直列構成
とするための中間リード線と、燃料電池本体及び別の燃
料電池本体の一部位に接続された接地線と、接地線に挿
入された接地検出リレーとを備えた燃料電池発電装置に
おいて、燃料電池本体及び別の燃料電池本体は、中間リ
ード線が接続された出力端子板の方を下側にして設置さ
れるとともに、接地線を中間リード線に接続したので、
リン酸の滴下のために下側の出力端子板及び締付構造物
の間に電気的短絡が生じた際の地絡電流の発生を防止す
ると共に、不必要な地絡検出を防止することができ、燃
料電池発電装置の出力にロスを生じず、また燃料電池本
体を損傷することもない燃料電池発電装置を得られる効
果がある。
【0032】
【図1】この発明の請求項1の発明の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図2】この発明の請求項2の発明の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図3】この発明の請求項2の発明の他の実施例を示す
構成図である。
構成図である。
【図4】燃料電池本体の一般的な構造を示す構造図であ
る。
る。
【図5】従来の燃料電池発電装置を示す構成図である。
【図6】従来の燃料電池発電装置を示す構成図である。
【図7】従来の燃料電池発電装置を示す構成図である。
1、11、12 燃料電池本体、2 燃料電池積層部、
3a、3b 出力端子板、5a、5b 締付板、6 締
付ボルト、9 接地線、10 接地検出リレー、13
中間リード線。
3a、3b 出力端子板、5a、5b 締付板、6 締
付ボルト、9 接地線、10 接地検出リレー、13
中間リード線。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の単位電池が上下方向に積層され且
つ電解質としてリン酸を含む燃料電池積層部と前記燃料
電池積層部の上下に配置された出力端子板とを有する燃
料電池本体と、 前記燃料電池本体の一部位に接続された接地線と、 前記接地線に挿入された接地検出リレーと を備えた燃料電池発電装置において、 前記接地線は、前記上下の出力端子板のうちの下方の出
力端子板に接続されたことを特徴とする燃料電池発電装
置。 - 【請求項2】 複数の単位電池が上下方向に積層され且
つ電解質としてリン酸を含む燃料電池積層部と前記燃料
電池積層部の上下に配置された正負の出力端子板とを有
する燃料電池本体と、前記 燃料電池本体と同構成の別の燃料電池本体と、前記 燃料電池本体の正の出力端子板と前記別の燃料電池
本体の負の出力端子板とを接続して前記2個の燃料電池
本体を直列構成とするための中間リード線と、 前記燃料電池本体及び前記別の燃料電池本体の一部位に
接続された接地線と、 前記接地線に挿入された接地検出リレーと を備えた燃料
電池発電装置において、前記燃料電池本体及び前記別の燃料電池本体は、 前記中
間リード線が接続された出力端子板の方を下側にして設
置されるとともに、前記接地線は、 前記中間リード線に接続されたことを特
徴とする燃料電池発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3021037A JP2728982B2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 燃料電池発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3021037A JP2728982B2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 燃料電池発電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04259758A JPH04259758A (ja) | 1992-09-16 |
JP2728982B2 true JP2728982B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=12043760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3021037A Expired - Lifetime JP2728982B2 (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 燃料電池発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2728982B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005005087A (ja) * | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20200020964A1 (en) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | Bloom Energy Corporation | Fuel cell stack grounding through an impedance creating element |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6119967U (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-05 | 株式会社 富士電機総合研究所 | 燃料電池の安全運転装置 |
JPS61216262A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-25 | Hitachi Ltd | 燃料電池の電圧測定装置 |
JPH0215569A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-19 | Fuji Electric Co Ltd | 燃料電池の地絡検出回路 |
JP3121659U (ja) * | 2006-02-20 | 2006-05-25 | 株式会社 ジェイビーエス | シャワー装置およびシャワーヘッド |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP3021037A patent/JP2728982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005005087A (ja) * | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04259758A (ja) | 1992-09-16 |
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